JPH0642920A - 3次元位置標定装置 - Google Patents

3次元位置標定装置

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JPH0642920A
JPH0642920A JP19955192A JP19955192A JPH0642920A JP H0642920 A JPH0642920 A JP H0642920A JP 19955192 A JP19955192 A JP 19955192A JP 19955192 A JP19955192 A JP 19955192A JP H0642920 A JPH0642920 A JP H0642920A
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泰之 長沢
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博之 中山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡易・高速に高精度な位置標定を行うこと、標
定可能範囲を広くすること、およびマークの取付け位置
の影響を低減することを可能とする。 【構成】位置標定の対象となる物体1に設置した、側面
が色分けされた立体的な多面体形状のマーク2を、テレ
ビカメラ3,4で撮像する。RGB分離回路5,6およ
びA/D変換器7R,7G,7B,8R,8G,8Bに
より、テレビカメラ3,4でそれぞれ得られた画像信号
からRデータ、Gデータ、Bデータをそれぞれ生成す
る。そして2つのRデータ、Gデータ、Bデータに基づ
き、位置検出装置11,12および色検出装置13,1
4がテレビカメラ3,4の撮像範囲におけるマーク2の
位置およびマーク2の側面の色を検出する。3次元座標
演算装置15は、位置検出装置11,12での検出結果
と色検出装置13,14での検出結果に基づいて三角測
量法によってマーク2の3次元座標を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばロボット等の姿
勢制御に適用され、位置標定の対象となる物体(例えば
ロボット)が位置している3次元座標を求める3次元位
置標定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボット等の姿勢制御を行う場合、外乱
により生じる姿勢誤差の修正を行う必要があり、ロボッ
ト等の3次元座標を外部的に標定することが必要とな
る。
【0003】このような物体の3次元座標を標定する3
次元位置標定装置は従来、図3に示すように形状(また
は色)がそれぞれ異なる3つのシール状のマーク32,
33,34または図4に示すように3つの柱状のマーク
41,42,43を物体に取付けておくとともに、これ
らのマーク32,33,34またはマーク41,42,
43のそれぞれの位置の検出を行い、これらの位置の初
期状態からの変化に基づいて現在の物体の位置を標定す
るものとなっている。
【0004】相対的な位置関係が既知である3つの点
(X1 ,Y1 ,Z1 )、(X2 ,Y2,Z2 )、
(X3 ,Y3 ,Z3 )が同一の物体にある場合、物体が
移動すると上記3つの点は全て共通の座標変換を受け
て、計測された位置に移っていると考えられる。すなわ
ち、下記のように3軸に対する回転変換と、平行移動変
換である。
【0005】
【数1】 この結果、未知数が6つに対して、式が9つできるた
め、回転変換成分と平行移動成分が決定でき、物体の位
置および姿勢を求めることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの従来の3
次元位置標定装置であると、複数のマークをそれぞれ識
別した上で、それらの位置をそれぞれ検出しなければな
らず、このため物体の位置標定に多くの時間を要する。
【0007】また図3に示したようなシール状のマーク
では、物体の動きに伴ってマークが検出器の死角に入り
易い。また図4に示したような柱状のマークでは、検出
器からマークどうしが重なって見える状態となる場合が
ある。このような場合には、各マークの正確な位置を検
