JPH0643813A - Led数字表示器及びその製造方法 - Google Patents
Led数字表示器及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0643813A JPH0643813A JP4216637A JP21663792A JPH0643813A JP H0643813 A JPH0643813 A JP H0643813A JP 4216637 A JP4216637 A JP 4216637A JP 21663792 A JP21663792 A JP 21663792A JP H0643813 A JPH0643813 A JP H0643813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- led
- conductive pattern
- lamp house
- Prior art date
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- Pending
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- Led Device Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型に構成され得ると共に、歩留まりが向上
し、作業性が良く、組立工程の途中で不良の検知も可能
である、LED数字表示器を提供する。 【構成】 上面の複数の発光領域にて、第一の導電パタ
ーン及び各第一の導電パターンに隣接して配設された第
二の導電パターンを有しており、且つ各導電パターンに
接続されるように下面に植設されたピン端子12を備え
たプリント基板11と、プリント基板の上面及び少なく
とも下面のピン端子の領域を包囲し且つ各発光領域を上
方に露出せしめる発光取出孔13aを有するように不透
明材料によりインサート成形されたランプハウス13
と、各発光取出孔内で、第一の導電パターン上に実装さ
れ、関連する第二の導電パターンとの間を接続されたL
EDチップ14と、画成する透光部15aを備えたマス
クフィルム15とから、LED数字表示器10を構成す
る。
し、作業性が良く、組立工程の途中で不良の検知も可能
である、LED数字表示器を提供する。 【構成】 上面の複数の発光領域にて、第一の導電パタ
ーン及び各第一の導電パターンに隣接して配設された第
二の導電パターンを有しており、且つ各導電パターンに
接続されるように下面に植設されたピン端子12を備え
たプリント基板11と、プリント基板の上面及び少なく
とも下面のピン端子の領域を包囲し且つ各発光領域を上
方に露出せしめる発光取出孔13aを有するように不透
明材料によりインサート成形されたランプハウス13
と、各発光取出孔内で、第一の導電パターン上に実装さ
れ、関連する第二の導電パターンとの間を接続されたL
EDチップ14と、画成する透光部15aを備えたマス
クフィルム15とから、LED数字表示器10を構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば所謂7セグメ
ント式等のLED数字表示器の構造に関するものであ
る。
ント式等のLED数字表示器の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなLED数字表示器は、
図5乃至図7に示すように構成されている。即ち、LE
D数字表示器1は7セグメント式LED数字表示器であ
って、図7に示したように、リードフレーム2の上面
に、複数個のLEDチップを載置すべき第一の導電パタ
ーン3と、各第一の導電パターン3に隣接して配設され
た第二の導電パターン4と、各導電パターンと外部回路
との電気的接続を達成するために側面に回り込んだリー
ド部5とを抜き型で形成し、上記第一の導電パターン3
にLEDチップ6を載置してダイボンディングにより固
定すると共に、各LED6の上面と、これに関連する第
二の導電パターン4との間をワイヤボンディングにより
電気的に接続する。
図5乃至図7に示すように構成されている。即ち、LE
D数字表示器1は7セグメント式LED数字表示器であ
って、図7に示したように、リードフレーム2の上面
に、複数個のLEDチップを載置すべき第一の導電パタ
ーン3と、各第一の導電パターン3に隣接して配設され
た第二の導電パターン4と、各導電パターンと外部回路
との電気的接続を達成するために側面に回り込んだリー
