JPH05188096A - 電動機用半導体制御器の電流検出装置 - Google Patents

電動機用半導体制御器の電流検出装置

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JPH05188096A
JPH05188096A JP4150827A JP15082792A JPH05188096A JP H05188096 A JPH05188096 A JP H05188096A JP 4150827 A JP4150827 A JP 4150827A JP 15082792 A JP15082792 A JP 15082792A JP H05188096 A JPH05188096 A JP H05188096A
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current
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JP4150827A
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Peter J Unsworth
ジェイ.アンズワース ピーター
Li Chen
チェン リ
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Allen Bradley Co LLC
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P27/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
    • H02P27/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using supply voltage with constant frequency and variable amplitude

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3相交流電動機を流れる電流を測定すること
によって電動機の負荷の動作不良や電動機の過負荷を知
るために、電源線に変流器のような付加的な要素を必要
としない制御装置を提供する。 【構成】 誘導電動機(10)が、サイリスタスイッチ
(14)によって交流電流源(X,Y,Z)に接続され
ている。制御回路(22)がサイリスタスイッチをトリ
ガーして、交流電流の各サイクルで導通状態と非導通状
態を作る。非導通状態中に、回路(68,80)がサイ
リスタスイッチにかかる電圧を検出する。この測定電圧
と、制御される電動機(10)の既知の特性から、制御
回路(22)はサイリスタスイッチ(14)の導通状態
中に電動機を流れる電流の値を計算する。非導通状態の
長さに応じて2つの式のどちらかを用いる。この制御回
路(22)は、特定の電動機の電流値を校正する手段を
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は交流誘導電動機の電力
を制御するシステムに関し、さらに詳しくいえば、電動
機を流れる電流の実効値を測定する機構を含むシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】三相誘導電動機には、3本のY接続固定
子巻線を持つ型がある。従来のこの型の電動機の制御器
は、3本の交流電源線にそれぞれ固定子巻線を接続する
ための個々のサイリスタスイッチを備えている。各サイ
リスタスイッチは、トライアックか、1対の逆向きに接
続されたシリコン制御整流器(SCR)から構成され
る。この制御器内の回路は、各供給電圧の半サイクル毎
に、各サイリスタスイッチをトリガーする時間を決定す
る。
【0003】トリガーされたサイリスタスイッチが導通
状態にあるのは、流れる交流電流がゼロになるまでであ
り、そこから導通状態にするには再びサイリスタをトリ
ガーしなければならない。供給電圧のゼロクロス(また
は電流の停止時刻)に対して、スイッチのトリガー時間
を変えることによって導通時間を変え、電動機にかかる
電圧の量を制御することができる。
【0004】電動機を起動する際に、従来の電動機制御
器は、サイリスタスイッチのトリガー時間を変えて電流
を徐々に増加させている。最初の内は、電圧の半サイク
ルの比較的遅い時刻にスイッチをトリガーして、導通時
間を短くする。各半サイクルのトリガー時刻は次第に早
くなって、サイリスタの導通時間が長くなり、電動機へ
の電圧量が多くなり、最後に電動機は最高速度に達す
る。電動機速度を減少させるには、逆の方法がとられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】基本的な電動機制御器
の運転のためには、電動機を流れる電流の実効値を測定
する必要はないが、電流の測定値があれば、電動機が駆
動する装置の動作不良を知ることができる。たとえば、
電流が変化するようであれば組立ラインに何か問題があ
るはずで、対策をとる必要があるかどうかの判断材料に
なる。
【0006】電流レベルを知れば電流の過負荷を検出す
ることができ、電動機を止めて過負荷を生じた条件を取
り除く必要があるかどうかが分かる。従来は、検出用変
流器を電源ラインに設置し、その2次コイルに電動機電
流に対応する信号を発生させ、この信号を測定して電動
機電流の大きさを知った。
【0007】
【課題を解決するための手段】電動機のような電気負荷
は、制御回路を持つスイッチを取り付けて交流電源に接
続している。このスイッチは、交流の各サイクルの間で
導通および非導通を繰り返す。たとえば、サイリスタス
イッチがトリガーされると、交流電流がゼロになるまで
導通状態が続く。電流がゼロになると、再びトリガーさ
れるまでサイリスタは非導通状態である。
