JP3044818B2 - パルススイッチ - Google Patents
パルススイッチInfo
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- JP3044818B2 JP3044818B2 JP3112972A JP11297291A JP3044818B2 JP 3044818 B2 JP3044818 B2 JP 3044818B2 JP 3112972 A JP3112972 A JP 3112972A JP 11297291 A JP11297291 A JP 11297291A JP 3044818 B2 JP3044818 B2 JP 3044818B2
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- JP
- Japan
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- plate
- conductive plate
- movable conductive
- click
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H19/00—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
- H01H19/005—Electromechanical pulse generators
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H19/00—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
- H01H19/54—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand the operating part having at least five or an unspecified number of operative positions
- H01H19/60—Angularly-movable actuating part carrying no contacts
- H01H19/63—Contacts actuated by axial cams
Landscapes
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は民生及び産業機器に使用
されるパルススイッチに関するものである。
されるパルススイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図4のパルススイッチによ
り説明する。同図によると、12は固定導電板であり、
端子13と電気的に導通しており、固定導電板12と並
行に端子15と電気的に導通された弾性体の可動導電板
14と共に絶縁物質からなる11のケースに保持されて
いる。16は切換板であり、ガイド11aに沿って移動
し、カム歯17aを外周に有する回転板17と切換板1
6と一体となっている弾性体16bの中央に位置する剛
体よりなるカム16aで噛み合っている。回転板17は
覆い板19に形成された軸受19aとケース11に形成
された軸受11bと軸18の嵌合により外部より回転操
作が可能である。
り説明する。同図によると、12は固定導電板であり、
端子13と電気的に導通しており、固定導電板12と並
行に端子15と電気的に導通された弾性体の可動導電板
14と共に絶縁物質からなる11のケースに保持されて
いる。16は切換板であり、ガイド11aに沿って移動
し、カム歯17aを外周に有する回転板17と切換板1
6と一体となっている弾性体16bの中央に位置する剛
体よりなるカム16aで噛み合っている。回転板17は
覆い板19に形成された軸受19aとケース11に形成
された軸受11bと軸18の嵌合により外部より回転操
作が可能である。
【0003】次に動作について説明すると、軸18を回
転すると、回転板17も回転し、この時カム歯17aと
カム16aは噛み合っているため、切換板16はガイド
11aに沿って回転板17の回転する接線方向に移動す
る。そして切換板16は可動導電板14を押し、固定導
電板12と接触することにより可動導電板14と固定導
電板12を電気的に導通させる。更に回転板17を回転
させても切換板16は移動しないためカム16aは弾性
体16bを押し上げ、カム16aがカム歯17aを乗り
越えた時カム16aは弾性体16bの復元力によりカム
歯17aと17bの間に移るため、切換板16は中央に
復帰し、可動導電板14は初期状態に戻り可動導電板1
4と固定導電板12は絶縁状態となる。
転すると、回転板17も回転し、この時カム歯17aと
カム16aは噛み合っているため、切換板16はガイド
11aに沿って回転板17の回転する接線方向に移動す
る。そして切換板16は可動導電板14を押し、固定導
電板12と接触することにより可動導電板14と固定導
電板12を電気的に導通させる。更に回転板17を回転
させても切換板16は移動しないためカム16aは弾性
体16bを押し上げ、カム16aがカム歯17aを乗り
越えた時カム16aは弾性体16bの復元力によりカム
歯17aと17bの間に移るため、切換板16は中央に
復帰し、可動導電板14は初期状態に戻り可動導電板1
4と固定導電板12は絶縁状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパルススイッチでは、その構造上切換板16とケー
ス11のガイド11a及び回転板17のカム歯17aと
