JPH064406Y2 - 磁気ヘッド取付構造 - Google Patents

磁気ヘッド取付構造

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JPH064406Y2
JPH064406Y2 JP16943787U JP16943787U JPH064406Y2 JP H064406 Y2 JPH064406 Y2 JP H064406Y2 JP 16943787 U JP16943787 U JP 16943787U JP 16943787 U JP16943787 U JP 16943787U JP H064406 Y2 JPH064406 Y2 JP H064406Y2
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順一 岡
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Nidec Sankyo Corp
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、磁気ヘッドの取付構造に関する。
(従来の技術) 各種磁気記録再生装置、例えば、磁気カードリーダ等に
おいては、記録トラックに対応させて磁気ヘッドをそれ
ぞれ独立に動き得るように支持する必要がある。第4図
乃至第6図は従来の磁気ヘッド支持機構の例を示す。
第4図、第5図の従来例は、複数チャンネル分の各磁気
ヘッド1の一側部に切り欠き4を形成し、この切り欠き
4に支持板3の一端部を挿入し、上記切り欠き4に接着
剤5を充填することにより磁気ヘッド1を支持板3に結
合したものである。支持板3の他方の端部は適宜のフレ
ーム等に固定される。支持板3は弾性を有しており、こ
の弾性力によって各磁気ヘッド1が個々に磁気カード等
の記録媒体のトラックに摺接する。
第6図の従来例は、各磁気ヘッド6の一面側に、腕部8
を有する支持板7の基部をスポット熔接により直接固着
したものである。上記腕部8の先端部がフレーム等に固
定され、腕部8の弾性力により各磁気ヘッド6が記録媒
体のトラックに摺接する。
(考案が解決しようとする問題点) 第4図、第5図の従来例のように磁気ヘッドの切り欠き
部に接着剤を充填して支持板を固着しただけでは、接着
部分が横方向の力に弱く、外れ易いという問題がある。
また、第6図の従来例のように磁気ヘッドに支持板をス
ポット熔接したものにおいては、熔接部が縦方向の力即
ち剪断力や衝撃力に弱いという問題がある。
本考案は、かかる従来の問題点を解消するためになされ
たもので、磁気ヘッドを支持板に対して強固に固着して
縦横両方向の力に強く、衝撃力にも強い磁気ヘッド取付
構造を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、係合部を有する磁気ヘッドと、この磁気ヘッ
ドの係合部に係合することにより上記磁気ヘッドを支持
する支持板と、上記磁気ヘッドと支持板との係合部分に
またがりこれを両側から挟持する補助板とを有してなる
磁気ヘッド取付構造であって、上記補助板には上記係合
部分が露出する窓部を設け、この窓部から上記係合部分
に接着剤を充填して上記磁気ヘッドを支持板に取りつけ
たことを特徴とする。
(作用) 磁気ヘッドと支持板との係合部分は両側から補助板によ
り挟持されているので、横方向の力によって磁気ヘッド
と支持板とがずれることはない。磁気ヘッドの係合部に
支持板が係合しているので縦方向の力によって磁気ヘッ
ドと支持板とが外れることはない。磁気ヘッドと支持板
との係合部分は補助板の窓部から充填される接着剤によ
り補助板と共に接着される。
(実施例) 以下、第1図乃至第3図を参照しながら本考案に係る磁
気ヘッド取付構造の実施例を説明する。
第1図乃至第3図において、金属板を打ち抜き成形して
なる基板10は、その幅方向に軸を支持すべき一対の折曲
部11,11と、磁気ヘッドが臨むべき窓孔12と、基板10を
フレームに取りつけるための適宜数の孔13と、板ばね取
付部14と、シールド線固定部15とを有している。基板10
の上記折曲部11,11間には軸20が支持され、軸20はEリ
ング22により抜け止めがなされている。軸20の外周には
上記折曲部11,11間においてフランジ31a付のカラー31
と、支持板41と、カラー32と、支持板42と、カラー33
と、支持板43と、フランジ34a付のカラー34がこの順に
嵌められている。各支持板41,42,43は軸20を中心に回動
可能である。これら各カラー及び支持板は軸20に沿って
移動することができる。カラー31のフランジ31aは支持
