JPH0645029U - 傘立て用錠装置 - Google Patents

傘立て用錠装置

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JPH0645029U
JPH0645029U JP8241592U JP8241592U JPH0645029U JP H0645029 U JPH0645029 U JP H0645029U JP 8241592 U JP8241592 U JP 8241592U JP 8241592 U JP8241592 U JP 8241592U JP H0645029 U JPH0645029 U JP H0645029U
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佳昭 柳川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の傘立て用錠装置は、傘を斜めに挿入し
なければならない不便と、傘の太さが異なると収容不能
或いは挟持力不足の問題があった。本考案はかかる課題
を解決することを目的とする。 【構成】 前面に開口13を有するケース10の内部に
開口13より突出し側面にラッチ溝23を有する傘検知
用スライダ18と、傘検知用スライダ18が後退したと
きに閉鎖される一対のクランプ部材25,25と、シリ
ンダ錠14のロータ14bに固着されるカムリング29
と、一端に設けられた爪36がラッチ溝23に係合した
ときにカムリング29を押動するストッパ34を設け
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、太い傘でも細い傘でも同じように保管することができる傘立て用錠 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に使用されている傘立て用錠装置は、図6の平面図に示すように、傘立て の枠体1に、傘収容縦溝2を有する支持部材3が多数配列して固着され、各支持 部材3に設けられた軸4に、傘収容縦溝2を開閉する開閉レバー5の一端が枢着 される。 傘が保管されていないときには、開閉レバー5は付勢された開位置(鎖線で示 す位置)にあり、傘収容縦溝2に傘を収容した後に開閉レバー5を実線位置に回 動して傘収容縦溝2を閉鎖すると、錠装置(図示しない)に差し込まれたキー6 が抜取可能になり、キー6を抜くと錠装置が施錠される。
【0003】 抜き取ったキー6を携帯して傘立て用錠装置より立ち去り、保管を完了して傘 を取り出すときには、錠装置にキー6を挿入して錠装置を解錠すると、開閉レバ ー5が鎖線位置まで開放され、傘を取り出すことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然し、傘の太さが大小様々であるのに対して傘収容縦溝2の大きさは一定であ るため、細い傘を傘収容縦溝2に収容した場合には、開閉レバー5を閉鎖しても 細い傘を上方に抜き取ることが可能であり、太い傘を傘収容縦溝2に挿入できな い問題がある。
【0005】 又、開閉レバー5が鎖線位置まで開いていても、傘を挿入する場合には開閉レ バー5を避けながら、矢印Eで示すように斜めに挿入しなければならないので傘 の出し入れに不便が感じられる。 本考案は、傘の挿入角度を規制されることなく正面から容易に挿入することが でき、挿入するだけで太い傘も細い傘も一様にクランプし、キーの抜取が可能に なる傘立て用錠装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、前面に開口を有するケースの内部に、 側面に複数のラッチ溝が刻設され、先端部に駆動ピンと、後端部に上記ケースに 立設された摺動案内ピンに遊嵌する長孔を有し、ばねにより上記開口より突出す る方向に付勢される傘検知用スライダと、上記ケースに立設された2個の支軸に それぞれ枢着され、上記開口より突出する開閉レバーが一端に形成され他端に上 記駆動ピンに遊嵌する孔を有する一対のクランプ部材と、ケース表面に鍵孔が露 出するシリンダ錠と、該シリンダ錠のロータに固着されるカムリングと、中間部 を上記ケースに枢着され、一端に形成された爪が上記傘検知用スライダの側面に 圧接する方向にばねにより付勢され、上記爪が上記ラッチ溝に係合したときに他 端が上記カムリングを押動するストッパとを設け、上記傘検知用スライダの後退 量に応じて上記クランプ部材が回動することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上記のように構成された傘立て用錠装置は、傘が収容されていない不使用状態 では、傘検知用スライダが開口より突出し、一対のクランプ部材の開閉レバーが 開き、ストッパの爪が傘検知用スライダに当接し、シリンダ錠は解錠されている のでキーを抜取ることはできない。 傘を傘検知用スライダに押し当てると、傘検知用スライダが後退して開閉レバ ーが閉鎖して傘をクランプすると共に、ストッパの爪がラッチ溝に係合するので 、ストッパが僅かに回動してカムリングを押動する。
