JPH0519764Y2 - - Google Patents

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JPH0519764Y2
JPH0519764Y2 JP13894684U JP13894684U JPH0519764Y2 JP H0519764 Y2 JPH0519764 Y2 JP H0519764Y2 JP 13894684 U JP13894684 U JP 13894684U JP 13894684 U JP13894684 U JP 13894684U JP H0519764 Y2 JPH0519764 Y2 JP H0519764Y2
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JP
Japan
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shaft
stopper
reference position
steering shaft
rotation
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JP13894684U
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  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、回動可能に設けられたシヤフトの
回転基準位置を検出するための検出装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来より、シヤフトの回転角センサとしては、
シヤフトの外周にスリツトや磁極等を多数配置
し、固定点からこれらの通過個数を電気的にカウ
ントして回転角を割りだす方式のもの(特開昭58
−133957)があつた。
また他の方法としては、ポテンシヨに直接回転
を伝え、これによつて回転を検出するといつた方
法があつた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが前者の場合には、シヤフトの現在の回
転位置を保持しておくための電気的なカウンタが
必要になるが、このような電気的なカウンタでは
回路の電源遮断やノイズ等によつて簡単に誤動作
が生じてしまうという問題があつた。
また、後者の場合には、シヤフトが左右一回転
以上する場合には、減速機等を用いないと回転の
基準位置が判別できなかつたり、あるいはポテン
シヨとは別に回転数を判別する回路が必要になる
ので、機構が複雑になるといつた問題があつた。
本考案の技術的な課題は、極めて簡単な構成で
シヤフトの回転基準位置検出装置を製作すること
により、装置の信頼性を高め、確実にシヤフトが
回転基準位置にあることを検出しようとするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 上記した問題点は、以下の各部構造を有するシ
ヤフトの回転基準位置検出装置によつて解決され
る。
即ち、本考案に係るシヤフトの回転基準位置検
出装置は、回転可能に支持されたシヤフトと、 渦巻き状に形成されて、その渦巻きの中心側が
前記シヤフトに固定されている渦巻きスプリング
と、 前記渦巻きスプリングの外側端部に設けられた
触動部と、 前記シヤフトの回転により移動する前記触動部
の軌跡上にあつて、その触動部の両側に配設され
ており、前記触動部との接触を検出する機能を備
えたストツパとを有している。
(作用) 本考案によると、先ず触動部がストツパに接触
していない状態で、シヤフトが右方向に回動され
るとスプリングの外側に設けられた触動部も右方
向に移動する。そしてシヤフトが所定角度回動し
た段階で前記触動部はストツパの一方(第1スト
ツパ)に当接する。この状態からさらにシヤフト
が右方向に回動されても、渦巻きスプリングが変
形して触動部は第1ストツパに当接したままこの
位置に保持される。
次にシヤフトが左方向に回動されると触動部は
第1ストツパに当接したままで渦巻きスプリング
が元の形状に戻され、さらにシヤフトが左方向に
回動されると触動部は前記第1ストツパから離
れ、所定角度回動された段階でストツパの他方
(第2ストツパ)に当接する。
そして、さらにシヤフトが左方向に回動される
と、渦巻きスプリングが変形して触動部は第2ス
トツパに当接したままこの位置に保持される。し
たがつて第1ストツパと第2ストツパの位置を基
準位置にセツトして、前記触動部が両ストツパの
間にある状態をシヤフトの回転基準位置とすれ
ば、シヤフトが回転基準位置にあるか否かはスト
ツパと触動部とが接触しているか否かを検出する
とにより知ることができる。このため、従来のよ
うにシヤフトの回転角度を検出する必要がなく、
極めて簡単な構成でシヤフトが回転基準位置にあ
ることを知ることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に従つて具体的に
説明する。
第1図において、1はシヤフトの一実施例を示
すステアリングシヤフトを示している。そして、
このステアリングシヤフト1の所定の箇所には導
体より渦巻き状に形成された渦巻スプリング2の
内端部が固定されている。
一方、前記渦巻スプリング2の自由端となる外
端部は所定長放線方向へ折曲して触動部2aが形
成されている。そして、この触動部2aの両側に
は所定の間隔を隔てて導体より成るストツパ3,
4が設けられている。
なお、このストツパ3及び4と触動部2aとの
位置関係は、ステアリングシヤフト1が回転基準
位置にある時に触動部2aがストツパ3及び4の
調度中央に来るように予め組付けられている。
次に、前記渦巻スプリング2及びストツパ3,
4の電気的な関係について説明すると前記渦巻ス
プリング2はアースされており、ストツパ3及び
4には抵抗5を介してバツテリ6より電圧が供給
されている。
次に作用及び効果について説明する。今、例え
ばステアリングシヤフト1が回転基準位置にある
ときには、触動部2aはストツパ3及び4の中央
に位置しているので、出力端子7からはハイレベ
ルの電圧が出力されている。
次に、前記基準回転位置より例えば右方向へス
テアリングシヤフト1が回転されたとすると、触
動部2aは暫くの間はステアリングシヤフト1と
ともに回転する。ところがステアリングシヤフト
1が所定角度回転すると、(本例ではこれは例え
ば5°に設定されている。)触動部2aはストツパ
4と接触し、それ以降ステアリングシヤフト1が
右方向へどれだけ回転しても、渦巻スプリング2
のスプリング力によつてストツパ4へ押し付けら
れ、再びステアリングシヤフト1が回転基準位置
