JPH0645003U - 工事用パラソル - Google Patents

工事用パラソル

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JPH0645003U
JPH0645003U JP7920292U JP7920292U JPH0645003U JP H0645003 U JPH0645003 U JP H0645003U JP 7920292 U JP7920292 U JP 7920292U JP 7920292 U JP7920292 U JP 7920292U JP H0645003 U JPH0645003 U JP H0645003U
Authority
JP
Japan
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wheel
support column
parasol
column
construction
Prior art date
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Pending
Application number
JP7920292U
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English (en)
Inventor
悦徳 田村
徹 大野
敏孝 酒見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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Publication of JPH0645003U publication Critical patent/JPH0645003U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折り畳んで運搬する際に雨樋が破損されない
運搬に便利な工事用パラソルを提供する。 【構成】 中空の支柱32に昇降自在にろくろ環35を
嵌装し、支柱32の頂部周囲に放射状に複数本枢着した
力骨33の中間部を、上記ろくろ環35に枢支した支え
骨34で枢着支持し、該ろくろ環35を油圧シリンダ3
6で上下動して開閉可能とし、シート38は中央開口3
9を支柱32の上端開口と蜜に接続して上記力骨33上
に張設し、雨水は支柱32を縦樋として下部の排水口4
2より排水する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋外建設現場等で使用される工事用パラソルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋外建設現場においては、雨天時の作業に備えて、傘状に開閉する骨組 みにシートを張った屋根構造を、建設中の建物の上部を覆うように設けることが 知られている。
【0003】 この種の工事用パラソルとしては、実開平1−61369号公報に開示された 折畳み式仮設屋根がある。図3はこの折畳み式仮設屋根を示したもので、筒状ベ ース1上の支柱2に昇降可能に嵌装した筒管3に複数本の傘骨状杆体(力骨)1 0を放射状に枢着する一方、筒管3に昇降自在に嵌装した環体(ろくろ環)4と 上記各傘骨状杆体10の中間部との間を、連結杆14により夫々ピンを介して連 結し、各傘骨状杆体10の外側面に亘ってシート15を張設した構成を有する。 そして、この仮設屋根本体の折り畳み操作を行うろくろ装置を構成するため、支 柱2及び筒管3は上方に長く延在せしめて、その筒管3の頂部にブラケット6を 設け、これに設けた滑車7とろくろ環4に設けた滑車5間に杆体昇降索8を掛け 渡し、この杆体昇降索8をウインチ9で弛め又は巻き取ることにより、傘骨状杆 体10の開閉を行うようになっている。また、仮設屋根本体の昇降は、筒管頂部 のブラケット6に設けた滑車間17と支柱2頂部のブラケット16に設けた滑車 18間に筒管昇降索19を掛け渡し、この筒管昇降索19をウインチ20で操作 して行う。尚、21は筒管3の外周に取り付けられた雨樋、22はこれに接続さ れた排水ホースである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の折畳み式仮設屋根は、通常の洋傘を上下逆にした構成 であって、ろくろ装置を構成するために支柱2が傘の上方に長く延在する必要が あり、全長が長くなるため、折り畳んで運搬するのに不便である。また、雨水の 排水のために樋を設ける必要があるが、上記の雨樋21は、排水を容易にするた めに、支柱2を囲むように突出して設けねばならず、折り畳んで運搬する際に破 損しやすい。
【0005】 本考案は上記課題に鑑みてなされたもので、その目的とするとするところは、 折り畳んで運搬する際に雨樋が破損されない運搬に便利な工事用パラソルを提供 することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の工事用パラソルは、中空の支柱に昇降自在 にろくろ環を嵌装し、支柱の頂部周囲に放射状に複数本の力骨を枢着し、これら 力骨の中間部に、基部が上記ろくろ環に枢支された支え骨の先端を枢着し、該ろ くろ環を上下動する駆動手段を支柱の外周に設ける一方、上記力骨上に中央に開 口を有するシートを張設し、該シートの中央開口を支柱の上端開口と蜜に接続し て支柱内に雨水を集水し、支柱の下部にその排水口を設けた構成のものである。
【0007】
【作用】
本考案の工事用パラソルは、通常の傘のように支柱の下部を昇降するろくろ環 により力骨を開閉させ、力骨の先端を支点より高く、即ち上は開き下はすぼんだ いわゆる「おちょこ状」に開くようにし、支柱の上端を開口させ、かつシートの 中央部に開口を設け、その開口の周辺を支柱の開口周辺に接続して、雨水が支柱 内に流れ込むようにし、支柱自体を縦樋として兼用させたものである。従って、 支柱の長さは力骨の基部枢支点より上方に長く延在しなくて済むため、図3に比 べ短くなる。また、図3のように、筒管の外周囲に雨樋を配設していないため、 パラソル運搬中に樋が破損することがない。更に、シートは力骨の下面ではなく 上面に張設しているため、図3の場合に比べ、シートをより安定して支えること ができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
【0009】 図1において、32はベース31上に立設された中空の支柱であり、その頂部 は開放され下部は閉塞されている。この支柱32の頂部周囲には、支柱32を中 心として放射状に複数本配設される力骨33の基部が枢着されている。34はこ れらの力骨33の支え骨であり、その先端部は力骨33の中間部に枢着され、基 部は、支柱32に昇降自在に嵌装されたろくろ環35に枢着されている。換言す れば、力骨33の基部枢支点aが支柱32の頂部に在り、ろくろ環35はこの力 骨33の基部枢支点aよりも下方に設けられている。従って、支柱32の長さは 基部枢支点aより上方に延在しなくて済む分だけ、図3に比べ短くなる。
