JPH0645510Y2 - 便器排水管の清掃装置 - Google Patents
便器排水管の清掃装置Info
- Publication number
- JPH0645510Y2 JPH0645510Y2 JP7338090U JP7338090U JPH0645510Y2 JP H0645510 Y2 JPH0645510 Y2 JP H0645510Y2 JP 7338090 U JP7338090 U JP 7338090U JP 7338090 U JP7338090 U JP 7338090U JP H0645510 Y2 JPH0645510 Y2 JP H0645510Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- lid
- drain pipe
- toilet bowl
- cleaning device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は便器のトラップのさらに奥の排水管に汚物の詰
まったときの清掃装置に関する。
まったときの清掃装置に関する。
従来便器に汚物が詰まる部分はトラップの部分が多く、
この場合は吸上げるか強い圧力で詰まった汚物を除去す
ることができた。しかし、トラップのさらに奥の排水管
に汚物が詰まったときは便器全体を取換えなければなら
ず、コスト的に莫大な損失となるだけでなく、ある期間
便器の使用を中止しなければならなかった。
この場合は吸上げるか強い圧力で詰まった汚物を除去す
ることができた。しかし、トラップのさらに奥の排水管
に汚物が詰まったときは便器全体を取換えなければなら
ず、コスト的に莫大な損失となるだけでなく、ある期間
便器の使用を中止しなければならなかった。
便器の排水管に詰まった汚物を便器を取換えることなく
簡単に除去することを本考案は課題とする。
簡単に除去することを本考案は課題とする。
本考案は上記課題を解決するため、次のような便器排水
口の清掃装置を考案したものである。すなわち本考案の
排水管の清掃装置は、排水管４直上位置の底面２に点栓
口７を穿ち、この点栓口７に網体6fを琺瑯質6a中に埋設
した点栓蓋６を嵌め込んだものである。
口の清掃装置を考案したものである。すなわち本考案の
排水管の清掃装置は、排水管４直上位置の底面２に点栓
口７を穿ち、この点栓口７に網体6fを琺瑯質6a中に埋設
した点栓蓋６を嵌め込んだものである。
本考案装置はもし排水管４に汚物が詰まったときは点栓
蓋６を叩き割る。このとき点栓蓋６の琺瑯質6aは網体6f
でつなぎ合された状態の個々の割片に分割されるので特
に叩き割られたときの破片を発生しない。したがって、
その破片で排水管が詰まることがない。
蓋６を叩き割る。このとき点栓蓋６の琺瑯質6aは網体6f
でつなぎ合された状態の個々の割片に分割されるので特
に叩き割られたときの破片を発生しない。したがって、
その破片で排水管が詰まることがない。
以下、本考案装置の実施例について説明する。
図面において、 1:便器全体を指す。
2:便器の底面でトラップ３、排水口４を覆う。
3:トラップ、 4:排水管、 5:床板、 以上の構造は従来の便器と全く同一のものである。
本考案装置はこの従来の便器１において、排水管４直上
位置の底面に点栓口７を穿ち、第４図に示すように、こ
の点栓口７に点栓蓋６を嵌め込んだものである。
位置の底面に点栓口７を穿ち、第４図に示すように、こ
の点栓口７に点栓蓋６を嵌め込んだものである。
点栓蓋６は逆截頭円錐形をなし、その琺瑯質6aには網体
6fが埋設されている。
6fが埋設されている。
また点栓口７も同様逆截頭円錐形をなし、その中に第８
図に示す逆截頭円錐形の補強リング８が嵌め込まれる。
図に示す逆截頭円錐形の補強リング８が嵌め込まれる。
本考案においては点栓蓋６が点栓口７に嵌め込まれる
と、第７図のように補強リング上部の隙間にコーキング
剤９が充填されるコーキング剤９は第７図に示すように
底面２よりなだらかな丘状に盛上がるようにするのが好
ましい。
と、第７図のように補強リング上部の隙間にコーキング
剤９が充填されるコーキング剤９は第７図に示すように
底面２よりなだらかな丘状に盛上がるようにするのが好
ましい。
このようにすることにより、水流はこの丘状を載り越え
点栓口８に侵入することはない。
点栓口８に侵入することはない。
本考案では排水管４に汚物が詰まったときは、点栓蓋６
をハンマーなどで叩き割る。
をハンマーなどで叩き割る。
すると第５図の状態から第５図ないし第６図のよう
に点栓蓋６は割れる。しかし点栓蓋６は網体6fが埋設さ
れているのでその琺瑯質6aは第６図のように網体6fにつ
ながれた状態で個々の割片に分割された状態になり、破
片が飛び散ることがない。
に点栓蓋６は割れる。しかし点栓蓋６は網体6fが埋設さ
れているのでその琺瑯質6aは第６図のように網体6fにつ
ながれた状態で個々の割片に分割された状態になり、破
片が飛び散ることがない。
すなわち網体6fは琺瑯質6aが割られたとき、琺瑯質6aが
つながれた状態を保つようにその埋設面積、埋設密度、
材質が選択されなければならない。
つながれた状態を保つようにその埋設面積、埋設密度、
材質が選択されなければならない。
また琺瑯質6aもまた割られたとき、その破片が飛び散ら
ないプラスチックを混入し粘っこい性状としたものでな
ければならない。
ないプラスチックを混入し粘っこい性状としたものでな
ければならない。
網体6fとしてはプラスチック、網、織物、金網などが用
いられる。また網体6fはその周囲に接着剤を塗布したも
のである。
いられる。また網体6fはその周囲に接着剤を塗布したも
のである。
補強リング８はハンマーで点栓蓋を叩くとき、底面２の
破損するのを防ぐために嵌挿しておく。
破損するのを防ぐために嵌挿しておく。
なお、本考案は当初底面に点栓口107を第７図のように
穿ち点穿蓋106をねぢ式にねぢ込むことを考えた。しか
しこの場合ねぢ込むためと、外すための引っ掛り106aを
設けなければならない。しかし、このように引っ掛り10