【0008】制御回路はスイッチが非導通状態であるこ
とを検出する手段を備え、非導通になること、検知回路
に信号を送ってスイッチにかかる電圧を測定するよう指
示する。この発明の望ましい実施態様では、検知回路
は、非導通状態でスイッチにかかる電圧を2つの方法で
測定する。1つの方法は、非導通中にスイッチにかかる
電圧を積分することによって測定することである。
【0009】積分を行うのは、この期間に瞬時電圧が変
動するからである。他の方法は、非導通期間中の予定の
時刻にスイッチにかかる瞬時電圧を測定することであ
る。この時刻は、スイッチが非導通状態に入った初期に
発生する過渡電圧が、電圧測定に余り影響を与えないよ
うに選ぶ。
【0010】この測定電圧と電動機の特性から、制御回
路は、前記のスイッチが導通状態にあるときに電動機を
流れる電流の測定値を得る。非導通が所定の時間より長
く続く場合は、制御回路は電圧の測定値の積分値を利用
する。たとえば、この時間は交流電源電圧のサイクルの
20電気度である。非導通時間がこれより短い場合は、
電流の測定値は電圧の瞬時測定値から得る。
【0011】制御される電動機の特性値については、制
御回路を校正する。校正により制御回路は、スイッチに
かかる電圧の測定値から電動機を流れる電流のレベルを
得ることができる。
【0012】この発明の一般的な目的は、電動機を流れ
る電流を測定する機構を提供することである。
【0013】さらに特定の目的は、電動機の電源線に変
流器のような付加的な要素を持たない機構を提供するこ
とである。
【0014】この発明の他の目的は、電動機へ電流を流
すサイリスタスイッチにかかる電圧を検知することによ
って電流を測定する機構を提供することである。この測
定はスイッチの非導通状態中に、交流電流サイクルの一
部で行われる。
【0015】さらに他の目的は、サイリスタスイッチに
かかる電圧を2つの方法で測定する電圧検知回路を提供
することである。一方の測定は、サイリスタスイッチの
比較的長い非導通期間に発生する電圧の変動に対処する
ものであり、他方の測定は、短い非導通期間の過渡電圧
によって生じる望ましくない影響を防ぐものである。
【0016】
【実施例】図1に示す例示的な電動機制御器20によっ
てこの発明を説明する。交流誘導電動機10は3本の固
定子巻線11,12,13を備え、中性点15でY接続
されている。
【0017】固定子巻線11,12,13は、サイリス
タスイッチ・モジュール14とX、Y、Zで示す3本の
電源線によって、3相電源に接続されている。電源線X
の交流電圧は、電源線Yの電圧より進み、また電源線Y
の電圧は電源線Zの電圧より進んでいる。サイリスタス
イッチ・モジュール14は3対の逆並列接続SCR1
6,17,18を備えている。
【0018】各SCR対は、電源線X、Y、Zを電動機
端子41,42,43でそれぞれ別個の固定子巻線1
1,12,13に結合している。制御する電流のレベル
によっては、サイリスタスイッチ・モジュールのサイリ
スタ対の代わりにトライアックを用いてもよい。
【0019】3対のSCR 16−18は、マイクロコ
ンピュータ22、電圧検知器24、SCRトリガーパル
ス変圧器31−33、後に述べる他の素子に接続される
光カプラー61−63を含む制御回路によって動作す
る。マイクロコンピュータ22は市販のタイプでよく、
同じ集積回路パッケージの中に、タイマー回路、リード
オンリーメモリ、ランダムアクセスメモリを含む。
【0020】EEPROMのような外付きの持久記憶装
置をマイクロコンピュータに付属させてもよい。電動機
を制御するプログラムはマイクロコンピュータのリード
オンリーメモリに記憶されており、従来の電動機制御器
に用いられるものと同じである。
【0021】マイクロコンピュータ22は、3本の出力
線26,27,28に接続される並列の出力ポートを備
えている。1つの出力線26はパルス変圧器31を通っ
て、電源線X用の第1SCR対のゲート端子に結合され
ている。他のトリガー出力線27,28は同様なパルス
変圧器32,33を通って電力線Y、Z用の第2および
第3SCR対17,18のゲート端子にそれぞれ結合さ
れている。
【0022】マイクロコンピュータ22は、タイミング
をとったサイリスタ・トリガーパルスを3本の線26,
27,28に発生させる。各トリガーパルスは比較的時
間の短いもので、対応するSCRを導通状態に保つのに
十分な長さであり、SCRを通る交流電流の大きさがゼ
ロになるまで存在する。
【0023】線電圧検知器24の各入力は3本の電源線
X、Y、Zに直接に接続され、3本の抵抗器37,3
8,39を経て回路の接地に接続されている。回路の線
電圧検知器24は、アメリカ特許No.4,916,3
70に述べられているものと同様で、マイクロコンピュ
ータ22の1組の入力に接続されるバス40に信号を送
る。
【0024】バス40の信号の中のあるグループは、電
源線X、Y、Zの各2線間の電圧の、接地に対する極性
を示す。バス40の信号の中の他のグループは、電源線
にかかる電圧がゼロクロスをした時点を示す。これらの
信号は、マイクロコンピュータ22が通常の方法で参照
信号として用い、各種の動作モードでSCR 16−1
8をトリガーする時刻を決定する。
【0025】マイクロコンピュータ22への他の入力線
は、2個の手動押しボタンスイッチ51,52に接続さ
れ、また1対のプルアップ抵抗器54,56によって電
動機制御器20の直流電源電圧V+に接続されている。
スイッチ51,52をおすと、マイクロコンピュータの
その入力線は回路の接地電位になる。第1スイッチ51
を閉じると電動機10が起動し、第2スイッチ52を閉
じると電動機が停止する。
【0026】電動機10を起動する場合には、スイッチ
51を短時間閉じて、通常の電動機起動手順を開始する
ようマイクロコンピュータ22に信号を送る。SCR対
は、3本の電源線の電圧の相関係に従って所定の回転順
