JPH0642515B2 - 回路基板 - Google Patents
回路基板Info
- Publication number
- JPH0642515B2 JPH0642515B2 JP59273401A JP27340184A JPH0642515B2 JP H0642515 B2 JPH0642515 B2 JP H0642515B2 JP 59273401 A JP59273401 A JP 59273401A JP 27340184 A JP27340184 A JP 27340184A JP H0642515 B2 JPH0642515 B2 JP H0642515B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- insulating layer
- crosstalk
- conductor
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/58—Structural electrical arrangements for semiconductor devices not otherwise provided for, e.g. in combination with batteries
- H01L23/64—Impedance arrangements
- H01L23/642—Capacitive arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/12—Mountings, e.g. non-detachable insulating substrates
- H01L23/14—Mountings, e.g. non-detachable insulating substrates characterised by the material or its electrical properties
- H01L23/147—Semiconductor insulating substrates
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/12—Mountings, e.g. non-detachable insulating substrates
- H01L23/14—Mountings, e.g. non-detachable insulating substrates characterised by the material or its electrical properties
- H01L23/15—Ceramic or glass substrates
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は回路基板、特に比較的高誘電率の基板上に導
体配線を形成した回路基板に関する。
体配線を形成した回路基板に関する。
GaAs(ガリウムひ素)ICのように、高誘電率の半
絶縁性基板上に高速ディジタル回路を形成した場合、回
路間ないし回路と外部装置との接続のために基板上に形
成される導体配線間のクロストークによるノイズ増大が
しばしば問題となる。この点については例えば文献
(1)吉原 他“GaAsICにおける高速パルス伝送
特性の数値解析”,電子通信学会研究会資料SSD83-1
59,p.109(1984),“Design Aspects ofVLSI for Com
puter Logic”IEEEJ.Solid-state Circuits,vo
l.SC−17,No.2,pp.381-386,Apr.1982.等に記述さ
れている。これらの文献でも言及しているように、この
ような回路基板においては基板上の導体配線の対接地容
量よりも線間容量が大きいときに、上記のクロストーク
は著しくなる。
絶縁性基板上に高速ディジタル回路を形成した場合、回
路間ないし回路と外部装置との接続のために基板上に形
成される導体配線間のクロストークによるノイズ増大が
しばしば問題となる。この点については例えば文献
(1)吉原 他“GaAsICにおける高速パルス伝送
特性の数値解析”,電子通信学会研究会資料SSD83-1
59,p.109(1984),“Design Aspects ofVLSI for Com
puter Logic”IEEEJ.Solid-state Circuits,vo
l.SC−17,No.2,pp.381-386,Apr.1982.等に記述さ
れている。これらの文献でも言及しているように、この
ような回路基板においては基板上の導体配線の対接地容
量よりも線間容量が大きいときに、上記のクロストーク
は著しくなる。
同様の問題はアルミナセラミックのような高誘電率の絶
縁性基板上に高速ディジタルICを実装し、導体配線で
ICの相互接続を行なう回路基板においても起り得る。
このような回路基板では、配線長はGaAs基板上の配
線よりも長いことが多いのであるが、その場合にはより
低い周波数、即ち導体配線を伝搬する信号が立上がり特
性の緩やかなパルス信号のときにも配線間のクロストー
クが発生する。
縁性基板上に高速ディジタルICを実装し、導体配線で
ICの相互接続を行なう回路基板においても起り得る。
このような回路基板では、配線長はGaAs基板上の配
線よりも長いことが多いのであるが、その場合にはより
低い周波数、即ち導体配線を伝搬する信号が立上がり特
