JPH0642957A - 光学式変位測定装置 - Google Patents
光学式変位測定装置Info
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- JPH0642957A JPH0642957A JP20088192A JP20088192A JPH0642957A JP H0642957 A JPH0642957 A JP H0642957A JP 20088192 A JP20088192 A JP 20088192A JP 20088192 A JP20088192 A JP 20088192A JP H0642957 A JPH0642957 A JP H0642957A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】分解能に影響を与えずに出力値の変化範囲を変
更することができる光学式変位測定装置を提供する。 【構成】発光素子11は物体の表面に投光スポットを形
成し、位置検出素子14は受光スポットの位置に対応し
て出力レベルの比率が決まる一対の位置信号I1,I2
を出力する。加算器26は位置信号I1 ,I2 の和とし
て受光光量を求め、誤差増幅器29は受光光量と所定の
基準値との差を求める。この差に基づいて発光素子11
の発光光量をフィードバック制御する。一方、減算器2
5は位置信号I1 ,I2 の差を求め、この差を変位に比
例する値としてDC演算部27を通して出力する。基準
値は、基準値発生部28a,28bから発生し、基準値
切換部31により2段階に切換可能となっている。
更することができる光学式変位測定装置を提供する。 【構成】発光素子11は物体の表面に投光スポットを形
成し、位置検出素子14は受光スポットの位置に対応し
て出力レベルの比率が決まる一対の位置信号I1,I2
を出力する。加算器26は位置信号I1 ,I2 の和とし
て受光光量を求め、誤差増幅器29は受光光量と所定の
基準値との差を求める。この差に基づいて発光素子11
の発光光量をフィードバック制御する。一方、減算器2
5は位置信号I1 ,I2 の差を求め、この差を変位に比
例する値としてDC演算部27を通して出力する。基準
値は、基準値発生部28a,28bから発生し、基準値
切換部31により2段階に切換可能となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体までの距離を三角
測量法を用いて非接触で計測する光学式変位測定装置に
関するものである。
測量法を用いて非接触で計測する光学式変位測定装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、FA(ファクトリーオートメ
ーション)等の分野においてロボットの視覚センサなど
に用いるために、三角測量法に基づいて光学的に距離を
測定する変位測定装置が提供されている。この種の変位
測定装置は、光学的に距離を測定するから物体までの距
離を非接触で測定できるという利点がある。また、図9
に示すように、物体までの距離に関する情報を検出する
センサヘッド10と、センサヘッド10で求めた情報に
基づいて物体までの距離を演算したり物体までの距離に
応じた各種判定を行うためのコントローラ20とは別体
に設けられて接続線を介して接続されている。このよう
にセンサヘッド10とコントローラ20とを分離した構
成とすれば、センサヘッド10が小型化され、ロボット
等に組み込み易くなる。
ーション)等の分野においてロボットの視覚センサなど
に用いるために、三角測量法に基づいて光学的に距離を
測定する変位測定装置が提供されている。この種の変位
測定装置は、光学的に距離を測定するから物体までの距
離を非接触で測定できるという利点がある。また、図9
に示すように、物体までの距離に関する情報を検出する
センサヘッド10と、センサヘッド10で求めた情報に
基づいて物体までの距離を演算したり物体までの距離に
応じた各種判定を行うためのコントローラ20とは別体
に設けられて接続線を介して接続されている。このよう
にセンサヘッド10とコントローラ20とを分離した構
成とすれば、センサヘッド10が小型化され、ロボット
等に組み込み易くなる。
【0003】センサヘッド10は、物体に光ビームを照
射して点状の光パターンである投光スポットを物体の表
面に形成する投光手段1と、投光手段1から照射された
光ビームの物体の表面での反射光を検出する受光手段2
とを備える。受光手段2では、入射光を受光光学系13
(図11参照)に通して収束させることによって、PS
Dよりなる位置検出素子14の受光面に投光スポットの
像としての受光スポットを形成し、受光スポットの位置
に対応した一対の位置信号I1 ,I2 を出力する。すな
わち、位置検出素子14は、受光スポットの位置に応じ
て大きさの比率が決まる電流信号である一対の位置信号
I1 ,I2 を発生するのであって、両位置信号I1 ,I
2 の関係に基づいて受光スポットの位置を検出すれば、
物体までの距離を三角測量法に基づいて求めることがで
きるのである。また、両位置信号I1 ,I2 の合計は、
位置検出素子14で検出している受光光量に対応する。
射して点状の光パターンである投光スポットを物体の表
面に形成する投光手段1と、投光手段1から照射された
光ビームの物体の表面での反射光を検出する受光手段2
とを備える。受光手段2では、入射光を受光光学系13
(図11参照)に通して収束させることによって、PS
Dよりなる位置検出素子14の受光面に投光スポットの
像としての受光スポットを形成し、受光スポットの位置
に対応した一対の位置信号I1 ,I2 を出力する。すな
わち、位置検出素子14は、受光スポットの位置に応じ
て大きさの比率が決まる電流信号である一対の位置信号
I1 ,I2 を発生するのであって、両位置信号I1 ,I
2 の関係に基づいて受光スポットの位置を検出すれば、
物体までの距離を三角測量法に基づいて求めることがで
きるのである。また、両位置信号I1 ,I2 の合計は、
位置検出素子14で検出している受光光量に対応する。
【0004】さらに具体的に説明する。投光手段1は、
レーザダイオードよりなる発光素子11を備え光ビーム
を形成する。また、発光素子11には、コントローラ2
0に設けた原発振器21から発生するクロック信号をパ
ルス変調(パルス振幅変調)する変調器22の出力がレ
ーザダイオード駆動回路12を通して入力される。変調
器22は、後述する積分器23から出力される直流信号
の信号レベルに対応して発光素子11への供給エネルギ
が変化するように変調器22の出力の振幅を変化させ
る。このようにして、発光素子11はクロック信号に同
期して光を間欠的に出力する。
レーザダイオードよりなる発光素子11を備え光ビーム
を形成する。また、発光素子11には、コントローラ2
0に設けた原発振器21から発生するクロック信号をパ
ルス変調(パルス振幅変調)する変調器22の出力がレ
ーザダイオード駆動回路12を通して入力される。変調
器22は、後述する積分器23から出力される直流信号
の信号レベルに対応して発光素子11への供給エネルギ
が変化するように変調器22の出力の振幅を変化させ
る。このようにして、発光素子11はクロック信号に同