序でトリガーされる。
【0027】立ち上げ手順により、各SCR対が結合さ
れている相線X、Y、Zの電圧の各半サイクルの早期
に、SCR 16−18を順次トリガーする。最後には
各SCR対が、電源電圧の正の半サイクルの全期間導通
するようにトリガーする。このとき電動機は最大の運転
速度に達する。
【0028】以後、SCR対が引続き連続的に導通状態
になるようトリガーする。スイッチ52を短時間閉じる
と、SCRのトリガーを終了させる信号がマイクロコン
ピュータ22に送られ、電動機への送電が停止する。
【0029】この発明は電動機制御器20の新しい特徴
に関するもので、誘導電動機10を流れる電流の実効値
レベルを測定する。電流の測定は、図2に示す3相電動
機とサイリスタスイッチのモデルに基づいている。各固
定子巻線11−13は、交流電圧源em に直列に接続さ
れるリアクタンスXσとしてモデル化されている。リア
クタンスXσは漏洩インダクタンスに相当し、交流電圧
源em は電動機の逆起電力によって固定子巻線に誘起さ
れる電圧を示す。
【0030】図3Aの実線は、図1のSCR対16,1
7,18にかかる電圧を示す。この電圧は、SCR対の
どれかが導通状態にあるときにゼロであり、破線で示す
交流電源電圧の各半サイクルの非導通期間(たとえば、
T1とT2の間)に変化する。SCR対にかかる電圧の
基本成分は点線で示す。
【0031】非導通のSCRにかかる電圧は、瞬時電源
電圧と電動機端子電圧との差によって生じる。図3Bに
実線で示す電動機電流はパルス波形で、破線で示す基本
正弦成分を持っている。
【0032】図3Aと図3Bとを比較すると、電圧と電
流の基本成分にはπ/2の位相差があるので、図2のよ
うに、各サイリスタスイッチ(SCR対16,17,1
8)は固定子巻線に直列に接続されるリアクタンスX
thy (16’,17’,18’)としてモデル化でき
る。
【0033】3相電動機では、各相線のSCRリアクタ
ンスは次式で与えられる。
【数15】 ただし、SCR対が非導通状態中の交流電源電圧の各半
サイクルの時間角γは、0から60電気角の間の値で、
これは電動機制御器20の動作範囲である。
【0034】式(1)から、SCR対にかかる電圧は次
のようになる。
【数16】 ただし、Iは電動機固定子巻線を通る電流の基本成分の
振幅、ωは電源線の交流電流の角周波数、Φはスイッチ
の非導通期間の中点の電気角である。
【0035】電流Iの実効値をIrms =I/√2で表し
た場合、電流Iの基本成分とその実効値との関係は次式
で表される。
【数17】 サイリスタスイッチが非導通状態にあるときの電圧が分
かれば、その電源線の全電流が式(2)から得られ、さ
らに式(3)からこの電流の実効値が得られる。
【0036】しかし、非導通期間のサイリスタ電圧は一
定ではなく、期間が長くなるに従って大きく変化する。
したがって、1個の電圧測定値から電流を得るのではな
く、図3AのT1とT2の間の時間の交流電源電圧波形
の下の面積を用いれば、非導通の長い時間についての精
度がよくなる。
【0037】この面積は図3Aのハッチで示してあり、
非導通期間にサイリスタにかかる電圧を次式で積分する
ことによって得られる。
【数18】
【0038】式(4)を用いて、電流の実効値は面積の
関数として、次式から得られる。
【数19】 ただし、関数f(γ)とF(γ)は、それぞれ(1)式
と(3)式で定義されている。
【0039】図3Aに示すように、サイリスタの非導通
時間の初め(たとえば、T1)の電圧は、サイリスタに
かかるスナバ回路(緩衝回路)によって生成されるリン
ギングなどの過渡現象に影響される。比較的短い非導通
時間の面積を計算して電流を得る場合、このような過渡
現象は精度に大きく影響する。
【0040】以上の理由から、電流測定の精度を高める
には、非導通期間の初期の過渡現象と電圧の変化を考慮
に入れなければならない。したがって、非導通の期間が
比較的短い場合は、サイリスタが時間T2でトリガーさ
れる直前に瞬時電圧を測定する。しかし、非導通期間が
長い(たとえば、29電気角より大きい)場合は、サイ
リスタ電圧を積分して電流レベルを得る。
【0041】図1に戻って、電動機10の各固定子巻線
11−13を通って流れる電流の実効値レベルを測定す
るために、電動機制御器20には次のような他の要素が
追加されている。まず、光カプラー(opto)61,
62,63が各SCR対16−18にそれぞれ接続され
ている。
【0042】光カプラー61−63の入力部には全波整
流器がある。これはSCR対が非導通時に、SCR対に
かかる電圧の絶対値が通常の正の電圧降下以上になる
と、線64,65,66に信号を生成するためのもので
ある。光カプラーからの信号はSCR電圧検知器68に
与えられる。ここにはSCR対の両側の電圧レベルも入
る。
【0043】詳しくいうと、SCR電圧検知器68の3
入力は電源線X、Y、Zに接続され、他の3入力は電動
機端子41−43に接続されている。SCR電圧検知器
68は、各相の2入力線間の電圧差を検出し、対応する
SCR対にかかる電圧Vthy を測定する。これらの電圧
測定値は、バス100を通ってマイクロコンピュータ2
2へ送られ、後述のように電動機電流を計算するのに用
いられる。
【0044】SCR電圧検知器68は3個の同一回路か
ら成り、各相線のSCRにかかる電圧を測定する。電源
線Xについての回路80の詳細を、図4に示す。導線7
1,74にはそれぞれ電源線電圧と電動機端子電圧がか
かり、別々の抵抗器83,85によって差動増幅器84
に結合されている。
【0045】差動増幅器84の出力は電源線と電動機端
子の電圧レベルの差で、つまり電源線XのSCR対16
にかかる電圧である。差動増幅器84の出力は整流回路
86によって整流され、その電圧レベルは回路接地に対
して常に非負である。
【0046】整流されたSCR電圧レベルはサンプルお
よびホールド回路88の入力に入る。この回路は、線8