性の緩やかなパルス信号のときにも配線間のクロストー
クが発生する。
この発明の目的は、配線間のクロストークを効果的に減
少させた回路基板を提供することにある。
少させた回路基板を提供することにある。
この発明に係る回路基板は、上記目的を達成するため半
絶縁性または絶縁性の基板上に該基板よりも低誘電率の
絶縁体材料からなる絶縁層を形成し、この絶縁層上に複
数の導体配線を形成したものであり、特に上記絶縁層の
厚さが前記導体配線の線間スペースの0.5〜2.5倍
であることを特徴とする。
絶縁性または絶縁性の基板上に該基板よりも低誘電率の
絶縁体材料からなる絶縁層を形成し、この絶縁層上に複
数の導体配線を形成したものであり、特に上記絶縁層の
厚さが前記導体配線の線間スペースの0.5〜2.5倍
であることを特徴とする。
この発明によれば、導体配線の接する部分が低誘電率の
絶縁層であることにより、導体配線の線間容量を小さく
することができ、それによって配線間のクロストークを
減少させることができる。この場合、本発明者らの実験
によればクロストーク低減効果は配線間のスペースと絶
縁層の厚さとの比と大きな相関を持ち、上記のように絶
縁層の厚さを配線間スペースの0.5〜2.5倍に選ぶ
ことにより、最も効果的にクロストークが減少すること
が確認された。
絶縁層であることにより、導体配線の線間容量を小さく
することができ、それによって配線間のクロストークを
減少させることができる。この場合、本発明者らの実験
によればクロストーク低減効果は配線間のスペースと絶
縁層の厚さとの比と大きな相関を持ち、上記のように絶
縁層の厚さを配線間スペースの0.5〜2.5倍に選ぶ
ことにより、最も効果的にクロストークが減少すること
が確認された。
この発明の一実施例に係る回路基板の構成を第1図に示
す。図において、基板1は例えばGaAs基板のような
半絶縁性基板、またはアルミナセラミックのような絶縁
性基板であり、その裏面には接地導体層2が被着されて
いる。この基板1上には該基板1の誘電率より低い誘電
率の絶縁体、例えばSiO2,ポリノミド、テフロン,
エポキシ樹脂等からなる絶縁層3が形成され、この絶縁
層3上に複数の導体配線4が形成されている。なお、図
示していないが基板1にはGaAs基板等の場合、所望
の回路が半導体プロセスにより形成され導体配線4と接
続されることによって、高速ディジタルICを構成して
いる。また、基板1がアルミナセラミック基板の場合、
その上にチップ形態のディジタルIC等が搭載され、ワ
イヤボンディングその他の手段により導体配線4と接続
されることによって、全体としてハイブリッドICを構
成している。なお、基板1上に形成される,または搭載
される回路は、絶縁層3上に形成または搭載されていて
もよいし、絶縁層3の除去された領域上に形成または搭
載されていてもよい。
す。図において、基板1は例えばGaAs基板のような
半絶縁性基板、またはアルミナセラミックのような絶縁
性基板であり、その裏面には接地導体層2が被着されて
いる。この基板1上には該基板1の誘電率より低い誘電
率の絶縁体、例えばSiO2,ポリノミド、テフロン,
エポキシ樹脂等からなる絶縁層3が形成され、この絶縁
層3上に複数の導体配線4が形成されている。なお、図
示していないが基板1にはGaAs基板等の場合、所望
の回路が半導体プロセスにより形成され導体配線4と接
続されることによって、高速ディジタルICを構成して
いる。また、基板1がアルミナセラミック基板の場合、
その上にチップ形態のディジタルIC等が搭載され、ワ
イヤボンディングその他の手段により導体配線4と接続
されることによって、全体としてハイブリッドICを構
成している。なお、基板1上に形成される,または搭載
される回路は、絶縁層3上に形成または搭載されていて
もよいし、絶縁層3の除去された領域上に形成または搭
載されていてもよい。
第1図(a)に示したC1,C2はそれぞれ導体配線4
と接地導体層2との間の静電容量(対接地容量)、導体
配線4の相互間の静電容量(線間容量)であり、高誘電
率基板を用いた場合は基板の厚さの関係でC1に対しC
2が大きくなる傾向にあり、これが原因で導体配線4間
のクロストークが無視できなくなる。これは特に高速パ
ルス信号が導体配線4上を伝搬する場合に問題となる。
と接地導体層2との間の静電容量(対接地容量)、導体
配線4の相互間の静電容量(線間容量)であり、高誘電
率基板を用いた場合は基板の厚さの関係でC1に対しC
2が大きくなる傾向にあり、これが原因で導体配線4間
のクロストークが無視できなくなる。これは特に高速パ
ルス信号が導体配線4上を伝搬する場合に問題となる。
この発明によれば、基板1より低誘電率である絶縁層3
を導体配線4の下に介在させたことにより、このような
問題が解決される。ここで、絶縁層3の厚さH2は基板
1の厚さH1より十分小さく選ばれるが、この厚さH2
に対する導体配線4間のクロストーク低減効果の関係は
単調ではなく、第1図(b)に示される導体配線4の線
幅Wおよび導体配線4の線間スペースS、特に線間スペ
ースSを一定としたとき、ある特定のH2でクロストー
クのピーク値が最小となることが分った。
を導体配線4の下に介在させたことにより、このような
問題が解決される。ここで、絶縁層3の厚さH2は基板
1の厚さH1より十分小さく選ばれるが、この厚さH2
に対する導体配線4間のクロストーク低減効果の関係は
単調ではなく、第1図(b)に示される導体配線4の線
