JPH0645770Y2 - ホームごたつ用構造体 - Google Patents

ホームごたつ用構造体

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JPH0645770Y2
JPH0645770Y2 JP1988005146U JP514688U JPH0645770Y2 JP H0645770 Y2 JPH0645770 Y2 JP H0645770Y2 JP 1988005146 U JP1988005146 U JP 1988005146U JP 514688 U JP514688 U JP 514688U JP H0645770 Y2 JPH0645770 Y2 JP H0645770Y2
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locking
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JP1988005146U
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JPH01109713U (ja
Inventor
繁孝 三谷
Original Assignee
株式会社アイ・トワニー
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はホームごたつ用構造体に関する。
〔従来の技術とその問題点〕 従来のホームごたつに於ては、別々に製造された脚部と
上面枠部を使用前に相互に連結組立てる構造であるた
め、連結部分の構造が複雑になるという欠点があった。
他にも、上面枠部の高さ調節が行えないとか、収納に不
便である等の問題を生じていた。
また、従来、実用新案登録第357,891号のように水平方
向のピン廻りに回転して折畳むホームごたつ構造体が公
知であるが、これは木製であって、そのままプラスチッ
クとして使用した場合には、脚の付根部及びピンに外力
が集中して、強度的に不十分であった。
本考案は上記問題点を解決したホームごたつ用構造体を
提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、鉛直線に対して約45度に傾斜すると共に内方
へ向いた傾斜面を下端面として有する脚付根部を、上面
枠部と一体にプラスチックにて成型し、さらに、長手方
向に対して約45度に傾斜する傾斜面を上端面として有す
る脚部を、両傾斜面が相互に対応するように、かつ回動
可能として連結斜軸にて結合し、しかも、脚部の鉛直状
起立状態と水平状折畳状態の各々に保持するための、係
止突条と係止溝とから成るロック手段を、上記両傾斜面
に設けた。
〔作用〕
比較的大きな面積とすることの可能な両傾斜面の相互の
当接によって、重量を支持するので、折畳部位の強度・
剛性が大となる。
また、連結斜軸廻りに脚部を約180度回転させるだけ
で、折畳み及び鉛直状起立状態に、切換できる。
そして、脚付根部には使用時に荷重が集中するが、上面
枠部と一体構造としたので、補強連結片を付設したり、
その他複雑な構造とすることなく、剛性・強度共大にす
ることができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に於て、1は上枠であり、該上枠1は上面枠部2
と、該上面枠部2の4箇所のコーナー部15…に設けられ
た脚付根部3と、を備えており、プラスチックにて一体
成型される。上面枠部2は平面的に見て略格子状構造を
なし、具体的には矩形状の外周枠部5と、該枠部5内の
縦横の桟部6…と、からなる。7…は上枠1を支持する
脚部であって、脚付根部3…に折畳み自在に付設され
る。4は保護アミ部であって外周枠部5の中心位置に設
けられる。なお、図示省略するが、上面枠部2の上面に
は化粧天板等が載置され、保護アミ部4の上側であって
縦横の桟部6…によって囲まれた部分には電熱器が配設
される。
第2図と第3図に示すように、脚部7…は連結斜軸10に
より回動可能に脚付根部3…に結合される。使用状態つ
まり脚部7…が鉛直状起立状態のときには、脚付根部3
…の下部及び脚部7…の上部に夫々形成された約45度の
傾斜面8,9を介し、脚部7…と脚付根部3…とが当接し
ている。連結斜軸10は、両端に固定鍔部11,11を有する
枢支ピン12と、該枢支ピン12に外嵌する摺動リング13
と、一方の固定鍔部11と摺動リング13との間に介装され
ると共に摺動リング13を常時弾発的に押圧しているコイ
ルバネ等の弾発部材14と、を備えている。図例では、脚
付根部3…は上方開口状の角筒形に形成され、これと対
応して脚部7…も同じ角筒形に形成される。23…はその
中空部である。傾斜面8,9のほぼ中心位置に付設された
挿通孔19,19には、連結斜軸10の枢支ピン12が貫通して
おり、脚付根部3と脚部7とは弾発部材14の弾発付勢力
により両傾斜面8,9を介して相互に接近する方向に当接
し保持される。
16はロック手段であって、使用時及び不使用時の脚部7
の回動防止用として設けられる。ロック手段16は係止突
条17と、該突条17に係脱する係止溝18と、からなる。
脚部7…を第4図のように折畳むには、脚部7を矢印A
方向に引張った状態にて、連結斜軸10廻りに矢印B方向
に脚部7を回動して略水平状態としたところで、手を離
してロック手段16をロック、つまり係止突条17と係止溝
18を相互に係合させればよい。反対に脚部7…を鉛直状
起立状態(使用状態)とするには、逆の順序に操作を行
う。
第5図に示すように、保護アミ部4は、具体的には、縦
横桟部6…によって形成された電熱器収納枠20の下側に
小格子状や網状に設けられ、桟部6…と一体成型され
る。21は収納枠20内に装備される電熱器(図示せず)の
つまみ基板パネルであって、所定の目盛表示部と共に桟
部6の片面に一体成型される。仮想線で示す22は操作用
つまみである。
第1図と第2図に於て、脚付根部3…には、使用時上面
枠部2を介して荷重Wが作用し、同時に曲げモーメント
Mを受ける。上面枠部2との間には断面形状の急変する
接続部が無く、コーナー部15…から下端の傾斜面8にか
けては一様な断面形状に形成したので、脚部7…に作用
するよりも大きい曲げモーメントMに対し十分耐え得
る。
