JPH064281U - 二方向キーにおける一方向可動構造 - Google Patents

二方向キーにおける一方向可動構造

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JPH064281U
JPH064281U JP4911492U JP4911492U JPH064281U JP H064281 U JPH064281 U JP H064281U JP 4911492 U JP4911492 U JP 4911492U JP 4911492 U JP4911492 U JP 4911492U JP H064281 U JPH064281 U JP H064281U
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JP4911492U
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秀義 藤岡
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山佐産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 二方向キーにおいて、キー穴に変更を加える
ことなく一方向キーにする。 〔構成〕 キー10をキー穴28に差し込み、右回転又
は左回転させることによってそれぞれ別の可動部材3
8、40を動かす二方向キーにおいて、前記キー10に
ワンウェイクラッチ16を組み込み、一方向の回転によ
る一つの可動部材38、40のみの可動を可能にしたこ
とを特徴とする二方向キーにおける一方向可動構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、二方向キーにおける一方向可動構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
キーをキー穴に差し込み、右回転又は左回転させることによってそれぞれ別の 可動部材を動かす二方向キーがある。スロットマシン等の遊技機械でもこの二方 向キーが使われており、キーをキー穴に差し込んで右回転させるとドアが開き、 左回転させるとゲーム終了のリセット又は電気的トラブルの解除等が行われると いった具合である。このため、店員がキーを持って店内を巡回し、要請があった 遊技台にキーを使用するようにしている。しかし、遊技の効率を上げようとする と、リセット操作等は遊技者本人がするにこしたことはない。これを可能にする には、リセットキーを遊技台に備え付けておけばよいのであるが、ただ、この操 作のときにドアが開いては具合が悪いので、遊技者が使用するキーにはドアが開 かないようなロック機構を施す必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このロック機構をキーだけに細工して行うのは実際問題不可能である。ただ、 この種のキーはキー穴に仕組まれた駆動軸に駆動溝を形成し、この駆動溝にキー に形成された駆動突起を嵌合して駆動するようになっているが、この場合、一方 向に回転させるときにはこの駆動突起が引っ込むようにすることも考えられない ではないが、小さな径のキーにこのような複雑な構成を組み込むのは技術的に困 難であるし、破壊や誤作動の原因にもなる。このため、構造変更の手続をとって キー穴にも細工をしているが、この種の遊技機械の構造変更は公安委員会等の規 制が厳しく、許可がなかなか出難いし、時間もかかる。 本考案は、このような課題を解決するものであって、要するに、キーに変更を 加えるのみでこれを可能にしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題の下、本考案は、キーをキー穴に差し込み、右回転又は左回転させ ることによってそれぞれ別の可動部材を動かす二方向キーにおいて、前記キーに ワンウェイクラッチを組み込み、一方向の回転による一つの可動部材のみの可動 を可能にしたことを特徴とする二方向キーにおける一方向可動構造を提供したも のである。
【0005】
【作用】
以上の手段をとることにより、キーはワンウェイクラッチの作用で一方向のみ にしか回転力を発揮できず、一方向の回転による施解錠はできても他方向の回転 による施解錠はできないことになる。
【0006】
【実施例】
図7は本考案が適用されるスロットマシンの正面図であるが、スロットマシン Sの正面側方部に二方向キーが組み込まれている。図1はキーの断面図、図2は 正面図であるが、キー10はキーヘッド12とグリップ14とからなり、キーヘ ッド12はグリップ14にワンウェイクラッチ16を介して組み込まれた軸18 にロールピン20等で連結されている。キーヘッド12の先端は穴あき状になっ ており、外周に二つのガイド突起22が、内周に駆動突起24がそれぞれ形成さ れている。
【0007】 図3はキー穴の正面図であるが、キーシリンダ26の先端にキーヘッド12が 挿入できるキー穴28が形成されており、キー穴28の内部に駆動軸30が軸装 されている。キー穴28の外周にはキーヘッド12のガイド突起22が挿入でき るガイド溝32が、駆動軸30の外周には駆動突起24が挿入できる駆動溝34 がそれぞれ形成されている。このような状態になるようキー10をキー穴28に 差し込み、それぞれ右回転又は左回転させるとそれぞれ別の可動部材が動き、二 つのキーを施解錠する。
