JPH0645807Y2 - 屋外設置型風呂釜 - Google Patents

屋外設置型風呂釜

Info

Publication number
JPH0645807Y2
JPH0645807Y2 JP1988065596U JP6559688U JPH0645807Y2 JP H0645807 Y2 JPH0645807 Y2 JP H0645807Y2 JP 1988065596 U JP1988065596 U JP 1988065596U JP 6559688 U JP6559688 U JP 6559688U JP H0645807 Y2 JPH0645807 Y2 JP H0645807Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body case
heat exchanger
main body
piping work
work space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988065596U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01169769U (ja
Inventor
光男 池永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP1988065596U priority Critical patent/JPH0645807Y2/ja
Publication of JPH01169769U publication Critical patent/JPH01169769U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0645807Y2 publication Critical patent/JPH0645807Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野及び考案の概要] 本考案は、屋外設置型風呂釜に関するもので、壁面近傍
に設置するこの種風呂釜と前記壁面との間に大きな間隙
を設けることなく、上記風呂釜の設置作業が行なえるよ
うにし、これにより、器具の設置スペースを小さくでき
るようにしたものである。
[従来技術及びその問題点] 設置スペースを小さくできるように薄型に形成した屋外
設置型の風呂釜があるが、この種風呂釜としては、例え
ば第4図に示す如きものがある。
本体ケース(19)の内部には熱交換器(2)が配設して
あると共に、該熱交換器(2)から突出する上下一対の
接続筒(17),(18)は、上記本体ケース(19)の背面
壁から器具外部に突出している。又、本体ケース(19)
の前面開放部には、取外し自在な蓋体(3)が設けられ
ており、該蓋体(3)を開いて風呂釜内の点検・修理等
が行えるようになっている。
このものでは、本体ケース(19)の背面に突出する上記
接続筒(17),(18)に、連結ゴム管(E),(E)を
接続すると共に、更に該連結ゴム管(E),(E)に、
壁(C)から屋外に突出する浴槽パイプ(D),(D)
を連結接続すれば、風呂釜の設置作業が完了する。
ところが、上記従来のものでは、風呂釜(1)を折角薄
くしても、器具の設置スペースがあまり小さくならない
と言う問題があった。
これは、上記従来のものでは、風呂釜(1)と壁(C)
との間に大きな間隙を確保しなければ風呂釜(1)の設
置作業が行なえないからである。
即ち、上記従来のものの場合、浴槽(A)への浴槽パイ
プ(D),(D)に接続される各接続筒(17),(18)
が風呂釜(1)の本体ケース(19)から背面方向に向け
て突出していることから、これら各接続筒(17),(1
8)と浴槽パイプ(D),(D)を接続する為には、風
呂釜(1)と壁(C)の間に配管作業用の間隙を作らな
ければならない。従って、風呂釜(1)の設置スペース
を小さくする為に該風呂釜(1)の薄型化を図ったとし
ても、実際に風呂釜(1)を設置したときは、上記風呂
釜(1)の背面部に確保した作業空間の分だけ、風呂釜
(1)が壁(C)から余分に突出することとなり、その
分、器具設置スペースが大きくなってしまうのである。
[技術的課題] 本考案は、『前面が開閉自在な蓋体(3)で被蓋された
本体ケース(19)に、配管接続用の接続筒(17),(1
8)を具備する熱交換器(2)を内装すると共に、上記
接続筒(17),(18)を、浴槽(A)に連通し且つ家屋
壁面から突出させた浴槽パイプ(D),(D)に接続す
るようにした屋外設置型風呂釜』に於いて、風呂釜
(1)の設置スペースが小さくできるようにする為、壁
(C)と風呂釜(1)との間に大きな間隙を設けること
なく、該風呂釜の設置作業が行なえるようにすることを
技術的課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決する為の本考案の技術的手段は、『本体
ケース(19)の前面壁の全体を蓋体(3)とし、熱交換
器(2)の側方に配管作業空間(4)を設け、この配管
作業空間(4)は、蓋体(3)を取り外した状態で前方
に開放すると共に、本体ケース(19)の背面壁及び熱交
換器(2)の接続筒(17),(18)が前記配管作業空間
(4)に露出するものとし、前記熱交換器(2)から突
出する接続筒(17),(18)を、本体ケース(19)内に
形成され且つ熱交換器(2)の側方に位置する配管作業
空間(4)に突出させると共に、前記配管作業空間
(4)に露出する本体ケース(19)の背面壁部分には、
前記接続筒(17),(18)に略一致させて浴槽パイプ
