JPH0645246B2 - パルス始動式プリンタ用ハンマバンク駆動装置及び方法 - Google Patents

パルス始動式プリンタ用ハンマバンク駆動装置及び方法

Info

Publication number
JPH0645246B2
JPH0645246B2 JP63165799A JP16579988A JPH0645246B2 JP H0645246 B2 JPH0645246 B2 JP H0645246B2 JP 63165799 A JP63165799 A JP 63165799A JP 16579988 A JP16579988 A JP 16579988A JP H0645246 B2 JPH0645246 B2 JP H0645246B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
motor
hammer bank
drive
assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63165799A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6422558A (en
Inventor
ブレント バーラス ゴードン
ダグラス アンドリオラ ピーター
Original Assignee
プリントロニックス インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by プリントロニックス インコーポレーテッド filed Critical プリントロニックス インコーポレーテッド
Publication of JPS6422558A publication Critical patent/JPS6422558A/ja
Publication of JPH0645246B2 publication Critical patent/JPH0645246B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/001Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface
    • B41J25/006Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface for oscillating, e.g. page-width print heads provided with counter-balancing means or shock absorbers

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Impact Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プリンタに関し、更に詳しくは、ハンマバン
クまたは他の細長い印字用部材が回転するカムによって
往復駆動されるプリンタに関する。
(従来の技術) 印字動作を行うために印字紙に隣接してハンマバンクの
ような往復動する細長い印字用部材が設けられているこ
とはプリンタの技術分野において知られていることであ
る。このようなプリンタの例は1976年3月2日に発
行されたプリンタシステムとい名称の発明に関するバー
ラス等(Barrus et al)の米国特許第3,941,05
1号に記載されている。このバーラス等の特許に記載さ
れえいるプリンタにおいては、細長いハンマバンクが細
長いプラテンによって支持されている印字紙の幅を横切
って往復動するように駆動されている。ハンマバンクが
プリント紙を横切って前後方向の往復動作を行うと、ハ
ンマバンクの長手方向に沿って設けられている磁気ハン
マアクチュエータが関連するハンマばねを解放すなわち
「作動」するように選択的に作動する。これは作動した
ハンマばね上に取り付けられている印字用ドットインパ
クトチップをインクリボンを介して印字紙上に衝撃的に
押し付け、印字紙上にドットを印字する。平衡錘アッセ
ンブリがハンマバンクの回転動作による振動を最小にす
るようにハンマバンクと逆の位相で往復駆動される。
バーラス等の米国特許第3,941,051号に記載さ
れているプリンタシステムにおいては、細長いハンマバ
ンクおよび平衡錘アッセンブリはこのハンマバンクおよ
び平衡錘アッセンブリに連結された対向するカムフォロ
ワーアッセンブリに係合する単一のカムによって逆方向
に往復動作するように駆動されている。前記カムは対向
する突出部を有するように構成されており、連結された
フライホイールを介して駆動モータによって回転自在に
駆動されている。カムが回転すると、カムフォロワーア
ッセンブリを通過したカム上の突出部が繰り返し動作
し、ハンマバンクおよび平衡錘アッセンブリを往復動作
させる。ハンマバンクおよび平衡錘アッセンブリをカム
に連結するカムフォロワーアッセンブリは圧縮ばねを有
し、この圧縮ばねはカムフォロワーアッセンブリの端部
に設けられているカム追従滑車をカムに接触するように
押圧維持する。
(発明が解決しようとする課題) カムにより駆動されるハンマバンクおよび平衡錘アッセ
ンブリを有するバーラス等の特許に記載されているよう
なプリンタの始動時には、対向する突出部のピークが対
向するカム追従滑車に係合し、カムフォロワーアッセン
ブリのばねを最大に圧縮するピーク抵抗点を通過させて
カムを動かすのにかなりのトルクを必要とする。始動ト
ルクの要求条件においては、トルクを発生するに必要な
電流は、典型的には、ハンマバンクおよび平衡錘アッセ
ンブリが選択された一定速度で駆動される定常状態の動
作を維持するのに必要な電流の10倍も大きいものであ
る。カムの初期抵抗を打ち消すように高い始動トルクを
発生しなければならないので、カム駆動モータは定常状
