JPH0643293A - 使用済イオンカートリッジの調整・再生利用方法 - Google Patents

使用済イオンカートリッジの調整・再生利用方法

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JPH0643293A
JPH0643293A JP4313904A JP31390492A JPH0643293A JP H0643293 A JPH0643293 A JP H0643293A JP 4313904 A JP4313904 A JP 4313904A JP 31390492 A JP31390492 A JP 31390492A JP H0643293 A JPH0643293 A JP H0643293A
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JP
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cartridge
cask
cell
pool
moving
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JP4313904A
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Inventor
Jacques Duquesne
デュクスヌ ジャック
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Orano Cycle SA
Original Assignee
Compagnie Generale des Matieres Nucleaires SA
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C19/00Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
    • G21C19/32Apparatus for removing radioactive objects or materials from the reactor discharge area, e.g. to a storage place; Apparatus for handling radioactive objects or materials within a storage place or removing them therefrom
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
    • G21F9/28Treating solids
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の方法により原子炉からの照射済燃料
の貯蔵プール又は貯蔵池の汚染水の処理が可能になる。 【構成】 本発明は使用済イオンカートリッジがカート
リッジ貯蔵プールに貯蔵され、かつ中空の内部金属構体
により構成され、下方端部において少なくとも1つのフ
ィルタ・スクリーンで塞がれ、かつイオン交換樹脂で充
填され、しかも複数のプールと、カバーを装備した少な
くとも1つの移動キャスクとを使用して、かつカートリ
ッジをプールからセルまで移動させることを可能にす
る、使用済イオンカートリッジの処理方法において、次
の操作、すなわち、a)貯蔵プールから排出プールまで
カートリッジを移動させ、b)該カートリッジを移動キ
ャスク内で調整し、c)除染セル中の移動キャスクを除
染し、d)該キャスクを処理セルまで移動させ、次いで
e)該カートリッジ中に含まれるイオン交換樹脂を、吸
引方法により抽出する操作を行うことから成る。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は原子炉からの照射済燃料の貯蔵プ
ール又は貯蔵池の汚染水の処理を可能にするイオンカー
トリッジを調整又は再生利用する方法に関する。
【従来の技術】
【0002】本発明は、特に原子力の分野に適用され
る。このように、原子炉燃料はプールに貯蔵し、プール
の水は化学的に純粋な状態に保持しなければならない。
この純粋さを維持する働きはイオン交換体により行われ
る。このイオン交換体はイオン・ニンフィア(ion
Nympheas)とも呼ばれる。これらのニンフィア
は重ねた2つの円筒形カートリッジを有し、各々カート
リッジはイオン交換樹脂を充填した金属構造となってい
る。これらのニンフィア・カートリッジ(以下「カート
リッジ」と略称する。)は使用され使い尽くされると、
最終的調整を待つ間、これらのニンフィア・カートリッ
ジは貯蔵プールに一時的に貯蔵される。
【0003】前記カートリッジの1つの可能な調整は特
別室で行われるが、その調整は前記カートリッジの中に
液状の熱硬化性樹脂を注入する工程と、そのカートリッ
ジのカレンダーが廃棄物の最終的外被を形成する工程と
から成る。前記の方法を実施することは、経済的理由、
操作が非常に高度なこと及び投資コストの点で困難であ
る。
【0004】本発明は2つの方法、それぞれ調整方法及
び再生利用方法を提案することにより、このコスト問題
の解決を可能にする。その2つの方法においては、樹脂
をカートリッジから取り出し、その樹脂の調整とは別
に、空のカートリッジの調整又は再生利用を可能にす
る。例えば、樹脂を一旦取り出して、カートリッジの内
部金属構体を洗浄し、次いで調整段階において、貯蔵す
る前にコンクリートで固める金属コンテナの中に、除染
した空のカートリッジを導入する。或いは再生利用段階
において、除染した空のカートリッジに新しいイオン交
換樹脂を充填する。
【0005】本発明は更に具体的には、使用済イオンカ
ートリッジの処理方法において、該使用済イオンカート
リッジを中空の内部金属構体により構成し、その下方端
部を少なくとも1つのフィルタ・スクリーンで塞ぎ、イ
オン交換樹脂で充填し、該カートリッジをカートリッジ
貯蔵プールに貯蔵する、上記処理方法に関する。この処
理方法では複数のプールと、カバーを有する特殊な移動
キャスク又は型枠とを使用し、しかも排出プールから処
理セルまでカートリッジを移動させるのを可能にし、次
の操作、すなわち、 a) 貯蔵プールから排出プールまでカートリッジを移
動させ、 b) 該カートリッジを移動キャスク内で調整し、 c) 除染セル中の移動キャスクを取り出して除染し、 d) 該キャスクを該処理セルまで移動させ、かつ e) 該カートリッジ中に含まれるイオン交換樹脂を、
吸引方法により取り出す操作を行うことから成ることを
特徴とする。
【0006】前記操作a)は、貯蔵プールから排出プー
ルまでそれを移動させるための浸漬媒体中で、調整すべ
きカートリッジを移動バスケットの中に詰めることから
成るのが、好都合である。排出プールは燃料要素を含む
幾つかのキャスク型を受容し、それらの排出を可能にす
るように設計されている。
【0007】キャスクを処理セルまで移動させる操作
d)は、据付操作又は停泊操作から成っている。更に詳
しくは、それらの操作は処理セルの下方にキャスクを別