(D),(D)を引込むための透孔を穿設し、前記配管
作業空間(4)内で前記浴槽パイプ(D),(D)と前
記接続筒(17),(18)とを各別にL字状連結ゴム管
(E),(E)によって接続するようにした』ことであ
る。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
風呂釜(1)を浴室(A)の外壁部分に配設するには、
先ず、本体ケース(19)の蓋体(3)を取外した状態に
する。本体ケース(19)の前面壁全体が蓋体(3)とな
っているから、本体ケース(19)の前面全体が開放す
る。
次に、配管作業用空間(4)内に露出する本体ケース
(19)の背面壁に穿設された透孔を、壁(C)から突出
する浴槽パイプ(D),(D)に対向させ、この状態で
器具を壁(C)側に押し付けるように移動させると、浴
槽パイプ(D),(D)の先端部は、熱交換器(2)の
側方に形成された上記配管作業空間(4)内に突出する
こととなる。又、該配管作業空間(4)には、熱交換器
(2)に具備させた接続筒(17),(18)の先端部も突
出していることから、これら浴槽パイプ(D),(D)
と接続筒(17),(18)の先端部は、配管作業空間
(4)内に於いて互いに接近して位置することとなる。
そして、この状態で器具を固定すると共に、連結ゴム管
(E),(E)を用いて、従来と同様、接続筒(17),
(18)と浴槽パイプ(D),(D)との連結作業を行な
ったうえで、取外してあった蓋体(3)を本体ケース
(19)に再び取付ければ、風呂釜の設置作業が完了す
る。
上記したように、本考案の技術的手段によれば、上記配
管接続作業は、本体ケース(19)に内に形成された配管
作業空間(4)部分で行なえ、器具の裏側で配管作業を
行なわなくても良くなる。即ち、風呂釜(1)の裏面を
壁(C)の表面に当接させても上記配管作業が行なえる
こととなり、既述した従来のもののように、風呂釜設置
作業をする際に、風呂釜(1)と壁(C)の間に配管作
業用の間隙を確保する必要がなくなる。
[効果] 本考案は次の特有の効果を有する。
風呂釜(1)の設置に際し、該風呂釜(1)と壁(C)
の間に大きな間隙を設けなくても、該風呂釜の設置作業
が行なえるから、風呂釜(1)を壁(C)に十分に近付
けて設置することができ、風呂釜設置用スペースが少な
くて済む。
蓋体(3)を取り外した状態では、本体ケース(19)の
前面全体が開放するから、接続筒(17),(18)と浴槽
パイプ(D),(D)との連結作業の作業性が良い。
浴槽加熱用の熱交換器(2)の接続筒(17),(18)と
浴槽パイプ(D),(D)との間に高低差がないことか
ら、自然循環による熱交換であっても、浴槽内の加熱が
効率的である。
[実施例] 次に、上記した本考案の実施例を図面に従って詳述す
る。
第1図に示すように、本体ケース(19)内には風呂用の
熱交換器(2)やガスバーナ(6)が収納されており、
上記熱交換器(2)の側方に於ける本体ケース(19)内
には、配管作業空間(4)が形成されている。又、本体
ケース(19)の背面板(15)に於ける配管作業用空間
(4)と対向する部分には、透孔(24),(25)が穿設
してあり、これら透孔(24),(25)の配設ピッチは、
熱交換器(2)から突出する接続筒(17)(18)の配設
ピッチに一致させると共にこれら透孔の高さを第3図に
示すように接続筒(17)(18)のそれらに一致させてい
る。尚、この実施例では、上記2つの透孔(24),(2
5)を設けているが、上下に長い一つの長孔を穿設して
上記透孔(24),(25)に代えてもよい。
上記風呂用の熱交換器(2)の上方には、これに連通す
る排気筒(21)が連設されており、該排気筒(21)は、
その下流端近傍に配設された排気用ファン(22)を介し
て、器具前面を被蓋する蓋体(3)に形成した排気孔
(30),(30)に連通している。
この実施例の風呂釜は給湯機能も具備しており、この
為、上記した風呂用の熱交換器(2)の上方には、給湯
用熱交換器(5)が配設されている。そして、該給湯用
熱交換器(5)の燃焼用吸気路通路の上流端には、強制
送風用のファン(51)が設けられ、又上記給湯用熱交換
器(5)の下流側に連設された排気通路の下流端は、本
体ケース(19)の前面を被蓋する蓋体(3)に形成した
排気孔(30),(30)部分に開放している。
又、上記給湯用熱交換器(5)の熱交換部分には水管
(53)が貫通している。
さて、上記風呂釜を浴室(B)の外壁部分に配設するに
は、先ず、蓋体(3)を外した状態にし、第3図に示す
如く、本体ケース(19)の配管作業空間(4)の背面に
形成された透孔(24),(25)から該配管作業空間
(4)内に浴槽パイプ(D),(D)が突出するよう
に、風呂釜を設置し、第1図の想像線で示す如く、連結
ゴム管(E),(E)を介して、上記浴槽パイプ
(D),(D)と接続筒(17),(18)を接続する。そ
して、この作業時には、風呂釜(1)の側方に外れた位
置、即ち、蓋体(3)が外されて正面部が開放している
本体ケース(19)内で配管作業が行なえるから、風呂釜
(1)を壁(C)にごく近付けても上記配管設置作業が
行なえることとなる。爾後、給湯用熱交換器(5)側の
水管(53)の上流端部に水道配管を接続すると共に、該
水管(53)の下流端部を浴室(B)内のシャワー(図示
せず)等に配管し、更に、本体ケース(19)の前面開放
部に蓋体(3)を被蓋し直し、該蓋体(3)をビス(5
9),(59)で本体ケース(19)側のネジ孔(72),(7
2)部分に固定すれば、風呂釜設置作業が完了する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の分解斜視図,第2図はその断面
