JPH057542Y2 - - Google Patents

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JPH057542Y2
JPH057542Y2 JP12963685U JP12963685U JPH057542Y2 JP H057542 Y2 JPH057542 Y2 JP H057542Y2 JP 12963685 U JP12963685 U JP 12963685U JP 12963685 U JP12963685 U JP 12963685U JP H057542 Y2 JPH057542 Y2 JP H057542Y2
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slider
insulating part
code plate
insulating
conductive pattern
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、接触摺動することにより、出力信号
を発生する接触型信号発生器(エンコーダ)に関
する。
(考案の背景) 摺動子を並行に配置した接触型エンコーダにお
いては、出力相が増すに従つて摺動子の個数も増
加してその占有する幅方向のスペースが広がつて
しまい、その結果エンコーダの外形(径)も大き
くなり、特に小型化を要望される分野においてそ
の改良が要望されている。
特に、第2図に示すように例えばモータの所定
の作動角を得るために作動・停止スイツチとなる
エンコーダであつて、円周上を一定の120度間隔
に分割した3ヵ所停止のための符号パターンの絶
縁部(切れ込み)2,2′,2″を設けてあるエン
コーダスイツチでは、摺動子用の接触端子A,
B,Cが3本存在し、さらに集電極(COM)と
なる接触端子が存在するので合計4本を必要と
し、その結果摺動子に被接触される信号符号板の
パターン面積が拡大してしまい、結果としてエン
コーダ本体の外形を小型化する際の不都合な点と
なつていた。
また第2図において、一つの絶縁部に対して、
接触端子Cに相当するものを、その同一軌跡内に
120°の位相差を持たせて3本配する方法もある
が、信号発生器の外形が小さく制約されるものに
あつては、その同一軌跡内に3本の接触端子を配
置することは不可能となり、小型化には不適当で
ある。
(考案の目的) 本考案は、上述の不都合な点に鑑み、摺動接触
子の本数が増しても、エンコーダの外形が大きく
なることを抑制する符号板を備えた信号発生器を
提供するものである。
(考案の構成) 第1の符号板には、エツチングあるいは印刷等
により導体パターンがを形成されるとともに円周
上の所定位置に第1の絶縁部が備えられ、第2の
符号板には、エツチングあるいは印刷等により導
体パターンが形成されるとともに円周上の所定位
置に第2の絶縁部が備えられこの第2の符号板を
第1の符号板の内周部に配置するにあたり第1の
絶縁部と所定の角度離隔させる。そして、第1の
絶縁部と第2の絶縁部とがなす角度だけ離隔する
ように配置して第1の符号板に対設させた第1の
摺動子A4および第2の摺動子C6と、第1の摺
動子A4が第1の絶縁部に対向したときに、第2
の絶縁部に対向するように第2の符号板に対設さ
せた第3の摺動子B5とを備えたことにより達成
される。
(考案の実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第1図は、本考案の実施例を示した信号発生器
の符号板のパターン平面図で、3つの出力相は図
示しないモータの回転停止位置を選択するように
構成されていて、それぞれが別の選択機構により
選択されるものである。
1は導電パターンで、銅(Cu)、金(Ag)等
の良導体の材料を用いられ、図示しない絶縁性の
材料によりなる回転基板上に、エツチングあるい
は印刷等の手段により形成されている。
2,2′は絶縁部で、所定のスイツチ部を形成
し、本実施例においては一周の間に3箇所(1箇
所は2度使用)のOFF部を等間隔に設けている
ので、各々の間隔は120度(円周分割度数360°/
nでn=3)に設定されている。
3は集電極(COM)で、接触端3a,3bが
導電パターン1の絶縁部2,2′に達しても、ど
ちらか一方の接触端が接触し続けるように二重に
形成(あるいは複数に分割)されていて、図示し
ない回路内において一方の電極とは常に接続され
ていて、導電パターン1へと給電している。
4は摺動子Aで、接触端4aを有していて導電
パターン1に対して接触摺動していて、破線で示
されているのはその摺動軌跡4′である。
5は摺動子Bで、接触端5aを有していて導電
パターン1に対して同様に接触摺動し、その摺動
軌跡5′は同じく破線にて示している。
本実施例の説明中では、上述の摺動子A4およ
び摺動子B5を第1の摺動子群と称する。
6は摺動子Cで、接触端6aを有していて、前
記の摺動子B5の接触端5aとは120度の間隔を
とるように配置されていて、本実施例中において
破線で示した摺動軌跡6′は前記摺動子B5の接
触端5aの摺動軌跡5′と同一となるような位置
に設けられて、これにより摺動子群の占有面積が
小さくなるようにしている。
本実施例の説明中では、摺動子C6および集電
極3を総して第2の摺動子群と称する。
摺動子A4,B5,C6は図示しない回路内に
おいて電源の一方の極に接続され、且つ切り換え
の選択が可能になされていて、電源の他の極は集
電極(COM)3により常にモータへと接続され
ている。