期して光を間欠的に出力する。
【0005】一方、位置検出素子14から出力される一
対の位置信号I1 ,I2 は、それぞれ増幅器15a,1
5bに入力され、位置信号I1 ,I2 が電流信号から電
圧信号V1 ,V2 に変換されるとともに増幅された後に
コントローラ20に出力される。コントローラ20は、
位置信号I1 ,I2 に対応した電圧信号V1 ,V2 が入
力される信号処理部24a,24bを備えている。信号
処理部24a,24bでは、電圧信号V1 ,V2 を増幅
した後に所定周波数以下の雑音成分を除去し、さらに原
発振器21からのクロック信号に同期して電圧信号
V1 ,V2 を検波する。信号処理部24a,24bでの
電圧信号V1 ,V2 の増幅率は外部から調節可能になっ
ている。
対の位置信号I1 ,I2 は、それぞれ増幅器15a,1
5bに入力され、位置信号I1 ,I2 が電流信号から電
圧信号V1 ,V2 に変換されるとともに増幅された後に
コントローラ20に出力される。コントローラ20は、
位置信号I1 ,I2 に対応した電圧信号V1 ,V2 が入
力される信号処理部24a,24bを備えている。信号
処理部24a,24bでは、電圧信号V1 ,V2 を増幅
した後に所定周波数以下の雑音成分を除去し、さらに原
発振器21からのクロック信号に同期して電圧信号
V1 ,V2 を検波する。信号処理部24a,24bでの
電圧信号V1 ,V2 の増幅率は外部から調節可能になっ
ている。
【0006】信号処理部24a,24bからの出力信号
V11,V12は、電圧信号V1 ,V2に比例し、両出力は
減算手段である減算器25により減算されて減算値(V
11−V12)が求められるとともに、加算器26により加
算されて加算値(V11+V12)が求められる。減算器2
5の出力は、所定周波数以上の成分を除去するととも
に、後述する傾き(比例定数)、測定距離のオフセット
値を外部から設定し、またリニアリティを補正して測定
値を補正するDC演算部27を通して変位出力として出
力される。具体的には、傾きの調節には入力レベルに対
する減衰率を調節し、オフセット値の調節には入力レベ
ルに加算するレベルを調節する。また、DC演算部27
は、位置検出素子14で受光した光量が不足したり過剰
になると、その時点での測定値を保持するサンプル・ホ
ールドの機能も有している。
V11,V12は、電圧信号V1 ,V2に比例し、両出力は
減算手段である減算器25により減算されて減算値(V
11−V12)が求められるとともに、加算器26により加
算されて加算値(V11+V12)が求められる。減算器2
5の出力は、所定周波数以上の成分を除去するととも
に、後述する傾き(比例定数)、測定距離のオフセット
値を外部から設定し、またリニアリティを補正して測定
値を補正するDC演算部27を通して変位出力として出
力される。具体的には、傾きの調節には入力レベルに対
する減衰率を調節し、オフセット値の調節には入力レベ
ルに加算するレベルを調節する。また、DC演算部27
は、位置検出素子14で受光した光量が不足したり過剰
になると、その時点での測定値を保持するサンプル・ホ
ールドの機能も有している。
【0007】一方、加算器26の出力は誤差増幅器28
に入力され、基準値発生部29より出力される基準値と
の差が求められる。加算器26からの出力値は基準値か
ら減算され、その差が積分器23で平均化され、変調器
22に入力されるのである。したがって、発光素子11
からの光出力は、位置検出素子14での受光光量に対応
してフィードバック制御される。フィードバック系が安
定に動作しているときには、加算器26の出力が基準値
発生部29で設定した基準値に一致するように発光素子
11の発光光量が調節され、位置検出素子14の受光光
量は略一定量に保たれる。したがって、加算器26から
出力される加算値(V11+V12)は、回路のダイナミッ
クレンジや応答性能を無視した理想系では一定であっ
て、減算器25から出力される減算値(V11−V12)
は、(V11−V12)/(V11+V12)に比例することに
なる。このように、加算器26、基準値発生部28、誤
差増幅器29、積分器23、変調器22によって、受光
光量を一定に保つようにフィードバック制御を行う光量
制御手段が構成される。
に入力され、基準値発生部29より出力される基準値と
の差が求められる。加算器26からの出力値は基準値か
ら減算され、その差が積分器23で平均化され、変調器
22に入力されるのである。したがって、発光素子11
からの光出力は、位置検出素子14での受光光量に対応
してフィードバック制御される。フィードバック系が安
定に動作しているときには、加算器26の出力が基準値
発生部29で設定した基準値に一致するように発光素子
11の発光光量が調節され、位置検出素子14の受光光
量は略一定量に保たれる。したがって、加算器26から
出力される加算値(V11+V12)は、回路のダイナミッ
クレンジや応答性能を無視した理想系では一定であっ
て、減算器25から出力される減算値(V11−V12)
は、(V11−V12)/(V11+V12)に比例することに
なる。このように、加算器26、基準値発生部28、誤
差増幅器29、積分器23、変調器22によって、受光
光量を一定に保つようにフィードバック制御を行う光量
制御手段が構成される。
【0008】次に、上記構成における距離測定の原理を
説明する。図11に示すように、受光スポットが位置検
出素子14の受光面の中央に形成されているときの投光
手段1の光軸方向における受光光学系13の中心から物
体3までの距離をrとし、物体3までの距離がΔrだけ
大きくなったとする。このとき、受光スポットの位置は
図11の左方にΔxだけ移動する。位置検出素子14の
受光面の有効長を2Lとすれば、位置信号I1 ,I2 は
次の関係になる。
説明する。図11に示すように、受光スポットが位置検
出素子14の受光面の中央に形成されているときの投光
手段1の光軸方向における受光光学系13の中心から物
体3までの距離をrとし、物体3までの距離がΔrだけ
大きくなったとする。このとき、受光スポットの位置は
図11の左方にΔxだけ移動する。位置検出素子14の
受光面の有効長を2Lとすれば、位置信号I1 ,I2 は
次の関係になる。
【0009】 I1 /I2 =(L−Δx)/(L+Δx) … 式を変形すると、次式が得られる。 (I1 −I2 )/(I1 +I2 )=Δx/L … 位置検出素子14の受光面の有効長2Lは一定であるか
ら、位置信号I1 ,I2に対応した増幅器15a,15
bの出力に基づいて、(I1 −I2 )/(I1 +I2 )
に相当する値を求めれば、受光スポットの位置を知るこ
とができるのである。すなわち、(V11−V12)/(V
11+V12)を求めれば、位置検出素子14での受光スポ
ットの変位Δxを求めることができる。すなわち、上述
したように、減算器25の出力は(V11−V12)である
が、フィードバック制御によって(V11+V12)が一定
値に保たれているから、減算器25の出力に除算を施さ
なくても減算器25からは式の左辺に比例した出力が
得られていることになる。したがって、DC演算部27
において減算器25の出力に対する比例定数(傾き)を
