JPH0644944B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JPH0644944B2
JPH0644944B2 JP2251622A JP25162290A JPH0644944B2 JP H0644944 B2 JPH0644944 B2 JP H0644944B2 JP 2251622 A JP2251622 A JP 2251622A JP 25162290 A JP25162290 A JP 25162290A JP H0644944 B2 JPH0644944 B2 JP H0644944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
state
game
winning ball
winning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2251622A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03141965A (ja
Inventor
利男 安藤
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP2251622A priority Critical patent/JPH0644944B2/ja
Publication of JPH03141965A publication Critical patent/JPH03141965A/ja
Publication of JPH0644944B2 publication Critical patent/JPH0644944B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等で代表され
る弾球遊技機に関する。詳しくは、遊技盤の前面に形成
され、遊技機が打込まれる遊技領域と、該遊技領域に設
けられ、遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者にと
って不利な第2の状態とに変化可能な可変入賞球装置
と、該可変入賞球装置を前記第1の状態にできるように
定められた特定遊技状態が発生したことを検出する特定
遊技状態検出手段とを含む弾球遊技機に関する。
[従来の技術] この種の弾球遊技機において、従来から一般的に知られ
ているものに、たとえば、特開昭57−195479号
公報に記載のものがあった。この従来の弾球遊技機にお
いては、特定遊技状態の発生に基づいて可変入賞球装置
が第1の状態に駆動され、その第1の状態にある可変入
賞球装置内に進入した遊技球が所定の箇所に形成されて
いる特別入賞領域に入賞すれば、前記可変入賞球装置の
第1の状態が繰り返し継続され、可変入賞球装置の第1
の状態に伴う大きな興奮を繰返し遊技者に提供し遊技者
を高い興奮状態に導くように構成されていた。
そして、特定遊技状態発生時の効果音信号の導出に基づ
いてスピーカ等の効果音発生手段から特定遊技状態時の
効果音が発生し、特定遊技状態の発生に伴う遊技者の興
奮をより一層盛上げることができるように構成されてい
た。一方、特定遊技状態が発生して可変入賞球装置が第
1の状態に駆動されている最中においては、遊技者は、
その可変入賞球装置の第1の状態を繰り返し継続させる
べく遊技球を前記特別入賞領域に入賞させるように打球
操作するのが一般的である。そこで、従来の弾球遊技機
においては、特定遊技状態が発生して可変入賞球装置が
第1の状態に駆動されている最中に、その可変入賞球装
置内に進入した遊技球が前記特別入賞領域に入賞すれば
発光ダイオード等の表示手段を点灯させて可変入賞球装
置の第1の状態が繰り返し継続制御される繰返し継続条
件が成立した旨を遊技者に表示するように構成されてい
た。
[発明が解決しようとする課題] ところが、この種の従来の弾球遊技機においては、可変
入賞球装置が第1の状態に駆動制御されている最中は遊
技者が前記特別入賞領域に遊技球を入賞させるべく打球
操作しているのが一般的であり、遊技者の視線が前記特
別入賞領域やその上方に位置する遊技球の落下軌跡に釘
付けの状態となる。そのような状態の時に、繰返し継続
条件が成立した旨を発光ダイオード等の表示手段により
視覚的に表示したとしても、遊技者の視線がその表示手
段を捕らえにくく遊技者が気付かないという不都合が生
ずる。
そこで、繰返し継続条件が成立した旨を音により遊技者
の聴覚を通して遊技者に認識させるように構成すること
が考えられる。しかし、前述したように、弾球遊技機に
おいては、特定遊技状態が発生したことを契機として特
定遊技状態発生時の効果音が発せられるために、その特
定遊技状態発生時の効果音と同じような音により繰返し
継続条件の成立を報知した場合には両者の区別がつきに
くく、かえって繰返し継続条件の成立を遊技者が認識で
きなくなるという新たな欠点が生ずる。
本発明は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、そ
の目的は、可変入賞球装置の第1の状態の繰り返し継続
制御を行なう繰返し継続条件が成立した旨を遊技者が無
理なく確実に認識することができるとともに、その繰り
返し継続制御が行なわれる際の遊技者の興奮をより一層
高いものにし大きな満足感を提供することのできる弾球
遊技機を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、遊技盤の前面に形成され、遊技球が打込まれ
る遊技領域と、 該遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利な第1の状
態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な可
変入賞球装置と、 予め定められた特定遊技状態が発生した場合に前記可変
入賞球装置を第1の状態に駆動制御する駆動制御手段と
を含む弾球遊技機であって、 前記可変入賞球装置内の所定箇所に形成され、遊技球の
入賞により前記可変入賞球装置の第1の状態が繰り返し
継続制御されるように定められた特別入賞領域と、 該特別入賞領域に入賞した特別入賞玉を検出する特別入
賞玉検出手段と、 前記特定遊技状態が発生しかつ第1の効果音発生用の信
号に基づいて第1の効果音を発生させ、前記特別入賞玉
検出手段の検出出力に基づいて前記第1の効果音とは異
なった第2の効果音を発生可能な効果音発生手段とが設
けられていることを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、特定遊技状態が発生すれば可変入賞球
装置が第1の状態に駆動制御される。そして、特定遊技
状態が発生しかつ第1の効果音発生用の信号に基づいて
第1の効果音が発せられる。また、可変入賞球装置内の
所定箇所には、遊技球の入賞により可変入賞球装置の第
1の状態が繰り返し継続制御されるように定められた特
別入賞領域が形成されており、その特別入賞領域内に遊
技球が入賞すれば、前記第1の効果音とは異なった第2
の効果音が発生可能となる。
つまり、可変入賞球装置の第1の状態が繰り返し継続制
御される繰返し継続条件が成立した旨を音により聴覚を
通じて遊技者に報知するために、たとえ遊技者の視線が
特別入賞領域やその上方に位置する遊技球の落下軌跡に
釘付けとなっていたとしても、それが原因で遊技者が繰
返し継続条件の成立を認識できなくなる不都合が極力防
止できる。しかも、特定遊技状態が発生して第1の効果
音発生用の信号に基づいて発せられる第1の効果音とは
異なった第2の効果音により繰返し継続条件の成立が報
知されるために、遊技者が第1の効果音と混同してしま
う不都合が防止でき、確実に繰返し継続条件の成立した
旨を遊技者が認識することができる。また、繰返し継続
条件の成立した旨を効果音により報知するようにしたた
めに、遊技の雰囲気が盛上り遊技者の達成感をより一層
増長することが可能となる。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、この発明の一実施例であるパチンコ遊技機1
の正面図である。構成において、パチンコ遊技機1に
は、前面枠2が開閉自在に装着されている。前面枠2に
は、遊技盤3が着脱自在に装着されている。この遊技盤
3には、セーフ孔4a〜4c、特別入賞領域5a〜5
c、複数のヤクモノ(通称チューリップ)6a,6b、
可変入賞球装置(いわゆる電動式ヤクモノ)200、可
変表示装置100、およびアウト玉入口が配設されてい
る。
ここに、セーフ孔4a〜4c、特別入賞領域5a〜5
c、ヤクモノ6a,6b、可変入賞球装置200が入賞
領域であり、これらのいずれかにパチンコ玉が入賞する
ことによって、賞品玉払出口8から所定数の賞品玉が払
出される。
可変表示装置100は遊技状態が予め定める遊技状態に
なったことを表示するための装置であり、当該可変表示
装置からの信号は遊技状態が予め定める遊技状態になっ
たことを検出する特定遊技状態検出手段に与えられる。
この説明は後に詳述する。さらに、この実施例では、可
変表示装置100の表示状態に応答して、可変入賞球装
置200の入賞状態の難易度が変化する。すなわち、た
とえば可変表示装置100の表示が、第1図に示すよう
にすべて「7」となったとき、可変入賞球装置200の
開閉板202が前方へ開き、パチンコ玉を高い確率で受
入れ可能に変化する。
前面枠2の下方には、賞品玉払出口8、打球待機樋9、
打球ハンドル301、余剰賞品玉払出口10および賞品
玉受皿11が設けられている。賞品玉払出口8からは、
パチンコ玉の入賞に基づいて所定個数の賞品玉(遊技価
値)が遊技者に払出される。
打球待機樋9は、賞品玉払出口から払出された賞品玉お
よび遊技者がたとえば玉貸機から借りたパチンコ玉を一
時貯留するとともに、その貯留玉を1個ずつ打球供給機
構(図示せず)へ供給するものである。打球ハンドル3
01は、回動されることによって、打球供給機構から供
給されたパチンコ玉を打球する打球指令を出力し、また
そのときの打球強さを決定する。詳しく言えば、打球ハ
ンドル301はそれが回動されたことに応答して打球指
令スイッチが押圧される。これによって、打球指令信号
が出力され、後述するモータが回転を始める。さらに、
打球ハンドル301の回動度合に応じて、打球機構の打
球強さが変化するようになっている。他の例として、打
球ハンドル301の機能としては、その回動によって打
球強さを調節する機能だけとし、打球ハンドル301の
外周または近傍に、打球指令のためのスイッチを設けて
もよい。また、所定の有価価値が記録された記録媒体を
使用して遊技を行ない、遊技者が獲得した遊技価値(た
とえば得点)を記録媒体に記録して払出してもよい。
なお、図中、符号24は可変表示装置100の表示停止
ボタン、25は可変入賞球装置200が所定の入賞状態
になったとき等に点灯するランプ(フィーバーラン
プ)、503はスピーカである。これらの説明は後述の
説明に関連して行なう。
第2A図および第2B図は、パチンコ遊技機1の裏面構
造を説明するための図である。特に、第2A図は上述の
遊技盤3の裏面を示すものである。また、第2B図は、
第2A図に示す構造の上にさらに装着される機構板12
の構造を示すものである。
まず、第2A図を主として参照して説明する。特別入賞
領域5a〜5cの位置する裏面側には、それぞれの領域
に対応して、遊技球が入賞したことを検出する入賞球検
出手段の一例の検出スイッチ50a〜50cが設けられ
ている。同様に、可変入賞球装置200の各入賞孔20
4b,204cおよび特別領域204aにそれぞれ対応
して、検出スイッチ204bb,204ccおよび20
4aaが設けられている。また、セーフ孔4a〜4cに
対応し、これらセーフ孔4a〜4cに入賞した入賞玉を
ヤクモノ6aまたは6bへ導くための径路13,14が
設けられている。このためセーフ孔4a〜4bに入賞し
た入賞玉は、すべてヤクモノ6aまたは6bへ導かれ
る。ヤクモノ6aまたは6bには、上述した他の入賞領
域と同様に、それぞれ対応する検出スイッチ60aおよ
び60bが設けられている。この検出スイッチ60aお
よび60bによって、セーフ孔4a〜4bならびにヤク
モノ6aおよび6bへのパチンコ玉の入賞が検出され
る。
また、上記各検出スイッチのうち、検出スイッチ50a
〜50cの検出出力は、可変表示装置100にも与えら
れる。可変表示装置100はこの信号に基づいて、その
表示が変化する。これについては後に詳述する。
さらに、遊技盤3の表面のアウト玉入口7の位置よりも
やや上部位置に対応する裏面には、径路15,16が設
けられている。この径路15,16は、セーフ孔4a〜
4c、特定入賞領域5a〜5c、ヤクモノ6a,6bな
らびに可変入賞球装置200の入賞孔204b,204
cおよび特別領域204aのいずれかへ入賞した入賞玉
を、入賞玉処理器17へ導くものである。
入賞玉処理器17は、径路15,16によって導かれた
入賞玉を、1個ずつ間欠的に落下させる。そして、入賞
玉処理器17によって落下された入賞玉は、蛇行状径路
18を通過する際に、玉の自重で賞品玉払出機構19
(第2B図)に連結された作動レバー20を作動させ
る。これによって、賞品玉払出機構19は、前述のよう
に、1個の賞品玉につき1回の賞品玉払出動作を行なっ
て、所定個数の賞品玉を払出す。なお、賞品玉払出機構
19として、電動式のものを用いることもできる。この
場合は、入賞玉処理器17が入賞玉を1個ずつ落下させ
る毎に回動するその入賞玉処理器17の動作に連動して
閉成される入賞玉検出スイッチ(図示せず)を設ける。
そして、入賞玉検出スイッチの出力によって、賞品玉払
出機構19が電気的に駆動されて所定数の賞品玉を払出
すようにすればよい。
打球ハンドル301の取付位置に対応する裏面側には、
電動式打球機構300が設けられている。この電動式打
球機構300は、モータ302の回転力で打球カム30
3を回転させ、打球カム303の回転によって、打球杆
304を動かし、玉を打球するものである。
次に、第2B図を主として参照して説明する。機構盤1
2の上部には、賞品玉タンク21が取付けられている。
賞品玉タンク21には、補給樋(図示せず)から補給玉
が供給される。賞品玉タンク21の下方には、前述の賞
品玉払出機構19が設けられている。賞品玉払出機構1
9と賞品玉タンク21との間には、整列径路22が傾斜
して配置されている。整列径路22は、賞品玉タンク2
1に貯留されている玉を複数列に整列させて賞品玉払出
機構19へ供給するものである。賞品玉払出機構19の
下方には、合流樋23が設けられている。合流樋23
は、賞品玉払出機構19から払出された賞品玉を賞品玉
払出口8へ導く樋23a、余剰賞品玉を余剰賞品玉払出
口10へ導く樋23b、およびアウト玉を下方へ導く樋
23cが一体的に形成された構成となっている。なお、
図において、矢印A〜Eは、パチンコ玉の流れを示す矢
印である。
次に、第3図,第4図および第5図を参照して、この実
施例に用いられている可変表示装置100の一部をなす
回転ドラム機構104の構成および動作について説明す
る。可変表示装置100は、既に述べたように、特別入
賞領域5a〜5cのいずれかにパチンコ玉が入賞するこ
とによって検出信号を出す検出スイッチ50a〜50c
に応答している。そして、この検出信号によって回転ド
ラム機構およびLEDディスプレイ(後述する)の表示
が変化し、その表示が停止したときの組合わせが予め定
める特定の組合わせになったときに、予め定める遊技状
態、すなわち特定遊技状態となる。
第3図は、回転ドラム機構104を示す正面図である。
第4図は、第3図の線IV-IVに沿う断面図である。さら
に、第5図は、第3図の線V−Vに沿う断面図である。
回転ドラム機構104は、たとえば第3図に示すよう
に、3個のドラム111,112,113を含む。第3
図の右端に設けられたドラム用モータ114は、ドラム
111,112,113を回転駆動するためのものであ
る。各ドラム111,112,113の周面には、等間
隔に、数字の「7」や、「ベル」,「レモン」,「サク
ランボ」のようなマークが表示されている。
第4図および第5図には、各ドラム111,112,1
13の回転および停止のための機構が示されている。各
ドラム111,112,113は、ドラム軸115上に
回転可能に設けられている。ドラム軸115は、ドラム
用モータ114の回転が駆動歯車116および伝達歯車
117を介して伝達されることによって回転される。ド
ラム軸115から各ドラム111,112,113への
回転の伝達は、コイルばね118a,118b,118
cを含むスリップ機構により伝達される。それゆえに、
ドラム111,112,113側に一定の負荷がかかっ
たときには、ドラム軸115の回転にかかわらずドラム
111,112,113の回転は停止されるように構成
されている。
この停止のために、各ドラム111,112,113の
一方側面には、第5図において中央のドラム113に示
されたラチェット歯車119cのように、それぞれ、ラ
チェット歯車119a,119b,119cが設けられ
ている。
今、ドラム113について説明すると、ラチェット歯車
119cに関連して係止レバー120cが係止レバー軸
121によって回動可能に支持され、係止レバー120
cは、ドラム用ソレノイド122cのプランジャ123
cに連結されている。これによって、ドラム用ソレノイ
ド122cが付勢されている間は、係止レバー120c
がラチェット歯車119cから外れ、ドラム113がド
ラム軸115の回転に応じ回転し、ドラム用ソレノイド
122cが消勢されると、係止レバー120cがラチェ
ット歯車119cに噛み合い、直ちにドラム113を停
止させる。
他のドラム111および112についても同様の構成で
あり、上で「c」を付した参照番号で示された構成要素
に相当するものを含んでおり、それらは参照番号に
「a」または「b」を付して図面に示されている。
次に、回転ドラム機構104が停止したとき、表示され
るドラムの組合わせに応じて出力される信号、すなわち
遊技状態の種類を表わす信号を出力するための機構およ
びその動作について、第4図,第5図,第6A図,第6
B図および第7図を参照して説明する。
各ドラム111,112,113には、透孔124,1
25,126が形成されている。これらの透孔は、各ド
ラム111,112,113の各側壁127,128,
129において、2つの同心円に沿って分布している。
すなわち、透孔124,125,126は、外側の円周
上にある透孔124a,125a,126aと、内側の
円周上にある透孔124b,125b,126bとに分
類される。これら透孔の円周上での位置は、前述したマ
ーク(ドラム111,112,113の周面に描かれた
マーク)の位置と180度ずれた領域に対応して選ば
れ、この各領域においては、マークの種類に応じて、外
側の透孔124a,125a,126aと内側の透孔1
24b,125b,126bとが設けられている場合
と、外側の透孔124a,125a,126aのみが設
けられている場合と、内側の透孔124b,125b,
126bのみが設けられている場合と、さらにいずれの
透孔も設けられていない場合とが適宜選択される。これ
らの透孔は、各ドラム111,112,113が絶体的
な位置に対して、および他のドラムに対してどのような
相対的な位置で停止されたかを検出するために用いられ
る。そのために、各ドラム111,112,113に対
する停止位置における透孔の位置に対応して、2組の発
光器130a,130bと受光器131a,131bと
がドラムの半径方向に配列されて固定されている。
発光器130aおよび130bが発した光を受光器13
1aおよび131bがそれぞれ受光したとき、各受光器
131aおよび131bから出力があるとすれば、各ド
ラム111,112,113の停止位置によって、次の
各組合わせが考えられる。すなわち、受光器131aお
よび131bの双方から出力がある場合、受光器131
aのみから出力がある場合、受光器131bのみから力
がある場合、受光器131a,131bの両方から出力
がない場合である。よって、各ドラム111,112,
113の停止したときの組合わせは、これら受光器13
1a,131bの出力の組合わせに基づいて判定するこ
とができる。すなわち、受光器131a,131bの出
力の組合わせによって、遊技状態が予め定める遊技状態
になったか否かを判定することができる。このように、
この実施例では、各ドラム111,112,113と、
該ドラムに関連して設けられた2組の受光器131a,
131bからの出力が特定遊技状態を検出する基礎とな
る。
第8図は、可変入賞球装置200の一例を示す斜視図で
ある。この可変入賞球装置200は、開閉板202が前
面へ開いて(図示の状態)、パチンコ玉を高い確率で受
入れられる遊技者にとって有利な第1の状態と、開閉板
202を閉じて、パチンコ玉の受入れを阻止する遊技者
にとって不利な第2の状態とに変化することができる。
このような可変入賞球装置200の構成について、図面
を参照して詳しく説明する。
飾り枠203の中央部分には、パチンコ玉の入賞可能な
入賞領域204となる透孔が形成されている。透孔の前
面には、開閉板202が前面側に開閉可能に取付けられ
ている。開閉板202の長手方向一方短辺(図では右側
短辺)には、開閉板202に対してほぼ直角に後方へ突
出した突起部205が形成されている。この突起部20
5には、小孔206が設けられ、該小孔に棒状のレバー
207の一端に固定されたピン208が係合している。
レバー207の他端は軸209で回動自在に軸支され、
またレバー207のほぼ中央上部には、ロッド210、
プランジャ211を介してソレノイド201が連結され
ている。
開閉板202が開いたときにパチンコ玉が入賞可能な透
孔204は、必要に応じて複数の領域204a,204
b,204cに分けられている。そして、真ん中の領域
204aには特別の価値が付されており、特別領域とさ
れている。たとえば、この特別領域204aへパチンコ
玉が入賞したときは、開閉板202の開成を、さらに続
行するようにされている。すなわち、真ん中の特別領域
204aは、パチンコ玉が入賞することにより、予め定
められている可変入賞球装置200の特定入賞状態を続
行するための特別入賞領域(通常「Vゾーン」と呼ばれ
ている)とされている。また、この特別入賞領域204
aの両側は、パチンコ玉が入賞することにより所定数の
賞品玉が払出される通常入賞領域の一例の通常の入賞孔
204bおよび204cとなっている。
透孔204のパチンコ玉の入賞の有無は、第8図には現
われていないが、各透孔204a,204b,204c
に関連して設けられたマイクロスイッチ(第2A図の2
04aa,204bb,204cc)等の入賞玉検出手
段によって検出される。
次に、可変入賞球装置200の動作について説明する。
ソレノイド201が付勢されて、プランジャ211を引
上げる。それによって、ロッド210が上方向に動き、
レバー207が軸209を中心に回動して、開閉板20
2を前面に開く。すなわち、第8図に示す状態になる。
他方、ソレノイド201が消勢されると、プランジャ2
11が下方向へ押出されて、レバー207が下方向に回
動し、開閉板202も閉成される。
第9図は、他の可変入賞球装置220を示す斜視図であ
る。この可変入賞球装置220は、従来から周知のいわ
ゆる飛行機タイプのパチンコ遊技機に用いられるもので
ある。この飛行機タイプのパチンコ遊技機とは、パチン
コ玉の始動入賞に伴って可変入賞球装置220が比較的
少ない所定回数(たとえば1回,2回)開閉し、その開
閉している可変入賞球装置220内に進入したパチンコ
玉が予め定められた特定の入賞領域(Vゾーン)に入賞
すれば、大当り状態が発生して可変入賞球装置220が
比較的多い所定回数開閉して遊技者にとって有利な第1
の状態となるように構成された遊技機である。本願発明
の弾球遊技機はこの飛行機タイプのパチンコ遊技機を含
む。この可変入賞球装置220の特徴は、左右の開閉部
材224a、224bが軸221a,221bを中心に
回動し、パチンコ玉を高い確率で受入れ可能な遊技者に
とって有利な第1の状態(図示の状態)と、開閉部材2
24a、224bが矢印Fで示すように回動して、パチ
ンコ玉の受入れを阻止する遊技者にとって不利となる第
2の状態とに変化することである。
順を追って説明しよう。ソレノイド201が付勢され
て、プランジャ211を引上げる。それによって、プラ
ンジャ211に水平方向に固着された板状部材225も
上方向に動く。このとき、板状部材225の両端部に形
成されている長手溝227に係合されたL字状のレバー
223a,223bが回動する。それに伴い、レバー2
23a,223bに一端が固着され、筒状体222a,
222b内に挿入された軸221a,221bも回動す
る。棒状部材224a,224bは、上記軸221a,
221bの先端と固着されているため、軸221a,2
21bの回動に従って回動し、開閉動作を行なうのであ
る。つまり、本発明の可変入賞球装置の第1の状態とは
開成でも開閉でもよく、また、第2の状態は全く入賞し
ないものでも入賞し難いものでもよい。
開閉部材224a、224bが開成されたとき、パチン
コ玉は開閉部材224a、224bに高い確率で受止め
られ、該開閉部材224a、224bを伝わって、透孔
204に入賞する。透孔204は、第8図に示す可変入
賞球装置200と同様に、複数の領域204a,204
b,204cに分けられており、各領域ごとに図示しな
いパチンコ玉検出用のセンサ(第2A図参照)が取付け
られている。なお、この可変入賞球装置220において
も、透孔204のうち中央の透孔204aは特別領域と
されており、該特別領域204aの左右の透孔204
b,204cは通常の入賞孔となっている。なお、この
可変入賞球装置220において、第8図に示す可変入賞
球装置200と同一番号を付した部分は、第8図の構成
と同様であり、同様の部品であるので、ここではその説
明は省略する。
ソレノイド201が消勢されると、プランジャ211は
ばね226の力で引張られ、板状部材225が下方向に
下がり、レバー223a,223bが回動し、軸221
a,221bも回動し、開閉部材224a、224bが
矢印F方向に回動して閉成される。
第10図は、この発明の一実施例に用いられる制御回路
のブロック図である。第10図の制御回路は、前記説明
した回転ドラム機構104とLEDディスプレイ106
とからなる可変表示装置100、可変表示装置100の
表示の組合わせに従って入賞状態が変化する可変入賞球
装置200、および音声発生回路500をそれぞれ制御
する制御回路を含む。第10図の制御回路の構成と動作
について、第1図および第2A図等を参照して説明す
る。
遊技盤3に発射されたパチンコ玉は、遊技盤3の表面に
沿って落下する。このとき、パチンコ玉がたとえば特別
入賞領域5aに入賞したとする。このパチンコ玉の入賞
は、遊技盤3の裏面に設けられた検出スイッチ50aで
検出される。すなわち、検出スイッチ50aがパチンコ
玉の入賞を検出して、瞬間的にオンし、入賞記憶回路1
01(第10図参照)にパルス信号を与えるのである。
なお、第10図では、各入賞領域に対応して設けられた
複数の検出スイッチ50a〜50c、60a,60b,
204aa〜204ccは、1つのスイッチで表わされ
ているが、これは図面上省略して描いたものである。実
際の回路では、複数の各検出スイッチが、たとえば電源
DDと入賞記憶回路101との間に並列に接続され、
それぞれ個別にオンすると考えればよい。
入賞記憶回路101では、検出スイッチ50aから与え
られたパルス信号をドラムコントロール回路102およ
び音声発生回路500に与える。また、検出スイッチ5
0aから与えられたパルス信号の数(パルス信号は、パ
チンコ玉が1個入賞するごとにたとえば1つのパルス信
号が入力される)の数を記憶する。このように、入力パ
ルスの数を記憶するのは、パチンコ玉が各入賞領域4a
ないし4c、5aないし5c、6a、6bおよび200
に入賞した回数を後で集計し、出玉率の調整等の資料と
するためである。
入賞記憶回路101から信号が与えられたドラムコント
ロール回路102では、その入力信号に基づいて、回転
ドラム機構104に駆動信号を出力する。この駆動信号
によって、回転ドラム機構104の各ドラム111,1
12,113が回転を始める。
ドラムコントロール回路102は、LEDコントロール
回路105にも信号を与える。応じて、LEDコントロ
ール回路105はLEDディスプレイ106(第1図に
示す可変表示装置100の中心部に設けられている)の
デジタル表示を変化させる。このLEDディスプレイ1
06と上述した回転ドラム機構104とによって可変表
示が行なわれる。
可変表示が開始された後、予め定める所定の時間が経過
したときまたはパチンコ遊技機1のたとえば前面に設け
られた停止ボタン24(第1図)が押圧されたときのい
ずれか早い方に応答して、停止回路108がドラムコン
トロール回路102に停止信号を与える。これに応答し
て、ドラムコントロール回路102では、回転ドラム機
構104およびLEDコントロール回路105に停止信
号を与える。この信号によって、回転ドラム機構104
のドラムの回転が停止し、停止した各ドラム111,1
12,113の表示がどのような組合わせ表示であるか
が、前述した組合わせ検出方法に従って検出され、判定
回路109に与えられる。また、ドラムコントロール回
路102から停止信号が与えられたLEDコントロール
回路105は、LEDディスプレイ106に停止信号を
与えるとともに、その停止したLEDディスプレイ10
6の表示番号(たとえば0〜9のいずれであるか)を検
出して、判定回路109に与える。
判定回路109では、上記回転ドラム機構104からの
信号およびLEDコントロール回路105からの信号に
基づいて、可変表示装置が停止したときの表示の組合わ
せの有する価値を判定し、遊技状態が予め定める特定遊
技状態になったか否かを検出する。このように、この実
施例では、判定回路109が、遊技状態が予め定める遊
技状態になったことを検出する特別遊技状態検出手段を
構成している。
今、回転ドラム機構104およびLEDディスプレイ1
06の停止した表示の組合わせが、たとえば、ドラム1
11,112,113がすべて「7」であり、LEDデ
ィスプレイ106の表示の「7」の場合は、遊技状態が
予め定める特定遊技状態(たとえば後述する最大価値を
付与する遊技状態)であることを判定し、可変入賞球装
置200を第1の状態にすることが可能な価値付与状態
が生じる。そして、判定回路109は、特定遊技状態で
ある旨の信号を、可変入賞球装置200のソレノイド2
01に与えて、可変入賞球装置200を最大価値を付与
する入賞状態(たとえば遊技者にとって有利な第1の状
態が長く続く状態)に変化させる。同時に、フィーバー
ランプ25にも信号を与え、該フィーバーランプ25を
点灯させる。これによって、特定遊技状態であることを
遊技者に知らせるとともに、遊技の雰囲気を盛り上げる
効果がある。さらに、判定回路109が判定した特定遊
技状態である旨の信号は、音声発生回路500にも与え
られる。図中212は、Vポケット検出器であり、特別
領域204aにパチンコ玉が入賞したことに基づいてそ
の入賞玉の検出信号を判定回路109に出力するための
ものである。このVポケット検出器212は、前記マイ
クロスイッチ204aaで兼用構成してもよい。判定回
路109では、Vポケット検出器212からの検出信号
に基づいて、可変入賞球装置200のソレノイド201
を再度励磁させる制御信号を導出し、該入賞球装置の前
記第1の状態を繰り返し継続制御する。
なお、基本クロック回路110は、停止回路108,ド
ラムコントロール回路102および判定回路109に、
可変表示の時間や可変入賞球装置200が開成している
時間を定めるための基準クロック信号を出力する回路で
ある。
また、「最大価値を付与する状態」とは、たとえば1回
の信号によって、開閉板202が最も長い時間前面に開
く場合や、たとえば1回の信号に応じて開閉板202が
開く回数が最も多い場合を言う。すなわち、遊技者にと
って有利となる第1の状態の持続時間または第1の状態
になる回数が最も多い場合を、最大価値を付与する状態
といっている。そして、この実施例では、特定遊技状態
になったとき、判定回路109が可変入賞球装置200
に対し、最大価値を付与する状態に制御するようにされ
ている。
一方、入賞記憶回路101からの信号は、音声発生回路
500にも与えられる。音声発生回路500では、上記
判定回路109からの信号およびこの入賞記憶回路10
1からの信号入力に応じて、この実施例の特徴である入
賞領域へパチンコ玉の入賞があったことを知らせる効果
音を発生する。これにより、第1の状態になっている可
変入賞球装置内に進入したパチンコ玉が特別入賞領域2
04aに入賞することによって効果音が発生するため、
第1の状態の繰返し継続制御が行なわれる条件が成立し
たことを遊技者が認識できる利点がある。また上述の回
転ドラム機構104やLEDディスプレイ106の表示
が変化中である場合に出力する効果音等も発生するよう
に構成されている。
次に、第11図を参照して、音声発生回路500の構成
と動作について、詳しい説明をする。
第11図は、入賞玉は検出手段400(入賞玉検出手段
400は、複数の各入賞玉検出手段50a,50b,5
0c,60a,60b,204bb,204cc,20
4aaを含む)と、判定回路109と、音声発生回路5
00との関係を表わす電気回路のブロック図である。判
定回路109が判定した特定遊技状態検出信号は、前述
のように、アンドゲート501を介して音声回路502
に与えられる。また、入賞玉検出手段400が検出した
入賞玉検出信号は、オアゲート401を介してアンドゲ
ート501に与えられる。すなわち、複数の入賞玉検出
手段のいずれかが入賞玉を検出した場合、その信号がア
ンドゲート501に与えられる。
さらに、この実施例では、入賞玉検出手段204aaが
検出した入賞玉検出信号は、音声回路502に直接与え
られるようにも構成されている。すなわち、可変入賞球
装置200の透孔204のうち、真ん中に設けられた特
別領域204aに対応して設けられた入賞玉検出手段2
04aaの出力は、他の入賞玉検出手段の出力と同様に
出力されるほかに、特別に直接音声回路502に与えら
えるようにされている。この音声回路502に直接与え
られる信号のみすなわち特別入賞領域204aへの入賞
時のみに応答して音声発生回路500から効果音を発生
するようにしてもよい。なお、音声回路502に直接与
えられる信号の働きについては後述する。
第11図の構成より明らかなように、判定回路109お
よび入賞玉検出手段400の双方から出力があった場合
にだけ、該出力はアンドゲート501を介して音声回路
502に与えられる。それに応じて、音声回路502
は、パチンコ玉がいずれかの入賞領域に入賞したことを
知らせる効果音信号をスピーカ503に与えて、スピー
カ503が該効果音信号に基づいて効果音を発生するよ
うになっている。音声発生回路500により、前記な
お、可変入賞球装置200,220の1回の第1の状態
(開成または開閉状態)について最初の入賞玉の発生時
にのみ効果音を出してもよい。
第12図は、音声回路502の具体的電気回路図の一例
を示す図である。図において、入力端子511は、アン
ドゲート501の出力側と接続されている。アンドゲー
ト501から端子511に入力があると、コレクタに直
流電源が与えられているスイッチングトランジスタ52
1がオンし、応じてトランジスタ512,513もオン
する。それによって、コンデンサ514,抵抗515,
ダイオード516,517,518および抵抗519,
520で構成されている発振回路部が動作し、音声出力
信号が得られ、スピーカ503から出力される。
この実施例では、さらにコンデンサ514に並列にコン
デンサ514′が接続され、コンデンサ514′はスイ
ッチ522によってオン/オフ自在にされている。スイ
ッチ522は、たとえば第1図に示す入賞玉検出手段2
04aaからの直接信号に応答して一定時間オンするス
イッチである。それゆえ、入賞玉検出手段204aaに
対応する入賞領域、すなわち第8図における特別領域2
04aにパチンコ玉が入賞した場合にだけ、スイッチ5
22がオンしてコンデンサ514に並列にコンデンサ5
14′が接続される。これは、換言すればコンデンサ5
14の容量が変化したことを意味する。このように、発
振回路部のコンデンサ514の容量を変えることによ
り、スピーカ503から発生する音声の音色を変えるこ
とができる。それゆえ、特に特別領域である領域204
a(いわゆるVゾーン)にパチンコ玉が入賞したときだ
け入賞を知らせる効果音の音色が変わるため、遊技者に
与える遊技の雰囲気をより一層盛り上げることができる
という利点を有する。
なお、この実施例ではコンデンサ514にスイッチ52
2を介してコンデンサ514′を並列に接続し、スイッ
チ522のオン/オフによりコンデンサ514の容量を
実質的に変化させるようにしたが、たとえばコンデンサ
514に代えて可変容量コンデンサを用いてもよい。あ
るいはまた、コンデンサ514は固定容量のままで、抵
抗515を可変抵抗としたり、もしくは抵抗515に並
列に別の抵抗を接続して、抵抗515の値を実質的に変
化可能にしてもよい。この場合でも、抵抗515の値の
変化により発生する音声の音色を変えることができる。
上記一実施例では、入賞玉検出手段を特別入賞領域5a
〜5c、ヤクモノ6a,6bおよび可変入賞球装置20
0の透孔204に関連して設けたが、入賞玉検出手段
は、複数の入賞領域すべてに関連して設ける必要はな
く、入賞領域のうち任意の領域に関連して設ければよ
い。たとえば、入賞玉検出手段を、可変入賞球装置20
0の透孔204にだけ関連して設け、パチンコ玉が可変
入賞球装置の透孔204に入賞した場合にだけ入賞を知
らせる効果音を発生するようにすることもできる。
さらにまた、上記実施例ではセーフ孔4a〜4cに入賞
した場合は、その入賞玉がヤクモノ6aまたは6bに導
かれることを考慮して、セーフ孔4a〜4cには直接入
賞玉検出手段を設けなかったが、セーフ孔4a〜4cに
対応して直接入賞球検出手段を設けてもよい。
さらにまた、上記実施例では入賞玉検出手段をして、た
とえばマイクロスイッチ(たとえば羽動アクチュエータ
を備えたマイクロスイッチ)を用いたが、たとえばフォ
トセンサや磁気センサ等の他のセンサ類を用いてもよ
い。
以上説明した第11図および第12図のように、特定遊
技状態が発生した旨の判定信号が判定回路109から音
声発生回路500に入力されかつ入賞玉検出手段50
a,50b,50c,60a,60b,204bb,2
04ccのいずれかから第1の効果音発生用の信号の一
例である入賞玉検出信号が入力されたことに基づいてス
ピーカ503から第1の効果音が発せられる。そして、
遊技球が特別入賞領域204aに入賞して入賞玉検出手
段204aaの検出出力に基づいて前記第1の効果音と
は異なった第2の効果音がスピーカ503から発せられ
る。このように、第1の効果音とは異なった第2の効果
音により可変入賞球装置を再度第1の状態に継続制御で
きる繰返し継続条件が成立した旨を遊技者に報知するよ
うにしたために、遊技者が前記第1の効果音と混同して
しまう不都合を防止でき、繰返し継続条件の成立した旨
を確実に遊技者に報知することが可能となる。しかも、
可変入賞球装置が第1の状態に駆動制御されている最中
においては、遊技者の視線が特別入賞領域204aやそ
の上方に位置する遊技球の落下軌跡に釘付けとなってい
るのであるが、繰返し継続条件の成立を遊技者の視覚を
通じてではなく遊技者の聴覚を通じて認識させるため
に、遊技者に無理なく認識させることができる。なお、
第11図および第12図に示すブロック図および回路図
では、たとえば回転ドラム機構104やLEDディスプ
レイ106の表示が変化中である旨の効果音等の出力関
係回路は、この実施例の特徴部と特に関係しないため、
図面上省略していることを付け加えておく。また、第1
の効果音としては、特定遊技状態が発生したことを契機
として遊技の雰囲気を盛上げるために発生される効果音
であれば何でもよい。前記音声発生回路500により、
前記特定遊技状態が発生しかつ第1の効果音発生用の信
号に基づいて第1の効果音を発生させ、前記特別入賞玉
検出手段の検出出力に基づいて前記第1の効果音とは異
なった第2の効果音を発生可能な効果音発生手段が構成
されている。
第13図は、音声回路502の発生する音声信号を音声
(効果音)として出力するスピーカ503の取付位置の
一例を説明するための図である。図において、パチンコ
遊技機1の前面枠2の下方には、打球待機樋9(第1
図)へ連なる玉受皿に貯留された玉が溢れたとき、その
溢れた余剰玉を受ける賞品玉受皿11が設けられ、この
賞品玉受皿11へ連なる部分に余剰賞品玉払出口10が
形成されている。この余剰賞品玉払出口10には、径路
26および27が接続されていて、これら径路27およ
び26を伝わって、余剰賞品玉払出口10から賞品玉受
皿11へパチンコ玉が払出される。スピーカ503は、
たとえば径路27と26との接続部付近に取付けられて
いる。より具体的には、径路27の後方板28には、音
抜き孔29が複数個形成されていて、この音抜き孔29
の後方にスピーカ503が取付部材30で取付けられて
いる。このような場所にスピーカ503を取付ければ、
スピーカ503から発生された音色(入賞を知らせる効
果音)は、音抜き孔29,径路26および余剰賞品玉払
出口10を介してパチンコ遊技機1の前面に伝わり、そ
の効果音が遊技者によく聞こえるようになる。
なお、スピーカ503の取付位置は、ここに限ることは
なく、たとえば第1図に示すように、パチンコ遊技機1
の最下方部に取付けてもよい。
また、スピーカ503に代えて、圧電素子等の音声出力
手段を用いてもよい。
上記各説明においては、パチンコ遊技機1を例にとって
述べたが、しかしこの発明の対象は、パチンコ遊技機に
限定されることなく、たとえばコイン遊技機等の他の弾
球遊技機にも適用できることを、念のため指摘してお
く。
[発明の効果] 本発明は、可変入賞球装置の第1の状態の繰返し継続条
件が成立した旨を第2の効果音により聴覚を通じて遊技
者に報知するようにしたために、可変入賞球装置が第1
の状態となり、遊技者の視線が特別入賞領域やその上方
に位置する遊技球の落下軌跡に釘付けとなっていたとし
ても、それが原因で遊技者が認識できなくなる不都合を
極力防止できる。しかも、第1の効果音とは異なった第
2の効果音により繰返し継続条件の成立を報知するため
に、遊技者が第1の効果音と混同してしまう不都合を極
力防止でき、繰返し継続条件の成立をより一層確実に遊
技者に認識させることができる。また、繰返し継続条件
が成立した旨を効果音により報知するために、遊技の雰
囲気が盛上り遊技者が繰返し継続条件を成立させたこと
に伴う達成感をより効果的に味わうことができ、遊技者
をより一層高い興奮状態に導き一層大きな満足感を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例であるパチンコ遊技機の
正面図である。 第2A図および第2B図は、第1図に示すパチンコ遊技
機1の裏面構造を説明するための図である。特に、第2
A図は、遊技盤3の裏面を示すものであり、第2B図
は、第2A図に示す構造の上にさらに装着される機構板
の構造を示す。 第3図は、この実施例の可変表示装置100の一部を構
成する回転ドラム機構104の正面図である。 第4図は、第3図の線IV-IVに沿う断面図である。 第5図は、第3図の線V−Vに沿う断面図である。 第6A図および第6B図は、ドラムの斜視図である。 第7図は、第3図に示す回転ドラム機構104のドラム
の回転が停止したとき、その停止したときの表示の組合
わせを検出する機構を説明するための断面図である。 第8図は、一例としての可変入賞球装置200の斜視図
である。 第9図は、別の例としての可変入賞球装置220の斜視
図である。 第10図は、可変表示装置100および可変入賞球装置
200(220)を駆動するための電気回路のブロック
図である。 第11図は、入賞玉検出手段400と判定回路109と
音声出力回路500との電気的接続を説明するためのブ
ロック図である。 第12図は、音声出力回路500の具体的な電気回路図
である。 第13図は、スピーカの取付位置を説明するための図で
ある。 図において、1はパチンコ遊技機、2は遊技盤、4a〜
4cは入賞領域の一例のセーフ孔、5a〜5cは入賞領
域の一例の特定入賞領域、6a,6bは入賞領域の一例
のヤクモノ、200,220は入賞領域の一例の可変入
賞球装置、50a,50b,50c,60a,60b,
204aa,204bb,204cc,400は入賞球
検出手段の一例の検出スイッチ、100は可変表示装
置、109は特定遊技状態検出手段の一例の判定回路、
500は効果音発生手段の一例の音声発生回路を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤の前面に形成され、遊技球が打込ま
    れる遊技領域と、 該遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利な第1の状
    態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な可
    変入賞球装置と、 予め定められた特定遊技状態が発生した場合に前記可変
    入賞球装置を第1の状態に駆動制御する駆動制御手段と
    を含む弾球遊技機であって、 前記可変入賞球装置内の所定箇所に形成され、遊技球の
    入賞により前記可変入賞球装置の第1の状態が繰り返し
    継続制御されるように定められた特別入賞領域と、 該特別入賞領域に入賞した特別入賞玉を検出する特別入
    賞玉検出手段と、 前記特定遊技状態が発生しかつ第1の効果音発生用の信
    号に基づいて第1の効果音を発生させ、前記特別入賞玉
    検出手段の検出出力に基づいて前記第1の効果音とは異
    なった第2の効果音を発生可能な効果音発生手段とが設
    けられていることを特徴とする、弾球遊技機。
JP2251622A 1990-09-19 1990-09-19 弾球遊技機 Expired - Lifetime JPH0644944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2251622A JPH0644944B2 (ja) 1990-09-19 1990-09-19 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2251622A JPH0644944B2 (ja) 1990-09-19 1990-09-19 弾球遊技機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58174007A Division JPS6066772A (ja) 1983-09-19 1983-09-19 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03141965A JPH03141965A (ja) 1991-06-17
JPH0644944B2 true JPH0644944B2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=17225571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2251622A Expired - Lifetime JPH0644944B2 (ja) 1990-09-19 1990-09-19 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0644944B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636983A (en) * 1979-08-31 1981-04-10 Sankyo Co Generator for effective sound of elastic ball game machine
JPS57195479A (en) * 1981-05-28 1982-12-01 Sankyo Co Pinball game machine
JPS5836574A (ja) * 1981-08-28 1983-03-03 株式会社三共 パチンコ遊技機
JPH0232902B2 (ja) * 1982-01-27 1990-07-24 Sankyo Co Dankyujugiki
JPS59103686A (ja) * 1982-12-04 1984-06-15 株式会社 ソフイア パチンコ遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03141965A (ja) 1991-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6325790B2 (ja)
JP4015420B2 (ja) 弾球遊技機
JP4117167B2 (ja) スロットマシン及び制御プログラム
JP3898391B2 (ja) 遊技機
JPH0578B2 (ja)
JP2002000796A (ja) 遊技機
JPH0644944B2 (ja) 弾球遊技機
JPH0938282A (ja) 弾球遊技機
JP2002272919A (ja) 遊技機
JP2005103026A (ja) 遊技機
JPH05137838A (ja) 弾球遊技機
JPH03141964A (ja) 弾球遊技機
JPH0113390B2 (ja)
JP2006014842A (ja) 回胴式遊技機
JPH0515643A (ja) 遊技機
JPH05115595A (ja) 遊技機
JP2000197745A (ja) パチンコ遊技機
JPH041637B2 (ja)
JP2005118355A (ja) 遊技機
JP4392401B2 (ja) 遊技機
JPS6324703B2 (ja)
JP2006122091A (ja) 遊技機
JP2005218626A (ja) 遊技機
JP2002360767A (ja) 遊技機
JP2006122174A (ja) 遊技機