JPH0645797Y2 - 温風兼用扇風機の電気回路 - Google Patents

温風兼用扇風機の電気回路

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JPH0645797Y2
JPH0645797Y2 JP1986184345U JP18434586U JPH0645797Y2 JP H0645797 Y2 JPH0645797 Y2 JP H0645797Y2 JP 1986184345 U JP1986184345 U JP 1986184345U JP 18434586 U JP18434586 U JP 18434586U JP H0645797 Y2 JPH0645797 Y2 JP H0645797Y2
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fan
air
heater
switch
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JP1986184345U
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章 沖口
泰人 酒井
巻雄 三井
洋望 小島
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株式会社トヨトミ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は首振動作ができる夏期扇風機として冬期暖房
器として利用できる温風兼用扇風機に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 従来温風機と扇風機と兼用するものは実公昭48-23146号
を始めとして沢山の提案がある。しかし扇風機を暖房中
の温風の発生手段とする為には送風量や暖房能力を可変
する必要があり、実開昭58-194407号の様な温風専用ス
トーブであっても、運転切換スイッチと、ヒータの強弱
切換スイッチを並用することが一般的であり、更に扇風
機として使用する為には運転モードの選択が広がり、実
際の操作が非常にむつかしくなっている。従ってこの種
の商品は取扱性の悪い商品であって市販品もほとんどな
く、更に操作性を複雑にする首振機能のついたものは全
くない状態にある。
〔考案が解決しようとする課題〕
この種の商品が市場に受入れられない原因の一つに複雑
にからみあったスイッチの操作性の悪さにあり、扇風機
として必要な首振機能を取付けた時は増々操作性を悪く
してしまい、操作面に沢山のスイッチが並びこの中から
取扱者が必要に応じて温風や冷風や首振を組合せたモー
ドを選択することは誰でも使用できる器具としては問題
が多かった。
〔課題を解決する為の手段〕
この考案は送風流路を切換する開閉板の操作と風量切換
スイッチの風量選択操作のみによって温風兼用扇風機の
操作を可能とするもので、強弱切換形の扇風ファン1
と、2本の電気ヒータ2・3と、扇風ファン1の風向を
電気ヒータ2・3へ向ける開閉板4とを備えた温風兼用
扇風機に於て、手動操作で可動する開閉板4と温風扇風
切換スイッチ6とを連動し、かつ扇風機の枠体には手動
操作で開閉する風量切換スイッチ10を取付ると共に、該
風量切換スイッチ10の弱風量接点11aと扇風ファン1の
弱風量端子とを接続し、かつ風量切換スイッチ10の強風
量接点11bと扇風ファン1の強風量端子とを接続し、ま
た電気ヒータ2・3は各々のヒータ開閉接点7・8と前
記温風扇風切換スイッチ6との直列回路を設けて開閉板
4の操作でヒータ回路を開閉し、かつ風量切換スイッチ
10の弱風量接点11aは電気ヒータ2のヒータ開閉接点7
と連動してヒータ回路を開閉し、また風量切換スイッチ
10の強風量接点11bは両電気ヒータ2・3のヒータ開閉
接点7・8と連動してヒータ回路を開閉するようにした
ものである。
また風量切換スイッチ10の弱風量接点11aと連動するヒ
ータ開閉接点7に接続される電気ヒータ2と、温風扇風
切換スイッチ6との直列回路に、扇風機枠体の首振モー
タ5と手動操作する首振スイッチ9との直列回路が並列
