JPH0643029A - 光量測定装置 - Google Patents

光量測定装置

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JPH0643029A
JPH0643029A JP21651192A JP21651192A JPH0643029A JP H0643029 A JPH0643029 A JP H0643029A JP 21651192 A JP21651192 A JP 21651192A JP 21651192 A JP21651192 A JP 21651192A JP H0643029 A JPH0643029 A JP H0643029A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源から変調光を発生させるとともに、この
変調光の立ち上がりに同期させてパルス計数手段を動作
させることにより、高精度に光量を計測できるようにす
る。 【構成】 スイッチングトランジスタ14を所定の周期
でオン、オフ駆動し、LED13から所定周期の変調光
を発生させ、フォトダイオードPDに被測定物16から
の透過光を断続的に入射させる。これによって照度−周
波数変換回路10は変調光の立ち上がりに同期して変換
動作を開始し、LED13からの変調光出力に応じて断
続的にパルス出力を発生する。このパルス数を、マイク
ロコンピュータ20のカウンタ部21を上記変調光の立
ち上がりに同期させて動作させることにより、計数し、
演算処理部23でフォトダイオードPDの出力電流の大
きさを検出し、照度又は光量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には照度(光量)
−周波数変換方式の電子的測光装置に関し、特に、回路
構成の簡単な、高信頼性かつ小型の電子的光量測定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のエンジンオイル等に使
用されている潤滑油は汚れ或は劣化が進むと光の透過率
が減少する。このため、潤滑油の一部を光透過性の特定
のセル中に収容し或はセル中を流し、これにLED(発
光ダイオード)などの光源から光を照射し、その透過光
をフォトダイオードなどの光検出素子で受光して透過光
量を検出し、この検出結果から潤滑油の汚れ或は劣化の
度合を判別するようにした電子的光量測定装置が提案さ
れている。例えば、光源としてLEDを使用し、光検出
素子としてフォトダイオードを使用した照度(光量)−
周波数変換方式の従来の電子的光量測定装置の一例を図
6に示す。
【0003】この光量測定装置は光検出素子であるフォ
トダイオードPDと静電容量型の負荷であるコンデンサ
Cとスイッチとして機能するダイオードD1とC−MO
S型の第1のシュミットインバータ11とで照度−周波
数変換回路10を構成しており、ダイオードD1は、第
1のシュミットインバータ11の出力と入力間にフォト
ダイオードPDとは逆極性で、抵抗R1を介して接続さ
れ、また、フォトダイオードPDとコンデンサCは所定
の電圧源と接地間に直列に接続され、それらの接続点が
第1のシュミットインバータ11の入力に接続されてい
る。
【0004】一方、LED13は所定の電圧源と接地間
にスイッチングトランジスタ14を直列に介して接続さ
れており、このトランジスタ14がオンのときに発光し
て光透過性のセル15内に存在する潤滑油のような被測
定物16に光を照射する。この被測定物16を透過した
光はフォトダイオードPDに入射し、従って、入射光の
照度又は光量に比例した電流IP がフォトダイオードP
Dに流れる。
【0005】フォトダイオードPDを流れる電流IP
コンデンサCに蓄積され、電圧VCに変換される。この
コンデンサCに蓄積される電圧VC は第1のシュミット
インバータ11でパルス信号に変換される。第1のシュ
ミットインバータ11は高レベルのスレッショルド電圧
THと低レベルのスレッショルド電圧VTLの2つのスレ
ッショルド電圧を有し、入力電圧が高レベルのスレッシ
ョルド電圧VTHより低いときには高レベルの出力電圧V
H を発生し、また、入力電圧が高レベルのスレッショル
ド電圧VTHに達すると出力電圧が高レベルVH から低レ
ベルVL に切換わり、そして入力電圧が低レベルのスレ
ッショルド電圧VTLに降下するまで低レベルの出力電圧
L を保持し、入力電圧が低レベルのスレッショルド電