設定すれば、受光スポットの変位Δxを求めることがで
きる。
ら、位置信号I1 ,I2に対応した増幅器15a,15
bの出力に基づいて、(I1 −I2 )/(I1 +I2 )
に相当する値を求めれば、受光スポットの位置を知るこ
とができるのである。すなわち、(V11−V12)/(V
11+V12)を求めれば、位置検出素子14での受光スポ
ットの変位Δxを求めることができる。すなわち、上述
したように、減算器25の出力は(V11−V12)である
が、フィードバック制御によって(V11+V12)が一定
値に保たれているから、減算器25の出力に除算を施さ
なくても減算器25からは式の左辺に比例した出力が
得られていることになる。したがって、DC演算部27
において減算器25の出力に対する比例定数(傾き)を
設定すれば、受光スポットの変位Δxを求めることがで
きる。
【0010】また、受光光学系13の中心と位置検出素
子14との距離をf、投光手段1の光軸上で距離rの位
置の点と位置検出素子14の中心とを結ぶ直線が投光手
段1の光軸となす角度をθとすれば、次の関係が得られ
る。 (r/cos θ+Δr/cos θ) :f/cos θ=(Δr/sin θ):Δx ∴ Δr=r・Δx/{(f/sin θ)−Δx} =b・Δx/(a−Δx) … ただし、a=f/sin θ、b=rである。すなわち、
式によれば、Δxを求めれば変位した距離Δrを求める
ことができるのであって、式と式とに基づいて変位
した距離Δrを求めることができることがわかる。ただ
し、DC演算部27では、式に対応する演算を行って
変位Δxを求め、式による距離Δrの演算はDC演算
部27よりも後段で演算される。
子14との距離をf、投光手段1の光軸上で距離rの位
置の点と位置検出素子14の中心とを結ぶ直線が投光手
段1の光軸となす角度をθとすれば、次の関係が得られ
る。 (r/cos θ+Δr/cos θ) :f/cos θ=(Δr/sin θ):Δx ∴ Δr=r・Δx/{(f/sin θ)−Δx} =b・Δx/(a−Δx) … ただし、a=f/sin θ、b=rである。すなわち、
式によれば、Δxを求めれば変位した距離Δrを求める
ことができるのであって、式と式とに基づいて変位
した距離Δrを求めることができることがわかる。ただ
し、DC演算部27では、式に対応する演算を行って
変位Δxを求め、式による距離Δrの演算はDC演算
部27よりも後段で演算される。
【0011】図9に示した従来構成のコントローラ20
についてさらに詳しく説明する。上述したように、信号
処理部24a,24bでの増幅度は調節可能であって、
図10に示すように、積分器23の出力に基づいて増幅
度を調節するゲイン切換部30によって増幅度が制御さ
れる。ゲイン切換部30では、スイッチSWが操作され
ることによっても増幅度を切り換えることができる。こ
こに、スイッチSWは、高増幅度、低増幅度、自動調節
の3つの状態が選択可能であって、高増幅度および低増
幅度が選択されると信号処理部24a,24bの増幅度
が高低2段階で固定的に設定され、自動調節が選択され
ると積分器23の出力レベルに応じて信号処理部24
a,24bの増幅度が自動的かつ段階的に切り換えられ
る。すなわち、自動調節の際には、積分器23の出力が
大きくなって発光素子11の発光光量が最大光量に近く
なると信号処理部24a,24bでの増幅度を大きくし
て発光素子11の発光光量を減少させるように調節す
る。逆に積分器23の出力が小さくなって発光素子11
の発光光量が最小光量に近くなると信号処理部24a,
24bでの増幅度を小さくして発光素子11の発光光量
を増加させるように調節する。
についてさらに詳しく説明する。上述したように、信号
処理部24a,24bでの増幅度は調節可能であって、
図10に示すように、積分器23の出力に基づいて増幅
度を調節するゲイン切換部30によって増幅度が制御さ
れる。ゲイン切換部30では、スイッチSWが操作され
ることによっても増幅度を切り換えることができる。こ
こに、スイッチSWは、高増幅度、低増幅度、自動調節
の3つの状態が選択可能であって、高増幅度および低増
幅度が選択されると信号処理部24a,24bの増幅度
が高低2段階で固定的に設定され、自動調節が選択され
ると積分器23の出力レベルに応じて信号処理部24
a,24bの増幅度が自動的かつ段階的に切り換えられ
る。すなわち、自動調節の際には、積分器23の出力が
大きくなって発光素子11の発光光量が最大光量に近く
なると信号処理部24a,24bでの増幅度を大きくし
て発光素子11の発光光量を減少させるように調節す
る。逆に積分器23の出力が小さくなって発光素子11
の発光光量が最小光量に近くなると信号処理部24a,
24bでの増幅度を小さくして発光素子11の発光光量
を増加させるように調節する。
【0012】このようなゲイン切換部30を設ければ、
物体の反射率が高い場合のように発光素子11の発光光
量が小さくなって位相遅れが大きくなり補償量が足りな
くなった場合でも系の不安定による発振などを防止で
き、また物体の反射率が低い場合のように発光素子11
の発光光量が大きくなって帰還量が小さくなった場合で
もフィードバック誤差が大きくなるのを防止できるので
ある。すなわち、系のダイナミックレンジを大きくとる
ことができ、反射率の異なる各種の物体について距離を
精度よく測定できるのである。
物体の反射率が高い場合のように発光素子11の発光光
量が小さくなって位相遅れが大きくなり補償量が足りな
くなった場合でも系の不安定による発振などを防止で
き、また物体の反射率が低い場合のように発光素子11
の発光光量が大きくなって帰還量が小さくなった場合で
もフィードバック誤差が大きくなるのを防止できるので
ある。すなわち、系のダイナミックレンジを大きくとる
ことができ、反射率の異なる各種の物体について距離を
精度よく測定できるのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DC演算部
27からの出力値の変化範囲を変更する必要が生じるこ
とがある。たとえば、標準の出力値の変化範囲が±5V
であるのに対して±1Vに変更する必要が生じることが
ある。この場合、DC演算部27の内部で比例定数(傾
き)を変更することで出力値の変化範囲を変更すること
ができるが、傾きを変更した場合には、距離の測定範囲
は変更されずに出力値の変化範囲が変更されるから、単
位距離当たりの出力値の変化量が変化することになり、
距離の測定範囲が変化していないにもかかわらず分解能
が変化するという不都合が生じることになる。
27からの出力値の変化範囲を変更する必要が生じるこ
とがある。たとえば、標準の出力値の変化範囲が±5V
であるのに対して±1Vに変更する必要が生じることが
ある。この場合、DC演算部27の内部で比例定数(傾
き)を変更することで出力値の変化範囲を変更すること
ができるが、傾きを変更した場合には、距離の測定範囲
は変更されずに出力値の変化範囲が変更されるから、単
位距離当たりの出力値の変化量が変化することになり、
距離の測定範囲が変化していないにもかかわらず分解能
が変化するという不都合が生じることになる。
【0014】また、上述したように、ゲイン切換部30
を設ければダイナミックレンジは拡大するが、信号処理
