JPH0644827U - 間仕切 - Google Patents

間仕切

Info

Publication number
JPH0644827U
JPH0644827U JP8079992U JP8079992U JPH0644827U JP H0644827 U JPH0644827 U JP H0644827U JP 8079992 U JP8079992 U JP 8079992U JP 8079992 U JP8079992 U JP 8079992U JP H0644827 U JPH0644827 U JP H0644827U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
convex
side wall
wall
frame member
concave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8079992U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2533229Y2 (ja
Inventor
裕樹 小笠原
次男 深沢
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭和アルミニウム株式会社 filed Critical 昭和アルミニウム株式会社
Priority to JP8079992U priority Critical patent/JP2533229Y2/ja
Publication of JPH0644827U publication Critical patent/JPH0644827U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2533229Y2 publication Critical patent/JP2533229Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のパネルと左右一対の側縁部材よりなる
間仕切構成部材の組立て分解をワンタッチで簡単に行な
う。構成部品を少なくし、部品管理の面倒がなく、移動
が容易である。組立て精度を確実に出す。パネル連結部
の強度を大きする。軽量化を果たしかつ美観を向上す
る。製造を容易かつ安価に行ない得る間仕切を提供す
る。 【構成】 間仕切は、左右両側に枠部材11,21 を有する
複数のパネルP,P と、左右一対の側縁部材A,B とよりな
る。隣り合うパネルP,P の接続部の左枠部材11と右枠部
材21、左外側パネルP の左枠部材11と左側縁部材A 、お
よび右外側パネルP の右枠部材21と右側縁部材B とが、
それぞれ特定の形状を有する凹状嵌合部12と凸状嵌合部
22および対向壁部26との嵌め合わせにより結合されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、間仕切に関するものである。
【0002】 この明細書において、間仕切とは、建築内部の空間を分割するためのもので、 固定的なものおよび移動的なものとがあり、衝立を含んで意味するものとする。
【0003】
【従来の技術】
一般に、間仕切は、複数のパネルが垂直に立てられて水平方向に並列状に並べ られ、各パネルの左右接続部にはそれぞれ枠部材が取り付けられていて、これら の枠部材の所要高さに連結金具の鉤形フックを差し込む孔があけられ、隣接パネ ル同志が、左右両側に突出した例えば合計4つの鉤形フックを具備する所要数の 連結金具を介して連結されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の間仕切構成部材の連結機構では、連結金具の 形状が複雑であり、連結金具を介するパネル相互の着脱に非常に手間がかゝり、 間仕切の組立て分解が容易でなく、また構成部品が多いうえに、連結金具等の部 品がこわれやすいために、パネル連結部の強度が充分でなく、さらにパネル枠部 材についての正確な穿孔作業は非常に手間を要するし、形状の複雑な連結金具の 製作は面倒であるばかりか、その部品管理も面倒であるという問題があった。
