JPH0643251B2 - レンズの成形方法 - Google Patents

レンズの成形方法

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JPH0643251B2
JPH0643251B2 JP63254018A JP25401888A JPH0643251B2 JP H0643251 B2 JPH0643251 B2 JP H0643251B2 JP 63254018 A JP63254018 A JP 63254018A JP 25401888 A JP25401888 A JP 25401888A JP H0643251 B2 JPH0643251 B2 JP H0643251B2
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JP
Japan
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molding
lens
pressure
lens material
mold
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JP63254018A
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JPH02102133A (ja
Inventor
淳 村田
正明 春原
高幸 木本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はレンズのプレス成形方法に係り、特に形状精度
および面精度の優れたレンズの成形方法に関するもので
ある。
従来の技術 従来のレンズのプレス成形方法を、ガラスの場合につい
て第2図〜第5図を用いて説明する。一般にプレス成形
によってガラスレンズを製造する場合、レンズ素材を所
定の大きさに切断し、ガラス転移点付近の温度まで予熱
し、この予熱昇温されたレンズ素材を型閉めたときレン
ズの完成品とほぼ同一形状となるように加工された上型
2下型3の上下型の間に供給し、所定の温度で加圧成形
を行っている。
レンズ素材1の形状は、できる限り簡単な形状が製造工
程、あるいは素材の加工の面でも望ましく、例えば第3
図に示されるような棒材を所定の巾切断した円柱体のも
のがある。しかしこのような素材を用いて成形すると、
第4図に示す素材の角部6が最初に変形し上型2及び下
型3と角部近傍がなじんでしまい、密閉空間7ができ
る。一旦密閉空間ができると、成形完了時まで密閉空間
が存在し、金型の加工面が素材に充分転写されず不良レ
ンズとなる。こういった未転写不良を防止する従来の方
法について第5図を用いて説明する。下型3は連結棒3
aを介してベース3bに固定されており、上型2は連結
棒2aを介してピストン棒2bに取付けられている。
素材1は加熱ヒータ8により成形温度まで加熱される。
所望の成形温度に達した時点で、上型2がピストン9に
よって下降し素材と接触する。その後上型が上下に振動
加圧をするが、例えばサーボパルサ10を使ってこれを
実行する。振動加圧は例えば全加圧ストロークの9割ま
で行い、残りの1割を定常加圧で成形する。全加圧スト
ロークに達したところで通電をやめ、所望の温度に降温
したところで型を開き、冷却後レンズを取りだす。上記
一連の成形プロフィール中で全加圧ストロークの9割を
振動加圧することにより、従来発生していた未接触部分
がなくなるという効果が開示されている。(例えば特開
昭60−246231号公報)。
発明が解決しようとする課題 従来の成形方法にあっては、レンズの形状を決定する上
型が成形途中においてレンズ素材と密着、型離れを繰り
返す為、その際に空気を巻き込み軟化した素材に気泡が
たまるという問題があった。又上記上型の挙動により、
下型との位置合わせが非常に難しく、成形レンズの両面
の傾きを保障することが困難であった。又同じく上記し
た上型の挙動により、上型の温度が均一でなくなる為レ
ンズ素材の温度分布も不均一となり、成形レンズに大き
なヒケを生ずる原因となっていた。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明のレンズの成形方法
は、上型と下型とからなる加工型とその間に供給された
レンズ素材が、常に接触した状態において、成形途中に
成形圧力を少なくとも1回以上減圧あるいは零にするこ
とを特徴とするものである。
上記レンズ素材の粘度が、1011ポアズ以下で成形を
開始し、10〜1010ポアズのとき成形圧力を1回
以上減圧すれば後記する理由により効果的である。
また成形圧力は2kg/mm2以上で形成することが望まし
く、レンズ素材は円柱形状で、両端面は表面粗さ1μm
以下であることが後記する理由により望ましい。
作用 上記のような構成であればレンズ素材が上下型と常に接
触した状態で、金型のレンズ形状転写面とレンズ素材と
の間に未接触部分を発生させることなく成形できる。
実施例 以下本発明の一実施例のレンズの成形方法について図面
を参照しながら説明すると、第1図において、本発明の
成形方法に係る成形装置は上型11と下型12の軸ズレ
をなくし、かつ所定のレンズ厚になるように任意の高さ
に調整した胴型4と前記上型、下型及び胴型で囲まれる
空間に供給されたレンズ素材13とを有している。レン
ズ素材は第3図に示すような円柱体であり、端面は鏡面
である。この素材を両端面が上下金型の転写面に接する
ように型内に供給する。15は加熱源を内蔵した加圧ス
テージであり、図示していないが例えば油圧ポンプ等に
より加圧力を加圧ステージに伝えている。又加圧ステー
ジは成形途中に任意の圧力に減圧あるいは零にできるよ
うになっている。16は加熱源を内蔵した成形ステージ
であり固定されている。
以上のように構成された成形装置を用いてガラス素材を
成形する方法を説明する。
素材は直径8mmφ×長さ10mmの光学ガラスSF−8
(ガラス転移点420℃)の円柱体であり、この素材を
下型12の転写面12aに縦置きに供給し、その後上型
11を胴型14に合わせて挿入し、ガラス素材に接触さ
せる。その後加熱源に通電してガラス素材の温度を53
0℃に加熱する。530℃に達した時点でガラス素材の
粘度は1010ポアズとなっている。次に加圧ステージ
に圧力が供給され上型11が素材を押圧し始める。この
ときの圧力は2kg/mm2以上が良いが望ましくは4kg/m
m2以上が良い。全体加圧ストローク5mmのうち2.5mmま
で押圧したところ一旦圧力供給を停止し、加圧ステージ
15を上昇させ上型11と離して圧力を零にする。この
ときガラス素材の粘度は10ポアズとなっている。又
このとき正圧になっていた金型転写面11a,12aと
レンズ素材端面で囲まれる空間11b,11aは常圧に
戻る。次に再び加圧ステージ15を上型11に密着させ
た後加圧を開始し、全加圧ストローク5mmまで成形す
る。その後通電を停止し、加圧した状態で430℃ま
で、加圧冷却し、その後圧力を零にする。そして室温に
なったところで型開きを行いレンズを取出す。
以上の実施例では、成形途中において、圧力を零にした
が、レンズ素材の大きさによっては減圧するだけで常圧
に戻るので、減圧するだけでも良い。
発明の効果 本発明は以上に説明した成形方法であるために以下に記
載されるような効果を奏する。
成形途中に成形圧力を減圧するために従来発生していた
空気の巻き込みによる成形不良がなくなり、形状精度、
面精度共に優れたレンズを成形できる。又上下の金型と
レンズ素材が常に接触した状態で成形されるので上下型
の精度をそのままレンズ素材に転写できる。すなわちレ
ンズの両面の傾きを金型と胴型によって容易に保証でき
る。又上下の金型とレンズ素材が成形中も常に接触して
いるために温度分布が均一であり、レンズ素材の成形途
中の変形、及び冷却時の収縮が不均一とならないために
形状精度の良いレンズが得られる。成形開始時のレンズ
素材の粘度を1011ポアズ以下にすると成形時にレン
ズ素材に過度な歪を加えることなく成形できる。尚望ま
しくは1010ポアズが良い。
さらに成形途中のレンズ素材の粘度は必要にして充分な
流動性をもった10〜1010ポアズが良い。
成形圧力は、レンズ素材が充分変形する圧力が必要であ
り、かつ上下型とレンズ素材で囲まれる空間を押し縮め
るだけの圧力が要求される為2kg/mm2以上が良い。
レンズ素材を円柱形状とすることにより素材の寸法管理
が容易となる。又製造工程への導入も簡単で自動化がし
やすい。又工程の簡略化にも貢献できる。
円柱形状のレンズ素材の両端面の精度を1μm以下とす
ることにより成形レンズの面精度を0.1μm以下にでき
るので光学特性の向上が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の成形方法を実現するための成形装置の
断面図、第2図〜5図は従来の成形装置及びレンズ素材
の断面図である。 11……上型、11a……金型転写面、11b……空
間、12……下型、12a……金型転写面、12b……
空間、13……レンズ素材、14……胴型、15……加
圧ステージ、16……成形ステージ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上型と下型とからなる加工型とその間に供
    給されたレンズ素材を加熱軟化させて成形する方法にお
    いて、加工型とレンズ素材が常に接触した状態で成形途
    中に成形圧力を少なくとも1回以上減圧するか零にした
    後、再びもとの成形圧力で成形することを特徴とするレ
    ンズの成形方法。
  2. 【請求項2】レンズ素材の粘度が1011ポアズ以下
    で、成形を開始することを特徴とする請求項1記載のレ
    ンズの成形方法。
  3. 【請求項3】レンズ素材の粘度が10〜1010ポア
    ズのとき成形圧力を少なくとも1回以上減圧するか零に
    することを特徴とする請求項1記載のレンズの成形方
    法。
  4. 【請求項4】レンズ素材は円柱形状であることを特徴と
    する請求項1記載のレンズの成形方法。
  5. 【請求項5】円柱形状をしたレンズ素材の両端面は、表
    面粗さ1μm以下であることを特徴とする請求項1記載
    のレンズの成形方法。
  6. 【請求項6】成形圧力を2kg/mm2以上で形成すること
    を特徴とする請求項1記載のレンズの成形方法。
JP63254018A 1988-10-07 1988-10-07 レンズの成形方法 Expired - Lifetime JPH0643251B2 (ja)

Priority Applications (4)

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JP63254018A JPH0643251B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 レンズの成形方法
EP89310096A EP0363150B1 (en) 1988-10-07 1989-10-03 A lens molding method
DE68915676T DE68915676T2 (de) 1988-10-07 1989-10-03 Verfahren zur Herstellung von Linsen.
US07/417,428 US5032160A (en) 1988-10-07 1989-10-05 Method of press molding lens material

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JPH02102133A JPH02102133A (ja) 1990-04-13
JPH0643251B2 true JPH0643251B2 (ja) 1994-06-08

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JPH02102133A (ja) 1990-04-13

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