JPH0645960U - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH0645960U
JPH0645960U JP8252692U JP8252692U JPH0645960U JP H0645960 U JPH0645960 U JP H0645960U JP 8252692 U JP8252692 U JP 8252692U JP 8252692 U JP8252692 U JP 8252692U JP H0645960 U JPH0645960 U JP H0645960U
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inverter
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motor
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数のモータを選択的に駆動させるための駆
動装置において省スペースを図る。 【構成】 複数のモータ2,3を選択的に適宜駆動させ
る駆動装置において、各モータ2,3のインバータ51
を冷却用フィン52を有する一個の収納部材53に設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テークアップワインダーなどにおいて、複数のモータを選択的に適 宜駆動させるための駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、テークアップワインダー1は、ポリエステルフィラメント やナイロンフィラメントを巻き取るものであって、それぞれスピンドルモータ2 ,3を有して並設された二本のボビンホルダー4,5と、パルス発生機6を備え たタッチローラ7とで構成され、その運転を制御するためのコントロールボック ス8が具備されている。コントロールボックス8には、パルス発生機6の信号が 入力されるコントローラ9が設けられ、上方のボビンホルダー4に巻き取られた 糸層(パッケージ)10にタッチローラ7が接触することで、その周速を検出し 、この周速を一定にすべくインバータ11,12を介してスピンドルモータ2, 3をフィードバック制御するようになっている。
【0003】 そして二本のボビンホルダー4,5は、図5に示すように部分的にオーバーラ ップして交互に回転駆動されるようになっており、一方のボビンホルダー4が定 常回転数Mに達して巻取を開始した時点から、所定の時間(t1 )が経過したと きに他方のボビンホルダー5の回転を開始させ、一方のボビンホルダー4が満管 となる時(t2 )までに定常回転数Mに達するようになっている。この時点でボ ビンホルダー4,5の上下位置を交替させると共に糸渡しを行って(t3 )、引 き続きフィラメント巻取を行うようになっている。
【0004】 なおインバータ11,12としては、それぞれにコンバータ(図示せず)を組 み込んでいるものと、共通の大容量コンバータから直流部分で分岐されて結線さ れているものとがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上記従来の駆動装置においては、各ボビンホルダー4,5を適宜駆動 させるために、別個のスピンドルモータ2,3及びインバータ11,12を必要 としてはいるが、コントロールボックス8の省スペースを図る上で、構成部品を 共有化させることが課題となっていた。
【0006】 そこで本考案は、上記事情に鑑み、省スペースにできる駆動装置を提供すべく 創案されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数のモータを選択的に適宜駆動させる駆動装置において、各モー タのインバータを冷却用フィンを有する一個の収納部材に設けたものである。
【0008】
【作用】
上記構成によって、インバータは交互にフル作動してその構成部品が共有の冷 却用フィンで冷却される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
【0010】 図1は、本考案に係わる駆動装置の一実施例を示したものであり、テークアッ プワインダーに適用した場合を示している。この駆動装置は、インバータ51が 冷却用フィン52を有する一個の収納部材53に設けられて構成されている。こ のインバータ51は、交流電源を直流に変換するコンバータ54を一個備え、そ の直流部分55が分岐されて二個のインバータ部56,57にそれぞれ結線され ている。そしてインバータ部56,57のそれぞれの端子に部分的にオーバーラ ップして駆動されるスピンドルモータ2,3が接続されて、コントローラ(図示 せず)による指令電圧で電源周波数が変えれてモータ回転数が増減されるように なっている。このほか直流部分55には平滑回路を形成する抵抗30及びコンデ ンサ31、ヒューズ32などの部品とブレーキ回路58とが組み込まれている。
【0011】 この構成によって、スピンドルモータ2,3はそれぞれのインバータ部56, 57によりフィードバック制御されて、巻取速度が一定になるように回転される と共に、一方が満管になる直前に他方が空の状態で回転を開始することとなるが 、両方が同時に高負荷(フル作動)で駆動されることはなく、インバータ部56 ,57やコンデンサなどの構成部品の発熱のピークも互いに重なることはない。 従って、その冷却用フィン52は、インバータ二台分の容量は必要とせず、例え ば1.2 倍のものでよく、従来のものよりも省スペースとなるものである。
【0012】 また図2は、本考案の具体的実施例を示したもので、収納部材として裏側に冷 却用フィン61を形成したアルミ製のブロック62を構成している。このブロッ ク62の表面に図1に示したインバータのモジュール63,64やコンデンサ6 5などの構成部品を直装し、プリント板66を表面から浮かせて取り付けた状態 でコントロールボックスに組み込むことになる。冷却用フィン61には通常ファ ンを備えることが多いが、テークアップワインダーにおいては油剤雰囲気による 損傷があるため、冷却フィン61を制御盤の外に出すことで冷却を促進するよう にしている。この冷却フィン61は、従来の二台分のフィンに比べて小規模の、 すなわち幅L及び奥行きD等が小さいものである。なお、このブロック62に、 トラバースモータのインバータを搭載してもよい。