出することができないので、物体の位置標定が行えなく
なってしまう。言い換えると、物体の位置標定を行うこ
とができる範囲が狭い。
【0008】さらに、複数のマークの相対的な位置関係
は所定の状態にある必要があるため、マークを精度良く
位置決めして取付けなければならず、その作業が困難な
ものとなってしまう。また複数のマークの相対的な位置
関係が所定の状態でない場合、物体の位置標定を正確に
行うことができない。
【0009】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、簡易・高速に
高精度な位置標定が行え、また標定可能範囲が広く、さ
らにはマークの取付け位置にあまり影響されることのな
い3次元位置標定装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するために、位置標定の対象となる物体に設置され
た、側面が色分けされた立体的な多面体形状のマーク
と、互いに所定の位置関係で配置され、それぞれ前記マ
ークを撮像して対応するカラー画像信号を発生する複数
の例えばテレビカメラなどの撮像手段と、この複数の撮
像手段のそれぞれに対応して設けられ、対応する撮像手
段から出力されたカラー画像信号を赤成分画信号、緑成
分画信号および青成分画信号に分離する複数の例えばR
GB分離回路などの分離手段と、この複数の分離手段の
それぞれに対応して設けられ、対応する分離手段から出
力された赤成分画信号、緑成分画信号および青成分画信
号のそれぞれをディジタル化して赤成分画データ、緑成
分画データおよび青成分画データとする、例えばそれぞ
れ3つのA/D変換器からなる複数のアナログ・ディジ
タル変換手段と、この複数のアナログ・ディジタル変換
手段のそれぞれに対応して設けられ、対応するアナログ
・ディジタル変換手段から出力された赤成分画データ、
緑成分画データおよび青成分画データを蓄積する、例え
ばそれぞれ3つの画像メモリからなる複数のメモリ手段
と、この複数のメモリ手段のそれぞれに対応して設けら
れ、対応するメモリ手段に蓄積された赤成分画データ、
緑成分画データおよび青成分画データに基づいて前記撮
像手段の撮像範囲における前記マークの位置を検出する
例えば位置検出装置などの位置検出手段と、前記複数の
メモリ手段のそれぞれに対応して設けられ、対応するメ
モリ手段に蓄積された赤成分画データ、緑成分画データ
および青成分画データに基づいて前記マークの側面の色
を検出する例えば色検出装置などの色検出手段と、前記
位置検出手段での検出結果と前記色検出手段での検出結
果に基づいて所定の演算を行うことにより前記マークの
3次元座標を算出する例えば3次元座標演算装置などの
3次元座標演算手段とを具備した。
【0011】
【作用】このような手段を講じたことにより、互いに所
定の位置関係で配置された複数の撮像手段と、この複数
の撮像手段のそれぞれに対応する分離手段およびアナロ
グ・ディジタル変換手段とにより、複数の方向から撮像
したマークの赤成分画データ、緑成分画データおよび青
成分画データが作成され、メモリ手段に蓄積される。そ
してこのメモリ手段に蓄積された赤成分画データ、緑成
分画データおよび青成分画データより、複数の撮像手段
のそれぞれの撮像範囲における前記マークの位置および
複数の撮像手段のそれぞれが主として撮影している色が
検出され、これらを用いて所定の演算が行われて前記マ
ークの3次元座標を算出される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き説明する。図1は本実施例に係る3次元位置標定装置
の構成を示すブロック図である。図中、1は本3次元位
置標定装置により位置標定を行う対象となる、例えばロ
ボット等の物体の一部であり、多角錐のマーク2が設け
られている。このマーク2は、側面がそれぞれ異なる色
で着色されている。
【0013】3,4はそれぞれテレビカメラであり、所
定の間隔で配置されている。これらのテレビカメラ3,
4は、それぞれマーク2の周辺を撮像し、画像信号を出
力する。このテレビカメラ3,4が出力する画像信号
は、赤成分(R成分)、緑成分(G成分)および青成分
(B成分)が混在した信号である。
【0014】5,6はそれぞれRGB分離回路である。
これらのRGB分離回路5,6は、テレビカメラ3,4
のそれぞれから出力される画像信号を、R成分、G成分
およびB成分のそれぞれに分離し、R信号、G信号およ
びB信号として出力する。
【0015】7R,7G,7B,8R,8G,8Bはそ
れぞれA/D変換器である。A/D変換器7R,7G,
7BはRGB分離回路5から出力されるR信号、G信号
およびB信号をそれぞれディジタル化してRデータ、G
データおよびBデータとする。またA/D変換器8R,
8G,8BはRGB分離回路6から出力されるR信号、
G信号およびB信号をそれぞれディジタル化してRデー
タ、GデータおよびBデータとする。
【0016】9R,9G,9B,10R,10G,10
Bはそれぞれ画像メモリである。画像メモリ9R,9
G,9BはA/D変換器7R,7G,7Bから出力され
るRデータ、GデータおよびBデータのそれぞれを蓄積
する。また画像メモリ10R,10G,10BはA/D
変換器8R,8G,8Bから出力されるRデータ、Gデ
ータおよびBデータのそれぞれを蓄積する。
【0017】11,12はそれぞれ位置検出装置であ
る。位置検出装置11は画像メモリ9R,9G,9Bに
それぞれ蓄積されたRデータ、GデータおよびBデータ
に基づき、画像メモリ9R,9G,9B中におけるマー
ク2の位置を検出する。また位置検出装置12は画像メ
モリ10R,10G,10Bにそれぞれ蓄積されたRデ
ータ、GデータおよびBデータに基づき、画像メモリ1
0R,10G,10B中におけるマーク2の位置(マー
ク2の頂点の位置)を検出する。
【0018】13,14はそれぞれ色検出装置である。
色検出装置13は画像メモリ9R,9G,9Bにそれぞ
れ蓄積されたRデータ、GデータおよびBデータに基づ
き、マーク2のうちのテレビカメラ3により撮像された
面の色を検出する。また色検出装置14は画像メモリ1
0R,10G,10Bにそれぞれ蓄積されたRデータ、
GデータおよびBデータに基づき、マーク2のうちのテ
レビカメラ4により撮像された面の色を検出する。
【0019】15は3次元座標演算装置である。この3
次元座標演算装置15は、位置検出装置11,12の検
出結果および色検出装置13の検出結果に基づき、マー
ク2の3次元座標を算出する。16は表示器であり、3
次元座標演算装置15で求められた3次元座標を表示す
る。次に以上のように構成された3次元位置標定装置の
動作を説明する。まずマーク2は、テレビカメラ3,4
により、それぞれ異なる位置から撮像される。
【0020】テレビカメラ3で得られた画像信号は、R
GB分離回路5でR成分に対応するR信号、G成分に対
応するG信号およびB成分に対応するB信号に分離さ
れ、さらにA/D変換器7R,7G,7Bでそれぞれデ
ィジタル変換されてRデータ、GデータおよびBデータ
とされたのち、画像メモリ9R,9G,9Bのそれぞれ
に蓄積される。そしてこの画像メモリ9R,9G,9B
のそれぞれに蓄積されたRデータ、GデータおよびBデ
ータは、位置検出装置11での位置検出および色検出装
置13での色検出に利用される。
【0021】すなわち位置検出装置11は、画像メモリ
9R,9G,9B中のどの領域にマーク2に対応するデ
ータが蓄積されているかを検出することにより、マーク
2に対応するデータの画像メモリ9R,9G,9B中で
の位置、すなわちテレビカメラ3での撮像範囲中におけ
るマーク2の位置を検出する。なお位置検出装置11
は、マーク2の位置を示す情報としてマーク2の頂点が
位置する座標を出力する。
【0022】また色検出装置13は、Rデータ、Gデー
タおよびBデータに基づき、R成分、G成分およびB成
分の比率からテレビカメラ3により主として撮像されて
いる色を検出する。
【0023】一方、テレビカメラ4で得られた画像信号
は、RGB分離回路6でR成分に対応するR信号、G成
分に対応するG信号およびB成分に対応するB信号に分
離され、さらにA/D変換器8R,8G,8Bでそれぞ
れディジタル変換されてRデータ、GデータおよびBデ
ータとされたのち、画像メモリ10R,10G,10B
のそれぞれに蓄積される。そしてこの画像メモリ10
R,10G,10Bのそれぞれに蓄積されたRデータ、