【0008】 カムリングが押動されると、カムリングと共にシンダ錠のロータが回動し、シ リンダ錠が施錠される。 シリンダ錠が施錠されると、開閉レバーが閉鎖状態に保持されると共にキーが 抜取可能になる。 傘立て用錠装置の利用者がキーを携帯して立ち去っている間、傘は抜取不能な 状態で保管される。
【0009】 傘を取り出すには、シリンダ錠に挿入したキーを回動操作すると、シリンダ錠 が解錠すると共に、カムリングが回動してストッパを押動し、ストッパの爪がラ ッチ溝から外れるので、傘検知用スライダが突出位置に復帰すると共に、一対の クランプ部材の開閉レバーが開くので傘を取り出すことができる。 シリンダ錠の解錠により、キーは抜取不能になり、次の利用客を待つ。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参照して説明すると、図1は上部ケースを除去 した傘立て用錠装置の平面図、図2は図1の分解斜視図、図3は傘立て用錠装置 の斜視図を示す。 図3に示すように、傘立て用錠装置のケース10は、下部ケース11とこの下 部ケース11に取り付けられる上部ケース12とにより構成される。 上部ケース12の前面12aに開口13が形成され、上面に鍵孔14aが露出 するシリンダ錠14が上部ケース12に取り付けられる。
【0011】 図2に示すように、下部ケース11の後端部には起立壁15が延設され、下部 ケース11の前部ほぼ中央に長孔16が穿設され、長孔16の後方に摺動案内ピ ン17が立設される。 傘検知用スライダ18の前部の下面に切欠凹部19が形成され、切欠凹部19 から下方に突出する駆動ピン20の先端が長孔16に挿入される。
【0012】 傘検知用スライダ18に設けられた長孔21に摺動案内ピン17が挿入され、 長孔21の前端面と摺動案内ピン17との間にばね22が挿入されるので(図1 参照)、傘検知用スライダ18は開口13から突出する方向に付勢される。 傘検知用スライダ18の一方の側面には複数条(本実施例の図面では動作説明 の都合上2条とした)のラッチ溝23が刻設される。
【0013】 下部ケース11には、長孔16の両側に支軸24が立設され、支軸24には次 に述べる一対のクランプ部材25,25が枢着される。 クランプ部材25,25には、支軸24が挿入される長孔26と、駆動ピン2 0が挿入される孔27を有し(図2参照)、一端に形成される開閉レバー25a が開口13より突出する(図1,図3参照)。 従って、傘検知用スライダ18が、図1に示す矢印F方向に後退すると、この 後退量が開閉レバー25a,25aの大きな回動量に拡大されて矢印G方向に回 動し、クランプ部材25が閉鎖される(図1参照)。
【0014】 シリンダ錠14のロータ14bの先端に非円形軸部28が形成され、非円形軸 部28には、外周面に被押動面29aと凹部29bが形成されたカムリング29 が嵌着される。 カムリング29の外側には、下部ケース11に取り付けられた支持金具30が 近接し、支持金具30に設けられた孔に施錠保持部材31が挿入され、施錠保持 部材31の後端部に延設された小径の脚部31aが起立壁15を貫通し、起立壁 15と施錠保持部材31との間に、脚部31aに巻回されるばね32が挿入され る。
【0015】 そして、シリンダ錠14が施錠されたときに、カムリング29の凹部29bの 位置が施錠保持部材31と重なり、施錠保持部材31が凹部29bに係入してカ ムリング29が軽く係止される。 下部ケース11に軸33が立設され、L字形状のストッパ34の中間部に設け られた孔35に軸33が挿入される。 ストッパ34の一端には爪36が形成され、他端に押動部37を有する。
【0016】 軸33に巻回されるばね38の一端38aがストッパ34の一端に係止され、 他端38bが、下部ケース11に固着されたばね支持部材39に係止される。 従って、ストッパ34は、爪36が傘検知用スライダの側面に当接する方向に 付勢される(図1参照)。 符号40は、下部ケース11の固着され、ストッパ34の回動量を規制する起 立片である。
【0017】 以上のように構成された傘立て用錠装置の作用を図1,図4及び図5に基づい て説明する。 傘が収容されていない不使用状態では、図1に示すように、傘検知用スライダ 18が開口13より突出し、一対のクランプ部材25,25の開閉レバー25a ,25aが開き、ストッパ34の爪36が傘検知用スライダ18の側面の後端部 に当接し、シリンダ錠14は解錠されているのでキーを抜取ることはできない。
【0018】 図4に示すように、太い傘A1 を傘検知用スライダ18の前端面に押し当てる と、太い傘A1 に押された傘検知用スライダ18が矢印F方向に後退する。 傘検知用スライダ18の駆動ピン20が後退すると、両開閉レバー25a,2 5aが矢印G方向に回動してクランプ25,25が閉鎖し、太い傘A1 がクラン プ25,25と傘検知用スライダ18とによって挟持され、抜取不能になる。 従って、太い傘A1 を傘検知用スライダ18の前端面に押し当てるワンタッチ 動作で、太い傘A1 が収容され、施錠される。