部24a,24bの増幅度が変化すると、変位出力を求
めるための傾きやオフセット値やリニアリティに変化が
生じるという問題がある。このような問題が生じるの
は、増幅器15a,15bから出力される電圧信号
V1,V2 に変調器22から出力された信号がクロスト
ークによって重畳され、クロストークのレベルが変調器
22の出力レベル(すなわち、信号処理部24a,24
bの増幅度)に応じて変化するからである。とくに、発
光素子11の発光光量が小さくなると(位置検出素子1
4の出力レベルが小さくなると)、外乱ノイズやクロス
トークの影響が強くなり、加算器26の出力値が不安定
になってリニアリティが悪化するという問題が生じる。
を設ければダイナミックレンジは拡大するが、信号処理
部24a,24bの増幅度が変化すると、変位出力を求
めるための傾きやオフセット値やリニアリティに変化が
生じるという問題がある。このような問題が生じるの
は、増幅器15a,15bから出力される電圧信号
V1,V2 に変調器22から出力された信号がクロスト
ークによって重畳され、クロストークのレベルが変調器
22の出力レベル(すなわち、信号処理部24a,24
bの増幅度)に応じて変化するからである。とくに、発
光素子11の発光光量が小さくなると(位置検出素子1
4の出力レベルが小さくなると)、外乱ノイズやクロス
トークの影響が強くなり、加算器26の出力値が不安定
になってリニアリティが悪化するという問題が生じる。
【0015】すなわち、減算部25の出力は、フィード
バックゲインをαとするとき、α・(V11−V12)にな
り、加算器26の出力であるα・(V11+V12)は安定
状態では一定値に保たれるから、α・(V11+V12)=
Vcとおけば、減算部25の出力は、Vc・(V11−V
12)/(V11+V12)になる。ここで、クロストークに
よる各信号V11,V12に対する非線形的な影響をそれぞ
れΔV11,ΔV12とすれば、減算部25の出力は、Vc
・{(V11+ΔV11)−(V12+ΔV12)}/{(V11
+ΔV11)+(V12+ΔV12)}となる。ここで、ΔV
11,ΔV12は、物体の反射率Reと物体までの距離rと
の関数であるから、ΔV11=f1 (Re,r),ΔV12
=f2 (Re,r)と考えることができる。一方、信号
処理部24a,24bの増幅率がG倍になると、電圧信
号V1 ,V2 はそれぞれ1/G倍になりΔV11,ΔV12
も変化するから、ΔV11,ΔV12は、物体の反射率Re
と物体までの距離rとに加えて増幅率Gの関数でもあ
り、ゲイン切換部30を設ける場合には、ΔV11=f1
(Re,r,G),ΔV12=f2 (Re,r,G)と考
える必要がある。結局、増幅率Gを変更すると誤差成分
であるΔV11,ΔV12が変動して測定誤差が生じるので
ある。
バックゲインをαとするとき、α・(V11−V12)にな
り、加算器26の出力であるα・(V11+V12)は安定
状態では一定値に保たれるから、α・(V11+V12)=
Vcとおけば、減算部25の出力は、Vc・(V11−V
12)/(V11+V12)になる。ここで、クロストークに
よる各信号V11,V12に対する非線形的な影響をそれぞ
れΔV11,ΔV12とすれば、減算部25の出力は、Vc
・{(V11+ΔV11)−(V12+ΔV12)}/{(V11
+ΔV11)+(V12+ΔV12)}となる。ここで、ΔV
11,ΔV12は、物体の反射率Reと物体までの距離rと
の関数であるから、ΔV11=f1 (Re,r),ΔV12
=f2 (Re,r)と考えることができる。一方、信号
処理部24a,24bの増幅率がG倍になると、電圧信
号V1 ,V2 はそれぞれ1/G倍になりΔV11,ΔV12
も変化するから、ΔV11,ΔV12は、物体の反射率Re
と物体までの距離rとに加えて増幅率Gの関数でもあ
り、ゲイン切換部30を設ける場合には、ΔV11=f1
(Re,r,G),ΔV12=f2 (Re,r,G)と考
える必要がある。結局、増幅率Gを変更すると誤差成分
であるΔV11,ΔV12が変動して測定誤差が生じるので
ある。
【0016】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、第1の目的は、分解能に影響を与えずに出力値
の変化範囲を変更することができるようにし、第2の目
的は、位置信号の増幅率を変更しても測定誤差が増加し
ないようにした光学式変位測定装置を提供することにあ
る。
であり、第1の目的は、分解能に影響を与えずに出力値
の変化範囲を変更することができるようにし、第2の目
的は、位置信号の増幅率を変更しても測定誤差が増加し
ないようにした光学式変位測定装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、点状の光パターンである投光
スポットを物体の表面に照射する投光手段と、投光手段
から照射された光の物体表面での反射光を受光光学系に
通して収束させ投光スポットの像として形成された受光
スポットの位置に対応して出力レベルの比率が決まる一
対の位置信号を出力する受光手段と、各位置信号の出力
レベルの差を演算する減算手段と、受光手段での受光光
量と既定の基準値との差に基づいて受光光量が略一定に
保たれるように投光手段の発光光量をフィードバック制
御する光量制御手段と、光量制御手段の基準値を複数段
階に設定する基準値設定手段とを備えるのである。
記目的を達成するために、点状の光パターンである投光
スポットを物体の表面に照射する投光手段と、投光手段
から照射された光の物体表面での反射光を受光光学系に
通して収束させ投光スポットの像として形成された受光
スポットの位置に対応して出力レベルの比率が決まる一
対の位置信号を出力する受光手段と、各位置信号の出力
レベルの差を演算する減算手段と、受光手段での受光光
量と既定の基準値との差に基づいて受光光量が略一定に
保たれるように投光手段の発光光量をフィードバック制
御する光量制御手段と、光量制御手段の基準値を複数段
階に設定する基準値設定手段とを備えるのである。
【0018】請求項2の発明では、基準値設定手段は、
固定的に既定されている基準値を発生する固定基準値発
生部と、調節可能な基準値を発生する可変基準値発生部
とを備えるのである。請求項3の発明では、受光手段よ
り出力される位置信号を増幅して減算手段に入力する増
幅手段と、増幅手段の増幅度を複数段階に設定するゲイ
ン切換手段とを備え、基準値設定手段はゲイン切換手段
による増幅度の設定に連動して基準値を設定するのであ
る。
固定的に既定されている基準値を発生する固定基準値発
生部と、調節可能な基準値を発生する可変基準値発生部
とを備えるのである。請求項3の発明では、受光手段よ
り出力される位置信号を増幅して減算手段に入力する増
幅手段と、増幅手段の増幅度を複数段階に設定するゲイ
ン切換手段とを備え、基準値設定手段はゲイン切換手段
による増幅度の設定に連動して基準値を設定するのであ
る。
【0019】請求項4の発明では、点状の光パターンで
ある投光スポットを物体の表面に照射する投光手段と、
投光手段から照射された光の物体表面での反射光を受光
光学系に通して収束させ投光スポットの像として形成さ
れた受光スポットの位置に対応して出力レベルの比率が