ド部5とを抜き型で形成し、上記第一の導電パターン3
にLEDチップ6を載置してダイボンディングにより固
定すると共に、各LED6の上面と、これに関連する第
二の導電パターン4との間をワイヤボンディングにより
電気的に接続する。
【0003】次いで、各LEDチップ6に対応する位置
に表面に向かって貫通する貫通孔7aを備えたランプハ
ウス7の裏面に開口した内部空間7b内に、上記リード
フレーム2を挿入して、更にこのランプハウス7の内部
空間7b内及び上記貫通孔7a内に裏側から光拡散部材
を分散させた透明樹脂8を流し込んで硬化させることに
より、構成されている。
に表面に向かって貫通する貫通孔7aを備えたランプハ
ウス7の裏面に開口した内部空間7b内に、上記リード
フレーム2を挿入して、更にこのランプハウス7の内部
空間7b内及び上記貫通孔7a内に裏側から光拡散部材
を分散させた透明樹脂8を流し込んで硬化させることに
より、構成されている。
【0004】また、品種によっては、図8及び図9に示
したように、リードフレーム2の代わりに、上面に第一
及び第二の導電パターン3及び4を形成すると共に、各
導電パターンと外部回路との電気的接続を達成するため
に裏面にピン端子25を植設して成るプリント基板22
を用いることもある。この第二の従来例は、リードフレ
ーム2がプリント基板22及びピン端子25に代わるだ
けであって、他の構成及び組み立て手順は上記第一の従
来例と変わってはいない。
したように、リードフレーム2の代わりに、上面に第一
及び第二の導電パターン3及び4を形成すると共に、各
導電パターンと外部回路との電気的接続を達成するため
に裏面にピン端子25を植設して成るプリント基板22
を用いることもある。この第二の従来例は、リードフレ
ーム2がプリント基板22及びピン端子25に代わるだ
けであって、他の構成及び組み立て手順は上記第一の従
来例と変わってはいない。
【0005】ここで、ランプハウス7の各貫通孔7a
は、図5に示したように、ランプハウス7の上面にてア
ラビア数字を表示し得るように、所謂7セグメント+小
数点のセグメントを画成しており、各貫通孔7aに対し
て、プリント基板2上にて第一の導電パターン3に載置
されたLEDチップ6が対向せしめられている。
は、図5に示したように、ランプハウス7の上面にてア
ラビア数字を表示し得るように、所謂7セグメント+小
数点のセグメントを画成しており、各貫通孔7aに対し
て、プリント基板2上にて第一の導電パターン3に載置
されたLEDチップ6が対向せしめられている。
【0006】このように構成されたLED数字表示器
は、各LEDチップ6が、図示しない駆動制御回路によ
って適宜に選択的に駆動せしめられることにより、通電
時に発光せしめられ、各LEDチップ6に対応するラン
プハウス7の各貫通孔7aが内側から照明されることに
なる。これによって所望のアラビア数字のパターン形状
が発光表示され得るようになっている。
は、各LEDチップ6が、図示しない駆動制御回路によ
って適宜に選択的に駆動せしめられることにより、通電
時に発光せしめられ、各LEDチップ6に対応するラン
プハウス7の各貫通孔7aが内側から照明されることに
なる。これによって所望のアラビア数字のパターン形状
が発光表示され得るようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたLED数字表示器1のうち第一の従来例
においては、リードフレーム2をランプハウス7内に挿
入する際に、該リードフレーム2上に載置されたLED
チップ6と第二の導電パターン4との間を接続するボン
ディングワイヤが外れたり、あるいは切れてしまうこと
がある。また、プリント基板22を用いた第二の従来例
では、該プリント基板22に植設されたピン端子25が
曲がったり、折れてしまうことがあり、歩留まりが低下
していた。このため、ピン端子25のプリント基板22
への取付強度を十分に確保するために、ピン端子25の
取付位置はプリント基板22の側縁から所定の間隔d
(図8及び図9参照)をおく必要があり、そのためプリ
ント基板22の大きさが比較的大きくなってしまってい
た。しかもこのプリント基板22がランプハウス7内に
挿入されることから、LED数字表示器1が全体として
大型化してしまうという問題があった。
うに構成されたLED数字表示器1のうち第一の従来例
においては、リードフレーム2をランプハウス7内に挿
入する際に、該リードフレーム2上に載置されたLED
チップ6と第二の導電パターン4との間を接続するボン
