JPH0645260U - 端子装置 - Google Patents

端子装置

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JPH0645260U
JPH0645260U JP8248492U JP8248492U JPH0645260U JP H0645260 U JPH0645260 U JP H0645260U JP 8248492 U JP8248492 U JP 8248492U JP 8248492 U JP8248492 U JP 8248492U JP H0645260 U JPH0645260 U JP H0645260U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導体の先端で押圧しなくても操作部材が鎖錠
片を撓ませない位置に移動し、もって導体を端子部材に
接続させ易い端子装置の提供。 【構成】 導体18が挿入される導体挿入孔13とこれに連
通する内方収容部14とを有したケース10と、内方収容部
に配設され少なくとも導体が接触固定される端子板21を
有した端子部材20と、導体を端子板に係止する鎖錠片31
と導体を端子板に接圧する接圧片33とを連設した鎖錠ば
ね30と、鎖錠片を撓ませる操作部材40とを備えた端子装
置において、前記操作部材を駆動するものであって、操
作部材を鎖錠片が導体の外径以上に撓む位置と撓まない
位置とに保持する駆動部材50を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配線器具やブレーカ等に好適な鎖錠ばねを用いて、すなわちねじに よらずに導体を接続する端子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の端子装置には、端子部材に接続された導体を外し易くするため に、鎖錠片を撓ませる操作部材が備えてある。また、この操作部材は、導体を外 し易くするためだけの部材ではなく、より線等の柔らかい導体を挿入し易くする ために予め鎖錠片を撓ませるために使用されることもある。
【0003】 しかしながら、操作部材で鎖錠片を撓ませながら導体を挿入していたので、両 方の手を使用する必要があり接続作業が煩わしいという問題があった。
【0004】 そこで、本出願人は操作部材に鎖錠片が撓む位置と撓まない位置とに保持する ためのラッチ板を設けたもの(特願平3-241786号)を提案している。このものは 、導体を挿入する前に、ラッチ板を端子部材に係止することによって鎖錠片を導 体の外径以上に撓ませ、導体挿入孔から挿入された導体の先端がラッチ板を押圧 することによってラッチ板が端子部材から外れ、鎖錠片を撓ませない位置に操作 部材が移動し、導体を端子部材に接続するのである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述した従来の端子装置にあっては、操作部材に鎖錠片が撓む位置と撓まない 位置とに保持するためのラッチ板を設け、導体挿入孔から挿入された導体の先端 がラッチ板を押圧することによって、ラッチ板が端子部材から外れ、鎖錠片が撓 まない位置に操作部材が移動し、導体を端子部材に接続しているので、より線等 の導体を挿入するとき、先端がラッチ板を押圧するときに撓む場合があった。こ の場合、端子部材から操作部材が外れないことがあり、導体を端子部材に接続さ せにくいという問題があった。
【0006】 本考案は、上記問題点に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、導体 の先端で押圧しなくても操作部材が鎖錠片を撓ませない位置に移動し、もって導 体を端子部材に接続させ易い端子装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために請求項1記載の端子装置は、導体が挿入される導 体挿入孔とこれに連通する内方収容部とを有したケースと、内方収容部に配設さ れ少なくとも導体が接触固定される端子板を有した端子部材と、導体を端子板に 係止する鎖錠片と導体を端子板に接圧する接圧片とを連設した鎖錠ばねと、鎖錠 片を撓ませる操作部材とを備えた端子装置において、前記操作部材を駆動するも のであって、操作部材を鎖錠片が導体の外径以上に撓む位置と撓まない位置とに 保持する駆動部材を設けた構成としてある。