9を通してマイクロコンピュータ22から信号が送られ
てくると、整流された電圧レベルを読み込む。サンプル
およびホールド回路88の出力は2対1マルチプレクサ
(MUX)90の一方の入力に入り、他方の入力には整
流回路86の出力が直接入る。
【0047】マルチプレクサは、選択端子91に制御信
号が入ると、2入力のどちらかを電圧周波数変換器92
に接続する。この変換器92は標準品で、その出力信号
の周波数は、マルチプレクサ90からの入力電圧の大き
さに応じて変化する。たとえば、SCRにかかる電圧が
通常の運転の最大値のとき、電圧周波数変換器の出力信
号は500kHzである。
【0048】電圧周波数変換器の出力は12ビットのデ
ジタルカウント94の入力に入り、その端子95に入る
信号によってカウンタがリセットするまで、入力信号の
サイクル数をカウントする。カウンタ94のデジタル出
力は1組のデータラッチ96に接続され、制御端子97
にイネーブル信号がくると、ラッチ96はカウンタの出
力値を記録する。
【0049】ラッチの出力は、1組の3状態データバッ
ファ98の入力に接続され、バッファ98はバス100
によってマイクロコンピュータ22に結合されている。
マイクロコンピュータ22は、グループ87中の線99
に制御信号を送って、各電圧測定回路バッファ98の出
力を定期的に選択する。このようにして、マイクロコン
ピュータ22は、SCR対16−18の電圧測定回路8
0の出力を読み込む。
【0050】SCR電圧検知回路80の他の要素は、前
述の部分を制御す信号を生成する。これについては、図
5の信号波形に関する回路の動作の際に説明する。図4
の導線に表示した文字は、その導線に流れる図5の波形
を示す。波形Aは、交流電源線XのSCR対16に接続
されている第1光カプラー6の出力を表す。
【0051】第1光カプラーからの線64を通る出力信
号は、第1SCR対16の一方が導通状態にあるときは
高い論理レベルで、時間T1からT2の間のように第1
SCR対が両方共非導通のときは低い論理レベルであ
る。第1SCR対16は、時間T2にマイクロコンピュ
ータ22と結合変圧器31からのパルスによりトリガー
されて導通状態になる。
【0052】第1光カプラー61の出力は制御線64を
経てマルチプレクサ90の選択端子91に送られ、マル
チプレクサの入力になる。また光カプラー信号は、通常
「ワンショット」と呼ばれる3個の単安定マルチバイブ
レータ101,102,103に送られる。
【0053】光カプラー信号の立ち上がり端は回路80
の各ワンショット101−103をトリガーし、図5の
波形C、D、Eで示すように、それぞれ異なる持続時間
と論理レベルのパルスを生成する。詳しくいうと、第2
ワンショット102は波形Dを作る。これは、たとえば
持続時間2ミリ秒のT2からT4までの間に高レベルの
パルスを含む。
【0054】第1ワンショット101は波形Cを作る。
これは、時刻T2に始まり、時刻T4の約0.1ミリ秒
前に終る、低レベルのパルスを含む。最後に、第3ワン
ショット103は波形Eを作る。これは、たとえば持続
時間1ミリ秒のT2からT3までの時間に低レベルパル
スを含む。
【0055】第2ワンショット102と第3ワンショッ
ト103からの出力信号は第1NANDゲート104に
入り、波形Iで示す信号になる。この信号は第2NAN
Dゲート196で光カプラーの信号(波形A)と組み合
わされて制御信号波形Jになる。制御信号波形Jは第1
インバータ108を通り、その出力信号(波形K)はカ
ウンタ94のリセット端子95に入る。
【0056】第1ワンショット101と第2ワンショッ
ト102の出力は、第3NANDゲート110に入って
制御信号波形Gを出す。第3NANDゲート110の出
力信号は第4NAND112に入る。
【0057】マイクロコンピュータ22は、時刻T2に
第1SCR対にトリガ−信号を送る。その約0.1ミリ
秒前に、マイクロコンピュータは波形Bで示す短いパル
スを、線89を経てSCR電圧検知回路80に送る。こ
のパルスは、サンプルおよびホールド回路88の制御入
力に直接送られ、また第2インバータ114を経て第4
NANDゲート112の他方の入力に入る。
【0058】反転した信号(波形F)は、第4NAND
ゲート112で第3NANDゲート110からの信号と
組み合わされ、波形Hの制御信号を作る。第4NAND
ゲートの出力制御信号は、データラッチ96のイネーブ
ル入力端子97に送られる。
【0059】さらに図1および図4において、第1SC
R対16を通る電流が時刻T1にゼロに落ちると、SC
Rにかかる電圧は急に増加する。したがって、測定可能
な電圧差が電源線Xの電圧と端子41の電動機電圧との
間に発生する。各電圧レベルは、導線71,74と抵抗
器83,85を経て差動増幅器84に入力に入る。
【0060】差動増幅器の出力はこれらの電圧レベルの
差の大きさに比例しており、回路86で整流されて電圧
差の絶対値に相当する信号を作る。この値はマルチプレ
クサ90と、サンプルおよびホールド回路88に直接与
えられる。
【0061】時刻T1に第1SCR対16の電圧が増加
すると、第1光カプラー61に低レベルの出力信号(図
5の波形A)が発生し、線64を経てマルチプレクサ9
0の選択端子91に入る。この低レベル信号が入ると、
マルチプレクサ90は、整流回路86の出力と直結した
入力を、電圧周波数変換器92に送る。
【0062】電圧周波数変換器92は、差動増幅器84
が検出した電圧差の変化と対応して変化する周波数の出
力信号を作る。電圧周波数変換器92の出力信号のサイ
クルは、カウンタ94でカウントされる。カウンタ94
は、リセット端子95に入った高レベル信号(波形K)
によって、時刻T1以前にゼロにリセットされている。
【0063】マイクロコンピュータ22から線89(波
形B)を通って、高レベルパルスが時刻T2の直前にS