態の動作を維持するのに必要なモータよりも大きなもの
が必要である。これは、モータの大きさが大きくなった
点、価格が高くなった点、および大きな電流を必要とす
る点、またこのような電流を発生するのに必要な電源等
の点から不利益である。
従って、改良されたカム駆動機構を備えたプリンタ用ハ
ンマバンク駆動装置を提供することが要望されている。
特に、通常必要とする大きなモータ電流を必要とするこ
となく、かつ始動の要求条件を満たすにしばしば必要な
大きく高価なモータを必要とすることなく始動すること
ができるカム駆動機構を利用することが有益である。
本発明によると上述したおよび他の目的および特徴はハ
ンマバンクおよび平衡錘アッセンブリを駆動する改良し
たカム式駆動装置を提供することによって達成される。
(課題を解決するための手段) 本発明によるハンマバンクおよび平衡錘アッセンブリの
カム式駆動装置は、ハンマバンクおよび平衡錘アッセン
ブリおよびそのカムフォロワーアッセンブリから成るカ
ムにより駆動される往復動システムの共振周波数応答特
性に同期したパターンでカム駆動モータに電力を間欠的
に供給することによって始動する。電流パルスは、交互
の半サイクルの間に発生するように共振周波数によって
決定される速度でモータに供給される。各電流パルスの
継続期間は共振周波数の応答特性の最初の半サイクルの
周期ほぼ等しい。
各電流パルスはカムを駆動方向に回転して、カムをハン
マバンクおよび平衡錘アッセンブリに連結するカムフォ
ロワーアッセンブリのばねにエネルギーを蓄積する。電
流パルスが終了すると、カムは駆動方向と反体の方向に
揺れ戻る。カムの方向が再び逆になると、駆動方向にお
ける動作を増強し、振動を増幅するために次の電流パル
スが供給される。このシーケンスは、カムの対向する突
起部のピークが対向するカムフォロワーの滑車と係合す
るカムの抵抗に対するピーク抵抗値の点を通過するまで
繰り返される。この状態が発生すると、それから連結電
流がカム駆動モータに供給され、システムの定常動作を
所望の速度で継続する。
始動時にカム駆動モータに供給される電流パルスは同じ
継続時間であり、各電流パルスがカムにより駆動される
往復動システムの共振周波数応答特性の各サイクルの始
めに対応する時点において開始するように互いにほぼ等
しい間隔を開けていることが好ましい。前述したよう
に、各電流パルスはカムによる被動システムの共振周波
数応答特性によって定められる一連のサイクルの最初の
半サイクルの期間にほぼ等しい。
(作用) カムの回転に対するピーク抵抗に打ち勝つに必要な電流
パルスの数は、システムがフィードバック機能を必要と
しないように最初に決定される。代わりに、モータは所
与の電流パルスの振幅および継続期間で必要回数単に脈
動し、対向するカムフォロワーアッセンブリを通過する
ようにカムの対向する突出部のピークを回転させ、これ
によって始動を行う。その後、定常状態の所望の速度で
システムを駆動する振幅の連続電流が供給される。始動
時の電流パルスの振幅は定常動作を行うに必要な連続電
流の振幅よりも大きいが、それでも始動時の電流パルス
の振幅は連続電流をカム駆動モータに供給する従来技術
の下で始動を行うに必要な電流振幅よりもかなり小さ
い。代わりに、カムによる被動システムに対する位置フ
ィードバック信号を使用してカムの位置を決定し、実際
のカム位置情報に従ってモータがパルス駆動される閉ル
ープシステムを使用することもできる。
始動電流パルスの振幅は始動を行うために使用されるパ
ルスの数に逆比して変化する。従って、定常動作を継続
するに必要な振幅より僅かに大きな電流パルスの振幅の
多くのパルスが供給された場合には、その電流パルスの
振幅によって始動が行われる。逆に、少ない数の電流パ
ルスで始動を行う場合には、パルスの振幅は十分大きな
ものになる。
本発明によるハンマバンクおよび平衡錘アッセンブリの
カム式駆動装置においては、カム駆動モータはサーボ制
御式ブラッシュレス直流モータである。モータを制御す
るサーボシステムはモータの実際の速度を表す信号を発
生し、この信号を所望のモータ速度を表す指令信号と比
較する。信号に差がある場合には、エラー信号を発生
し、このエラー信号はモータの速度を差に応じて調整す
るようにモータに供給される。指令信号は制御コンピュ
ータによって出力される。ハンマバンク、平衡錘アッセ
ンブリおよび前記ハンマバンクおよび平衡錘アッセンブ
リをカムに連結するカムフォロワーアッセンブリから成
るカムにより駆動される往復動システムの共振周波数応
答特性はカムの対向する突出部のピークが対向するカム
フォロワーアッセンブリの滑車に係合するまでカムを回
転させることによって決定される。それから、カムは解
放され、時間の関数としてのカムの動作が検出され、そ
の動作はカムが最終的に落ち着いて静止するような曲線
を描く。その結果のカム駆動システムの共振応答の個々
の周期はカムフォロワーアッセンブリのばね定数の変化
によっていくらか変化するが、平均共振周波数応答特性
およびサイクルおよび半サイクルの周期が決定される。
始動時、制御コンピュータは平均共振周波数に同期して
指令信号パルスを発生し、各パルスが共振周波数の周期
の始めで開始し、サイクルの途中で終了するようにす
る。指令信号パルスの振幅はモータに所望の振幅の電流
パルスを発生するように選択される。指令信号パルスの
振幅が決定されると、始動を行うに必要な指令信号パル
スの数が次に決定される。これは計算することができる
し、または実際にモータをパルス駆動し、ピーク抵抗に
打ち勝つに必要なパルスの数が幾つであるかを観察する
ことによって経験的に得ることもできる。制御コンピュ
ータはカムによる被動システムの定常往復動作を所望の
速度で継続するに必要な振幅の連続モータ電流を発生す
