JPH0643959Y2 - ロータリスイッチ構造 - Google Patents

ロータリスイッチ構造

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JPH0643959Y2
JPH0643959Y2 JP7538988U JP7538988U JPH0643959Y2 JP H0643959 Y2 JPH0643959 Y2 JP H0643959Y2 JP 7538988 U JP7538988 U JP 7538988U JP 7538988 U JP7538988 U JP 7538988U JP H0643959 Y2 JPH0643959 Y2 JP H0643959Y2
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近 奥村
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はロータリスイッチ構造にかかるものであり、詳
しくはロータリスイッチの中立位置検出構造に関するも
のである。
<従来の技術> 従来、ロータリスイッチ1において中立位置を検出する
場合には、第5図に示すように、切換平面3上に中立位
置検出用の導通部7が設けられ、回動体5の接触導通体
9が導通部7に接触する位置をテスター等によって検出
し、通電位置を中立位置として判断していた。
<考案が解決しょうとする課題> しかし上記のような従来の構造では、第6図に示すよう
に、接触導通体と検出導通部とが接触している範囲が広
く、中立位置として検出される範囲(角度φ)が広くな
る。このためロータリスイッチを取付時には、ロータリ
スイッチを中立状態にして取り付けるため、上記のよう
にロータリスイッチの中立位置に誤差があると、第3図
に示すようなパネル板11等によって操作範囲が規制され
ている操作レバー13では、スイッチオンしない範囲が生
じる等の問題があった。特にロータリスイッチ側での揺
動誤差は、操作側に作動伝達されるにつれて拡大される
ため上記問題点は顕著である。
これらの問題は、検出導通部の接触部分や、移動する接
触導通体の幅を狭くし、中立位置検出精度を上げてるこ
とによって解決されるが、接触部分の通電容量の低下や
耐摩耗性の低下が生じ、また高い加工精度を必要とする
ために、コスト高となる等の課題があった。
<課題を解決するための手段> 上記のような課題を解決するための本考案は、複数の導
通部20,21,…を配置した切換平面17に対向して該切換平
面17に沿って回動する回動体25を設け、該回動体25の切
換平面17側には前記導通部20,21,…と接触して導通状態
となる接触導通体28を突設し、上記複数の導通部20,21,
…には回動体25の中立位置0を検出する検出導通部33を
含めた構成において、回動体25の中立位置0における接
触導通体28の両側位置には、回動体25の微動によって導
通する検出導通部33を非接触状態で近接して設け、検出
導通部33の非導通状態を回動体25の中立位置0としたこ
とを特徴としている。
<作用> 回動体25に設けられた接触導通体28は、回動体25の回動
によって切換平面17上に設けられた複数の導通部20,21,
…と接触離脱する。
回動体25が中立位置にある場合には、検出導通部33と接
触導通体28は非導通状態となり、電流が流れないことで
中立位置であることが判明する。該回動体25が左右に微
動すると接触導通体28と検出導通部33が接触し、非中立
位置であることが判明し、高い精度で中立位置を検出す
ることが可能となる。
<実施例> 以下図面に基づいて本考案の一実施例の構造について詳
説する。第2図はロータリスイッチ15の側面断面図であ
る。ロータリスイッチ15の本体16内には導通部19〜24を
配置した切換平面17が形成されている。該切換平面17に
対向して回動体25が収容され、該回動体25は第3図に示
すような操作レバー13が直接又は間接的に接続された回
動シャフト31によって外部から回動操作される。
該回動体25は、回動中心部に前記切換平面17側へ突出し
て接触している接触導通体27を有し、切換平面17側には
導通部19が設けられている。該導通部19は第1図に示す
ように、回動体25の回動とは無関係につねに前記接触導
通体27と接触している。本実施例の構造では、回動体25
の回動中心から所定間隔で接触導通体28,29,30が突設さ
れている。一方切換平面17側には前記接触導通体28,29,
30に対応した位置に、該接触導通体28,29,30の回動移動
規制に沿って同心円の円弧状に各設けられている。第1
図に示すように、各接触導通部の形状は内側が最も短く
形成され、中立位置からより大きな回動角で接触導通体
30が接触するようになっている。
回動体25の接触導通体28,29,30が上記円弧状に形成され
