JPH0642861U - 自動テープカッタ - Google Patents

自動テープカッタ

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JPH0642861U
JPH0642861U JP8516892U JP8516892U JPH0642861U JP H0642861 U JPH0642861 U JP H0642861U JP 8516892 U JP8516892 U JP 8516892U JP 8516892 U JP8516892 U JP 8516892U JP H0642861 U JPH0642861 U JP H0642861U
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JP
Japan
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tape
cutter
cut
cutter head
pulled out
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Pending
Application number
JP8516892U
Other languages
English (en)
Inventor
隆一 高島
Original Assignee
株式会社コスモテック
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社コスモテック filed Critical 株式会社コスモテック
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動テープカッタにおいて、カットされるテ
ープの長さのばらつきをなくす。 【構成】 テープホルダ部22に回転可能な円板32を
設け、この円板32上の同一円周上にローラA1〜A5
を取り付ける。そして、この円板32の上にテープロー
ル12を装着し、カッタ14でテープをカットする前
に、この円板32を所定角度だけ時計方向に回転させた
後、その回転を元に戻す。これにより、少なくともカッ
トされる長さ分だけテープをたるませる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、連続テープを所定の長さ毎にカットする自動テープカッタに関する ものであり、例えば、順次積み重ねられていく紙の所定枚数毎の間にテープを高 速で挿入するテープインサータにおいて使用される自動テープカッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
テープインサータは、積み重なった紙(一般にはシート状製品)の枚数を計数 する手間をなくすことを目的として、製造工程等で紙の所定枚数毎の間にテープ を高速で挿入するものである。このような目的で紙にテープを挿入する場合、テ ープをほぼ同じ長さにカットする必要がある。このためテープインサータでは、 図2に示すように、テープロール(巻かれた状態の連続テープ)12が装着され たテープホルダ部22から、カッタヘッド24の駆動ローラ16によってテープ を所定の長さだけ引き出し、カッタ14でテープをカットする。そして、順次積 み重ねられていく紙の所定枚数毎の間にカットされたテープを挿入する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなテープインサータでは、テープをカットする直前にカッタヘッド2 4のテープ引き出し用の駆動ローラ16が急停止するが、テープホルダ部22の テープロール12は駆動ローラ16の停止後(テープの引き出し停止後)も惰性 でしばらくの間は回転する。このため、テープホルダ部22とカッタヘッド24 との間に、図2において点線で示すようなテープのたるみが生じる。そして、次 のテープのカットのためにテープをカッタヘッド24へ引き出すときは、このた るんだ状態のテープが引き出されるため、小さな力でもすばやく引き出されるこ とになる。これに対し、初回にテープを引き出すときや前回のテープの引き出し でテープのたるみがなくなっているときには、テープロール12の静止慣性によ り、たるんでいるとき程はすばやくテープを引き出すことができない。この結果 、従来は、テープがたるんでいるか否かにより、又たるんでいるテープ長よりも 引き出すテープ長が長い場合にはたるんでいるテープ長により、カッタヘッド2 4へ引き出されるテープの長さが異なり、カットされるテープの長さがばらつい ていた。特にテープインサータでは、紙にテープを挿入する動作(テープの引き 出し動作)が高速であるため、前記の回転惰性や静止慣性も大きくなり、カット されて紙の間に挿入されるテープの長さが大きくばらつく。このため、短すぎる ときはテープが紙の間に入ってしまって外へ出ず、又は挿入されずに下へ落ちて しまう等により、目印の役目を果たさないという問題があった。
【0004】 そこで、本考案は、カットされるテープの長さのばらつきをなくし、常に同じ 長さにテープをカットすることができる自動テープカッタを提供することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために成された本考案では、 ロール状に巻かれた連続テープをテープホルダ部に装着し、該連続テープを所 定の長さだけカッタヘッドへ引き出してカットする自動テープカッタにおいて、 前記連続テープを前記カッタヘッドへ引き出す前に、前記テープホルダ部に装 着された連続テープと前記カッタヘッドとの間で、少なくとも前記所定の長さ以 上にテープをたるませる手段を備えた構成としている。
【0006】
【作用】
このような構成によると、テープホルダ部からテープを引き出す時点では、テ ープホルダ部に装着された連続テープとカッタヘッドとの間において、少なくと もカットされる長さ分はテープがたるんだ状態となっているため、常に、たるん だ状態のテープがカッタヘッドへ引き出される。したがって、テープは常に最も 小さな力でしかも同じ力かつ同じ速度で引き出されてカットされる。その結果、 カットされたテープは常に同じ長さになり、テープを引き出すためのモータも小 型化できる。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照しつつ本考案の実施例について説明する。 図1は、本考案の一実施例である自動テープカッタの概略構成を示す側面図で ある。本自動テープカッタは、テープインサータで使用されるものであり、テー プホルダ部22とカッタヘッド24から構成される。このうちカッタヘッド24 は、図2に示した従来例と同一であって、テープホルダ部22に装着されたテー プロール12からテープをカッタヘッド24へ所定の長さだけ引き出すための駆 動ローラ16と、カッタヘッド24の先方に引き出されたテープをカットするカ ッタ14を備えている。一方、テープホルダ部22は、従来例とは異なり、その 内部にテープをたるませるための機構を備えている。この点について図3により 詳しく説明する。