る連続指令信号を発生する前に各始動時においてその振
幅に対して必要な数の指令信号を発生するようにプログ
ラムされている。
(実施例) 第1図は本発明によるカム式駆動機構12を有するプリ
ンタ10を示している。このプリンタ10はドットマト
リックスラインプリンタであり、前述したバーラス等の
米国特許第3,941,051号に記載されている形式
の一般的なものである。
従って、プリンタ10のカム式駆動機構12以外の部分
についてはここで簡単に説明する。
プリンタ10はシャトルアッセンブリ14を有する。こ
のシャトルアッセンブリ14は第3図に詳細に説明され
ている細長いハンマバンク16およびプラテンアッセン
ブリ18を有する。プラテンアッセンブリ18に隣接し
て設けられているトラクタ駆動機構20は印字紙25の
両端に形成されている穴に係合する対向するトラクタ駆
動装置22および24を有している。トラクタ駆動装置
22および24はハンマバンク16およびプラテンアッ
センブリ18の間のインタフェースによって画定される
印字ステーション16を通って印字紙25を上方に進め
る。リボンデッキ27は第3図を参照して以下に説明す
るようにハンマバンク16およびプラテンアッセンブリ
18の間の印字ステーション26にインクリボンを配設
する。
第1図のプリンタ10の印字動作は第3図に関連して以
下に説明するようにハンマバンク16の長手方向に沿っ
て取り付けられている複数のハンマばねの選択されたも
のを解放すなわち「作動」することによって行われる。
ハンマばねはその上に取り付けられている印字用ドット
インパクトチップを有し、このドットインパクトチップ
はリボンデッキ27からのインクリボンを印字紙25に
対して衝撃的に押し付け、ハンマバンク16がトラクタ
駆動装置22および24によって保持され、プラテンア
ッセンブリ18に対して支持されている印字紙25を横
切って前号に往復動作するに従ってドットを印字するよ
うになっている。ハンマバンク16はカム式駆動機構1
2内のフライホイール30上に取り付けられているカム
28によって往復動するように駆動される。また、カム
28は平衡錘アッセンブリ32と係合し、この平衡錘ア
ッセンブリ32をハンマバンク16と逆の位相で駆動す
る。このようにして、平衡錘アッセンブリ32はハンマ
バンク16を平衡させ、プリンタ10内に発生する振動
を最小にしている。
カム式駆動機構12は第2図に詳細に示されているが、
カム駆動モータ34を有し、このカム駆動モータ34は
カム28が連結されているフライホイール30を回転駆
動するように駆動ベルト36を介して連結されている。
カム28は、本例においては4つの異なる突出部を有
し、この突出部は第4A図および第4B図を参照して以
下に説明するように2つの異なる対向する対の突出部に
構成され、カム28はハンマバンク16に連結されてい
るカムフォロワーアッセンブリ40の滑車38に係合し
ている。また、カム28は平衡錘アッセンブリ32に連
結されているカムフォロワーアッセンブリ44の滑車4
2にも係合している。
カム駆動モータ34は第2図に示すように駆動ベルト3
6を矢印46によって示す方向に移動させるように時計
方向に通常駆動される。これはフライホイール30を矢
印48で示すように時計方向に回転させるとともに、フ
ライホイール30に連結されているカム28を時計方向
に回転する。カム28が時計方向に回転すると、カム追
従滑車38上をカム28の各突出部が通過して、ハンマ
バンク16が矢印50で示すように前後に往復動作す
る。同様に、カム追従滑車42上をカム28の各突出部
が通過すると、平衡錘アッセンブリ32が矢印52で示
すように往復動作する。
カムフォロワーアッセンブリ40を有するハンマバンク
はプラテンアッセンブリ18およびカバーアッセンブリ
54とともに第3図に詳細に示されている。ハンマバン
ク16は複数のハンマばね56を有し、この複数のハン
マばね56はその長手方向に沿ってほぼ平行に間隔を開
けて設けられている。各ハンマばね56はその下端部に
おいてねじ58および取り付け板60によってハンマバ
ンク16上に取り付けられているが、反体の上側自由端
部上には印字用ドットインパクトチップ62が取り付け
られている。ハンマばね56は通常永久磁石70の両側
上のハンマバンク16内の溝68内に取り付けられてい
る一対の磁極片64および66に対して引っ込んだ位置
内に僅かにたわんで保持されている。ハンマばね56は
永久磁石70の作用によって磁極片64および66に対
して引っ込んだ位置に保持される。永久磁石70からの
磁束は磁極片64および66およびハンマばね56の上
端部の隣接部分から成る磁路を通って流れる。
各ハンマばね56は、第3図においては説明の都合上4
つのみが示されているが各対の磁極片64および66に
関連している。別の磁気コイルアッセンブリ72が各対
の磁極片64および66に関連し、一対のコイル74お
よび76がそれぞれその上に設けられている。永久磁石
70の作用によって磁極片64および66に対して引っ
込んだ位置に通常保持されているハンマばね56はコイ
ル74および76を瞬時付勢することによって解放すな
わち「作動」する。この結果、ハンマばね56の上側自
由端部は磁極片64および66から離れて前方に飛行
し、印字用ドットインパクトチップ62はハンマバンク
16上に取り付けられているカバーアッセンブリ54の
前部78および後部80の関連する対の開口部を通って
延出する。カバーアッセンブリ82の前部78の開口部
84は第3図に示されている。後部80の開口部は第3
図においては図から隠れている。作動したハンマばねの
印字用ドットインパクトチップ62がカバーアッセンブ
リ82の前部78および後部80の関連する開口部を通
って延出すると、インクリボン86の一部がプラテンア
ッセンブリ18の細長いプラテン90に対して支持され
