JPH0643729Y2 - 管路内部診断装置 - Google Patents

管路内部診断装置

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JPH0643729Y2
JPH0643729Y2 JP11828388U JP11828388U JPH0643729Y2 JP H0643729 Y2 JPH0643729 Y2 JP H0643729Y2 JP 11828388 U JP11828388 U JP 11828388U JP 11828388 U JP11828388 U JP 11828388U JP H0643729 Y2 JPH0643729 Y2 JP H0643729Y2
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JP
Japan
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joint
fiberscope
hose
valve
water
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JP11828388U
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JPH0239148U (ja
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正一 川波
徹朗 松野
恵一郎 矢部
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、機械および配管等の非破壊検査の技術分野で
利用され、特に、通水中における管路の内部診断装置に
関するものである。
(従来の技術) 工場および建築物等における給排水等の管路は、常に良
好な状態を維持するために綿密な保守管理が行われてお
り、外部から観察できない管路の内部は、一旦排水して
管壁等の劣化の有無をファイバースコープで診断してい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし、管路内部の診断を行う毎に排水することは、こ
の管路に接続されている各設備の機能を停止して生産性
が低下するばかりでなく、管路内部の流体が高価であれ
ば看過できない大きな冗費となる。
そこで、このような不具合を解決しようとして通水中で
も管理内部を診断するためには、解決すべき問題点が残
されている。
本考案はかかる従来の上記課題に鑑み、管路内の水等を
排出することなく管路内部をファイバースコープで観察
できるようにして速やかな損傷診断を可能とする管路内
部診断装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案に係る管路内部診断装
置は、管路の内腔に接続した開閉弁と、この開閉弁に着
脱可能に連結される継手と、この継手を経て前記内腔に
進退可能に挿入されるファイバースコープとを具備して
なり、前記ファイバースコープは、ホース部の表面に弾
性および滑性の樹脂材料によるホース被覆体が形成さ
れ、前記継手は、両端に開口した挿通孔の中間部を囲繞
する位置に、前記ホース被覆体の硬度よりも高い硬度を
有する環状の止水部材が介在され、該止水部材により前
記ファイバースコープのホース部が水密状態で摺動可能
に支持されているものである。
(作用) 継手の挿通孔に挿通したファイバースコープは、継手を
開閉弁に連結して開閉弁が解放されると、ファイバース
コープのホース被覆体が継手に内装した止水部材との硬
度差により良好な水密状態を保って摺動可能に支持さ
れ、管路の内腔で観察、診断のための進退動作が行われ
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図に示す管路内部診断装置1は、管路
2の内腔2aにフランジ付短管3を介して接続したボール
バルブ等の開閉弁4と、この開閉弁4に着脱可能に連結
される継手5と、この継手5を経て前記管路2の内腔2a
に進退可能に挿入されるファイバースコープ6とを具備
してなるものである。
前記開閉弁4は、その両側に形成した本体ねじ部4a(第
1図および第2図では片側のみを図示している。)に、
前記フランジ付短菅3の袋ナット3aと、継手用ソケット
7の袋ナット7aとが着脱可能に螺合されることにより球
形の弁子8、該弁子8を密接させる弁座9および弁座保
持環10が一体に結合されている。図中の符号11は操作ハ
ンドルを、また12,13は環状のシール部材をそれぞれ示
している。
前記ファイバースコープ6は、第5図および第6図に示
すように、ホース部6aの表面に弾性および滑性を有する
樹脂材料によるホース被覆体14が形成されている。該ホ
ース被覆体14は、例えばポリエチレンおよびテフロン等
を適用して外周面が平滑に成形された筒状のもので、ホ
ース部6aに外嵌されるとともに、その先端部がレンズ部
6b外周の接着部6cで固定されており、これによってホー
ス部6aはホース被覆体14と遊離して可撓性が損なわれる
ことはない。
前記継手5は、第3図に示すように、前記継手用ソケッ
ト7に螺合する小径ねじ部15aと、ナット部15bおよび大
径ねじ部15cが一体に形成された本体15と、前記大径ね
じ部15cの内孔に嵌挿される環状の押え金物16と、前記
大径ねじ部15cに着脱可能に螺合して押え金物16を本体1
5側に押圧するための袋ナット17とからなり、両端に開
口した挿通孔18の中間部を囲繞する位置、すなわち、前
記大径ねじ部15cの内孔と押え金物16とに挟まれる空所
に、前記ホース被覆体14の硬度よりも高い硬度を有する
環状の止水部材19が介在され、該止水部材19により前記
ファイバースコープ6のホース部6aが水密状態で摺動可
能に支持されている。
第4図に示す継手25は、他の実施例を示すもので、小径
ねじ部26aおよびナット部26bと一体に形成される本体26
の大径ねじ部26cの内孔が、奥部に向かって狭くなる円
錐面に形成され、断面直角三角形状に形成した環状の止
水部材27は、押え金物28の押圧力によりホース被覆体14
を広い面積で支持するように構成されている。
