JPH0643521U - 電磁流量計用キャリブレータ - Google Patents

電磁流量計用キャリブレータ

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JPH0643521U
JPH0643521U JP8474792U JP8474792U JPH0643521U JP H0643521 U JPH0643521 U JP H0643521U JP 8474792 U JP8474792 U JP 8474792U JP 8474792 U JP8474792 U JP 8474792U JP H0643521 U JPH0643521 U JP H0643521U
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JP
Japan
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calibrator
flow meter
signal
electromagnetic
electromagnetic flowmeter
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Application number
JP8474792U
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English (en)
Inventor
才明 三島
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁流量計のゲイン調整などの校正を自動的
に、かつ効率的に行う。 【構成】 電磁流量計1の信号入力端子1A〜1Cに疑似
流量信号SB を与えてゲイン調整,電流出力調整などの
校正を行うキャリブレータ2において、ディジタル通信
用インターフェイス(IF)回路4と,4〜20mAア
ナログ信号用A/D変換回路5とを入力ポートとして設
ける。そして、4〜20mA形式の2線式伝送線6を介
して電磁流量計1との通信を行うとともに、4〜20m
Aの出力値を測定するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電磁流量計用のキャリブレータに関し、特に電磁流量計においてゲイ ン調整,電流出力調整などに用いられるキャリブレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のキャリブレータは、一般に周知のように、電磁流量計(変換器) の信号入力端子に疑似流量信号を与えることにより、電磁流量計の高精度な調整 やチェックを行うものである。そして、ゲイン調整を行う際には、SFC(スマ ート・フィールド・コミュニケータ)のようなコミュニケータを用いて、電磁流 量計をキャリブレーションモードに設定し、調整するレンジを選択して、キャリ ブレータの出力値を手動によってそのレンジに合わせたうえ、SFCによりゲイ ン調整をスタートさせることによりその校正を行うようになっている。さらに、 他のレンジの調整を続ける場合には同様の操作を繰り返すことになる。 また、電流出力調整の場合には、電流計などを用いて4mA,20mAを人間 が確認しながら実行するものとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のキャリブレータでは、ゲイン調整を前述の操 作手順で行うと、どうしても人間の介在が必要であり、その間、その人間を拘束 することになり効率が悪い。また、4〜20mA出力の調整の際には、別の電流 計などの他の計器に組み付ける必要があり、時間と計器がかかるという課題があ った。
【0004】 本考案は以上の点に鑑み、このような課題を解決するためになされたものであ り、その目的は、電磁流量計のゲイン調整などの校正を自動的に、かつ効率的に 行うことができるキャリブレータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本考案は、電磁流量計の信号入力端子に疑似流量信 号を与えることによりそのゲイン調整,電流出力調整などの校正を行うキャリブ レータにおいて、電磁流量計と通信を行いかつ4〜20mAの出力値を測定する ために、4〜20mAのアナログ信号,ディジタル信号を受ける入力ポートを設 け、電磁流量計と双方向の通信を行いながら校正手順のシーケンスを実行して電 磁流量計の校正を自動的に行うようにしたものである。
【0006】
【作用】
したがって本考案においては、4〜20mAのアナログ信号,ディジタル信号 を受ける入力ポートを設けることにより、電磁流量計と双方向の通信を行いなが らゲイン調整などの校正手順のシーケンスを自動的に実行する。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の原理構成図である。同図において、1は通信機能を有する通常 の電磁流量計、2は本考案によるキャリブレータである。このキャリブレータ2 は、電磁流量計1内の信号出力端子1X,1Yから出力される励磁コイル(図示せ ず)を駆動する励磁信号Saを入力し、かつその励磁信号に同期して電磁流量計 1の信号入力端子1A〜1Cに所定の疑似流量信号Sbを与えてゲイン調整などの 校正を行うキャリブレータ本体3を備える。
