JPH0643846B2 - 固定用ネジ隠し板 - Google Patents

固定用ネジ隠し板

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JPH0643846B2
JPH0643846B2 JP61192257A JP19225786A JPH0643846B2 JP H0643846 B2 JPH0643846 B2 JP H0643846B2 JP 61192257 A JP61192257 A JP 61192257A JP 19225786 A JP19225786 A JP 19225786A JP H0643846 B2 JPH0643846 B2 JP H0643846B2
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JP
Japan
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screw
recess
fixing screw
head
fixing
Prior art date
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JP61192257A
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Inventor
恭之 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、表板を固定するために用いられるネジを隠
すための固定用ネジ隠し板に関するものである。
[従来の技術] 第9図は従来一般に用いられている表板の固定構造を示
す正面図であって、各種機器を収容するケーシングの外
周には、表板1が固定されている。そして、この表板1
は、機器の組み立て、あるいはメンテナンス作業を容易
にするために、例えばその四隅がネジによって固定され
て、その取り外しが可能な状態となっている。
そして、この場合における固定用のネジ2の頭部は、表
側に露出することから見栄えが悪いとともに、いたずら
によって固定用ネジ2が外される場合がある。
このために、第10図に正面図を、また第11図に第1
0図のA−A線に沿う断面図を示すように、表板1をネ
ジ座3に固定するために用いられている固定用ネジ2の
頭部を含む表板1の表面に、固定用ネジ隠し板としての
例えば円板状の化粧板4を接着剤5を用いて接着固定す
ることによって、上記問題を解決している。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の固定用ネジ隠し構造は以上のように構成されてい
るので、化粧板を一度貼り付けると、接着剤が固化して
その取り外しが極めて困難になるとともに、化粧板は一
度剥がすと二度と使用することが不可能になる。また、
表板に化粧板を貼り付けて固定用ネジの頭部を隠した場
合には、この化粧板が表板から多少突出することから、
この部分がひっかかりやすくなって剥がれたりずれたり
する可能性が大きくなる。更に、化粧板は成形品等を使
用しているために、少数ではコスト高になってしまう等
の種々の問題点を有している。
そこで、本願発明は、固定用のネジの頭部を表側に露出
しない構造とし、その見栄えを向上すると共に、いたず
らによって固定用ネジが外されることのない固定用ネジ
隠し板の提供を課題とするものである。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る固定用ネジ隠し板は、表板の少なくとも
固定用ネジの貫通部分に、固定用ネジの頭部が入り込む
程度の凹部を設けておき、この凹部内に固定用ネジの頭
部が位置する状態で表板をその裏側に位置するネジ座に
締め付け固定するとともに、前記凹部の形状に加工した
露出面を意匠面としたマグネットシートを凹部に挿着し
て吸着固定させることにより、前記固定用ネジの頭部を
覆って隠し板としたものである。
[作用] この発明における固定用ネジ隠し板は、表板に凹部を形
成して固定用ネジの頭部を落し込むとともに、この凹部
内に前記固定用ネジの頭部を隠すようにマグネットシー
トを配置したものであることから、取り付けおよび取り
外しが簡単にかつ繰り返して行えることになる。また、
マグネットシートは凹部内に配置されることから、ずれ
が防止されるとともに表面が表板から突出されるのが防
止され、乗降客の被服等に触れて剥されることがない。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は表板1の正面図、第2図は第1図に示すB−B
線に沿う断面図であって、表板1のネジ止め部分には、
凹部6が帯状に形成されている。そして、この凹部6の
底部で、かつその裏側に位置するネジ座3に形成されて
いるネジ孔7と対向する部分には、頭部が皿状をなした
ネジ2を通すための孔8が形成されている。9は表面、
即ち、露出面が表板1と同一色をなした固定用ネジ隠し
板としてのマグネットシートであって、ほぼ凹部6の幅
に設定されている。
この様な構成において、表板1の固定に際しては、表板
1に形成されている凹部6の底部に設けられている孔8
をネジ座3に設けられているネジ孔7とを一致させる。
この状態において、固定用ネジ2を孔8に挿入して回す
ことにより、その先端がネジ孔7に螺合して、表板1が
ネジ座3に締め付け固定されることになる。次に、テー
プ状をなしたマグネットシート9を凹部6の底部に吸着
により貼り付けることによって、固定用ネジ2の頭部を
隠して見栄えの良いものとする。
ここで、マグネットシート9は、凹部6に落し込まれて
いることから、ずれが防止されるとともに、表板1から
突出されないことから、乗降客の被服、或いは荷物等に
対してひっかかりが防止されることになる。また、マグ
ネットシート9は、ただ単に凹部6の幅に合わせて切断
するのみで良いことから、従来に比較して大幅なコスト
ダウンが図れることになる。
ここで、表板1がプラスチックあるいはアルミニューム
等の非磁性体によって作られている場合には、マグネッ
トシート9の吸着固定が不可能になるが、この場合には
第3図、第4図に示すように、ステンレスフィルム等の
磁性シート10を、固定用ネジ2の頭部を含む凹部6の
底面に貼り付けた後に、マグネットシート9を配置すれ
ば良い。また、マグネットシート9の表面に文字を印刷
することにより、銘板としての利用も有効である。
第5図、第6図は、頭部が半円状に突出する固定用ネジ
2を用いる場合を示し、この場合には固定用ネジ2の頭
部と対向する部分を、例えば、四角形に打ち抜いたスペ
ーサー11を配置した後にマグネットシート9を配置す
れば良い。ただし、この場合におけるスペーサー11の