接続する様に取付けたものである。
〔作用〕
叙上の構成であるこの考案では扇風機と温風機との切換
は開閉板4を操作することによって行い、開閉板4が閉
じると連動する温風扇風切換スイッチ6も切換り、直列
接続した電気ヒータ2・3の回路を閉成する。この時、
温風扇風切換スイッチ6の操作、即ち開閉板4の操作は
各季節の変り目に切換する場合がほとんどで、ふだんは
全く操作する必要はない。
取扱者が実際に操作するスイッチは風量切換スイッチ10
を構成する弱風量接点11aと強風量接点11bだけであり、
強風量接点11bを押すと扇風ファン1が高速回転すると
共に、強風量接点11bと連動する両電気ヒータ2・3の
ヒータ開閉接点7・8が閉路となり、あらかじめ開閉板
4が閉じておれば電気ヒータ2・3に通電して、高発熱
量で放熱する。
一方風量切換スイッチ10の弱風量接点11aを押すと、扇
風ファン1が低速回転すると共に、弱風量接点11aと連
動する片側の電気ヒータ2のヒータ開閉接点7だけ閉路
となり、あらかじめ開閉板4が閉じておれば電気ヒータ
2に通電して低発熱量で放熱する。
ところで首振モータ5と手動操作する首振スイッチ9と
の直列回路は、弱風量接点11a及び強風量接点11bといず
れも連動するヒータ開閉接点7の回路に取付けられたか
ら、扇風ファン1が回転する時には首振モータ5の回路
に通電されるようになっており、首振スイッチ9を閉路
に操作すれば、温風兼用扇風機は首振作動することがで
きる。
該首振モータ5の回路や電気ヒータ2・3の回路は風量
切換スイッチ10と連動するヒータ開閉接点7・8と直列
接続の関係にあるから、風量切換スイッチ10を戻した状
態では温風扇風切換スイッチ6や首振スイッチ9の開閉
には関係なく、回路を否通電とすることができる。
〔実施例〕
図に示す実施例によってこの考案を説明すると1は強弱
切換形の扇風ファン、2・3は電気ヒータであり、2本
通電することによって発熱量を大、1本通電することに
よって発熱量を小に切換する。4は扇風ファン1の前面
に取付けた開閉板で、開閉板4を開くことによって扇風
ファン1で送られた風はそのまま吹出して扇風機として
使用できる。また開閉板4を閉すことによって扇風ファ
ン1で送られた風は電気ヒータ2・3に向って流れ温風
となって吹出す。
13は電気ヒータ2・3の背面に取付けた反射板であり、
該反射板13には小孔14があけられており、扇風ファン1
で送られた風は小孔14によって制限され、通過風量は電
気ヒータ2・3の熱で温風になるように少くしている。
6は温風扇切換スイッチであり、手動で開閉操作される
開閉板4と連動して操作され、開閉板4が完全に閉ざさ
れた時接点が切換る。
10は温風兼用扇風機の枠体に取付けた風量切換スイッチ
であり、該風量切換スイッチ10には手動操作で開閉する
弱風量接点11aと強風量接点11bが設けてあり、該弱風量
接点11aは扇風ファン1の弱風量端子と接続し、強風量
接点11bは扇風ファン1の強風量端子と接続し、各々の
接点11a・11bを押操作することによって扇風ファン1の
送風量が変化する。
7・8は2本の電気ヒータ2・3と各々直列に接続した
ヒータ開閉接点であり、電気ヒータ2・3とヒータ開閉
接点7・8の二つの直列回路は前記温風扇風切換スイッ
チ6と直列接続している。
該風量切換スイッチ10の弱風量接点11aは電気ヒータ2
のヒータ開閉接点7と連動しており、また風量切換スイ
ッチ10の強風量接点11bは両電気ヒータ2・3のヒータ
開閉接点7・8と連動しており、電気ヒータ2・3の通
電は風量切換スイッチ10の操作によって制御されてい
る。
5は扇風ファン1及び電気ヒータ2・3を装着した上部
枠体12を首振り回動する首振モータであり、他の実施例
として風向きだけを首振りさせるのであれば、吹出す風
の流路に取付けた整流板を揺動する首振りモータでもよ
い。9は首振モータ5と直列接続した首振スイッチであ
り、該首振モータ5と首振スイッチ9との直列回路は、
電気ヒータ2と温風扇風切換スイッチ6との直列回路に
並列接続してある。
6aは強風量接点11bと扇風ファン1の強風量端子との配
線路に取付けた切換スイッチであり、該切換スイッチ6a