【0005】 この考案の目的は、上記の従来技術の問題を解決し、間仕切構成部材の組立て 分解をワンタッチで非常に簡単に行なうことができ、また構成部品が少なく、面 倒な部品管理を行なう必要がないし、移動が容易であり、またパネルの組立て精 度を確実に出すことができるとともに、パネル連結部の強度が充分に大きく、し かも各パネルの枠部材あるいは側縁部材を、いずれもアルミニウム押出型材でつ くることができて、軽量化を果たし得るとともに、美観を向上することができ、 さらに製造を容易かつ安価に行ない得る、間仕切を提供しようとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の目的を達成するために、略垂直方向に配置されかつ水平方 向に並列状に並べられるとともに左右両側に枠部材が取り付けられている複数の パネルと、左右両外側のパネルの枠部材に接続される左右一対の側縁部材とを備 え、隣り合うパネルの接続部の左枠部材および右枠部材同志のうちのいずれか一 方、左外側のパネルの左枠部材および左側縁部材同志のうちのいずれか一方、並 びに右外側のパネルの右枠部材および右側縁部材同志のうちのいずれか一方に、 凹状嵌合部が設けられ、同他方に、凹状嵌合部と嵌まり合う大きさの凸状嵌合部 およびこの凸状嵌合部の後側壁の基部より同壁の後方に対向するように伸びる対 向壁部が設けられ、凹状嵌合部の後側壁の前面に水平断面略円弧形を有する凸面 部が設けられ、同後側壁の先端寄り部分に後方凸部が設けられ、かつ同後側壁の 後面に、これの基部より後方凸部に至る水平断面円弧形の案内面が設けられると ともに、後方凸部と凹状嵌合部の後側壁の先端部との間に、平面よりみて略V形 の後部係合凹部が形成され、凸状嵌合部の前側壁の前面に前部係合凹部が設けら れ、凹状嵌合部の前側壁の後面に前部係合凹部に嵌まり合う大きさの前部係合凸 部が設けられ、凸状嵌合部の後側壁の後面に水平断面円弧形の案内部が設けられ 、この案内部と対向壁部との間に差込み部が形成され、対向壁部の基部寄り部分 に後部係合凸部が前方突出状に設けられるとともに、この後部係合凸部と対向壁 部の先端部との間に水平断面円弧形の凸面部を有する案内用前方凸部が設けられ ており、上記凹状嵌合部に凸状嵌合部が嵌め合わせられて、凸状嵌合部の前側壁 の前部係合凹部に、凹状嵌合部の前側壁の前部係合凸部が嵌め合せられるととも に、凸状嵌合部の後側壁の後面の案内部と対向壁部との間の差込み部に、凹状嵌 合部の後側壁が差し込まれて、同後側壁の凸面部が案内部に沿うように合わせら れるとともに、対向壁部の後部係合凸部が同後側壁の後部係合凹部に嵌め合せら れ、後方凸部の先端部が、対向壁部側の案内用前方凸部の凸面部の始端部に当接 せしめられるようになされている、間仕切を要旨としている。
【0007】
【作用】
上記間仕切は、左右両側に枠部材を有する複数のパネルと、左右一対の側縁部 材とを備えていて、これらが略垂直方向に配置されかつ水平方向に並列状に並べ られて結合されたものである。
【0008】 そして、隣り合うパネルの接続部、左外側パネルと左側縁部材の接続部、ある いは右外側パネルと右側縁部材の接続部において、一方の枠部材または側縁部材 に所定の形状を有する凹状嵌合部が設けられ、同他方枠部材または側縁部材に所 定の形状を有する凸状嵌合部と対向壁部が設けられている。
【0009】 これら凹状嵌合部と凸状嵌合部とを嵌め合わせるさい、凸状嵌合部の前側壁の 前部係合凹部に、凹状嵌合部の前側壁の前部係合凸部が嵌め合せられるとともに 、凸状嵌合部の後側壁の後面の案内部と対向壁部との間の差込み部に、凹状嵌合 部の後側壁が差し込まれて、同後側壁の凸面部が案内部に沿うように合わせられ る。また、対向壁部の後部係合凸部が同後側壁の後部係合凹部に嵌め合せられ、 後方凸部の先端部が、対向壁部側の案内用前方凸部の凸面部の始端部に当接せし められる。
【0010】 従って上記の枠部材を有するパネルおよび左右両側縁部材よりなる間仕切構成 部材の組立てを、ワンタッチで非常に簡単に行なうことができ、しかも間仕切の 組立ては、パネル枠部材同志あるいはパネル枠部材と側縁部材を、単に嵌め合わ せるだけで良いため、素人でも作業可能であり、組立て作業に手間がかゝらない 。なお、間仕切の分解も同様にワンタッチで簡単に行なうことができる。
【0011】 また間仕切を構成するパネルの連結部が枠部材に設けられているので、間仕切 は構成部品が少なく、面倒な部品管理を行なう必要がないし、移動が容易である 。しかもパネルの組立て精度を確実に出すことができるとともに、パネル連結部 の強度が充分に大きいものである。なお、各パネルの枠部材あるいは側縁部材を 、いずれもアルミニウム押出型材でつくることができるので、軽量化を果たし得 るとともに、間仕切の美観を向上することができる。
【0012】
【実施例】
つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 この明細書において、前後、左右および上下は、図2を基準とし、前とは図2 の上側、後とは同下側をいゝ、左とは同図の左側、右とは同右側をいゝ、また上 とは同図図面紙葉の表側、下とは同裏側をいうものとする。