【0008】 請求項2記載の端子装置は、請求項1のものの導体挿入孔から導体が挿入され たとき、導体に押圧されて導体挿入状態を表示する表示体を設けた構成としてあ る。
【0009】
【作用】
請求項1記載の構成によれば、駆動部材を操作することによって、操作部材を 鎖錠片が導体の外径以上に撓む位置と撓まない位置とに保持することができる。
【0010】 請求項2記載の構成によれば、請求項1の作用に加え、導体挿入孔から挿入さ れた導体の先端が表示体を押圧することによって、導体挿入状態を表示すること ができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 すなわちケース10は、プラスチック等の絶縁材料により、上本体11と下本体12と を重ね合わせて箱状に形成し、導体18(図2参照)が挿入される導体挿入孔13と これに連通する内方収容部14とを有している。上本体11は、その上面に後述する 駆動部材が回動自在となるための開口部15を有し、この開口部15に駆動部材を保 持するための保持凹所15a を設けている。
【0012】 端子部材20は、導体挿入孔13から挿入された導体18が接触固定される端子板21 と、この端子板21に対向した底板22と、これら端子板21と底板22とを連結する縦 支持板23とを有している。底板22には、電路の開閉状態を反転する反転機構部( 図示せず)に電気的に接続する接続部22a (接点)を設けている。この端子部材 20が内方収容部14に収容されるのである。
【0013】 鎖錠ばね30は、この種のもので周知の弾性導電板を変形S字状に折曲形成する ことにより、一方側に導体挿入孔13から挿入された導体18を係止する鎖錠片31と 後述する操作部材を鎖錠片31が撓む位置から鎖錠片31が撓まない位置に移動させ る押し上げ片32とを設けるとともに、他方側に導体18を端子板21に接圧する接圧 片33を設けている。この鎖錠ばね30が端子部材20の端子板21と底板22との間に配 設されるのである。
【0014】 操作部材40は、熱可塑性を有する合成樹脂等の絶縁材料により平面視が逆凹状 (図3参照)に形成され、端子板21を跨いで、鎖錠片31が導体18の外径以上に撓 む位置及び撓まない位置間に移動自在となるよう、鎖錠ばね30と駆動部材との間 に配設される。この操作部材40は、押し上げ片32と鎖錠片31とを撓ませる第1と 第2の摺接部41,42と、駆動部材に駆動される駆動部43とを有している。
【0015】 駆動部材50は、プラスチック等の合成樹脂により、操作部材40を駆動する駆動 部材本体51と、外部から操作可能な把手52とから側面視を6字状に形成している 。駆動部材本体51は、駆動部43に凹凸嵌合する嵌合部51a と、保持凹所15a に回 転自在に保持される保持凸所51b とを有し、駆動部43を駆動する位置が一番長く なる位置から一番短くなる位置まで回転中心からの距離が次第に短くなるように 形成されている。回転中心からの距離が一番短い位置は、操作部材40を鎖錠片31 が撓まない位置に保持し、回転中心からの距離が一番長い位置は、操作部材40を 鎖錠片31が導体18の外径以上に撓む位置に保持するのである。つまり、鎖錠片31 が導体18の外径以上に撓む位置は図1に示すように、駆動部43が駆動部材本体51 の外周のデッドポイント51c を越えることによって保持され、鎖錠片31が撓まな い位置は、駆動部43が駆動部材50の嵌合部51a に凹凸嵌合することによって保持 されるのである。
【0016】 次に、導体の接続作業を説明する。図1は導体18が挿入されていない状態であ り、駆動部材50の把手52を立たせ操作部材40を鎖錠片31と押し上げ片32とが導体 18の外径以上に撓む位置に保持している。この状態で、導体挿入孔13から導体18 を内方収容部14の奥側に当接するまで挿入する。次に、図2に示すように把手52 を時計方向に回動することによって駆動部材50を寝かせ操作部材40を鎖錠片31と 押し上げ片32とが撓まない位置に保持することによって端子板21に導体18を接続 するのである。
