JPH0644156Y2 - 集積回路の個別分離装置 - Google Patents

集積回路の個別分離装置

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JPH0644156Y2
JPH0644156Y2 JP1988038489U JP3848988U JPH0644156Y2 JP H0644156 Y2 JPH0644156 Y2 JP H0644156Y2 JP 1988038489 U JP1988038489 U JP 1988038489U JP 3848988 U JP3848988 U JP 3848988U JP H0644156 Y2 JPH0644156 Y2 JP H0644156Y2
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stopper
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JP1988038489U
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JPH01143199U (ja
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展浩 藤本
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日立電子エンジニアリング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、集積回路の個別分離装置にかかわり、さら
に詳しくは、ICハンドラに組み込まれる集積回路の個別
分離装置の改良に関している。
[従来の技術] ICハンドラでは、たとえば第2図に示すように、多数の
集積回路2a、2b、2c…をシュートレール1の上を滑走さ
せることによってになされている。シュートレール1は
角度30°前後の勾配が付され、集積回路は自重によって
シュートレール上を滑降するようにさせられている。
このようにして連続的に流されている集積回路をつぎの
工程、たとえば集積回路ソケットに装着する工程に送り
込むために、集積回路を一個づつ分離する個別分離装置
がICハンドラに組み込まれている。
この個別分離装置はふたつのストッパを具備している。
第一のストッパは、シュートレール1を搬送されている
先頭の集積回路の滑走をとめる、矢印A−A′方向に往
復駆動されるストッパ駒3を、第二のストッパはストッ
パ駒3によってとめられた集積回路に隣接する集積回路
の滑走をとめる、矢印B−B′方向に駆動されるストッ
パ駒4をそれぞれ備えている。
集積回路の分離は、ストッパ駒3によって矢印Aの方向
に動いている集積回路2aの滑走をとめて、後続の集積回
路2b、2c…も停止させ、この状態においてストッパ駒4
を矢印Bの方向に駆動させて、集積回路2aに隣接する集
積回路2bをとめ、それからストッパ駒3を矢印A′方向
に移動させて、集積回路2aを矢印Cのごとく次工程へ滑
降させたあと、ストッパ駒3をA方向に移動させ、スト
ッパ駒4をB′方向に移動させて、上流側の隣接集積回
路2bおよび後続の集積回路2c…を停止させることによっ
てなされている。
ICハンドラの技術進歩にともなって、大容量化、コンパ
クト化が推進され、複数列のシュートレールが平行に設
置されていものが開発されるようになっている。
このようなICハンドラにおいて、各々のシュートレール
上の集積回路の個別分離は、たとえば実願昭56-44833号
(実開昭57-157198号)に記載されているように、第一
のストッパ駒をシュートレールを横断して配置された一
本の軸部材に支持し、軸部材を軸受部材によって保持し
て、集積回路に接触する位置と集積回路から離れた位置
とのあいだの移動をストッパ駒になさせることによって
おこなえる。
第3図はこのような個別分離装置における第一のストッ
パの一例を示している。複数列のシュートレール1はX
軸と平行に配置されている。各々のシュートレール1に
たいして一個のストッパ駒3が配置されている。これら
ストッパ駒3はX軸と平行に、つまりシュートレールを
横断して配置された軸部材4に取り付けられ、軸部材は
長手方向にスライドするように両端を軸受部材によって
保持されているとともに、単一の駆動源に接続してい
る。
集積回路の個別分離は、駆動源によって軸部材4を矢印
D′によって示す方向に移動させて、ストッパ駒3に各
々のシュートレール1にある集積回路2a、2b、2c…を同
時に停止させ、ストッパ駒4を矢印Bの方向に移動さ
せ、各々のシュートレール1にある隣接集積回路2bを同
時にとめ、それからストッパ駒3を矢印A′方向に移動
させ、各々のシュートレール1における集積回路2aをつ
ぎの装置に同時に滑降させたあと、ストッパ駒3をA方
向に移動させるとともに、ストッパ駒4をB′方向に移
動させて、各々のシュートレール1にある上流側の隣接
集積回路2bおよび後続の集積回路2c…を同時に停止させ