た各導通部20,21,22,23のいずれにも接触しない位置に
は、回動体25の中立位置を検知する検出導通部33が回動
体25の先端に設けられた導通体28の回動軌跡上に同じく
円弧状に設けられている。回動体25の各接触導通体29,3
0が左右の導通部20,21,22,23から等距離にある位置(以
下「中立位置」という)には、上記検出導通部33は設け
られず、この位置に接触導通体28が位置すると非導通状
態となる。さらに検出導通部33は上記中立位置における
非導通状態の接触導通体28に極めて近接して両側に配設
されている。従って第4図に示すように中立位置から左
右に微動すると、接触導通体28は検出導通部33と接触
し、揺動角度θの範囲で非導通状態となる。
上記説明した各導通部19,20,21,22,23は、例えば15aの
ように、それぞれ本体16の外側に案内され、接続端子CO
M,A,B,C,D,Eとなる。
以下本実施例の作動について説明すると。第1図及び第
3図に示すように、本実施例のスイッチ構造では回動体
25が0,,,′,′の5箇所でスイッチ接続状態
が変わる。の位置では共通端子COMと端子Bが、′
の位置ではCOMと端子Dが通電状態となり、の位置で
は端子B,CとCOMが、′の位置では端子D,EとCOMが通電
状態となる。
一方、中立位置を検出する場合には、テスター等によっ
て端子Aと共通端子COMとの導通状態を検査する。ここ
で接触導通体28が左右いずれの検出導通部33と接触して
いれば導通状態となり、正確な中立位置0でないことが
判明する。回動体25が正確な中立位置0にある場合に
は、接触導通体28と検出導通部33が非接触状態となり、
電流は流れない。従って非導通状態となる位置が中立位
置0と判明する。ここで回動体25が中立位置0から左右
に微動すると、接触導通体28が左右の検出導通部33と接
触し導通状態となり、中立位置0から外れていることが
判る。よって検出導通部33が中立位置0における接触導
通体28に対して接触内範囲で近接して設けられている
程、中立位置0の検出精度が向上する。
よって本考案のスイッチ構造を利用すれば、第3図のよ
うにパネル板11の孔11aによって操作範囲が規制されて
る操作レバー13でも、ロータリスイッチの正確な中立位
置0を操作レバー13の中立位置0とでき、ロータリスイ
ッチと操作レバー13との取付誤差による操作位置や
′位置における接触不良の発生を防止することができ
る。
<考案の効果> 以上の如く構成される本考案の構造によれば、中立位置
の検出精度が向上するため、取付時の誤差が少なくな
り、操作範囲が規制されているレバー操作においても導
通接点の非接触部分が発生しない。
また導通部の接触部を細くする必要がないため、通電容
量や耐摩耗性が低下することなく、また加工が容易でコ
スト高を防ぐことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示す切換平面の全体図、第2図
はロータリスイッチの側面断面図、第3図は操作レバー
とパネル板の位置関係を示すパネルの部分斜視図、第4
図は検出導通部と接触導通体の位置関係を示す要部拡大
図、第5図は従来のロータリスイッチにおける切換平面
の全体図、第6図は同じく従来の検出導通部の形状と回
動体の中立位置における誤差角度を示す拡大図である。 17:切換平面、20,21,…:導通部 25:回動体、28:接触導通体 33:検出導通部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の導通部(20,21,…)を配置した切換
    平面(17)に対向して該切換平面(17)に沿って回動す
    る回動体(25)を設け、該回動体(25)の切換平面(1
    7)側には前記導通部(20,21,…)と接触して導通状態
    となる接触導通体(28)を突設し、上記複数の導通部
    (20,21,…)には回動体(25)の中立位置(0)を検出
    する検出導通部(33)を含めた構成において、回動体
    (25)の中立位置(0)における接触導通体(28)の両
    側位置には、回動体(25)の微動によって導通する検出
    導通部(33)を非接触状態で近接して設け、検出導通部
    (33)の非導通状態を回動体(25)の中立位置(0)と
    するロータリスイッチ構造。
JP7538988U 1988-06-07 1988-06-07 ロータリスイッチ構造 Expired - Lifetime JPH0643959Y2 (ja)

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JPH01177842U JPH01177842U (ja) 1989-12-19
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