【0014】 まず図1において、この考案による間仕切(1) は、芯材(2) およびこれの左右 両側のアルミニウム押出形材製の枠部材(11)(21)よりなる2枚の方形パネル(P1) (P2)と、これらのパネル(P1)(P2)の両外側の枠部材(11)(21)に接続される左右一 対のアルミニウム押出形材製の側縁部材(A)(B)とを備えていて、これらが略垂直 方向に配置されかつ水平方向に並列状に並べられて結合されたものである。
【0015】 図1と図2に示すように、各パネル(P) の左枠部材(11)は、芯材(2) の縁部に 嵌め被せられた水平断面略コ形の枠部材本体(11a) を有しかつこれの左側に凹状 嵌合部(12)が設けられている。また各パネル(P) の右枠部材(21)は、芯材(2) の 縁部に嵌め被せられた水平断面略コ形の枠部材本体(21a) を有しかつこれの右側 に中空部(24)を有する凸状嵌合部(22)およびこの凸状嵌合部(22)の後側壁(22b) の基部より同壁(22b) の後方に対向するように伸びる対向壁部(26)が設けられて いる。
【0016】 左枠部材(11)の凹状嵌合部(12)の後側壁(12b) の前面には断面略140°の角 度に相当する水平断面略円弧形を有する凸面部(16)が設けられ、同後側壁(12b) の先端寄り部分に後方凸部(17)が設けられ、かつ同後側壁(12b) の後面に、これ の基部より後方凸部(17)に至る水平断面円弧形の案内面(18)が設けられるととも に、後方凸部(17)と凹状嵌合部(12)の後側壁(12b) の先端部との間に、平面より みて略V形の後部係合凹部(19)が形成されている。また凹状嵌合部(12)の前側壁 (12a) の後面に前部係合凸部(13)が設けられている。
【0017】 一方、右枠部材(21)の凸状嵌合部(22)の前側壁(22a) の前面に、上記凹状嵌合 部(12)の前側壁(12a) の前部係合凸部(13)に嵌まり合う大きさの前部係合凹部(2 3)が設けられている。また凸状嵌合部(22)の後側壁(22b) の後面に断面略140 °の角度に相当する水平断面円弧形の案内部(25)が設けられ、この案内部(25)と 対向壁部(26)との間に差込み部(27)が形成されている。対向壁部(26)の基部寄り 部分には、後部係合凸部(28)が前方突出状に設けられるとともに、この後部係合 凸部(28)と対向壁部(26)の先端部との間に断面略150°の角度に相当する水平 断面円弧形の凸面部(29a) を有する案内用前方凸部(29)が設けられている。
【0018】 図1〜図3に示すように、2枚のパネル(P1)(P2)同志を相互に連結するには、 右側パネル(P2)の接続部の左枠部材(11)の凹状嵌合部(12)に、左側パネル(P1)の 右枠部材(21)の凸状嵌合部(22)が嵌め合わせられて、まず凸状嵌合部(22)の後側 壁(22b) の後面の案内部(25)と対向壁部(26)との間の差込み部(27)に、凹状嵌合 部(12)の後側壁(12b) が差し込まれて、同後側壁(12b) の凸面部(16)が案内部(2 5)に沿うように合わせられ、対向壁部(26)の後部係合凸部(28)が同後側壁(12b) の後部係合凹部(19)に嵌め合せられ、後方凸部(17)の先端部(17a) が、対向壁部 (26)側の案内用前方凸部(29)の凸面部(29a) の始端部に当接せしめられるととも に、右側パネル(P2)の凸状嵌合部(22)の前側壁(22a) の前部係合凹部(23)に、凹 状嵌合部(12)の前側壁(12a) の前部係合凸部(13)が嵌め合せられるものである。
【0019】 また図1および図3に示すように、間仕切(1) の左側縁部材(A) は、中空部(3 2)を有する左側縁部材本体(31)とこれの右側に設けられた凸状嵌合部(22)および 対向壁部(26)とよりなり、これに対して右側縁部材(B) は、中空部(42)を有する 右側縁部材本体(41)とこれの左側に設けられた凹状嵌合部(12)とよりなるもので ある。しかしながら、これら左右側縁部材(A)(B) の凹状嵌合部(12)および凸状 嵌合部(22)の構造は、上記左右枠部材(11)(21)の凹状嵌合部(12)および凸状嵌合 部(22)の構造と、全く同様であるので、図面において同一のものには同一の符号 を付し、かつその説明を省略した。
【0020】 そして、左側パネル(P1)の左枠部材(11)の凹状嵌合部(12)と、左側縁部材(A) の凸状嵌合部(22)および対向壁部(26)とが互いに嵌め合わされて連結され、かつ 右側パネル(P2)の右枠部材(21)の凸状嵌合部(22)および対向壁部(26)と、右側縁 部材(B) の凹状嵌合部(12)とが互いに嵌め合わされて連結されている。
