JPH01224502A

JPH01224502A - 蓄圧器

Info

Publication number: JPH01224502A
Application number: JP1024076A
Authority: JP
Inventors: Dieter Merklein; デイーター・メルクライン; Ernst-Dieter Schaefer; エルンスト―デイーター・シエーフアー
Original assignee: Robert Bosch GmbH
Current assignee: Robert Bosch GmbH
Priority date: 1988-02-03
Filing date: 1989-02-03
Publication date: 1989-09-07
Also published as: DE3803095A1; US4903734A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は請求項１の上位概念に記載の蓄圧器に関する。

従来の技術この種の蓄圧器は既に公知である（西ｒイツ国特許出願
公開公報第２８２０１２４号）。

この公知の蓄圧器にあっては、夫々ね′じ機構を備えた
２つの部材が、ねじ機構に対して夫々面平行に装着され
たストツ、６面を介して、所定の締付はトルクで接触さ
せられる。両部材は組立てられた状態では、配置された
ピストンによって圧縮室と蓄圧室とに分割されている。

両部材の組立の際、ねじ形成の誤差又はねじ機構に固着
した金属切粉によって、両ストツ、ｏ面が当接するよυ
前に所定の締付はトルクが達成されるような場合には、
蓄圧室に配置されて該室をシールしている封止部材が、
両部材のストッパ面間の閉鎖されない隙間内に押し込ま
れて破壊される。更に両部材を螺合する際、金属切粉が
ねじ機構から圧力媒体の蓄圧室内に持ち込まれる可能性
がある。

発明が解決しようとする課題従って本発明の課題は、冒頭で述べた形式の蓄圧器を改
良して、ケーシングを形成する２つ、の部材を組立てる
際、蓄圧器の両室がねじ機構から遮藪された時に初めて
、両部材のねじ機構が接触するような蓄圧器を提供する
ことにある。

課題を解決するための手段本発明では上記課題を、請求項１記載の特徴によって解
決することができた。

発明の効果本発明によシ、ケーシングを形成する２つの部材を組立
てる際に、蓄圧室をシールしている封止部材が破壊され
ることなく、又蓄圧室内に金属切粉が持ち込まれる可能
性も無くすことができた。

特に有利な点は、互いに向い合う両部材のストン・９面
が外部から目視可能になったため、組立後、所要の接触
状態が外部からチエツクできるようになった点である。

請求項２以下には更に有利な構成が述べられている。

更に有利な点は、完全に組み立てられた蓄圧器に対して
充填装置が使用できるという点である。

実施例本発明の実施例を図面に示し、次に洋上く説明する。

蓄圧器１００はケーシングを形成する２つの部材１，２
を有し、該部材１，２は互いに螺着され、かつシールさ
れている。第１部材１は開口部９を有し、該開口部９は
ケーシング内で、軸方向に運動可能に配置されたピスト
ン牛を受容し、該ピストン４はケーシング内で、圧力媒
体で充填された第２室から圧縮媒体で充填された第１室
５を分離している。第１部材１には又、第２部材２に向
い合う端部１０が設けられている。開口部９の壁部はピ
ストン牛の案内軌道３として使用される。第１部材１の
外周には、端部１０から出発して、少くとも１つの封止
部材１２を備えた第１区分が延びており、これに、よシ
大きな直径の第２区分１３と、更に大きな直径をもった
第３区分１４と、この第３区分に設けた雄ねじ２０と、
最も大きな直径をもった第４区分１５とが続いている。

Ｗ、２部材２は第１部材１に向い合った端部１８から出
発して第１部材１よ）突出し、その際第１案内面１９は
第１部材１の第４区分１５を介して部分的に案内されて
いる。第１案内面１９には、これに比して減径して第１
部材、１の雄ねじ２０と係合する雌ねじ２１が続いてお
シ、該雌ねじ２１は、第１部材１の第２区分１３に接す
るよシ小径の第２案内面２２まで延びている。第１案内
面１９と第２案内面２２とは、軸方向に長くかつ互いに
距離を隔てて第２部材２の内周面に配置されているため
、両部材１，２の組立の際、雌ねじ２１と雄ねじ２０と
が接触する前に、第２部材２の第１案内面１９が第１部
材１の第４区分１５に少くとも部分的にかぶさシ、又第
２部材２の第２案内面２２が第１部材１の第２区分１３
に少くとも部分的にかぶさると共に第１部材１の少くと
も１つの封止部材１２にもかぶさるように形成されてい
る。

第１部材１の第２区分１３上の溝２４の後方に配置され
た封止部材２７は、両部材１，２の螺合中に第２部材２
の第２案内面２２と接触してこれによって覆われる。

蓄圧器１００の第２部材２の外周には注入口２８が在シ
、該注入口２８は、溝２４と第２案内面２２０１部分と
によって形成された室２９内に案内されて配置されてお
シ、その断案２９は、溢流可能な封止部材１２が配置さ
れているため第１室５の方向には貫流可能であり、それ
と反対方向には封止部材２７によってシールされている
。封止部材１２からは第１部材１の第１区分１１に設け
た溝２５が第１部材１の端面１０ひいては第１室５へ通
じている。