【0008】 図4は可動部材の構成を示す側面図、図5は背面図であるが、キーシリンダ2 6は基体36に取り付けられており、この基体36に二つの細長い可動部材38 、40がそれぞれ単独で上下に動くように組み込まれている。キーシリンダ28 の駆動軸30にはディスクカム42が装着されており、ディスクカム42には更 にカム44が形成されている。ディスクカム42、即ち、駆動軸30が一方向( 正面から見て右回転)に回転すると、カム44が一方の可動部材38に形成され た作動部46に作用し、可動部材38を押し上げる。基体36の上下にはロック アーム48がピン50の回りを回動できるように取り付けられ、ロックアーム4 8と可動部材38とはピン52で連結されているから、可動部材38が押し上げ られると、ロックアーム48はピン50の回りを回動し(図4の鎖線の状態)、 ドア(図示省略)の開放を許容する。
【0009】 図6はディスクカム42の作動状態を示す断面図であるが、ディスクカム42 の作用部54はもう一方の可動部材40に形成された係合孔56に嵌入しており 、駆動軸30が他方向(正面から見て左回転)に回転すると、作用部54はこの 可動部材40を押し下げる。この可動部材40の途中には作動片58が形成され ているから、可動部材40の下降に伴う作動片58の下行によってゲーム終了の リセット操作等を行うマイクロスイッチ(図示省略)が作動する。
【0010】 尚、以上において、駆動軸30の右回転に対しては、ディスクカム42の作用 部54は可動部材40に作用しないし、左回転に対しては、カム44は作動部4 6に作用しないようにしてある。この他、上行又は下行したそれぞれの可動部材 38、40は各々スプリング60、62で原位置復帰させられるようになってい る。このようにして一つのキー10をキー穴28に差し込み、右回転または左回 転させると、それぞれ別の可動部材38、40を動かし、それぞれの施錠操作を するのである。しかし、この場合、駆動軸30を駆動するキーヘッド12はグリ ップ14に対してワンウェイクラッチ16で連結されているから、グリップ14 を一方向(この場合は右回転)させた場合にはキーヘッド12は回転せず、従っ て、可動部材28は動かず、ドアは開かない。
【0011】 ところで、以上は、スロットマシンに適用される二方向キーについての説明で あるが、本考案は、これに限らず、他の遊技機械、更には、あらゆる場合の二方 向キーにも適用できるのはもちろんである。
【0012】
【考案の効果】
以上、本考案によれば、二方向キーのキー穴の構造を変更することなく、一方 向の回転による施解錠操作のみを可能にできるのである。又、他方向に回転させ てもキー穴の駆動軸に力は加わらないのであるから、キー穴の内部構造を傷めな い。
【図面の簡単な説明】
【図1】キーの断面図である。
【図2】キーの正面図である。
【図3】キー穴の正面図である。
【図4】可動部材の側面図である。
【図5】可動部材の背面図である。
【図6】可動部材の断面側面図である。
【図7】スロットマシンの正面図である。
【符号の説明】
10 キー 16 ワンウェイクラッチ 28 キー穴 38 可動部材 40 可動部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーをキー穴に差し込み、右回転又は左
    回転させることによってそれぞれ別の可動部材を動かす
    二方向キーにおいて、前記キーにワンウェイクラッチを
    組み込み、一方向の回転による一つの可動部材のみの可
    動を可能にしたことを特徴とする二方向キーにおける一
    方向可動構造。
JP1992049114U 1992-06-19 1992-06-19 二方向キ―における一方向可動構造 Expired - Lifetime JP2512402Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992049114U JP2512402Y2 (ja) 1992-06-19 1992-06-19 二方向キ―における一方向可動構造

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Publication Number Publication Date
JPH064281U true JPH064281U (ja) 1994-01-21
JP2512402Y2 JP2512402Y2 (ja) 1996-10-02

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ID=12822042

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4917694U (ja) * 1972-05-17 1974-02-14
JPS59220573A (ja) * 1983-05-25 1984-12-12 ヨ−スト・ヘ−ナ−
JPS6288052U (ja) * 1985-11-20 1987-06-05

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4917694U (ja) * 1972-05-17 1974-02-14
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JPS6288052U (ja) * 1985-11-20 1987-06-05

Also Published As

Publication number Publication date
JP2512402Y2 (ja) 1996-10-02

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