JPH0644137Y2 - 機器取付レール用取付金具 - Google Patents
機器取付レール用取付金具Info
- Publication number
- JPH0644137Y2 JPH0644137Y2 JP2855288U JP2855288U JPH0644137Y2 JP H0644137 Y2 JPH0644137 Y2 JP H0644137Y2 JP 2855288 U JP2855288 U JP 2855288U JP 2855288 U JP2855288 U JP 2855288U JP H0644137 Y2 JPH0644137 Y2 JP H0644137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- rail
- plate
- front plate
- fixed rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は配電盤等の内部に設けられた固定レール上に電
気機器取付レールを高さ変更可能に取付けるための機器
取付レール用取付金具に関するものである。
気機器取付レールを高さ変更可能に取付けるための機器
取付レール用取付金具に関するものである。
(従来の技術) 配電盤等の内部に回路遮断器、開閉器、端子台等の種々
の大きさ及び形状の電気機器類を各操作面が同一面とな
るように組込む場合には、配電盤等の底板上に固定され
た固定レールの上に機器取付レールを種々の高さに取付
ける必要がある。そこで従来は第5図に示すように固定
レール(90)の裏面から挿通したボルト(91)をナット
(92)をもって固定レール(90)上に固定したうえ、ボ
ルト(91)に必要な高さのスペーサ(93)を囲装してこ
のスペーサ(93)の上端面に機器取付レール(94)を取
付け、また機器取付レール(94)を低い位置に取り付け
る場合には固定レール(90)の表面に形成されたねじ孔
に直接機器取付レール(94)を取り付ける方法が採用さ
れていた。ところがこのようなものにあっては、ボルト
(91)を固定レール(90)の裏面から挿通する必要があ
るために固定レール(90)をボックス(95)の背板部
(96)に取付ける以前にボルト(91)の取付けを行う必
要があり、ボルト(91)の取付けの位置を間違い易いこ
と、仕様変更によりボルト(91)の取付け位置の変更が
必要な場合には、固定レール(90)を背板部(96)から
外さなければならないうえに、固定レール(90)に機器
取付レール(94)を固定するための大径のねじ孔を再加
工しなければならないこと等の多くの欠点があった。
の大きさ及び形状の電気機器類を各操作面が同一面とな
るように組込む場合には、配電盤等の底板上に固定され
た固定レールの上に機器取付レールを種々の高さに取付
ける必要がある。そこで従来は第5図に示すように固定
レール(90)の裏面から挿通したボルト(91)をナット
(92)をもって固定レール(90)上に固定したうえ、ボ
ルト(91)に必要な高さのスペーサ(93)を囲装してこ
のスペーサ(93)の上端面に機器取付レール(94)を取
付け、また機器取付レール(94)を低い位置に取り付け
る場合には固定レール(90)の表面に形成されたねじ孔
に直接機器取付レール(94)を取り付ける方法が採用さ
れていた。ところがこのようなものにあっては、ボルト
(91)を固定レール(90)の裏面から挿通する必要があ
るために固定レール(90)をボックス(95)の背板部
(96)に取付ける以前にボルト(91)の取付けを行う必
要があり、ボルト(91)の取付けの位置を間違い易いこ
と、仕様変更によりボルト(91)の取付け位置の変更が
必要な場合には、固定レール(90)を背板部(96)から
外さなければならないうえに、固定レール(90)に機器
取付レール(94)を固定するための大径のねじ孔を再加
工しなければならないこと等の多くの欠点があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は前記のような課題を解決して、固定レールをボ
ックスの背板部に取付けた後に機器取付レールを自由な
位置に固定することができ、また固定レールに予め形成
されているねじ孔を利用して任意の位置に機器取付レー
ルを固定することができる機器取付レール用取付金具を
目的として完成されたものである。
ックスの背板部に取付けた後に機器取付レールを自由な
位置に固定することができ、また固定レールに予め形成
されているねじ孔を利用して任意の位置に機器取付レー
ルを固定することができる機器取付レール用取付金具を
目的として完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するためになされた第1の考案は固定
レールの表面に取付けられる取付板の前方に、脚板部に
より所要の間隔を持たせて取付板と平行な前面板を形成
するとともに、この前面板の端部にスタッドボルト取付
用の切欠部を設けたことを特徴とするものであり、また
これと共通の課題を解決するためになされた第2の考案
は固定レールの表面に取付けられる取付板の前方に、脚
板部により所要の間隔を持たせて取付板と平行な前面板
を形成するとともに、この前面板には端部から延びるス
タッドボルト取付用の切欠部と、機器取付レールを取付
けるためのねじ孔とを設けたことを特徴とするものであ
る。
レールの表面に取付けられる取付板の前方に、脚板部に
より所要の間隔を持たせて取付板と平行な前面板を形成
するとともに、この前面板の端部にスタッドボルト取付
用の切欠部を設けたことを特徴とするものであり、また
これと共通の課題を解決するためになされた第2の考案
は固定レールの表面に取付けられる取付板の前方に、脚
板部により所要の間隔を持たせて取付板と平行な前面板
を形成するとともに、この前面板には端部から延びるス
タッドボルト取付用の切欠部と、機器取付レールを取付
けるためのねじ孔とを設けたことを特徴とするものであ
る。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図と第2図は第1の考案の実施例を示すものであ
る。本考案の機器取付レール用取付金具は金属板を断面
が長方形状に折り曲げ加工したものであり、図中(1)
は前面板、(7)は脚板部(8)、(8)をもって前面
板(1)と所要の間隔で連設された固定レール(9)へ
の取付板である。前面板(1)の端部には所定の長さに
わたってスタッドボルト取付用の切欠部(2)が設けら
れ、また前面板(1)のやや内寄りの部分には透孔
(6)が設けられている。取付板(7)は前面板(1)
の一側に折曲形成した脚板部(8)の下端から折曲形成
して該前面板(1)と相互に平行に設けたもので、本実
施例にあっては、前面板(1)に設けた切欠部(2)と
対応する位置にねじ挿通用の切欠部(11)を設け、また
透孔(6)と対応する位置に一方にねじ頭部を挿通でき
る拡大孔部(12a)を設けたねじ挿通孔(12)を設けた
ものである。なお、(13)は一方の脚板部(8)に設け
た窓孔である。
る。本考案の機器取付レール用取付金具は金属板を断面
が長方形状に折り曲げ加工したものであり、図中(1)
は前面板、(7)は脚板部(8)、(8)をもって前面
板(1)と所要の間隔で連設された固定レール(9)へ
の取付板である。前面板(1)の端部には所定の長さに
わたってスタッドボルト取付用の切欠部(2)が設けら
れ、また前面板(1)のやや内寄りの部分には透孔
(6)が設けられている。取付板(7)は前面板(1)
の一側に折曲形成した脚板部(8)の下端から折曲形成
して該前面板(1)と相互に平行に設けたもので、本実
施例にあっては、前面板(1)に設けた切欠部(2)と
対応する位置にねじ挿通用の切欠部(11)を設け、また
透孔(6)と対応する位置に一方にねじ頭部を挿通でき
る拡大孔部(12a)を設けたねじ挿通孔(12)を設けた
ものである。なお、(13)は一方の脚板部(8)に設け
た窓孔である。
このように構成されたものは、ボックス(51)の背板部
(52)に溶接したボルトホルダー(53)に固定された固
定レール(9)の機器取付用のねじ孔(9a)を利用して
取付けられるものである。取付けに当たっては、この固
定レール(9)の機器取付用のねじ孔(9a)にねじ(5
4)、(54)を仮に螺合しておき、取付板(7)の拡大
孔部(12a)がねじ(54)を貫通するように機器取付レ
ール用取付金具を押しあてねじ(54)、(54)が取付孔
(11)、(12)に嵌合するように該機器取付レール用取
付金具をスライドさせる。そして前面板(1)には取付
板(7)の取付孔(11)、(12)に対応する切欠部
(2)、透孔(6)が設けられているので、切欠部
(2)、透孔(6)からドライバーの先端を挿入してね
じ(54)、(54)を対応する取付孔(11)、(12)を介
して固定レールの機器取付用のねじ孔(9a)、(9a)に
螺合すればよい。
(52)に溶接したボルトホルダー(53)に固定された固
定レール(9)の機器取付用のねじ孔(9a)を利用して
取付けられるものである。取付けに当たっては、この固
定レール(9)の機器取付用のねじ孔(9a)にねじ(5
4)、(54)を仮に螺合しておき、取付板(7)の拡大
孔部(12a)がねじ(54)を貫通するように機器取付レ
ール用取付金具を押しあてねじ(54)、(54)が取付孔
(11)、(12)に嵌合するように該機器取付レール用取
付金具をスライドさせる。そして前面板(1)には取付
板(7)の取付孔(11)、(12)に対応する切欠部
(2)、透孔(6)が設けられているので、切欠部
(2)、透孔(6)からドライバーの先端を挿入してね
じ(54)、(54)を対応する取付孔(11)、(12)を介
して固定レールの機器取付用のねじ孔(9a)、(9a)に
螺合すればよい。
そして第1図、第2図に示すように前板部(1)に設け
たスタッドボルト取付用の切欠部(2)の切欠端よりス
タッドボルト(56)の頭部をスライドさせて前面板
(1)に装着するとともにナット(57)をもって締付固
定し、次に円筒状のスペーサ金具(58)をボルト軸部
(59)に固装して機器取付レール(55)に設けた透孔
(55a)の周縁を該スペーサ金具(58)の端面に保持さ
せたうえ該透孔(55a)にボルト軸部(59)を挿通して
ナット(60)をもって締付固定すれば、固定レール
(9)の上面よりも高い位置に機器取付レール(55)を
取り付けることができる。この機器取付レール(55)に
機器取付板(61)を介して開閉器等の電気機器(62)が
取付けられる。
たスタッドボルト取付用の切欠部(2)の切欠端よりス
タッドボルト(56)の頭部をスライドさせて前面板
(1)に装着するとともにナット(57)をもって締付固
定し、次に円筒状のスペーサ金具(58)をボルト軸部
(59)に固装して機器取付レール(55)に設けた透孔
(55a)の周縁を該スペーサ金具(58)の端面に保持さ
せたうえ該透孔(55a)にボルト軸部(59)を挿通して
ナット(60)をもって締付固定すれば、固定レール
(9)の上面よりも高い位置に機器取付レール(55)を
取り付けることができる。この機器取付レール(55)に
機器取付板(61)を介して開閉器等の電気機器(62)が
取付けられる。
このように本考案によれば、前面板(1)の端面に所定
の長さにわたってスタッドボルト取付用の切欠部(2)
が設けてあるので、固定レール(9)の前面側から極め
て容易にスタッドボルト(56)の取付けを行うことがで
きる。また固定レール(9)に対する取付板(7)の取
付位置を変更することにより、機器取付レール(55)の
取付位置の変更にも容易に対応することができる。
の長さにわたってスタッドボルト取付用の切欠部(2)
が設けてあるので、固定レール(9)の前面側から極め
て容易にスタッドボルト(56)の取付けを行うことがで
きる。また固定レール(9)に対する取付板(7)の取
付位置を変更することにより、機器取付レール(55)の
取付位置の変更にも容易に対応することができる。
次に第3図、第4図に示す第2の考案においては、前面
板(1)にスタッドボルト取付用の切欠部(2)のほか
に、機器取付レール(55)を取付けるためのねじ孔
(3)が設けられている。ねじ孔(3)は前面板(1)
に直接形成してもよいが、本実施例においては断面がコ
字状のクリップ金具(4)の下面にナット(5)を溶接
したものを前面板(1)に形成された透孔(6)に合致
させて嵌着し、ねじ孔(3)としての機能を持たせてあ
る。
板(1)にスタッドボルト取付用の切欠部(2)のほか
に、機器取付レール(55)を取付けるためのねじ孔
(3)が設けられている。ねじ孔(3)は前面板(1)
に直接形成してもよいが、本実施例においては断面がコ
字状のクリップ金具(4)の下面にナット(5)を溶接
したものを前面板(1)に形成された透孔(6)に合致
させて嵌着し、ねじ孔(3)としての機能を持たせてあ
る。
このように構成された第2の考案のものは、第1の考案
と同様の使用法を採ることができるのみならず、このね
じ孔(3)にねじ(10)をねじ込むことにより第3図、
第4図のように機器取付レール(55)を直接前面板
(1)の上面に密着させて取付けることも可能であり、
機器取付レール(55)の高さの変更がより容易に行える
こととなる。
と同様の使用法を採ることができるのみならず、このね
じ孔(3)にねじ(10)をねじ込むことにより第3図、
第4図のように機器取付レール(55)を直接前面板
(1)の上面に密着させて取付けることも可能であり、
機器取付レール(55)の高さの変更がより容易に行える
こととなる。
(考案の効果) 本考案は以上の説明によって明らかなように、固定レー
ルを配電盤ボックスに取付けた状態でその前面から機器
取付レールの組付けができるので、スタッドボルトの取
付間違いがなくなり、また仕様変更にも容易に対処でき
るうえ、仕様変更の際にも固定レールに機器取付レール
に取付けるための孔加工を再度施す必要がないものであ
る。よって本考案は固定レール上に取付レールを高さ変
更可能に取付けるために便利なものであり、従来の問題
点を一掃した機器取付レール用取付金具として実用的価
値は極めて大きいものである。
ルを配電盤ボックスに取付けた状態でその前面から機器
取付レールの組付けができるので、スタッドボルトの取
付間違いがなくなり、また仕様変更にも容易に対処でき
るうえ、仕様変更の際にも固定レールに機器取付レール
に取付けるための孔加工を再度施す必要がないものであ
る。よって本考案は固定レール上に取付レールを高さ変
更可能に取付けるために便利なものであり、従来の問題
点を一掃した機器取付レール用取付金具として実用的価
値は極めて大きいものである。
第1図は第1の考案の実施例の使用状態を示す一部切欠
側面図、第2図はその要部の一部切欠斜視図、第3図は
第2の考案の実施例の使用状態を示す一部切欠側面図、
第4図はその要部の一部切欠斜視図、第5図は従来の代
表例を示す一部切欠平面図である。 (1):前面板、(2):切欠部、(3):ねじ孔、
(7):取付板、(8):脚板部、(9):固定レー
ル、(55):機器取付レール。
側面図、第2図はその要部の一部切欠斜視図、第3図は
第2の考案の実施例の使用状態を示す一部切欠側面図、
第4図はその要部の一部切欠斜視図、第5図は従来の代
表例を示す一部切欠平面図である。 (1):前面板、(2):切欠部、(3):ねじ孔、
(7):取付板、(8):脚板部、(9):固定レー
ル、(55):機器取付レール。
Claims (2)
- 【請求項1】固定レール(9)の表面に取付けられる取
付板(7)の前方に、脚板部(8)により所要の間隔を
持たせて取付板(7)と平行な前面板(1)を形成する
とともに、この前面板(1)の端部にスタッドボルト取
付用の切欠部(2)を設けたことを特徴とする機器取付
レール用取付金具。 - 【請求項2】固定レール(9)の表面に取付けられる取
付板(7)の前方に、脚板部(8)により所要の間隔を
持たせて取付板(7)と平行な前面板(1)を形成する
とともに、この前面板(1)には端部から延びるスタッ
ドボルト取付用の切欠部(2)と、機器取付レール(5
5)を取付けるためのねじ孔(3)とを設けたことを特
徴とする機器取付レール用取付金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2855288U JPH0644137Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 機器取付レール用取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2855288U JPH0644137Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 機器取付レール用取付金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01133783U JPH01133783U (ja) | 1989-09-12 |
JPH0644137Y2 true JPH0644137Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31252017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2855288U Expired - Lifetime JPH0644137Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 機器取付レール用取付金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644137Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-03 JP JP2855288U patent/JPH0644137Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01133783U (ja) | 1989-09-12 |
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