厚みは、固定用ネジ2の頭部が十分に落し込める厚みを
必要とすることは言うまでもない。
第7図、第8図は、表板1a,1bの継目部分において
ネジ止めする場合を示す断面図および分解斜視図であっ
て、一方の表板1aにおける端部を階段状に折り曲げる
とともに、その一部に切欠12と皿ネジを通すための孔
13を設ける。また、他方の表板1bにおける端部をL
字状に折り曲げるとともに、前記切欠12と対応する部
分に表板1a,1bの接合方向に延在する乱片14を設
けてその部分に皿ネジを通すための孔15を設ける。そ
して、このように構成された表板1a,1bの端部を接
合させると、乱片14が切欠12に嵌合して、この継目
部分に断面凹状の溝16が構成されることになる。
ここで、孔13,15にそれぞれ固定用ネジ2a,2b
を通して回すことにより、その先端がネジ座3に設けら
れているネジ孔7にそれぞれ螺合して、表板1a,1b
を継いだ状態でネジ座3に締め付け固定されることにな
る。次に、溝16の幅に合せて切断された帯状のマグネ
ットシート9を溝16に落し込むと、固定用ネジ2a,
2bの頭部を覆った状態で溝16の底部に吸着固定され
ることから、固定用ネジ2a,2bの露出部分が覆われ
て見苦しさが解消される。
このように、本実施例の固定用ネジ隠し板は、表板1の
少なくとも固定用ネジ2の貫通部分に、固定用ネジ2の
頭部が入り込む程度の凹部6を設けておき、この凹部6
内に固定用ネジ2の頭部が位置する状態で表板1をその
裏側に位置するネジ座3に締め付け固定するとともに、
前記凹部6の形状に加工した露出面を意匠面としたマグ
ネットシート9を凹部6に挿着して吸着固定させること
により、前記固定用ネジ2の頭部を覆って隠し板とした
ものである。
したがって、表板1を固定するめの固定用ネジ2のネジ
貫通部分に凹部6を設け、この凹部6内に前記固定用ネ
ジ2の頭部を落し込んだ状態でネジ止めするとともに、
この凹部6にマグネットシート9を落し込んで吸着固定
させることにより前記固定用ネジ2の頭部を覆うもので
あることから、固定用ネジ隠し板としてのマグネットシ
ート9の取付けおよび取外しが容易になるとともに、繰
返し使用が可能となってコストダウンが図れる。また、
マグネットシート9は、所望形状に切断して使用するも
のであることから、従来の成形品を使用する場合に比較
して安価なものとなる。更に、上記マグネットシート9
は、凹部6に落し込まれた状態で用いられることから、
ずれが防止されるとともに、表板1から突出されないこ
とから被服や、物のひっかかりによる外れが防止される
等の種々優れた効果を有する。
なお、上記各実施例においては、マグネットシート9を
帯状に配置した場合について説明したが、少なくとも固
定用ネジ2を覆う部分に設ければ良いことは言うまでも
ない。
[発明の効果] 以上のように、この発明の固定用ネジ隠し板によれば、
表板を固定するためのネジ貫通部分に凹部を設け、この
凹部内にネジの頭部を落し込んだ状態でネジ止めすると
ともに、この凹部にマグネットシートを落し込んで吸着
固定させることによりネジの頭部を覆うものであること
から、固定用ネジ隠し板としてのマグネットシートの取
り付けおよび取外しが容易になるとともに、繰返し使用
が可能となってコストダウンが図れる。また、マグネッ
トシートは、所望形状に切断して使用するものであるこ
とから、従来の成形品を使用する場合に比較して安価な
ものとなる。更に、上記マグネットシートは、凹部に落
し込まれた状態で用いられることから、ずれが防止され
るとともに、表板から突出されないことから被服或いは
物に対し、ひっかかりによる外れが防止される等の種々
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による固定用ネジ隠し板を
示す平面図、第2図は第1図のB−B線に沿う断面図、
第3図はこの発明の他の実施例を示す平面図、第4図は
第3図のC−C線に沿う断面図、第5図はこの発明の他
の実施例を示す平面図、第6図は第5図に示すD−D線
に沿う断面図、第7図は他の実施例を示す要部断面図、
第8図は第7図の分解斜視図、第9図および第10図は
従来の表板固定状態を示す平面図および正面図、第11
図は第10図に示すA−A線に沿う断面図である。 図において、 1,1a,1b:表板 2,2a,2b:ネジ 3:ネジ座、6:凹部 7:ネジ孔、8:孔 9:マグネットシート(固定用ネジ隠し板) 10:磁性シート、11:スペーサ 12:切欠、13,15:孔 14:乱片、16:溝 である。 なお、図中、同一符号及び記号は、同一または相当部分
を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表板の少なくとも固定用ネジの貫通部分
    に、固定用ネジの頭部が入り込む程度の凹部を設けてお
    き、この凹部内に固定用ネジの頭部が位置する状態で表
    板をその裏側に位置するネジ座に締め付け固定するとと
    もに、前記凹部の形状に加工した露出面を意匠面とした
    マグネットシートを凹部に挿着して吸着固定させること
    により、前記固定用ネジの頭部を覆って隠し板としたこ
    とを特徴とする固定用ネジ隠し板。
JP61192257A 1986-08-18 1986-08-18 固定用ネジ隠し板 Expired - Lifetime JPH0643846B2 (ja)

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JP61192257A JPH0643846B2 (ja) 1986-08-18 1986-08-18 固定用ネジ隠し板

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JP61192257A JPH0643846B2 (ja) 1986-08-18 1986-08-18 固定用ネジ隠し板

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JPS63158312A JPS63158312A (ja) 1988-07-01
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ID=16288277

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KR20150038951A (ko) * 2013-10-01 2015-04-09 주식회사 엘지화학 페이스트 염화비닐 중합체의 제조방법

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