JPH0643912B2 - ピストン型流量計におけるピストンの組付け方法 - Google Patents

ピストン型流量計におけるピストンの組付け方法

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JPH0643912B2
JPH0643912B2 JP61071951A JP7195186A JPH0643912B2 JP H0643912 B2 JPH0643912 B2 JP H0643912B2 JP 61071951 A JP61071951 A JP 61071951A JP 7195186 A JP7195186 A JP 7195186A JP H0643912 B2 JPH0643912 B2 JP H0643912B2
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JP
Japan
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piston
cylinder
flow meter
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type flow
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靖 斎数
俊明 本橋
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TATSUNO MECATRONICS KK
Tokyo Tatsuno Co Ltd
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TATSUNO MECATRONICS KK
Tokyo Tatsuno Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はピストン型流量計におけるピストンの組付け方
法に関する。
(従来技術) 例えば米国特許第2756726号明細書に開示されて
いるような2ピストン型流量計は、第3図に示したよう
に、クランク軸2に固定されて一体的に回転するロータ
リーバルブ3によりポート4を切換え開閉し、流入口5
から流入したガソリン等の液体をピストン10の前面及
び背面からシリンダ7内に導いて、その圧力によりピス
トン10を前後に摺動させ、その1ストローク毎に流入
した液体を流出口6から排出して計量するように構成さ
れている。
このように2ピストン型流量計はピストンの前後から交
互に液圧がかかる構成とされているため、これに用いる
ピストン10には周面に内外2枚のシール11、12を
設け、いずれの方向から液圧がかかって摺動した場合に
おいてもシリンダ7との間から液が漏洩しないようにさ
れている。
したがって、この種のピストン10をシリンダ7に装着
するに当たっては、ピストン10を構成する2枚の円板
13、14のうち、その内側の円板13を流量計本体1
の内側から挿入してその周縁に設けたシール11を内側
に湾曲させ、また外側の円板14はシリンダカバー8側
から挿入してその周縁に設けたシール12を外側に湾曲
させた上、両円板13、14をピストン杆9に取付ける
ようにしている。
このため、この種の流量計ではピストン10の装着がき
わめて厄介で、作業性が悪いといった問題を抱えている
ばかりでなく、内側の円板13を狭い内側から挿入しな
ければならない関係上、シール11がシリンダ7内壁面
に正しく摺接しているかどうかが確認できず、組付けの
如何によっては液漏れを起こして、流量計としての性能
を損なうとった問題も生じる。
(目的) 本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、流量計のシリンダにピストンを容易か
つ確実に装着することのできる方法を提供することにあ
る。
(目的を達成するための手段) すなわち本発明はかかる目的を達成するために、ピスト
ン型流量計のシリンダの内径と略同径の内径を有する円
筒状治具内に、周縁にシールを装着した2枚の円板のう
ちの一方を一端側から、他方を他端側からそれぞれ挿入
し、該両円板を重合一体としてピストンを形成する工程
と、上記治具の一端を上記シリンダの開口端部に接合
し、上記ピストンをシリンダ内に移してピストン杆部に
取付ける工程と、よりなるピストン型流量計におけるピ
ストンの組付け方法にある。
(実施例) そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したものであって、図中
符号20はシリンダ7の内径と同じか、もしくはわずか
に小さな内径を持つように形成された短円筒型の組付け
治具で、この一端外周には、シリンダ7の端部に嵌合さ
せるための位置決め用の段部21が削成されている。
この位置決め用段部21は、シリンダ7の端部内周面に
削成した案内用の内側段部7aにしっくり嵌合わすこと
ができる程度の外径を持つように形成され、またその軸
方向の長さは、シリンダ7の端部に嵌合した際、その端
面22がシリンダ7の案内用内側段部7aの端面に当接
する程度の長さに形成されている。
つぎにこの治具20を用いたピストン10の組付け手順
について説明すると、はじめに、ピストン10を構成す
る内側及び外側の各円板13、14の周縁にそれぞれシ
ール11、12を装着し、ついで内側円板13を治具2
0の段部21側から治具20内に挿入し、スペーサ円板
25を他端から治具20内に挿入し、さらに外側円板1
4を治具20の他端から治具20内に挿入する。これに
より、内側円板13と外側円盤14に設けた各シール1
1、12は、それぞれ治具20の段部21側と他端側に
向けて湾曲した状態で治具20の内周面に摺接するか
ら、つぎに、この状態でこれら両円板13、14をネジ
15により重合一体とする(第1図)。
そして、つぎに治具20の位置決め用段部21をシリン
ダ7の端部内周面に設けた案内用内側段部7aに嵌合さ
せ、その端面22を案内用内側段部7aの端面に当接さ
せた上、治具20内で組付けたピストン10をシリンダ
7内に押込む。これにより、ピストン10の周面に取付
けたシール11、12は互いに外側に湾曲した状態を保
ちつつ治具20の内面からシリンダ7の内面へと移動す
るから、最後に、このようにして組立てたピストン10
をピストン杆9端部のブラケット9aにネジ16をもっ
て固定する(第2図)。
なお以上は、ピストン組付け用治具20内でのピストン
10の組立て及び、ピストン10をシリンダ7内に移動
する操作を人力で行なう例で本発明を説明したが、シリ
ンダ7に内側段部7aを設けることより、治具20との
嵌合が確実となり、ロボットにより組立てることもでき
るようになる。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、流量計のシリンダの
端部にピストン取付け用治具に嵌合する段部を設けたの
で、シリンダの内径とほぼ等しい内径を有する筒状の治
具本体を用い、この中に両端から内外2枚の円板を挿入
してピストンを組立てた上、治具を流量計のシリンダ端
面の段部に当接させて組付けたピストンをシリンダ内に
移すようにできるので、シールの取付け状態を目で確認
しつつ、治具本体内でピストンを容易かつ正確に組立て
ることができるとともに、ピストンの組立て工程と流量
計本体の組立て工程を別にすることによって、この種の
流量計の組付け作業を著しく効率化させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す流量計のシリンダとピ
ストン組付け用治具の嵌合する前の断面図、第2図は流
量計のシリンダにピストン組付け用治具を嵌合した状態
を示す断面図、第3図(a)(b)はピストン型流量計
の一例を示す断面図と上面図である。 1……流量計本体、7……シリンダ 7a……案内用内側段部、10……ピストン 11、12……シール、13、14……円板 20……組付け用治具 21……位置決め用段部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストン型流量計のシリンダの内径と略同
    径の内径を有する円筒状治具内に、周縁にシールを装着
    した2枚の円板のうちの一方を一端側から、他方を他端
    側からそれぞれ挿入し、該両円板を重合一体としてピス
    トンを形成する工程と、 上記治具の一端を上記シリンダの開口端部に接合し、上
    記ピストンをシリンダ内に移してピストン杆部に取付け
    る工程と、 よりなるピストン型流量計におけるピストンの組付け方
    法。
JP61071951A 1986-03-28 1986-03-28 ピストン型流量計におけるピストンの組付け方法 Expired - Fee Related JPH0643912B2 (ja)

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JPS62228116A JPS62228116A (ja) 1987-10-07
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59136618A (ja) * 1983-01-26 1984-08-06 Tokyo Tatsuno Co Ltd ピストン式流量計における弁装置
JPS6129721A (ja) * 1984-07-20 1986-02-10 Tokico Ltd 流量計

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JPS59136618A (ja) * 1983-01-26 1984-08-06 Tokyo Tatsuno Co Ltd ピストン式流量計における弁装置
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