JPH0644070Y2 - 誘導発熱ローラ装置 - Google Patents

誘導発熱ローラ装置

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JPH0644070Y2
JPH0644070Y2 JP14947988U JP14947988U JPH0644070Y2 JP H0644070 Y2 JPH0644070 Y2 JP H0644070Y2 JP 14947988 U JP14947988 U JP 14947988U JP 14947988 U JP14947988 U JP 14947988U JP H0644070 Y2 JPH0644070 Y2 JP H0644070Y2
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JP
Japan
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bearing
rotary shaft
support rod
magnetic flux
bearing unit
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JPH0269496U (ja
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幸三 岡本
勉 二神
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Tokuden Co Ltd Kyoto
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Tokuden Co Ltd Kyoto
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は誘導発熱ローラ装置に関する。
(従来の技術) この種装置において、内部を中空としたローラの両端に
一体的に回転軸を連結し、この回転軸を軸受を介して、
固定された機台に回転自在に支持するとともに、ローラ
の内部に鉄心およびこれに巻装された誘導コイルからな
る磁束発生機構を配置し、磁束発生機構を支持する支持
ロッドを回転軸に挿通し、これを回転軸に対して軸受に
よって支持することにより、磁束発生機構をローラの内
部において宙吊り状態に支持するようにした構成は、本
考案者によって提案されている(実公昭58-48797号公
報)。
(考案が解決しようとする課題) 前記磁束発生機構を支持する支持ロッドを、回転軸に支
持する軸受は、回転軸に内蔵されているため、その軸受
の寿命に伴う交換作業は極めて面倒である。
すなわちその交換のためにはローラ装置を機台から外す
とともに、ローラから回転軸を分離するなどの作業を行
なうことによって軸受の取りだしが可能となるし、また
装着もこれと逆の作業が必要となる。
また軸受の寿命時間を決定する大きな要因となる軸受固
有の基本定格荷重は、軸受の直径と相関関係があり、直
径が大きくなる程、基本定格荷重も大きくなることか
ら、同じ重量を支持する場合は、軸受として直径の大き
なものを使用する方が有利である。
一方回転軸については、支持ロッドを支持する軸受とし
て直径の大きな軸受を内蔵するべく、その外径寸法を大
きくすると、これを支持する軸受も大きなものを使用す
る必要が生じ、そのため回転時の機械的摩擦損失が増大
したり、軸受の収納箱が他の機械部品と位置的に干渉し
たりすることがある。そのため使用可能な回転軸の外径
寸法には限度ある。
したがって支持ロッドを支持する軸受を回転軸に内蔵す
るためには、その軸受の直径にも制限が与えられること
になり、所望する寿命時間が確保できないといった事態
も生ずる。
この考案は磁束発生機構を支持する支持ロッドの軸受の
交換を容易とするとともに、回転軸の外径寸法に係りな
く、所望の寿命時間をもつ軸受の使用を可能とすること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案は回転軸の端部に、軸受を内蔵した軸受ユニッ
トを着脱自在に設け、支持ロッドをこの軸受ユニットに
内蔵されている軸受によって支持するようにしたことを
特徴とする。
(作用) 軸受の交換にあたっては、回転軸の端部より軸受ユニッ
トを取り外し、これを解体することにより軸受の交換が
可能となる。また軸受ユニットの外径は、回転軸の外径
寸法にかかわりなく設定することができる。したがって
所望する寿命時間に合せて軸受を選択使用することがで
きる。
(実施例) この考案の実施例を図によって説明する。1は磁性材料
からなる中空のローラ、2はローラ1の両側に一体的に
連設されてある中空の回転軸、3は柱状の鉄心4と、鉄
心4の外周に巻装され、交流電源によって励磁される誘
導コイル5とを備えた磁束発生機構である。
6は磁束発生機構3の両側から一体的に延びる支持ロッ
ドで、回転軸2に挿通されてあり、かつ回転軸2に対し
て回転自在に支持されている。これによって磁束発生機
構3はローラ1の内部において、宙吊り状態で支持され