々に強固に設置する工程と、キャスクからカバーを取り
除く工程と、更に、該カバーを該処理セルの中に移動さ
せてキャスクと処理セルの間の開口を確保する工程とか
ら成る。
【0008】本発明の具体化によると、樹脂を取り出す
ために使用する吸引手段は、一方を前記カートリッジの
中に導き、かつ他方を圧水ポンプに接続した吸引パイプ
を有する。圧水ポンプ自体は使用済樹脂貯蔵ユニットに
接続する。
【0009】カートリッジの調整方法は、前記イオン交
換樹脂を取り出した後、更に次の操作、すなわち、 f) 空のカートリッジを前記キャスクから移動し、該
カートリッジの内部金属構体を処理セル中で除染し、 g) 除染したカートリッジを、該カートリッジを確実
に閉じ込める調整ケースの中に設置し、次いで h) その調整ケースを貯蔵コンテナの中に設置する操
作を実施することから成る。
【0010】調整ケースの中にカートリッジを設置する
操作は、処理セルの下方に調整ケースを据え付ける操作
又は停泊させる操作を含み、更にそれらの操作は、その
調整ケースをそれぞれ該処理セル(予め取り外しておい
た移動キャスク)の下方に強固に設置し、該調整ケース
からカバーを取り外し、次いで該処理セルの中に該カバ
ーを移動し該調整ケースと該処理セルの間の開口を確保
することから成る。
【0011】本方法は、前記コンテナを、貯蔵のための
コンクリートで充填することを含んだ最終操作i)を含
むのが、好都合である。
【0012】本発明の具体化によると、前記貯蔵コンテ
ナの中で該金属構体を調整する間に該金属構体の体積を
減少させるために、操作f)の後、そのカートリッジを
切り刻む操作を実施することもあり得る。
【0013】カートリッジを再生利用するための工程
は、イオン交換樹脂を取り出した後、更に次の操作、す
なわち、 j) 前記キャスクから前記空のカートリッジを取り出
し、前記処理セルの中に該カートリッジを移動させ、 k) 前記フィルタ・スクリーンを取り外し、そのフィ
ルタ・スクリーンを洗浄し、 l) 前記フィルタ・スクリーンのない前記カートリッ
ジの内部金属構体を除染して清浄化し、 m) 前記フィルタ・スクリーンを前記空のカートリッ
ジに再度取り付け、前記カートリッジを前記移動キャス
クの所定の位置に再度設置し、次いで n) 前記カートリッジの内部金属構体に新しいイオン
交換樹脂を充填する操作を実施することから成る。
【0014】前記フィルタ・スクリーンの洗浄は、更に
具体的には、そのスクリーンを超音波タンクの中に移動
し、その中で洗浄することから成る。
【0015】本発明の方法は、前記キャスクを排出プー
ルの中に移動させ、再利用するカートリッジが貯蔵プー
ルの中に移動するのを可能にする最終操作o)を含む。
【0016】以下、本発明を、限定されない具体例及び
添付図に関し更に詳細に記述する。
【0017】次の記載において、貯蔵プールの中にカー
トリッジを貯蔵することから、ケース及び除染された空
のカートリッジを含むコンテナをコンクリートで固める
ことまで行う種々の操作、並びに貯蔵プールの中に使用
済カートリッジを貯蔵することから、再生利用カートリ
ッジを該貯蔵プールに戻すことまで行う種々の操作を詳
細に記述する。
【0018】本発明の方法に関する理解を容易にするた
めに、図1に、2つのニンフ・カートリッジを有するイ
オン・ニンフィアを示す。ニンフィア・カートリッジは
「カートリッジ」と略称する。各々ニンフィア1は2つ
の円筒形の重ねたカートリッジ2A,2Bを有する。ま
た、各々ニンフィア1は上段カートリッジ2Aの上に配
置した吸引装置4と、下段カートリッジ2Bの下に配置
した流出ユニットとを有する。
【0019】吸引装置4は、ニンフィアの中に汚染水を
導入する開口10と、フィルタ装置12と、ニンフの外
部モータまでシャフト16により連結したプロペラ14
とを有する。吸引装置4はまた、プロペラ14の下方に
配置したデフレクタ18を有する。
【0020】吸引装置4は、カートリッジ2Aと吸引装
置4とを一列にそろえる手段19によって、上段カート
リッジの上に取り付けてある。カートリッジ2A,2B
用の把持ラグ22はまた、カートリッジ2Aと吸引装置
4、並びにカートリッジ2Bとカートリッジ2Aの、各
々心合わせを確実にする。これらの把持ラグ22は、ハ
ンドリング装置の補助器具を有する各々カートリッジ
を、操作者が理解して置き換えるのを可能にするという
本質的な機能をも有する。このことは以下に詳細に記述
する。ニンフィア全体と外部との密閉を確実にしている
ジョイント20はそれぞれ、把持ラグ22の各々と連携
している。
【0021】上段と下段のカートリッジ2A,2Bは互
いに類似しており、カレンダ24と、穴あきシート金属
構体26a,26bとを有する。この金属構体は金網2
6a,26bで覆った2枚の穴あきシートを有する。金
網26a,26bは円筒形であり、サイズは異なり、各
々の内に2つの穴あきのフェルールを形成している。2
つの、前記2つのフェルール間の、閉じ込め室を形成す
る体積には、イオン交換の目的に適した樹脂を充填す
る。その樹脂は専門家には既知である。別々に示される
底部カバーと頂部カバーによって、2つのフェルール2
6a,26bにより形成される閉じ込め室内にその樹脂
を保持する。円形開口28は、吸引装置又は吸引ユニッ
ト4とカートリッジ2Aの間、並びに2つのカートリッ
ジ2A,2Bの間を汚染水が通過するのを確実にする。
【0022】各々カートリッジはまた、頂部カバー30
aの中に配置した取り外し式栓32を有する。取り外し
式栓は、それが閉じた状態では、閉じ込め室内に樹脂を
閉じ込めるのを確実にし、そしてそれが開いた状態で
は、図には示していないが以下に記載の通り、吸引棒の
導入を可能にする。
【0023】カートリッジのカレンダの底部に位置する
フィルタ・スクリーン29aと、下段カートリッジ2B
のカレンダの表面部の開口は、ニンフィアを通る除染水
の通過を確実にする。
【0024】ジョイント36と連携した壁34は、カー
トリッジ2Aと2Bのカレンダの間の、汚染水と除染水
の分離を確実にする。
【0025】下段カートリッジ2Bを上段カートリッジ
2Aに据え付けるのを確実にする方法と同じ方法によっ
て、流出ユニット6を下段カートリッジ2Bの下方に据
え付ける。この流出ユニット6はカートリッジ2Aと2
Bから除染水を集め、その除染水はフィルタ・スクリー
ン29aを通って流出ユニットに入る。ダクト38は、
ニンフィアが置かれている燃料貯蔵プールへ除染水を排
出するのを確実にする。イオン・ニンフィアはこのよう
に燃料貯蔵プールの中に置かれている。図1に示すニン
フの全体を沈める。吸引装置4にパワーを供給するモー
タだけが出ている。
【0026】ニンフィアの中への水の吸引を可能にす
る、シャフト16とプロペラ14の組合せによって、汚
染水は開口10を通過してニンフィアの中に導かれる。
ニンフィアの取入れ口に設置されるフィルタ12によ
り、あるサイズ、例えば100μmを越える粒子の通過
は阻止される。次いで、処理されるべき汚染水は上段カ
ートリッジ2Aの外面にあるデフレクタ18によって方
向付けられ、開口28の第1系列を通過する。開口28