CR電圧検知回路80に入ると、サンプル及びホールド
回路88は整流器86から絶対電圧差を受けて記憶す
る。
【0064】また、線89のパルスにより、第4NAN
Dゲート112(波形H)は、約0.1ミリ秒幅の高論
理レベルパルスを出力する。この高論理レベルがイネー
ブル端子97に入ると同時に、データラッチ96はカウ
ンタ94の出力(NA )を記憶する。
【0065】マイクロコンピュータ22は、時刻T2に
第1SCR対16にトリガーパルスを送る。このトリガ
ーパルスによって第1SCR16は導通し、それにかか
る電圧レベルは時刻T2にゼロに落ちる。第1SCR対
16のこの電圧低下により、第1光カプラー61から線
64に入る信号は、波形Aで示すように、高論理レベル
に上がる。
【0066】この信号レベルが上がると、図4に示すS
CR電圧検知回路80にさまざまな影響を及ぼす。第1
に、マルチプレクサの入力の選択が変わり、サンプルお
よびホールド回路の出力が電圧周波数変換器92に入
る。第2に、線64の信号の立ち上がり端が3個のワン
ショット101−103をトリガーし、時刻T2にそれ
ぞれ波形C、D、Eの出力パルスを出す。
【0067】第3に、その前のカウントは既にデータラ
ッチ96に記憶されているので、線64の変化が第2N
ANDゲート106およびインバータ108を通って送
られると、カウンタ94はリセットする。この高レベル
リセット信号は、時間T2からT3まで、カウンタ94
をゼロに保持する。
【0068】時間T2からT3までのある時点で、マイ
クロコンピュータ22は制御線99を通して高論理レベ
ル信号をデータバッファ98に送り、ラッチ96の内容
(N A )をデータバス100に送り出す。NA は第1S
CR対16にかかる積分電圧を示す値で、後述のように
マイクロコンピュータのメモリに記憶され、後に処理さ
れる。
【0069】第3ワンショット103が時刻T3で終る
と、その出力(波形E)は再び高論理レベルに戻り、カ
ウンタ94のリセット端子95は低論理レベルになる
(波形K)。その結果、カウンタはリセット状態から戻
って、電圧周波数変換器92からの信号のサイクルをカ
ウントする。
【0070】このとき、変換器92にはサンプルおよび
ホールド回路88からの出力が入り、これは時刻T2に
記憶されたSCR電圧に対応する一定電圧レベルであ
る。したがってこの動作期間中、電圧周波変換器92は
一定の周波数の信号を発生する。
【0071】カウンタ94は、インバータ108の出力
(波形C)が高論理レベルに戻るまで、この周波数信号
のサイクルをカウントすることができる。このT3から
T4までのカウント時間は十分長く(たとえば1.06
ミリ秒)、カウンタ94はデジタル値(NV )を、マイ
クロコンピュータ22が容易に処理できるようにスケー
ルを調整して出力する。
【0072】最初のワンショット101は時刻T4の約
0.1ミリ秒前に終る。これにより、第4NANDゲー
ト112の出力に別の高論理レベルパルス(波形H)が
生じ、その立ち下がり端でデータラッチ96はカウンタ
94からの次の値を受けて記憶する。このカウンタの値
V は、時刻T2で第1SCR対16をトリガーする直
前の、サンプルおよびホールド回路88に記憶される瞬
時電圧差のレベルに対応する。
【0073】次に時刻T4で第2ワンショット102が
終わり、低論理レベル出力信号を出す。この信号によ
り、第4NANDゲート112の出力(波形H)は低論
理レベルに戻り、データラッチ96の記憶モードは終了
する。第2ワンショット102が終ると、時刻T4でカ
ウンタ94がリセットし、第1SCR対16が次の非導
通時期になるまでリセットのままである。
【0074】時刻T4の直後のある時点で、マイクロコ
ンピュータ22はデータバッファ98を再びイネーブル
状態にし、ラッチ96の内容(NV )を読み込んで記憶
する。その後、マイクロコンピュータのメモリはカウン
タの値NA およびNV を保持する。これらは直前の非導
通期間の第1SCR対16にかかる電圧である。
【0075】カウンタの値NA は、非導通期間の積分さ
れた電圧差であり、カウンタの第2の値NV は、その非
導通期間の直前の瞬時電圧レベルである。
【0076】マイクロコンピュータ22が電動機電流の
値を計算する際に、これらのカウンタの値のどちらを使
うかは、非導通期間の長さによる。前に述べたように、
この期間が交流電圧サイクルの20電気角以下であれ
ば、この期間の初めに現れる過渡状態は、積分された電
圧差とカウンタ値NA にかなり影響する。
【0077】したがって、非導通期間が比較的に短けれ
ば、カウンタ値NV がサイリスタ電圧Vthy として用い
られる。しかし、非導通期間が交流電圧サイクルの20
電気角と同じまたはそれ以上であれば、カウンタ値NA
を用いる。これは、この期間の初めに現れる過渡状態の
影響が、積分によって薄められるからである。
【0078】さらに、非導通期間が長いと電圧差が変化
するので、カウンタ値NA の方がサイリスタ電圧Vthy
を表すには一層精度がよい。マイクロコンピュータ22
は、第1光カプラー61によって生じた信号を用い、非
導通期間の長さを測定し、交流電源線電圧の所定の半サ
イクルでカウンタの値NA とNV のどちらを用いるかを
決める。
【0079】また、T1からT2までの時間の交流電源
電圧波形の下の面積の大きさは、すなわちカウンタの値
A の大きさは、電流を決める方法の選択に用いられ
る。N A があるしきい値以上であれば、電動機電流を計
算するのにNA を用いるが、そうでなければカウンタ値
V を用いる。
【0080】マイクロコンピュータ22に読み込まれる
カウンタ値NA およびNV は、差動増幅器84のゲイン
と電圧周波数変換器92の変換率の影響を受ける。
【0081】詳しくいうと、非導通期間中のSCR電圧
波形の下の面積を表す値NA は、次式で与えられる。
【数20】 ただし、fc は変換器の信号周波数、kf は差動増幅器