【0017】 また、導体18の接続を解鍵する場合は、駆動部材50を寝かせた状態から立たせ た状態に向かって回動し、操作部材40を鎖錠片31と押し上げ片32とが撓む位置に 保持し、この状態で導体18を引き抜けばよい。
【0018】 次に、第2実施例を図4乃至図6に基づいて説明する。このものは、第1実施 例とは導体挿入方向が斜めなので、全ての部材の形状が第1実施例と異なる。
【0019】 すなわちケース10は、プラスチック等の絶縁材料により、上本体11と下本体12 とを重ね合わせて箱状に形成し、導体18(図4参照)が挿入される導体挿入孔13 とこれに連通する内方収容部14とを有している。上本体11は、導体挿入孔13近傍 を傾斜して形成し、その傾斜した上面に後述する駆動部材が回動自在となるため の開口部15を有し、この開口部15に駆動部材を保持するための保持凹所15a を設 けている。なお、図において16は、平板等の第2導体(図示せず)が挿入される 第2導体挿入孔である。
【0020】 端子部材20は、導体挿入孔13から挿入された導体18が接触固定される傾斜した 端子板21と、この端子板21に縦支持板23を介して連結された底板22とを有してい る。底板22の内方収容部14奥側には、電路の開閉状態を反転する反転機構部(図 示せず)に電気的に接続する接続板24を連設している。この端子部材20が内方収 容部14に収容されるのである。
【0021】 鎖錠ばね30は、第1実施例よりも一方側を延ばして形成し、この一方側に導体 18を端子板21に係止する鎖錠片31と、後述する操作部材を鎖錠片31が撓む位置か ら鎖錠片31が撓まない位置に移動させる押し上げ片32とを設けるとともに、他方 側に導体18を端子板21に接圧する接圧片33を設けている。この鎖錠ばね30が端子 部材20の端子板21と底板22との間に配設されるのである。
【0022】 操作部材40は、熱可塑性を有する合成樹脂等の絶縁材料により側面視を棒状( 図4参照)に形成し、端子板21を跨いで鎖錠片31が導体18の外径以上に撓む位置 及び撓まない位置間に移動自在となるよう、鎖錠ばね30と駆動部材との間に配設 される。この操作部材40は、押し上げ片32と鎖錠片31とを撓ませる第1と第2の 摺接部41,42と、駆動部材に駆動される駆動部43とを有している。
【0023】 駆動部材50は、プラスチック等の合成樹脂により、操作部材40を駆動する駆動 部材本体51と、外部から操作可能な把手52とから側面視を逆6字状に形成してい る。駆動部材本体51は、駆動部43に凹凸嵌合する嵌合部51a と、保持凹所15a に 回転自在に保持される保持凸所51b とを有し、駆動部43を駆動する位置が一番長 くなる位置から一番短くなる位置まで回転中心からの距離が次第に短くなるよう に形成されている。回転中心からの距離が一番短い位置は、操作部材40を鎖錠片 31が撓まない位置に保持し、回転中心からの距離が一番長い位置は、操作部材40 を鎖錠片31が導体18の外径以上に撓む位置に保持するのである。つまり、鎖錠片 31が導体18の外径以上に撓む位置は図1に示すように、駆動部43が駆動部材本体 51の外周のデッドポイント51c を越えることによって保持され、鎖錠片31が撓ま ない位置は、駆動部43が駆動部材50の嵌合部51a に凹凸嵌合することによって保 持されるのである。
【0024】 次に、導体の接続作業を説明する。図4は導体18が挿入されていない状態であ り、駆動部材50の把手52を立たせ操作部材40を鎖錠片31と押し上げ片32とが導体 18の外径以上に撓む位置に保持している。この状態で、導体挿入孔13から導体18 を端子部材20の接続板24に当接するまで挿入する。次に、図5に示すように把手 52を左方向に向かって回動し、駆動部材50を寝かせ操作部材40を鎖錠片31と押し 上げ片32とが撓まない位置に保持することによって端子板21に導体18を接続する のである。
【0025】 また、導体18の接続を解鍵する場合は、駆動部材50を寝かせた状態から立たせ た状態に向かって回動し、操作部材40を鎖錠片31と押し上げ片32とが撓む位置に 保持し、この状態で導体18を引き抜けばよい。
【0026】 次に、第3実施例を図7乃至図9に基づいて説明する。このものは、第1実施 例及び第2実施例とは鎖錠ばねの配設方向が異なる。