決まる一対の位置信号を出力する受光手段と、各位置信
号の出力レベルの差を演算する減算手段と、受光手段で
の受光光量と既定の基準値との差に基づいて受光光量が
略一定に保たれるように投光手段の発光光量をフィード
バック制御する光量制御手段と、光量制御手段の基準値
を設定する基準値設定手段と、受光手段より出力される
位置信号を増幅して減算手段に入力する増幅手段と、増
幅手段の増幅度を複数段階に設定するゲイン切換手段
と、減算手段の出力値に乗算する比例定数を複数段階に
設定する傾き設定手段とを備え、傾き設定定手段はゲイ
ン切換手段による増幅度の設定に連動して比例定数を設
定するのである。
ある投光スポットを物体の表面に照射する投光手段と、
投光手段から照射された光の物体表面での反射光を受光
光学系に通して収束させ投光スポットの像として形成さ
れた受光スポットの位置に対応して出力レベルの比率が
決まる一対の位置信号を出力する受光手段と、各位置信
号の出力レベルの差を演算する減算手段と、受光手段で
の受光光量と既定の基準値との差に基づいて受光光量が
略一定に保たれるように投光手段の発光光量をフィード
バック制御する光量制御手段と、光量制御手段の基準値
を設定する基準値設定手段と、受光手段より出力される
位置信号を増幅して減算手段に入力する増幅手段と、増
幅手段の増幅度を複数段階に設定するゲイン切換手段
と、減算手段の出力値に乗算する比例定数を複数段階に
設定する傾き設定手段とを備え、傾き設定定手段はゲイ
ン切換手段による増幅度の設定に連動して比例定数を設
定するのである。
【0020】
【作用】請求項1の構成では、フィードバック制御の際
の受光光量の基準値を複数段階に設定可能としているの
であり、基準値を変化させれば受光光量が変化するか
ら、基準値の変更によって出力値の範囲を変化させるこ
とができる。この場合、受光光量の基準値を変化させる
だけであるから、出力値の分解能に影響を与えることが
ない。また、基準値を変化させることによって光学的な
仕様の許容範囲内で出力値の範囲を広くしたり狭くした
りすることができ、結果的に距離の測定範囲を調節する
ことが可能になる。
の受光光量の基準値を複数段階に設定可能としているの
であり、基準値を変化させれば受光光量が変化するか
ら、基準値の変更によって出力値の範囲を変化させるこ
とができる。この場合、受光光量の基準値を変化させる
だけであるから、出力値の分解能に影響を与えることが
ない。また、基準値を変化させることによって光学的な
仕様の許容範囲内で出力値の範囲を広くしたり狭くした
りすることができ、結果的に距離の測定範囲を調節する
ことが可能になる。
【0021】請求項2の構成では、基準値設定手段とし
て、固定の基準値を発生する固定基準値発生部と、可変
な基準値を発生する可変基準値発生部とを設けているの
で、固定基準値発生部を標準として使用することがで
き、また測定対象が変化した場合には、必要に応じて可
変基準値発生部によって基準値を調節することができる
のである。
て、固定の基準値を発生する固定基準値発生部と、可変
な基準値を発生する可変基準値発生部とを設けているの
で、固定基準値発生部を標準として使用することがで
き、また測定対象が変化した場合には、必要に応じて可
変基準値発生部によって基準値を調節することができる
のである。
【0022】請求項3の構成では、位置信号を増幅する
増幅手段の増幅度を複数段階に設定するゲイン設定部を
設け、ゲイン設定部による増幅度の設定に連動して基準
値を切り換えるので、増幅度を変更したときに生じる誤
差成分を基準値の変更によって打ち消すことが可能にな
り、結果的に増幅度の変更による測定誤差の発生を抑制
できるのである。
増幅手段の増幅度を複数段階に設定するゲイン設定部を
設け、ゲイン設定部による増幅度の設定に連動して基準
値を切り換えるので、増幅度を変更したときに生じる誤
差成分を基準値の変更によって打ち消すことが可能にな
り、結果的に増幅度の変更による測定誤差の発生を抑制
できるのである。
【0023】請求項4の構成では、位置信号を増幅する
増幅手段の増幅度を複数段階に設定するゲイン設定部
と、減算手段の出力値に乗算する比例定数を複数段階に
設定する傾き設定手段とを設け、ゲイン設定部による増
幅度の設定に連動して比例定数を切り換えるので、増幅
度を変更したときに生じる誤差成分を比例定数の変更に
よって打ち消すことが可能になり、結果的に増幅度の変
更による測定誤差の発生を抑制できるのである。
増幅手段の増幅度を複数段階に設定するゲイン設定部
と、減算手段の出力値に乗算する比例定数を複数段階に
設定する傾き設定手段とを設け、ゲイン設定部による増
幅度の設定に連動して比例定数を切り換えるので、増幅
度を変更したときに生じる誤差成分を比例定数の変更に
よって打ち消すことが可能になり、結果的に増幅度の変
更による測定誤差の発生を抑制できるのである。
【0024】
(実施例1)本実施例では、図1に示すように、図9お
よび図10に示した従来構成に比較して基準値発生部2
8a,28bを2個設けた点が異なる。各基準値発生部
28a,28bから発生する基準値は互いに異なり、基
準値切換部31を操作することによって、基準値を選択
できるようにしてある。
よび図10に示した従来構成に比較して基準値発生部2
8a,28bを2個設けた点が異なる。各基準値発生部
28a,28bから発生する基準値は互いに異なり、基
準値切換部31を操作することによって、基準値を選択
できるようにしてある。
【0025】基準値発生部28aは、図2のように、電
源の両端間に接続された抵抗R1 ,R2 の直列回路およ
び抵抗R2 に並列接続されたコンデンサC1 により構成
される。また、基準値発生部28bは、アナログスイッ
チAS1 との直列回路が抵抗R2 に並列接続された抵抗
R3 により構成される。基準値切換部31は、アナログ
スイッチAS1 と操作スイッチSW2 とにより構成され
る。
源の両端間に接続された抵抗R1 ,R2 の直列回路およ
び抵抗R2 に並列接続されたコンデンサC1 により構成
される。また、基準値発生部28bは、アナログスイッ
チAS1 との直列回路が抵抗R2 に並列接続された抵抗
R3 により構成される。基準値切換部31は、アナログ
スイッチAS1 と操作スイッチSW2 とにより構成され
る。
【0026】したがって、操作スイッチSW2 によりア
ナログスイッチAS1 をオフに設定すれば、抵抗R1 ,
R2 の接続点の電位である基準値は、電源電圧Vccに
対して、Vcc・R2 /(R1 +R2 )になり、アナロ
グスイッチAS2 をオンに設定すれば、基準値は、Vc
c・(R2 #R3 )/{R1 +(R2 #R3 )}にな
る。ここに、R2 #R3 は、R2 ・R3 /(R2 +
R3 )の意味である。したがって、操作スイッチSW1
によりアナログスイッチAS1 をオンにすれば、オフの
ときよりも基準値を下げることができる。
ナログスイッチAS1 をオフに設定すれば、抵抗R1 ,
R2 の接続点の電位である基準値は、電源電圧Vccに
対して、Vcc・R2 /(R1 +R2 )になり、アナロ
グスイッチAS2 をオンに設定すれば、基準値は、Vc
c・(R2 #R3 )/{R1 +(R2 #R3 )}にな
る。ここに、R2 #R3 は、R2 ・R3 /(R2 +
R3 )の意味である。したがって、操作スイッチSW1
によりアナログスイッチAS1 をオンにすれば、オフの
ときよりも基準値を下げることができる。
【0027】上述のように、基準値を切り換えることに
よって、式で示した変位Δxを求める際の傾きを、D
C演算部27に影響を与えずに調節することが可能にな
る。すなわち、傾きは(V11+V12)に比例し、フィー
ドバック制御によって基準値発生部28から発生する基
準値に(V11+V12)を一致させるように保たれている
から、基準値発生部28から発生する基準値を調節する
ことによって傾きを調節することができるのである。こ
のように、基準値発生部28から発生する基準値を調節
して傾きを変化させれば、DC演算部27において減衰
率を調節して傾きを調節する場合に比較して、測定の際
の分解能に影響を与えずに傾きを変化させることが可能
になる。
よって、式で示した変位Δxを求める際の傾きを、D
C演算部27に影響を与えずに調節することが可能にな
る。すなわち、傾きは(V11+V12)に比例し、フィー
ドバック制御によって基準値発生部28から発生する基
準値に(V11+V12)を一致させるように保たれている
から、基準値発生部28から発生する基準値を調節する
ことによって傾きを調節することができるのである。こ
のように、基準値発生部28から発生する基準値を調節
して傾きを変化させれば、DC演算部27において減衰
率を調節して傾きを調節する場合に比較して、測定の際
の分解能に影響を与えずに傾きを変化させることが可能
になる。
【0028】たとえば、基準値発生部28aから発生す
る基準値によって測定したときのDC演算部27の出力
が±5Vの範囲であるとし、DC演算部27において傾
きを調節して出力が±1Vの範囲で変化するように調節
すると、距離の測定範囲が変化せずに出力値の範囲が変
化することになって、分解能が変化することになる。一
方、DC演算部27では傾きを変化させずに、基準値発
生部28bから発生する基準値をDC演算部27の出力
が±1Vの範囲で変化するように調節した場合には、距
離の測定範囲が変化するから、分解能が変化することな
く出力値の範囲のみを縮小することが可能になる。また
逆に、DC演算部27の出力が±5Vとなる距離の測定
範囲に対して光学的仕様に余裕があって距離の測定範囲
を広げることが可能なときには、基準値発生部28bか
ら発生する基準値を基準値発生部28aから発生する基
準値よりも大きく設定すればよい。要するに、基準値を
調節すれば、距離の測定範囲を調節することが可能にな
るのである。
る基準値によって測定したときのDC演算部27の出力
が±5Vの範囲であるとし、DC演算部27において傾
きを調節して出力が±1Vの範囲で変化するように調節
すると、距離の測定範囲が変化せずに出力値の範囲が変
化することになって、分解能が変化することになる。一
方、DC演算部27では傾きを変化させずに、基準値発
生部28bから発生する基準値をDC演算部27の出力
が±1Vの範囲で変化するように調節した場合には、距
離の測定範囲が変化するから、分解能が変化することな
く出力値の範囲のみを縮小することが可能になる。また
逆に、DC演算部27の出力が±5Vとなる距離の測定
範囲に対して光学的仕様に余裕があって距離の測定範囲
を広げることが可能なときには、基準値発生部28bか
ら発生する基準値を基準値発生部28aから発生する基
準値よりも大きく設定すればよい。要するに、基準値を
調節すれば、距離の測定範囲を調節することが可能にな
るのである。
【0029】ところで、変位出力は標準となる物体を測
定して調節するのであって、フィードバック制御によっ
て減算器25の出力を正規化しているから、物体が異な
れば測定値に誤差が生じることになる。この種の誤差
は、オフセット値と傾きとの少なくとも一方の調節によ
って打ち消すことが可能であって、とくに、基準位置か
らの相対的な変位を求めるこの種の変位測定装置では、
主として傾きの調節が必要になる。そこで、複数種類の
物体について基準値を対応させて設定した複数個の基準
値設定部を設けておけば、物体ごとに基準値を切り換え
るだけで各物体に対する補正が行えることになる。他の
構成および動作は従来構成と同様であるから説明を省略
する。
定して調節するのであって、フィードバック制御によっ
て減算器25の出力を正規化しているから、物体が異な
れば測定値に誤差が生じることになる。この種の誤差
は、オフセット値と傾きとの少なくとも一方の調節によ
って打ち消すことが可能であって、とくに、基準位置か
らの相対的な変位を求めるこの種の変位測定装置では、
主として傾きの調節が必要になる。そこで、複数種類の
物体について基準値を対応させて設定した複数個の基準
値設定部を設けておけば、物体ごとに基準値を切り換え
るだけで各物体に対する補正が行えることになる。他の
構成および動作は従来構成と同様であるから説明を省略
する。
【0030】(実施例2)本実施例では、図3に示すよ
うに、一方の基準値発生部28bから発生する基準値を
調節することができる基準値設定部32を設け、基準値
発生部28aを基準値の固定された固定基準値発生部と
し、基準値発生部28bを基準値が可変である可変基準
値発生部としているのである。すなわち、図4に示すよ
うに、基準値発生部28aは、実施例1と同様に抵抗R
1 ,R2 およびコンデンサC1 により構成され、基準値
発生部28bは、電源の両端間に接続された抵抗R4 ,
R5および可変抵抗器VR1 の直列抵抗と、アナログス
イッチAS1 との直列回路が抵抗R1 ,R2 の接続点と
抵抗R4 ,R5 の接続点との間に接続された抵抗R6と
により構成されている。したがって、実施例1と同様
に、アナログスイッチAS1 のオン・オフによって誤差
増幅器29に入力される基準値が変化するのであって、
可変抵抗器VRは基準値設定部32として機能する。
うに、一方の基準値発生部28bから発生する基準値を
調節することができる基準値設定部32を設け、基準値
発生部28aを基準値の固定された固定基準値発生部と
し、基準値発生部28bを基準値が可変である可変基準
値発生部としているのである。すなわち、図4に示すよ
うに、基準値発生部28aは、実施例1と同様に抵抗R
1 ,R2 およびコンデンサC1 により構成され、基準値
発生部28bは、電源の両端間に接続された抵抗R4 ,
R5および可変抵抗器VR1 の直列抵抗と、アナログス
イッチAS1 との直列回路が抵抗R1 ,R2 の接続点と
抵抗R4 ,R5 の接続点との間に接続された抵抗R6と
により構成されている。したがって、実施例1と同様
に、アナログスイッチAS1 のオン・オフによって誤差
増幅器29に入力される基準値が変化するのであって、
可変抵抗器VRは基準値設定部32として機能する。
【0031】上記構成では、基準値発生部28bより発
生する基準値を、可変抵抗器VRの調節によって基準値
発生部28aより発生する基準値に対して高低両方向に
変化させることが可能であって、目的に応じて基準値を
調節することができるのである。他の構成および動作は
実施例1と同様である。 (実施例3)本実施例は、図5に示すように、ゲイン切