【0010】 更に、上記ろくろ環35を上下動する駆動手段として、支柱32の外周囲には 、適数個の油圧シリンダー36が配設してあり、各油圧シリンダー36のピスト ンロッド37の上端は、ろくろ環35の下面を支持している。従って、油圧シリ ンダー36をその上限まで作動させることで、通常の傘のように支柱32の下部 をろくろ環35が昇降し、このろくろ環35により力骨33を開閉させ、力骨3 3の先端を枢支点aより高く、即ち上は開き下はすぼんだいわゆる「おちょこ状 」に開くことができる。この油圧シリンダー36は、上記ろくろ環36と共に、 パラソルの折り畳み操作を行うろくろ装置を構成している。尚、36aはろくろ 装置の油圧シリンダー36を作動させて、パラソルを開閉させる手元操作スイッ チである。
【0011】 上記支柱32から放射状に延在する力骨33上には、全体を覆ってシート38 が張設される。シート38を力骨33の上面に張設することは、図3の場合に比 べ、シート38をより安定して支える利点を有する。このシート38は、図2に 示すように、中央に開口39を有し、該開口39を以て支柱32に挿通される。 そして、シート38の中央開口39の周辺は、支柱32の上端開口32aの周辺 と漏水しないように密に接続される。40は、支柱32に挿通した後のシート3 8に対し、軸41を中心として回動し、シート38の中央開口39の周辺を上方 から押さえ込む自動掛け外し装置である。
【0012】 上記のようにシート38が中央開口39と接続されるため、雨水は支柱32に 集まり且つ支柱32内に流れ込む。そして、支柱32の下端に設けた排水口42 より、これに接続したホース43を経て排水される。即ち、支柱32自体が縦樋 の役目を兼ねるものである。従って、図3のように、雨樋21を筒管3の外周囲 に配設する構成のように、パラソル運搬中に樋が破損することも生じない。尚、 パラソルの材質にアルミニウムを用いると、全体を軽量に構成できる。
【0013】 上記構成の工事用パラソルは、支柱(S,SRC,RC)単位で架設できるの で、変形した建物にも無理なく適用でき、高さの制限もない。即ち、従来、全天 候形の装置としては、現場全体を覆うものが多いが、クレーンによる吊り荷の出 し入れや、好天時の開放などに時間を要し、装置も大掛かりとなりがちであった が、本パラソルは構成全体が簡単であり運搬にも便利となる。また、一本単位で 、油圧により短時間に開閉できるので、クレーンによる吊り荷の出し入れ等が自 在となる。更に、雨水は屋根の真中に集水され屋根の外側に垂れ落ちないので、 スパンが変わっても、隣り合うパラソルのレベルを変えてラップすることにより 、これに対応することが可能である。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、次のような優れた効果が得られる。 (1)通常の傘のように支柱の下部を昇降するろくろ環により力骨を開閉させ るため、支柱の長さが力骨の基部枢支点より上方に長く延在しなくて済み、パラ ソルの構成全体が簡単となって運搬に便利となる。 (2)雨水は支柱内に流れ込むようにし、支柱自体を縦樋として兼用させてい るため、図3のように、筒管の外周囲に雨樋が存在しない。従って、パラソル運 搬中に樋が破損することがない。 (3)シートは力骨の下面ではなく上面に張設しているため、シートをより安 定して支えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る工事用パラソルを一部
断面で示す側面図である。
【図2】図1のシートの平面図である。
【図3】従来の仮設屋根を示す図である。
【符号の説明】
31 ベース 32 中空の支柱 33 力骨 34 支え骨 35 ろくろ環 36 油圧シリンダー(駆動手段) 37 ピストンロッド 38 シート 39 中央開口 40 自動掛け外し装置 41 軸 42 排水口 43 ホース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の支柱に昇降自在にろくろ環を嵌装
    し、支柱の頂部周囲に放射状に複数本の力骨を枢着し、
    これら力骨の中間部に、基部が上記ろくろ環に枢支され
    た支え骨の先端を枢着し、該ろくろ環を上下動する駆動
    手段を支柱の外周に設ける一方、上記力骨上に中央に開
    口を有するシートを張設し、該シートの中央開口を支柱
    の上端開口と蜜に接続して支柱内に雨水を集水し、支柱
    の下部にその排水口を設けたことを特徴とする工事用パ
    ラソル。
JP7920292U 1992-11-17 1992-11-17 工事用パラソル Pending JPH0645003U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7920292U JPH0645003U (ja) 1992-11-17 1992-11-17 工事用パラソル

Applications Claiming Priority (1)

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JP7920292U JPH0645003U (ja) 1992-11-17 1992-11-17 工事用パラソル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0645003U true JPH0645003U (ja) 1994-06-14

Family

ID=13683374

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JP7920292U Pending JPH0645003U (ja) 1992-11-17 1992-11-17 工事用パラソル

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JP (1) JPH0645003U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109505408A (zh) * 2018-12-28 2019-03-22 中国三冶集团有限公司 一种外墙孔洞封堵伞及施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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