【0021】 上記のように、左右枠部材(11)(21)を有するパネル(P1)(P2)と、左右側縁部材 (A)(B)とよりなる間仕切構成部材の組立ては、それぞれワンタッチで非常に簡単 に行なうことができる。しかも間仕切(1) の組立ては、左右両パネル(P1)(P2)の 接続部の枠部材(11)(21)同志、あるいはまた左枠部材(11)と側縁部材(A) 、また は右枠部材(21)と側縁部材(B) の、それぞれ凹状嵌合部(12)および凸状嵌合部(2 2)を、単に嵌め合わせるだけで良いため、素人でも作業可能であり、組立て作業 に手間がかゝらない。
【0022】 また、図4に示すように、上記間仕切(1) の分解するには、例えば左側パネル (P1)を中心として、まずこれの左枠部材(11)と結合している左側縁部材(A) を、 同図において反時計回りの方向に90°回転させて、左側縁部材(A) を取り外す 。つぎに、左側パネル(P1)に対して右側パネル(P2)を時計回りの方向に90°回 転させて、左側パネル(P1)の右枠部材(21)から右側パネル(P2)の左枠部材(11)を 取り外し、最後に右側パネル(P2)の右枠部材(21)と結合している右側縁部材(B) を、時計回りの方向に90°回転させて、右側縁部材(B) を取り外す。こうして 、間仕切(1) の分解も、組立ての場合の同様にワンタッチで簡単に行なうことが できる。
【0023】 なお、上記実施例においては、間仕切(1) の各パネル(P) の左枠部材(11)と、 右側縁部材(B) とに凹状嵌合部(12)がそれぞれ設けられ、これに対して各パネル (P) の右枠部材(21)と、左側縁部材(A) とに凸状嵌合部(22)および対向壁部(26) がそれぞれ設けられているが、凹状嵌合部(12)と凸状嵌合部(22)との嵌合は、相 対的なものであるので、これら凹状嵌合部(12)と凸状嵌合部(22)とは、相互に逆 に設けられていても良く、要するに、隣り合うパネル(P)(P)の接続部の左枠部材 (11)および右枠部材(21)同志のうちのいずれか一方、左外側のパネル(P) の左枠 部材(11)および左側縁部材(A) 同志のうちのいずれか一方、並びに右外側のパネ ル(P) の右枠部材(21)および右側縁部材(B) 同志のうちのいずれか一方に、凸状 嵌合部(22)およびこの凸状嵌合部(22)の後側壁(22b) の基部より同壁(22b) の後 方に対向するように伸びる対向壁部(26)が設けられ、同他方に、凸状嵌合部(22) と嵌まり合う大きさの凹状嵌合部(12)が設けられておれば、良い。
【0024】 なお、上記実施例においては、間仕切(1) は、2枚のパネル(P1)(P2)と、左右 両側の側縁部材(A)(B)とよりなるものであるが、間仕切(1) を構成するパネル(P ) は、複数であれば、良い。
【0025】 また、上記実施例の各パネル(P) の枠部材(11)(21)は、それぞれアルミニウム 押出型材製であるが、これに限らず、枠部材(11)(21)は、その他の金属、あるい は硬質の合成樹脂によりつくられていても、勿論良い。
【0026】
【考案の効果】
この考案による間仕切は、上述のように、略垂直方向に配置されかつ水平方向 に並列状に並べられるとともに左右両側に枠部材が取り付けられている複数のパ ネルと、左右両外側のパネルの枠部材に接続される左右一対の側縁部材とを備え 、隣り合うパネルの接続部の左枠部材および右枠部材同志のうちのいずれか一方 、左外側のパネルの左枠部材および左側縁部材同志のうちのいずれか一方、並び に右外側のパネルの右枠部材および右側縁部材同志のうちのいずれか一方に、凹 状嵌合部が設けられ、同他方に、凹状嵌合部と嵌まり合う大きさの凸状嵌合部お よびこの凸状嵌合部の後側壁の基部より同壁の後方に対向するように伸びる対向 壁部が設けられ、凹状嵌合部の後側壁の前面に水平断面略円弧形を有する凸面部 が設けられ、同後側壁の先端寄り部分に後方凸部が設けられ、かつ同後側壁の後 面に、これの基部より後方凸部に至る水平断面円弧形の案内面が設けられるとと もに、後方凸部と凹状嵌合部の後側壁の先端部との間に、平面よりみて略V形の 後部係合凹部が形成され、凸状嵌合部の前側壁の前面に前部係合凹部が設けられ 、凹状嵌合部の前側壁の後面に前部係合凹部に嵌まり合う大きさの前部係合凸部 が設けられ、凸状嵌合部の後側壁の後面に水平断面円弧形の案内部が設けられ、 この案内部と対向壁部との間に差込み部が形成され、対向壁部の基部寄り部分に 後部係合凸部が前方突出状に設けられるとともに、この後部係合凸部と対向壁部 の先端部との間に水平断面円弧形の凸面部を有する案内用前方凸部が設けられて おり、上記凹状嵌合部に凸状嵌合部が嵌め合わせられて、凸状嵌合部の前側壁の 前部係合凹部に、凹状嵌合部の前側壁の前部係合凸部が嵌め合せられるとともに 、凸状嵌合部の後側壁の後面の案内部と対向壁部との間の差込み部に、凹状嵌合 部の後側壁が差し込まれて、同後側壁の凸面部が案内部に沿うように合わせられ るとともに、対向壁部の後部係合凸部が同後側壁の後部係合凹部に嵌め合せられ 、後方凸部の先端部が、対向壁部側の案内用前方凸部の凸面部の始端部に当接せ しめられるようになされているものであるから、間仕切を構成する枠部材付きパ ネルおよび左右両側縁部材の組立てを、ワンタッチで非常に簡単に行なうことが でき、しかも間仕切の組立ては、パネル枠部材同志あるいはパネル枠部材と側縁 部材を、単に嵌め合わせるだけで良いため、素人でも作業可能であり、組立て作 業に手間がかゝらない。なお、間仕切の分解も同様にワンタッチで簡単に行なう ことができる。