なお、開閉弁4は本例に代えてゲートバルブのように、
弁子の解放時に弁本体の通水路が直線状に連通する構造
のものを適用してもよい。
次に、本考案の管路内部診断装置1の使用方法について
説明する。なお、使用に先立ち、開放弁4は、配管の新
設時や分解時に検査に適した位置を選択して、検査位置
が複数であればそのすべてにフランジ付短管3とともに
取り付けておく。
管路2の内部診断を行うときは、まず、適当位置の開放
弁4に継手用ソケット7を連結する一方、第1図に示す
ように、継手5の挿通孔18にファイバースコープ6を挿
通して、その先端部のレンズ部6bが小径ねじ部15aから
若干突出させた状態で袋ナット17を締め付けて止水部材
19によるホース部6aの支持強さを調整する。
そして、継手5の小径ねじ部15aを継手用ソケット7に
連結したのち、操作ハンドル11を回動して開放弁4の弁
子8の透孔8aを、管路2の内腔2aと継手5の挿通孔18と
に連通させる(第2図参照)。
ファイバースコープ6は、第7図および第8図に示すよ
うに、管路2の内腔2aでレンズ部6bを任意の位置に移動
させると、管路2の屈曲形状に応じて自在に屈曲すると
ともに、ホース部6aが継手5に内装した止水部材19(2
7)によって良好な水密状態で摺動可能に支持されてい
るので、通水中であっても漏水を起こすことなく管路内
部の異常(管壁の腐食および損傷の程度や水中懸濁物の
許容度等)が診断される。
診断終了後は、ファイバースコープ6のレンズ部6bを継
手5の先端部近傍まで引き抜いて(第2図参照)、開閉
弁4を閉じたのち、継手5およびファイバースコープ6
を取り外す。
因みに、ファイバースコープ6のホース被覆体14と、覆
状の止水部材19(27)との硬度差は、例えば、管路内部
の水圧が5kgf/cm2であるとき、次表に示すものを適用す
ることによってファイバースコープ6が良好な止水性を
保って容易にしかも長尺の摺動動作をすることができる
という好ましい結果を得た。
(考案の効果) 本考案は上記の構成により、ファイバースコープのホー
ス被覆体と継手の止水部材とは、両者の硬度差によって
止水性および摺動性を保つように容易に製作することが
できるとともに、継手はコンパクトで着脱の作業性とフ
ァイバースコープの支持性とがきわめてよく、しかも通
水状態で管路内部を観察して的確な診断を実施すること
ができるので、管路の予防保全の作業性が著しく改善さ
れるばかりでなく、工場等における生産性や集合住宅等
における給排水機能の向上を図ることができるといった
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る管路内部診断装置の一実施例を示
し、第1図は連結前における管路内部診断装置の中央縦
断面図、第2図は連結後の同中央縦断面図、第3図は第
2図におけるIII部を拡大して示す図、第4図は他の実
施例における継手の中央縦断面図、第5図および第6図
はファイバースコープ先端部のホース被覆体の各実施例
を示す中央縦断面図、第7図および第8図はファイバー
スコープによる管路内部の診断状況を説明する図であ
る。 1…管路内部診断装置 2…管路 2a…内腔 4…開閉弁、5…継手 6…ファイバースコープ 6a…ホース部 14…ホース被覆体、18…挿通孔 19…止水部材、25…継手 27…止水部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管路の内腔に接続した開閉弁と、この開閉
    弁に着脱可能に連結される継手と、この継手を経て前記
    内腔に進退可能に挿入されるファイバースコープとを具
    備してなり、前記ファイバースコープは、ホース部の表
    面に弾性および滑性の樹脂材料によるホース被覆体が形
    成され、前記継手は、両端に開口した挿通孔の中間部を
    囲繞する位置に、前記ホース被覆体の硬度よりも高い硬
    度を有する環状の止水部材が介在され、該止水部材によ
    り前記ファイバースコープのホース部が水密状態で摺動
    可能に支持されていることを特徴とする管路内部診断装
    置。
JP11828388U 1988-09-08 1988-09-08 管路内部診断装置 Expired - Lifetime JPH0643729Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11828388U JPH0643729Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08 管路内部診断装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11828388U JPH0643729Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08 管路内部診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0239148U JPH0239148U (ja) 1990-03-15
JPH0643729Y2 true JPH0643729Y2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=31362503

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11828388U Expired - Lifetime JPH0643729Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08 管路内部診断装置

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JP5501686B2 (ja) * 2009-07-27 2014-05-28 オリンパス株式会社 内視鏡装置

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JPH0239148U (ja) 1990-03-15

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