なお、上枠1のプラスチック材料については、特に、保
護アミ部4を一体成型する場合には、耐熱性を有するポ
リブチレンテレフタレートを採用するのが好ましい。
ホームごたつ用の電熱器には種々の機種があり、そのた
め上枠1の中央部形状が一定しないが、第6図と第7図
と第8図に示すように、上枠用金型47を外周部金型48と
中央部金型49とに分離組立自在とすると共に、大きい外
周部金型48を共用して、一揃えの中央部金型49…の内か
ら択一的に組合わせて使用するのが望ましい。こうすれ
ば、電熱器の機種やその他のデザイン上の事情に基づく
上枠中央部形状の変化に対応することができる。
上記実施例に於ては、脚部7…及び脚付根部3…を上面
枠部2のコーナー部15…に設けた場合を示したが、これ
らをコーナー部15…以外の位置に設けても差支えない。
上面枠部2については、格子状構造の場合を示したが、
これを三角形等の組合せからなる他の幾何学的模様その
他としてもよい。上枠1の平面形状についても矩形以外
の他の形状であってもよい。
図示の実施例では、保護アミ部4を含めて上枠1をプラ
スチックにて一体成型することとしたので、保護アミ部
4を金属等の他の材料で別に製造した場合と比較し、製
造・組立が容易となりコストダウンを図ることができ、
保護アミ部4の温度上昇が緩和されて身体に触っても火
傷しない。天板を上枠1上部に載せた通常の使用状態で
は、脚部7…を折畳むための摺動機構が外部から全く見
えないので外観的に優れるといえる。また、脚部7…を
折曲げて全体を扁平状とすることができ、コンパクトで
収納に便利である。脚部7…の折畳み機構として極めて
簡素である。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように、鉛直線に対して約45度に傾斜
すると共に内方へ向いた傾斜面8を下端面として有する
脚付根部3を、上面枠部2と一体にプラスチックにて成
型し、さらに、長手方向に対して約45度に傾斜する傾斜
面9を上端面として有する脚部7を、両傾斜面8,9が相
互に対応するように、かつ回動可能として連結斜軸10に
て結合し、しかも、脚部7の鉛直状起立状態と水平状折
畳状態の各々に保持するための、係止突条17と係止溝18
とから成るロック手段16を、上記両傾斜面8,9に設けた
構成であるから、鉛直使用状態に於て、比較的大きな
面積の両傾斜面8,9の当接にて、支持され、(面圧が小
さく)安定して、天板側の重量・外力に耐える。(第
4図に示すように)折畳んだ状態に於ても、比較的大き
な面積の両傾斜面8,9の当接にて、水平状折畳状態が保
持され、かつ、脚部7の一側面が畳等に当たるため、畳
等に安定して置いたり、複数段に積上げ可能である。
連結斜軸10には直接的に天板からの重量・外力が作用せ
ず、連結斜軸10の損傷が防止できて、長寿命である。
脚付根部3には、脚部7が倒れようとする曲げモーメン
トが働いたり、各種の外力が集中するが、上面枠部2と
プラスチックにて一体成型したので、剛性と強度が共に
大きく、耐久性に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すホームごたつ用構造体
の全体斜視図、第2図は本考案に係るホームごたつ用構
造体の要部拡大断面図、第3図は脚部の上部を示す拡大
斜視図、第4図は折畳み状態を示す全体側面図、第5図
は保護アミ部を示す一部断面とした拡大斜視図、第6図
乃至第8図は成型金型の説明図である。 2……上面枠部、3……脚付根部、7……脚部、8,9…
…傾斜面、10……連結斜軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭44−15274(JP,Y1) 実願昭56−152074号(実開昭58−55232 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U) 実願昭54−138786号(実開昭56−58232 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U) 実願昭60−158031号(実開昭62−67113 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉛直線に対して約45度に傾斜すると共に内
    方へ向いた傾斜面8を下端面として有する脚付根部3
    を、上面枠部2と一体にプラスチックにて成型し、さら
    に、長手方向に対して約45度に傾斜する傾斜面9を上端
    面として有する脚部7を、両傾斜面8,9が相互に対応す
    るように、かつ回動可能として連結斜軸10にて結合し、
    しかも、脚部7の鉛直状起立状態と水平状折畳状態の各
    々に保持するための、係止突条17と係止溝18とから成る
    ロック手段16を、上記両傾斜面8,9に設けたことを特徴
    とするホームごたつ用構造体。
JP1988005146U 1988-01-19 1988-01-19 ホームごたつ用構造体 Expired - Lifetime JPH0645770Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01109713U JPH01109713U (ja) 1989-07-25
JPH0645770Y2 true JPH0645770Y2 (ja) 1994-11-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2740987B2 (ja) * 1991-06-14 1998-04-15 サンタニー 株式会社 ホームごたつ用脚

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JPS5444703U (ja) * 1977-09-02 1979-03-28
JPS5658232U (ja) * 1979-10-06 1981-05-19
JPS5846360Y2 (ja) * 1981-10-13 1983-10-21 カリモク工業株式会社 座卓型こたつ
JPS6267113U (ja) * 1985-10-15 1987-04-25

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