JPH0646173Y2 - 同軸ケ−ブル絶縁体除去工具 - Google Patents

同軸ケ−ブル絶縁体除去工具

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JPH0646173Y2
JPH0646173Y2 JP7060086U JP7060086U JPH0646173Y2 JP H0646173 Y2 JPH0646173 Y2 JP H0646173Y2 JP 7060086 U JP7060086 U JP 7060086U JP 7060086 U JP7060086 U JP 7060086U JP H0646173 Y2 JPH0646173 Y2 JP H0646173Y2
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JP
Japan
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outer conductor
coaxial cable
tip
insertion hole
conductor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7060086U
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JPS62185412U (ja
Inventor
孝 小澤
一郎 田中
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は同軸ケーブルの先端で中心導体と外部導体との
間の絶縁体を所定寸法だけくり抜き除去する同軸ケーブ
ル絶縁体除去工具に関するものである。
[従来技術] 同軸ケーブルの端部にコネクタを取付ける場合には、パ
イプカッター等で第13図に示す如き同軸ケーブル1の外
被2と外部導体3と絶縁体4とを同じ位置で順次切断し
て中心導体5を露出させた後、外部導体3の外周の外被
2をその端部から所定寸法だけ剥ぎ取り、更に外部導体
3内の絶縁4をコネクタのリング状部品を挿入するに十
分長さlだけ第14図に示すように除去する口出し作業が
必要となる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の同軸ケーブル絶縁体除去工具を用
いた場合には、絶縁体4のくり抜き除去作業のあとで、
外部導体3の先端にパイプカッター等での切断時に形成
された内バリを除去する作業を別工程で行わなければな
らず、作業能率が悪い問題点があった。
本考案の目的は、絶縁体のくり抜き作業時に外部導体先
端の内バリ取りも一緒に行うことができる同軸ケーブル
絶縁体除去工具を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本考案の構成を実施例に対
応する第1図乃至第12図を参照して説明すると、本考案
は同軸ケーブル1の外部導体3を挿入するための外部導
体挿入孔7を有するホルダー6と、前記外部導体挿入孔
7の内壁に対して前記同軸ケーブル1の外部導体3のほ
ぼ肉厚に相当する間隙8をあけて該外部導体挿入孔7内
に同軸状に挿入されて回り止め支持されているくり抜き
刃物9とからなり、前記くり抜き刃物9はその軸心に前
記同軸ケーブル1の中心導体5を挿入するための中心導
体挿入孔16を有し、その外周には切屑誘導溝17を有し、
その先端には前記切屑誘導溝17の先端縁に位置させてく
り抜き刃部18を有し、且つその外周には先端から所定の
位置で前記外部導体3の先端に当接してくり抜き進行を
停止させる外部導体ストッパー部21を有する構造になっ
ている同軸ケーブル絶縁体除去工具において、前記外部
導体ストッパー部21には前記外部導体3の先端の内バリ
を取るバリ取り部22が設けられていることを特徴とす
る。
[作用] このように外部導体ストッパー部21にバリ取り部22を一
緒に設けておくと、外部導体ストッパー部21が外部導体
3の先端に当接して回転する際に外部導体3の先端のバ
リが除去されている。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図乃至第9図は本考案の第1実施例を示したもので
ある。図示のように本実施例の同軸ケーブル絶縁体除去
工具は、プラスチック製のホルダー6を有する。該ホル
ダー6にはその一端に開口させて軸心に沿って外部導体
挿入孔7が設けられている。この外部導体挿入孔7は、
同軸ケーブル1の外部導体3の外径よりやや大きな内径
で形成されている。この外部導体挿入孔7には、その内
壁に対して外部導体3のほぼ肉厚に相当する間隙8をあ
けてくり抜き刃物9が同軸状に挿入されている。基部側
ではホルダー6及び該くり抜き刃物9に直交する向きで
孔10,11がそれぞれ相対応してあけられ、これら孔10,11
にはハンドル12が通されてくり抜き刃物9はホルダー6
に回り止めされて一体に連結されている。外部導体挿入
孔7の入口には大径化されて、同軸ケーブル1の外被2
を挿入する外被挿入孔13が形成され、両孔7,13の境界の
段部は外被2の端部が当接する外被ストッパー部14が設
けられている。また、ホルダー6の途中の段部には絶縁
体4のくり抜き屑を排出させる窓15があけられている。
くり抜き刃物9は円柱状をしていてその軸心に、同軸ケ
ーブル1の中心導体5を挿入する中心導体挿入孔16が長
手方向に沿ってあけられている。くり抜き刃物9の外周
には切屑誘導溝17が螺旋状に中心導体挿入孔16に連通し
て設けられている。くり抜き刃物9の先端には切屑誘導
溝17の先端縁に位置させてくり抜き刃部18が径方向に設
けられている。また、くり抜き刃物9の先端は円錐状の
テーパ面19となっている。くり抜き刃物9の外周には先
端から所定の位置に凹部20が設けられ、この凹部20の幅
方向の両端の段部のうち先端から遠い方の段部は外部導
体ストッパー部21として、外部導体3より大径に形成さ
れている。また、この外部導体ストッパー部21の傾斜面
には、径方向の向きの突起と凹部とが周方向に交互に細
かい間隔で設けられてバリ取り部22が形成されている。
このような同軸ケーブル絶縁体除去工具は、ホルダー6
の先端側に第13図に示すような同軸ケーブル1の先端部
を挿入する。このとき中心導体5は中心導体挿入孔16に
挿入し、外被2は外被挿入孔13に挿入する。かかる状態
で、ハンドル12を回すことによりホルダー6及びくり抜
き刃物9の先端がそのくり抜き刃部18のくり抜き作用に
より絶縁体4に食い込み、絶縁体4を中心導体5と外部