ディングワイヤが外れたり、あるいは切れてしまうこと
がある。また、プリント基板22を用いた第二の従来例
では、該プリント基板22に植設されたピン端子25が
曲がったり、折れてしまうことがあり、歩留まりが低下
していた。このため、ピン端子25のプリント基板22
への取付強度を十分に確保するために、ピン端子25の
取付位置はプリント基板22の側縁から所定の間隔d
(図8及び図9参照)をおく必要があり、そのためプリ
ント基板22の大きさが比較的大きくなってしまってい
た。しかもこのプリント基板22がランプハウス7内に
挿入されることから、LED数字表示器1が全体として
大型化してしまうという問題があった。
【0008】さらには、リード部5やピン端子25が裏
面から突出していることから、ランプハウス7内に透明
樹脂8を流し込む作業がやり難く、従って作業性が低下
してしまうという問題があった。また、特にリードフレ
ーム2を用いた第一の従来例では、第一及び第二の導電
パターン3及び4の位置関係を保持するために最初側面
のリード部5の先端部を全て繋げてある(図7参照)た
めに、ランプハウス7内に流し込んだ透明樹脂8が硬化
し、リード部5の先端の繋がった部分を切り離すまでは
LEDチップの点灯チェックができず、そのため組立工
程の途中で不良が発生していたとしても、工程の最後ま
で行かなければその不良を検知することができないとい
う問題もあった。
面から突出していることから、ランプハウス7内に透明
樹脂8を流し込む作業がやり難く、従って作業性が低下
してしまうという問題があった。また、特にリードフレ
ーム2を用いた第一の従来例では、第一及び第二の導電
パターン3及び4の位置関係を保持するために最初側面
のリード部5の先端部を全て繋げてある(図7参照)た
めに、ランプハウス7内に流し込んだ透明樹脂8が硬化
し、リード部5の先端の繋がった部分を切り離すまでは
LEDチップの点灯チェックができず、そのため組立工
程の途中で不良が発生していたとしても、工程の最後ま
で行かなければその不良を検知することができないとい
う問題もあった。
【0009】この本発明は、以上の点に鑑み、小型に構
成され得ると共に、歩留まりが向上し、作業性が良く、
組立工程の途中で不良の検知も可能であるLED数字表
示器及びその製造方法を提供することを目的としてい
る。
成され得ると共に、歩留まりが向上し、作業性が良く、
組立工程の途中で不良の検知も可能であるLED数字表
示器及びその製造方法を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明によるLED数字表示器は、上面の複数の
発光領域にて、それぞれLEDチップ取付用の第一の導
電パターン及び各第一の導電パターンに隣接して配設さ
れた接続用の第二の導電パターンを有しており且つ各導
電パターンに接続されるように下面に植設されたピン端
子を備えたプリント基板と、該プリント基板の上面及び
少なくとも下面のピン端子の一部の領域を包囲し且つ各
発光領域を上方に露出せしめる発光取出孔を有するよう
に不透明材料にてインサート成形されたランプハウス
と、各取出孔内で第一の導電パターン上にダイボンディ
ングにより固定され、関連する第二の導電パターンとの
間をワイヤボンディングにより接続されたLEDチップ
と、上記ランプハウスの上面に貼着された光拡散部を備
えたマスクフィルムとから構成されていることを特徴と
している。
め、この発明によるLED数字表示器は、上面の複数の
発光領域にて、それぞれLEDチップ取付用の第一の導
電パターン及び各第一の導電パターンに隣接して配設さ
れた接続用の第二の導電パターンを有しており且つ各導
電パターンに接続されるように下面に植設されたピン端
子を備えたプリント基板と、該プリント基板の上面及び
少なくとも下面のピン端子の一部の領域を包囲し且つ各
発光領域を上方に露出せしめる発光取出孔を有するよう
に不透明材料にてインサート成形されたランプハウス
と、各取出孔内で第一の導電パターン上にダイボンディ
ングにより固定され、関連する第二の導電パターンとの
間をワイヤボンディングにより接続されたLEDチップ
と、上記ランプハウスの上面に貼着された光拡散部を備
えたマスクフィルムとから構成されていることを特徴と
している。
【0011】この発明によるLED数字表示器の製造方
法は、好ましくは、複数のプリント基板部が連結部を介
して列状に連結された形状に形成された一枚の長尺基板
の、各プリント基板部に対してランプハウスをインサー