換部30での信号処理部24a,24bの増幅度を切り
換える際に、基準値を同時に切り換えるようにしたもの
である。すなわち、基準値切換部31をゲイン切換部3
0に連動させているのであって、実施例1が操作スイッ
チSW1 によってアナログスイッチAS1 をオン・オフ
させているのに対して、図6に示すように、本実施例で
はゲイン切換部30から発生した制御信号によりアナロ
グスイッチAS1 をオン・オフさせるのである。基準値
発生部28a,28bの個数は、ゲイン切換部30で設
定可能な増幅度の段数と一致させておく。ここでは、ゲ
イン切換部30では増幅度を2段階に設定でき、基準値
発生部28a,28bで2種類の基準値を発生させるこ
とができるようになっている。たとえば、ゲイン切換部
30で低増幅率が選択されているときに大きい基準値を
発生する基準値発生部28aを選択し、高増幅率が選択
されているときに小さい基準値を発生する基準値発生部
28bを選択すればよい。また、基準値発生部28bに
ついては、実施例1のような固定の基準値と、実施例2
のような可変の基準値とのどちらを発生させるものとし
てもよい。
生する基準値を、可変抵抗器VRの調節によって基準値
発生部28aより発生する基準値に対して高低両方向に
変化させることが可能であって、目的に応じて基準値を
調節することができるのである。他の構成および動作は
実施例1と同様である。 (実施例3)本実施例は、図5に示すように、ゲイン切
換部30での信号処理部24a,24bの増幅度を切り
換える際に、基準値を同時に切り換えるようにしたもの
である。すなわち、基準値切換部31をゲイン切換部3
0に連動させているのであって、実施例1が操作スイッ
チSW1 によってアナログスイッチAS1 をオン・オフ
させているのに対して、図6に示すように、本実施例で
はゲイン切換部30から発生した制御信号によりアナロ
グスイッチAS1 をオン・オフさせるのである。基準値
発生部28a,28bの個数は、ゲイン切換部30で設
定可能な増幅度の段数と一致させておく。ここでは、ゲ
イン切換部30では増幅度を2段階に設定でき、基準値
発生部28a,28bで2種類の基準値を発生させるこ
とができるようになっている。たとえば、ゲイン切換部
30で低増幅率が選択されているときに大きい基準値を
発生する基準値発生部28aを選択し、高増幅率が選択
されているときに小さい基準値を発生する基準値発生部
28bを選択すればよい。また、基準値発生部28bに
ついては、実施例1のような固定の基準値と、実施例2
のような可変の基準値とのどちらを発生させるものとし
てもよい。
【0032】上記構成によれば、ゲイン切換部30を設
けることによってダイナミックレンジを拡大した場合に
非線形的な誤差成分が信号処理部24a,24bの増幅
率の関数となるのに対して、この誤差を基準値発生部2
8bから発生する基準値によって打ち消すようにし、し
かも増幅率の変更時に自動的に基準値が変更されるよう
にしているので、増幅率の変更に伴う誤差成分の増加を
抑制して高精度で変位を検出できることになる。しか
も、回路構成が簡単であるという利点を有し、かつ基準
値によって傾きを変更しているからオフセット値の変更
が不要であり、温度変化特性の変化もない。他の構成お
よび動作は実施例1と同様である。
けることによってダイナミックレンジを拡大した場合に
非線形的な誤差成分が信号処理部24a,24bの増幅
率の関数となるのに対して、この誤差を基準値発生部2
8bから発生する基準値によって打ち消すようにし、し
かも増幅率の変更時に自動的に基準値が変更されるよう
にしているので、増幅率の変更に伴う誤差成分の増加を
抑制して高精度で変位を検出できることになる。しか
も、回路構成が簡単であるという利点を有し、かつ基準
値によって傾きを変更しているからオフセット値の変更
が不要であり、温度変化特性の変化もない。他の構成お
よび動作は実施例1と同様である。
【0033】(実施例4)本実施例は、図7に示すよう
に、減算器25とDC演算部27との間に傾き切換部3
3を挿入して減算器25の出力値の減衰率を調節するの
であって、傾き切換部33での傾きの切換をゲイン切換
部30での増幅度の切換と連動させているのである。す
なわち、図8に示すように、傾き切換部33は、演算増
幅器OP1に増幅度を決定するための抵抗R7 ,R8 ,
R9 および可変抵抗VR2 を接続して構成される。ま
た、抵抗R9 と可変抵抗VR2 との直列回路の一端は抵
抗R8の一端と共通接続され、他端はアナログスイッチ
AS2 を介して抵抗R8 の他端とともに演算増幅器OP
1 の反転入力端に接続される。このアナログスイッチA
S2 は、ゲイン切換部30からの制御信号によってオン
・オフ制御される。
に、減算器25とDC演算部27との間に傾き切換部3
3を挿入して減算器25の出力値の減衰率を調節するの
であって、傾き切換部33での傾きの切換をゲイン切換
部30での増幅度の切換と連動させているのである。す
なわち、図8に示すように、傾き切換部33は、演算増
幅器OP1に増幅度を決定するための抵抗R7 ,R8 ,
R9 および可変抵抗VR2 を接続して構成される。ま
た、抵抗R9 と可変抵抗VR2 との直列回路の一端は抵
抗R8の一端と共通接続され、他端はアナログスイッチ
AS2 を介して抵抗R8 の他端とともに演算増幅器OP
1 の反転入力端に接続される。このアナログスイッチA
S2 は、ゲイン切換部30からの制御信号によってオン
・オフ制御される。
【0034】したがって、実施例3と同様に、信号処理
部24a,24bの増幅率の変更に伴って傾きを変更す
ることができ、増幅率の変更に伴う誤差の増加を抑制で
きるのである。他の構成および動作は実施例3と同様で
ある。なお、上記各実施例において、基準値発生部28
a,28bや傾き切換部33で設定可能な基準値や傾き
について、少なくとも一方は固定的に設定されているか
ら、固定された設定値を標準の状態としておけば、標準
の状態に容易に復帰できることになる。
部24a,24bの増幅率の変更に伴って傾きを変更す
ることができ、増幅率の変更に伴う誤差の増加を抑制で
きるのである。他の構成および動作は実施例3と同様で
ある。なお、上記各実施例において、基準値発生部28
a,28bや傾き切換部33で設定可能な基準値や傾き
について、少なくとも一方は固定的に設定されているか
ら、固定された設定値を標準の状態としておけば、標準
の状態に容易に復帰できることになる。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明は、フィードバック制御
の際の受光光量の基準値を複数段階に設定可能としてい
るので、基準値を変化させれば受光光量が変化し、基準
値の変更によって出力値の範囲を変化させることができ
るという効果がある。この場合、受光光量の基準値を変
化させるだけであるから、出力値の分解能に影響を与え
ることがないという利点がある。
の際の受光光量の基準値を複数段階に設定可能としてい
るので、基準値を変化させれば受光光量が変化し、基準
値の変更によって出力値の範囲を変化させることができ
るという効果がある。この場合、受光光量の基準値を変
化させるだけであるから、出力値の分解能に影響を与え
ることがないという利点がある。