【0027】 また、間仕切を構成するパネルの連結部が枠部材に設けられているので、間仕 切は構成部品が少なく、面倒な部品管理を行なう必要がないし、移動が容易であ る。
【0028】 さらに、凹状嵌合部と凸状嵌合部とを嵌め合わせるさい、凸状嵌合部の前側壁 の前部係合凹部に、凹状嵌合部の前側壁の前部係合凸部が嵌め合せられるととも に、凸状嵌合部の後側壁の後面の案内部と対向壁部との間の差込み部に、凹状嵌 合部の後側壁が差し込まれて、同後側壁の凸面部が案内部に沿うように合わせら れ、さらに対向壁部の後部係合凸部が同後側壁の後部係合凹部に嵌め合せられる ものであるから、間仕切のパネルの組立て精度を確実に出すことができるととも に、パネル連結部の強度が充分に大きいものである。
【0029】 しかも各パネルの枠部材あるいは側縁部材を、いずれもアルミニウム押出型材 等でつくることができるので、軽量化を果たし得るとともに、美観を向上するこ とができる。そのうえ間仕切は構成部品が少ないので、その製造を容易かつ安価 に行ない得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す本考案品の部分省略斜
視図である。
【図2】パネル接続部の部分拡大水平断面図である。
【図3】図1の本考案品の組立て途中の状態を示す部分
省略水平断面図である。
【図4】同本考案品の分解状態を示す部分省略水平断面
図である。
【符号の説明】
P パネル P1 左側パネル P2 右側パネル A 左側縁部材 B 右側縁部材 1 間仕切 10 芯材 11 左枠部材 12 凹状嵌合部 12a 前側壁 12b 後側壁 13 前部係合凸部 16 水平断面略円弧形の凸面部 17 後方凸部 17a 先端部 18 水平断面円弧形の案内面 19 略V形の後部係合凹部 21 右枠部材 22 凸状嵌合部 22a 前側壁 22b 後側壁 23 前部係合凹部 25 水平断面円弧形の案内部 26 対向壁部 27 差込み部 28 後部係合凸部 29 案内用前方凸部 29a 水平断面円弧形凸面部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略垂直方向に配置されかつ水平方向に並
    列状に並べられるとともに左右両側に枠部材(11)(21)が
    取り付けられている複数のパネル(P)(P)と、左右両外側
    のパネル(P)(P)の枠部材(11)(21)に接続される左右一対
    の側縁部材(A)(B)とを備え、隣り合うパネル(P)(P)の接
    続部の左枠部材(11)および右枠部材(21)同志のうちのい
    ずれか一方、左外側のパネル(P) の左枠部材(11)および
    左側縁部材(A) 同志のうちのいずれか一方、並びに右外
    側のパネル(P) の右枠部材(21)および右側縁部材(B) 同
    志のうちのいずれか一方に、凹状嵌合部(12)が設けら
    れ、同他方に、凹状嵌合部(12)と嵌まり合う大きさの凸
    状嵌合部(22)およびこの凸状嵌合部(22)の後側壁(22b)
    の基部より同壁(22b) の後方に対向するように伸びる対
    向壁部(26)が設けられ、凹状嵌合部(12)の後側壁(12b)
    の前面に水平断面略円弧形を有する凸面部(16)が設けら
    れ、同後側壁(12b) の先端寄り部分に後方凸部(17)が設
    けられ、かつ同後側壁(12b) の後面に、これの基部より
    後方凸部(17)に至る水平断面円弧形の案内面(18)が設け
    られるとともに、後方凸部(17)と凹状嵌合部(12)の後側
    壁(12b) の先端部との間に、平面よりみて略V形の後部
    係合凹部(19)が形成され、凸状嵌合部(22)の前側壁(22
    a) の前面に前部係合凹部(23)が設けられ、凹状嵌合部
    (12)の前側壁(12a) の後面に前部係合凹部(23)に嵌まり
    合う大きさの前部係合凸部(13)が設けられ、凸状嵌合部
    (22)の後側壁(22b) の後面に水平断面円弧形の案内部(2
    5)が設けられ、この案内部(25)と対向壁部(26)との間に
    差込み部(27)が形成され、対向壁部(26)の基部寄り部分
    に後部係合凸部(28)が前方突出状に設けられるととも
    に、この後部係合凸部(28)と対向壁部(26)の先端部との
    間に水平断面円弧形の凸面部(29a) を有する案内用前方
    凸部(29)が設けられており、上記凹状嵌合部(12)に凸状
    嵌合部(22)が嵌め合わせられて、凸状嵌合部(22)の前側
    壁(22a) の前部係合凹部(23)に、凹状嵌合部(12)の前側
    壁(12a)の前部係合凸部(13)が嵌め合せられるととも
    に、凸状嵌合部(22)の後側壁(22b)の後面の案内部(25)
    と対向壁部(26)との間の差込み部(27)に、凹状嵌合部(1
    2)の後側壁(12b) が差し込まれて、同後側壁(12b) の凸
    面部(16)が案内部(25)に沿うように合わせられるととも
    に、対向壁部(26)の後部係合凸部(28)が同後側壁(12b)
    の後部係合凹部(19)に嵌め合せられ、後方凸部(17)の先
    端部(17a) が、対向壁部(26)側の案内用前方凸部(29)の
    凸面部(29a) の始端部に当接せしめられるようになされ
    ている、間仕切。
JP8079992U 1992-11-24 1992-11-24 間仕切 Expired - Lifetime JP2533229Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8079992U JP2533229Y2 (ja) 1992-11-24 1992-11-24 間仕切

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8079992U JP2533229Y2 (ja) 1992-11-24 1992-11-24 間仕切

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0644827U true JPH0644827U (ja) 1994-06-14
JP2533229Y2 JP2533229Y2 (ja) 1997-04-23

Family

ID=13728513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8079992U Expired - Lifetime JP2533229Y2 (ja) 1992-11-24 1992-11-24 間仕切

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2533229Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2533229Y2 (ja) 1997-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0871156A2 (en) Slidable locking system for disengageable panels
CA2592549A1 (en) Plastic pegboard assembly
EP1330173B1 (en) A joint arrangement for demountable structure
JPH0644827U (ja) 間仕切
JP4189236B2 (ja) 調理機器のトッププレート枠
JP2792828B2 (ja) 壁パネルの連結構造
JP2006307419A (ja) 外壁板用の留め付け金具および該留め付け金具を用いた外壁施工構造
JP2016106644A (ja) 組立式収納家具
JPH0347841U (ja)
CN220735045U (zh) 一种画框及挂画
JPH0748951Y2 (ja) 面格子
JPH077515Y2 (ja) 化粧板付型材同士の接合部の構造
KR102591375B1 (ko) 패널 결합 구조체
JPS6211479Y2 (ja)
JPH0755206Y2 (ja) 角度をつける連結間仕切用パネル
JP3007582U (ja) 壁面材
JP2510307Y2 (ja) 格子の連結構造
JPS603201Y2 (ja) パネル接続装置
JP2507339Y2 (ja) ジョイナ―へのパネルの接続構造
JP2002121847A (ja) パネル接続構造
JP3514870B2 (ja) 間仕切り
JPS6328306Y2 (ja)
JPH0630065Y2 (ja) 祭 壇
JP2696748B2 (ja) 棧と仕切りパネルの連結構造
JPH02213308A (ja) 棚板等の板体用コーナー部材

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19961008