JP3483742B2 - 壁面装着具 - Google Patents
壁面装着具Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】壁面に装着する装着具に関す
る分野。
る分野。
【０００２】
【従来の技術】磁石により壁面の磁性体面に接着した
り、また 掛け鉤を壁面上の突起に掛けて装着する壁面
装飾品があり その装着作用を司る壁面装着具がある、
装着場所として磁性体金属のボードや、鋲及び金属製画
鋲等を貼付して形成した 壁面上の突起が選ばれてい
る。
り、また 掛け鉤を壁面上の突起に掛けて装着する壁面
装飾品があり その装着作用を司る壁面装着具がある、
装着場所として磁性体金属のボードや、鋲及び金属製画
鋲等を貼付して形成した 壁面上の突起が選ばれてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】磁石の吸着力は脆く
少しの不安定要因で剥離する欠点があり また 掛け鉤
には吸着力がなく揺れて安定感に乏しい欠点がある、故
に 其らの一方のみを用いた装着具はその装着性が不安
定である、殊に 壁面装着具に掛け鉤を用いる場合は全
体の重心に対する配慮が必要となるため 掛け鉤の取り
付け位置が限定され 掛け鉤を用いた壁面装飾品は装着
姿勢が画一になりがちであり これは装着行為が装飾を
目的としている際に欠点となる、また 装着場所となる
壁面上の磁性体面や突起等が常時適切な場所に存在する
事は稀である。
少しの不安定要因で剥離する欠点があり また 掛け鉤
には吸着力がなく揺れて安定感に乏しい欠点がある、故
に 其らの一方のみを用いた装着具はその装着性が不安
定である、殊に 壁面装着具に掛け鉤を用いる場合は全
体の重心に対する配慮が必要となるため 掛け鉤の取り
付け位置が限定され 掛け鉤を用いた壁面装飾品は装着
姿勢が画一になりがちであり これは装着行為が装飾を
目的としている際に欠点となる、また 装着場所となる
壁面上の磁性体面や突起等が常時適切な場所に存在する
事は稀である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために、
磁石と掛け鉤双方の欠点を補い利点を生かせるよう磁石
１と掛け爪２を併設し 且つ 壁面６に貼付された金属
製画鋲状のピン１０を装着場所に特定して 金属製画鋲
状のピン１０と着脱自在に組み合わせられるよう構成し
た 壁面装着具を提供するものである。
磁石と掛け鉤双方の欠点を補い利点を生かせるよう磁石
１と掛け爪２を併設し 且つ 壁面６に貼付された金属
製画鋲状のピン１０を装着場所に特定して 金属製画鋲
状のピン１０と着脱自在に組み合わせられるよう構成し
た 壁面装着具を提供するものである。
【０００５】
【発明実施の形態】本発明は 装着場所として特定した
壁面６に貼付された金属製画鋲状のピン１０に安定的に
装着でき 且つ 金属製画鋲状のピン１０と着脱自在に
組み合わせる事を目的にして 金属に吸着するための磁
石１と 壁面６に貼付された金属製画鋲状のピン１０に
掛けられる形状の掛け爪２とを併設し 磁石１の磁力面
３と掛け爪２の一部である対向部４との位置関係を工夫
して 金属製画鋲状のピン１０に対する装着状態の維持
に 磁石１と掛け爪２とが相互作用するよう構成した壁
面装着具である。
壁面６に貼付された金属製画鋲状のピン１０に安定的に
装着でき 且つ 金属製画鋲状のピン１０と着脱自在に
組み合わせる事を目的にして 金属に吸着するための磁
石１と 壁面６に貼付された金属製画鋲状のピン１０に
掛けられる形状の掛け爪２とを併設し 磁石１の磁力面
３と掛け爪２の一部である対向部４との位置関係を工夫
して 金属製画鋲状のピン１０に対する装着状態の維持
に 磁石１と掛け爪２とが相互作用するよう構成した壁
面装着具である。
【０００６】磁石１の磁力面３と掛け爪２の一部である
対向部４との位置関係の工夫とは ピン頭部１２の厚さ
に対応した隙間５を介して磁力面３又は磁力面３を延長
した面と対向部４とが対向するようにし 形成された隙
間５にピン頭部１２を抜き差しできるようにして 差し
入れられたピン頭部１２を 磁力面３と対向部４によっ
て表裏両面から保衛し 磁石１の磁力と掛け爪２との相
互作用により落下を防ぎ金属製画鋲状のピン１０に確実
に装着組み合わせられるように構成したことである、ま
た ピン針部１１を挿入させる切れ目９を磁石１に設け
て 磁力面３がピン腹面１４に接着できるようにすれば
金属製画鋲状のピン１０が壁面６に貼付された状態で
も あるいは 貼付されていない状態であっても着脱自
在に組み合わせられる。
対向部４との位置関係の工夫とは ピン頭部１２の厚さ
に対応した隙間５を介して磁力面３又は磁力面３を延長
した面と対向部４とが対向するようにし 形成された隙
間５にピン頭部１２を抜き差しできるようにして 差し
入れられたピン頭部１２を 磁力面３と対向部４によっ
て表裏両面から保衛し 磁石１の磁力と掛け爪２との相
互作用により落下を防ぎ金属製画鋲状のピン１０に確実
に装着組み合わせられるように構成したことである、ま
た ピン針部１１を挿入させる切れ目９を磁石１に設け
て 磁力面３がピン腹面１４に接着できるようにすれば
金属製画鋲状のピン１０が壁面６に貼付された状態で
も あるいは 貼付されていない状態であっても着脱自
在に組み合わせられる。
【０００７】本発明は 壁面装飾品の製作に際し 壁面
装飾を目的として選定された装飾部材１５等に取り付け
たり、あるいは 自体に直接装飾構造を施したりする方
法で用いられて 壁面装飾品の壁面への装着を司る部分
となるものであり、本発明を活用した壁面装飾品は 壁
面６に貼付された金属製画鋲状のピン１０の ピン頭部
１２と壁面６との間に上方より対向部４を差し入れ 磁
力面３と対向部４間の隙間５にピン頭部１２を挟み込ん
だ状態にして 磁力面３をピン背面１３に吸着させる手
順で 壁面６に装着し使用される、また 不使用時には
切れ目９にピン針部１１を挿入しつつピン腹面１４を磁
力面３に吸着させて 金属製画鋲状のピン１０を組み合
せ携帯できる、いずれの組み合わせに於いても外部から
の衝撃など対しては 磁石１と掛け爪２及び磁力面３と
対向部４が適宜に作用して壁面装飾品と金属製画鋲状の
ピン１０との剥離、分散を防止する。
装飾を目的として選定された装飾部材１５等に取り付け
たり、あるいは 自体に直接装飾構造を施したりする方
法で用いられて 壁面装飾品の壁面への装着を司る部分
となるものであり、本発明を活用した壁面装飾品は 壁
面６に貼付された金属製画鋲状のピン１０の ピン頭部
１２と壁面６との間に上方より対向部４を差し入れ 磁
力面３と対向部４間の隙間５にピン頭部１２を挟み込ん
だ状態にして 磁力面３をピン背面１３に吸着させる手
順で 壁面６に装着し使用される、また 不使用時には
切れ目９にピン針部１１を挿入しつつピン腹面１４を磁
力面３に吸着させて 金属製画鋲状のピン１０を組み合
せ携帯できる、いずれの組み合わせに於いても外部から
の衝撃など対しては 磁石１と掛け爪２及び磁力面３と
対向部４が適宜に作用して壁面装飾品と金属製画鋲状の
ピン１０との剥離、分散を防止する。
【０００８】なお 掛り所８とは、糊代、縫い付け穴、
括り付け突起、嵌め込み溝、安全ピン、等であり 壁面
装飾品の製作に際し 本発明 壁面装着具を装飾部材１
５等に糊付け、縫い付け等して取り付ける手掛かりとな
る部分である。
括り付け突起、嵌め込み溝、安全ピン、等であり 壁面
装飾品の製作に際し 本発明 壁面装着具を装飾部材１
５等に糊付け、縫い付け等して取り付ける手掛かりとな
る部分である。
【０００９】
【実施例】図によって説明すると、図１、図２は 請求
項１実施例の斜視図及び断面図であり、図３は 本発明
が装着場所と特定した金属画鋲状のピン１０である、図
１の如く 基板７の適当な場所に 磁力面３を臨出させ
て長方形の磁石１を取り付け、磁力面３に対し対向部４
が 薄い円板状のピン頭部１２を挿入し得る形状の隙間
５を介して対向するよう 磁力面３上へ鉤状に曲げた形
状の掛け爪２を磁石１の一端に設置し、更に 磁石１の
他の一端より磁力面３中央に向けて ピン針部１１の軸
太さ、軸長さに対応させた ピン針部１１を被覆しピン
針部１１の鞘として機能する切れ目９を磁石１設けて実
施する、なお 基板７の四隅に開けた円形の貫通孔は
図８に示すように 本発明を装飾部材１５に縫い付ける
際に糸１６を通す縫い付け穴であり掛り所８である、ま
た 磁石１の形はピン頭部１２に合わせた円盤型等でも
よく、掛け爪２は図４に示すような 磁力面３を横断す
る棒状の対向部４をもった形状のもの等でも代替でき
る。
項１実施例の斜視図及び断面図であり、図３は 本発明
が装着場所と特定した金属画鋲状のピン１０である、図
１の如く 基板７の適当な場所に 磁力面３を臨出させ
て長方形の磁石１を取り付け、磁力面３に対し対向部４
が 薄い円板状のピン頭部１２を挿入し得る形状の隙間
５を介して対向するよう 磁力面３上へ鉤状に曲げた形
状の掛け爪２を磁石１の一端に設置し、更に 磁石１の
他の一端より磁力面３中央に向けて ピン針部１１の軸
太さ、軸長さに対応させた ピン針部１１を被覆しピン
針部１１の鞘として機能する切れ目９を磁石１設けて実
施する、なお 基板７の四隅に開けた円形の貫通孔は
図８に示すように 本発明を装飾部材１５に縫い付ける
際に糸１６を通す縫い付け穴であり掛り所８である、ま
た 磁石１の形はピン頭部１２に合わせた円盤型等でも
よく、掛け爪２は図４に示すような 磁力面３を横断す
る棒状の対向部４をもった形状のもの等でも代替でき
る。
【００１０】図５、図６は請求項２の実施例であり、図
５はピン背面１３を 図６はピン腹面１４をそれぞれ磁
力面３に接着して 本発明と金属画鋲状のピン１０とを
着脱自在に組み合わせたものである、図７は壁面６に貼
付した状態のピン１０に 本発明を装着組み合わせたも
ので 図５の組み合わせと同様ピン背面１３を磁力面１
３に接着して組み合せている、また 図８は請求項３実
施例であり 本発明に布製の装飾部材１５を係り所８で
ある縫い付け穴を手掛かりに糸１６で縫い付けることに
より 装飾構造を付加したものであり 他に装飾部材１
５を糊付け、括り付けしたり あるいは直接基板７を成
形、彩色等して装飾構造を付加する方法もある。
５はピン背面１３を 図６はピン腹面１４をそれぞれ磁
力面３に接着して 本発明と金属画鋲状のピン１０とを
着脱自在に組み合わせたものである、図７は壁面６に貼
付した状態のピン１０に 本発明を装着組み合わせたも
ので 図５の組み合わせと同様ピン背面１３を磁力面１
３に接着して組み合せている、また 図８は請求項３実
施例であり 本発明に布製の装飾部材１５を係り所８で
ある縫い付け穴を手掛かりに糸１６で縫い付けることに
より 装飾構造を付加したものであり 他に装飾部材１
５を糊付け、括り付けしたり あるいは直接基板７を成
形、彩色等して装飾構造を付加する方法もある。
【００１１】
【発明の効果】装着場所として 壁面に貼付された金属
製画鋲状のピンを特定し、磁石１と掛け爪２とを併用し
て その装着場所に対する安定的で確実な装着効果を
得、且つ壁面への装着以前から 金属製画鋲状のピン１
０を組み合わせて携帯 装着場所の確保を万全なものに
した事等により 本発明を採用した壁面装飾品は壁面へ
の装着作業が容易になり その装着状態は堅牢確実にな
る、また 装飾部材１５の重心に対する配慮が軽減され
て 採用した装飾部材１５の特性を活かした 自由な装
着姿勢が実現され 従来品に比べ装飾効果は向上する、
一方 市販されている一般的な金属画鋲で代替可能な金
属製画鋲状のピン１０には本来 色紙、ポスター等を貼
付する実用的な用途があり その本来の用途に 本発明
との組み合せによって良質な装飾性が付加されれば 色
紙、ポスターの表示効果もアップする、更に 掛り所８
を設けた効果により壁面装飾品の製作が簡便化し 多様
な装飾部材１５を壁面装飾品として登用する可能性を開
いた、また 不使用時の金属製画鋲状のピン１０は ピ
ン針部１１を被覆されて確実にホールドされ幼児等の安
全面に効果的である。
製画鋲状のピンを特定し、磁石１と掛け爪２とを併用し
て その装着場所に対する安定的で確実な装着効果を
得、且つ壁面への装着以前から 金属製画鋲状のピン１
０を組み合わせて携帯 装着場所の確保を万全なものに
した事等により 本発明を採用した壁面装飾品は壁面へ
の装着作業が容易になり その装着状態は堅牢確実にな
る、また 装飾部材１５の重心に対する配慮が軽減され
て 採用した装飾部材１５の特性を活かした 自由な装
着姿勢が実現され 従来品に比べ装飾効果は向上する、
一方 市販されている一般的な金属画鋲で代替可能な金
属製画鋲状のピン１０には本来 色紙、ポスター等を貼
付する実用的な用途があり その本来の用途に 本発明
との組み合せによって良質な装飾性が付加されれば 色
紙、ポスターの表示効果もアップする、更に 掛り所８
を設けた効果により壁面装飾品の製作が簡便化し 多様
な装飾部材１５を壁面装飾品として登用する可能性を開
いた、また 不使用時の金属製画鋲状のピン１０は ピ
ン針部１１を被覆されて確実にホールドされ幼児等の安
全面に効果的である。
【００１２】
【図１】本発明 請求項１実施例の斜視図である。
【図２】図１のＡ，Ａ線の断面図である。
【図３】金属製画鋲状のピン１０の斜視図である。
【図４】本発明 請求項１の別途実施例の斜視図であ
る。
る。
【図５】本発明 請求項２実施例の斜視図である。
【図６】本発明 請求項２別途実施例の斜視図である。
【図７】本発明 壁面６への装着状態を示す側面図であ
る。
る。
【図８】本発明 請求項３実施例の斜視図である。
【００１３】
１磁石 ２掛け爪 ３磁力面 ４対向部 ５隙間 ６壁
面 ７基板 ８掛り所 ９切れ目 １０金属性画鋲のピン １１ピン針部 １２
ピン頭部 １３ピン背面 １４ピン腹面 １５装飾部材 １６糸
面 ７基板 ８掛り所 ９切れ目 １０金属性画鋲のピン １１ピン針部 １２
ピン頭部 １３ピン背面 １４ピン腹面 １５装飾部材 １６糸
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A47G 29/00
A47G 1/16
B43M 15/00
Claims (3)
- 【請求項１】 磁石（１）と掛け爪（２）とを併設し、
掛け爪（２）の一部である対向部（４）と磁石（１）
の磁力面（３）とを ピン頭部（１２）の厚さに対応し
た隙間（５）を介し対向させた構成を特徴とする、壁面
装着具。 - 【請求項２】 金属画鋲状のピン（１０）を着脱自在に
組み合せた、請求項１記載の壁面装着具。 - 【請求項３】 装飾構造又は係り所（８）を付加した、
請求項１記載の壁面装着具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24217397A JP3483742B2 (ja) | 1996-09-26 | 1997-08-22 | 壁面装着具 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-291027 | 1996-09-26 | ||
| JP29102796 | 1996-09-26 | ||
| JP24217397A JP3483742B2 (ja) | 1996-09-26 | 1997-08-22 | 壁面装着具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10151061A JPH10151061A (ja) | 1998-06-09 |
| JP3483742B2 true JP3483742B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=26535648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24217397A Expired - Fee Related JP3483742B2 (ja) | 1996-09-26 | 1997-08-22 | 壁面装着具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3483742B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6182415B2 (ja) * | 2012-10-04 | 2017-08-16 | 二三男 須藤 | 針部材を用いた壁装着具 |
| JP6390996B2 (ja) * | 2014-04-15 | 2018-09-19 | マルオカ工業株式会社 | 物品掲示具 |
-
1997
- 1997-08-22 JP JP24217397A patent/JP3483742B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10151061A (ja) | 1998-06-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |