JPH0645443Y2 - 融雪装置 - Google Patents

融雪装置

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JPH0645443Y2
JPH0645443Y2 JP1989057264U JP5726489U JPH0645443Y2 JP H0645443 Y2 JPH0645443 Y2 JP H0645443Y2 JP 1989057264 U JP1989057264 U JP 1989057264U JP 5726489 U JP5726489 U JP 5726489U JP H0645443 Y2 JPH0645443 Y2 JP H0645443Y2
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JP
Japan
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pipe
heat
circulation
connecting pipe
snow melting
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JP1989057264U
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English (en)
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JPH02148007U (ja
Inventor
俊明 佐藤
Original Assignee
鴨下 公一
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

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  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は、冬季の道路に積もった雪を溶かすための融雪装
置に係るもので、詳しくはアスファルト舗装の下面に配
した太陽熱の集熱用パイプと地中に配した熱交換用パイ
プとの組み合わせによる道路の融雪装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、この種融雪装置にあっては、下記のようなものに
なっている。
1.ボイラー等により温水を作り道路に埋設されたパイプ
の中を循環させて融雪するよう構成されているもの。
2.ヒートパイプにより地熱を取出して、道路に埋設され
たパイプの中を循環させて融雪するよう構成されている
もの。
3.太陽熱を路面下の集熱パイプで集熱し、井戸に温水を
送り込んで地下水を蓄熱するよう構成されているもの。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題
点を有していた。
1.ボイラー等を利用したものにあっては、石油などを燃
料として温水を作る必要があり、ライニングコストがか
かり、二酸化炭素などを排出するもので、自然環境を破
壊することになる。
2.ヒートパイプを利用したものにあっては、構造上熱移
動が一方向(地中からの採熱)にしか行えないので、太
陽熱を利用することができない。
3.太陽熱を利用したものにあっては、地下水に温水を送
り込むためのポンプ動力が大きくなるのと、地下水はほ
とんどの場合流れるので、温水を送り込んでも流失して
しまうのでさほどの効果が期待できない。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、上述の問
題を解決できるものを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のものは下記のよう
になるものである。
すなわち本願のものは、下方から土砂層9、砕石層5、
断熱材層3、アスファルト舗装1が積層状態に構成され
たものにおいて、砕石層5には循環ポンプ6A1を有する
往きの循環連結パイプ6Aと、循環ポンプ6B1を有する還
りの循環連結パイプ6Bを配管させると共に、アスファル
ト舗装1と断熱材層3との間には樹脂パイプでなる集熱
用パイプ4を蛇行状態で配管させ、この集熱用パイプ4
の一端は往きの循環連結パイプ6Aに連結されると共に、
他端は還りの循環連結パイプ6Bに連結され、土砂層9内
には鋼管でなる適数本の熱交換用パイプ7が埋設され、
この熱交換用パイプ7内には往きの循環連結パイプ6Aか
ら分岐された鋼管でなる往きの誘導パイプ8が引込まれ
ていると共に、熱交換用パイプ7から引出された還りの
誘導パイプ8Aは還りの循環連結パイプ6Bに連結され、こ
れら各パイプ内に充填した不凍液を循環ポンプ6A1,6B1
で循環するよう構成された融雪装置である。
なお、集熱用パイプ4を20cm程度の間隔をもって配管す
ることができる。
[作用] 効果と共に説明する。
[考案の実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
Aは本考案の融雪装置で下記のように構成されている。
下方から土砂層9、砕石層5、断熱材層3、アスファル
ト舗装1が積層状態に構成されたものにおいて、砕石層
5には循環ポンプ6A1を有する往きの循環連結パイプ6A
と、循環ポンプ6B1を有する還りの循環連結パイプ6Bを
配管させると共に、アスファルト舗装1と断熱材層3と
の間には樹脂パイプでなる集熱用パイプ4を蛇行状態で
配管させ、この集熱用パイプ4の一端は往きの循環連結
パイプ6Aに連結されると共に、他端は還りの循環連結パ
イプ6Bに連結され、土砂層9内には鋼管でなる適数本の
熱交換用パイプ7が埋設され、この熱交換用パイプ7内
には往きの循環連結パイプ6Aから分岐された鋼管でなる
往きの誘導パイプ8が引込まれていると共に、熱交換用
パイプ7から引出された還りの誘導パイプ8Aは還りの循
環連結パイプ6Bに連結され、これら各パイプ内に充填し