は20個存在するが表示のニンフィアには4個存在す
る。汚染水の一部分は下段カートリッジ2Bの周囲に排
出されが、他の部分は上段カートリッジ2Aの樹脂ベッ
ド27を通過する。
【0027】処理されて除染された水は、スクリーンと
中央開口29a,29bをより通って排出される。下段
カートリッジ2Bへ排出された水はそのカートリッジの
樹脂を通過して、処理されると流出ユニット6へ排出さ
れる。
【0028】このようにして除染された水を、幾つかの
ダクト38があれば、前記ユニット6から幾つかの方向
へ排出することができる。本例に記載のニンフィアには
3個のダクト(その内の1個だけが見える)がある。
【0029】また本発明の方法は、カートリッジ2A,
2Bを調整すること又は再生利用することから成る。調
整の場合でも再生利用の場合でも、カートリッジ2A,
2Bが使用されるか、又は使用し尽くされると、それら
カートリッジはオペレータによってニンフィアから移動
させられ使用済カートリッジプールの中へ運ばれる。
【0030】下記において、最初の部分はカートリッジ
の再生利用方法及び調整方法に共通した、カートリッジ
の処理に関する。次いで、調整方法の特殊工程及び再生
利用方法の特殊工程に関して記載する。このように、以
下では使用済カートリッジ貯蔵プールから、カートリッ
ジの金属構体からの使用済樹脂の除去までの、カートリ
ッジの処理に必要な工程に関して記載する。
【0031】先ず、移動バスケットによって貯蔵プール
から排出プールまで各々カートリッジを移動する。その
移動バスケットによって、水中で1つのプールから他の
プールまでカートリッジを移動させるのが可能となる。
移動キャスクは前記排出プールの中に設置される。次い
でカートリッジを移動バスケットから移動キャスクの中
に移動する。
【0032】この移動キャスクは、キャスクと略称する
が、排出プールから処理セルまでカートリッジを移動さ
せるのに使用する。前記排出プールと前記処理セルに
は、カートリッジを終始浸漬させながら一方から他方へ
通過させるのを可能にする共同開口はない。なぜなら、
処理セルは浸水していないからである。従って、カート
リッジは水位の上を移動させなければならない。そして
これを可能にするキャスクは最初のカートリッジを閉じ
込める機能を有する。キャスクはある厚さの鉛を備えて
おり、キャスクが出現した後、オペレータが生物学的に
確実に保護されるようにしている。
【0033】キャスクの中へのカートリッジの移動は、
支柱に取付けた走行クレーンによって行う。この支柱は
把持システムによって移動バスケットに装備されてい
て、移動バスケットが貯蔵プールから排出プールまで移
動するのを確実にする。次いでカートリッジを排出プー
ルの中で待っているキャスクの中へ移動させる。キャス
クの上にカバーを強固に設置し、支柱の一方の端部に固
定されているクロスバーを装備する。その支柱の他方の
端部は出ていて把握することができ、しかも走行クレー
ンに取付けることができる。走行クレーンに取付ける行
為によって、キャスクは持ち揚げられて、排水プールの
少々汚染した水から移動される。
【0034】次いで、カートリッジの入っているキャス
クを除染セルの中まで移動する。それの外壁は除染して
あるので、それを処理セルの下方へ移動させることが可
能であり、前記の操作により、汚染されてはいけない領
域へそれを移動させる必要がある。
【0035】除染した後、キャスクを移動し、次いで処
理セルの下方へ据え付けることができ、カートリッジか
ら樹脂を取り出す。除染セルを移動するとき、キャスク
は動力設備を備えた運搬車に載せて、処理セルの下方に
位置するセルの中に移動する。次いで、キャスクの据付
操作は処理セルの下方で行う。これを図2に示す。
【0036】更に詳しくは、処理セルは表面セル40A
と下部セル40Bとから成る。据付操作のために、キャ
スク42を下部セル40Bの中に導き、高さ調節台44
の上に設置する。この高さ調節台は、表面セル40Aの
床に位置している開口47と比較してキャスク42の位
置を調節することによって、幾つかのキャスクの据付を
可能にする。この開口47は表示していないセルカバー
を用いて閉ざされる(据付をしないとき)。
【0037】キャスク42を正確に設置したとき、パッ
キンを備えたリング46、又はシールによって、キャス
ク42の頂部と下部セル40Bの床との間のシーリング
を確実にする。次いでセルカバーとキャスクカバー48
を取り除き、前記セル40Aの中に移動させる。そうす
ると、キャスク42と表面セル40Aの間に情報が伝達
される。
【0038】次いで、カートリッジの栓32を取り除い
て、フレキシブル・チューブを用いて吸引ポンプ52に
接続した吸引棒50の通過を可能にする。この圧縮空気
ポンプは、カートリッジに入っている樹脂が吸引棒50
を通って吸引されるのを確実にする。このようにして取
り出した樹脂を樹脂貯蔵ユニットに排出する。この樹脂
貯蔵ユニットはセル40の外側に設置されているが、図
には示していない。
【0039】カートリッジから樹脂を取り出したとき、
空のカートリッジは調整するか、又は再生利用する。下
記では、空のカートリッジの調整を可能にする工程を詳
細に記載する。
【0040】このように、カートリッジから樹脂を取り
出したとき、カートリッジを、走行クレーンの下方に固
定したクロスバーによってキャスクの外に移動させ、処
理セル40の井戸の中の高圧水で除染して、活性な樹脂
をすべて取り除く。空のカートリッジを図2の点線で示
す。図2には前記キャスクの外の洗浄用井戸を、はっき
りした理由により示していない。
【0041】本発明の具体化によれば、ビデオの手段を
セル40の中に設置し、カートリッジの内部構体の純粋
な状態の可視検査を可能にする。
【0042】次いで、キャスクの撒去を行い、キャスク
を排水プールに戻すことが可能である。排水プールでは
別のカートリッジを前記キャスクの中に導く。
【0043】撤去操作は据付操作の逆である。すなわ
ち、キャスク42の上のカバー48を元へ戻し、開口4
7の上のセルカバーを元へ戻し、表面セル40Aの床の
下からキャスク42の引上げる。次いでキャスク42は
動力設備を備えた運搬車に載せて、再度排出プールまで
移動させる。排出プールでは別のカートリッジをキャス
クの中に設置する。
【0044】次いで、下部セル40Bには何もないの
で、動力設備を備えた運搬車で運んできた調整ケースを
据え付けることが可能である。この調整ケースの据付操
作は、表面セル40Aの下方への調整ケースの設置、そ
のシーリング及びカバーの取り外しを含む、キャスクに
ついて記載の操作に似ている。調整ケースの機能は、除
染した空のカートリッジが介在(interventi
on)セル40を離れるとき、除染した空のカートリッ
ジを閉じ込めることである。調整ケースを据え付けたと
き、樹脂の入ってないカートリッジが調整ケースの中に
導入される。従って、調整ケースを撤去することが可能
であり、調整ケースを金属コンテナの中に移動する。
【0045】図3は、調整ケースを金属コンテナの中に
移動する操作を示す。
【0046】このように撤去した後、ケース54は垂直