6aを設けると、水流に著るしい抵抗が生じ、汚物がこの
部分に残存することになる。本考案はこのような経過を
辿って考案されたものである。
穿ち点穿蓋106をねぢ式にねぢ込むことを考えた。しか
しこの場合ねぢ込むためと、外すための引っ掛り106aを
設けなければならない。しかし、このように引っ掛り10
6aを設けると、水流に著るしい抵抗が生じ、汚物がこの
部分に残存することになる。本考案はこのような経過を
辿って考案されたものである。
〔考案の効果〕 排水口４に汚物が詰まったとき点栓蓋６を叩き割って
使い捨てにできるので、便器全体を取付外す必要がな
い。
使い捨てにできるので、便器全体を取付外す必要がな
い。
蓋６上面には何等の凸部がないから水流の妨げになら
ない。
ない。
第１図：本考案装置の側断面図、 第２図：同じく平面図、 第３図：点栓蓋６の見取図、 第４図：点栓蓋６と点栓口７の分解断面図、 第５図：点栓蓋６の割れ方の説明図、 第６図：同じく割れた点栓蓋６の見取図、 第７図：点栓口６を設置したときの一部欠截見取図、 第８図：補強リング７の見取図、 第９図：ねぢ式にして点栓蓋を点栓口に嵌め込むときの
分解見取図、 1:便器、 2:底面、 3:トラップ、 4:排水管、 5:床部、 6:点栓蓋、 6f:埋設網体、 7:点栓口、 8:補強リング、 9:コーキング剤。
分解見取図、 1:便器、 2:底面、 3:トラップ、 4:排水管、 5:床部、 6:点栓蓋、 6f:埋設網体、 7:点栓口、 8:補強リング、 9:コーキング剤。
Claims (1)
- 【請求項１】便器１の底面２の排水管４直上位置に点栓
口７を穿ち、この点栓口７に琺瑯質6aに網体6fを埋め込
んだ点栓蓋６を嵌め込み、かつ前記網体6fは点栓蓋６が
叩き割られたとき、琺瑯質6aをつなぎ合せた状態で個々
の割片に分割されるように埋設範囲、埋設密度、材質が
選択されている、ことを特徴とする便器排水管の清掃装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7338090U JPH0645510Y2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | 便器排水管の清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7338090U JPH0645510Y2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | 便器排水管の清掃装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0433781U JPH0433781U (ja) | 1992-03-19 |
| JPH0645510Y2 true JPH0645510Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31612153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7338090U Expired - Lifetime JPH0645510Y2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | 便器排水管の清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645510Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5126717B2 (ja) * | 2009-12-01 | 2013-01-23 | 愛子 廣田 | トレース・エマーユ |
-
1990
- 1990-07-12 JP JP7338090U patent/JPH0645510Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0433781U (ja) | 1992-03-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6594831B1 (en) | Anti-splash guard | |
| JPH0645510Y2 (ja) | 便器排水管の清掃装置 | |
| KR20080057911A (ko) | 배수구의 머리카락 수거판 | |
| JPH0533592Y2 (ja) | ||
| JP7450200B1 (ja) | 回収具 | |
| JP2585161Y2 (ja) | 雨水桝用蓋体 | |
| JPS6016705Y2 (ja) | 排水トラツプに於けるポンプ装置 | |
| US3449775A (en) | Kitchen sink plug | |
| CN216007158U (zh) | 一种集成优化的防臭下水器 | |
| JP3059366U (ja) | 洗面化粧台排水口ゴミ受け水切りネット | |
| JPS6014854Y2 (ja) | 排水口用目皿 | |
| JPH0351413Y2 (ja) | ||
| JP2559748Y2 (ja) | シンクのごみ収納排水装置 | |
| JP2559749Y2 (ja) | シンクのごみ収納排水装置 | |
| JPH0687474U (ja) | 流し台の排水装置 | |
| JPS6227578Y2 (ja) | ||
| KR200277495Y1 (ko) | 그물망 내장된 세숫대야 | |
| JPH0484471U (ja) | ||
| JPH0633802U (ja) | 生ゴミ処理装置 | |
| JPH0221997Y2 (ja) | ||
| JPS5855299B2 (ja) | 排水トラップ | |
| KR920005990Y1 (ko) | 하수구용 배수트랩 | |
| JPS6332204Y2 (ja) | ||
| JPH10114986A (ja) | 貯水槽構造 | |
| JPH09291577A (ja) | 排水口の塵芥除去具 |