ゲインと電圧周波数変換器92の変換率(f/Vthy
の比例定数である。
【0082】式(6)を用いて式(5)を変形すれば、
次式が得られる。
【数21】 これはまた、次のようにも書き換えられる。
【数22】 ただし、LとG(γ)は、式(7)の右辺の最初の2項
の略記号である。
【0083】同様に、短い導通期間の実効値電流を得る
のに用いられるカウンタの値NV は、次式で与えられ
る。
【数23】 ただし、τは固定した値で、電圧周波数変換器からの信
号のサイクルを数える期間である。
【0084】式(9)と式(3)とを組み合わせると、
【数24】 これを書き直して、
【数25】 ただし、L、M、H(γ)は式(10)の右辺の最初の
3項の略記号である。
【0085】マイクロコンピュータは式(8)と式(1
1)とによって電流の実効値を計算し、ディスプレイ5
8に表示する。これらの式の中のG(γ)とH(γ)
は、非導通期間の長さγの関数である。これらの値は、
マイクロコンピュータ22のメモリに個別のルックアッ
プ・テーブルとして記憶されており、γの値は0から6
0度の範囲で、1/4度刻みである。
【0086】各SCR対16−18の非導通期間の長さ
は、関連する光カプラー61−63からの信号の各低レ
ベルパルスの持続時間によって決まる。この時間はマイ
クロコンピュータ22内のソフトウエア・カウンタを毎
秒増分させることによって決められる。
【0087】たとえば、60ヘルツの電源線電圧の60
度時間は1サイクルの1/6であり、時間間隔は1/6
×1/60秒、すなわち約2778マイクロ秒である。
【0088】非導通時間γの長さをマイクロ秒から電気
角に変換するために、マイクロコンピュータは
【数26】 を計算する。この値に4を掛けると1/4度刻みの角長
さが得られ、ルックアップ・テーブルからG(γ)とH
(γ)の値が得られる。
【0089】式(11)のM項は数値定数で、1.06
マイクロ秒のカウント時間τでは、50ヘルツの線電圧
に対して約6であり、2.12マイクロ秒のカウント時
間τでは、60ヘルツの線電圧に対して5である。L項
は定数で、制御される個々の電動機の特性によって異な
り、電動機制御器を設置した後で行う校正によって決ま
る。
【0090】校正は次のように行う。キーパッド57か
ら命令を入力すると、マイクロコンピュータ22はSC
R対16−18をトリガーして、予め定めた長さの非導
通時間を作る。マイクロコンピュータは最初L項の値は
規定値を用い、電動機電流を計算してディスプレイ58
にその電流を数値で表示する。
【0091】表示された電流レベルと電源線X、Y、Z
に取り付けられた電流計の測定値を、人が比較する。両
測定値が一致しない場合は、キーパッドから別の命令を
入力して、不一致の方向に従ってLの値を増加または減
少させるよう、マイクロコンピュータ22に指示する。
電動機電流はLのこの新しい値によって再び計算する。
【0092】校正を繰り返して、電動機制御器20が正
しい電動機電流を表示すると校正は終了し、マイクロコ
ンピュータはLの最後の値を持久記憶装置に記憶する。
【0093】高精度の電動機電流計算を必要としない装
置では、自己校正法を用いてよい。この方法では、先ず
人がキーパッド57に必要な命令を入力する。マイクロ
コンピュータ22は、予め定めた非導通時間、たとえば
60電気度、を設定する。この時間は電動機10を起動
するには不十分である。
【0094】SCRが予め定めた長さの非導通時間を作
るためにトリガーする相角度は、マイクロコンピュータ
の中で予めプログラムされている。
【0095】60電気度では、電動機電流は全負荷電流
の約50%である。次にメーカーが規定したその電動機
の全負荷電流レベルを、キーパッド57から入力する。
この値と60度の非導通時間に測定したSCRの電圧と
から、マイクロコンピュータ22はL項の概略値を計算
する。
【0096】またマイクロコンピュータ22は、瞬時電
圧を直接測定できるA/D変換器を内部に持っていても
よい。この実施態様ではサンプルおよびホールド回路8
8は不要で、カウントの値NV は作られない。値NA
測定され、前述のように用いられる。
【0097】整流器86の出力は、内部A/D変換器の
入力に加えられる。変換器の出力電圧値VADC はデジタ
ル化され、前述の実施態様でサンプルおよびホールド回
路がトリガーされたのと同じ時刻に読み込まれる。
【0098】しかし、デジタル化された電圧値VADC
ら実効電流を計算するには、カウントの値NV から計算
するのとは異なる式を用いなければならない。サイリス
タにかかる電圧Vthy は次式で計算される、
【数27】 ただし、kは差動増幅器ゲインとA/D変換器の変換係
数の比例定数である。
【0099】このサイリスタ電圧を用いて、次式によっ
て実効値を計算する。
【数28】 この式を次のように表す。
【数29】 H(γ)の値は、非導通時間γの長さを用いてルックア
ップ・テーブルから得られ、Xσの値は校正によって決
定される。
【0100】各電源線の電流レベルを検出する電動機制
御器についてこの発明を説明したが、制御器によって
は、この発明の基本的な考え方を利用して、電動機の供
給線の一部の電流を測定してよい。
【0101】たとえば、2相3線回路の2線の電流を検
出し、これらの2つの電流レベルから、第3線の電流を
計算することができる。さらに、この発明は、電動機と
同様な特性を示す他の型の電気負荷にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による、3相電動機制御器の概略図。
【図2】図1の電動機およびSCRの等価電気回路。
【図3】AおよびBは、図1のSCR対にかかる電圧と
これに流れる電流を示す図。
【図4】電動機制御器のSCR電圧測定回路のブロック
図。
【図5】SCR電圧測定回路の各点での信号の波形図。
【符号の説明】
