JPH0645032B2 - 廃水処理装置 - Google Patents
廃水処理装置Info
- Publication number
- JPH0645032B2 JPH0645032B2 JP26682488A JP26682488A JPH0645032B2 JP H0645032 B2 JPH0645032 B2 JP H0645032B2 JP 26682488 A JP26682488 A JP 26682488A JP 26682488 A JP26682488 A JP 26682488A JP H0645032 B2 JPH0645032 B2 JP H0645032B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter medium
- layer
- water
- tank
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Description
本発明は廃水処理装置に関する。
生物学的廃水処理方法の一つに固着性生物を利用した接
触濾床方法がある。従来は濾材として花崗岩,安山岩等
の砕石が使用されていた。 しかし、(a)濾材は、規定の寸法よりも小さいものがあ
ると濾材閉鎖の原因となるので、どの濾材も大きさは均
等にしなければならないこと、 また、(b)砕石を濾材とする場合は、通水に対する高い
抵抗性を有すること、 等から最近はプラスチック製の濾材が広く用いられるよ
うになった。 ところでこのプラスチック製を含め、濾材は、閉塞を起
さない範囲で小さいほど効果的である。家庭用浄化槽程
度の大きさの曝気槽の場合は、濾材は数万個が使用され
る。この程度の数であれば貯蔵管理や曝気槽への搬入、
或いは曝気槽からの搬出にはさほど手間はかからない。
しかし、曝気槽の規模が大きくなると濾材の数も数十万
個に及び、管理や作業性に支障を来たしてくる。 また、曝気槽で処理された処理水は、BODは低下する
ものの処理水中の臭や色を取り除くことはできない。こ
のため、放流する場合はともかくとして生活用水として
再利用するためには何等かの手段を講じる必要がある。
触濾床方法がある。従来は濾材として花崗岩,安山岩等
の砕石が使用されていた。 しかし、(a)濾材は、規定の寸法よりも小さいものがあ
ると濾材閉鎖の原因となるので、どの濾材も大きさは均
等にしなければならないこと、 また、(b)砕石を濾材とする場合は、通水に対する高い
抵抗性を有すること、 等から最近はプラスチック製の濾材が広く用いられるよ
うになった。 ところでこのプラスチック製を含め、濾材は、閉塞を起
さない範囲で小さいほど効果的である。家庭用浄化槽程
度の大きさの曝気槽の場合は、濾材は数万個が使用され
る。この程度の数であれば貯蔵管理や曝気槽への搬入、
或いは曝気槽からの搬出にはさほど手間はかからない。
しかし、曝気槽の規模が大きくなると濾材の数も数十万
個に及び、管理や作業性に支障を来たしてくる。 また、曝気槽で処理された処理水は、BODは低下する
ものの処理水中の臭や色を取り除くことはできない。こ
のため、放流する場合はともかくとして生活用水として
再利用するためには何等かの手段を講じる必要がある。
そこで本発明の目的は、濾材の管理や曝気槽内への搬入
・搬出といった作業性を容易にすると共に、濾材同士或
は他の部材との密着性を高めて処理効率を向上させた廃
水処理装置を提供することにある。 また、本発明の他の目的は、臭や色を十分に取り除くと
共に、濾過材の目詰まりを防止して濾過効率を高め、廃
水を生活用水として再利用できるようにした廃水処理装
置を提供することにある。
・搬出といった作業性を容易にすると共に、濾材同士或
は他の部材との密着性を高めて処理効率を向上させた廃
水処理装置を提供することにある。 また、本発明の他の目的は、臭や色を十分に取り除くと
共に、濾過材の目詰まりを防止して濾過効率を高め、廃
水を生活用水として再利用できるようにした廃水処理装
置を提供することにある。
上記目的を達成するために講じた本発明の構成は次の通
りである。即ち本発明は、 廃水処理装置において、この処理装置は、一または二以
上の曝気槽と、この曝気槽で処理された廃水を処理する