方向になっている。それぞれケース54の上部と下部に
ある軸56a,56bは、ケースを把持して水平方向に
傾けるのを可能にする。更に詳しくは、ケース54は、
クロスバー60を吊り下げている走行クレーンの助けを
借りて揚げられる。クロスバー60は上部軸56aのの
上に置かれている。このようにして揚げられたケース5
4は、下部軸56bをクレードル62の切欠き部64に
取り付けるような方法によって、設置する。切欠き部6
4は、ケース54の回転を可能にし、しかもケース54
を水平方向にするのを可能にする。
【0047】ケース54が水平方向になっているとき、
表示はしていないハンドリング・スリングは、ケースつ
り揚げリング66を取り付けてコンテナの中にケースを
移動させるのを可能にする。次いで、コンテナはコンク
リートで固めることができる。すなわち、ケース外面と
コンテナ内面の間の体積はコンクリートで充填すること
ができる。このようにコンクリートで固めると、外部の
媒体に対する汚染の危険性を全く有することなく、コン
テナを貯蔵することができる。
【0048】本発明の他の具体化によると、樹脂の入っ
てないカートリッジをデカニング(decannin
g)室に導き、切り刻むことができる。この方法では、
そのカートリッジの体積はかなり減少する。ケースの使
用、ひいてはサイズの小さいコンテナの使用を可能に
し、ひいては貯蔵すべき廃棄物の体積が減少する。
【0049】カートリッジの再生利用方法は全て既に記
載した、樹脂の取り出し操作までの操作から成る。金属
構体に樹脂が全くないとき、この再生利用方法は、金属
構体を洗浄して新しい樹脂を充填することから成る。
【0050】金属構体の洗浄は、一方では金網を、他方
ではフィルタ・スクリーンを洗浄することから成る。
【0051】本発明の1つの具体化によると、カートリ
ッジを再生利用する間フィルタ・スクリーンの洗浄を容
易にするために、フィルタ・スクリーンは取り外した形
で製造される。更に、クロスバーと走行クレーンを使用
して、処理セルの下方に据え付けたキャスクから空のカ
ートリッジを取り出す。次いで処理セルのグローブボッ
クスまで空のカートリッジを移動させる。グローブボッ
クスという用語は、オペレータが、キャスク及び処理セ
ルの中に閉じ込めている物を破壊するという危険を全く
犯さないで、手動操作を行うことのできるセルを記述す
るために使用する。
【0052】空のカートリッジの下の方の部分は前記グ
ローブボックスの中に設置する。その中でオペレータは
フィルタ・スクリーンすなわち前記カートリッジのスク
リーンを取り外す。次いでフィルタ・スクリーンを超音
波タンクの中に沈める。その中でフィルタ・スクリーン
の障害物は除去される。すなわち、不純物は全て取り除
かれる。
【0053】このフィルタ・スクリーンの障害物は除去
と並行して、空のカートリッジを処理セルの洗浄井戸の
中まで移動する。洗浄井戸では高圧水で空のカートリッ
ジを洗浄する。
【0054】次いで、清浄なフィルタ・スクリーンを洗
浄したカートリッジに再度取り付ける。洗浄したカート
リッジはグローブボックスの中に再度移動させて、前記
フィルタ・スクリーンの再取付を可能にする。処理セル
の下方に据え付けたキャスクの中で、処理セル用のクロ
スバーと走行クレーンを用いて、再構成した空のカート
リッジ(すなわち、洗浄し再取付を行った)を元の位置
へ戻す。
【0055】次いで、調整セルすなわち介在セルの外側
に位置し新しいイオン交換樹脂を入れた容器から、金属
構体に新しい樹脂を充填する操作を行うことができる。
金属構体が一杯になると、遠隔操作によってカートリッ
ジの頂部カバーに新しい栓を取り付ける。
【0056】本発明のいかなる具体化においても、調整
セルに入れる新しい樹脂は、シリカを除去した水と混合
して、カートリッジの充填に使用する配管の中への前記
樹脂の流れを容易にする。前記カートリッジに充填して
いる間、シリカを除去した水をキャスクの中にポンプで
送り込んで、前記キャスク内の水位を一定に維持する。
【0057】このようにして、カートリッジを再使用す
る準備ができたとき、キャスクを撤去して排水プールま
で移動させる。排水プールではキャスクからカートリッ
ジを取り出し、移動バスケットを使用してカートリッジ
貯蔵プールの中まで移動させる。
【0058】更に、この再生利用方法によると、使用済
樹脂だけは貯蔵しなければならない。空のカートリッジ
は再生利用されるので、使用済樹脂により廃棄物貯蔵容
量はかなり増大し、しかもかなりの節約となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】イオン・ニンフィァの概略図である。
【図2】処理セルの下方の移動キャスクの据付/撤去の
概略図である。
【図3】除染した空のカートリッジの入ったケースをコ
ンテナ中に設置する概略図である。
【符号の説明】
1 ニンフィア 2A 上段カートリッジ 2B 下段カートリッジ 4 吸引装置、吸引ユニット 6 流出ユニット 10 開口 12 フィルタ装置 14 プロペラ 16 シャフト 18 デフレクタ 19 上段カートリッジと吸引装置との調心手段 20 ジョイント 22 把持ラグ 24 カレンダ 26a 穴あきシートの金属構体、金網構体 26b 穴あきシートの金属構体、金網構体 27 樹脂ベッド 28 円形開口 29a フィルタ・スクリーン、中央開口 29b フィルタ・スクリーン、中央開口 30a 頂部カバー 30b 底部カバー 32 取り外し式栓、カートリッジの栓 34 壁 36 ジョイント 38 ダクト 40 処理セル、介在セル 40A 表面セル 40B 下部セル 42 キャスク 44 高さ調節台 46 リング 47 開口 48 キャスク・カバー 50 吸引棒 52 吸引ポンプ、圧縮空気ポンプ 54 ケース 56a 上部軸 56b 下部軸 60 クロスバー 62 クレードル 64 切欠き部 66 ケースつり揚げ用リング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 使用済イオンカートリッジの調整・再
生利用方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子炉からの照射済燃料
の貯蔵プール又は貯蔵池の汚染水の処理を可能にするイ
オンカートリッジを調整又は再生利用する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明は、特に原子力の分野に適用され
る。このように、原子炉燃料はプールに貯蔵し、プール
の水は化学的に純粋な状態に保持しなければならない。
この純粋さを維持する働きはイオン交換体により行われ
る。このイオン交換体はイオン・ニンフィア(ion
Nympheas)とも呼ばれる。これらのニンフィア
は重ねた2つの円筒形カートリッジを有し、各々カート
リッジはイオン交換樹脂を充填した金属構造となつてい
る。これらのニンフィア・カートリッジ(以下「カート
リッジ」と略祢する。)は使用され使い尽くされると、
最終的調整を待つ間、これらのニンフィア・カートリッ
ジは貯蔵プールに一時的に貯蔵される。
【0003】前記カートリッジの1つの可能な調整は特