は温風扇風切換スイッチ6と連動しており、温風に設定
した時は強風量接点11bが閉路となると扇風ファン1の
弱風量端子に通電しており、温風機として使用する時は
扇風ファン1が常に弱風量を吹出している。
〔効果の説明〕
以上のようにこの考案の電気回路によれば、扇風機と温
風機の切換操作は開閉板4の開閉という誰でもわかる基
本操作のみによって可能となっており、誤操作を起す恐
れは全くなくなったものである。
また運転の為の操作は風量切換スイッチ10の弱風量接点
11aと強風量接点11bの操作のみによって行っており、温
風・扇風兼用で同じスイッチで強弱切換しているから誤
操作の恐れは全くなく始めての人にもすぐに使用できる
ようになった。
また首振操作に於ては風量切換スイッチ10とは別に単独
の首振スイッチ5によって操作でき、首振スイッチ5が
閉路であっても風量切換スイッチ10がOFFとなればただ
ちに回転を止めることができ取扱者は首振スイッチ5の
開閉状態に気をつかう必要がなくなり、温風・扇風を止
めてもなお首振動作を続けるといったことは起らなくな
った。
更に前記のように操作が非常に簡単になったにもかかわ
らず、使用するスイッチ接点数は少なく構成でき安価に
製作できるようになり、今までアイデアが先行していた
温風兼用扇風機がはじめて実用化できたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案品の電気回路、第2図は同断面図であ
る。 1……扇風ファン、2・3……電気ヒータ、4……開閉
板、5……首振モータ、6……温風扇風切換スイッチ、
7・8……ヒータ開閉接点、9……首振スイッチ、10…
…風量切換スイッチ、11a……弱風量接点、11b……強風
量接点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】強弱切換形の扇風ファン1と、2本の電気
    ヒータ2・3と、扇風ファン1の風向を電気ヒータ2・
    3へ向ける開閉板4とを備えた温風兼用扇風機に於て、
    手動操作で可動する開閉板4と温風扇風切換スイッチ6
    とを連動し、かつ扇風機の枠体には手動操作で開閉する
    風量切換スイッチ10を取付ると共に、該風量切換スイッ
    チ10の弱風量接点11aと扇風ファン1の弱風量端子とを
    接続し、かつ風量切換スイッチ10の強風量接点11bと扇
    風ファン1の強風量端子とを接続し、また電気ヒータ2
    ・3は各々のヒータ開閉接点7・8と前記温風扇風切換
    スイッチ6との直列回路を設けて開閉板4の操作でヒー
    タ回路を開閉し、かつ風量切換スイッチ10の弱風量接点
    11aは電気ヒータ2のヒータ開閉接点7と連動してヒー
    タ回路を開閉し、また風量切換スイッチ10の強風量接点
    11bは両電気ヒータ2・3のヒータ開閉接点7・8と連
    動してヒータ回路を開閉する温風兼用扇風機の電気回
    路。
  2. 【請求項2】風量切換スイッチ10の弱風量接点11aと連
    動するヒータ開閉接点7に接続される電気ヒータ2と、
    温風扇風切換スイッチ6との直列回路に、扇風機枠体の
    首振モータ5と手動操作する首振スイッチ9との直列回
    路が並列接続したことを特徴とする請求項1記載の温風
    兼用扇風機の電気回路。
JP1986184345U 1986-11-29 1986-11-29 温風兼用扇風機の電気回路 Expired - Lifetime JPH0645797Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586222U (ja) * 1981-07-03 1983-01-14 株式会社デンソー 計器用文字板の取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58194407U (ja) * 1982-06-18 1983-12-24 株式会社東芝 電気スト−ブ

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