るようになる。回転軸2は軸受7を介して機台8に回転
自在に支持される。
誘導コイル5が交流電源によって励磁されると、これに
よって誘起する交番磁界によってローラ1が発熱する。
これは誘導発熱ローラとして既によく知られている。
ローラ1は外部駆動源によって回転駆動されるようにな
っており、そのためたとえば一方の回転軸2に歯車を固
定し、これをモータなどによって回転するようにしてい
る。5Aは誘導コイル5と交流電源とを結ぶための電源線
で、支持ロッド6の内部を通って外部に導出されてい
る。
支持ロッド6を回転軸2に回転自在に支持するのに、こ
の考案にしたがい軸受ユニット9を使用する軸受ユニッ
ト9は、軸受(たとえば自動調心型軸受)10、軸受10を
支持するユニット本体11、キャップ12、潤滑油のシール
要素(たとえばオイルシールなど)13などによって主と
して構成されている。
軸受ユニット9は、回転軸2の端部に着脱自在に取り付
けられる。そのために例えばボルト14を利用し、これに
よってユニット本体11を回転軸2に固定するとよい。
軸受ユニット9を回転軸2に取り付けた状態において、
軸受10によって支持ロッド6は回転軸2に対して回転自
在に支持されるようになる。
図の構成からも明らかなように、回転軸2の外径寸法に
比較して軸受ユニット9の外径寸法は、内蔵しようとす
る軸受の寿命時間を基準に選択された軸受10の直径に基
づいて決定される。
したがって回転軸2の外径寸法よりも軸受ユニット9の
外径寸法の方が大きくなることもあり得る。しかしこの
ように大きな外径寸法の軸受ユニットの使用は、軸受ユ
ニット9を回転軸2の端部に取り付けるようにしている
ので、なんらの障害を伴わずに許されるようになる。
また軸受10の交換は、軸受ユニット9を回転軸2から取
り外し、これを解体することによってその交換が容易に
可能となる。
なお軸受ユニット9の着脱は、次の手順にしたがって行
なうとよい。すなわち予め回転軸2の周囲に等間隔で3
個所から半径方向にネジ孔15を加工しておく。軸受ユニ
ット9の取り外しに先だってネジ孔15にホルトをねじ込
んでバランスよく締めつけることにより、支持ロッド6
の同心的位置を固定すると同時に、磁束発生機構3の自
重をボルトによって支持しておく。
そのあとボルト14を外すことによって、軸受ユニット9
を回転軸2から取り外すことができるようになる。また
このように取り外すことによって、支持ロッド6の同心
的位置がずれることがない。軸受10を交換したあとの軸
受ユニット9の取付けは、取り外す場合とは逆の手順で
行なえばよい。
第4図はこの考案の別の実施例を示し、これは回転軸2
の外径寸法が充分に大きく、そのため軸受ユニット9の
外径寸法が回転軸2のそれより大きくない場合の構成で
ある。また軸受ユニット9の回転軸2に対する固定は、
キャップ12、ユニット本体11を貫通するボルト14によっ
て固定している例を示している。
(考案の効果) 以上詳述したようにこの考案によれば、磁束発生機構を
支持する支持ロッドを回転軸に対して支持するのに、軸
受を内蔵した軸受ユニットを用意し、これによって支持
ロッドを回転自在に支持するとともに、軸受ユニットを
回転軸の端部に着脱自在に設置したので、軸受の交換は
極めて容易となり、また回転軸の外径寸法に制限される
ことなく、所望の寿命をもつ軸受を使用することができ
るようになるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は第
1図の部分拡大断面図、第3図は回転軸の横断面図、第
4図はこの考案の他の実施例を示す断面図、第5図は第
4図の部分拡大断面図である。 1……ローラ、2……回転軸、3……磁束発生機構、6
……支持ロッド、7……軸受、8……機台、9……軸受
ユニット、10……軸受、14……ボルト、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部を中空としたローラの両端に一体的に
    回転軸を連結し、前記回転軸を軸受を介して機台に回転
    自在に支持するとともに、前記ローラの内部に鉄心およ
    びこれに巻装された誘導コイルからなる磁束発生機構を
    配置し、前記磁束発生機構を支持する支持ロッドを前記
    回転軸に挿通してなる誘導発熱ローラ装置において、 前記回転軸の端部に、軸受を内蔵した軸受ユニットを着
    脱自在に設け、前記支持ロッドを前記軸受によって支持
    してなる誘導発熱ローラ装置。
JP14947988U 1988-11-15 1988-11-15 誘導発熱ローラ装置 Expired - Fee Related JPH0644070Y2 (ja)

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JPH0269496U JPH0269496U (ja) 1990-05-25
JPH0644070Y2 true JPH0644070Y2 (ja) 1994-11-14

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