ることによってなされている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような集積回路の個別分離装置で
は、特定のサイズの集積回路のみしか対応することがで
きず、集積回路の長さ寸法L(一般にミルであらわさ
れ)が異なると個別分離をおこなえず、集積回路の型式
に応じて段取りを替える必要がある。これは、ストッパ
駒3の交換のみならず、検出器や制御装置にも変更をお
こなわなければならず、いちじるしく作業能率が低下す
ることをさけられない。
本考案の目的は、複数列のシュートレールをもつ集積回
路の個別分離装置において、集積回路の長さ寸法Lの変
化があっても、きわめて容易にかつ迅速に対処すること
ができる、改良された集積回路の個別分離装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は、集積回路を搬送
する複数列のシュートレールと、各々のシュートレール
上の集積回路の移動を阻止する第一のストッパと、第一
のストッパによって移動をとめられる集積回路の上流側
に位置する隣接集積回路の各々の移動を阻止する第二の
ストッパとからなり、第一のストッパが各々のシュート
レール上の集積回路に対応して配置されたストッパ駒
と、シュートレールを横断して配置されたストッパ駒を
支持する軸部材と、集積回路に接触する位置と集積回路
から離れた位置とのあいだの移動を各々のストッパ駒に
なさせるために軸部材をスライド可能に保持する軸受部
材とを具備している集積回路の個別分離装置において、
軸部材を集積回路の搬送方向に移動させるために軸受部
材を保持する案内手段と、軸受部材をストッパ駒および
軸部材といっしょに移動させる駆動手段とをさらに具備
させられていることを特徴としている。
[作用] 集積回路の分離は、第一のストッパが各々のシュートレ
ールにある集積回路をとめ、第二のストッパが上流側に
位置する各々のシュートレールにある隣接集積回路をと
め、それから第一のストッパが各々の集積回路をはな
し、集積回路が送り出されたあと、集積回路をとめる位
置にもどり、第二のストッパが上流側に位置する各々の
シュートレールの隣接集積回路を第一のストッパに送り
出す作動をくり返すことによってなされる。
異なる長さ寸法をもつ集積回路の分離は、ストッパ駒が
分離しようとする集積回路の所定の位置まで、軸部材を
案内手段上で集積回路の搬送方向に移動させたあと、第
一のストッパによって下流側の集積回路をとめ、第二の
ストッパによって上流側に位置する隣接集積回路をと
め、それから第一のストッパを集積回路から離し、集積
回路が送り出されたあと、集積回路をとめる位置にもど
し、第二のストッパを上流側の隣接集積回路から離し
て、この集積回路を第一のストッパに送り出す作動をく
り返すことによってなされる。
[実施例] 本考案の集積回路の個別分離装置の実施例は、以下に、
第1図を参照して説明する。
この個別分離装置は、集積回路を搬送するシュートレー
ル1a〜1hと、下流側にあるシュートレール上の集積回路
2の移動を阻止する第一のストッパと、上流側に位置す
る隣接集積回路の移動を阻止する第二のストッパとを具
備している。
シュートレール1a〜1hは、公知の形態をもつものでたが
いに直交する三軸におけるY軸方向に長手方向を位置さ
せてたがいに平行に配置されているとともに、たとえば
水平面にたいして角度30°傾斜して配置されている。
第一のストッパは、シュートレール1a〜1hによって搬送
されている集積回路2の各々に対応して配置されたスト
ッパ駒3a〜3hを具備している。これらのストッパ駒3a〜
3hは、シュートレール1a〜1hを横断して配置された軸部
材に固定されている。軸部材は両端を軸受部材5a、5bに
保持され、集積回路に接触する位置と集積回路から離れ
た位置とのあいだをスライドする、つまりX軸方向への
移動をおこなえる。スライドは軸部材における軸受部材
から突出する端部に連結された駆動源によってなされて
いる。
この集積回路の個別分離装置では、さらに、軸受部材5
a、5bがすべり軸受のような案内手段6a、6bにおける可
動側部材に保持され、集積回路の搬送方向、つまりY軸
方向に移動することができるようにさせられている。歯
車軸7が、ストッパ駒3a〜3hの下方あるいは上方に位置
して、X軸と平行に配置されているとともに、案内手段
5a、5bにおける可動側部材に回転可能に保持されてい
る。ラック歯車9a、9bが、案内手段5a、5bの可動側部材
の移動方向と平行に配置されているとともに、フレーム
などに固定されている。これらのラック歯車に噛み合う
ピニオン歯車8a、8bは歯車軸7における可動側部材から
突出する端部にかん合かつ固定されている。そして、ハ
ンドル10が歯車軸7におけるピニオン歯車8aのある端部
に取り付けられている。
なお、図示されていないが、第二のストッパは、公知の
この種の手段と同様に、各々のシュートレール1a〜1hに
ある先頭から二番目の集積回路ごとに設けられた、Z軸
方向に移動するストッパ駒およびストッパ駒に昇降をな
させる駆動源を具備している。
集積回路の個別分離は、第一のストッパの軸部材が駆動
源によってD′方向に移動され、ストッパ駒3a〜3hがシ