10 交流誘導電動機 11,12,13 固定子巻線 14 サイリスタスイッチ・モジュール 15 中性点 16,17,18 SCR対 20 電動機制御器 22 マイクロコンピュータ 24 線電圧検知器 26,27,28 マイクロコンピュータの出力線 31,32,33 SCRトリガーパルス変圧器 37,38,39 抵抗器 40,87,100 バス 41,42,43 電動機端子 51,52 手動押しボタンスイッチ 54,46 プルアップ抵抗器 57 キーパッド 58 ディスプレイ 61,62,63 光カプラー 64,65,66 光カプラー出力線 68 SCR電圧検知器 71,74,89 導線 80 SCR電圧検知器(の詳細) 83,85 抵抗器 84 差動増幅器 86 整流器 88 サンプルおよびホールド回路 90 マルチプレクサ 91 マルチプレクサの選択端子 92 電圧周波数変換器 94 カウンタ 95 カウンタ端子 96 ラッチ 97 ラッチの制御端子 98 バッファ 99 線 101,102,103 単安定マルチバイブレータ
(ワンショット) 104 第1NANDゲート 106 第2NANDゲート 108 第1インバータ 110 第3NANDゲート 114 第2インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リ チェン 中華人民共和国フベイ プロビンス,シア ングファン シティー,ザ フィフス ミ ドル スクール,ミセス ワン グアング シン 気付

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流の電気負荷設備を制御する装置にお
    いて、 負荷を交流電流源に結合し、かつ導通および非導通状態
    を持つスイッチ手段、前記のスイッチ手段が、非導通状
    態にあることを検出する手段、 前記の検出手段に結合し、非導通状態にある前記のスイ
    ッチ手段にかかる電圧を検知する手段、 前記のスイッチ手段が導通状態にあるときに負荷に流れ
    る電流の測定値を、前記の検知した電圧から生成する手
    段、を含む制御装置。
  2. 【請求項2】 前記の検知手段が、前記の非導通状態中
    の前記のスイッチ手段の電圧レベルを積分し、前記の生
    成手段が、前記の積分の結果から電流レベルの測定値を
    得る、請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記の生成手段が、前記の電流の測定値
    (I)を次式から得る、請求項2に記載の制御装置、 【数1】 ただし、ωは前記の交流電流の角周波数、Xσは前記の
    負荷のリアクタンス、k f は比例定数、γは前記の交流
    電流のサイクルの度で表した前記の非導通状態の継続時
    間、NA は前記のスイッチ手段にかかる前記の積分した
    電圧に相当する数値、F(γ)の値は次式で計算され、 【数2】 f(γ)の値は次式で計算される。 【数3】
  4. 【請求項4】 前記の検知手段が、前記の非導通状態の
    前記のスイッチ手段にかかる電圧の前記の積分に対応す
    る第1の値を生成し、また前記の非導通状態中の予め定
    義した時刻に電圧レベルに対応する第2の値を生成す
    る、請求項1に記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記の生成手段が、前記の電流の測定値
    を、前記の非導通状態の継続時間が予め定義した間隔よ
    り長い場合は前記の第1の値から得、前記の非導通状態
    の継続時間が前記の予め定義した間隔より短い場合は前
    記の第2の値から得る、請求項4に記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記の生成装置が、前記の第1の値が所
    定のしきい値より大きい場合は、前記の電流の測定値を
    前記の第1の値から得、その他の場合は前記の電流の測
    定値を前記の第2の値から得る、請求項4に記載の制御
    装置。
  7. 【請求項7】 前記のスイッチ手段にかかる前記の電圧
    を感知する手段が、 前記のスイッチ手段にかかる前記の電圧に対応する出力
    電圧レベルを生成する差動増幅器、 前記の出力電圧レベルの前記の大きさを表す周波数を持
    つ信号を生成する電圧周波数変換器、 前記の電圧周波数変換器からの信号をサイクルをカウン
    トする手段、を含む、請求項1に記載の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記のスイッチ手段にかかる前記の電圧
    を検知する前記の手段が、 前記のスイッチ手段にかかる前記の電圧に対応する出力
    電圧レベルを生成する差動増幅器、 前記の非導通状態中の定義された時刻に前記の出力電圧
    レベルをサンプリングする手段、 前記のサンプルされた出力電圧レベルの大きさを表す周
    波数を持つ信号を生成する電圧周波数変換器、 所定の時間間隔τ中に、信号のサイクル数をカウントす
    る手段、を含む、請求項1に記載の制御装置。
  9. 【請求項9】前記の生成手段が、前記の電流の測定値
    (I)を次式から得る、請求項8に記載の制御装置、 【数4】 ただし、ωは前記の交流電流の角周波数、Xσは前記の
    負荷のリアクタンス、k f は比例定数、γは交流電流の
    サイクルの度で表した前記の非導通状態の継続時間、N
    V は前記のカウンタから得られるサイクルのカウント
    数、F(γ)の値は次式から計算され、 【数5】 f(γ)の値は次式から計算される。 【数6】
  10. 【請求項10】 前記のスイッチ手段にかかる前記の電
    圧を検知する前記の手段が、 前記のスイッチ手段にかかる電圧に対応する出力電圧レ
    ベルを生成する差動増幅器、 前記の非導通状態中の所定の時刻に出力電圧レベルを記