ピストン４は第１部材１の案内軌道３の領域に封止装置
３０を有しており、該封止装置３゜は、圧縮媒体が第１
室５から第２室６へ浸透するのを大部分阻止することが
できる。

蓄圧さるべき圧力媒体は、供給装置３４の導管３２から
連絡口３１を通って第２室６内に装入され、該供給装置
３４は、螺着部材３５と封止部材３６とで蓄圧器１００
に接続され、かつこれと結合している。

第２図には第１図の蓄圧器１０００部分が尺度を変えて
示されており、同図は封止部材１２を介して圧縮媒体の
溢出流が生じる有様を、例示的に明らかにしている。圧
縮媒体は注入口２８を経て室２９に、更に封止部材１２
の゛背画部３７及び外方リップ３８に到達する。そこで
発生した圧縮媒体の圧力が、背面部３７及び外方リップ
３８の位置を破線で示した新しい位置に変え、その結果
圧縮媒体は溝２５を通って第１室５に到達できるように
なる。その際封止部材１２０半径方向に延びる支持面４
４が支持回生４に向い合った支持部材４６の側面４５に
当接する。

充填作業の終了後に、封止部材１２の背面部３７と外方
リップ３８とは、第２案内面２２と第１区分１１の周面
との間の出発位置に戻シ、この時第１室５からの圧力が
、背面部３７を第１部材１の向い合った支持面４３に押
し付ける。

第３図では充填装置４７が、第２部材２の外周面４８を
介して蓄圧器１００の注入口２８に対する所定の位置に
装着されている。充゛填装置４７は接続口５１を有し、
該接続口５１は中間室５２に開口し、蓄圧器１００の外
周面４８に接する内周面に２個の封止部材５３．５４を
備えている。

との蓄圧器１００の作動形式は公知であって、例えば自
動車の油圧ブレーキ装置に使用されている。蓄圧器１０
０の第１室５内の圧縮媒体は、所定の時間間隔で充填装
置４７を使用することによシ、その圧力値を許容された
狭い制限値内に保持することができる。

部材１，２の組立に際しては、ピストン牛は第１部材１
の開口部９に装入され、そこにそのままにしておかれる
。

封止部材２７は第１部材１の第２区分１３上に、封止部
材１２と支持部材４６とは第１部材１の第１区分１１上
に、夫々装着される。第１部材１及び第２部材２は、組
立の際に第２部材２の第１案内面１９が半径方向に距離
を保ち乍ら、第１部材１の第１及び第２区分１１．１３
上の封止部材１２．２７並びに支持部材４６を越え、引
続いて同様に半径方向に距離を保って雄ねじ２０を越え
て第１部材１の第４区分１５上に装着されるように形成
されている。その除雄ねじ２１と雄ねじ２０とが接触す
るまでに、第２部材２の第１案内面１９と第１部材１の
第４区分１５との間及び第２部材２の第２案内面２２と
第１部材１の第２区分１３との間に、部分的に案内部が
形成され、同時に第１部材１に配設された少くとも１つ
の封止部材が第２案内面２２によって覆われる。続いて
行われるねじ込みによる組立時に、封止部材は総て、規
定された紛失不能の位置を占める。ねじ込みによる組立
は、部材１，２の互いに向い合った両端部１８．２３が
、所定の締付はトルクを負荷した接触状態を必ず実現す
るような形式で行われる。

蓄圧器１００の第１室５は、ねじ込みによる組立の後に
既に述べたように圧縮媒体で充填される。

充填装置４７は、接続口５１が注入口２８に接続されて
圧縮媒体による封止部材１２−の溢出流の実現後に第１
室５と連結されるような位置に、蓄圧器の外周面を介し
て簡単に装着される。

蓄圧器１００の外周面４８に密着している充填装置４７
の封止部材５３．５４は、蓄圧器１゜Ｏと充填装置４７
との間の漏れを防止している。

第１室５の充填作業中、ピストン牛のストン・ｅ５５が
第１部材１の底面５６に当接する。

注入口２８を通して、封止部材１２の領域での第１室５
のシールを改善するための液体を第１室５内の圧縮媒体
に混入することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は本発明の
蓄圧器の断面図、第２図と第３図は本発明の蓄圧器の部
分説明図である。　　　　１００・・・蓄圧器、１・・
・第１部材、２・・・第２部材、３・・・案内軌道、牛
・・・ピストン、５・・・第１室、６・・・第２室、９
・・・開口部、１０・・・端部、１１・・・第１区分、
１２・・・封止部材、１３・・・第２区分、１４・・・
第３区分、１５・・・第４区分、１８・・・ストツ、６
面、１９・・・第１案内面、２０・・・雄ねじ、２１・
・・雌ねじ、２２・・・第２案内面、２３・リストツノ
ぐ面、２牛、２５・・・溝、２７・・・封止部材、２８
−０゜注入口、２９・・・霊、３０・・・封止装置、３
１−９．連絡口、３２・・・導管、３４・・・供給装置
、３５・・・螺着部材、３６・・・封止部材、３７・・
・背面部、３８・・・外方リップ、３９．４０・・・位
置、４３　、４４・・・支持面、４５・・・側面、４６
・・・支持部材、４７・・・充填装置、４８・・・外周
面、５１・・・接続口、５２・・・中間室、５３．５４
・・・封止部材、５５・・・ストツノξ、５６・・・床
面、５７・・・内周面ＦＩＧ、１