ュートレール1a〜1hの各々に搬送されている先頭の集積
回路2の接触しかつこれらの集積回路の移動をとめ、第
二のストッパのストッパ駒がこれらの集積回路の下流側
にある隣接集積回路に接触しかつこれらの隣接集積回路
の移動をとめ、第一のストッパの軸部材がD方向に移動
され、ストッパ駒3a〜3hが関係する集積回路から離れ、
この集積回路を他の装置に送り出したあと、第一のスト
ッパの軸部材がD′方向に移動され、第二のストッパの
ストッパ駒が上昇し、隣接集積回路がストッパ駒3a〜3b
によって移動をとめられ、これらの作動を以降くり返す
ことによってなされる。
長さ寸法Lが異なる集積回路の個別分離は、ハンドル10
を手動操作によってまわし、ストッパ駒3a〜3bをY軸方
向にストッパ駒3a〜3hを移動、つまり各々のシュートレ
ール上の集積回路2の長手方向にストッパ駒3a〜3hを移
動させることによってなされる。すなわち、ハンドル10
が回転すると、ピニオン歯車8a、8bがラック歯車9a、9b
を転動して、軸受部材5a、5bがY軸方向に移動し、スト
ッパ駒3a〜3hが関連するシュートレール1a〜1hにある集
積回路2の長手方向に移動する。ストッパ駒3a〜3hが所
定の位置に移動したら、ハンドルの回転を止めることに
よって、集積回路の長さ寸法Lの変化にたいして、スト
ッパ駒3a〜3hを順応させることができる。
集積回路の個別分離は、以前の長さをもつ集積回路の前
述のそれとおなじに、第一のストッパD′方向に移動し
て、集積回路2をとめ、第二のストッパによって隣接集
積回路2をとめ、第一のストッパD方向にもどして、集
積回路2を他の装置に送り出したあと、D′方向にもど
し、第二のストッパを解除することによってなされる。
[考案の効果] 本考案の集積回路の個別分離装置は、以上説明したよう
に、異なる長さ寸法をもつ集積回路の分離をおこなうこ
とができ、しかも、装置を変更することなしにこれをお
こなえるため、集積回路の検査を能率よくおこなうこと
ができるハンドラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の集積回路の個別分離装置の一実施例を
示す平面図である。第2図は従来の集積回路の個別分離
装置の斜視図、第3図は従来の他の集積回路の個別分離
装置の斜視図である。 1a〜1h……シュートレール、2……集積回路、3a〜3h…
…ストッパ駒、4……第一のストッパ、5a、5b……軸受
部材、6a、6b……案内手段、8a、8b……ピニオン歯車、
9a、9b……ラック歯車。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】集積回路を搬送する複数列のシュートレー
    ルと、各々のシュートレール上の集積回路の移動を阻止
    する第一のストッパと、第一のストッパによって移動を
    とめられる集積回路の上流側に位置する隣接集積回路の
    各々の移動を阻止する第二のストッパとからなり、第一
    のストッパが各々のシュートレール上の集積回路に対応
    して配置されたストッパ駒と、シュートレールを横断し
    て配置されたストッパ駒を支持する軸部材と、集積回路
    に接触する位置と集積回路から離れた位置とのあいだの
    移動を各々のストッパ駒になさせるために軸部材をスラ
    イド可能に保持する軸受部材とを具備している集積回路
    の個別分離装置において、軸部材を集積回路の搬送方向
    に移動させるために軸受部材を保持する案内手段と、軸
    受部材をストッパ駒および軸部材といっしょに移動させ
    る駆動手段とをさらに具備していることを特徴とする集
    積回路の個別分離装置。
  2. 【請求項2】駆動手段が、軸部材の移動方向にそって配
    置されたラック歯車と、ラック歯車に噛み合う案内手段
    上のピニオン歯車とからなっている実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の集積回路の個別分離装置。
JP1988038489U 1988-03-25 1988-03-25 集積回路の個別分離装置 Expired - Lifetime JPH0644156Y2 (ja)

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JPH01143199U JPH01143199U (ja) 1989-10-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57157198U (ja) * 1981-03-27 1982-10-02
JPS624128A (ja) * 1985-06-28 1987-01-10 Nec Kyushu Ltd 半導体素子製造における自動分離供給機構

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JPH01143199U (ja) 1989-10-02

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