    憶する手段、 入力を持ち、前記の入力に入る電圧レベルの大きさを表
    す周波数を持つ信号を生成する電圧周波数変換器、 前記の非導通状態では、前記の出力レベルを前記の差動
    増幅器から前記の電圧周波数変換器の入力に直接与え、
    その他の場合は、前記の記憶された出力電圧レベルを前
    記の電圧周波数変換器の前記の入力に与える手段、 前記の信号のサイクルをカウントして、前記の非導通状
    態中に発生する前記のサイクルの第1カウントNA を生
    成し、また前記の記憶された出力電圧レベルが前記の電
    圧周波数変換器の前記の入力に与えられるときに、所定
    の時間間隔τ中に第2のカウントNV を生成する手段、
    を含む、請求項1に記載の制御装置。
  11. 【請求項11】 前記の電流の測定値を生成する前記の
    手段が、この測定値を、前記の非導通状態の継続時間が
    予め定義した間隔より長い場合には第1カウントNA
    ら得、前記の非導通状態の継続時間が予め定義した間隔
    より短い場合は第2カウントNV から得る、請求項10
    に記載の制御装置。
  12. 【請求項12】 前記の生成手段が、前記の電流の測定
    値(I)を、前記の非導通状態の継続時間が所定の間隔
    より長い場合は次の式から得、 【数7】 前記の非導通状態の継続時間が前記の所定の間隔より短
    い場合は次の式から得る、請求項10に記載の制御装
    置、 【数8】 ただし、ωは前記の交流電流の角周波数、Xσは前記の
    負荷のリアクタンス、k f は比例定数、γは交流電流の
    サイクルの度で表した非導通状態の継続時間、F(γ)
    の値は次式から計算され、 【数9】 f(γ)の値は次式から計算される。 【数10】
  13. 【請求項13】 3相交流を電源とする電動機を制御す
    る装置において、 それぞれが前記の電源の1相を前記の電動機に結合し、
    前記の交流電流の1サイクル中に導通と非導通の時間を
    持つ、3個のスイッチ手段、 前記のスイッチ手段の1つが非導通期間にあることを検
    出する手段、 前記の検出手段に結合され、前記の非導通期間に前記の
    各スイッチ手段にかかる電圧を検知する手段、 導通期間中に前記のスイッチ手段を流れる電流の測定値
    を、前記の検知された電圧から生成する手段、を含む、
    電動機制御装置。
  14. 【請求項14】 前記の検知手段が、非導通期間中に前
    記のスイッチ手段にかかる前記の電圧レベルを積分し、
    前記の生成手段が、前記の積分の結果から前記の電流の
    測定値を得る、請求項13に記載の電動機制御装置。
  15. 【請求項15】 前記の検知手段が、非導通期間の前記
    のスイッチ手段にかか電圧の積分に対応する第1の値を
    生成し、非導通期間予め定義した時刻に前記のスイッチ
    手段にかかる電圧レベルに対応する第2の値を生成す
    る、請求項13に記載の電動機制御装置。
  16. 【請求項16】 前記の生成手段が、電流の測定値を、
    前記の非導通期間が所定の時間より長い場合は前記の第
    1の値から得、非導通期間が所定の時間より短い場合は
    前記の第2の値から得る、請求項15に記載の電動機制
    御装置。
  17. 【請求項17】 前記の生成手段が、前記の第1の値が
    所定のしきい値より大きい場合は第1の値から電流の測
    定値を得、その他の場合は前記の第2の値から前記の電
    流の測定値を得る、請求項15に記載の電動機制御装
    置。
  18. 【請求項18】 前記のスイッチ手段にかかる電圧を検
    知する前記の手段が、 前記のスイッチ手段の1つにかかる電圧に対応する出力
    電圧レベルを生成する差動増幅器、 前記の1つのスイッチ手段の非導通期間の所定の時刻に
    出力電圧レベルを記憶する装置、 入力を持ち、前記の入力に入る電圧レベルの大きさを表
    す周波数を持つ信号を生成する電圧周波数変換器、 前記の1つのスイッチ手段の非導通期間中は、前記の出
    力レベルを前記の差動増幅器から前記の電圧周波数変換
    器の入力に直接与え、その他の場合は、前記の記憶され
    た出力電圧レベルを前記の電圧周波数変換器の入力に与
    える手段、 前記の信号のサイクルをカウントして、前記の非導通状
    態中に発生する前記のサイクルの第1カウントNA を生
    成し、また前記の記憶された出力電圧レベルが前記の電
    圧周波数変換器の入力に与えられるときに、所定の時間
    間隔τ中に第2のカウントNV を生成する手段、を含
    む、請求項15に記載の電動機制御装置。
  19. 【請求項19】 前記の電流の測定値を生成する前記の
    手段が、この測定値を、前記の非導通時間が所定の時間
    より長い場合には第1カウントNA から得、前記の非導
    期間が前記の所定の時間より短い場合は第2カウントN
    V から得る、請求項18に記載の電動機制御装置。
  20. 【請求項20】 前記の生成手段が前記の電流の測定値
    (I)を、前記の非導通期間が所定の時間より長い場合
    は次の式から得、 【数11】 前記の非導通期間が前記の所定の時間より短い場合は次
    の式から得る、請求項18に記載の電動機制御装置、 【数12】 ただし、ωは前記の交流電流の角周波数、Xσは前記の
    電動機のリアクタンス、kf は比例定数、γは交流電流
    のサイクルの度で表した非導通期間の継続時間、F
    (γ)の値は次式から計算され、 【数13】 f(γ)の値は次式から計算される。 【数14】
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