JP3271797B2 - 光学式変位測定装置 - Google Patents

光学式変位測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体までの距離を三角
測量法を用いて非接触で計測する光学式変位測定装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、FA(ファクトリーオートメ
ーション)等の分野においてロボットの視覚センサなど
に用いるために、三角測量法に基づいて光学的に距離を
測定する変位測定装置が提供されている。この種の変位
測定装置は、光学的に距離を測定するから物体までの距
離を非接触で測定できるという利点がある。また、図7
に示すように、物体までの距離に関する情報を検出する
センサヘッド10と、センサヘッド10で求めた情報に
基づいて物体までの距離を演算したり物体までの距離に
応じた各種判定を行うためのコントローラ20とは別体
に設けられて接続線を介して接続されている。このよう
にセンサヘッド10とコントローラ20とを分離した構
成とすれば、センサヘッド10が小型化され、ロボット
等に組み込み易くなる。
【0003】センサヘッド10は、物体に光ビームを照
射して点状の光パターンである投光スポットを物体の表
面に形成する投光手段1と、投光手段1から照射された
光ビームの物体の表面での反射光を検出する受光手段2
とを備える。受光手段2では、入射光を受光光学系13
(図9参照)に通して収束させることによって、PSD
よりなる位置検出素子14の受光面に投光スポットの像
としての受光スポットを形成し、受光スポットの位置に
対応した一対の位置信号I1 ,I2 を出力する。すなわ
ち、位置検出素子14は、受光スポットの位置に応じて
大きさの比率が決まる電流信号である一対の位置信号I
1 ,I2 を発生するのであって、両位置信号I1 ,I2
の関係に基づいて受光スポットの位置を検出すれば、物
体までの距離を三角測量法に基づいて求めることができ
る。また、両位置信号I1 ,I2の合計は、位置検出素
子14で検出している受光光量に対応する。
【0004】さらに具体的に説明する。投光手段1は、
図8に示すように、レーザダイオードよりなる発光素子
11を備え光ビームを形成する。発光素子11はレーザ
ダイオード駆動回路12により駆動されるのであって、
レーザダイオード駆動回路12には、コントローラ20
に設けた原発振器21から発生するクロック信号をパル
ス変調(パルス振幅変調)する変調器22の出力が制御
信号Vmとして入力される。ここに、制御信号Vmは電
圧信号として接続線を伝送される。変調器22は、後述
する積分器23から出力される直流信号の信号レベルに
対応して発光素子11への供給エネルギが変化するよう
に変調器22の出力の振幅を変化させる。このようにし
て、発光素子11はクロック信号に同期して光を間欠的
に出力する。また、発光素子11の発光光量は、フォト
ダイオードよりなる受光素子16により検出され、基準
光量設定部18で設定された光量を保つように発光量制
御部17を通してフィードバック制御される。
【0005】一方、位置検出素子14から出力される一
対の位置信号I1 ,I2 は、それぞれ増幅器15a,1
5bに入力され、位置信号I1 ,I2 が電流信号から電
圧信号V1 ,V2 に変換されるとともに増幅された後に
コントローラ20に出力される。コントローラ20は、
位置信号I1 ,I2 に対応した電圧信号V1 ,V2 が入
力される信号処理部24a,24bを備えている。信号
処理部24a,24bでは、電圧信号V1 ,V2 を増幅
した後に所定周波数以下の雑音成分を除去し、さらに原
発振器21からのクロック信号に同期して電圧信号
1 ,V2 を検波する。信号処理部24a,24bでの
電圧信号V1 ,V2 の増幅率は外部から調節可能になっ
ている。
【0006】信号処理部24a,24bからの出力信号
11,V12は、電圧信号V1 ,V2に比例し、両出力は
減算手段である減算器25により減算されて減算値(V
11−V12)が求められるとともに、加算器26により加
算されて加算値(V11+V12)が求められる。減算器2
5の出力は、所定周波数以上の成分を除去するととも
に、後述する傾き(比例定数)、測定距離のオフセット
値を外部から設定し、またリニアリティを補正して測定
値を補正するDC演算部27を通して変位出力として出
力される。具体的には、傾きの調節には入力レベルに対
する減衰率を調節し、オフセット値の調節には入力レベ
ルに加算するレベルを調節する。また、DC演算部27
は、位置検出素子14で受光した光量が不足したり過剰
になると、その時点での測定値を保持するサンプル・ホ
ールドの機能も有している。
【0007】一方、加算器26の出力は誤差増幅器29
に入力され、基準値発生部28より出力される基準値と
の差が求められる。加算器26からの出力値は基準値か
ら減算され、その差が積分器23で平均化され、変調器
22に入力されるのである。したがって、発光素子11
からの光出力は、位置検出素子14での受光光量に対応
してフィードバック制御される。フィードバック系が安
定に動作しているときには、加算器26の出力が基準値
発生部28で設定した基準値に一致するように発光素子
11の発光光量が調節され、位置検出素子14の受光光
量は略一定量に保たれる。したがって、加算器26から
出力される加算値(V11+V12)は、回路のダイナミッ
クレンジや応答性能を無視した理想系では一定であっ
て、減算器25から出力される減算値(V11−V12
は、(V11−V12)/(V11+V12)に比例することに
なる。このように、加算器26、基準値発生部28、誤
差増幅器29、積分器23、変調器22によって、受光
光量を一定に保つようにフィードバック制御を行う光量
制御手段が構成される。
【0008】次に、上記構成における距離測定の原理を
説明する。図9に示すように、受光スポットが位置検出
素子14の受光面の中央に形成されているときの投光手
段1の光軸方向における受光光学系13の中心から物体
3までの距離をrとし、物体3までの距離がΔrだけ大
きくなったとする。このとき、受光スポットの位置は図
9の左方にΔxだけ移動する。位置検出素子14の受光
面の有効長を2Lとすれば、位置信号I1 ,I2 は次の
関係になる。
【0009】 I1 /I2 =(L−Δx)/(L+Δx) … 式を変形すると、次式が得られる。 (I1 −I2 )/(I1 +I2 )=Δx/L … 位置検出素子14の受光面の有効長2Lは一定であるか
ら、位置信号I1 ,I2に対応した増幅器15a,15
bの出力に基づいて、(I1 −I2 )/(I1 +I2
に相当する値を求めれば、受光スポットの位置を知るこ
とができるのである。すなわち、(V11−V12)/(V
11+V12)を求めれば、位置検出素子14での受光スポ
ットの変位Δxを求めることができる。ここに、上述の
ように、減算器25の出力は(V11−V12)であるが、
フィードバック制御によって(V11+V12)が一定値に
保たれているから、減算器25の出力に除算を施さなく
ても減算器25からは式の左辺に比例した出力が得ら
れていることになる。したがって、DC演算部27にお
いて減算器25の出力に対する比例定数(傾き)を設定
すれば、受光スポットの変位Δxを求めることができ
る。
【0010】また、受光光学系13の中心と位置検出素
子14との距離をf、投光手段1の光軸上で距離rの位
置の点と位置検出素子14の中心とを結ぶ直線が投光手
段1の光軸となす角度をθとすれば、次の関係が得られ
る。 (r/cos θ+Δr/cos θ) :f/cos θ=(Δr/sin θ):Δx ∴ Δr=r・Δx/{(f/sin θ)−Δx} =b・Δx/(a−Δx) … ただし、a=f/sin θ、b=rである。すなわち、
式によれば、Δxを求めれば変位した距離Δrを求める
ことができるのであって、式と式とに基づいて変位
した距離Δrを求めることができることがわかる。ただ
し、DC演算部27では、式に対応する演算を行って
変位Δxを求め、式による距離Δrの演算はDC演算
部27よりも後段で演算される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成で
は、センサヘッド10とコントローラ20とを別体とし
て接続線を介して接続しているものであるから、制御信
号Vmの電圧レベルが高くなると増幅器15a,15b
から出力される電圧信号V1 ,V2 に変調器22から出
力された制御信号Vmが重畳されてクロストークが生じ
ることになる。クロストークが生じると、加算器26で
の加算値が受光光量を正確に反映しなくなり、受光光量
が一定であるという仮定が成立しなくなるから、減算器
25の出力が(I1 −I2 )/(I1 +I2 )に比例し
なくなって誤差が生じる。
【0012】すなわち、減算部25の出力は、フィード
バックゲインをαとするとき、α・(V11−V12)にな
り、加算器26の出力であるα・(V11+V12)は安定
状態では一定値に保たれるから、α・(V11+V12)=
Vcとおけば、減算部25の出力は、Vc・(V11−V
12)/(V11+V12)になる。ここで、クロストークに
よる各信号V11,V12に対する非線形的な影響をそれぞ
れΔV11,ΔV12とすれば、減算部25の出力は、Vc
・{(V11+ΔV11)−(V12+ΔV12)}/{(V11
+ΔV11)+(V12+ΔV12)}となる。ΔV11,ΔV
12は、物体の反射率Reと物体までの距離rとの関数で
あるから、ΔV11=f1 (Re,r),ΔV12=f
2 (Re,r)と考えることができる。結局、物体の反
射率Re(上記構成では変調信号Vmの大きさは反射率
Reの逆数に比例する)および物体までの距離rに応じ
て減算部25の出力が非線形的に変動し、誤差が大きく
なるという問題が生じる。
【0013】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、センサヘッドとコントローラとの間の接続線
上でのクロストークに起因した測定値の誤差を抑制した
光学式変位測定装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、点状の光パタ
ーンである投光スポットを物体の表面に照射する投光手
段と、投光手段から照射された光の物体表面での反射光
を受光光学系に通して収束させ投光スポットの像として
形成された受光スポットの位置に対応して出力レベルの
比率が決まる一対の位置信号を出力する受光手段と、
体までの距離に相当する量として各位置信号の出力レベ
ルの差を演算する減算手段と、受光手段での受光光量
相当する両位置信号の出力レベルの和と既定の基準値と
の差に基づいて受光光量が略一定に保たれるように投光
手段の発光光量をフィードバック制御する光量制御手段
とを備え、投光手段および受光手段を設けたセンサヘッ
ドと、減算手段、光量制御手段を設けたコントローラと
が別体として接続線を介して互いに接続され、投光手段
の発光光量は接続線に対して直列に接続された抵抗を通
して得られる電流信号により制御され、上記抵抗はコン
トローラに設けた第1の抵抗とセンサヘッドに設けた第
2の抵抗との直列抵抗であって、第1の抵抗は第2の抵
抗よりも抵抗値が十分に大きく設定されていることを特
徴とする。
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】本発明の構成では、投光手段の発光光量を電流
信号によって制御する場合に、接続線に対して直列接続
された抵抗を通して電流信号を得るとともに、この抵抗
をコントローラとセンサヘッドとにそれぞれ設けた第1
の抵抗と第2の抵抗との直列抵抗とし、かつ第1の抵抗
を第2の抵抗よりも十分に大きな抵抗値に設定している
ので、接続線に印加される電圧を低減することができ、
従来構成に比較するとクロストークを大幅に低減できる
ことになる。また、接続線のインピーダンスが比較的高
い場合でも外乱ノイズの影響を受けにくいという利点を
有している。たとえば、第1の抵抗と第2の抵抗との比
率を9:1にすれば、コントローラの出力側の電位が、
抵抗を設けていない場合に比較して10分の1になり、
クロストークが大幅に減少し、しかも外乱ノイズの影響
を受けにくくなる。その結果、接続線上でコントローラ
の出力側と入力側との静電結合により生じるクロストー
クの量が減少し、クロストークに起因して発生していた
測定値の誤差が低減することになる。
【0018】
【0019】
【0020】
【実施例】(参考例1) 本例 では、図1および図2に示すように、図7および図
8に示した従来構成と基本的な構成は同様であって、変
調器22の出力を抵抗R1 よりなるV/I変換部30を
通して電流信号に変換した後に接続線を通してレーザダ
イオード駆動回路12に入力している点で相違する。従
来構成と同じ符号を付した他の構成は従来構成と同様で
ある。
【0021】レーザダイオード駆動回路12は、接続線
に直列に接続された直流カット用のコンデンサC1 を備
え、接続線を通して伝送された電流信号による制御信号
Vmの直流成分を除去する。また、コンデンサC1 の一
端には抵抗R2 を介して発光量制御部17の出力が制御
信号Vmに加算されている。ここに、抵抗R1 と抵抗R
2 とはR1 ≫R2 に設定され、この関係によって、制御
信号Vmが発光量制御部17の動作に影響を与えないよ
うにしてある。たとえば、変調器22の出力の最大電圧
振幅が5Vであるとすれば、抵抗R1 を10kΩとして
制御信号Vmを最大電流振幅が500μAの電流信号に
変換する。このとき、制御信号Vmの最大電圧振幅は、
抵抗R1 、抵抗R2 、レーザダイオード駆動装置12の
スイッチング用のトランジスタQ1 の入力インピーダン
スにより決定され、無視できる程度に小さくなる。接続
線(ケーブル)には、外乱ノイズの影響を受けにくいよ
うに低インピーダンスのものが選択される。
【0022】上記構成によれば、コントローラ20の出
力側の電位がほぼ0になり、コントローラ20の出力側
から入力側へのクロストークが大幅に低減される。その
結果、クロストークに起因して発生していた測定値の誤
差を大幅に低減して、測定精度を向上させることができ
るのである。(実施例1) 本実施例は、図3および図4に示すように、参考例1
おけるV/I変換部30をセンサヘッド10とコントロ
ーラ20とに跨がるように設けたものである。具体的に
は、参考例1において変調器22の出力に接続していた
抵抗R1 を、2個の抵抗R11,R12の直列抵抗とし、一
方の抵抗R11をコントローラ20に設けて第1のV/I
変換部30a、他方の抵抗R12をセンサヘッド10に設
けて第2のV/I変換部30bとしたものである。ま
た、抵抗R11,R12は、R11≫R12という関係に設定さ
れる。
【0023】上記構成では、参考例1の抵抗R1 に対す
る抵抗R11,R12の関係を、R1 =R11+R12とすれ
ば、コントローラ20から出力される制御信号Vmの最
大電圧振幅は参考例1よりも大きくなるが、V/I変換
部30を設けていない従来構成に比較すれば、R12
(R11+R12)倍になり、クロストークの量も同様に低
減されることになる。たとえば、変調器22の出力電圧
振幅を5Vとし、抵抗R11,R12をそれぞれ9kΩ、1
kΩとすれば、レーザダイオード駆動回路12への入力
電流は500μAであって、制御信号Vmの最大電圧振
幅は0.5Vになる。すなわち、制御信号Vmの最大電
圧振幅を10分の1に低減でき、クロストークも従来構
成の10分の1になる。このように、制御信号Vmの最
大電圧振幅を参考例1よりも大きく取っているから、接
続線のインピーダンスを参考例1よりも大きくとること
が可能でき、また参考例1よりも外乱ノイズの影響を受
けにくくなる。しかも、従来構成に比較して抵抗R11
12を追加しているだけであるから、センサヘッド10
が大型化することがないのである。他の構成は参考例1
と同様である。
【0024】(参考例2) 本例 は、図5に示すように、変調器22の出力を減衰器
31に通して電圧振幅を低減し、センサヘッド10に設
けた増幅器32により電圧増幅するように構成したもの
である。ここで、減衰器31の減衰率と増幅器32の増
幅率との積は1になるように設定される。たとえば、変
調器22の出力の最大電圧振幅を5Vとするとき、減衰
器31の減衰率を0.1に設定し、増幅器32の増幅率
を10に設定しておくのである。この設定では、実施例
と同様に、制御信号Vmの最大電圧振幅を0.5Vと
して、従来構成に比較してクロストークを10分の1に
低減できることになる。
【0025】ここにおいて、変調器22と減衰器31と
の順序は逆にしてもよく、図6に示すように、積分器2
3の出力を減衰器31で減衰させて変調器22への入力
としてもよい。減衰器31は、たとえば2個の抵抗
3 ,R4 を用いて入力を分圧した出力を得るように構
成すればよい。上記構成では、参考例1の構成に比較し
て制御信号Vmの最大電圧振幅が大きいから、接続線の
インピーダンスを実施例1よりも大きく取ることがで