【0019】 太い傘A1 の太さに応じて傘検知用スライダ18の後退量が決まり、ストッパ 34の爪36が何れかのラッチ溝23に係合し、傘検知用スライダ18の突出が 防止されると共に、クランプ25,25が閉鎖状態に係止される。 ストッパ34の爪36がラッチ溝23に係合すると、ストッパ34が僅かに反 時計方向回動して押動部37がカムリング29の被押動面29aを押動する。
【0020】 被押動面29aを押されたカムリング29がシリンダ錠14のロータ14bと 共に時計方向に回動して凹部29bが施錠保持部材31と重なり、施錠保持部材 31が凹部29bに係入する。 一方、シリンダ錠14は施錠されてキーの抜取が可能になるので、利用者は、 鍵孔14aから抜き取ったキーを携帯して立ち去る。
【0021】 太い傘A1 を取り出すには、シリンダ錠14の鍵孔14aに差し込んだキーを 回動操作すると、シリンダ錠14が解錠すると共に、カムリング29が回動して 被押動面29aが押動部37を押動し、ストッパ37が時計方向に回動して爪3 6がラッチ溝23から外れ、傘検知用スライダ18が突出位置に復帰すると共に 、一対のクランプ部材25,25の開閉レバー25a,25aが開くので太い傘 A1 を取り出すことができる。 シリンダ錠14の解錠により、キーは抜取不能になり、次の利用客を待つ。
【0022】 細い傘A2 の保管方法は太い傘A1 と同様であり、細い傘A2 を傘検知用スラ イダ18の前端面に押し付ける(図5参照)。 このとき、開閉レバー25a,25aと傘検知用スライダ18とで細い傘A2 を挟持するためには、傘検知用スライダ18を押圧する量が太い傘A1 よりも大 きくなり、爪36が係合するラッチ溝23の位置が異なるが、施錠及び解錠の動 作に関しては太い傘A1 の場合と同様であり、細い傘A2 を傘検知用スライダ1 8の前端面に押し付けるワンタッチ動作で細い傘A2 が収容され、施錠される。
【0023】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏 する。 (1) 本考案の傘立て用錠装置は、傘検知用スライダの後退に連動して閉鎖される 一対の開閉レバーと、傘検知用スライダとによって傘を挟持するようにしたの で、傘を真正面から挿入することができるので、従来の傘立て用錠装置のよう に、斜め前から挿入するような挿入方向の規制がなく、傘の挿入操作が容易に なった。 (2) 傘検知用スライダの後退量が開閉レバーの大きな回動量に拡大されるので、 傘の太さの大小にかかわらず、傘が抜き取られる虞がない利点と、傘を傘検知 用スライダに押し付けるワンタッチ動作で傘を収容し施錠できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】上部ケースを除去した傘立て用錠装置の平面図
である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】傘立て用錠装置の斜視図である。
【図4】太い傘を保管中の上部ケースを除去した傘立て
用錠装置の平面図である。
【図5】細い傘を保管中の上部ケースを除去した傘立て
用錠装置の平面図である。
【図6】従来の傘立て用錠装置の平面図である。
【符号の説明】
10 ケース 11 下部ケース 12 上部ケース 13 開口 14 シリンダ錠 16,21 長孔 17 摺動案内ピン 18 傘検知用スライダ 20 駆動ピン 22 ばね 23 ラッチ溝 24 支軸 25 クランプ部材 25a 開閉レバー 29 カムリング 29a 被押動面 34 ストッパ 36 爪 37 押動部 38 ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口を有するケースの内部に、側
    面に複数のラッチ溝が刻設され、先端部に駆動ピンと後
    端部に上記ケースに立設された摺動案内ピンに遊嵌する
    長孔を有し、ばねにより上記開口より突出する方向に付
    勢される傘検知用スライダと、上記ケースに立設された
    2個の支軸にそれぞれ枢着され、上記開口より突出する
    開閉レバーが一端に形成され他端に上記駆動ピンに遊嵌
    する孔を有する一対のクランプ部材と、ケース表面に鍵
    孔が露出するシリンダ錠と、該シリンダ錠のロータに固
    着されるカムリングと、中間部を上記ケースに枢着さ
    れ、一端に形成された爪が上記傘検知用スライダの側面
    に圧接する方向にばねにより付勢され、上記爪が上記ラ
    ッチ溝に係合したときに他端が上記カムリングを押動す
    るストッパとを設け、上記傘検知用スライダの後退量に
    応じて上記クランプ部材が回動することを特徴とする傘
    立て用錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112963038A (zh) * 2021-03-31 2021-06-15 昆山好创电子科技有限公司 一种共享童车的存取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112963038A (zh) * 2021-03-31 2021-06-15 昆山好创电子科技有限公司 一种共享童车的存取装置
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