板41に当たり、カラー34のフランジ34aは支持板43に当
たっている。カラー32とカラー33は共通のものを用いる
ことができ、カラー31とカラー34は同じ長さにすること
により共通のものを用いることができる。カラー34の外
周にはコイルばね50がカラー34のフランジ34aと基板10
の折曲部11との間で圧縮された状態で配置され、上記各
カラー及び支持板はばね50の弾力により基板10の折曲部
11,11のうちの一方の折曲部(第2図の例では下側の折
曲部11)の方に向かって押圧され、カラー34の上端面と
基板10の上側の折曲部11の下端面との間に隙間gが形成
されている。
各支持板41,42,43の一端部にはそれぞれ磁気ヘッド51,5
2,53が固着されている。第1図と第3図には、支持板43
と磁気ヘッド53との固着構造が代表して示されている。
第1図、第3図において、支持板43の一端面は凹凸状に
形成されてヘッドとの係合部43aをなし、この係合部43a
に対して磁気ヘッド53の凹凸状の一側端の係合部53aが
補形的に係合している。こうして係合した支持板43と磁
気ヘッド53の表裏は面一となり、この面一をなす支持板
43と磁気ヘッド53の表裏には補助板60が当てられてい
る。補助板60は断面U字状に折り曲げて形成されてお
り、この断面U字状の補助板60の相対向する面が支持板
43と磁気ヘッド53との係合部分にまたがりこれを両側か
ら挟み込んでいる。補助板60の上記相対向面には丸い窓
部61が形成されている。補助板60にはガイド孔63が設け
られている。ガイド孔63は支持板43に形成されたガイド
部44とほぼ同じ大きさに形成されており、補助板60を支
持板43に嵌め込んだとき、ガイド孔63の端面63a,63bと
ガイド部44の端面44a,44bとがそれぞれ当接して補助板6
0の位置決めがなされる。
補助板60に形成された窓部61は、補助板60がガイド孔63
とガイド部44によって位置決めされたとき、磁気ヘッド
53と支持板43との係合部分及びこの係合部分に形成され
た溝部43cが露出する位置に配置されているので、窓孔6
1から溝部43cに接着剤を流し込みやすくなり、作業性が
向上すると共に、溝部43cに確実に接着剤が回るので各
ヘッドの固定強度にばらつきがなくなる。また、溝部43
cを楔形に形成すれば溝部43cに流れ込んだ接着剤の楔効
果により支持板43と磁気ヘッド53はより強固に固定され
る。
他の磁気ヘッド51,52の支持板41,42に対する固着構造も
上記の固着構造と同じである。こうして各支持板41,42,
43に固着された各磁気ヘッド51,52,53は、基板10の窓孔
12に臨んでいる。
各支持板41,42,43を介して各磁気ヘッド51,52,53を回動
可能に支持する基板10は、その取付孔13に挿通した取付
ねじを第1図に示すフレーム71に螺合することにより固
定されている。フレーム71は例えば樹脂の成形などによ
って作られ、磁気カード81を通行させるためのカード通
路72が形成されている。カード81はこれを手でつまんだ
ままカード通路72に沿って手動的に通行させるようにし
てもよいし、駆動装置により自動的に通行させるように
してもよい。カード通路72には、フレーム71に形成され
た窓孔73から各磁気ヘッド51,52,53のギャップ形成面が
浸入することができる。各磁気ヘッド51,52,53は、軸20
を中心に回動可能な支持板41,42,43によって支持されて
いるため、上記カード通路72を通行する磁気カード81の
面に対し垂直な方向に移動することができる。
第1図、第2図に示すように、基板10の板ばね取付部14
には、三つの弾性アーム91,92,93を有する板ばね90の基
部が、かしめその他の適宜の手段によって固定されてい
る。板ばね90の各弾性アーム91,92,93の先端部はそれぞ
れその弾力により支持板41,42,43の他方の端部を押圧
し、これにより各支持板41,42,43を回動付勢している。
この回動付勢力により各磁気ヘッド51,52,53は磁気カー
ド81の方に向かって移動させられ、そのギャップ形成面
が磁気カード81の各記録トラック面に摺接させられる。
各支持板41,42,43には、各弾性アーム91,92,93による回
動付勢方向に対する規制部材としての突起が一体に形成
され、この突起が基板10に当接することにより、上記付
勢力による回動が規制される。ただし、図面には支持板
43の突起43bのみが代表して示されている。また、板ば
ね90の各弾性アーム91,92,93の先端部には各支持板41,4
2,43の面と平行な面をなす折曲部95,96,97が形成され、
これら折曲部95,96,97が各支持板41,42,43の端部を上下