幅Wおよび導体配線4の線間スペースS、特に線間スペ
ースSを一定としたとき、ある特定のH2でクロストー
クのピーク値が最小となることが分った。
第2図はこの様子を示す実験結果であり、基板1として
誘電率12のGaAs基板,絶縁層3として誘電率3.
8のSiO2を用い、絶縁層3の厚さを0,0.3,0.8,1.5,
2.5,4.5,10,20μmと変えた場合の導体配線4上の伝搬
信号(出力)レベルと、クロストークレベルの波形を示
した。但し、導体配線4の線幅Wおよび線間スペースS
は図中に示されるようにいずれも2μm、また配線長l
は3mmとし、測定条件は導体配線4の一端に1kΩの終
端抵抗R1を装荷して、ここに立上がり時間0.1nsの
パルス信号(第2図中に破線で示す)を印加し、10k
Ωの終端抵抗R2が接続された導体配線4の他端で上記
伝搬信号およびクロストークレベルを測定した。この測
定方法は、前記文献(2)に記載された方法と同じであ
る。この第2図から明らかなように、絶縁層3がない従
来構成の場合には最大で伝搬信号レベルの29%程度あ
ったクロストークレベルが最小21%程度まで低減され
る。このクロストークノイズ低減効果は絶縁体層3の誘
電率εr2が小さい程大きく、例えばεr2=2.0の
場合には17%程度まで減少する。また、以下に説明す
るようにクロストークの低減効果は絶縁層3の厚さH2
と導体配線4の線間スペースSとの関係にも大きく依存
する。
誘電率12のGaAs基板,絶縁層3として誘電率3.
8のSiO2を用い、絶縁層3の厚さを0,0.3,0.8,1.5,
2.5,4.5,10,20μmと変えた場合の導体配線4上の伝搬
信号(出力)レベルと、クロストークレベルの波形を示
した。但し、導体配線4の線幅Wおよび線間スペースS
は図中に示されるようにいずれも2μm、また配線長l
は3mmとし、測定条件は導体配線4の一端に1kΩの終
端抵抗R1を装荷して、ここに立上がり時間0.1nsの
パルス信号(第2図中に破線で示す)を印加し、10k
Ωの終端抵抗R2が接続された導体配線4の他端で上記
伝搬信号およびクロストークレベルを測定した。この測
定方法は、前記文献(2)に記載された方法と同じであ
る。この第2図から明らかなように、絶縁層3がない従
来構成の場合には最大で伝搬信号レベルの29%程度あ
ったクロストークレベルが最小21%程度まで低減され
る。このクロストークノイズ低減効果は絶縁体層3の誘
電率εr2が小さい程大きく、例えばεr2=2.0の
場合には17%程度まで減少する。また、以下に説明す
るようにクロストークの低減効果は絶縁層3の厚さH2
と導体配線4の線間スペースSとの関係にも大きく依存
する。
第3図は第2図の実験結果とほぼ同一条件の下で絶縁層
3の厚さH2に対するクロストークのピークレベルの変
化を基板1,絶縁層3の誘電率εr1,εr2をパラメ
ータとして測定した結果を図示したものであり、各曲線
でのεr1,εr2は次表に示す通りである。
3の厚さH2に対するクロストークのピークレベルの変
化を基板1,絶縁層3の誘電率εr1,εr2をパラメ
ータとして測定した結果を図示したものであり、各曲線
でのεr1,εr2は次表に示す通りである。
この図からεr1,εr2がεr1>εr2の関係にあ
る限り、クロストークのピークレベルが最小となる絶縁
層3の厚さH2は1〜5μmの範囲、換言すれば導体配
線4の線間スペースS(この例では2μm)の0.5〜
2.5倍であることが分る。
る限り、クロストークのピークレベルが最小となる絶縁
層3の厚さH2は1〜5μmの範囲、換言すれば導体配
線4の線間スペースS(この例では2μm)の0.5〜
2.5倍であることが分る。
次に、第4図は同じく第2図の実験結果とほぼ同一測定
条件の下で、絶縁層3の厚さH2に対するクロストーク
のピークレベルの変化を基板1および絶縁層3の合計厚
さH1+H2と、導体配線4の線間スペースSをパラメ
ータとして図示したものであり、各曲線でのH1+H2
とSは次表に示す通りである。
条件の下で、絶縁層3の厚さH2に対するクロストーク
のピークレベルの変化を基板1および絶縁層3の合計厚
さH1+H2と、導体配線4の線間スペースSをパラメ
ータとして図示したものであり、各曲線でのH1+H2
とSは次表に示す通りである。
この図から、基板1の厚さH1のみが厚くなった場合に
は、クロストークのピークレベルが最小となる絶縁層3
の厚さH2に変化はさほどないが、例えば曲線hとjを
比較すれば明らかなように、H1+H2が同じでも導体
配線4の線間スペースSが変わると、クロストークのピ
ークレベルの最小値を与える絶縁層3の厚さH2は大き
く変化する。即ち第4図からも、クロストークのピーク
レベルが最小となるH2が決まり、そのH2の範囲はや
はり線間スペースSの0.5〜2.5倍であることが分
る。
は、クロストークのピークレベルが最小となる絶縁層3
の厚さH2に変化はさほどないが、例えば曲線hとjを
比較すれば明らかなように、H1+H2が同じでも導体
配線4の線間スペースSが変わると、クロストークのピ
ークレベルの最小値を与える絶縁層3の厚さH2は大き
く変化する。即ち第4図からも、クロストークのピーク
レベルが最小となるH2が決まり、そのH2の範囲はや
はり線間スペースSの0.5〜2.5倍であることが分
る。
以上述べたように、この発明によれば基板上に該基板よ
り低誘電率で、かつその厚さが導体配線の線間スペース
の0.5〜2.5倍の絶縁層を介して導体配線を形成し
たことにより、導体配線間のクロストークを効果的に減
少させ、S/Nの向上を図ることができる。
り低誘電率で、かつその厚さが導体配線の線間スペース
の0.5〜2.5倍の絶縁層を介して導体配線を形成し
たことにより、導体配線間のクロストークを効果的に減
少させ、S/Nの向上を図ることができる。
第5図はこの発明の他の実施例に係る回路基板の断面を
示したものであり、絶縁層3を導体配線4の下部にのみ
形成した点が先の実施例と異なる。
示したものであり、絶縁層3を導体配線4の下部にのみ
形成した点が先の実施例と異なる。
この構成によっても、同様にクロストークの低減を図る
ことが可能である。
ことが可能である。
この発明はその他、要旨を逸脱しない範囲で種々変形実
施が可能であり、例えば実施例中の実験では基板として
GaAs基板を用いた場合を例示したが、セラミック基
板のような絶縁性基板を用いた場合のみ同様の結果が得
られる。また、信号配線として線幅が2μm,配線長が
3mmの場合を例示したが、これ以外の寸法の場合にも同
様にクロストークノイズの低減効果が得られることは明
らかである。さらに、第2図では基板としてGaAs、
絶縁層としてSiO2という組合せを示したが、誘電率
が基板のそれより絶縁層の方が小さいという関係を満た
していさえすれば、その組合せは任意であり、例えば基
板としては GaAs,セラミックのほかサファイア,ガラス等を選
定でき、また絶縁層としてはSiO2のほかポリイミ
ド,テフロン等の樹脂、あるいはダイアモンド等も使用
可能である。
施が可能であり、例えば実施例中の実験では基板として
GaAs基板を用いた場合を例示したが、セラミック基
板のような絶縁性基板を用いた場合のみ同様の結果が得
られる。また、信号配線として線幅が2μm,配線長が
3mmの場合を例示したが、これ以外の寸法の場合にも同
様にクロストークノイズの低減効果が得られることは明
らかである。さらに、第2図では基板としてGaAs、
絶縁層としてSiO2という組合せを示したが、誘電率
が基板のそれより絶縁層の方が小さいという関係を満た
していさえすれば、その組合せは任意であり、例えば基
板としては GaAs,セラミックのほかサファイア,ガラス等を選
定でき、また絶縁層としてはSiO2のほかポリイミ
ド,テフロン等の樹脂、あるいはダイアモンド等も使用
可能である。
第1図(a)(b)はこの発明の一実施例に係る回路基
板の斜視図および断面図、第2図は同実施例における導
体配線上の伝搬信号レベルおよび導体配線間のクロスト
ークレベルの変化を絶縁層の厚さをパラメータとして示
す図、第3図は絶縁層の厚さに対するクロストークのピ
ークレベルの変化を基板および絶縁層の誘電率をパラメ
ータとして示す図、第4図は絶縁層の厚さに対するクロ
ストークのピークレベルの変化を基板および絶縁層の合
計厚さと導体配線の線間スペースをパラメータとして示
す図、第5図はこの発明の他の実施例に係る回路基板の
断面図である。 1…基板、2…接地導体層、3…絶縁層、4…導体配
線。
板の斜視図および断面図、第2図は同実施例における導
体配線上の伝搬信号レベルおよび導体配線間のクロスト
ークレベルの変化を絶縁層の厚さをパラメータとして示
す図、第3図は絶縁層の厚さに対するクロストークのピ
ークレベルの変化を基板および絶縁層の誘電率をパラメ
ータとして示す図、第4図は絶縁層の厚さに対するクロ
ストークのピークレベルの変化を基板および絶縁層の合
計厚さと導体配線の線間スペースをパラメータとして示
す図、第5図はこの発明の他の実施例に係る回路基板の
断面図である。 1…基板、2…接地導体層、3…絶縁層、4…導体配
線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮城 武史 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (72)発明者 大江 茂幸 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (72)発明者 斎藤 民雄 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】半絶縁性または絶縁性の基板と、この基板
上に形成され該基板よりも低誘電率の絶縁体材料からな
る絶縁層と、この絶縁層上に形成された複数の導体配線
とを備え、前記絶縁体層の厚さが前記導体配線の線間ス
ペースの0.5〜2.5倍であることを特徴とする回路
基板。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59273401A JPH0642515B2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 回路基板 |
US06/788,571 US4644093A (en) | 1984-12-26 | 1985-10-17 | Circuit board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59273401A JPH0642515B2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 回路基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152041A JPS61152041A (ja) | 1986-07-10 |
JPH0642515B2 true JPH0642515B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=17527380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59273401A Expired - Lifetime JPH0642515B2 (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 回路基板 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4644093A (ja) |
JP (1) | JPH0642515B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6327094A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-04 | 富士通株式会社 | 光通信用セラミツク基板の製造方法 |
US4868350A (en) * | 1988-03-07 | 1989-09-19 | International Business Machines Corporation | High performance circuit boards |
US4864722A (en) * | 1988-03-16 | 1989-09-12 | International Business Machines Corporation | Low dielectric printed circuit boards |
US4854038A (en) * | 1988-03-16 | 1989-08-08 | International Business Machines Corporation | Modularized fabrication of high performance printed circuit boards |
US4916259A (en) * | 1988-08-01 | 1990-04-10 | International Business Machines Corporation | Composite dielectric structure for optimizing electrical performance in high performance chip support packages |
EP0682852B1 (en) * | 1993-02-02 | 1998-10-28 | AST RESEARCH, Inc. | A circuit board arrangement including shielding grids, and constructing thereof |
US5448208A (en) * | 1993-07-15 | 1995-09-05 | Nec Corporation | Semiconductor integrated circuit having an equal propagation delay |
US5519363A (en) * | 1994-05-31 | 1996-05-21 | The Whitaker Corporation | Controlled impedance lines connected to optoelectronic devices |
US5675299A (en) * | 1996-03-25 | 1997-10-07 | Ast Research, Inc. | Bidirectional non-solid impedance controlled reference plane requiring no conductor to grid alignment |
JP4363716B2 (ja) * | 1999-06-25 | 2009-11-11 | 株式会社東芝 | Lsiの配線構造の設計方法 |
US8981864B2 (en) * | 2012-04-30 | 2015-03-17 | Lsi Corporation | Multi-layer integrated transmission line circuits having a metal routing layer that reduces dielectric losses |
WO2013190392A2 (en) * | 2012-06-22 | 2013-12-27 | University Of Manitoba | Dielectric strap waveguides, antennas, and microwave devices |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3179904A (en) * | 1962-12-05 | 1965-04-20 | Ibm | Flexible multiconductor transmission line utilizing alternate conductors as crosstalk shields |
US3634782A (en) * | 1969-10-01 | 1972-01-11 | Thomas & Betts Corp | Coaxial flat cable |