圧VTLに降下したときに出力電圧が低レベルVL から高
レベルVH に切換わるように動作する。従って、フォト
ダイオードPDに光が入射せず、電流IP が流れないと
きには、即ち、コンデンサCに電荷が蓄積されないとき
には、その出力電圧は高レベルVH であり、また、コン
デンサCの充電電圧VC が高レベルのスレッショルド電
圧VTHに等しくなると、シュミットインバータ11の出
力電圧は高レベルから低レベルVL に切換わる。さら
に、コンデンサCの蓄積電荷が放電によりシュミットイ
ンバータ11の低レベルのスレッショルド電圧VTLにま
で低下すると、シュミットインバータ11の出力電圧は
低レベルVL から高レベルVH に切換わる。従って、第
1のシュミットインバータ11からはコンデンサCの充
放電に対応した周期のパルス電圧が出力され、かくして
フォトダイオードPDに入射する光の照度又は光量が周
波数信号に変換されることになる。
【0006】上記構成において、フォトダイオードPD
に電流が流れず、従って、コンデンサCに電荷が蓄積さ
れない初期状態においては、第1のシュミットインバー
タ11の出力電圧は高レベルVH にあるから、ダイオー
ドD1は逆方向にバイアスされ、スイッチオフと同じ機
能をなす。それ故、抵抗R1には電流が流れず、コンデ
ンサCは充電可能状態にある。光量の測定が開始され、
フォトダイオードPDに被測定光が入射すると、この入
射光の照度又は光量に比例した電流IP がフォトダイオ
ードPDに流れる。この電流IP はコンデンサCに蓄積
され、電圧VCに変換される。このコンデンサCの充電
電圧VC が第1のシュミットインバータ11の高レベル
のスレッショルド電圧VTHに達すると、このシュミット
インバータ11の出力電圧は高レベルVH から低レベル
L に切換わる。これによってダイオードD1は順方向
にバイアスされ、スイッチオンと同じ機能をなすから、
コンデンサCの充電電圧VC 及びフォトダイオードPD
の出力電流IP は抵抗R1及びダイオードD1を介して
流れ、コンデンサCの充電電圧は放電される。放電によ
ってコンデンサCの充電電圧VC がシュミットインバー
タ11の低レベルスレッショルド電圧VTLにまで降下す
ると、シュミットインバータ11の出力電圧は低レベル
L から高レベルVH に切換わる。これによってダイオ
ードD1は再び逆バイアスされてオフ状態となるから、
コンデンサCに充電電流が流れる。以下、同様の動作が
繰り返される結果、第1のシュミットインバータ11の
出力電圧、即ち、照度−周波数変換回路10からの出力
電圧V1 は、図7に示すように、コンデンサCの充放電
周期に対応する周波数のパルス波形となる。
【0007】この第1のシュミットインバータ11の出
力電圧V1 は、本例では、第1のシュミットインバータ
11と同じC−MOS型の第2のシュミットインバータ
12に供給される。この第2のシュミットインバータ1
2も高レベルのスレッショルド電圧VTHと低レベルのス
レッショルド電圧VTLの2つのスレッショルド電圧を有
し、同様に動作する。即ち、第1のシュミットインバー
タ11から高レベルの電圧信号VH が入力されていると
きには低レベルの電圧出力VL を発生し、低レベルの電
圧信号VL が入力されているときには高レベルの電圧出
力VH を発生する。従って、第2のシュミットインバー
タ12からは第1のシュミットインバータ11のパルス
波形を反転した同じ周波数F0 の出力電圧が発生され、
演算計測部であるマイクロコンピュータ20に供給され
る。
【0008】マイクロコンピュータ20は照度−周波数
変換回路10から第2のシュミットインバータ12を通
じて入力される周波数信号F0 のパルス数を計数するカ
ウンタ部21と、フォトダイオードPD及び変換回路の
入出力特性の演算処理プログラムを記憶しているROM
(リード・オンリー・メモリ)を含む記憶部22と、カ
ウンタ部21で計数された一定時間内のパルス数から、
記憶部22のプログラムに従ってフォトダイオードPD
の出力電流の大きさを検出し、照度又は光量を算出する
演算処理部23とから構成されており、かくして、フォ
トダイオードPDに入射する光の照度又は光量を求める
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来の光量測定装置においては、照度−周波数変換
回路から連続したパルス出力が発生されるから、カウン
タで取り込むタイミングによりカウント値が異なり、信
頼性に欠けるという欠点があった。また、照度が小さく
なると周波数が低くなるため、カウンタによるカウント
誤差が大きくなったり、外来ノイズの影響を受け易くな
るという欠点もあった。さらに、外乱光の影響を受け易
いという欠点があった。
【0010】従って、本発明の目的は、光源から所定周
期の変調光を発生させるとともに、この変調光の立ち上
がりに同期させてパルス計数手段を動作させることによ
り、簡単な回路構成で高精度に光量を測定することがで
きる高信頼性、小型の電子的光量測定装置を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
光量測定装置によって達成される。要約すれば、本発明
は、被測定物に光を照射する光源と、該光源から所定周
期の変調光を発生させる変調手段と、前記被測定物から
の透過光又は反射光を受光するとともに受光量に応じて
出力電流が変化する光検出素子を含み、該光検出素子に
入射する前記被測定物からの光の照度(光量)に応じた
周波数信号を出力する照度(光量)−周波数変換手段
と、該照度(光量)−周波数変換手段から出力される周
波数信号を計数する計数手段を含み、該計数を照度(光
量)に変換する演算制御手段とを具備し、前記光源から
の変調光の立ち上がりに同期させて前記照度(光量)−
周波数変換手段の変換動作及び前記計数手段の計数動作
を開始させ、照度(光量)を計測することを特徴とする
光量測定装置である。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。
【0013】図1は本発明による光量測定装置の一実施
例を示す回路構成図である。本実施例の光量測定装置に
おいても光源としてLED13を使用し、また、光検出
素子としてフォトダイオードPDを使用し、このフォト
ダイオードPDと静電容量型の負荷であるコンデンサC
とスイッチとして機能するダイオードD1とC−MOS
型の第1のシュミットインバータ11とで照度−周波数
変換回路10を構成した場合について説明するが、本発
明はこれに限定されるものではなく、他の素子や回路構
成を使用してもよいことは言うまでもない。
【0014】本実施例では、LED13と接地間に接続
されたスイッチングトランジスタ14のベースに駆動源
30から所定周波数(例えば270Hz)のパルス信号
を印加してオン、オフ駆動し、LED13から図2の
(A)に示すような所定周期の変調光を発生させ、フォ
トダイオードPDに被測定物からの透過光を断続的に入
射させる。これによって照度−周波数変換回路10は光
源の変調光の立ち上がりに同期して照度(光量)−周波
数変換動作を開始することになり、照度−周波数変換回
路10からはLED13からの変調光出力に応じた断続
的なパルス出力が発生され、マイクロコンピュータ20
に供給される。一方、マイクロコンピュータ20のカウ
ンタ部21を変調光の立ち上がりに同期させて動作さ
せ、入力するパルス数を計数させる。計数された周波数
信号を演算処理部23で照度又は光量に変換するもので
ある。
【0015】この際、1回の光量を求めるためのサンプ
リング回数が多いほど積算フィルタの効果が高くなる
が、アナログ回路の場合と異なり照度−周波数変換回路
10の出力信号は周波数出力であるため、かなり高い電
圧レベルのノイズが重畳されない限りその影響は受けな
い。従って、サンプリング回数を大きくする必要はな
い。勿論、他の手段によりLED13から所定周期の変
調光を発生させるようにしてもよい。
【0016】なお、照度−周波数変換回路10の機能、
動作態様等は上述した通りであるので、ここではこれ以
上の説明を省略するが、図2の(B)に示すように、照
度−周波数変換回路10はLED13からの変調光出力
に応じて断続的にパルス出力を発生し、マイクロコンピ
ュータ20に供給する。
【0017】次に、図3に示すように、フォトダイオー
ドPDに入力する光量が小さく、照度−周波数変換回路
10の出力周波数が光源の変調光の周波数より小さい場
合を考えてみる。この場合には、図3(A)の変調光が
高レベルになるとコンデンサCは充電される。しかし、
光量が小さく、図3(B)に示すように、コンデンサC
には1つの高レベルの区間では十分には充電されない。
このコンデンサCの充電電圧は変調光が低レベルの間は
そのまま一定に保持され、変調光の次の高レベルの区間
において再び充電が開始され、第1のシュミットインバ
ータ11の高レベルのスレッショルド電圧VTHに達する
と、このシュミットインバータ11の出力電圧は高レベ
ルVH から低レベルVL に切換わる。これによってダイ
オードD1は順方向にバイアスされ、スイッチオンと同
じ機能をなすから、コンデンサCの充電電圧及びフォト
ダイオードPDの出力電流IP は抵抗R1及びダイオー
ドD1を介して流れ、コンデンサCの充電電圧は放電さ
れる。放電によってコンデンサCの充電電圧VC がシュ
ミットインバータ11の低レベルスレッショルド電圧V
TLにまで降下すると、シュミットインバータ11の出力
電圧は低レベルVLから高レベルVH に切換わる。これ
によって、図3(C)に示すように、照度−周波数変換
回路10から1つの出力パルスが送出される。かくし
て、本実施例の照度−周波数変換回路10は微弱光量下
で変調光よりも低い周波数の出力も発生することができ
ることが分る。
【0018】ここで、この場合の検出下限はサンプリン
グ回数による。図3の場合には、検出に必要なサンプリ
ング回数は最低2回ということになる。さらに、マイク
ロコンピュータ20のカウンタ部21で計数した値をそ
の演算処理部23で処理する場合の演算処理上の信頼性
を確保する上で最低2ビット必要であるとすれば、サン
プリング回数は4回になる。本実施例では、検出範囲を
照度−周波数変換回路10の出力周波数として100H
z〜100KHzとしているので、その下限を満足する
にはサンプリング回数は約10回となる。
【0019】しかして、マイクロコンピュータ20のカ
ウンタ部21に供給されるパルス出力を演算処理部23
において照度又は光量に変換する。
【0020】このように変調光を用いると、外乱光の影
響を除去することができることは言うまでもないが、さ
らに、次のような利点が生じる。
【0021】即ち、変調光が立ち上がったときにそれに
同期して照度−周波数変換回路10のコンデンサCがフ
ォトダイオードPDを流れる電流IP により充電され
る。それ故、照度−周波数変換回路10からのパルス出
力は、図2(B)に示すように、時間TC 経過後に立ち
上がり、マイクロコンピュータ20のカウンタ部21に
供給されることになる。一方、変調光の立ち上がりに同
期させてカウンタ部21を動作させるため、従来のこの
種の光量測定装置のようにカウント誤差が生じることが
なくなり、従って、信頼性が著しく向上する。
【0022】また、本実施例の装置の計測周期を例えば
5秒(5000ms)とすると、LED13に電流が流
れるのは、変調光の1つの高レベル区間が1.85ms
であるので、1.85×10=18.5msの時間のみ
である。LEDの寿命がその電流と通電時間の積による
とすれば、LED電流を10mAとした場合、連続通電
の場合の次のLED電流に対応し、信頼性が遥かに向上
していることが分る。
【0023】 10mA×(18.5/5000)=0.037mA 上記本実施例では照度(光量)−周波数変換回路10の
第1のシュミットインバータ11の出力と入力間にフォ
トダイオードPDとは逆極性で、抵抗R1を介してダイ
オードD1を接続し、このダイオードD1をスイッチと
して機能させたが、ダイオードD1の代わりにアナログ
スイッチを使用してもよい。ただし、アナログスイッチ
は端子容量を有するので照度−周波数変換の特性が不安
定となる可能性がある。従って、信頼性の点からはダイ
オードスイッチを使用することが好ましい。
【0024】一方、照度又は光量をアナログ出力したい
場合には、演算処理部23から出力される照度(光量)
に対応したディジタル信号を、図4に示すような回路構
成簡単なディジタル−アナログ変換器により変換するこ
とで、実現できる。図4において、信号STRは変調光
と同じ周期のストローブ信号であり、信号P0 は演算処
理部23から供給されるパルス出力である。これら信号
STR、P0 の波形、スイッチ(本例では電子スイッ
チ)SW1、SW2の動作態様、及びディジタル−アナ
ログ変換器の各部における信号波形を図5に示す。この
ようにして変換されたアナログ信号Vc2は増幅回路で
適当な大きさに増幅されて例えば図示しない指示計に供
給され、計測結果が表示されることになる。
【0025】また、上記実施例では本発明による光量測
定装置を自動車のエンジンオイル等の潤滑油の汚れ或は
劣化を計測する場合に適用したが、光源からの光を透過
する種々のオイルの汚れ或は劣化やオイル以外の光が透