へ戻るまでストツパ4を離れない。
この、触動部2aとストツパ4が接触すると出
力端子7はストツパ4及び渦巻スプリング2を介
してアースされることになるので、出力端子7の
出力電圧はローレベルになる。これをグラフで説
明すると第2図に示すようになる。すなわち、ス
テアリングシヤフト1が右または左へ5°回転する
までは触動部2aはストツパ3または4と接触し
ないので出力端子7の出力電圧はハイレベルにな
つている。ところが右または左へ5°以上回転する
と、触動部2aはストツパ3または4と接触する
ので出力端子7の出力電圧はローレベルとなるわ
けである。
このようにして、この第一実施例ではステアリ
ングシヤフト1がどのような回転をしても、出力
端子7の電圧がローレベルであるかハイレベルで
あるかを検出することによつてステアリングシヤ
フト1の回転基準位置を正確に検出することがで
きるわけである。
次に、第二及び第三実施例について説明する。
まず、第二実施例を第3図に基づいて説明する。
第二実施例では前述のストツパ3及び4に換えて
リミツトスイツチ8及び9が設けられている。ま
た、第三実施例を第4図に基づいて説明する。第
三実施例では前記ストツパ3及び4に換えて近接
センサ10及び11が設けられている。この第二
及び第三実施例ではリミツトスイツチ8または9
及び近接センサ10または11のいずれがオンさ
れているかを検知回路12によつて検知すること
により、ステアリングシヤフト1の回転基準位置
と、現在ステアリングシヤフト1が右または左の
どちらの方向へ回転しているかを検出することが
できる。
次に第四実施例を第4図に基づいて説明する。
この第四実施例は、前述した第一実施例と渦巻ス
プリング2、触動部2a、ストツパ3及び4の構
成は同様になつている。しかし、ストツパ3に対
しては+の電圧が印加され、ストツパ4に対して
は−の電圧が印加されている。そして、渦巻スプ
リング2はステアリングシヤフト1に対して絶縁
部13を介して取付けられている。さらに、出力
端子7は渦巻スプリング2の電圧を出力するよう
になつている。
このような構成にすると、ステアリングシヤフ
ト1が回転基準位置にある場合には出力端子7の
出力電圧は0となり、ステアリングシヤフト1が
例えば所定角度以上右方向へ回転すると出力端子
7の出力電圧は−になり、ステアリングシヤフト
1が所定角度以上左方向へ回転すると出力端子7
の出力電圧は+となる。このため、出力端子7の
出力電圧が+か−かまたは0であるかを判定する
ことによつて、ステアリングシヤフト1が回転基
準位置にあるか、右方向へ回転しているか、また
は左方向へ回転しているかを判別することができ
る。
このようにしてこの第四実施例ではステアリン
グシヤフト1の回転基準位置と、かつステアリン
グシヤフト1の回転方向とを検出することができ
るわけである。
なお、以上説明した第一〜第四実施例ではステ
アリングシヤフト1を一例に説明したが、他にど
のようなシヤフトであつてもよいことは勿論であ
る。
(考案の効果) 極めて簡単なる構成で、かつ確実にステアリン
グシヤフト1の回転基準位置を検出できるという
本願特有の優れた特徴がある。
しかも、簡単なる構成であることから信頼性が高
いとともに、触動片とストツパとの間の間隔を調
整することによつて容易にステアリングシヤフト
の回転基準位置の検出精度を調整することができ
るという副次的な特徴も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第
2図は第1実施例でのステアリングシヤフトの回
転角度と出力端子の出力電圧との様子を示す線
図、第3図は本考案の第2実施例を示す説明図、
第4図は本考案の第3実施例を示す説明図、第5
図は本考案の第4実施例を示す斜視図である。 1……ステアリングシヤフト、2……渦巻きス
プリング、2a……触動部、3,4……ストツ
パ、5……抵抗、6,6a,6b……バツテリ、
7……出力端子、8,9……リミツトスイツチ、
10,11……近接センサ、12……検出回路、
13……絶縁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転可能に支持されたシヤフトと、 渦巻き状に形成されて、その渦巻きの中心側
    が前記シヤフトに固定されている渦巻きスプリ
    ングと、 前記渦巻きスプリングの外側端部に設けられ
    た触動部と、 前記シヤフトの回転により移動する前記触動
    部の軌跡上にあつて、その触動部の両側に配設
    されており、前記触動部との接触を検出する機
    能を備えたストツパとを有することを特徴とす
    るシヤフトの回転基準位置検出装置。 (2) 前記ストツパとしてリミツトスイツチが使用
    されることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のシヤフトの回転基準位置検出装
    置。 (3) 前記ストツパとして近接センサが使用される
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のシヤフトの回転基準位置検出装置。
JP13894684U 1984-09-12 1984-09-12 Expired - Lifetime JPH0519764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13894684U JPH0519764Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13894684U JPH0519764Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6152206U JPS6152206U (ja) 1986-04-08
JPH0519764Y2 true JPH0519764Y2 (ja) 1993-05-25

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ID=30697335

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13894684U Expired - Lifetime JPH0519764Y2 (ja) 1984-09-12 1984-09-12

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JPS6152206U (ja) 1986-04-08

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