【0008】 そしてこのキャリブレータ2には、ディジタル通信用インターフェイス(IF )回路4と,4〜20mAアナログ信号用A/D変換回路5とを入力ポートとし て設け、これにより4〜20mA形式の2線式伝送線6を介して電磁流量計1と の通信を行うとともに、4〜20mAの出力値を測定するものとなっている。
【0009】 図2は上記キャリブレータ2の基本的なブロック図であり、SFC11による 外部からの通信で、キャリブレーションの開始などを行う場合を示す。 ここで、キャリブレータ2は、図2に示すように、ゲイン調整などの校正手順 のシーケンスを管理するCPU(マイクロプロセッサ)7と,電磁流量計1から 出力される前記励磁信号Saが入力される励磁信号入力回路8と,CPU7より 得られる前記励磁信号Saに同期した同期信号Sc,ゲイン信号Sdに基づいて 電磁流量計1への疑似流量信号Sbを発生する疑似流量信号発生回路9と,流量 設定やスタートなどの各種入力情報をCPU7へ取り込むマンマシンインターフ ェイス(IF)10とからキャリブレータ本体3を構成する。
【0010】 そして、前記通信用インターフェイス回路4とA/D変換回路5を設け、SF C11を用いて、電磁流量計1と双方向の通信を行いながら4〜20mAの出力 値を測定して校正手順のシーケンスを自動的に実行するものとなっている。なお 、図2中12は外部の受信計器、13はループ用直流電源、14はそのループ用 負荷抵抗をそれぞれ示している。
【0011】 次に動作について図3のフローチャートを参照して説明する。 キャリブレータ2においてゲイン調整を行う場合は、図3(a) に示すように、 SFC11を用いて電磁流量計1つまり流量計を通信によりゲインキャリブレー ションモードに設定する(ステップ50)。このモード設定後、疑似流量信号の 出力(Sb)を第1レンジの出力にセットし(ステップ51)、第1レンジの校 正開始を流量計に指示したうえ、その第1レンジの校正を行う(ステップ52, 53)。以降同様にして他のレンジの校正を行うことにより(ステップ54)、 ゲイン調整が終了する。
【0012】 また、4〜20mA出力の調整を行う場合は、第3(b) に示すように、0%出 力モードに流量計を指定し(ステップ60)、4〜20mA入力をA/D変換回 路5を介してディジタル信号に変換する(ステップ61)。そしてこの測定値と 規準値との誤差を計算し(ステップ62)、その後、流量計の4mAの出力アッ プ(UP),ダウン(DOWN)の指示を順次行い(ステップ63)、100% 電流出力の校正を行うことにより(ステップ64)、出力電流の校正が終了する 。なお、他の校正項目についても同様に自動的に行なえる。
【0013】 このように本実施例によると、キャリブレータ2に通信用インターフェイス回 路4を設けて4〜20mAによるディジタル通信機能を付け加えることにより、 ゲイン調整などのシーケンスはすべてキャリブレータ2が管理し、自動的に実行 されるので、人間が介在する必要がなくなる。
【0014】 また、4〜20mAのアナログ信号の校正も、そのシーケンスはキャリブレー タ2が管理して、4〜20mAのアナログ値をA/D変換回路5でディジタル値 に変換して取り組んでいるため、電流計などの計器が不要となり、配線の変更も 不要である。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、電磁流量計と通信を行い4〜20mAの 出力値を測定するために、4〜20mAのアナログ信号,ディジタル信号を受け る入力ポートを設け、電磁流量計と双方向の通信を行いながら校正手順のシーケ ンスを実行することにより、電磁流量計の校正を自動的に行うことができる。ま た、4〜20mA出力調整用の電流計などの計器が不要となり、しかも配線の変 更も不要となる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の原理構成図である。
【図2】本実施例によるキャリブレータの基本的なブロ
ック図である。
【図3】本実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 電磁流量計 2 キャリブレータ 3 キャルブレータ本体 4 ディジタル通信用インターフェイス回路 5 4〜20mAアナログ信号用A/D変換回路 6 2線式伝送線 7 CPU 8 励磁信号入力回路 9 疑似流量信号発生回路 11 SFC(スマートフィールドコミュニケータ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁流量計の信号入力端子に疑似流量信
    号を与えることによりそのゲイン調整,電流出力調整な
    どの校正を行うキャリブレータにおいて、電磁流量計と
    通信を行いかつ4〜20mAの出力値を測定するため
    に、4〜20mAのアナログ信号,ディジタル信号を受
    ける入力ポートを設け、電磁流量計と双方向の通信を行
    いながら校正手順のシーケンスを実行して電磁流量計の
    校正を自動的に行うようにしたことを特徴とする電磁流
    量計用キャリブレータ。
JP8474792U 1992-11-16 1992-11-16 電磁流量計用キャリブレータ Pending JPH0643521U (ja)

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Cited By (5)

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