US4475006A (en) * | 1981-03-16 | 1984-10-02 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Shielded ribbon cable |
GB2097998B (en) * | 1981-05-06 | 1985-05-30 | Standard Telephones Cables Ltd | Mounting of integrated circuits |
US4423282A (en) * | 1981-06-29 | 1983-12-27 | Hirosuke Suzuki | Flat cable |
US4441088A (en) * | 1981-12-31 | 1984-04-03 | International Business Machines Corporation | Stripline cable with reduced crosstalk |
US4498122A (en) * | 1982-12-29 | 1985-02-05 | At&T Bell Laboratories | High-speed, high pin-out LSI chip package |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP59273401A patent/JPH0642515B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-10-17 US US06/788,571 patent/US4644093A/en not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
IEEE TRANSACTIONS ON COMPONENTS,HYBRIDS,AND MANUFACTURING TECHNOLOGY=1981 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61152041A (ja) | 1986-07-10 |
US4644093A (en) | 1987-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0642515B2 (ja) | 回路基板 | |
JP3502405B2 (ja) | 空中経路によって補償されたマイクロ波装置 | |
JPS61239649A (ja) | 高速集積回路パツケ−ジ | |
JPH04180401A (ja) | 高周波伝送線路 | |
JPS58119113A (ja) | 伝送線 | |
US20040000959A1 (en) | Common mode rejection in differential pairs using slotted ground planes | |
US5777528A (en) | Mode suppressing coplanar waveguide transition and method | |
US4419818A (en) | Method for manufacturing substrate with selectively trimmable resistors between signal leads and ground structure | |
CA1252223A (en) | Improvements in or relating to wafer-scale- integrated assemblies | |
US5841333A (en) | Minimal delay conductive lead lines for integrated circuits | |
US5504986A (en) | Method of manufacturing collinear terminated transmission line structure with thick film circuitry | |
JP2003134177A (ja) | デジタル信号伝送回路の設計方法 | |
US11430587B2 (en) | High frequency spiral termination | |
JP2569697B2 (ja) | モノリシックマイクロ波集積回路の配線構造 | |
JP3652203B2 (ja) | 配線基板 | |
JP2519642Y2 (ja) | 並列型ad変換器ic | |
WO1997013276A1 (en) | Integrated resistor networks having reduced cross talk | |
JP3615688B2 (ja) | 配線基板 | |
JPH0423827B2 (ja) | ||
JPH03262302A (ja) | 高周波用基板 | |
JP2637975B2 (ja) | 半導体装置用パツケージ | |
JP2808963B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPS63107204A (ja) | 高周波用半導体装置 | |
JPH07283340A (ja) | 半導体チップ実装用パッケージおよびそれを有する半導体装置 | |
JPH0595070A (ja) | 集積回路用パツケージ |