別室で行われるが、その調整は前記カートリッジの中に
液状の熱硬化性樹脂を注入する工程と、そのカートリッ
ジのカレンダーが廃棄物の最終的外被を形成する工程と
から成る。前記の方法を実施することは、経済的理由、
操作が非常に高度なこと及び投資コストの点で困難であ
る。
【0004】本発明は2つの方法、それぞれ調整方法及
び再生利用方法を提案することにより、このコスト問題
の解決を可能にする。その2つの方法においては、樹脂
をカートリッジから取り出し、その樹脂の調整とは別
に、空のカートリッジの調整又は再生利用を可能にす
る。例えば、樹脂を一旦取り出して、カートリッジの内
部金属構体を洗浄し、次いで調整段階において、貯蔵す
る前にコンクリートで固める金属コンテナの中に、除染
した空のカートリッジを導入する。或いは再生利用段階
において、除染した空のカートリッジに新しいイオン交
換樹脂を充填する。
【0005】本発明は更に具体的には、使用済イオンカ
ートリッジの処理方法において、該使用済イオンカート
リッジを中空の内部金属構体により構成し、その下方端
部を少なくとも1つのフィルタ・スクリーンで塞ぎ、イ
オン交換樹脂で充填し、該カートリッジをカートリッジ
貯蔵プールに貯蔵する、上記処理方法に関する。この処
理方法では複数のプールと、カバーを有する特殊な移動
キャスク又は型枠とを使用し、しかも排出プールから処
理セルまでカートリッジを移動させるのを可能にし、次
の操作、すなわち、 a) 貯蔵プールから排出プールまでカートリッジを移
動させ、 b) 該カートリッジを移動キャスク内で調整し、 c) 除染セル中の移動キャスクを取り出して除染し、 d) 該キャスクを該処理セルまで移動させ、かつ e) 該カートリッジ中に含まれるイオン交換樹脂を、
吸引方法により取り出す操作を行うことから成ることを
特徴とする。
【0006】前記操作a)は、貯蔵プールから排出プー
ルまでそれを移動させるための浸漬媒体中で、調整すべ
きカートリッジを移動バスケットの中に詰めることから
成るのが、好都合である。排出プールは燃料要素を含む
幾つかのキャスク型を受容し、それらの排出を可能にす
るように設計されている。
【0007】キャスクを処理セルまで移動させる操作
d)は、据付操作又は停泊操作から成っている。更に詳
しくは、それらの操作は処理セルの下方にキャスクを別
々に強固に設置する工程と、キャスクからカバーを取り
除く工程と、更に、該カバーを該処理セルの中に移動さ
せてキャスクと処理セルの間の開口を確保する工程とか
ら成る。
【0008】本発明の具体化によると、樹脂を取り出す
ための使用する吸引手段は、一方を前記カートリッジの
中に導き、かつ他方を圧水ポンプに接続した吸引パイプ
を有する。圧水ポンプ自体は使用済樹脂貯蔵ユニットに
接続する。
【0009】カートリッジの調整方法は、前記イオン交
換樹脂を取り出した後、更に次の操作、すなわち、 f) 空のカートリッジを前記キャスクから移動し、該
カートリッジの内部金属構体を処理セル中で除染し、 g) 除染したカートリッジを、該カートリッジを確実
に閉じ込める調整ケースの中に設置し、次いで h) その調整ケースを貯蔵コンテナの中に設置する操
作を実施することから成る。
【0010】調整ケースの中にカートリッジを設置する
操作は、処理セルの下方に調整ケースを据え付ける操作
又は停泊させる操作を含み、更にそれらの操作は、その
調整ケースをそれぞれ該処理セル(予め取り外しておい
た移動キャスク)の下方に強固に設置し、該調整ケース
からカバーを取り外し、次いで該処理セルの中に該カバ
ーを移動し該調整ケースと該処理セルの間の開口を確保
することから成る。
【0011】本方法は、前記コンテナを、貯蔵のための
コンクリートで充填することを含んだ最終操作i)を含
むのが、好都合である。
【0012】本発明の具体化によると、前記貯蔵コンテ
ナの中で該金属構体を調整する間に該金属構体の体積を
減少させるために、操作f)の後、そのカートリッジを
切り刻む操作を実施することもあり得る。
【0013】カートリッジを再生利用するための工程
は、イオン交換樹脂を取り出した後、更に次の操作、す
なわち、 j) 前記キャスクから前記空のカートリッジを取り出
し、前記処理セルの中に該カートリッジを移動させ、 k) 前記フィルタ・スクリーンを取り外し、そのフィ
ルタ・スクリーンを洗浄し、 l) 前記フィルタ・スクリーンのない前記カートリッ
ジの内部金属構体を除染して清浄化し、 m) 前記フィルタ・スクリーンを前記空のカートリッ
ジに再度取り付け、前記カートリッジを前記移動キャス
クの所定の位置に再度設置し、次いで n) 前記カートリッジの内部金属構体に新しいイオン
交換樹脂を充填する操作を実施することから成る。
【0014】前記フィルタ・スクリーンの洗浄は、更に
具体的には、そのスクリーンを超音波タンクの中に移動
し、その中で洗浄することから成る。
【0015】本発明の方法は、前記キャスクを排出プー
ルの中に移動させ、再利用するカートリッジが貯蔵プー
ルの中に移動するのを可能にする最終操作o)を含む。
【0016】以下、本発明を、限定されない具体例及び
添付図に関し更に詳細に記述する。
【0017】次の記載において、貯蔵プールの中にカー
トリッジを貯蔵することから、ケース及び除染された空
のカートリッジを含むコンテナをコンクリートで固める
ことまで行う種々の操作、並びに貯蔵プールの中に使用
済カートリッジを貯蔵することから、再生利用カートリ
ッジを該貯蔵プールに戻すことまで行う種々の操作を詳
細に記述する。
【0018】本発明の方法に関する理解を容易にするた
めに、図1に、2つのニンフ・カートリッジを有するイ
オン・ニンフィアを示す。ニンフィア・カートリッジは
「カートリッジ」と略称する。各々ニンフィア1は2つ
の円筒形の重ねたカートリッジ2A,2Bを有する。ま
た、各々ニンフィア1は上段カートリッジ2Aの上に配
置した吸引装置4と、下段カートリッジ2Bの下に配置
した流出ユニットとを有する。
【0019】吸引装置4は、ニンフィアの中に汚染水を
導入する開口10と、フィルタ装置12と、ニンフの外
部モータまでシャフト16により連結したプロペラ14
とを有する。吸引装置4はまた、プロペラ14の下方に
配置したデフレクタ18を有する。
【0020】吸引装置4は、カートリッジ2Aと吸引装
置4とを一列にそろえる手段19によって、上段カート
リッジの上に取り付けてある。カートリッジ2A,2B
用の把持ラグ22はまた、カートリッジ2Aと吸引装置
4、並びにカートリッジ2Bとカートリッジ2Aの、各
々心合わせを確実にする。これらの把持ラグ22は、ハ
ンドリング装置の補助器具を有する各々カートリッジ
を、操作者が理解して置き換えるのを可能にするという
本質的な機能をも有する。このことは以下に詳細に記述
する。ニンフィア全体と外部との密閉を確実にしている
ジョイント20はそれぞれ、把持ラグ22の各々と連携
している。
【0021】上段と下段のカートリッジ2A,2Bは互
いに類似しており、カレンダ24と、穴あきシート金属
構体26a,26bとを有する。この金属構体は金網2
6a,26bで覆った2枚の穴あきシートを有する。金
網26a,26bは円筒形であり、サイズは異なり、各
々の内に2つの穴あきのフェルールを形成している。2
つの、前記2つのフェルール間の、閉じ込め室を形成す
る体積には、イオン交換の目的に適した樹脂を充填す
る。その樹脂は専門家には既知である。別々に示される
底部カバーと頂部カバーによって、2つのフェルール2
6a,26bにより形成される閉じ込め室内にその樹脂
を保持する。円形開口28は、吸引装置又は吸引ユニッ
ト4とカートリッジ2Aの間、並びに2つのカートリッ
ジ2A,2Bの間を汚染水が通過するのを確実にする。
【0022】各々カートリッジはまた、頂部カバー30
aの中に配置した取り外し式栓32を有する。取り外し
式栓は、それが閉じた状態では、閉じ込め室内に樹脂を
閉じ込めるのを確実にし、そしてそれが開いた状態で
は、図には示していないが以下に記載の通り、吸引棒の
導入を可能にする。
【0023】カートリッジのカレンダの底部に位置する
フィルタ・スクリーン29aと、下段カートリッジ2B
のカレンダの表面部の開口は、ニンフィアを通る除染水
の通過を確実にする。
【0024】ジョイント36と連携した壁34は、カー
トリッジ2Aと2Bのカレンダの間の、汚染水と除染水
の分離を確実にする。
【0025】下段カートリッジ2Bを上段カートリッジ
2Aに据え付けるのを確実にする方法と同じ方法によっ
て、流出ユニット6を下段カートリッジ2Bの下方に据
え付ける。この流出ユニット6はカートリッジ2Aと2
Bから除染水を集め、その除染水はフィルタ・スクリー
ン29aを通って流出ユニットに入る。ダクト38は、
ニンフィアが置かれている燃料貯蔵プールへ除染水を排
出するのを確実にする。イオン・ニンフィアはこのよう
に燃料貯蔵プールの中に置かれている。図1に示すニン
フの全体を沈める。吸引装置4にパワーを供給するモー
タだけが出ている。
【0026】ニンフィアの中への水の吸引を可能にす
る、シャフト16とプロペラ14の組合せによって、汚
染水は開口10を通過してニンフィアの中に導かれる。
ニンフィアの取入れ口に設置されるフィルタ12によ
り、あるサイズ、例えば100μmを越える粒子の通過
は阻止される。次いで、処理されるべき汚染水は上段カ
ートリッジ2Aの外面にあるデフレクタ18によって方
向付けられ、開口28の第1系列を通過する。開口28
は20個存在するが表示のニンフィアには4個存在す
る。汚染水の一部分は下段カートリッジ2Bの周囲に排
出されるが、他の部分は上段カートリッジ2Aの樹脂ベ
ッド27を通過する。
【0027】処理されて除染された水は、スクリーンと
中央開口29a,29bをより通って排出される。下段
カートリッジ2Bへ排出された水はそのカートリッジの
樹脂を通過して、処理されると流出ユニット6へ排出さ
れる。
【0028】このようにして除染された水を、幾つかの
ダクト38があれば、前記ユニット6から幾つかの方向
へ排出することができる。本例に記載のニンフィアには
3個のダクト(その内の1個だけか見える)がある。
【0029】また本発明の方法は、カートリッジ2A,
2Bを調整すること又は再生利用することから成る。調
整の場合でも再生利用の場合でも、カートリッジ2A,
2Bが使用されるか、又は使用し尽くされると、それら
カートリッジはオペレータによってニンフィアから移動
させられ使用済カートリッジプールの中へ運ばれる。
【0030】下記において、最初の部分はカートリッジ
の再生利用方法及ひ調整方法に共通した、カートリッジ
の処理に関する。次いで、調整方法の特殊工程及び再生
利用方法の特殊工程に関して記載する。このように、以
下では使用済カートリッジ貯蔵プールから、カートリッ
ジの金属構体からの使用済樹脂の除去までの、カートリ
ッジの処理に必要な工程に関して記載する。
【0031】先ず、移動バスケットによって貯蔵プール
から排出プールまで各々カートリッジを移動する。その
移動バスケットによって、水中で1つのプールから他の
プールまでカートリッジを移動させるのが可能となる。
移動キャスクは前記排出プールの中に設置される。次い
でカートリッジを移動バスケットから移動キャスクの中
に移動する。
【0032】この移動キャスクは、キャスクと略称する
が、排出プールから処理セルまでカートリッジを移動さ
せるのに使用する。前記排出プールと前記処理セルに
は、カートリッジを終始浸漬させながら一方から他方へ
通過させるのを可能にする共同開口はない。なぜなら、
処理セルは浸水していないからである。従って、カート
リッジは水位の上を移動させなければならない。そして
これを可能にするキャスクは最初のカートリッジを閉じ
込める機能を有する。キャスクはある厚さの鉛を備えて
おり、キャスクが出現した後、オペレータが生物学的に
確実に保護されるようにしている。
【0033】キャスクの中へのカートリッジの移動は、
支柱に取付けた走行クレーンによって行う。この支柱は
把持システムによって移動バスケットに装備されてい
て、移動バスケットが貯蔵プールから排出プールまで移
動するのを確実にする。次いでカートリッジを排出プー
ルの中で待っているキャスクの中へ移動させる。キャス
クの上にカバーを強固に設置し、支柱の一方の端部に固
定されているクロスバーを装備する。その支柱の他方の
端部は出ていて把握することができ、しかも走行クレー
ンに取付けることができる。走行クレーンに取付ける行
為によって、キャスクは持ち揚げられて、排水プールの
少々汚染した水から移動される。
【0034】次いで、カートリッジの入っているキャス
クを除染セルの中まで移動する。それの外壁は除染して
あるので、それを処理セルの下方へ移動させることが可
能であり、前記の操作により、汚染されてはいけない領
域へそれを移動させる必要がある。
【0035】除染した後、キャスクを移動し、次いで処
理セルの下方へ据え付けることができ、カートリッジか
ら樹脂を取り出す。除染セルを移動するとき、キャスク
は動力設備を備えた運搬車に載せて、処理セルの下方に
位置するセルの中に移動する。次いで、キャスクの据付
操作は処理セルの下方で行う。これを図2に示す。
【0036】更に詳しくは、処理セルは表面セル40A
と下部セル40Bとから成る。据付操作のために、キャ
スク42を下部セル40Bの中に導き、高さ調節台44
の上に設置する。この高さ調節台は、表面セル40Aの
床に位置している開口47と比較してキャスク42の位
置を調節することによって、幾つかのキャスクの据付を
可能にする。この開口47は表示していないセルカバー
を用いて閉さされる(据付をしないとき)。
【0037】キャスク42を正確に設置したとき、パッ
キンを備えたリング46、又はシールによって、キャス
ク42の頂部と下部セル40Bの床との間のシーリング
を確実にする。次いでセルカバーとキャスクカバー48
を取り除き、前記セル40Aの中に移動させる。そうす
ると、キャスク42と表面セル40Aの間に情報が伝達
される。
【0038】次いで、カートリッジの栓32を取り除い
て、フレキシブル・チューブを用いて吸引ポンプ52に
接続した吸引棒50の通過を可能にする。この圧縮空気
ポンプは、カートリッジに入っている樹脂が吸引捧50
を通って吸引されるのを確実にする。このようにして取
り出した樹脂を樹脂貯蔵ユニットに排出する。この樹脂
貯蔵ユニットはセル40の外側に設置されているが、図
には示していない。
【0039】カートリッジから樹脂を取り出したとき、
空のカートリッジは調整するか、又は再生利用する。下
記では、空のカートリッジの調整を可能にする工程を詳
細に記載する。
【0040】このように、カートリッジから樹脂を取り
出したとき、カートリッジを、走行クレーンの下方に固
定したクロスバーによってキャスクの外に移動させ、処
理セル40の井戸の中の高圧水で除染して、活性な樹脂
をすべて取り除く。空のカートリッジを図2の点線で示
す。図2には前記キャスクの外の洗浄用井戸を、はっき
りした理由により示していない。
【0041】本発明の具体化によれば、ビデオの手段を
セル40の中に設置し、カートリッジの内部構体の純粋
な状態の可視検査を可能にする。
【0042】次いで、キャスクの撤去を行い、キャスク
を排水プールに戻すことが可能である。排水プールでは
別のカートリッジを前記キャスクの中に導く。
【0043】撤去操作は据付操作の逆である。すなわ
ち、キャスク42の上のカバー48を元へ戻し、開口4
7の上のセルカバーを元へ戻し、表面セル40Aの床の
下からキャスク42の引上げる。次いでキャスク42は
動力設備を備えた運搬車に載せて、再度排水プールまで
移動させる。排出プールでは別のカートリッジをキャス
クの中に設置する。
【0044】次いで、下部セル40Bには何もないの
で、動力設備を備えた運搬車で運んできた調整ケースを
据え付けることが可能である。この調整ケースの据付操
作は、表面セル40Aの下方への調整ケースの設置、そ
のシーリング及びカバーの取り外しを含む、キャスクに
ついて記載の操作に似ている。調整ケースの機能は、除
染した空のカートリッジが介在(interventi
on)セル40を離れるとき、除染した空のカートリッ
ジを閉じ込めることである。調整ケースを据え付けたと
き、樹脂の入ってないカートリッジが調整ケースの中に
導入される。従って、調整ケースを撤去することが可能
であり、調整ケースを金属コンテナの中に移動する。
【0045】図3は、調整ケースを金属コンテナの中に
移動する操作を示す。
【0046】このように撒去した後、ケース54は垂直
方向になっている。それぞれケース54の上部と下部に
ある軸56a,56bは、ケースを把持して水平方向に
傾けるのを可能にする。更に詳しくは、ケース54は、
クロスバー60を吊り下げている走行クレーンの助けを
借りて揚げられる。クロスバー60は上部軸56aの上
に置かれている。このようにして揚げられたケース54
は、下部軸56bをクレードル62の切欠き部64に取
り付けるような方法によって、設置する。切欠き部64
は、ケース54の回転を可能にし、しかもケース54を
水平方向にするのを可能にする。
【0047】ケース54が水平方向になっているとき、
表示はしていないハンドリング・スリングは、ケースつ
り揚げリング66を取り付けてコンテナの中にケースを
移動させるのを可能にする。次いで、コンテナはコンク
リートで固めることができる。すなわち、ケース外面と
コンテナ内面の間の体積はコンクリートで充填すること
ができる。このようにコンクリートで固めると、外部の
媒体に対する汚染の危険性を全く有することなく、コン
テナを貯蔵することができる。
【0048】本発明の他の具体化によると、樹脂の入っ
てないカートリッジをデカニング(decannin
g)室に導き、切り刻むことができる。この方法では、
そのカートリッジの体積はかなり減少する。ケースの使
用、ひいてはサイズの小さいコンテナの使用を可能に
し、ひいては貯蔵すべき廃棄物の体積が減少する。
【0049】カートリッジの再生利用方法は全て既に記
載した、樹脂の取り出し操作までの操作から成る。金属
構体に樹脂が全くないとき、この再生利用方法は、金属
構体を洗浄して新しい樹脂を充填することから成る。
【0050】金属構体の洗浄は、一方では金網を、他方
ではフィルタ・スクリーンを洗浄することから成る。
【0051】本発明の1つの具体化によると、カートリ
ッジを再生利用する間フィルタ・スクリーンの洗浄を容
易にするために、フィルタ・スクリーンは取り外した形
で製造される。更に、クロスバーと走行クレーンを使用
して、処理セルの下方に据え付けたキャスクから空のカ
ートリッジを取り出す。次いで処理セルのグローブボッ
クスまで空のカートリッジを移動させる。グローブボッ
クスという用語は、オペレータが、キャスク及び処理セ
ルの中に閉じ込めている物を破壊するという危険を全く
犯さないで、手動操作を行うことのできるセルを記述す
るために使用する。
【0052】空のカートリッジの下の方の部分は前記グ
ローブボックスの中に設置する。その中でオペレータは
フィルタ・スクリーンすなわち前記カートリッジのスク
リーンを取り外す。次いでフィルタ・スクリーンを超音
波タンクの中に沈める。その中でフィルタ・スクリーン
の障害物は除去される。すなわち、不純物は全て取り除
かれる。
【0053】このフィルタ・スクリーンの障害物は除去
と並行して、空のカートリッジを処理セルの洗浄井戸の
中まで移動する。洗浄井戸では高圧水で空のカートリッ
ジを洗浄する。
【0054】次いで、清浄なフィルタ・スクリーンを洗
浄したカートリッジに再度取り付ける。洗浄したカート
リッジはグローブボックスの中に再度移動させて、前記
フィルタ・スクリーンの再取付を可能にする。処理セル
の下方に据え付けたキャスクの中で、処理セル用のクロ
スバーと走行クレーンを用いて、再構成した空のカート
リッジ(すなわち、洗浄し再取付を行った)を元の位置
へ戻す。
【0055】次いで、調整セルすなわち介在セルの外側
に位置し新しいイオン交換樹脂を入れた容器から、金属
構体に新しい樹脂を充填する操作を行うことができる。
金属構体が一杯になると、遠隔操作によってカートリッ
ジの頂部カバーに新しい栓を取り付ける。
【0056】本発明のいかなる具休化においても、調整
セルに入れる新しい樹脂は、シリカを除去した水と混合
して、カートリッジの充填に使用する配管の中への前記
樹脂の流れを容易にする。前記カートリッジに充填して
いる間、シリカを除去した水をキャスクの中にポンプで
送り込んで、前記キャスク内の水位を一定に維持する。
【0057】このようにして、カートリッジを再使用す
る準備ができたとき、キャスクを撤去して排水プールま
で移動させる。排水プールではキャスクからカートリッ
ジを取り出し、移動バスケットを使用してカートリッジ
貯蔵プールの中まで移動させる。
【0058】更に、この再生利用方法によると、使用済
樹脂だけは貯蔵しなければならない。空のカートリッジ
は再生利用されるので、使用済樹脂により廃棄物貯蔵容
量はかなり増大し、しかもかなりの節約となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】イオン・ニンフィアの概略図である。
【図2】処理セルの下方の移動キャスクの据付/撒去の
概略図である。
【図3】除染した空のカートリッジの入ったケースをコ
ンテナ中に設置する概略図である。
【符号の説明】 1 ニンフィア 2A 上段カートリッジ 2B 下段カートリッジ 4 吸引装置、吸引ユニット 6 流出ユニット 10 開口 12 フィルタ装置 14 プロペラ 16 シャフト 18 デフレクタ 19 上段カートリッジと吸引装置との調心手段 20 ジョイント 22 把持ラグ 24 カレンダ 26a 穴あきシートの金属構体、金網構体 26b 穴あきシートの金属構体、金網構体 27 樹脂ベッド 28 円形開口 29a フィルタ・スクリーン、中央開口 29b フィルタ・スクリーン、中央開口 30a 頂部カバー 30b 底部カバー 32 取り外し式栓、カートリッジの栓 34 壁 36 ジョイント 38 ダクト 40 処理セル、介在セル 40A 表面セル 40B 下部セル 42 キャスク 44 高さ調節台 46 リング 47 開口 48 キャスク・カバー 50 吸引棒 52 吸引ポンプ、圧縮空気ポンプ 54 ケース 56a 上部軸 56b 下部軸 60 クロスバー 62 クレードル 64 切欠き部 66 ケースつり揚げ用リング

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済イオンカートリッジがカートリッ
    ジ貯蔵プールに貯蔵され、かつ中空の内部金属構体によ
    り構成され、下方端部において少なくとも1つのフィル
    タ・スクリーンで塞がれ、かつイオン交換樹脂で充填さ
    れ、しかも複数のプールと、カバーを装備した少なくと
    も1つの移動キャスクとを使用して、かつカートリッジ
    をプールからセルまで移動させることを可能にする、使
    用済イオンカートリッジの処理方法において、次の操
    作、すなわち、 a) 貯蔵プールから排出プールまでカートリッジを移
    動させ、 b) 該カートリッジを移動キャスク内で調整し、 c) 除染セル中の移動キャスクを除染し、 d) 該キャスクを処理セルまで移動させ、次いで e) 該カートリッジ中に含まれるイオン交換樹脂を、
    吸引方法により抽出する操作を行うことから成ることを
    特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記操作a)が、貯蔵プールから排出プ
    ールまでそれを移動させるための浸漬媒体中で、調整す
    べきカートリッジを移動バスケットの中に詰めることか
    ら成る、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記キャスクの処理セルまでの移動が、
    該キャスクを該処理セルの下方に据え付ける操作から成
    る、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記の据付操作が、前記キャスクを前記
    処理セルの下方に強固に固定することと、該キャスクか
    ら前記カバーを取り外すことと、かつ該カバーを前記処
    理セルの中まで移動させて該キャスクと該セルの開口を
    確実にすることとから成る、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記イオン交換樹脂を取り出すために使
    用する吸引手段が、一方は前記カートリッジの中に導か
    れ、かつ他方は圧水ポンプに接続した吸引パイプを有
    し、該圧水ポンプ自体は樹脂貯蔵ユニットに接続されて
    いる、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記イオン交換樹脂を取り出した後、更
    に、空カートリッジを調整するための次の操作、すなわ
    ち、 f) 空のカートリッジを前記キャスクから移動し、該
    カートリッジの内部金属構体を除染し、 g) 除染した空のカートリッジを、該カートリッジを
    確実に閉じ込める調整ケースの中に置き、次いで h) 該調整ケースを貯蔵コンテナの中に置く操作を実
    施することから成る、請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記調整ケースの中に前記カートリッジ
    を置く前記操作が、前記処理セルの下方のケースに据え
    付ける操作を含む、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記の据付操作が、前記調整ケースを前
    記処理セルの下方に強固に設置することと、該調整ケー
    スから前記カバーを取り外すことと、かつ該処理セルの
    中に該カバーを移動し該調整ケースと該処理セルの間の
    開口を確実にすることとから成る、請求項7記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 i) 前記コンテナを、貯蔵のためのコ
    ンクリートで充填することを含んだ最終操作を含む、請
    求項6記載の方法。
  10. 【請求項10】 操作f)の後、金属構体を切り刻み、
    前記貯蔵コンテナの中で該金属構体を調整する間に該金
    属構体の体積を減少させることを含む、請求項6記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 前記イオン交換樹脂を取り出した後、
    更に、前記空のカートリッジを再生利用するための次の
    操作、すなわち、 j) 前記キャスクから前記空のカートリッジを取り出
    し、前記処理セルの中に該カートリッジを移動させ、 k) 前記フィルタ・スクリーンを取り外し、該フィル
    タ・スクリーンをを洗浄し、 l) 前記フィルタ・スクリーンのない前記カートリッ
    ジの内部金属構体を除染して清浄化し、 m) 前記フィルタ・スクリーンを前記空のカートリッ
    ジに再度取り付け、前記カートリッジを前記移動キャス
    クの所定の位置に再度設置し、次いで n) 前記カートリッジの内部金属構体に新しいイオン
    交換樹脂を充填する操作を実施することを含む、請求項
    1記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記のフィルタ・スクリーンの洗浄操
    作が、該フィルタ・スクリーンを超音波タンクの中に移
    動し、該超音波タンクの中で該フィルタ・スクリーンを
    清浄化する、請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記キャスクを排出プールの中に移動
    させ、該排出プールの中で該キャスクから前記カートリ
    ッジを取り出し、次いで特殊運搬手段によりカートリッ
    ジ貯蔵プールの中に移動させる最終操作を含む、請求項
    11記載の方法。
JP4313904A 1991-10-10 1992-10-12 使用済イオンカートリッジの調整・再生利用方法 Pending JPH0643293A (ja)

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