ト成形し、その後各ランプハウスの発光取出孔内でLE
Dチップをダイボンディングし且つワイヤボンディング
した後に上記連結部を切断することにより、個々のLE
D数字表示器を作製するようにしている。
法は、好ましくは、複数のプリント基板部が連結部を介
して列状に連結された形状に形成された一枚の長尺基板
の、各プリント基板部に対してランプハウスをインサー
ト成形し、その後各ランプハウスの発光取出孔内でLE
Dチップをダイボンディングし且つワイヤボンディング
した後に上記連結部を切断することにより、個々のLE
D数字表示器を作製するようにしている。
【0012】
【作用】上記構成によれば、プリント基板の裏面から突
出するピン端子の根元付近がランプハウスを構成する樹
脂によって覆われていることから、該ピン端子が補強さ
れ得ることとなるため、ピン端子はプリント基板の側縁
に近接して取り付られることになり、その結果プリント
基板全体が小さく成形され得るので、全体が小型化され
ることができる。また、ランプハウスが形成された後L
EDチップのダイボンディング及びワイヤボンディング
が行われるので、組立の際にボンディングワイヤが外れ
たり、切れてしまうことがなくなり、歩留りが向上す
る。また、透明樹脂の流し込み作業が不要になるので、
作業性が向上する。さらに、各ピン端子は初めから別々
なので、組立工程の途中で不良の検知も可能である。ま
た、複数のプリント基板部が連結部を介して列状に連結
された形状に形成された一枚の長尺基板の、各プリント
基板部に対してランプハウスをインサート成形し、その
後各ランプハウスの発光取出孔内でLEDチップをダイ
ボンディングし且つワイヤボンディングした後に上記連
結部を切断することにより、個々のLED数字表示器を
作製する場合には、同時に複数のLED数字表示器が製
造されるので、生産性が大幅に向上する。
出するピン端子の根元付近がランプハウスを構成する樹
脂によって覆われていることから、該ピン端子が補強さ
れ得ることとなるため、ピン端子はプリント基板の側縁
に近接して取り付られることになり、その結果プリント
基板全体が小さく成形され得るので、全体が小型化され
ることができる。また、ランプハウスが形成された後L
EDチップのダイボンディング及びワイヤボンディング
が行われるので、組立の際にボンディングワイヤが外れ
たり、切れてしまうことがなくなり、歩留りが向上す
る。また、透明樹脂の流し込み作業が不要になるので、
作業性が向上する。さらに、各ピン端子は初めから別々
なので、組立工程の途中で不良の検知も可能である。ま
た、複数のプリント基板部が連結部を介して列状に連結
された形状に形成された一枚の長尺基板の、各プリント
基板部に対してランプハウスをインサート成形し、その
後各ランプハウスの発光取出孔内でLEDチップをダイ
ボンディングし且つワイヤボンディングした後に上記連
結部を切断することにより、個々のLED数字表示器を
作製する場合には、同時に複数のLED数字表示器が製
造されるので、生産性が大幅に向上する。
【0013】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、この
発明を詳細に説明する。図1及び図2は、この発明によ
るLED数字表示器を示しており、このLED数字表示
器10は、図5のLED数字表示器1と同様に、その上
面の複数の発光領域に、それぞれLEDチップ取付用の
第一の導電パターン及び各第一の導電パターンに隣接し
て配設された接続用の第二の導電パターンを有している
プリント基板11と、各導電パターンに接続されるよう
にプリント基板11の下面に植設されたピン端子12
と、プリント基板11の上面及び少なくとも下面のピン
端子12の一部の領域を包囲し且つ前記各発光領域を上
方に露出せしめる発光取出孔13aを有するように不透
明材料によりインサート成形されたランプハウス13
と、各発光取出孔13a内で、第一の導電パターン上に
ダイボンディングにより固定され、関連する第二の導電
パターンとの間をワイヤボンディングにより接続された
LEDチップ14と、該ランプハウス13の上面に貼着
された各発光領域を画成する光拡散部材を含む透光部1
5aを備えたマスクフィルム15と、から構成されてい
る。
発明を詳細に説明する。図1及び図2は、この発明によ
るLED数字表示器を示しており、このLED数字表示
器10は、図5のLED数字表示器1と同様に、その上
面の複数の発光領域に、それぞれLEDチップ取付用の
第一の導電パターン及び各第一の導電パターンに隣接し
て配設された接続用の第二の導電パターンを有している
プリント基板11と、各導電パターンに接続されるよう
にプリント基板11の下面に植設されたピン端子12
と、プリント基板11の上面及び少なくとも下面のピン
端子12の一部の領域を包囲し且つ前記各発光領域を上
方に露出せしめる発光取出孔13aを有するように不透
明材料によりインサート成形されたランプハウス13
と、各発光取出孔13a内で、第一の導電パターン上に
ダイボンディングにより固定され、関連する第二の導電
パターンとの間をワイヤボンディングにより接続された
LEDチップ14と、該ランプハウス13の上面に貼着
された各発光領域を画成する光拡散部材を含む透光部1
5aを備えたマスクフィルム15と、から構成されてい
る。
【0014】この本発明によるLED数字表示器10は
以上のように構成されており、組立の場合には、図3に
示したように、複数のプリント基板部11が連結部11
aを介して列状に連結された形状に形成された一枚の長
尺基板の、各プリント基板部11に対してピン端子12
を植設した後に、図2に示したように、ランプハウス1
3をインサート成形により一体的に成形する。
以上のように構成されており、組立の場合には、図3に
示したように、複数のプリント基板部11が連結部11
aを介して列状に連結された形状に形成された一枚の長
尺基板の、各プリント基板部11に対してピン端子12
を植設した後に、図2に示したように、ランプハウス1
3をインサート成形により一体的に成形する。
【0015】このようにランプハウス13が一体成形さ
れたプリント基板11に対して、図4に示したように、
各ランプハウス13の各発光取出孔13aを介して、プ
リント基板11の表面に露出している各発光領域の第一
の導電パターンにLEDチップ14を載置してダイボン
ディングにより固定すると共に、各LEDチップ14の
上面と、これに関連して同じ発光取出孔13a内で露出
している第二の導電パターンとの間をボンディングワイ
ヤによって電気的に接続する。そして、その後にランプ
ハウス13の上面に、マスクフィルム15を貼着する。
続いて、上記連結部11aを切断することによりLED
数字表示器10が完成する。
れたプリント基板11に対して、図4に示したように、
各ランプハウス13の各発光取出孔13aを介して、プ
リント基板11の表面に露出している各発光領域の第一
の導電パターンにLEDチップ14を載置してダイボン
ディングにより固定すると共に、各LEDチップ14の
上面と、これに関連して同じ発光取出孔13a内で露出
している第二の導電パターンとの間をボンディングワイ
ヤによって電気的に接続する。そして、その後にランプ
ハウス13の上面に、マスクフィルム15を貼着する。
続いて、上記連結部11aを切断することによりLED
数字表示器10が完成する。
【0016】このようにして完成したLED数字表示器
10は、各LEDチップ14が、図示しない駆動制御回
路によって適宜に選択的に駆動せしめられることにより
通電時に発光せしめらる。その際、各LEDチップ14
に対応するランプハウス13の各発光取出孔13aが内
側から照明され、各発光取出孔13aに整合したマスク
フィルム15の透光部15aを介して外部へ出射するこ
とになり、これによって所望のアラビア数字のパターン
形状が発光表示され得るようになっている。
10は、各LEDチップ14が、図示しない駆動制御回
路によって適宜に選択的に駆動せしめられることにより
通電時に発光せしめらる。その際、各LEDチップ14
に対応するランプハウス13の各発光取出孔13aが内
側から照明され、各発光取出孔13aに整合したマスク
フィルム15の透光部15aを介して外部へ出射するこ
とになり、これによって所望のアラビア数字のパターン
形状が発光表示され得るようになっている。
【0017】この場合、ピン端子12は、ランプハウス
13を構成する樹脂によって根元付近が補強されている
ことから、プリント基板11の側縁に対して、図3に示
すように、間隔Dまで接近して配設され得ることにな
り、プリント基板11全体が小型に形成され得ることに
なる。更に、ランプウス13をインサート成形により一
体的に成形しているため、隣接する光源の光が漏れるこ
とがなく、明瞭な表示を行うことができる。
13を構成する樹脂によって根元付近が補強されている
ことから、プリント基板11の側縁に対して、図3に示
すように、間隔Dまで接近して配設され得ることにな
り、プリント基板11全体が小型に形成され得ることに