導体3の間からくり抜く。これにより出る切屑はくり抜
き刃物9の切屑誘導溝17に沿って導かれ、窓15から排出
される。絶縁体4のくり抜きが所定寸法だけ行われる
と、外部導体3の先端がくり抜き刃物9の外部導体スト
ッパー部21に当り、くり抜きの進行が止められる。この
状態で更にハンドル11を回すと、外部導体ストッパー部
21に設けられているバリ取り部22が外部導体3の先端内
周に接して回りバリ取りをする。従って、本考案によれ
ば、絶縁体4のくり抜きと、外部導体3のバリ取りとを
一緒に行うことができる。
第10図乃至第12図は本考案の第2実施例を示したもので
ある。本実施例では、ホルダー6の外部導体挿入孔7の
入口側に大径孔部分を設けそこに外被位置決めリング23
が軸心方向に摺動自在に嵌合され、該リング23に外被挿
入孔13が形成され、その末端部に外被ストッパー部14が
設けられている。リング23にはストッパーピン24が突設
され、該ストッパーピン24はホルダー6に形成されたL
字状の位置決め孔25から外部に導出されている。なお、
この実施例では、切屑誘導溝17は軸心方向に直線状に設
けられている。
このような工具においては、ストッパーピン24をL字状
の位置決め孔25の第1の部分25Aにおくと、リング23と
共に外被ストッパー部14が後退して外被2の挿入長が長
くなり、従ってくり抜き刃物9による絶縁体4のくり抜
き長lが長くなる。また、ストッパーピン24をL字状の
位置決め孔25の第2の部分25Bにおくと、リング23と共
に外被ストッパー部14が前進して外被2の挿入長が短か
くなり、従ってくり抜き刃物9による絶縁体4のくり抜
き長lが短かくなる。
この実施例によれば、以上のように絶縁体4の繰り抜き
長lの調整を行うことができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案では、くり抜き刃物の外部導
体ストッパー部にバリ取り部を設けたので、外部導体ス
トッパー部が外部導体の先端に当接して回転する際に外
部導体の先端のバリの除去を行うことができる。従っ
て、本考案によれば、絶縁体のくり抜き除去と外部導体
のバリ取りを一緒に行うことができ、作業能率を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る工具の第1実施例の側面図、第2
図は平面図、第3図は正面図、第4図は第1実施例の工
具のホルダーを示す一部縦断平面図、第5図は一部縦断
側面図、第6図は正面図、第7図乃至第9図は第1実施
例の工具のくり抜き刃物の正面図,側面図及び背面図、
第10図乃至第12図は本考案に係る工具の第2実施例の正
面図,側面図及び平面図、第13図及び第14図は同軸ケー
ブルの口出し作業過程を示す一部縦断側面図である。 1……同軸ケーブル、2……外被、3……外部導体、4
……絶縁体、5……中心導体、6……ホルダー、7……
外部導体挿入孔、8……間隙、9……くり抜き刃物、12
……ハンドル、13……外被挿入孔、14……外被ストッパ
ー部、15……窓、16……中心導体挿入孔、17……切屑誘
導溝、18……くり抜き刃部、21……外部導体ストッパー
部、22……バリ取り部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−148387(JP,U) 実開 昭62−29709(JP,U) 実開 昭62−38011(JP,U) 実公 昭49−40539(JP,Y1) 実公 昭49−40540(JP,Y1)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸ケーブルの外部導体を挿入するための
    外部導体挿入孔を有するホルダーと、前記外部導体挿入
    孔の内壁に対して前記同軸ケーブルの外部導体のほぼ肉
    厚に相当する間隙をあけて該外部導体挿入孔内に同軸状
    に挿入されて回り止め支持されているくり抜き刃物とか
    らなり、前記くり抜き刃物はその軸心に前記同軸ケーブ
    ルの中心導体を挿入するための中心導体挿入孔を有し、
    その外周には切屑誘導溝を有し、その先端には前記切屑
    誘導溝の先端縁に位置させてくり抜き刃部を有し、且つ
    その外周には先端から所定の位置で前記外部導体の先端
    に当接してくり抜き進行を停止させる外部導体ストッパ
    ー部を有する構造になっている同軸ケーブル絶縁体除去
    工具において、前記外部導体ストッパー部には前記外部
    導体の先端の内バリを取るバリ取り部が設けられている
    ことを特徴とする同軸ケーブル絶縁体除去工具。
  2. 【請求項2】前記切屑誘導溝は螺旋状に設けられている
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の同軸ケーブル絶
    縁体除去工具。
JP7060086U 1986-05-13 1986-05-13 同軸ケ−ブル絶縁体除去工具 Expired - Lifetime JPH0646173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7060086U JPH0646173Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13 同軸ケ−ブル絶縁体除去工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7060086U JPH0646173Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13 同軸ケ−ブル絶縁体除去工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62185412U JPS62185412U (ja) 1987-11-25
JPH0646173Y2 true JPH0646173Y2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=30912383

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7060086U Expired - Lifetime JPH0646173Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13 同軸ケ−ブル絶縁体除去工具

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