切換板16のカム16aの間の摩擦が大きく切換板16
の自重も大きいため、回転板17を高速で回転した場
合、可動導電板14と固定導電板12が当接したまま
で、オン・オフしないため、信号が発生できず、また、
スイッチ組み立て時に可動導電板が変形しやすく組み立
てにくいという課題があった。
来のパルススイッチでは、その構造上切換板16とケー
ス11のガイド11a及び回転板17のカム歯17aと
切換板16のカム16aの間の摩擦が大きく切換板16
の自重も大きいため、回転板17を高速で回転した場
合、可動導電板14と固定導電板12が当接したまま
で、オン・オフしないため、信号が発生できず、また、
スイッチ組み立て時に可動導電板が変形しやすく組み立
てにくいという課題があった。
【0005】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、回転板を高速で回転した場合でも信号が発
生でき、かつ組み立てやすい優れたパルススイッチを提
供することを目的とするものである。
ものであり、回転板を高速で回転した場合でも信号が発
生でき、かつ組み立てやすい優れたパルススイッチを提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために切換板を導電性の転動部材とし、かつその導
電性の転動部材を弾性を備えた可動導電板で回転板のク
リック歯に押し付けて保持させ、回転板の回転に伴う転
動部材の移動によって、可動導電板と、可動導電板の両
側に配された一対の固定導電板のいずれか一方とを導通
させる構成とす るものである。
するために切換板を導電性の転動部材とし、かつその導
電性の転動部材を弾性を備えた可動導電板で回転板のク
リック歯に押し付けて保持させ、回転板の回転に伴う転
動部材の移動によって、可動導電板と、可動導電板の両
側に配された一対の固定導電板のいずれか一方とを導通
させる構成とす るものである。
【0007】
【作用】上記構成のように切換板を導電性の転動部材と
し、かつその導電性の転動部材で可動導電板と一方の固
定導電板との間を導通させることにより、回転板を高速
で回転した場合でも信号の検出ができ、かつ組み立ても
行い易いものである。
し、かつその導電性の転動部材で可動導電板と一方の固
定導電板との間を導通させることにより、回転板を高速
で回転した場合でも信号の検出ができ、かつ組み立ても
行い易いものである。
【0008】
【実施例】本発明のパルススイッチの一実施例を図1〜
図2により説明する。2は任意のギャップを有する一対
の固定導電板で、端子3と電気的に導通しており、固定
導電板2の間に位置し固定導電板2と絶縁され、端子5
と電気的に導通している弾性体の可動導電板4と共に絶
縁物質からなるケース1に保持されている。6は導電性
のボールであり、曲線に形成されたガイド1aに沿って
移動でき、クリック歯7aを片面に有する回転板7へ可
動導電板4によって押しつけられている。回転板7は覆
い板9に形成された軸受9aとケース1に形成された軸
受1bと軸8の嵌合により外部より回転操作が可能であ
る。
図2により説明する。2は任意のギャップを有する一対
の固定導電板で、端子3と電気的に導通しており、固定
導電板2の間に位置し固定導電板2と絶縁され、端子5
と電気的に導通している弾性体の可動導電板4と共に絶
縁物質からなるケース1に保持されている。6は導電性
のボールであり、曲線に形成されたガイド1aに沿って
移動でき、クリック歯7aを片面に有する回転板7へ可
動導電板4によって押しつけられている。回転板7は覆
い板9に形成された軸受9aとケース1に形成された軸
受1bと軸8の嵌合により外部より回転操作が可能であ
る。
【0009】次に上記実施例の動作を説明すると、軸8
を回転すると、回転板7は回転し、この時クリック歯7
aにボール6は可動導電板4によって押しつけられ噛み
合っているためボール6はガイド1aに沿って回転板7
の回転方向に移動する。そしてボール6は一方の固定導
電板2と接触して可動導電板4と固定導電板2を電気的
に導通させる。更に回転板7を回転させると、ボール6
は移動しないためボール6は可動導電板4を押し上げつ
つ一つのクリック歯7bに乗り上げていき、ボール6が
そのクリック歯7bを乗り越えた時ボール6は可動導電
板4の復元力によりクリック歯7bと次の一つのクリッ
ク歯7cの間に移るため、ボール6は中央に復帰し、固
定導電板2と絶縁状態となるため可動導電板4と固定導
電板2はオンからオフ状態となる。
を回転すると、回転板7は回転し、この時クリック歯7
aにボール6は可動導電板4によって押しつけられ噛み
合っているためボール6はガイド1aに沿って回転板7
の回転方向に移動する。そしてボール6は一方の固定導
電板2と接触して可動導電板4と固定導電板2を電気的
に導通させる。更に回転板7を回転させると、ボール6
は移動しないためボール6は可動導電板4を押し上げつ
つ一つのクリック歯7bに乗り上げていき、ボール6が
そのクリック歯7bを乗り越えた時ボール6は可動導電
板4の復元力によりクリック歯7bと次の一つのクリッ
ク歯7cの間に移るため、ボール6は中央に復帰し、固
定導電板2と絶縁状態となるため可動導電板4と固定導
電板2はオンからオフ状態となる。
【0010】このように上記実施例によれば、ボール6
を信号オン・オフ用の切換接点の役割を共用させるた
め、ボール6とケース1のガイド1a及び回転板7のク
リック歯7aとの間の摩擦が小さくボール6の自重も小
さいため、回転板7を高速で回転した場合でも信号のオ
ン・オフの検出ができ、また、各々の部品が変形しにく
いためパルススイッチの組み立ても容易にできるという
効果を有する。
を信号オン・オフ用の切換接点の役割を共用させるた
め、ボール6とケース1のガイド1a及び回転板7のク
リック歯7aとの間の摩擦が小さくボール6の自重も小
さいため、回転板7を高速で回転した場合でも信号のオ
ン・オフの検出ができ、また、各々の部品が変形しにく
いためパルススイッチの組み立ても容易にできるという
効果を有する。
【0011】なお、上記実施例ではガイド1aは曲線か
ら形成したが、直線形状でもよい。また、図3のように
上記実施例の回転板7でボール6が当接しているクリッ
ク歯7aの反対側面にクリック歯7aと同位相のクリッ
ク歯7cを設けると共に、クリック歯7cに当接し覆い
板9に固定されるクリックバネ10を設けることによ
り、未操作時のボール6の位置を安定させることも可能
となるという効果も得ることができる。
ら形成したが、直線形状でもよい。また、図3のように
上記実施例の回転板7でボール6が当接しているクリッ
ク歯7aの反対側面にクリック歯7aと同位相のクリッ
ク歯7cを設けると共に、クリック歯7cに当接し覆い
板9に固定されるクリックバネ10を設けることによ
り、未操作時のボール6の位置を安定させることも可能
となるという効果も得ることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
にボールで信号のオン・オフの切換えを行うものであ
り、ボールとケースのガイド及び回転板のクリック歯と
の間の摩擦が小さくボールの自重も小さいため、回転板
を高速で回転した場合でも信号が発生でき、また、各々
の部品が変形しにくいためパルススイッチの組み立ても
容易にできるというものである。
にボールで信号のオン・オフの切換えを行うものであ
り、ボールとケースのガイド及び回転板のクリック歯と
の間の摩擦が小さくボールの自重も小さいため、回転板
を高速で回転した場合でも信号が発生でき、また、各々
の部品が変形しにくいためパルススイッチの組み立ても
容易にできるというものである。
【図1】(a)本発明の第1の実施例におけるパルスス
イッチの正面図 (b)同側断面図
イッチの正面図 (b)同側断面図
【図2】(a)〜(c)同動作説明図
【図3】本発明の他の一実施例におけるパルススイッチ
の側断面図
の側断面図
【図4】(a)従来のパルススイッチの正面図 (b)同側断面図
【符号の説明】 1 ケース 2 固定導電板 3 端子 4 可動導電板 5 端子 6 ボール 7 回転板 7a クリック歯
Claims (2)
- 【請求項1】少なくとも端子にそれぞれ導通している一
対の固定導電板と、他の端子と電気的に導通する弾性体
の可動導電板と、前記固定導電板どうしのギャップの間
に前記固定導電板とは絶縁状態で前記可動導電板を位置
させて前記固定導電板と前記可動導電板とを保持すると
共に、回転自在にクリック歯を有する回転板を保持した
絶縁物質からなるケースと、前記可動導電板と前記回転
板のクリック歯との間に導電性の転動部材を備え、この
転動部材は、前記可動導電板の弾性力により前記回転板
に押し付けられると共に、前記回転板の回転に伴って前
記可動導電板に押し付けられつつ前記ケースの内壁で構
成されるガイドに沿って移動して移動方向に位置する前
記一方の固定導電板と前記可動導電板とを導通してなる
パルススイッチ。 - 【請求項2】導電性の転動部材が当接しているクリック
歯の反対側面に前記クリック歯と同位相の他のクリック
歯を有する回転板と、このクリック歯と当接するクリッ
クバネを備えた請求項1記載のパルススイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3112972A JP3044818B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | パルススイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3112972A JP3044818B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | パルススイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04341716A JPH04341716A (ja) | 1992-11-27 |
JP3044818B2 true JP3044818B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=14600172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3112972A Expired - Fee Related JP3044818B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | パルススイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3044818B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP3112972A patent/JP3044818B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04341716A (ja) | 1992-11-27 |
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Legal Events
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