【0027】 すなわちケース10は、プラスチック等の絶縁材料により、上本体11と下本体12 とを重ね合わせて箱状に形成し、導体18(図4参照)が挿入される導体挿入孔13 とこれに連通する内方収容部14とを有している。上本体11は、後述する駆動部材 が配設される位置近傍を傾斜して形成し、この傾斜した上面に後述する駆動部材 が回動自在となるための開口部15を有し、この開口部15に駆動部材を保持するた めの保持凹所15a を設けている。また、開口部15近傍には、開口部15を隔離壁11 a で隔離し後述する表示体が視認できるよう、通孔17が設けられている。通孔17 の内方収容部14側には、後述する表示体の表示部が通孔17内部に入らないように 、案内凸部17a を設けている。さらに、内方収容部14の開口部15近傍には、後述 する復帰ばねを表示体との間に架設する復帰ばね保持突起14a を設けている。
【0028】 端子部材20は、内方収容部14の底に当接し導体挿入孔13から挿入された導体18 が接触固定される端子板21と、この端子板21に対向した対向板25とを有している 。対向板25の内方収容部14奥側には、電路の開閉状態を反転する反転機構部(図 示せず)に電気的に接続する接続板24を連設している。この端子部材20が内方収 容部14に収容されるのである。
【0029】 鎖錠ばね30は、弾性導電板を折曲して変形S字状に形成し、この一方側に導体 18を端子板21に係止する鎖錠片31と、後述する操作部材を鎖錠片31が撓む位置か ら鎖錠片31が撓まない位置に移動させる押し上げ片32とを設けるとともに、平面 部34を介して連設された他方側に導体18を端子板21に接圧する接圧片33を設けて いる。この鎖錠ばね30が端子部材20の対向板25に平面部34が当接するよう端子板 21と対向板25との間に配設されるのである。
【0030】 操作部材40は、熱可塑性を有する合成樹脂等の絶縁材料により側面視を棒状( 図7参照)に形成し、対向板25を跨いで鎖錠片31が導体18の外径以上に撓む位置 及び撓まない位置間に移動自在となるよう、鎖錠ばね30と駆動部材との間に配設 される。この操作部材40は、押し上げ片32と鎖錠片31とを撓ませる第1と第2の 摺接部41,42と、駆動部材に駆動される駆動部43とを有している。駆動部43は、 後述する駆動補助ピンが嵌合するピン嵌合凸所43a を設けている。
【0031】 駆動部材50は、プラスチック等の合成樹脂により、操作部材40を駆動する駆動 部材本体51と、外部から操作可能な把手52とから側面視を逆6字状に形成してい る。駆動部材本体51は、駆動部43に凹凸嵌合する嵌合部51a と、保持凹所15a に 回転自在に保持される保持凸所51b とを有し、駆動部43を駆動する位置が一番長 くなる位置から一番短くなる位置まで回転中心からの距離が次第に短くなるよう に形成されている。回転中心からの距離が一番短い位置は、操作部材40を鎖錠片 31が撓まない位置に保持し、回転中心からの距離が一番長い位置は、操作部材40 を鎖錠片31が導体18の外径以上に撓む位置に保持するのである。つまり、後述す る駆動補助ピンによって連結された駆動部材と操作部材とを結ぶ直線が図7に示 すように、回動中心部 (保持凸所51b)を越えて右側に位置したときは、操作部材 40を鎖錠片が導体18の外径以上に撓む位置に保持するのである。また、駆動部材 本体51には、駆動補助ピンが嵌合するピン嵌合凹所51d を形成している。
【0032】 駆動補助ピン60は、弾性を有する金属等で、ピン嵌合凸所43a に嵌合する嵌合 凹所61a,61a を有した2本の脚片61,61と、ピン嵌合凹所43a に嵌合する嵌合凸 所62a,62a を有し脚片61,61同士を連結する連結片62とから略π状に形成してい る。この駆動補助ピン60を介して操作部材40と駆動部材50とを駆動自在に連結す るのである。
【0033】 表示体70は、プラスチック等の合成樹脂で形成され、通孔17から視認できる表 示片71と、この表示片71に連設され対向板25を跨ぐように配設された脚片72とか ら構成されている。脚片72は、表示片71から延びた脚片本体72a と、脚片本体72 a の先端に設けられ対向板25と端子板21との間に位置し導体挿入孔13から挿入さ れた導体18に押圧される導体当接部72b と、後述する復帰ばねを復帰ばね保持突 起14a との間に保持する復帰ばね保持部72c とから構成されている。また、脚片 本体72a には、ケース10の保持凹所(図示せず)に回動自在となるよう保持する ための保持突起72d を設けている。復帰ばね80は、コイルばねからなり、復帰ば ね保持部72c と復帰ばね保持突起14a に架設される。
【0034】 次に、導体の接続作業を説明する。図7は導体18が挿入されていない状態であ り、駆動部材50の把手52を立たせ駆動補助ピン60を介して操作部材40を鎖錠片31 と押し上げ片32とが導体18の外径以上に撓む位置に保持している。この状態で、 導体挿入孔13から導体18を端子部材20の接続板24に当接するまで挿入する。次に 、図8に示すように把手部52を左方向に向かって回動し、駆動部材50を寝かせ操 作部材40を鎖錠片31と押し上げ片32とが撓まない位置に保持することによって端 子板21に導体18を接続するのである。
【0035】 また、導体18の接続を解鍵する場合は、駆動部材50を寝かせた状態から立たせ た状態に向かって回動し、操作部材40を鎖錠片31と押し上げ片32とが撓む位置に 保持し、この状態で導体18を引き抜けばよい。
【0036】 なお、第1実施例乃至第3実施例によれば、鎖錠ばねの一方側に鎖錠片と押し 上げ片とを設けているが、操作部材を鎖錠片が撓まない位置に保持できるもので あれば押し上げ片はなくてもよい。また、駆動部材は導体の外径にあわせて、適 宜、鎖錠片が導体の外径以上に撓む位置に操作部材を保持すればよい。さらに、 第3実施例によれば、導体挿入状態を示す表示体を設けているが、導体を内方収 容部に完全に収容したことが分かるものであれば、表示体を設けなくてもよい。
【0037】
【考案の効果】
請求項1記載の端子装置によれば、駆動部材を操作することによって、操作部 材を鎖錠片が導体の外径以上に撓む位置と撓まない位置とに保持することができ 、もって導体を端子部材に接続させ易い導体を端子部材に接続させ易くすること ができる。
【0038】 請求項2記載の端子装置によれば、請求項1の効果に加え、導体挿入孔から挿 入された導体の先端が表示体を押圧することによって、導体挿入状態を表示する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図2】図1のものの導体を接続した状態を示す断面図
である。
【図3】図1のものの分解斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す断面図である。
【図5】図4のものの導体を接続した状態を示す断面図
である。
【図6】図4のものの分解斜視図である。
【図7】本考案の第3実施例を示す断面図である。
【図8】図7のものの導体を接続した状態を示す断面図
である。
【図9】図7のものの分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ケース 13 導体挿入孔 14 内方収容部 18 導体 20 端子部材 21 端子板 30 鎖錠ばね 31 鎖錠片 33 接圧片 40 操作部材 50 駆動部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体が挿入される導体挿入孔とこれに連
    通する内方収容部とを有したケースと、内方収容部に配
    設され少なくとも導体が接触固定される端子板を有した
    端子部材と、導体を端子板に係止する鎖錠片と導体を端
    子板に接圧する接圧片とを連設した鎖錠ばねと、鎖錠片
    を撓ませる操作部材と、を備えた端子装置において、 前記操作部材を駆動するものであって、操作部材を鎖錠
    片が導体の外径以上に撓む位置と撓まない位置とに保持
    する駆動部材を設けたことを特徴とする端子装置。
  2. 【請求項2】 導体挿入孔から導体が挿入されたとき、
    導体に押圧されて導体挿入状態を表示する表示体を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の端子装置。
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