から挟むことにより、各支持板41,42,43に対する弾性ア
ーム91,92,93の外れを防止する。
前記基板10のシールド線固定部15には、各磁気ヘッド5
1,52,53をシールドするためのシールド線が接続され
る。
ばね50の弾力は、各支持板41,42,43の回動に支障のない
程度に設定されている。
前述のように、各支持板41,42,43は板ばね90の各弾性ア
ーム91,92,93によって軸20を中心に一定の向きに回動付
勢され、この付勢力により各磁気ヘッド51,52,53のギャ
ップ形成面はカード通路72内に進出している。そこで、
カード通路72に沿って磁気カード81が送られてくると、
磁気カード81の各記録トラックに各磁気ヘッド51,52,53
のギャップ形成面が摺接し、これにより各トラックごと
に情報信号の記録、読み出しが行われる。磁気カード81
の各記録トラックに対する各磁気ヘッド51,52,53の位置
は、位置規制部材としての各カラー31,32,33によって決
められる。各磁気ヘッド51,52,53は上記のように個々に
磁気カード81の方に向かって移動するように付勢されて
いるため、変形カードに対しても密着性が高く、忠実に
追従する。
上記実施例によれば、各磁気ヘッド51,52,53と各支持板
41,42,43の各係合部分にまたがってこれらを両側から補
助板60でそれぞれ挟持し、各補助板60の窓部から露出し
た上記各係合部分に接着剤を充填して補助板60と共に磁
気ヘッドと支持板とを結合したため、磁気ヘッドと支持
板とが補助板の介在の下に強固に結合される。また、磁
気ヘッドの横方向からの力が加わっても補助板によって
磁気ヘッドと支持板とのずれが防止されて両者が外れる
ことはないし、磁気ヘッドの縦方向からの力が加わって
も、磁気ヘッドと支持板とが係合しかつ補助板によって
両側から押さえられているため、磁気ヘッドと支持板と
が外れることが防止される。
なお、磁気ヘッドと支持板との係合部分は、磁気ヘッド
側が凸状に形成され、支持板側が上記凸状の部分を受け
入れる凹状に形成されていてもよく、さらに、磁気ヘッ
ドの一側部と支持板の一端部が厚さ方向に重なるように
形成されていてもよい。
本考案に係る磁気ヘッド取付構造は、磁気カードリーダ
に限らず、磁気記録再生装置一般に適用することができ
る。
(考案の効果) 本考案によれば、磁気ヘッドとその支持板との係合部分
にまたがってこれらを両側から補助板で挟持し、補助板
の窓部から露出した上記係合部分に接着剤を充填して補
助板と共に磁気ヘッドと支持板とを結合したため、磁気
ヘッドと支持板とを補助板の介在の下に強固に結合する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る磁気ヘッド取付構造の実施例を示
す一部断面平面図、第2図は同上正面図、第3図は上記
実施例中の磁気ヘッドと支持板との結合部分を示す分解
斜視図、第4図は従来の磁気ヘッド取付構造の一例を示
す正面図、第5図は同上平面図、第6図は従来の磁気ヘ
ッド取付構造の別の例を示す分解斜視図である。 41,42,43……支持板、51,52,53……磁気ヘッド、60……
補助板、61……窓部、62……接着剤、53a……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】係合部を有する磁気ヘッドと、この磁気ヘ
    ッドの係合部に係合することにより上記磁気ヘッドを支
    持する支持板と、上記磁気ヘッドと支持板との係合部分
    にまたがりこれを両側から挟持する補助板とを有してな
    る磁気ヘッド取付構造であって、上記補助板には上記係
    合部が露出する窓部を設け、この窓部から上記係合部分
    に接着剤を充填して上記磁気ヘッドを支持板に取りつけ
    たことを特徴とする磁気ヘッド取付構造。
JP16943787U 1987-11-05 1987-11-05 磁気ヘッド取付構造 Expired - Lifetime JPH064406Y2 (ja)

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JP16943787U JPH064406Y2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05 磁気ヘッド取付構造

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JPS63102016U JPS63102016U (ja) 1988-07-02
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