GデータおよびBデータは、位置検出装置12での位置
検出および色検出装置14での色検出に利用される。
【0024】すなわち位置検出装置12は、画像メモリ
10R,10G,10B中のどの領域にマーク2に対応
するデータが蓄積されているかを検出することにより、
マーク2に対応するデータの画像メモリ10R,10
G,10B中での位置、すなわちテレビカメラ4での撮
像範囲中におけるマーク2の位置を検出する。なお位置
検出装置12は、マーク2の位置を示す情報としてマー
ク2の頂点が位置する座標を出力する。
【0025】また色検出装置14は、Rデータ、Gデー
タおよびBデータに基づき、R成分、G成分およびB成
分の比率からテレビカメラ4により主として撮像されて
いる色を検出する。
【0026】さて、3次元座標演算装置15は、位置検
出装置11,12および色検出装置13,14のそれぞ
れの検出結果に基づき、三角測量法によってマーク2の
3次元座標を算出する。すなわち、実際のマーク2の位
置、テレビカメラ3での撮像範囲中におけるマーク2の
位置、テレビカメラ4での撮像範囲中におけるマーク2
の位置、テレビカメラ3の焦点およびテレビカメラ4の
焦点の関係を図示すると図2のようになるが、ここでテ
レビカメラ3での撮像範囲中におけるマーク2の位置お
よびテレビカメラ4での撮像範囲中におけるマーク2の
位置はそれぞれ位置検出装置11,12により検出され
ており、またテレビカメラ3の焦点およびテレビカメラ
4の焦点は既知であるので、実際のマーク2の位置を三
角測量法によって求める。
【0027】さらに色検出装置13,14により検出さ
れた、テレビカメラ3により主として撮像されている色
およびテレビカメラ4により主として撮像されている色
に基づき、テレビカメラ3に向いているマーク2の面お
よびテレビカメラ4に向いているマーク2の面をそれぞ
れ特定することができ、これらを総合してマーク2の向
きを求める。
【0028】このようにしてマーク2の3次元座標が求
められ、物体1の3次元位置の標定が行われる。このよ
うにして求められた物体1の3次元位置は、表示器16
に表示される。
【0029】かくして本実施例によれば、1つのマーク
2より、このマーク2の3次元位置を標定することがで
きるので、複数のマークを検出するのに比較してマーク
の検出に要する時間を短縮することができ、標定に要す
る時間を短縮することができる。
【0030】またマーク2は1つだけであり、かつ立体
形状をなすので、マーク2が他のマークの死角に入って
しまうことがなく、また物体1の死角にも入り難い。従
って、マーク2は常に正確に検出することが可能であ
り、安定的な位置標定を行うことができる。また1つの
みのマーク2を物体に取り付ければ良いことから、厳密
な位置決めは必要なく、その取り付け作業は極めて容易
なものとなる。
【0031】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば上記実施例では、マーク2は多角錐と
しているが、立体で、かつ複数の側面を有する形状であ
れば任意の形状であって良い。
【0032】また上記実施例では2つのテレビカメラ
3,4によりマーク2を撮像しているが、3つ以上のテ
レビカメラによって撮像し、これらにより得られる3つ
以上の画像信号を用いてマーク2の位置を標定するよう
にしても良い。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々の変形実施が可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、位置標定の対象となる
物体に設置された、側面が色分けされた立体的な多面体
形状のマークと、互いに所定の位置関係で配置され、そ
れぞれ前記マークを撮像して対応するカラー画像信号を
発生する複数の例えばテレビカメラなどの撮像手段と、
この複数の撮像手段のそれぞれに対応して設けられ、対
応する撮像手段から出力されたカラー画像信号を赤成分
画信号、緑成分画信号および青成分画信号に分離する複
数の例えばRGB分離回路などの分離手段と、この複数
の分離手段のそれぞれに対応して設けられ、対応する分
離手段から出力された赤成分画信号、緑成分画信号およ