き、また実施例1よりも外乱ノイズの影響を受けにくい
のである。この構成はセンサヘッド10の中に増幅器3
2を組み込むことができる場合に有効である。他の構成
参考例1と同様である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、投光手段の発光光量を電流信
号によって制御する場合に、接続線に対して直列接続さ
れた抵抗を通して電流信号を得るとともに、この抵抗を
コントローラとセンサヘッドとにそれぞれ設けた第1の
抵抗と第2の抵抗との直列抵抗とし、かつ第1の抵抗を
第2の抵抗よりも十分に大きな抵抗値に設定しているの
で、接続線に印加される電圧を低減することができ、従
来構成に比較するとクロストークを大幅に低減できるこ
とになる。また、接続線のインピーダンスが比較的高い
場合でも外乱ノイズの影響を受けにくいという利点を有
している。たとえば、第1の抵抗と第2の抵抗との比率
を9:1にすれば、コントローラの出力側の電位が、抵
抗を設けていない場合に比較して10分の1になり、ク
ロストークが大幅に減少し、しかも外乱ノイズの影響を
受けにくくなる。その結果、接続線上でコントローラの
出力側と入力側との静電結合により生じるクロストーク
の量が減少し、クロストークに起因して発生していた測
定値の誤差が低減するという利点がある。
【0027】
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例1を示すブロック回路図である。
【図2】参考例1を示す要部の回路図である。
【図3】実施例1を示すブロック回路図である。
【図4】実施例1を示す要部の回路図である。
【図5】参考例2を示すブロック回路図である。
【図6】参考例2を示す要部の回路図である。
【図7】従来例を示すブロック回路図である。
【図8】従来例を示す要部の回路図である。
【図9】本発明に係る光学式変位測定装置の動作原理を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 投光手段 2 受光手段 11 投光素子 13 受光光学系 14 位置検出素子 22 変調器 23 積分器 25 減算器 26 加算器 28 基準値発生部 29 誤差増幅器 30 V/I変換部 31 減衰器 32 増幅器 R1 抵抗 R11 抵抗 R12 抵抗
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−44114(JP,A) 特開 平1−137888(JP,A) 特開 平3−19421(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 3/00 - 3/32 G01B 11/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点状の光パターンである投光スポットを
    物体の表面に照射する投光手段と、投光手段から照射さ
    れた光の物体表面での反射光を受光光学系に通して収束
    させ投光スポットの像として形成された受光スポットの
    位置に対応して出力レベルの比率が決まる一対の位置信
    号を出力する受光手段と、物体までの距離に相当する量
    として各位置信号の出力レベルの差を演算する減算手段
    と、受光手段での受光光量に相当する両位置信号の出力
    レベルの和と既定の基準値との差に基づいて受光光量が
    略一定に保たれるように投光手段の発光光量をフィード
    バック制御する光量制御手段とを備え、投光手段および
    受光手段を設けたセンサヘッドと、減算手段、光量制御
    手段を設けたコントローラとが別体として接続線を介し
    て互いに接続され、投光手段の発光光量は接続線に対し
    て直列に接続された抵抗を通して得られる電流信号によ
    り制御され、上記抵抗はコントローラに設けた第1の抵
    抗とセンサヘッドに設けた第2の抵抗との直列抵抗であ
    って、第1の抵抗は第2の抵抗よりも抵抗値が十分に大
    きく設定されていることを特徴とする光学式変位測定装
    置。
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