なる。更に、ランプウス13をインサート成形により一
体的に成形しているため、隣接する光源の光が漏れるこ
とがなく、明瞭な表示を行うことができる。
【0018】また、各LEDチップ14及びボンディン
グワイヤは、ランプハウス13を成形後に、該ランプハ
ウス13の発光取出孔13a内でプリント基板11上の
所定位置に実装されることから、ボンディングワイヤが
組立時に外れたり、切れてしまうようなことはない。従
って、歩留りが向上する。また、透明樹脂の流し込み作
業が不要になるので、作業性が向上する。さらに各ピン
端子12は初めから別々なので、組立工程の途中で不良
の検知も可能である。
グワイヤは、ランプハウス13を成形後に、該ランプハ
ウス13の発光取出孔13a内でプリント基板11上の
所定位置に実装されることから、ボンディングワイヤが
組立時に外れたり、切れてしまうようなことはない。従
って、歩留りが向上する。また、透明樹脂の流し込み作
業が不要になるので、作業性が向上する。さらに各ピン
端子12は初めから別々なので、組立工程の途中で不良
の検知も可能である。
【0019】また、複数のプリント基板部11が連結部
11aを介して列状に連結された形状に形成された一枚
の長尺基板の、各プリント基板部11に対してランプハ
ウス13をインサート成形し、その後各ランプハウス1
3の発光取出孔13a内でLEDチップ14をダイボン
ディングし且つワイヤボンディングし、マスクフィルム
15を貼着した後に上記連結部11aを切断することに
より、個々のLED数字表示器10を作製すると、同時
に複数のLED数字表示器が製造されるので、生産性が
大幅に向上する。
11aを介して列状に連結された形状に形成された一枚
の長尺基板の、各プリント基板部11に対してランプハ
ウス13をインサート成形し、その後各ランプハウス1
3の発光取出孔13a内でLEDチップ14をダイボン
ディングし且つワイヤボンディングし、マスクフィルム
15を貼着した後に上記連結部11aを切断することに
より、個々のLED数字表示器10を作製すると、同時
に複数のLED数字表示器が製造されるので、生産性が
大幅に向上する。
【0020】尚、この発明は、LEDチップを用いた表
示用モジュール一般にも適用できることは言うまでもな
い。
示用モジュール一般にも適用できることは言うまでもな
い。
【0021】
【発明の効果】かくしてこの発明によれば、小型に構成
し得ると共に、歩留まりを向上させ、作業性が良く、組
立工程の途中で不良の検知も可能である優れたLED数
字表示器が提供される。
し得ると共に、歩留まりを向上させ、作業性が良く、組
立工程の途中で不良の検知も可能である優れたLED数
字表示器が提供される。
【図1】この発明によるLED数字表示器の一実施例を
示す概略平面図である。
示す概略平面図である。
【図2】図1のLED数字表示器の縦断面図である。
【図3】図1のLED数字表示器におけるプリント基板
の底面図である。
の底面図である。
【図4】図1のLED数字表示器の組立途中の平面図で
ある。
ある。
【図5】従来のLED数字表示器の一例を示す概略平面
図である。
図である。
【図6】図5のLED数字表示器の縦断面図である。
【図7】図5のLED数字表示器におけるリードフレー
ムの斜視図である。
ムの斜視図である。
【図8】従来のLED数字表示器の他の例におけるプリ
ント基板の平面図である。
ント基板の平面図である。
【図9】図8のLED数字表示器におけるプリント基板
の底面図である。
の底面図である。
10 LED数字表示器 11 プリント基板 12 ピン端子 13 ランプハウス 13a 発光取出孔 14 LEDチップ 15 マスクフィルム 15a 透光部
Claims (2)
- 【請求項1】 上面の複数の発光領域にて、それぞれL
EDチップ取付用の第一の導電パターン及び各第一の導
電パターンに隣接して配設された接続用の第二の導電パ
ターンを有しており且つ各導電パターンに接続されるよ
うに下面に植設されたピン端子を備えたプリント基板
と、 該プリント基板の上面及び少なくとも下面のピン端子の
一部の領域を包囲し且つ各発光領域を上方に露出せしめ
る発光取出孔を有するように不透明材料によりインサー
ト成形されたランプハウスと、 各取出孔内で第一の導電パターン上にダイボンディング
により固定され、関連する第二の導電パターンとの間を
ワイヤボンディングにより接続されたLEDチップと、 上記ランプハウスの上面に貼着された光拡散部を備えた
マスクフィルムと、から構成されていることを特徴とす
る、LED数字表示器。 - 【請求項2】 複数のプリント基板部が連結部を介して
列状に連結された形状に形成された一枚の長尺基板の、
各プリント基板部に対してランプハウスをインサート成
形し、その後各ランプハウスの発光取出孔内でLEDチ
ップをダイボンディングし且つワイヤボンディングした
後に、上記連結部を切断することにより、個々のLED
数字表示器を作製するようにしたことを特徴とする、請
求項1に記載のLED数字表示器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4216637A JPH0643813A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | Led数字表示器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4216637A JPH0643813A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | Led数字表示器及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0643813A true JPH0643813A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16691564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4216637A Pending JPH0643813A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | Led数字表示器及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643813A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6108510A (en) * | 1997-06-20 | 2000-08-22 | Minolta Co., Ltd. | Tandem-type image forming apparatus having full-color print mode and single-color print mode |
CN102568363A (zh) * | 2012-03-20 | 2012-07-11 | 东莞市玄天电子有限公司 | 数字显示装置及其用途 |
ITUD20130098A1 (it) * | 2013-07-19 | 2015-01-20 | Eliwell Controls S R L Con Unico S Ocio | Procedimento per la realizzazione di uno strumento elettronico di misura, condizionamento e regolazione, e strumento elettronico cosi' realizzato |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP4216637A patent/JPH0643813A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6385427B1 (en) * | 1997-06-20 | 2002-05-07 | Minolta Co., Ltd. | Tandem-type image forming apparatus having full-color print mode and single-color print mode |
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WO2015008177A1 (en) * | 2013-07-19 | 2015-01-22 | Eliwell Controls S.R.L. Con Unico Socio | Method to produce an electronic measuring, conditioning and regulating instrument, and electronic instrument thus produced |
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