7は軸で、図示しないモータ等の回転出力を受
けて、導電パターン1を有する基板が回転する際
の中心となる。
以下、実際の動作順に従つて説明する。
まず、図示しない切り換えスイツチにより、摺
動子Aを選択していると、第1図の状態では接続
状態にあるので、モータは回転し、従つて導電パ
ターン1も回転する。
図面上で導電パターンが反時計方向に回転する
と、摺動子A4の接触端4aが絶縁部2の位置に
くると摺動子Aへの通電が断たれモータの回転が
停止する。
次に、図示しない切り換えスイツチを摺動子B
を選択すると、モータの軸7が再び回転を開始し
て、接触端5aが絶縁部2から120度回転した位
置に設けられた絶縁部2′まで達するまで回転す
る。
同様に、図示しない切り換えスイツチにより摺
動子C6を選択すると、回転する基板上のパター
ンに設けられている絶縁部2′が摺動子C6の接
触端6aに達するまで回転し、摺動子への通電が
断たれるとモータは停止する。
集電極3はどの絶縁部2,2′にその接触端3
bが触れても通電が断たれることの無いように接
触端を二重に加工あるいは、接触幅を拡大してあ
る。
なお、実施例は1回転を120°ずつの3分割にす
るものであるが、90°ずつの4分割にする場合に
は、絶縁部2に対向し得る第4の摺動子を設け
て、各摺動子が絶縁部2,2′に対向する位相差
が90°となるように設定するようにすればよい。
(考案の効果) 上述したように、本考案を用いることにより、
従来摺動子が増すことによる、接触幅が拡大しそ
の結果検出器の外形が必然的に増加してしまうと
いつた不都合な点が解消され、実施例にて示した
ように導電パターンの径は必要な摺動子の数の半
分の接触端の幅で済むようになり、従つて回転検
出器の外形を徒に増加することを防止するという
効果が得られる。
また、集電極(COM)3の配置には自由度が
あり、実質的に同一相に配置される摺動子は2本
までであるので、小型の信号発生器にも充分に適
用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示した信号発生器の
平面図で、第2図は従来の信号発生器を示した平
面図である。 1……導電パターン、2,2′……絶縁部、3
……集電極、4……摺動子A、5……摺動子B、
6……摺動子C、7……回転軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円周上の所定位置に第1の絶縁部を備えエツ
    チングあるいは印刷等により導体パターンが形
    成された第1の符号板と、 円周上の所定位置に第2の絶縁部を備えエツ
    チングあるいは印刷等により導体パターンが形
    成されていて前記第1の絶縁部と所定の角度離
    隔して前記第1の符号板の内周部に配置された
    第2の符号板と、 前記第1の絶縁部と前記第2の絶縁部とがな
    す角度離隔して前記第1の符号板に対設された
    第1の摺動子A4および第2の摺動子C6と、 前記第1の摺動子A4が前記第1の絶縁部に
    対向したときに前記第2の絶縁部に対向するよ
    うに前記第2の符号板に対設された第3の摺動
    子B5と から構成されていることを特徴とする信号発生
    器。 (2) 第1の符号板と第2の符号板とがラジアル方
    向に一体的に形成されていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の信号発生
    器。
JP12963685U 1985-08-26 1985-08-26 Expired - Lifetime JPH057542Y2 (ja)

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JP12963685U JPH057542Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

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JP12963685U JPH057542Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

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JPS6237712U JPS6237712U (ja) 1987-03-06
JPH057542Y2 true JPH057542Y2 (ja) 1993-02-25

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JP12963685U Expired - Lifetime JPH057542Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

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US20160189886A1 (en) * 2013-08-02 2016-06-30 Tokyo Cosmos Electric Co., Ltd. Sliding electric component

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JPS6237712U (ja) 1987-03-06

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