【0008】 図3は、本自動テープカッタにおけるテープホルダ部の動作を示す図である。 本自動テープカッタのテープホルダ部は、円板駆動ローラ34によって回転させ ることができる円板32を備え、図3(a)に示すように、その円板32にはテ ープの幅とほぼ同じ長さのローラA1〜A5が取り付けられている。テープホル ダ部へテープロール(巻かれた状態の連続テープ)を装着するには、まず、この 円板32の上へ図3(a)に示すようにテープロール12を置き、次に、図3( b)に示すように押さえ板36をその上にかぶせてノブ38で締め付ける。この 押さえ板36には、テープの幅とほぼ同じ長さのローラB1〜B4,B6、及び ピンB5が取り付けられている。ここで、ローラB1〜B4は同一円周上に配置 され、その円周よりも外側の円周上にピンB5と、円板32に取り付けれられた 前記ローラA1〜A5とが配置されている。なお、ローラB6はローラB1と横 並びにカッタヘッド24の方向に配置され、テープロール12から引き出された テープは、ローラB1及びB6の上を通過していく。
【0009】 上記構成のテープホルダ部は以下のように動作する。まず、図3(c)に示す ように円板駆動ローラ34が円板32を所定の角度だけ時計方向に回転させる。 この回転により、図3(c)に示すように、ローラA1がテープロール12から テープを引き出す。このとき引き出されたテープは、ローラA2〜A5によって 互いに干渉しないようにされており、また、ローラB1〜B4によってテープロ ール12とも干渉しないようにされている。このようにしてテープを引き出した 後、円板駆動ローラ34は、円板32を反時計方向に回転させ、ストッパの役目 をするピンB5にローラA5が接触した時点でその回転を停止させる。これによ り、図3(d)に示すように、円板32の位置を元に戻し、引き出されたテープ をローラB1とB6の間でたるませる。このたるんだ状態のテープの長さは、円 板32の前記回転角度(円板駆動ローラ34の回転角)によって決まる。
【0010】 本実施例の自動テープカッタでは、上記のようにしてテープをたるませた後、 カッタヘッド24の駆動ローラ16によってテープを引き出し、カッタ14より も先方に引き出されたテープをカットする。ただし、テープをたるませるための 上記動作において、少なくともカットされるテープの長さ分をたるませるように 円板駆動ローラ34の前記回転角を設定しておく。これにより、駆動ローラ16 は、常に、たるんだ状態のテープを引き出すことになる。したがって、テープは 同じ力かつ同じ速度でカッタヘッド24へ引き出され、カットされたテープは常 に同じ長さになる。また、テープを引き出すのに必要な力も小さくて済む。
【0011】 本実施例の自動テープカッタはテープインサータで使用されるものであり、テ ープインサータでは、テープを紙(シート状製品)に挿入する動作に高速性が要 求される。したがってテープの引き出しを高速にする必要があるが、上記のよう に本実施例の自動テープカッタでは、テープを引き出すのに必要な力が小さくて 済む。このため、引き出し動作の高速化が容易であり、従来よりも更に高速な挿 入動作が要求される場合にも対応できる。このように負荷が軽いため、駆動ロー ラ16用のモータが小さくて済み、カッタヘッド24を小型にすることができる 。また、上記のように本実施例の自動テープカッタでは、常に同じ長さにテープ をカットすることができるため、従来のように挿入されるテープの長さがばらつ くことはない。したがって、挿入されるテープが短くなり過ぎたために紙の間に 入って外へ出ず、又は挿入されずに下へ落ちてしまう等により、目印の役目を果 たさなくなるということもない。なお、テープインサータではテープをカットし てから次のカットまで(紙の間にテープを挿入してから次にテープを挿入するま で)の期間が比較的長いため、テープをたるませるための円板32の回転動作( すなわち円板駆動ローラ34の回転動作)は特に高速にする必要はない。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、少なくともカットする長さ分については、常に、たるんだ状 態のテープを引き出すことになるため、テープは常に同じ力かつ同じ速度でカッ タヘッドへ引き出される。この結果、常に同じ長さにテープをカットすることが できる。また、小さな力でテープを引き出すことができるため、従来よりも更に 高速なテープの引き出しが要求される場合にも容易に対応できる。そして、この ように負荷が軽いため、モータが小さくて済み、カッタヘッドを小型にすること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例である自動テープカッタの
概略構成を示す図。
【図2】 従来の自動テープカッタの概略構成を示す
図。
【図3】 前記実施例におけるテープホルダ部の動作を
示す図。
【符号の説明】
12…テープロール 14…カッタ 22…テープホルダ部 24…カッタヘ
ッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻かれた連続テープをテープ
    ホルダ部に装着し、該連続テープを所定の長さだけカッ
    タヘッドへ引き出してカットする自動テープカッタにお
    いて、 前記連続テープを前記カッタヘッドへ引き出す前に、前
    記テープホルダ部に装着された連続テープと前記カッタ
    ヘッドとの間で、少なくとも前記所定の長さ以上にテー
    プをたるませる手段を備えたことを特徴とする自動テー
    プカッタ。
JP8516892U 1992-11-16 1992-11-16 自動テープカッタ Pending JPH0642861U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8516892U JPH0642861U (ja) 1992-11-16 1992-11-16 自動テープカッタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8516892U JPH0642861U (ja) 1992-11-16 1992-11-16 自動テープカッタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0642861U true JPH0642861U (ja) 1994-06-07

Family

ID=13851138

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JP8516892U Pending JPH0642861U (ja) 1992-11-16 1992-11-16 自動テープカッタ

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980766A (ja) * 1972-12-08 1974-08-03
JPS58202393A (ja) * 1982-05-21 1983-11-25 Hitachi Ltd 多段ポンプ
JPS62249859A (ja) * 1986-04-23 1987-10-30 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 記録紙搬送方法

Patent Citations (3)

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