た不凍液を循環ポンプ6A1,6B1で循環するよう構成され
ている。
この結果、本考案の融雪装置は、春から秋の間にアスフ
ァルト舗装1が受ける太陽熱により当該舗装の下に埋設
された樹脂パイプでなる集熱用パイプ4内の不凍液を暖
め、この不凍液を当該集熱用パイプ4内と地中に埋設さ
れた鋼管でなる熱交換用パイプ7内を循環ポンプ6A1,6B
1で循環させることにより、地中の温度を上げて地盤面
下数mに位置する蓄熱体としての土砂層9に蓄熱するよ
う構成されていることになる。
なお、集熱用パイプ4は20cm程度の間隔をもって配管さ
れている。
図中、2は集熱用パイプ4を固定する溶接金網である。
[考案の効果] 本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する
効果を奏する。
1.積極的に太陽熱を地中に蓄え、冬期間の融雪効果を拡
大させることができる。
2.蓄熱された熱は、冬の間、地表面から放熱することに
より道路に降る雪を溶かすことができる。
3.また、積雪の多いときは装置内の不凍液を循環させる
ことにより、蓄熱体から舗装の下のパイプに温水を送っ
て融雪能力を増すことができる。
4.さらに、本装置によればその作動にはポンプの動力し
かいらないので大いに経済的である。
5.地中に埋設した熱交換パイプを2重管構造として、内
部を循環する不凍液の温度により、地中への蓄熱、また
は採熱することを可能にした。
6.地中土壌に蓄熱するので熱損失量は少ない。
したがって、夏期には太陽熱により、集熱パイプ内を循
環する不凍液を温水にして、熱交換パイプ内を循環させ
るとにより、地中に放熱して蓄熱することができる。
冬期には、熱交換パイプ内の不凍液を循環させることに
より、地中から熱を取出し、温水として集熱パイプ(冬
期は放熱パイプの役割をする)内を循環させることによ
り融雪することができる。
7.樹脂パイプでなる集熱用パイプ4を蛇行状態で配管し
たから、下記の効果を期待することができる。
すなわち、樹脂パイプは可とう性に富むので、アスファ
ルトの変形に追従することができ、金属管のように容易
に潰れたり亀裂を生じることがないので、長期の使用に
堪えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の斜透視図、 第2図は本考案の断面詳細図である。 A……融雪装置、 1……アスファルト舗装、 2……溶接金網、 3……断熱材層、 4……集熱用パイプ、 5……砕石層、 6A……往きの循環連結パイプ 6A1……循環ポンプ、 6B……還りの循環連結パイプ、 6B1……循環ポンプ、 7……熱交換用パイプ、 8……往きの誘導パイプ、 8A……還りの誘導パイプ、 9……土砂層。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方から土砂層(9)、砕石層(5)、断
    熱材層(3)、アスファルト舗装(1)が積層状態に構
    成されたものにおいて、砕石層(5)には循環ポンプ
    (6A1)を有する往きの循環連結パイプ(6A)と、循環
    ポンプ(6B1)を有する還りの循環連結パイプ(6B)を
    配管させると共に、アスファルト舗装(1)と断熱材層
    (3)との間には樹脂パイプでなる集熱用パイプ(4)
    を蛇行状態で配管させ、この集熱用パイプ(4)の一端
    は往きの循環連結パイプ(6A)に連結されると共に、他
    端は還りの循環連結パイプ(6B)に連結され、土砂層
    (9)内には鋼管でなる適数本の熱交換用パイプ(7)
    が埋設され、この熱交換用パイプ(7)内には往きの循
    環連結パイプ(6A)から分岐された鋼管でなる往きの誘
    導パイプ(8)が引込まれていると共に、熱交換用パイ
    プ(7)から引出された還りの誘導パイプ(8A)は還り
    の循環連結パイプ(6B)に連結され、これら各パイプ内
    に充填した不凍液を循環ポンプ(6A1,6B1)で循環する
    よう構成したことを特徴とする融雪装置。
  2. 【請求項2】集熱用パイプ(4)が20cm程度の間隔をも
    って配管されている請求項1記載の融雪装置。
JP1989057264U 1989-05-17 1989-05-17 融雪装置 Expired - Lifetime JPH0645443Y2 (ja)

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JPH02148007U JPH02148007U (ja) 1990-12-17
JPH0645443Y2 true JPH0645443Y2 (ja) 1994-11-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005098545A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Fukui Prefecture 群杭効果を利用した地中蓄熱装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6109248B2 (ja) * 2015-07-06 2017-04-05 株式会社 トラストプラン 太陽熱地中蓄熱融雪システム、およびその制御方法。

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JPS5535522A (en) * 1978-09-04 1980-03-12 Fujitsu Ltd Signal transmission system
JPS58135202A (ja) * 1982-02-05 1983-08-11 日本地下水開発株式会社 無散水消雪方法
JPS60233204A (ja) * 1984-05-07 1985-11-19 昭和アルミニウム株式会社 融雪用コンクリ−トパネル

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