図,第3図は風呂釜設置作業の説明図,第4図は従来例
の説明図であり、図中、 (2)……熱交換器 (3)……蓋体 (4)……配管作業空間 (17),(18)……接続筒 (19)……本体ケース (A)……浴槽 (D)……浴槽パイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面が開閉自在な蓋体(3)で被蓋された
    本体ケース(19)に、配管接続用の接続筒(17),(1
    8)を具備する熱交換器(2)を内装すると共に、上記
    接続筒(17),(18)を、浴槽(A)に連通し且つ家屋
    壁面から突出させた浴槽パイプ(D),(D)に接続す
    るようにした屋外設置型風呂釜に於いて、本体ケース
    (19)の前面壁の全体を蓋体(3)とし、熱交換器
    (2)の側方に配管作業空間(4)を設け、この配管作
    業空間(4)は、蓋体(3)を取り外した状態で前方に
    開放すると共に、本体ケース(19)の背面壁及び熱交換
    器(2)の接続筒(17),(18)が前記配管作業空間
    (4)に露出するものとし、前記熱交換器(2)から突
    出する接続筒(17),(18)を、本体ケース(19)内に
    形成され且つ熱交換器(2)の側方に位置する配管作業
    空間(4)に突出させると共に、前記配管作業空間
    (4)に露出する本体ケース(19)の背面壁部分には、
    前記接続筒(17),(18)に略一致させて浴槽パイプ
    (D),(D)を引込むための透孔を穿設し、前記配管
    作業空間(4)内で前記浴槽パイプ(D),(D)と前
    記接続筒(17),(18)とを各別にL字状の連結ゴム管
    (E),(E)によって接続するようにした屋外設置型
    風呂釜。
JP1988065596U 1988-05-18 1988-05-18 屋外設置型風呂釜 Expired - Lifetime JPH0645807Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988065596U JPH0645807Y2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 屋外設置型風呂釜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988065596U JPH0645807Y2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 屋外設置型風呂釜

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01169769U JPH01169769U (ja) 1989-11-30
JPH0645807Y2 true JPH0645807Y2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=31291028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988065596U Expired - Lifetime JPH0645807Y2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 屋外設置型風呂釜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0645807Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012107846A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Hitachi Appliances Inc 冷凍装置の排熱利用システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61162755U (ja) * 1985-03-29 1986-10-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01169769U (ja) 1989-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0645807Y2 (ja) 屋外設置型風呂釜
JPH0442681Y2 (ja)
JPS5942599Y2 (ja) 屋外設置型燃焼器具
JPS59110847U (ja) 燃焼器具
JPS5818023Y2 (ja) ガス燃焼装置におけるマニホ−ルド
JPS598130Y2 (ja) 給湯器
JPS604022Y2 (ja) 湯沸器付風呂釜
JPS6132291Y2 (ja)
JPH0356856Y2 (ja)
JPH0424357Y2 (ja)
JPS6132290Y2 (ja)
JPS6136122Y2 (ja)
JPS6215724Y2 (ja)
JPH0116976Y2 (ja)
JPS6035007Y2 (ja) 風呂釜の構造
JPS6347708Y2 (ja)
JPS6236033Y2 (ja)
JPS5829394Y2 (ja) 暖房器
JPS5926169Y2 (ja) 加湿付き暖房機
JPH0429229Y2 (ja)
JPS5918261Y2 (ja) 温水ボイラ−
JPH0327243Y2 (ja)
JPS6219888Y2 (ja)
JPH0442679Y2 (ja)
JPS6236032Y2 (ja)