ている印字紙25に対して衝撃的に押し付けられる。そ
れから、ハンマばね56は跳ね返って、磁極片64およ
び66に対して引っ込んだ位置に戻り、そこでハンマば
ね56は次に作動する準備のために永久磁石70の作用
で保持される。
第1図に示すリボンデッキ27によって供給されるイン
クリボン86はカバーアッセンブリ54を通ってその前
部78および後部80の間に延出している。インクリボ
ン86はカバーアッセンブリ82の前部78の開口部8
4と後部80の対応する開口部(図示せず)の間に配設
される。種々のハンマばね56がハンマバンク16の往
復動作の間に印字紙25および支持プラテン80に対し
て作動すると、各作動したハンマばね56の印字用ドッ
トインパクトチップ62がカバーアッセンブリ56の関
連する開口部を通って延出し、インクリボン86を印字
紙25に対して衝撃的に押し付ける。
印字紙25はカバーアッセンブリ54およびプラテン8
0の間のインタフェースによって画定される印字ステー
ション26を通って第1図に示すトラクタ駆動装置22
および24によって進められる。トラクタ駆動装置22
および24は通常と同様に印字紙25の両端に係合し、
印字紙25の両端の穴92を通って延出する一連の突起
部を有している。トラクタ駆動装置22および24は印
字紙88を所定の長さずつ上方に進め、これによりハン
マバンク16は印字紙25の幅を横切って各走査毎に異
なる行にドットを印字する。
ハンマバンク16はその長手方向に沿って両端から延出
する細長い軸94を有し、ハンマバンク16の両端に軸
96および98を形成する。軸96および98はシャフ
トアッセンブリ14内に設けられている線形スリーブベ
アリングによって受けられている。線形スリーブベアリ
ングはハンマバンク16が往復動作を行うことができる
ように軸96および98をスライド動作することを可能
にしている。
カムフォロワーアッセンブリ40は軸96のテーパの形
成された短部100に取り付けられている。カムフォロ
ワーアッセンブリ40はカム追従滑車38を有し、この
カム追従滑車38はヨーク100内に回転自在に取り付
けられ、ヨーク104から外側に延出しカム28と係合
するようになっている。ヨーク104はヨーク104の
後部のカラー108を介してベアリングアッセンブリ1
06に連結されている。カラー108はワッシャ11
0、巻かれたシャトルばね112およびワッシャ114
を介してベアリングアッセンブリ106の端部まで延出
している。このベアリングアッセンブリ106の端部は
油つぼ116によって取り囲まれている。この油つぼ1
16はベアリングアッセンブリ106の端部においてフ
ェルト油芯118に係合している。
ベアリングアッセンブリ106は軸96のテーパの形成
された端部100上に取り付けられる。図示されていな
いが、ヨーク104のカラー108内に緩く閉じ込めら
れている止めネジが軸96のテーパの形成された端部内
に取り付けられる。止めネジはヨーク104がテーパの
形成された端部から離れる程度を定めると同時にローラ
ベアリング102がカム28に追従する場合の衝撃を吸
収するようにばね112の抵抗に抗してテーパの付けら
れた端部100に向かうヨーク104の動作を制限して
いる。同時に、シャトルばね112の弾力性は滑車38
をカム28に対して押圧し、滑車38がカム28に接触
するように維持する。
平衡錘アッセンブリ32のカムフォロワーアッセンブリ
44はハンマバンク16の質量と同じ質量を有する平衡
マス内に一部設けられている。ばね121はカム追従滑
車42をカム28と接触するように弾性的に押動する。
平衡マス120は一対の軸122および124上にスラ
イド可能に取り付けられている。カム28が回動する
と、平衡マス120はカムフォロワーアッセンブリ44
によって軸122および124上を前後に往復動するよ
うに駆動される。
第4A図および第4B図はカム28をハンマバンク16
およびそのカムフォロワーアッセンブリ40から成るカ
ムにより駆動される被動システム126、およびカムフ
ォロワーアッセンブリ44および平衡マス120を有す
る平衡錘アッセンブリ32とともに示している。前述し
たように、本例のカム28は2つの対向する対の突出部
に構成されている4つの異なる突出部を有している。突
出部は互いに対向して配設されている第1の対128お
よび130、および突出部128および130の間に互
いに対向して配設されている第2の対132および13
4を有する。突出部128、130、132および13
4はカムの周囲の周りに90°間隔で等間隔に設けられ
ている。第4A図においては、カム追従滑車38は点1
36においてカム28に接触している。対向するカム追
従滑車42は点136に対向する点138においてカム
28に接触している。点136および138は突出部1
28、130、132および134のピーク間の低い
点、すなわち「谷部」である。カム28は他の対の対向
する点140および142を有し、これらの点はまた突
出部128、130、132および134のピーク間の
低い点、すなわち「谷部」である。カム28は対向する
点136および138または対向する点140および1
42がカム追従滑車38および40に接触している第4
A図に示すような位置で静止するようになる。これらは
カム28にとっても最も抵抗の少ない点である。ハンマ
バンク16のカムフォロワーアッセンブリ40内のばね
112は平衡用のカムフォロワーアッセンブリ44のば
ね121もそうであるように最大に延びた状態にある。
第2図に関連して前述したように、フライホイール30
および取り付けられているカム28の所望の駆動方向は
第2図の矢印48によって示す時計方向である。従っ
て、始動時、第4A図に示す位置からカム28を駆動開
始する場合には、カム駆動モータ34を付勢して、カム