過し得る液体、気体等の汚れ或は劣化を計測する場合に
も本発明が適用できるし、また、光源からの光を反射す
る被測定物からの反射光の照度(光量)を計測する場合
にも本発明は適用できるものである。
【0026】なお、上記実施例は本発明の単なる例示に
過ぎず、回路構成、使用する素子等は必要に応じて任意
に変更できるものである。例えば、C−MOSシュミッ
トインバータ以外のインバータや他の回路素子を使用し
てもよいし、また、LED以外の光源を使用しても、フ
ォトダイオード以外の光検出素子を使用しても、マイク
ロコンピュータ以外の演算制御手段を使用してもよいこ
とは勿論である。さらに、照度(光量)−周波数変換回
路から発生される周波数出力はパルス以外の周波数出力
でもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光量
測定装置は、光源から所定の周期の変調光を出力させる
ようにしたので、光源の光量が一定となり、かつ外乱光
の影響を除去することができる。また、変調光が立ち上
がったときにそれに同期して照度−周波数変換手段の変
換動作が開始されるので、その周波数出力はある時間遅
れて立ち上がり、一方、変調光の立ち上がりに同期させ
て周波数の計数動作を開始させるため、カウント誤差が
生じることがなく、従って、信頼性が著しく向上する。
さらに、微弱な光量でも高精度に測定できるし、小型
化、低価格化が可能となり、また、回路構成簡単なディ
ジタル−アナログ変換手段により周波数出力をアナログ
信号に変換できる等の多くの顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光量測定装置の一実施例を示す回
路構成図である。
【図2】図1に示す本発明の光量測定装置におけるパル
ス出力の発生態様を説明するための波形図である。
【図3】図1に示す本発明の光量測定装置におけるパル
ス出力の他の発生態様を説明するための波形図である。
【図4】図1に示す本発明の光量測定装置に使用できる
ディジタル−アナログ変換器の一例を示す回路図であ
る。
【図5】図4のディジタル−アナログ変換器の各部にお
ける電圧出力を示す波形図である。
【図6】従来の光量測定装置の一例を示す回路構成図で
ある。
【図7】図6の光量測定装置に使用されているシュミッ
トインバータの電圧出力を示す波形図である。
【符号の説明】
10 照度(光量)−周波数変換回路 11、12 シュミットインバータ 13 LED(発光ダイオード) 14 スイッチングトランジスタ 15 光透過性セル 16 被測定物 20 マイクロコンピュータ 21 カウンタ部 22 記憶部 23 演算処理部 30 駆動源 PD フォトダイオード C コンデンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物に光を照射する光源と、該光源
    から所定周期の変調光を発生させる変調手段と、前記被
    測定物からの透過光又は反射光を受光するとともに受光
    量に応じて出力電流が変化する光検出素子を含み、該光
    検出素子に入射する前記被測定物からの光の照度(光
    量)に応じた周波数信号を出力する照度(光量)−周波
    数変換手段と、該照度(光量)−周波数変換手段から出
    力される周波数信号を計数する計数手段を含み、該計数
    を照度(光量)に変換する演算制御手段とを具備し、前
    記光源からの変調光の立ち上がりに同期させて前記照度
    (光量)−周波数変換手段の変換動作及び前記計数手段
    の計数動作を開始させ、照度(光量)を計測することを
    特徴とする光量測定装置。
  2. 【請求項2】 前記照度(光量)−周波数変換手段は、
    前記光検出素子からの出力電流によって充電される容量
    素子と、該容量素子に充電された充電電圧と予め設定さ
    れた基準電圧とを比較し、充電電圧が前記基準電圧に達
    したとき毎に出力信号レベルを変化させてパルス信号を
    発生するパルス発振回路であることを特徴とする請求項
    1の光量測定装置。
  3. 【請求項3】 前記演算制御手段からの照度(光量)に
    対応したディジタル信号をアナログ信号に変換するディ
    ジタル−アナログ変換部を具備することを特徴とする請
    求項1の光量測定装置。
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