【0013】 次に図3により本考案の他の実施例を説明する。この実施例は、それぞれにコ ンバータを有したインバータで成るものであって、二個のスピンドルモータ2, 3にそれぞれコンバータ付インバータ21,22が設けられていると共に、その 直流部分23,24が連結され、ブレーキ回路(インバータブレーキ)25の抵 抗26が設けられて構成されている。コンバータ付インバータ21,22は、コ ンバータ27,28、平滑回路29を形成する抵抗30及びコンデンサ31、ヒ ューズ32等を備え、コントローラから制御用回路(図示せず)を経由してイン バータ部33,34に入力される電気信号により電源周波数を変えて、スピンド ルモータ2,3の回転数を増減させるようになっている。
【0014】 そして直流部分23,24のプラス(p)及びマイナス(n)が連結ライン3 5,36で結線されていると共に、ブレーキ回路25を作動させるためのトラン ジスタ37のプラス側同士が第三の連結ライン38で結線されている。またプラ ス側連結ライン35及び第三の連結ライン38に掛け渡されて抵抗26及びサー マル39が設けられ、第三の連結ライン38にはそれぞれダイオード40が設け られている。この抵抗26は、スピンドルモータ2,3の回転を落としたときに 生ずる逆誘起電圧(エネルギー)を速やかに発熱で消費できる程度の大きさで成 るものである。
【0015】 これら構成部品全体が、アルミブロックなどの冷却用フィン41を有した収納 部材42に、一体的に収納されている。
【0016】 上記構成によって、フィラメントの巻取は次のように推移する。
【0017】 一方のスピンドルモータ2を始動させて定常回転数まで上昇させてから、その ボビンホルダー4により巻取を開始する。コントローラは、タッチローラ及びパ ルス発生機により糸層の周速を検出して、モータ回転数を徐々に減じ、巻取速度 が一定となるようにフィードバック制御する。所定の時間経過した時に他方のス ピンドルモータ3を始動させ、一方のボビンホルダー4が満管となったなら、上 下位置を交替して、定常回転数となっている他方のボビンホルダ5に糸渡しを行 う(前出図5参照)。
【0018】 満管のボビンホルダー4は、糸渡しを行った後に直ちにモータ回転が落とされ るが、コントローラの指令が周波数0Hzに向かって下がって行くと、インバー タの直流部分23には逆誘起電圧が流れる。この電圧が上がると、トランジスタ 37がONとなって逆誘起電圧を抵抗26に導き(図中実線矢印a)、発熱で消費 することにより、実質的に回転を制動する。そしてコントローラの指令が周波数 0Hzになった時に、補助メカブレーキにより回転を完全停止させて玉揚を行う 。
【0019】 そして他方のボビンホルダー5による巻取が進行して満管になったなら、空に なった一方のボビンホルダー4に糸渡ししたのち、回転減速による逆誘起電圧を 抵抗26に導くことにより(図中破線矢印b)、同様にして回転の制動を行う。 以降、交互に回転駆動を繰り返して、連続的に巻取を行う。
【0020】 このように本実施例では、抵抗が同時には使用されないことに着目し、各スピ ンドルモータ2,3に備えられたコンバータ付インバータ21,22の直流部分 23,24を連結して、逆誘起電圧消費のための抵抗26を共有できるように設 けたので、従来各スピンドルモータ2,3毎に合計二個設けられていた抵抗が一 個ですみ、部品点数の削減により、収納部材42に一体的に設けたことと相俟っ て一層の省スペースが達成されると共に、コストダウンに貢献できる。
【0021】 なお以上の実施例では適用される機械としてテークアップワインダーを示した が、本考案はこれに限らず同様な機能の駆動装置に広く適用できるものである。
【0022】
【考案の効果】
以上要するに本考案によれば、次のような優れた効果を発揮する。
【0023】 選択的に適宜駆動される複数のモータのインバータを、冷却用フィンを有する 一個の収納部材に設けたので、フィンを比較的小規模なものとして共有でき、省 スペースが達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる駆動装置の一実施例を示した構
成図である。
【図2】図1の具体的実施例を示した斜視図である。
【図3】本考案の他の実施例を示した構成図である。
【図4】従来の駆動装置を備えたテークアップワインダ
ーの構成図である。
【図5】図4の作動を説明するための回転数の時間変化
図である。
【符号の説明】
2,3 モータ(スピンドルモータ) 51 インバータ 52 冷却用フィン 53 収納部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモータを選択的に適宜駆動させる
    駆動装置において、上記各モータのインバータを冷却用
    フィンを有する一個の収納部材に設けたことを特徴とす
    る駆動装置。
JP1992082526U 1992-11-30 1992-11-30 駆動装置 Expired - Fee Related JP2597506Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238626A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Toshiba Corp 電気車用電力変換装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61295975A (ja) * 1985-06-24 1986-12-26 Teijin Seiki Co Ltd 糸条の切替巻取機
JPS63128742U (ja) * 1987-02-16 1988-08-23
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