28を時計方向に駆動開始し、カム追従滑車38を突出
部132のピーク上に移動してから通り過ぎさせるとと
もに、カム追従滑車142を突出部132のピーク上に
移動してから通り過ぎるようにする。カムが第4A図に
示す位置から時計方向に回転するに連れて、ばね112
および121は圧縮される。これは、突出部134およ
び132のピークにカム追従滑車38および40が位置
する最大圧縮位置に達成するまで行われる。これは第4
A図に示すカム位置から始動した場合における最大抵抗
の角度位置または点を示している。突出部134および
132のピークがカム追従滑車38および42を通り過
ぎた後、ばね112および121は点142および14
0がカム追従滑車38および42に達するまで延びるこ
とができる。そして、突出部の谷部である点140およ
び142は最小抵抗値の他の角度位置または点になる。
カム28を時計方向に第4A図に示す最小抵抗の位置か
ら1/8の回転を経て第4B図に示す最大抵抗の位置ま
で回転させるにはかなりのトルクが必要である。カム2
8が第4B図に示す位置を超えて回転し続けるには、更
にかなりのトルクが必要であるが、このようなトルクは
始動を行うに必要なトルクまたはカム28を最初の1/
8回転させるに必要なトルクよりもかなり小さい。これ
は比較的重いフライホイール30を有するとともに、一
度動作すると摩擦抵抗は非常に小さくなるシステムの惰
性によることは明らかである。システムは急速に定常状
態に達し、比較的小さな電流を駆動モータ34に供給し
て所望の速度でハンマバンク16を往復動作することが
できる。
始動を行うためにモータ34に供給される連続電流は始
動後に定常動作を維持するに必要な電流の振幅の典型的
には10倍以上の振幅を必要とする。この結果、駆動モ
ータ34は大きな電流振幅に応答して始動時の必要なト
ルクを発生するに十分なほど大きなものでなければなら
ない。更に、始動時に大きな振幅を必要とする電流はこ
のような大きな振幅の電流を発生することができる電力
を必要とすることになるが、始動時の後の定常動作を維
持するにはこのような電源の容量のほんの一部のみを必
要とするものである。
本発明によれば、カムによる被動システム126の共振
周波数に同期したパターンの電流パルスでモータ34を
間欠的に付勢する装置を使用することによって始動電流
要求条件を減らしている。カム追従滑車38および40
の対向する突出部128および130または132およ
び134の位置によって表されるピーク抵抗に打ち勝つ
まで、カム28は電流パルスに応答して前後に揺動す
る。その後、ハンマバンク16を定常状態の所望の速度
で往復動させるに十分な連続電流がモータ34に供給さ
れる。
カムフォロワーアッセンブリ44を有する平衡錘アッセ
ンブリ32およびハンマバンク16とそのカムフォロワ
ーアッセンブリ40とから成るカムによる被動システム
126の応答特性は容易に測定することができ、第5図
に示されている。第5図は、第4図に示す位置のような
ピーク抵抗の角度位置の1つにカム28を手動で回転さ
せた後、解放した場合におけるカム28の角度位置を時
間に対してプロットした図である第5図の点150で示
す解放点において、カム28とシャトルばね112およ
び121を作動させながら回転開始する。カム28は第
4A図に示すカム位置のような最小抵抗の位置の1つを
表す点152を通過し、対向する対の突出部128、1
30、132および134の一方のピークに向かう多く
の上昇経路でカム追従滑車38および40と静止する点
154まで回転する。この点154において、カム28
は逆向きになって、点156の最小抵抗の位置を通過し
て点158まで回転する。この点158においては、カ
ム追従滑車38および42はカム28が最初に解放した
対の突出部128、130、132および134のピー
クに向かう上昇経路の一部である。カム28は再び点1
54で逆向きになり、点160の最小抵抗の位置を通過
し、カム28が再び静止し、それから逆向きになる点1
62まで回転する。カムによる被動システム126はこ
のような振動を最終的に静止状態になるまで継続する。
第5図に示すカムによる被動システム126の共振応答
特性はハンマバンク16および平衡錘アッセンブリ32
の質量によって主に決定され、カムフォロワーアッセン
ブリ40および44内のばね112および121のばね
定数によって僅かに影響を受ける。ばね定数はばね11
2および121の伸張または圧縮の程度によって幾らか
変化する。例えば、カムフォロワーアッセンブリ40の
ばね112のばね定数は最低抵抗のカム位置の1つにお
ける0インチ−ポンド/度から点22.5°、すなわち
最小抵抗の位置から16分の1回転離れた点における4
インチ−ポンド/度の値まで変化する。カムが最大抵抗
の位置に回転し続けるに連れて、ばね112のばね定数
は0インチ−ポンド/度まで低減する。
カムフォロワーアッセンブリ40および44のばね定数
の変化は点152,156および160におけるような
水平軸との交差点間の間隔で表される共振応答特性の半
周期および周期に僅かな変化を発生する。点152およ
び156間の間隔は共振応答特性の半周期およびそれに
よって定められる共振周波数の半サイクルを定めてい
る。点156および次の点160間の間隔は第2の半周
期および共振周波数の第2の半サイクルを定めている。
半周期における僅かな変化がカム追従滑車38および4
0に対するカム28の変化位置の関数としてカムフォロ
ワーアッセンブリ40および44のばね定数の変化によ
って第5図の応答特性の曲線に沿って発生する。それに
も関わらず、共振応答特性は一定周波数の均一な周波数
の等しい間隔の交差に比較的近い点で水平軸に交差する
ことがわかる。従って、本発明においては、ばね定数の
変化の影響は無視してもよい。本発明においては、始動
電流パルスのタイミングおよび継続時間を決定するのに
均一または平均曲線を使用することができることがわか
る。従って、平均共振周波数に同期したパターンでモー
タ34をパルス駆動することによりカム駆動システムの
始動を満足に行うことができる。
第6図はモータ34用のサーボ制御システムのブロック
図である。第6図のシステムはモータ34の所望の速度
を表す指令信号を発生する制御コンピュータ170を有
している。制御コンピュータ170からの指令信号は、
ディジタル−周波数変換器172に供給される。この変
換器170は指令信号の値に対応する周波数を有し、モ
ータ34の所望の速度を示す矩形波に指令信号を変換す
る。ディジタル−周波数変換器172からの矩形波信号
は速度−周波数変換器176の出力とともにエラー検出
器174に供給される。
速度−周波数変換器176はモータ34の実際の速度を
検知するようにモータ34に接続されている。速度−周
波数変換器176はモータ34の実際の速度を表す周波
数を有する矩形波を発生する。エラー検出器174は周
波数減算器として有効に作用し、ディジタル−周波数変
換器176から出力される矩形波の周波数から速度−周
波数変換器176によって出力される矩形波の周波数を
減算する。周波数における差はエラー検出器174の出
力にエラー電圧として現れ、このエラー電圧はループ補
償フィルタ178に供給される。
ループ補償フィルタ178はエラー検出器174からの
エラー電圧をフィルタして電圧を安定化し、この電圧を
パルス幅変換器180に供給する。パルス幅変調器18
0はループ補償フィルタ178の出力のフィルタされた
電圧に応答して高周波電圧を発生する。この高周波電圧
は電界効果トランジスタ(FET)チョッパ182に供
給される。このチョッパ182は高周波電圧を直流電流
に変換し、この直流電流をモータ34に供給する。第6
図に示すサーボ制御システムは制御コンピュータ170
からの指令信号に応答してFETチョッパ182の出力
に直流電流を連続的に発生し、モータ34を定常動作の
間所望の速度で駆動する。
本発明によれば、制御コンピュータ170は、所望の振
幅および継続時間の電流パルスがモータ34に供給する
ためにFETチョッパ182の出力に発生するように始
動時に指令信号パルスを発生するようにプログラムされ
ている。この一例が第7図に示されている。第7図はカ
ムによる被動システム126の始動時から定常動作時ま
での動作を時間に対して示している図である。時間に対
して示されているものは制御コンピュータ170からの
R.P.M.(回転/分)で表されているモータ速度指
令信号であり、点線で示されている。
また、第7図において時間に対して示されているものは
R.P.M.で表されているカム28の実際の速度であ
り、実線で示されている。モータ34をフライホイール
30を介してカム28に接続する駆動ベルト36のため
に、および他の摩擦損失のために、与えられたモータ速
度指令信号に対してカム速度はいくらか低くなってい
る。そして、第7図に示すように、250R.P.M.
のモータ速度指令信号の場合には、カム速度は約200
R.P.M.になっている。目盛りの一番上の1250
R.P.M.のモータ速度指令信号の場合には、カム速
度は約1000R.P.M.になっている。速度におけ
る差が存在することを理解しながら、第7図を制御コン
ピュータ138によって出力されるモータ速度指令信号
およびその結果のカム28の実際の速度の点からみるこ
とができる。
第7図の例において、第5図に示す共振応答特性の平均
半サイクル周期は約225ミリセコンドに決定される。
これに基づいて、ほぼ同じ継続期間を有する指令信号の
パルスを発生することによって、連続電流がスタート時
にモータ34に供給される従来の技術で必要であった振
幅よりもかなり小さな電流振幅を使用して始動を行う所
望の揺動動作を行うことがわかった。
第7図に点線で示すように、約1150R.P.M.の
値の最初の指令パルス190が約225ミリセコンドの
間制御コンピュータ170の出力に発生する。この結
果、約10アンペアの振幅および約225ミリセコンド
の継続時間を有する電流パルスがFETチョッパ182
の出力に発生した。第7図において実線で示すように、
カム28の速度は0から約500R.P.M.まで増大
し、それから第1の指令パルス190に応答して200
R.P.M.より僅かに大きな値まで低減する。これは
カム28が停止点まで時計駆動方向に最初の揺動動作を
行い、それからカム駆動システム126の共振周波数の
平均サイクルに対応する450ミリセコンドの期間の間
逆方向にカム28が揺動動作を行うことを示している。
それから、約225ミリセコンドの継続期間を有する第
2の指令パルス192が第7図の点線で示すように制御
コンピュータ170によって出力される。カム28の速
度を示す実線の対応する部分がカム28の第2の揺動動
作を示している。
本例においては、225ミリセコンドの継続期間を有す
る10アンペアの2つの電流パルスを印加することが第
2のパルスに続いて連続電流が印加される場合に始動を
行うのに適当であることがわかった。従って、第2の指
令パルス154に続いて、その後225ミリセコンドの
半サイクル周期をおいた後、ほぼ連続した指令パルス1
94が制御コンピュータ170から出力される。この結
果、カム28は突出部128および130または突出部
132および134の対向するピークによって表される
最大抵抗の位置を超えて揺動し、カム28は時計方向に
回転し続け、約900R.P.M.の定常カム速度とな
って、その後維持される。
第7図の例において、第1および第2の指令パルス19
0および192は約10アンペアの振幅を有する電流パ
ルスをモータ34に出力する。約900R.P.M.の
カム速度でシステムを定常状態に維持するには、約1.
8アンペアのモータ電流を必要とする。10アンペアの
始動電流パルスの振幅は1.8アンペアの定常電流の振
幅よりもかなり大きなものであるが、従来の始動技術を
使用した場合に約20アンペアの連続始動電流を必要と
したことを考えると本発明の利点を理解できることであ
ろう。その結果、必要な始動電流振幅を半分にした丁度
2つのパルスを連続指令信号の前に使用することになっ
たのである。多くの数のパルスを使用して始動する場合
には、この様なパルスによる電流の振幅は10アンペア
以下になるであろう。実際に、始動電流パルスに必要な
振幅は始動を行うために供給されるパルスの数の増大に
連れて低減し、十分なパルスおよび対応するカム揺動動
作を利用して始動を行った場合には、始動パルス電流は
理論的には定常状態のモータ電流に近づく。しかしなが
ら、実際の問題としては、この点はシステムの摩擦係数
のために完全に達成し得るものではない。
本発明は説明のために4つの突出部を有するカムについ
て説明している。本技術分野に専門知識を有する者にと
っては、本発明はまたカムが丁度2つの対向する突出部
を有するカム構造とカムがハンマバンクを駆動するため
の単一の突出部を有し、平衡錘アッセンブリを駆動する
第2のカムと連結されているカム構造とを有する他のカ
ム構造に適応することもできる。
また、本技術分野に専門知識を有する者にとっては、本
発明による始動動作は上述した開ループシステムのみな
らず閉ループシステムを使用しても達成することができ
ることを理解するであろう。この種のプリンタは通常一
連の異なる位置において「フェンスポスト(fence pos
t)」パルスを発生するようにカムによる被動システム
またはハンマバンクに接続されているエンコーダのよう
な位置フィードバック手段を備えている。このようなフ
ェンスポストパルスはカムの角度位置を表し、モータの
手動パルスを調整し、カムがピーク抵抗の点を通過して
回転したことを決定した場合に連続モータ電流を供給す
るように使用することができる。
上述した図に示したように多くの変形および変更を行っ
たり、また別の形態のものを形成することができるが、
独立請求項によって定められる本発明の範囲はこのよう
な全ての形態を含むものであることを理解されたい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、始動時にカム駆
動モータを一連の電流パルスで間欠的または断続的に駆
動することにより従来必要であって駆動電流値に比較し
てかなり小さな電流値でモータを始動することができる
ので、小さな電源または電流源、または小さなモータを
使用することができ、経済化および小型化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるハンマバンクの改良型カム式駆動
機構を有するドットマトリックスラインプリンタの斜視
図である。 第2図は第1図のプリンタのカム式駆動機構の斜視図で
ある。 第3図は第1図のプリンタのハンマバンクおよびプラテ
ンアッセンブリおよびハンマバンクのカムフォロワーア
ッセンブリを示す展開斜視図である。 第4A図および第4B図は2つの異なる位置のカムを示
す第1図のプリンタのカム式駆動機構の平面図である。 第5図は第1図のプリンタ内のカムによる被動システム
の共振応答特性を示す時間の関数に対するカムの角度位
置を示す図である。 第6図は第1図のプリンタのカム式駆動機構内のカム駆
動モータを制御するサーボ制御システムのブロック図で
ある。 第7図は第6図のサーボ制御システムが本発明による始
動を行う場合を示す時間の関数に対するモータ速度指令
信号およびその結果のカム速度を示す図である。 12……カム駆動装置アッセンブリ、16……ハンマバ
ンク、28……カム、32……平衡アッセンブリ、34
……カム駆動モータ、38,42……カム追従滑車、4
0,44……カムフォロワーアッセンブリ、56……ハ
ンマばね、64,66……磁極片、70……永久磁石、
120……平衡マス、126……カム駆動システム、1
28,130,132,134……突出部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタのハンマバンクを往復駆動する装
    置であって、 スライド可能に取り付けられているハンマバンクと、 前記ハンマバンクを往復駆動するように連結され、回転
    可能に取り付けられているカムと、 前記カムを駆動するようにして接続されているモータ
    と、 前記モータを起動して少なくとも一対の対向する突出部
    を有する前記カムを駆動するように接続され、該カムの
    突出部が前記ハンマバンクとカムとの係合領域を通過す
    るまでカムを前後に揺動するよう前記モータに前記カム
    の前後揺動と共振する一連の電流パルスを供給して始動
    を行い、続いて前記モータに連続電流を供給することに
    よってカムの回転を行い、前記カムの駆動を継続して前
    記ハンマバンクを往復駆動するように動作する回路と、 を有するパルス始動式プリンタ用ハンマバンク駆動装
    置。
  2. 【請求項2】カムフォロワーアッセンブリを有し、前記
    ハンマバンクに対向して配設されている平衡錘アッセン
    ブリを更に有し、前記ハンマバンクは細長く、往復動作
    を行うように取り付けられ、カムフォロワーアッセンブ
    リを有し、前記回転自在に取り付けられているカムは前
    記細長いハンマバンクおよび前記平衡錘アッセンブリの
    前記カムフォロワーアッセンブリの間に配設されるとと
    もに係合し、前記カムは少なくとも一対の対向する突出
    部を有し、前記モータを付勢するように接続されている
    回路はプリンタの始動時に動作し、前記細長いハンマバ
    ンクおよび前記平衡錘アッセンブリの前記カムフォロワ
    ーアッセンブリの前後にあるカムの対向する一対の突出
    部を動かすに十分な一連の電流パルスを前記モータに供
    給し、その後連続電流をモータに供給する駆動回路を有
    している請求項1記載のハンマバンク駆動装置。
  3. 【請求項3】前記駆動回路はモータに接続され、実際の
    モータ速度指示値を発生する手段と、所望のモータ速度
    を表す指令信号を発生する手段と、前記実際のモータ指
    示値と前記指令信号との差に従ってモータを駆動する手
    段とを有し、所望のモータ速度を表す指令信号を発生す
    る前記手段は連続信号が続く、所定の振幅、継続期間お
    よび間隔を有する一連の断続信号を発生するように動作
    し、前記細長いハンマバンクおよび前記平衡錘アッセン
    ブリはともに共振周波数応答特性を有するカムによる被
    振動システムを有し、前記断続信号は前記共振周波数応
    答特性の周波数の各サイクルの最初の半周期に同期して
    発生するようになっている請求項2記載のハンマバンク
    駆動装置。
  4. 【請求項4】モータを起動してカムを回転駆動すること
    により、プリンタ内にスライド可能に取り付けられ、カ
    ムと係合しているハンマバンクを往復動させる方法であ
    って、 カムの突出部がハンマバンクとカムとの係合領域を通過
    するまでカムを前後に揺動するようにモータに前記カム
    の前後揺動と共振する一連の電流パルスを供給し、 その後連続電流をモータに供給してカムを所望の速度で
    回転させるパルス始動式プリンタ用ハンマバンク駆動方
    法。
  5. 【請求項5】カムによって往復動するハンマバンクの平
    均共振周波数を決定し、パルスが平均共振周波数と同期
    して発生するように一連の電流パルスの間隔を設定し、
    各電流パルスの継続期間が平均共振周波数の半サイクル
    の周期にほぼ等しくなるように一連の電流パルスを形成
    するステップを更に有する請求項4記載のパルス始動式
    プリンタ用ハンマバンク駆動方法。
JP63165799A 1987-07-01 1988-07-01 パルス始動式プリンタ用ハンマバンク駆動装置及び方法 Expired - Lifetime JPH0645246B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/068,346 US4749294A (en) 1987-07-01 1987-07-01 Printer hammerbank cam drive having pulsed startup