び青成分画信号のそれぞれをディジタル化して赤成分画
データ、緑成分画データおよび青成分画データとする、
例えばそれぞれ3つのA/D変換器からなる複数のアナ
ログ・ディジタル変換手段と、この複数のアナログ・デ
ィジタル変換手段のそれぞれに対応して設けられ、対応
するアナログ・ディジタル変換手段から出力された赤成
分画データ、緑成分画データおよび青成分画データを蓄
積する、例えばそれぞれ3つの画像メモリからなる複数
のメモリ手段と、この複数のメモリ手段のそれぞれに対
応して設けられ、対応するメモリ手段に蓄積された赤成
分画データ、緑成分画データおよび青成分画データに基
づいて前記撮像手段の撮像範囲における前記マークの位
置を検出する例えば位置検出装置などの位置検出手段
と、前記複数のメモリ手段のそれぞれに対応して設けら
れ、対応するメモリ手段に蓄積された赤成分画データ、
緑成分画データおよび青成分画データに基づいて前記マ
ークの側面の色を検出する例えば色検出装置などの色検
出手段と、前記位置検出手段での検出結果と前記色検出
手段での検出結果に基づいて所定の演算を行うことによ
り前記マークの3次元座標を算出する例えば3次元座標
演算装置などの3次元座標演算手段とを具備した簡易・
高速に高精度な位置標定が行え、また標定可能範囲が広
く、さらにはマークの取付け位置にあまり影響されるこ
とのない3次元位置標定装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る3次元位置標定装置の
構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例に係る3次元位置標定装置で
の位置標定の概念図。
【図3】従来技術を説明する図。
【図4】従来技術を説明する図。
【符号の説明】
1…物体、 2…マーク、 3,4…テレビカメラ、 5,6…RGB分離回路、 7R,7G,7B,8R,8G,8B…A/D変換器、 9R,9G,9B,10R,10G,10B…画像メモ
リ、 11,12…位置検出装置、 13,14…色検出装置、 15…3次元座標演算装置、 16…表示器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置標定の対象となる物体に設置され
    た、側面が色分けされた立体的な多面体形状のマーク
    と、 互いに所定の位置関係で配置され、それぞれ前記マーク
    を撮像して対応するカラー画像信号を発生する複数の撮
    像手段と、 この複数の撮像手段のそれぞれに対応して設けられ、対
    応する撮像手段から出力されたカラー画像信号を赤成分
    画信号、緑成分画信号および青成分画信号に分離する複
    数の分離手段と、 この複数の分離手段のそれぞれに対応して設けられ、対
    応する分離手段から出力された赤成分画信号、緑成分画
    信号および青成分画信号のそれぞれをディジタル化して
    赤成分画データ、緑成分画データおよび青成分画データ
    とする複数のアナログ・ディジタル変換手段と、 この複数のアナログ・ディジタル変換手段のそれぞれに
    対応して設けられ、対応するアナログ・ディジタル変換
    手段から出力された赤成分画データ、緑成分画データお
    よび青成分画データを蓄積する複数のメモリ手段と、 この複数のメモリ手段のそれぞれに対応して設けられ、
    対応するメモリ手段に蓄積された赤成分画データ、緑成
    分画データおよび青成分画データに基づいて前記撮像手
    段の撮像範囲における前記マークの位置を検出する位置
    検出手段と、 前記複数のメモリ手段のそれぞれに対応して設けられ、
    対応するメモリ手段に蓄積された赤成分画データ、緑成
    分画データおよび青成分画データに基づいて前記マーク
    の側面の色を検出する色検出手段と、 前記位置検出手段での検出結果と前記色検出手段での検
    出結果に基づいて所定の演算を行うことにより前記マー
    クの3次元座標を算出する3次元座標演算手段とを具備
    したことを特徴とする3次元位置標定装置。
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