後処理槽と、を備え、上記曝気槽は、上部空間及び下部
空間の間に設けてある濾材層と、この濾材層を貫通して
立設してある曝気筒と、を備え、上記濾材層は、通水性
を有する通水袋に多数の小筒体を収容した濾材ユニット
を複数積み重ねて構成され、この濾材ユニットは、上記
多数の小筒体が上記通水袋内で動けるようにして上記濾
材ユニットの全体形状が変形出来るようにしてあり、上
記後処理槽は、コークス層と木炭層と貝殻層を有する濾
過部と、この濾過部の下方に配設してあり、処理水と共
に濾過部を通過する気泡を発生させる散気管と、を備え
た、廃水処理装置である。
りである。即ち本発明は、 廃水処理装置において、この処理装置は、一または二以
上の曝気槽と、この曝気槽で処理された廃水を処理する
後処理槽と、を備え、上記曝気槽は、上部空間及び下部
空間の間に設けてある濾材層と、この濾材層を貫通して
立設してある曝気筒と、を備え、上記濾材層は、通水性
を有する通水袋に多数の小筒体を収容した濾材ユニット
を複数積み重ねて構成され、この濾材ユニットは、上記
多数の小筒体が上記通水袋内で動けるようにして上記濾
材ユニットの全体形状が変形出来るようにしてあり、上
記後処理槽は、コークス層と木炭層と貝殻層を有する濾
過部と、この濾過部の下方に配設してあり、処理水と共
に濾過部を通過する気泡を発生させる散気管と、を備え
た、廃水処理装置である。
本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明す
る。第1図は廃水処理装置の概略説明図である。 廃水処理装置は、原水が流入する原水槽1,固液分離を
行なう第1沈殿分離槽2及び第2沈殿分離槽3,固液分
離された廃水を所定量曝気槽に送る流量調整槽4,流量
調整槽4から送られてきた廃水を浄化する複数の曝気槽
5,浄化水の固液分離を行なう沈殿槽6,沈殿槽6で分
離された処理水に含まれる色や臭を生活用水として再利
用できる迄取り除く三次処理槽7,消泡槽8,放流槽9
を備えている。 本発明に係る廃水処理装置では、曝気槽5及び後処理層
である三次処理槽7を除いて他の槽の構造は従来から存
る槽の構造と大体において同じであるので説明を省略す
る。 第2図は曝気槽内の構造を示す一部を破断した要部斜視
図である。第1図及び第2図を参照して曝気槽について
説明する。 曝気槽5は六つに区画された曝気槽群5a〜5fからな
り、その構造は同一であるので、曝気槽5aについて説
明する。 曝気槽5aは円形または方形に形成され、上部空間51
及び下部空間52を除いて濾材層53が設けてある。曝
気槽5aの中心部には、濾材層53を貫通して曝気筒5
4が立設されている。曝気筒54の上には、上端よりや
や間隔を設けて拡散板540が配置してある。 また、濾材層53を貫通して送気管55が配設してあ
り、送気管55の下端は曝気筒54の下部に連通し、そ
の先端には散気体(図示省略)が設けてある。更に、濾
材層53を貫通して沈降汚泥の引き抜きパイプ56が配
設してある。 濾材層53は、濾材ユニット10を複数集合して構成さ
れている。濾材ユニット10は、多数の小筒体20を通
水袋12に収容して構成されている。本実施例では通水
袋12の素材に合成樹脂ネットを使用しているが、小筒
体20を収容し廃水の循環を妨げなければ他の素材を使
用することもできる。濾材ユニット10内に収容された
小筒体20の量は、小筒体20が通水袋12内で自由に
動ける量であり、したがって濾材ユニット10の全体形
状は自由に変形出来る。このため第2図に示すよう曝気
槽5a内に曝気筒54,送気管55及び引き抜きパイプ
56が配設されていても、小筒体20をバラで不規則に
充填したと同様にその周囲に空隙をほとんど生じないよ
うにして濾材ユニット10を充填することができる。濾
材ユニット10の充填は、下部空間52の上部にロスト
ル(図示省略)を配設し、その上に載置ネット(図示省
略)を敷設し、その上に濾材ユニット10を隙間なく上
部空間51の下まで充填したのち、最上部の濾材ユニッ
ト10の上に載置ネットと同じ被覆ネット58を張設し
た構造である。 なお、管を組み合わせてロストルを形成し、ロストルに
多数の散気孔を設けて、ロストルを逆洗用部材として使
用することもできる。 第3図を参照する。第3図は小筒体の断面図である。小
筒体20は両側に小開口部21と大開口部22を有し、
中央にくびれ部23が形成された構造である。この構造
の濾材は、接触面積が大きく、また濾材層53内に不規
則に充填されることによって空隙の形状から循環流は乱
流となり、浮遊物補足作用が強く表われる。 第4図を参照する。第4図は第1図に示す三次処理槽の
概略断面図である。三次処理槽7には仕切壁70で隔離
されて濾過部71が設けてあり、仕切壁70と槽壁72
との間は、通水部73となっている。濾過部71は三層
構造で、下からコークス層74,木炭層75,貝殻層7
6が設けてある。貝殻層76は、多数の貝殻を前記通水
袋12と同様の通水袋に収容したものの複数からなる。
コークス層74,木炭層75,貝殻層76の下にはプラ
スチックの発砲成形によって得られたヘチマ繊維状の通
水棚77が設けてあり、通水棚77の上には前記被覆ネ
ット58と同様の載置ネット(図示省略)が張設してあ
る。 なお、79は貝殻層76の浮き上がりを防止する石灰岩
である。上記濾過部71の下方には、処理水と共に濾過
部71を通過する気泡を発生させる散気管78が配設し
てある。Bはブロワーで、散気管78に空気を送るよう
にしている。 作用 次に本実施例の作用を説明する。 流入管1aによって原水槽1に流入した廃水は原水ポ
ンプによって沈殿分離槽2,3に移流され、ここで固液
分離される。固体を分離した廃水は流量調整槽4に送ら
れ曝気槽5の能力に応じた所定量がポンプによって第1
の曝気槽5aに送られる。 曝気槽5a流入した汚水は、曝気筒54内で空気と混
合されると共にエアーリフト作用によって上昇し、生物
性汚泥を固着した濾材層53間を反復して通過する間に
好気性生物の作用によって浄化される。 第1の曝気槽5aで浄化された処理水は第2の曝気槽5
bに送られ、第1の曝気槽5aと同様にして処理され
る。このようにして第6の曝気槽5fまでの間で廃水は
処理され浄化される。 曝気槽5で処理された処理水は、沈殿槽6に流入し、
ここで処理水中の固形分を沈殿させた後に三次処理槽7
に流入する。 三次処理槽7に流入した処理水は、通水部73を通っ
て濾過部71の下に流れ、そこからコークス層74,木
炭層75,貝殻層76を通過して消泡槽8に流入する。
濾過部71ではコークス層74によってアンモニア性窒
素が、木炭層75によって臭と色が取り除かれる。ま
た、貝殻層76によって酸性は中和される。 散気管78からは気泡が発生しており、気泡は処理水と
共に濾過部71を通過する。この為コークス層74,木
炭層75,貝殻層76との目詰まりの発生を防止でき、
目詰まりによって処理水が通る際の水の道の発生を防止
できる。 つまり処理水はコークス層74,木炭層75,貝殻層7
6全体を万遍なく通る為、濾過効果が向上する。 消泡槽8で泡を消された処理水は殺菌されながら放流
槽9に流入し、廃水処理装置から放流される。 なお、本発明は図示の実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲の記載内において数々の変形が可能
である。
る。第1図は廃水処理装置の概略説明図である。 廃水処理装置は、原水が流入する原水槽1,固液分離を
行なう第1沈殿分離槽2及び第2沈殿分離槽3,固液分
離された廃水を所定量曝気槽に送る流量調整槽4,流量
調整槽4から送られてきた廃水を浄化する複数の曝気槽
5,浄化水の固液分離を行なう沈殿槽6,沈殿槽6で分
離された処理水に含まれる色や臭を生活用水として再利
用できる迄取り除く三次処理槽7,消泡槽8,放流槽9
を備えている。 本発明に係る廃水処理装置では、曝気槽5及び後処理層
である三次処理槽7を除いて他の槽の構造は従来から存
る槽の構造と大体において同じであるので説明を省略す
る。 第2図は曝気槽内の構造を示す一部を破断した要部斜視
図である。第1図及び第2図を参照して曝気槽について
説明する。 曝気槽5は六つに区画された曝気槽群5a〜5fからな
り、その構造は同一であるので、曝気槽5aについて説
明する。 曝気槽5aは円形または方形に形成され、上部空間51
及び下部空間52を除いて濾材層53が設けてある。曝
気槽5aの中心部には、濾材層53を貫通して曝気筒5
4が立設されている。曝気筒54の上には、上端よりや
や間隔を設けて拡散板540が配置してある。 また、濾材層53を貫通して送気管55が配設してあ
り、送気管55の下端は曝気筒54の下部に連通し、そ
の先端には散気体(図示省略)が設けてある。更に、濾
材層53を貫通して沈降汚泥の引き抜きパイプ56が配
設してある。 濾材層53は、濾材ユニット10を複数集合して構成さ
れている。濾材ユニット10は、多数の小筒体20を通
水袋12に収容して構成されている。本実施例では通水
袋12の素材に合成樹脂ネットを使用しているが、小筒
体20を収容し廃水の循環を妨げなければ他の素材を使
用することもできる。濾材ユニット10内に収容された
小筒体20の量は、小筒体20が通水袋12内で自由に
動ける量であり、したがって濾材ユニット10の全体形
状は自由に変形出来る。このため第2図に示すよう曝気
槽5a内に曝気筒54,送気管55及び引き抜きパイプ
56が配設されていても、小筒体20をバラで不規則に
充填したと同様にその周囲に空隙をほとんど生じないよ
うにして濾材ユニット10を充填することができる。濾
材ユニット10の充填は、下部空間52の上部にロスト
ル(図示省略)を配設し、その上に載置ネット(図示省
略)を敷設し、その上に濾材ユニット10を隙間なく上
部空間51の下まで充填したのち、最上部の濾材ユニッ
ト10の上に載置ネットと同じ被覆ネット58を張設し
た構造である。 なお、管を組み合わせてロストルを形成し、ロストルに
多数の散気孔を設けて、ロストルを逆洗用部材として使
用することもできる。 第3図を参照する。第3図は小筒体の断面図である。小
筒体20は両側に小開口部21と大開口部22を有し、
中央にくびれ部23が形成された構造である。この構造
の濾材は、接触面積が大きく、また濾材層53内に不規
則に充填されることによって空隙の形状から循環流は乱
流となり、浮遊物補足作用が強く表われる。 第4図を参照する。第4図は第1図に示す三次処理槽の
概略断面図である。三次処理槽7には仕切壁70で隔離
されて濾過部71が設けてあり、仕切壁70と槽壁72
との間は、通水部73となっている。濾過部71は三層
構造で、下からコークス層74,木炭層75,貝殻層7
6が設けてある。貝殻層76は、多数の貝殻を前記通水
袋12と同様の通水袋に収容したものの複数からなる。
コークス層74,木炭層75,貝殻層76の下にはプラ
スチックの発砲成形によって得られたヘチマ繊維状の通
水棚77が設けてあり、通水棚77の上には前記被覆ネ
ット58と同様の載置ネット(図示省略)が張設してあ
る。 なお、79は貝殻層76の浮き上がりを防止する石灰岩
である。上記濾過部71の下方には、処理水と共に濾過
部71を通過する気泡を発生させる散気管78が配設し
てある。Bはブロワーで、散気管78に空気を送るよう
にしている。 作用 次に本実施例の作用を説明する。 流入管1aによって原水槽1に流入した廃水は原水ポ
ンプによって沈殿分離槽2,3に移流され、ここで固液
分離される。固体を分離した廃水は流量調整槽4に送ら
れ曝気槽5の能力に応じた所定量がポンプによって第1
の曝気槽5aに送られる。 曝気槽5a流入した汚水は、曝気筒54内で空気と混
合されると共にエアーリフト作用によって上昇し、生物
性汚泥を固着した濾材層53間を反復して通過する間に
好気性生物の作用によって浄化される。 第1の曝気槽5aで浄化された処理水は第2の曝気槽5
bに送られ、第1の曝気槽5aと同様にして処理され
る。このようにして第6の曝気槽5fまでの間で廃水は
処理され浄化される。 曝気槽5で処理された処理水は、沈殿槽6に流入し、
ここで処理水中の固形分を沈殿させた後に三次処理槽7
に流入する。 三次処理槽7に流入した処理水は、通水部73を通っ
て濾過部71の下に流れ、そこからコークス層74,木
炭層75,貝殻層76を通過して消泡槽8に流入する。
濾過部71ではコークス層74によってアンモニア性窒
素が、木炭層75によって臭と色が取り除かれる。ま
た、貝殻層76によって酸性は中和される。 散気管78からは気泡が発生しており、気泡は処理水と
共に濾過部71を通過する。この為コークス層74,木
炭層75,貝殻層76との目詰まりの発生を防止でき、
目詰まりによって処理水が通る際の水の道の発生を防止
できる。 つまり処理水はコークス層74,木炭層75,貝殻層7
6全体を万遍なく通る為、濾過効果が向上する。 消泡槽8で泡を消された処理水は殺菌されながら放流
槽9に流入し、廃水処理装置から放流される。 なお、本発明は図示の実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲の記載内において数々の変形が可能
である。
本発明は上記構成を有し、次の効果を生じる。 (1)濾材層は複数の濾材ユニットで構成されており、こ
の濾材ユニットは、多数の小筒体を通水性を有する通水
袋に収容している。 このため管理や曝気槽内への搬入・搬出といった作業性
が容易である。 また、濾材の設置や交換が濾材ユニット単位で出来るの
で濾材管理や作業性が良い。(2)濾材層は複数の濾材ユ
ニットで構成され、該濾材ユニットは、多数の小筒体を
通水袋に収容し該小筒体が通水袋内で自由に動けるよう
にして濾材ユニットの全体形状が変形出来るようにして
いる。 このため曝気槽内に濾材を配置する場合、曝気筒や送気
管、引き抜きパイプの形状に十分に馴染み、空隙等を生
じないので生物固定の偏りが生せず、廃水の均等な処理
ができる。 (3)接触浄化された処理水はコークス,木炭,貝殻から
なる後処理槽で更に処理される。その際、濾過部の下方
に配設している散気管からは気泡が発生しており、気泡
は処理水と共に濾過部を通過する。 この為コークス層,木炭層,貝殻層とも目詰まりの発生
を防止でき、目詰まりによって処理水が通る際の水の道
の発生を防止できる。 つまり処理水はコークス層,木炭層,貝殻層全体を万遍
なく通る為濾過効果が向上し、最終的に放流される放流
水は、生活用水として再使用できる程になる。
の濾材ユニットは、多数の小筒体を通水性を有する通水
袋に収容している。 このため管理や曝気槽内への搬入・搬出といった作業性
が容易である。 また、濾材の設置や交換が濾材ユニット単位で出来るの
で濾材管理や作業性が良い。(2)濾材層は複数の濾材ユ
ニットで構成され、該濾材ユニットは、多数の小筒体を
通水袋に収容し該小筒体が通水袋内で自由に動けるよう
にして濾材ユニットの全体形状が変形出来るようにして
いる。 このため曝気槽内に濾材を配置する場合、曝気筒や送気
管、引き抜きパイプの形状に十分に馴染み、空隙等を生
じないので生物固定の偏りが生せず、廃水の均等な処理
ができる。 (3)接触浄化された処理水はコークス,木炭,貝殻から
なる後処理槽で更に処理される。その際、濾過部の下方
に配設している散気管からは気泡が発生しており、気泡
は処理水と共に濾過部を通過する。 この為コークス層,木炭層,貝殻層とも目詰まりの発生
を防止でき、目詰まりによって処理水が通る際の水の道
の発生を防止できる。 つまり処理水はコークス層,木炭層,貝殻層全体を万遍
なく通る為濾過効果が向上し、最終的に放流される放流
水は、生活用水として再使用できる程になる。
第1図は廃水処理装置の概略説明図、 第2図は曝気槽内の構造を示す一部を破断した要部斜視
図、 第3図は小筒体の断面図、 第4図は第1図に示す三次処理槽の概略断面図である。 5:曝気槽 51:上部空間 52:下部空間 53:濾材層 54:曝気筒 10:濾材ユニット 12:通水袋 20:小筒体
図、 第3図は小筒体の断面図、 第4図は第1図に示す三次処理槽の概略断面図である。 5:曝気槽 51:上部空間 52:下部空間 53:濾材層 54:曝気筒 10:濾材ユニット 12:通水袋 20:小筒体
Claims (1)
- 【請求項1】廃水処理装置において、この処理装置は、
一または二以上の曝気槽(5)と、 この曝気槽(5)で処理された廃水を処理する後処理槽
と、 を備え、 上記曝気槽(5)は、 上部空間(51)及び下部空間(52)の間に設けてある濾材層
(53)と、 この濾材層(53)を貫通して立設してある曝気筒(54)と、 を備え、 上記濾材層(53)は、通水性を有する通水袋(12)に多数の
小筒体(20)を収容した濾材ユニット(10)を複数積み重ね
て構成され、 この濾材ユニット(10)は、上記多数の小筒体(20)が上記
通水袋(12)内で動けるようにして上記濾材ユニット(10)
の全体形状が変形出来るようにしてあり、 上記後処理槽は、 コークス層(74)と木炭層(75)と貝殻層(76)を有する濾過
部(71)と、 この濾過部(71)の下方に配設してあり、処理水と共に濾
過部(71)を通過する気泡を発生させる散気管(78)と、 を備えた、 廃水処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26682488A JPH0645032B2 (ja) | 1988-10-23 | 1988-10-23 | 廃水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26682488A JPH0645032B2 (ja) | 1988-10-23 | 1988-10-23 | 廃水処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02115097A JPH02115097A (ja) | 1990-04-27 |
JPH0645032B2 true JPH0645032B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=17436170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26682488A Expired - Lifetime JPH0645032B2 (ja) | 1988-10-23 | 1988-10-23 | 廃水処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0645032B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9914888D0 (en) * | 1999-06-26 | 1999-08-25 | Mate Stephen F | Sewage plant |
KR100380321B1 (ko) * | 2000-09-26 | 2003-04-16 | 주식회사 장호 | 유동상 및 고정상 접촉재를 이용한 고효율 정화처리 장치 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5178554A (ja) * | 1974-12-28 | 1976-07-08 | Shigeru Kobayashi | |
JPS51117445A (en) * | 1975-04-07 | 1976-10-15 | Tamotsu Mori | Waste water disposal system making use of shells or crust aquatic crea tures |
JPS5225463A (en) * | 1975-08-21 | 1977-02-25 | Japan Organo Co Ltd | Micro-organism treating device filled with porous grains for waste wat er |
JPS559236U (ja) * | 1978-06-30 | 1980-01-21 | ||
JPS55119494A (en) * | 1979-03-06 | 1980-09-13 | Kesennumashi | Water treating method by oyster shells dipping filter bed |
JPS5840294U (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-16 | 株式会社浄研 | 汚水浄化装置 |
JPH039832Y2 (ja) * | 1986-04-22 | 1991-03-12 |
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1988
- 1988-10-23 JP JP26682488A patent/JPH0645032B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH02115097A (ja) | 1990-04-27 |
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