US68,346 1987-07-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6422558A JPS6422558A (en) 1989-01-25
JPH0645246B2 true JPH0645246B2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=22081969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63165799A Expired - Lifetime JPH0645246B2 (ja) 1987-07-01 1988-07-01 パルス始動式プリンタ用ハンマバンク駆動装置及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4749294A (ja)
JP (1) JPH0645246B2 (ja)
CA (1) CA1296572C (ja)
DE (1) DE3822381A1 (ja)
FR (1) FR2617433B1 (ja)
GB (1) GB2207015B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4941405A (en) * 1987-12-16 1990-07-17 Dataproducts Corporation Driving mechanism for reciprocating print shuttle
JPH01171971A (ja) * 1987-12-28 1989-07-06 Sharp Corp 電子タイプライタのコレクション制御方法
DE3942003A1 (de) * 1989-12-20 1991-06-27 Thomson Brandt Gmbh Verfahren und vorrichtung zur steuerung eines elektronisch kommutierten motors
JP3060395B2 (ja) * 1993-03-10 2000-07-10 株式会社ワイ・イー・データ シャトル型ラインプリンター
US5803630A (en) * 1995-08-08 1998-09-08 Printronix, Inc. Printer having an improved shuttle position sensor
US5857787A (en) * 1996-09-11 1999-01-12 Prinntronix, Inc. Printer and motor having a balanced buck drive
US6715947B1 (en) * 2001-06-08 2004-04-06 Tally Printer Corporation Low rotational inertia shuttle system with a flattened sinusoidal carriage velocity

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3743902A (en) * 1972-06-09 1973-07-03 United Aircraft Corp Brushless dc motor
US3941051A (en) * 1974-08-08 1976-03-02 Printronix, Inc. Printer system
DE2556726B2 (de) * 1975-12-17 1977-12-29 Danfoss A/S, Nordborg (Dänemark) Steuerschaltung fuer einen selbstanlaufenden elektromotor
US4227455A (en) * 1978-12-29 1980-10-14 International Business Machines Corporation Suspension arrangement for an oscillating body
US4239403A (en) * 1979-01-30 1980-12-16 Printronix, Inc. Counterbalanced bidirectional shuttle drive
JPS59176063A (ja) * 1983-03-25 1984-10-05 Toshiba Corp ドツトプリンタ
JPS59188383A (ja) * 1983-04-06 1984-10-25 Fumito Komatsu 同期モ−タの起動方法
US4498793A (en) * 1983-05-12 1985-02-12 Printronix, Inc. Printer shuttle drive having castered cam followers

Also Published As

Publication number Publication date
DE3822381C2 (ja) 1993-01-21
DE3822381A1 (de) 1989-01-12
US4749294A (en) 1988-06-07
GB2207015B (en) 1991-06-12
JPS6422558A (en) 1989-01-25
GB2207015A (en) 1989-01-18
CA1296572C (en) 1992-03-03
FR2617433B1 (fr) 1995-01-06
FR2617433A1 (fr) 1989-01-06
GB8815600D0 (en) 1988-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4359289A (en) Counterbalanced bidirectional shuttle drive having linear motor
US4614170A (en) Method of starting a valve regulating apparatus for displacement-type machines
US4180766A (en) Reciprocating linear drive mechanism
JPH0645246B2 (ja) パルス始動式プリンタ用ハンマバンク駆動装置及び方法
US4239403A (en) Counterbalanced bidirectional shuttle drive
US4259026A (en) Dot printer having concentric driving cams
JPS6345310B2 (ja)
US4049108A (en) Actuator for a matrix print head
US4147438A (en) Serial printer for typewriters, teleprinters and data processors
EP0109329A2 (en) Balanced print head drive mechanism
US4230411A (en) Matrix printer
KR100697168B1 (ko) 피구동체의 구동 방법 및 구동 장치와 이를 사용한 프린터
CA1192083A (en) Ink jet printer drive mechanism
JPS6259676B2 (ja)
US6231250B1 (en) Method of controlling reciprocal movement of hammer rank in print device
JP3552020B2 (ja) 印刷装置のシャトル制御方法
JPH0133340Y2 (ja)
JPH0647727Y2 (ja) ドットプリンタ印字ヘッドのアクチュエータ
JPS63122562A (ja) シヤトル型ドツトラインプリンタ
JPS622954Y2 (ja)
JPH0340714B2 (ja)
SU680863A1 (ru) Вибрационна машина дл обработки деталей в контейнере
JPS62281797A (ja) ステツピングモ−タの駆動制御方法
JP2001301263A (ja) 印字装置
SU1533869A1 (ru) Способ записи изображени и устройство дл его осуществлени