【0036】請求項2の発明は、基準値設定手段とし
て、固定の基準値を発生する固定基準値発生部と、可変
な基準値を発生する可変基準値発生部とを設けているの
で、固定基準値発生部を標準として使用することがで
き、また測定対象が変化した場合には、必要に応じて可
変基準値発生部によって基準値を調節することができる
という利点がある。
て、固定の基準値を発生する固定基準値発生部と、可変
な基準値を発生する可変基準値発生部とを設けているの
で、固定基準値発生部を標準として使用することがで
き、また測定対象が変化した場合には、必要に応じて可
変基準値発生部によって基準値を調節することができる
という利点がある。
【0037】請求項3の発明は、位置信号を増幅する増
幅手段の増幅度を複数段階に設定するゲイン設定部を設
け、ゲイン設定部による増幅度の設定に連動して基準値
を切り換えるので、増幅度を変更したときに生じる誤差
成分を基準値の変更によって打ち消すことが可能にな
り、結果的に増幅度の変更による測定誤差の発生を抑制
できるという利点がある。
幅手段の増幅度を複数段階に設定するゲイン設定部を設
け、ゲイン設定部による増幅度の設定に連動して基準値
を切り換えるので、増幅度を変更したときに生じる誤差
成分を基準値の変更によって打ち消すことが可能にな
り、結果的に増幅度の変更による測定誤差の発生を抑制
できるという利点がある。
【0038】請求項4の発明は、位置信号を増幅する増
幅手段の増幅度を複数段階に設定するゲイン設定部と、
減算手段の出力値に乗算する比例定数を複数段階に設定
する傾き設定手段とを設け、ゲイン設定部による増幅度
の設定に連動して比例定数を切り換えるので、増幅度を
変更したときに生じる誤差成分を比例定数の変更によっ
て打ち消すことが可能になり、結果的に増幅度の変更に
よる測定誤差の発生を抑制できるという利点がある。
幅手段の増幅度を複数段階に設定するゲイン設定部と、
減算手段の出力値に乗算する比例定数を複数段階に設定
する傾き設定手段とを設け、ゲイン設定部による増幅度
の設定に連動して比例定数を切り換えるので、増幅度を
変更したときに生じる誤差成分を比例定数の変更によっ
て打ち消すことが可能になり、結果的に増幅度の変更に
よる測定誤差の発生を抑制できるという利点がある。
【図1】実施例1を示すブロック回路図である。
【図2】実施例1の要部の回路図である。
【図3】実施例2を示すブロック回路図である。
【図4】実施例2の要部の回路図である。
【図5】実施例3を示すブロック回路図である。
【図6】実施例3の要部の回路図である。
【図7】実施例4を示すブロック回路図である。
【図8】実施例4の要部の回路図である。
【図9】従来例を示すブロック回路図である。
【図10】従来例に用いるコントローラのブロック回路
図である。
図である。
【図11】本発明に係る光学式変位測定装置の動作原理
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 投光手段 2 受光手段 11 発光素子 13 受光光学系 14 位置検出素子 15a 増幅器 15b 増幅器 25 減算器 26 加算器 27 DC演算部 28a 基準値発生部 28b 基準値発生部 30 ゲイン切換部 31 基準値切換部 32 基準値設定部 33 傾き切換部
Claims (4)
- 【請求項1】 点状の光パターンである投光スポットを
物体の表面に照射する投光手段と、投光手段から照射さ
れた光の物体表面での反射光を受光光学系に通して収束
させ投光スポットの像として形成された受光スポットの
位置に対応して出力レベルの比率が決まる一対の位置信
号を出力する受光手段と、各位置信号の出力レベルの差
を演算する減算手段と、受光手段での受光光量と既定の
基準値との差に基づいて受光光量が略一定に保たれるよ
うに投光手段の発光光量をフィードバック制御する光量
制御手段と、光量制御手段の基準値を複数段階に設定す
る基準値設定手段とを備えることを特徴とする光学式変
位測定装置。 - 【請求項2】 基準値設定手段は、固定的に既定されて
いる基準値を発生する固定基準値発生部と、調節可能な
基準値を発生する可変基準値発生部とを備えることを特
徴とする請求項1記載の光学式変位測定装置。 - 【請求項3】 受光手段より出力される位置信号を増幅
して減算手段に入力する増幅手段と、増幅手段の増幅度
を複数段階に設定するゲイン切換手段とを備え、基準値
設定手段はゲイン切換手段による増幅度の設定に連動し
て基準値を設定することを特徴とする請求項1記載の光
学式変位測定装置。 - 【請求項4】 点状の光パターンである投光スポットを
物体の表面に照射する投光手段と、投光手段から照射さ
れた光の物体表面での反射光を受光光学系に通して収束
させ投光スポットの像として形成された受光スポットの
位置に対応して出力レベルの比率が決まる一対の位置信
号を出力する受光手段と、各位置信号の出力レベルの差
を演算する減算手段と、受光手段での受光光量と既定の
基準値との差に基づいて受光光量が略一定に保たれるよ
うに投光手段の発光光量をフィードバック制御する光量
制御手段と、光量制御手段の基準値を設定する基準値設
定手段と、受光手段より出力される位置信号を増幅して
減算手段に入力する増幅手段と、増幅手段の増幅度を複
数段階に設定するゲイン切換手段と、減算手段の出力値
に乗算する比例定数を複数段階に設定する傾き設定手段
とを備え、傾き設定定手段はゲイン切換手段による増幅
度の設定に連動して比例定数を設定することを特徴とす
る光学式変位測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20088192A JPH0642957A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 光学式変位測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20088192A JPH0642957A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 光学式変位測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642957A true JPH0642957A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16431797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20088192A Withdrawn JPH0642957A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 光学式変位測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642957A (ja) |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP20088192A patent/JPH0642957A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |