JPH0642681B2 - 交換方法 - Google Patents

交換方法

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JPH0642681B2
JPH0642681B2 JP4598988A JP4598988A JPH0642681B2 JP H0642681 B2 JPH0642681 B2 JP H0642681B2 JP 4598988 A JP4598988 A JP 4598988A JP 4598988 A JP4598988 A JP 4598988A JP H0642681 B2 JPH0642681 B2 JP H0642681B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、時間空間分割多重化によりデジタル化された
音声およびデータを交換する方法に関する。より具体的
には、本発明は、宛先の同じ音声データをグループ化し
て1フレームにし、宛先の同じパケット・データを同じ
パケット記憶場所に記憶することにより、高容量の総合
音声・データ交換を実現する。そのあと、フレーム・デ
ータおよび記憶データは、交換マトリックスを介して送
られる。
B.従来技術およびその問題点 最近コンピユータの使用が成長してきたのに応じて、デ
ータに対する需要も増大している。こうした需要の多く
は、音声の伝送をも必要とする、あるいは広く言って同
期伝送を必要とする端末位置から来ている。したがっ
て、音声およびデータの統合交換が求められている。様
々な音声およびデータの交換方式が開発されている。最
新の方式は、時分割交換方式、または時分割交換方式と
空間分割交換方式を組み合わせたものである。しかし、
後で説明するように、これらの方法は、高価で成長の可
能性が乏しい低容量の音声およびデータの交換をもたら
す。
時間交換および空間交換を利用して回線とパケット・デ
ータの交換を統合するシステムが、モフェット(Moffet)
等の米国特許第3766322号明細書に記載されてい
る。この明細書に記載されているシステムは、空間交換
用に多数のクロスポイント交換マトリックスを使用し、
各データ伝送速度ごとにそれぞれ1個の専用交換マトリ
ックスを交換している。回線データもパケット・データ
も、データ伝送速度が同じ場合、同じ交換マトリックス
を介して送ることができる。また、交換されるデータ伝
送速度毎に専用の個別の時分割交換機を使って、時間交
換を行なう。モフェット等の特許に記載されているシス
テムは、比較的低速でしたがって比較的低容量のシステ
ムである。モフェット等の特許に記載されている形式の
装置を用いて交換されるデータ伝送速度の数を増加させ
ようと試みると、多数の個別の時間交換機と空間交換機
を含む複雑なシステムになる。この複雑性は、データ伝
送速度毎に時間交換機と空間交換機を専用にする必要が
あるためである。需要の増加に応じて成長させるには、
各データ伝送速度別に個々の設備を専用にする必要があ
るので、データ伝送速度の数を増加させなくとも、多数
の空間交換機と時間交換機が必要になるはずである。し
たがって、モフェットの交換システムは、多数の専用交
換マトリックスと専用時間交換機を必要とするため、シ
ステムの成長が比較的難しく、設備コストが高くなる。
別の回線交換とパケット交換の両方用の交換機構がドー
フィン(Dauphin)等の米国特許第4413337号明細
書に開示されている。この機構は、時分割交換だけを使
用し、空間分割交換を使用しない。したがって、この明
細書に開示されているシステムは、最大約256本の6
4Kbps回線チャネルにサービスする、比較的低容量のシ
ステムを提供する。
したがって、低コストで高い成長の可能性をもち、比較
的多数の端末装置(すなわち、たとえば約1万6千台の
64Kbps端末装置)にサービスできる音声とデータを統
合して交換する方法が求められている。
C.問題点を解決するための手段 本発明は、上記の必要を満たすため、音声信号(同期信
号)とデータ信号(非同期信号)の交換を統合する方法
を提供する。本発明は、会話の即時性を損なうことなし
に、低コスト、高容量で高い成長の可能性をもつ、端末
装置相互間で交換する方法を実現する。
したがって、本発明は、交換マトリックスを介して信号
を交換する方法に関する。この方法は、一般に、一個の
交換マトリックスと一個の制御装置を使用する。交換マ
トリックスは、交換マトリックスの入出力線を介して複
数の交換アダプタに接続される。交換アダプタは端末装
置が結合されたノードに接続される。すなわち、ノード
は、交換アダプタを介して入出力線に接続される。本発
明の方法は、基本的に、まず、交換マトリックスの入出
力線対間の接続を確立することを含む。入出力線は、そ
れぞれ、1個のネットワーク・ノードに結合される。こ
の方法の第2段階は、各ノードに結合された1以上の端
末装置から来て同じ入出力線に向かう音声信号をまとめ
て、異なるノードから来る音声信号を含まないフレーム
にすることである。本発明の最後の第3段階は、各ノー
ドで確立されたフレームを交換マトリックスの入出力線
相互間に確立された接続を介して伝送することである。
これらのフレームの伝送は、対応する閉じたクロスポイ
ント対を介して非常な高速で、すなわち125マイクロ
秒以内に行なわれることに注意されたい。一方、各ノー
ドに結合された1以上の端末装置から来たデータ信号
(非同期信号)は、データ・メモリ内の所定の記憶場所
にそれぞれ記憶され、必要なすべての音声(同期)信号
が音声信号の1サンプリング時間間隔内に送られた後、
充分な時間がある場合にだけ送られる。
したがって、本発明は、あるノードの1以上の端末装置
から来て交換マトリックスの同じ入出力回線に向かう音
声信号をまとめて1個のフレームとし、そのフレームを
一単位として空間交換を行なうことにより、空間交換マ
トリックスを最大限に利用するものである。あるノード
のノードの各端末装置からの音声信号ある時点で空間交
換されるのではなく、同じ宛先ノードに向かう音声信号
をまとめたフレームを単位にして空間交換されるので、
交換マトリックスのクロスポイントの開閉の回数が大幅
に減少する。データ信号の交換は、それぞれのサンプリ
ング時間間隔内で音声信号の交換が終了した後に行う。
したがって、デジタル化された音声信号とデータ信号の
交換システム全体容量が、コスト増を伴わずに、増加す
る。しかも、会話の即時性は損われない。
D.実施例 図面とくに第1図を参照すると、本発明の好ましい実施
例で使用される装置の全体的概略図が示されている。第
1図には、16個のポート接続機構すなわちノード90
1ないし916および16個の処理装置接続機構すなわ
ちノード917ないし932が示されている。ポート接
続機構は、同期トラフィックも非同期トラフィックも受
け取る回線のみに接続する。「ポート」という用語は、
通信ポートまたは回線走査装置を指す。一方、処理装置
接続機構は、単に、非同期トラフィックを搬送するため
処理装置に接続される回線にすぎない。ポート接続機構
はポート交換アダプタ301ないし316を介して交換
マトリックス50の入出力線501ないし532に結合
され、処理装置接続機構は処理装置交換アダプタ317
ないし332を介して交換マトリックス50の入出力線
533ないし564に結合されている。ポート交換アダ
プタは、音声とデータの両方を処理するのに使用され
る。処理装置交換アダプタ317ないし332は、デー
タだけを処理するのに使用される。ポート/処理装置接
続機構は、本願ではノードとも呼ぶ。ポート/処理装置
接続機構は、母線900によって交換アダプタに結合さ
れている。各ポート/処理装置交換アダプタは、最大約
1000台の端末装置のノードに対応できる。各端末装
置は、データ装置または電話機に接続できる。この実施
例では1024台の端末装置を使用する。ポート交換ア
ダプタ301ないし316は、全2重動作用の2重線で
ある入出力線501ないし532を介して交換マトリッ
クス50に接続されている。同期信号伝送用の入出力線
を回線入出力線と呼び、非同期信号伝送用の入出力線を
データ入出力線と呼ぶことにする。交換マトリックス5
0内の接続はマトリックス制御装置70によって確立さ
れる。交換速度が最大の場合、マイクロプログラム式制
御装置が好ましい。交換マトリックス50内の様々な接
続に対する要求は、データ要求マスクまたは回線要求マ
スクの形で交換アダプタ301ないし332からマトリ
ックス制御装置に送られる。本願で開示するように、交
換構成10を使用すると、音声とデータを統合的に交換
する方法が実現される。
本願に記載する方法は、音声とデータの統合的交換を実
現する。「データ」という用語は、それ自体、同期的に
伝送する必要のないビットなどの信号を指す。
データは、記憶しておいて、後で厳密なタイミング制約
条件なしに、伝送することができる。一方、I音声は会
話の即時性が損われないように、同期的に伝送しなけれ
ばならない。すなわち、音声はある伝送速度で端末装置
が受信しなければならない。たとえば、音声では、1音
声サンプル当り8ビット・バイトを使用する場合、受信
端末は(典型的なディジタル式音声伝送システムの場
合)毎秒64キロビットを受信しなければならない。一
方データでは、同じ64キロビットを数秒間の間に恐ら
く数個の異なる時間間隔に分けて間欠的に送り出すこと
ができる。音声およびデータの交換を、それぞれ回線交
換およびパケット交換と呼ぶ。これらの用語は、当業界
で周知のものである。
第2図に、音声交換用に本発明で使用するタイミングの
概略図が示されている。音声信号の帯域幅は4kHzであ
る。したがって、音声信号を1秒間に8000回サンプ
リングしなければならない。つまり、音声信号の1サン
プリング時間間隔は125ミリ秒ということになる。第
2図は、3つの125マイクロ秒(1/8キロヘルツ)
の時間間隔に分割されたタイミング図31を示す。12
5マイクロ秒の最初の時間間隔の間に、音声サンプル
は、ポート交換アダプタの1対の入力バッファの一方に
記憶される。次の125マイクロ秒の時間間隔の間に、
音声サンプルは、当該の各ソース・アダプタの入力緩衝
記憶機構から取り出されて、当該の宛先アダプタの出力
緩衝記憶機構に記憶される。第3の最後の125マイク
ロ秒の時間間隔の間に、音声サンプルは当該各宛先アダ
プタの出力緩衝記憶機構から取り出されて、対応するポ
ート接続機構に送られる。この例の音声サンプルはま
た、音声サンプルをソース・アダプタから宛先アダプタ
へ送るのと同じ方式で、同じ時間間隔の間に、宛先アダ
プタからソース・アダプタへも送られることに留意され
たい。上記の同時2方向伝送は、全2重動作と呼ばれる
(第2図の32参照)。
ソース・アダプタおよび宛先アダプタという用語は、そ
れぞれ要求元アダプタおよび要求先アダプタを指す。つ
まり、要求元アダプタが当該の要求先アダプタへの接続
を要求する。
音声サンプルが送られる125マククロ秒の時間間隔で
時間が残っている場合、データ(「データ」という用語
は前記で定義した)がその時間間隔中に、ただし音声サ
ンプルを送り終わってから送られる。
第3図には、64本の2重入出力線501ないし564
を交換する64×32の全2重片面高速クロスポイント
交換マトリックス50の概略図が示されている。Pとマ
ークをつけた入出力線はデータ入出力線であり、Cとマ
ークをつけた入出力線は回線入出力線である。この好ま
しい実施例では、16本の2重入出力線を音声用に使
い、32本の2重入出力線をパケット・データ用に用い
ている。残り16本の2重入出力線は、この実施例では
使用しない。音声用の16本の入出力線は、より具体的
には回線入出力線と呼び、データ用の32本の入出力線
は、より具体的にはデータ入出力線と呼ぶことができ
る。これらの2重入出力線は、また交換マトリックスの
2重行線601ないし664となっている。交換マトリ
ックスは、また内部2重列線401ないし432を備
え、これらの列線は2重行線601ないし664と接触
なしに交差している。ただし、61や64などの2方向
式または2重式のクロスポイント・スイッチが、各行線
と各列線の交点にある。したがって、これらのクロスポ
イント・スイッチが入出力線を、したがって交換アダプ
タを相互接続するのに使われる。たとえば、クロスポイ
ント・スイッチ61と64を閉じることにより、入出力
線501を列線402を介して入出力線563に接続す
ることができる。入出力線は互いに対になって接続され
るので、入出力線相互間には32対の接続しか可能でな
い。32対の列線が利用できるので、このスイッチは無
閉塞式である。ただし、ある1アダプタがすでに現在の
要求元アダプタとは別のアダプタとの間で信号を送受し
ていて、あいていないことがあるので、必ずしも要求さ
れたアダプタ相互間のすべての接続が確立できるわけで
はない。この実施例で使用する交換マトリックスは、1
987年1月6日付けでC.J.ゲオルギウ(Georgiu)
に付与された米国特許第4635250号明細書により
詳しく記載されている。
すなわち、1つのアダプタとあいている別のアダプタと
の間の接続が第3図に概略図で示されている。この実施
例の各アダプタはある特定の入出力線に専用のものなの
で、2本の入出力線の間に接続が確立されていると言い
かえることもできる。また、各入出力線はある特定のノ
ードに結合されているので、2個のノード相互間、また
はノードと入出力線の間に接続ができていると言っても
よい。
次に、制御装置70の指示のもとにクロスポイント・ス
イッチによって確立された接続個所を介して回線データ
およびパケット・データ(同期信号および非同期信号)
の伝送について、説明する。この実施例で使用する制御
装置は、引用により本願に組み込まれる「クロスポイン
ト交換マトリックス用制御装置」と題する米国特許第4
630045号明細書に記載されている。前記の接続を
用いて、前記のように、1つのアダプタ(ソース・アダ
プタ)から選択された利用可能な別のアダプタ(宛先ア
ダプタ)への接続、言いかえれば、前記のように、ある
入出力線から別の入出力線への接続を確立する。これら
の接続は、ソース・アダプタに結合されたノードの回線
要求マスクまたはデータ要求マスクからの接続要求に応
じて行なわれる。これらのマスクについては、後段でさ
らに詳しく説明する。接続要求に応じて接続が行なわれ
るとき、その要求がサービスされると言う。どのアダプ
タでも、ある時間間隔の間に回線交換要求がパケット交
換要求により先にサービスされる。「アダプタ」という
用語は、「ポート交換アダプタ」または「処理装置交換
アダプタ」を指す。「ソース・アダプタ」という用語
は、サービスを要求するアダプタを指し、「宛先アダプ
タ」はソース・アダプタへの接続を要求されたアダプタ
を指す。
ここで、ソース・アダプタが回路交換とパケット交換の
両方の要求をもつものと仮定する。この場合、アダプタ
はポート交換アダプタである。宛先アダプタに対して2
重接続が行なわれる。回線データ・サンプル(通常、1
サンプル当り8ビットの音声サンプル)が、ソース・ア
ダプタでも宛先アダプタでも、まとめられてフレームに
される(第7図)。ソース・アダプタで形成されたフレ
ームは、そのアダプタから宛先アダプタに向かうすべて
のサンプルを含む。同様に、宛先アダプタで形成された
フレームは、そのアダプタから対応するソース・アダプ
タに向かうすべてのサンプルを含む。回線データ・サン
プル(同期信号)は当該のソース・アダプタまたは宛先
アダプタに結合されたノードからくるので、そのフレー
ムは同じノードに向かう信号から構成されていると言え
る。伝送前にこれらのフレームを形成させると、制御装
置で実行しなければならない接続の数が最小限になる。
両フレーム、すなわち上記のソース・アダプタと宛先ア
ダプタで形成されたフレームが、2個のアダプタ相互間
で、あるいは同じことであるが2個のノード相互間で同
時に伝送される。こうして、全2重動作が実現される。
音声サンプルを伝送するための1組の接続がソース・ア
ダプタと宛先アダプタの間で確立されると、125マイ
クロ秒の時間間隔の間に音声サンプルを送るように要求
しているすべてのアダプタからの接続が確立されるま
で、音声サンプルを伝送するための別の1組の接続が別
のソース・アダプタと宛先アダプタとの間で次々に確立
される。そのあと直ちに、当該の音声サンプルが、当該
の確立された接続を介して送られる。この時間間隔内に
時間が残っている場合には、各パケット・メモリに記憶
されている非同期データに対しても同様な接続を確立す
ることができる。そのあと、後続の125マイクロ秒の
時間間隔の間に上記のプロセスが繰り返される。
第4図には、ポート交換アダプタの主要構成要素の概略
図が示されている。この交換アダプタは、基本的に、1
対の入力緩衝記憶機構21,22、1対の出力緩衝記憶
機構23と24、パケット・メモリ26、および経路指
定装置25と27を含む。一方、処理装置交換機はフリ
ップ・フロップ緩衝記憶機構を備えていず、その基本構
成要素はパケット・メモリである。経路指定装置は、そ
れぞれ2つのポインタ・テーブルと一連のレジスタを含
むがこれについては後で、第5図の説明の所で説明す
る。
第4図を再度参照すると、この実施例では、上記の緩衝
記憶装置は、フリップ・フロップ緩衝記憶機構であり、
各緩衝記憶機構は約1000バイトを記憶でき、最高約
1000台の端末装置にサービスすることができる。パ
ケット・メモリは、複数のデータ・メモリPないしP
とパケット制御装置29を含む。各データ・メモリ
は、一組の端末装置800から母線900を介して受け
取ったデータを記憶するのに使う。特定の各データ・メ
モリ(たとえばP3)は、そのメモリ内に記憶されてい
るデータが転送される特定のアダプタ(またはデータ入
出力線)に対応している。したがって、各メモリ内の信
号は、対応するアダプタまたは対応するアダプタに結合
された入出力線に向かう非同期信号(データ)である。
パケット制御装置は、パケット・メモリのデータ・メモ
リに出入りするデータの流れを制御するのに使う。この
制御装置は、当業界で周知のどの標準マイクロプロセッ
サでもよい。経路指定装置25と27は、当該の各交換
アダプタに記憶されている音声サンプルを経路指定する
ための情報を入れておくのに使う。端末装置900から
きた音声は、1対の入力緩衝記憶機構21または22の
一方に記憶される。音声サンプルは、125マイクロ秒
ごとに当該の入力緩衝記憶機構に記憶される。各音声サ
ンプルは、典型的には8ビットの2進ワードである。交
換アダプタまたはアダプタという用語は、ポート交換ア
ダプタまたは処理装置交換アダプタのいずれかを指すも
のとする。
たとえば317などの処理装置交換アダプタは、音声な
どの同期伝送を要求する信号にでなく、データの伝送用
にだけ使う。処理装置交換アダプタの基本的構成要素
は、上記のパケット・メモリ26である。特定の宛先ア
ダプタに向かうデータは、パケット・メモリの特定のデ
ータ・メモリに記憶される。データ・メモリは、その特
定の宛先アダプタに、また同じ意味であるが、特定のデ
ータ用入出力線に対応している。処理装置交換アダプタ
の詳細は、当業者にとって周知のことなので、本題では
示さない。
ポート交換アダプタは、また、時間交換機として働く。
フリップ・フロップ緩衝記憶機構の様々な行(第4図の
28参照)に記憶されている音声サンプルは、交換マト
リックスによって確立された様々な接続を介して異なる
時に伝送される。同じ宛先に向かう音声サンプルをまと
めてフレームにし、このフレームが2本の入出力線、さ
らに具体的に言うと、同期伝送の場合、回線入出力線を
接続する交換マトリックスの接続を介して伝送される。
これらのフレームは、第5図のテーブルとレジスタに含
まれる情報に基づいて作成される。
音声サンプルをまとめてフレームを形成する次第は、後
段で説明することにする。
経路指定装置 第5図には、経路指定装置25/27のより詳細な概略
図が示されている。一対の関連する入出力緩衝記憶機構
21/22および23/24も示されている。両方の経
路指定装置は同じであり、両方の緩衝記憶機構対も同じ
なので、1台の経路指定装置と1対の緩衝記憶機構だけ
を示す。(PRR、TEP、DPN、TEN、FLを含
む)レジスタ29については、後段で説明する。
当該の交換アダプタに接続された端末装置800からく
る音声サンプルは、入力緩衝記憶機構21に記憶され
る。端末装置からの音声サンプルが入力緩衝記憶機構2
1に向かうとき、カウンタSAR1がゼロにセットされ
る。カウンタは、その後入力緩衝記憶機構21が一杯に
なるまでカウントを続ける。そのあと、端末装置からの
音声サンプルが入力緩衝記憶機構22に向かい、カウン
タSAR2がゼロにセットされる。SAR2は、その後
入力緩衝記憶機構22が一杯になるまでカウントを続け
る。
ポインタ・テーブルI、25A/27Aは、ポインタ・
テーブルII、25B/27Bを指す開始ポインタと終了
ポインタを含み、ポインタ・テーブルIIは入出力緩衝記
憶機構の項目を指すポインタならびに同じ宛先アダプタ
に向かう緩衝記憶機構の項目を識別するためのポインタ
・テーブルII内の別の項目を指すポインタを含む。ポイ
ンタPTRはポインタ・テーブルI中の項目を指すのに
用いられ、ポインタPARはポインタ・テーブルII中の
項目を指すのに用いられる。
連結リスト 音声サンプルをまとめて同じアダプタ、または同じ意味
であるが同じ回線入出力線に向かうフレームにする過程
は、これから定義する連結リストと呼ばれるものに強く
依存している。
連結リストは、同じ宛先アダプタまたは回線用入出力線
に向かう音声サンプルを含むフリップ・フロップ緩衝記
憶機構(入出力緩衝記憶機構)中の行など特定の記憶位
置を識別するのに用いられる。フリップ・フロップ緩衝
記憶機構の各行を使って、特定の宛先ポート・アダプタ
に向かう音声サンプルを記憶する。連結リストの各項目
は、フリップ・フロップ緩衝記憶機構を指すポインタ
(項目番号とも呼ぶ)を含んでいる。連結リストの各項
目は、最終項目を別として、ポインタ・テーブルを指す
ポインタも含んでいる。後者のポインタは、ポインタ・
テーブル内の、その連結リストの次の項目を含む次の記
憶位置を識別するものである。連結リストの最終項目
は、指すべき連結リストの項目が他に存在しないので、
ポインタ・テーブルを指すポインタを含む必要がない。
ある連結リストについて、すべての項目番号は、同じ宛
先アダプタに向かうサンプルが記憶されているフリップ
・フロップ緩衝記憶機構内の記憶位置を指す。すなわ
ち、連結リストは、あるアダプタ内の同じ宛先アダプタ
に向かう音声サンプルを一つにまとめる働きをする。連
結リストの1例を、第5図に示す。たとえば、宛先ポー
ト・アダプタ2用の連結リストは、ポインタ・テーブル
I(25A/27B)とポインタ・テーブルII(25B
/27B)から導き出すことができる。交換アダプタ2
用の項目P2を見ると、ポインタ・テーブルIには数字
1と6が出ているが、これがポインタ・テーブルIIを指
す起点ポインタと終点ポインタとなる。したがって、連
結リストはポインタ・テーブルIIの項目1から始まり、
同じポインタ・テーブルIIの項目6で終わる。ここで、
ポインタ・テーブルIIの項目1を見ると、左の欄に数字
0、右の欄に数字5が来ている。0は、ポート・アダプ
タ2、たとえばポート・アダプタ302に向かう(すな
わち、送られる)音声サンプルを含む、入出力緩衝記憶
機構21/23中の項目すなわち行を指す。5は、やは
りポート・アダプタ2に向かう音声サンプルを含む入出
力緩衝記憶機構21/22の特定の項目を指すポインタ
を含む、ポインタ・テーブルIIの項目5を指す。ポイン
タ・テーブルIIの項目5を見ると、数字312が見つか
り、入出力緩衝記憶機構中の音声サンプル項目312も
ポート・アダプタ2に向かうことを意味する。
上記のように、項目5の右の欄の数字6はポインタ・テ
ーブルIIの項目6を指し、項目6もポート・アダプタ2
に向かう音声サンプルを有する入出力緩衝記憶機構の項
目の番号を含むことを示している。ポインタ・テーブル
IIの項目6の右の欄の斜線は、ni1、すなわち同じ意
味であるが連結リストの終りに来たことを示す。したが
って、この連結リストは、ポート・アダプタ2に向かう
音声サンプルを含む入出力緩衝記憶機構内のすべての項
目を指す。それらの項目は0と312と3である。
フレームの宛先ポート・アダプタへの伝送 入力緩衝記憶機構21/23が一杯になっていて、DP
N(宛先ポート番号)レジスタに記憶されている要求先
宛先ポート・アダプタへの接続が行なわれているものと
仮定する。フレームが要求元アダプタの入力緩衝記憶機
構から要求先アダプタの出力緩衝記憶機構への転送され
る過程について、これから説明する。「フレーム」とい
う用語は、後で第6図について説明するときにさらに詳
しく説明する。
ポート・アダプタ1、たとえば、ポート・アダプタ90
1への接続が要求されているものと仮定する。この1
が、DPNからPTRに転送される。PTRは、次にポ
ート・アダプタ1に対応するポインタ・テーブルIの項
目にアクセスする。ポインタ・テーブルIのこの項目の
内容(0、2)が、次に図のBPRおよびEPRレジス
タに記憶される。0はBPRレジスタに記憶され、2は
EPRレジスタに記憶される。次に、ポインタ・テーブ
ルIIの項目0を指すBPRの内容(0)が、PARに転
送される。次に、後者PARの内容(6、2)がレジス
タFPBRとNPBRに転送される。6はレジスタFP
BRに入り、2はレジスタNPBRに入る。6は入力緩
衝記憶機構の特定の項目すなわち行を表わし、2はポイ
ンタ・テーブルIIの別の項目を表わす。FPBRの内容
(6)はSAR1レジスタに記憶され、NPBRの内容
(2)はPARレジスタに記憶される。次に、SAR1
は、入力緩衝記憶装置の6番目の項目にアクセスし、6
番目の項目の内容をSBR1に記憶する。SBR1の内
容は実際の音声サンプルであり、最終的にはそれが宛先
ポート・アダプタ1、すなわち第1図の301に伝送さ
れる。入力緩衝記憶機構へのアクセスと同時に、(PA
Rに記憶されている)ポインタ・テーブルIIの項目2が
アクセスされる。ポインタ・テーブルIIのアクセスされ
た項目の内容が、上記のようにFPBRとNPBRに記
憶される。次に、FPBRの内容とNPBRの内容が、
それぞれSAR1とPARに転送される。次に、SAR
1の内容を使って入力緩衝記憶機構の特定の項目にアク
セスし、PARの内容を使ってポインタ・テーブルIIの
特定の項目にアクセスする。nilがポインタ・テーブ
ルIIから取り出されて、NPBRに記憶されるまで、上
記の過程が繰り返される。
最後に、入力緩衝記憶機構のアクセスされた最後の項目
がSBR1に記憶され、宛先ポート・アダプタ1の出力
緩衝記憶機構の1つに送られる。こうして、同じ宛先ア
ダプタに向かうすべての音声サンプルが1つにまとめら
れる。こうしてフレーム(第7図参照)が形成され、宛
先アダプタ1に送られる。マスク(後に第6図を参照し
て説明する)からの新たな要求がDPNに送られ、DP
Nの内容によって示される同じ宛先アダプタに向かう音
声サンプルをまとめる上記の過程が繰り返される。
一方の入力緩衝記憶機構が音声サンプルを交換マトリッ
クスに送っている間、もう一方の入力緩衝記憶機構に音
声サンプルが記憶されることにも留意されたい。一方の
入力緩衝記憶機構がその各項目を利用可能な交換アダプ
タに送り終わると、次に音声サンプルがそれに記憶れ、
同時にもう一方の入力緩衝記憶機構が音声サンプルを利
用可能な交換アダプタに送る。したがって、2個の入力
緩衝記憶機構がフリップ・フロップ的に動作して交互に
音声サンプルを送り記憶する。すなわち、一方の入力緩
衝記憶機構で音声サンプルが記憶される間に、もう一方
の入力緩衝記憶機構がその内容を交換マトリックスを介
して当該の宛先アダプタに送る。
新しい呼の確立 やはり第5図を参照しながら、次に新しい項目をフリッ
プ・フロップに付け加える過程を説明する。こうした新
しい項目の付加は、新しい電話の呼が確立され、以前に
未使用の入力緩衝記憶機構の項目が今は新たな呼に使用
されている場合に対応する。呼がポート交換アダプタ2
(たとえば302)に向かい、入力緩衝記憶機構内の項
目番号が215であるものと仮定する。値2がDPNに
記憶され、215がTEN(一時項目番号)レジスタに
記憶される。次に、下記のステップをとる。PTRを0
にセットすると、ポインタ・テーブルII内の自由項目連
結リスト(伝送すべき音声サンプルを記憶するのに現在
用いられていない項目についての連結リスト)の始めを
指すポインタ・テーブルIのポインタ項目(FPTR)
がアクセスされる。FPTR項目の内容(4,N)が、
4はBPRに、NはEPRに入れられる。次に、BPR
中の4がPARおよびTFP(一時自由ポインタ)レジ
スタに転送される。ポインタ・テーブルIIの項目4がア
クセスされ、8がNBPRにロードされる。次に、NB
PR中の8が、BPRに転送される。BPRの内容
(8)をポインタ・テーブルIの項目0(すなわちFP
TR)に書き込むことによって、自由項目の始めを指す
ポインタの値が更新される。4はもはやポインタ・テー
ブルIIの自由項目の始めではないので、FPTR項目の
内容は今や(8、N)である。次に、DPNの内容
(2)が、PTRに転送される。ポインタ・テーブルI
の項目2の内容(1、6)が、上記のようにBPRとE
PRに入れられる。同時に、TFPの内容(4)がNB
PRに転送される。次に、EPRの内容(6)がPAR
に転送され、これを使ってポインタ・テーブルIIの項目
6が選択される。そのあと、NBPRの内容(4)が項
目6に書き込まれる。TFPの内容(4)がPARとE
PRに転送され、TENの内容(215)がFPBRに
転送される。NPBRがnilにセットされる。FPB
Rの内容(215)とNPBRの内容(nil)がポイ
ンタ・テーブルIIの項目4に書き込まれる。同時に、E
PRの内容(4)がポインタ・テーブルIの項目P2に
入れられる。結果として、自由項目連結リストは、4−
8−・・・−Nだったのが8−・・・−Nとなり、ポー
ト交換アダプタ2を宛先とする音声サンプルに関する連
結リストは、1−5−6だったのが1−5−6−4とな
る。この連結リストにしたがって、音声信号の各サンプ
リング時間間隔内に、入力緩衝記憶機構の項目0,31
2,3,215の音声サンプルがポート交換アダプタ2
へ順次転送されることになる。
呼の終了 やはり第5図を参照しながら、次にある項目を入力緩衝
記憶機構から削除する過程を説明する。この削除は、電
話の呼が終了した場合に用いる。その呼が入力緩衝記憶
機構の項目5を使用し、ポート交換アダプタ3(すなわ
ち903)に向けられていたものと仮定する。下記のス
テップにしたがう。DPNの内容(3)がPTRに転送
され、ポインタ・テーブルIの項目P3がアクセスさ
れ、(3、7)が、3はBPRに7はEPRにロードさ
れる。BPRの内容(3)がPAR、TFP、PPR
(前ポインタ・レジスタ)に転送される。PPRがポイ
ンタ・テーブルIからロードされたことを示すFL(フ
ラグ)がセットされる。ポインタ・テーブルIIの項目3
がアクセスされ、5がFPBRに、7がNPBRにロー
ドされる。FPBRの内容(5)がTENの内容(5)
と比較される。
FPBRとTENの内容が異なっていた場合、TFPの
内容がPPRに転送され、フラグがクリアされるはずで
ある。次に、NPBRの内容がPARとTFPに転送さ
れる。PARに記憶された新しい値を使って、ポインタ
・テーブルIIが再びアクセスされる。この際、PARに
記憶されている新しい値に対応する項目が、上記のよう
にFPBRとNPBRに記憶されることになる。FPB
Rの内容が、再びTENと比較される。ポインタ・テー
ブルIIが、上記のようにNPBRから得られたPARの
内容を使って、FPBRの内容がTENの内容と等しく
なるまで、アクセスされ続ける。
この実施例の例では、最初にポインタ・テーブルIIの項
目にアクセスしたあと、FPBRの内容(5)とTEN
の内容(5)の間に一致が見出された。したがって、フ
ラグ(FL)はクリアされなかった。一致が得られた後
の最初のステップは、フラグをテストすることである。
フラグがまだセットされている場合、NPBRの内容
(7)がレジスタBPRに転送される。次に、BPRの
内容が、ポインタ・テーブルIのポート3(P3)項目
に書き込まれる。フラグがまだセットされていたので、
もはや使用されていないフリップ・フロップ緩衝記憶機
構の項目番号(5)がポインタ・テーブルII内の連結リ
ストの始めにある。したがって、ポインタ・テーブルI
では、ポインタ・テーブルII内の連結リストの始めにあ
る。したがって、ポインタ・テーブルIでは、ポインタ
・テーブルII内の上記の連結リストに対する始点ポイン
タが、今や3でなく7になっている。
一方、フラグがクリアされていない場合、ポインタ・テ
ーブルIIから削除されるフリップ・フロップ緩衝記憶機
構の項目番号は、連結リストの始めではない。フラグが
クリアされ(セットされていず)、FPBRとTENの
突き合わせが行なわれた後、下記のステップが実行され
る。TFPの内容がPARに転送され、ポインタ・テー
ブルIIがアクセスされてNPBRがロードされ、今はポ
インタ・テーブルIIの削除された項目を指す。次に、P
PRの内容がPARに転送され、NPBRの内容がPA
Rの内容(PRR)によってアクセスされるポインタ・
テーブルIIの項目にロードされる。前のステップで、ポ
インタ・テーブルIIの連結リスト中の削除された項目の
前後の連結リスト中の項目相互間のチャンプが閉じる。
今度は、削除したポインタ・テーブルIIの項目を使っ
て、ポインタ・テーブルIのFPTR項目中の自由項目
ポインタを変更する。PTRを0にセットすると、ポイ
ンタ・テーブルIのFPTR項目がアクセスされ、
(4)がBPRに、(N)がEPRにロードされる。次
に、NがPARに転送される。TFPの内容(3)がN
PBRとEPRに転送される。NPBRの内容がポイン
タ・テーブルIIの項目Nに書き込まれ、EPRの内容が
項目FPTRに書き込まれる。こうして、削除された項
目がポインタ・テーブルIIの自由ポインタの連結リスト
に付け加えられる。TFPの内容(3)がPARに転送
され、NPBRがnilにセットされる。次に、NPB
Rの内容(nil)がポインタ・テーブルIIの(PAR
を介してアクセスされた)項目3に書き込まれる。結果
として、ポート交換アダプタ3を宛先とする音声サンプ
ルに関する連結リストは、3−7だったのが7となる。
この連結リストにしたがうことにより、それまで音声サ
ンプルの各サンプリング時間間隔内に入力緩衝記憶機構
の項目5と項目2の音声サンプルがポート交換アダプタ
3へ順次転送されていたのが、項目2の音声サンプルだ
けが転送されるようになる。なお、自由項目連結リスト
は、4−8−・・・−Nだったのが4−9−・・・−N
−3となる。
フレームの形成と伝送、および呼の確立と終了のための
上記手順に記載されたすべてのステップは、マイクロプ
ログラムの制御下で実行される。
入出力線または選択したアダプタへの接続要求は、通常
要求マスクの形をとる。マスクが同期データを伝送する
ための接続要求を含んでいる場合、そのマスクは回線要
求マスクと言われる。そうでない場合、接続要求を含む
マスクはデータ要求マスクと呼ばれる。第6図を見ると
わかるように、回線要求マスク42は17個のビット位
置を含む。ビット位置のうち16個は、それぞれある特
定のポート・アダプタまたは入出力線への接続要求を表
わす。17番目の位置が「1」となっていると、回線交
換が要求されていることを示す。要求しているポート・
アダプタがパケット交換要求をも有する場合、33個の
ビット位置を含むデータ要求マスク44もアダプタから
制御装置に送られる。これらのビット位置のうち32個
はそれぞれ、特定のポート・アダプタまたは処理装置ア
ダプタへの接続要求を表わす。33番目のビット位置が
「0」になっていると、要求がパケット交換であること
を表わす。(回線またはデータ)要求マスクは、次の、
どのアダプタが使えるかを示す制御装置マスク46また
は44と比較される。回線制御装置マスク46は、どの
ポート交換アダプタまたは回線用入出力線が使えるかを
示し、データ制御装置マスク48はどのデータ用入出力
線または処理装置交換アダプタが使えるかを示す。制御
装置マスクの所定位置の「0」または「1」を使って、
そのスロット位置に対応する当該の入出力線(またはア
ダプタ)が使えるかどうかを示すことができる。
制御装置に対するフラグをセットするか、または切断要
求を別のアダプタに対する接続要求と組み合わせること
によって、切断要求を出すことができる。別の可能な実
施態様は、その要求マスクを、125マイクロ秒のサー
ビス期間の始めにただ一度だけ制御装置に送ることであ
る。そうすると、制御装置は、切断要求を受け取ったと
き、単に、サービスされているアダプタをマスクから削
除する。
第8図には、要求された利用可能なアダプタのアドレス
生成に使用される、制御装置の一部である回路が示され
ている。この図では回線制御装置マスク46と回線要求
マスク42が簡略化されて、つまり両者を区別するため
の17番目の位置のビットを省略して、示されている。
データ制御装置マスクとデータ要求マスクも示すことが
できる。
回線要求マスク42の各スロット位置が、1701など
当該ANDゲートの2つの入力の一方に印加される。当
該ANDゲートのもう一方の入力は、インバータの出力
から来る。このインバータの入力は、制御装置マスク4
6の対応するスロット位置である。たとえば、ANDゲ
ート1701への入力である線1801と1802を参
照のこと。回線要求マスクのスロット位置1が「1」に
なっていると、要求されたアダプタ、たとえば301の
接続要求が行なわれたことを示す。制御装置の対応する
スロット位置が「0」になっていると、要求されたまた
は選択されたアダプタが使用中でないことを示す。この
場合、ANDゲート1701の出力は「1」となり、ア
ダプタ301が接続を要求され、使用できることを示
す。宛先アダプタの選択回路は、随時、要求マスク中の
いくつかの要求のうちのどれを制御装置マスクの対応す
るスロット位置と比較するか仲裁する働きをする。宛先
アダプタの選択回路84は、通常、第1図に示した制御
装置70の一部となっている。次に、エンコーダの出力
が、当該の利用可能な(使用中でない)要求されたアダ
プタのアドレスを生成する。次に、制御装置は適切なク
ロスポイントを閉じて要求されたアダプタに対する接続
を確立する。
もちろん、本発明の好ましい実施例は音声とデータに関
するものであるが、本発明は容易に統合された同期およ
び非同期信号を含むように拡張できることを了解された
い。たとえば音声などの同期信号は、指定された時間ス
ロット内に送らなければならない。データの語は、本願
で使用する非同期信号を指す。
E.効果 本発明によれば、デジタル化された音声信号とデータ信
号を同時に伝送するための交換方法において、音声信号
の交換のための交換マトリックスのクロスポイントの開
閉の回数が大幅に減少する。したがって、交換システム
全体の容量を、コスト増を伴わずに増加させることがで
きる。しかも、会話の即時性は損われない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好ましい実施例で使用される装置全
体の概略図である。 第2図は、音声サンプルを伝送するための本発明で用い
る時間間隔を示すタイミング図である。 第3図は、本発明の好ましい実施例で使用される交換マ
トリックスの概略図である。 第4図は、本発明の好ましい実施例で使用されるポート
交換アダプタの概略図である。 第5図は、同じ宛先に向かう音声サンプルをまとめるの
に使用する第4図の経路指定装置の全体概略図である。 第6図は、データ要求マスク、回線要求マスク、および
制御マスクの概略図である。 第7図は、同じ宛先アダプタに向かう音声サンプルのフ
レームの概略図である。 第8図は、要求マスクで要求される多数のアダプタのう
ちから利用可能なアダプタまたは入出力線を選択するの
に使用される回路の概略図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−144945(JP,A) 特公 昭61−47038(JP,B2) 特公 昭53−19365(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イ)それぞれが複数個の端末装置に接続さ
    れた、複数個のノードと、 ロ)上記ノードのそれぞれとノードごとに専用の入出力
    線を介して接続されており、かつこれらの入出力線同士
    を相互接続するクロスポイントの配列を具えた交換マト
    リックス を含む交換システムにおいて、 送り元となるノードが該ノードに接続された複数の端末
    装置から受け取ったデジタル化された音声信号とデータ
    信号を、上記交換マトリックスを介して同時に伝送する
    ための交換方法であって、 音声信号のサンプリング時間間隔ごとに、次のステップ
    を実行することを特徴とする方法。 (a)音声信号に関し、送り元ノードと宛先ノードの組
    ごとに、以下のサブ・ステップ(a1)乃至(a3)を
    実行する。 (a1)送り元のノードに専用の入出力線と宛先のノー
    ドに専用の入出力線とを上記マトリックスを介して接続
    し、該送り元ノードと該宛先ノードとを結ぶ伝送路を確
    立するステップ。 (a2)該送り元のノードが受け取った音声信号のう
    ち、該宛先ノードに伝送すべき1以上の端末装置からの
    信号をまとめてフレームにするステップ。 (a3)上記ステップ(a2)で形成されたフレーム
    を、上記ステップ(a1)で形成された伝送路を介して
    伝送するステップ。 (b2)上記ステップ(a)実行の後に時間が残ってい
    ることに応答して、データ信号に関し、送り元ノードと
    宛先ノードの組ごとに、以下のサブ・ステップ(b
    1)、(b2)を実行する。 (b1)送り元のノードに専用の入出力線と宛先のノー
    ドに専用の入出力線とを上記マトリックスを介して接続
    し、該送り元ノードと該宛先ノードとを結ぶ伝送路を確
    立するステップ。 (b2)予め該送り元ノードが受け取ったデータ・パケ
    ットのうち、該宛先ノードに伝送すべき1以上の端末装
    置からのデータ・パケットを上記ステップ(b1)で形
    成された伝送路を介して伝送するステップ。
JP4598988A 1987-04-01 1988-03-01 交換方法 Expired - Lifetime JPH0642681B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US33437 1987-04-01

Publications (2)

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