Claims

【特許請求の範囲】

１．圧力媒体を必要とする設備のために、この圧力媒体
内に所定のエネルギ容量を準備するための蓄圧器であつ
て、ケーシングを形成する２つの部材を有しており、該
部材は互いに螺着されて封止され、かつ該部材の少くと
も一方が、ケーシング内で軸方向に運動可能に配置され
たピストンのための案内軌道として使用される開口部を
有し、該ピストンはケーシング内で、連絡口を有して圧
力媒体で充填された第２室から、圧縮媒体で充填された
第１室を分離している形式のものにおいて、第１部材（
１）が第２部材（２）に向い合つた端部（１０）から出
発してその外周面に、少くとも１つの封止部材（１２）
を備えた少くとも１つの第１区分（１１）と、それに続
いてより大きな直径の第２区分（１３）と、更に大きな
直径及び雄ねじ（２０）を備えた第３区分（１４）と、
更に続いてさらに大きな直径の第４区分（１５）とを有
しており、第２部材（２）は部分的に第１部材（１）に
かぶさつており、第１部材（１）に向い合つた端部（１
８）から出発してその内周面に、第１部材（１）の第４
区分（１５）に接する第１案内面（１９）と、これに続
いて、第１部材（１）の雄ねじ（２０）に係合する直径
の小さい雌ねじ（２１）と、更に続いて第１部材（１）
の第２区分（１３）と封止部材（１２）とに接する第２
案内面（２２）とを有しており、第２部材（２）の第１
案内面（１９）及び第２案内面（２２）は、両部材（１
，２）の組立の際、両部材（１，２）の雌ねじ（２１）
と雄ねじ（２０）とが接触する前に、第２部材（２）の
第１案内面（１９）が少くとも部分的に第４区分（１５
）にかぶさり、かつ第２案内面（２２）が少くとも部分
的に第２区分（１３）にかぶさると共に少くとも１つの
封止部材（１２）にかぶさるように、軸方向に長くかつ
互いに離隔して内周面に配配されていることを特徴とす
る蓄圧器。
２．第１部材（１）と第２部材（２）とが互いに向い合
つたストツパ面（１８，２３）を有しており、該ストツ
パ面（１８，２３）は組立の後、互いに接して位置し、
その接触状態が外部からチエツク可能であることを特徴
とする、請求項１記載の蓄圧器。
３．第２部材（２）の第２の案内面（２２）の周囲と、
第１部材（１）の第１の区分（１１）の周囲との間に配
置された少くとも１つの封止部材（１２）が、第１室（
５）の充填のためには第１室（５）へ向かつて溢流を可
能ならしめ、充填後は第１室を封止することを特徴とす
る、請求項１記載の蓄圧器。
４．封止部材（１２）が、第２部材（２）の第２案内面
（２２）の周囲と第１部材（１）の第１区分（１１）の
周囲との間に半径方向に延びる支持面（４４）と、軸方
向に延びて第２部材（２）の第２案内面（２２）に当接
する外方リツプ（３８）とを有し、この外方リツプは、
第１室（５）の充填の際に、外方リツプ（３８）の半径
方向の運動をも制限する支持部材（４６）に当接するよ
うに圧縮媒体によつて移動可能であることを特徴とする
、請求項３記載の蓄圧器。
５．第２部材（２）の外周面に装着され、かつ第１部材
（１）の第２区分（１３）の周囲と第２部材（２）の第
２案内面（２２）の周囲との間の空間にまで達している
注入口（２８）によつて、第１室（５）への圧縮媒体の
流入が、第１部材（１）の第２区分（１３）に配置され
た溝（２４）を通つて封止部材（１２）の方向に行われ
、又ねじ結合（２０，２１）の方向に配置された第２の
封止部材（２７）が、所定方向での圧縮媒体の流入をバ
ックアツプしていることを特徴とする、請求項４記載の
蓄圧器。
６．充填装置（４７）は第２部材（２）の外周面（４８
）を介して装着され、かつ第２部材（２）の外周面（４
８）に当接する２個の封止部材（５３，５４）によつて
封止された中間室（５２）に、接続口（５１）を介して
圧縮媒体が流入し、該圧縮媒体はそこから更に注入口（
２８）及び封止部材（１２）を通つて蓄圧器（１００）
の第１室（５）に流入できるように、充填装置（４７）
が配置されることを特徴とする、請求項５記載の蓄圧器
。
７．第１室（５）の圧縮媒体に所定の流体が添加可能で
あることを特徴とする、請求項１記載の蓄圧器。