JPH0642466A - 自動給水装置の制御方法 - Google Patents

自動給水装置の制御方法

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Publication number
JPH0642466A
JPH0642466A JP19986292A JP19986292A JPH0642466A JP H0642466 A JPH0642466 A JP H0642466A JP 19986292 A JP19986292 A JP 19986292A JP 19986292 A JP19986292 A JP 19986292A JP H0642466 A JPH0642466 A JP H0642466A
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JP
Japan
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water
electrode
signal
level
contact signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP19986292A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsunori Sakatani
哲則 坂谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Original Assignee
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawamoto Pump Mfg Co Ltd filed Critical Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Priority to JP19986292A priority Critical patent/JPH0642466A/ja
Publication of JPH0642466A publication Critical patent/JPH0642466A/ja
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】接水信号回線の異常を確実に警報し、かつポン
プ発停頻度の増大および給水圧力の変動を回避し得る自
動給水装置の制御方法を提供する。 【構成】個別に接水信号を送出する電極式水位検出部を
備えた自動給水装置の制御方法において、上位電極が接
水信号を送出しているとき下位電極が送出しない場合は
所定の警報信号を送出し、かつ接水信号遮断時点から所
定時間後にポンプを停止することを特徴とする。 【作用】水位検出部の信号回線に異状があってもポンプ
が直ちに停止されず、かつ所定の信号により異常が警報
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電極式水位検出部を備
えた自動給水装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水槽付自動給水装置等における電極式水
位検出部(図1参照)は、下端高さが渇水レベルL1 よ
り低い主電極2ならびに複数の検出電極、例えば下端高
さが渇水レベルL1 と等しい渇水電極3、始動レベルL
2 と等しい始動電極4および、満水レベルL3 と等しい
満水電極5を備えている。これら各検出電極は、水槽1
内の水を介して主電極2と電気的に導通されることによ
り個別に接水信号を送出を送出し得るように構成されて
いる。
【0003】すなわち、水位が渇水レベルL1 未満で渇
水電極3から接水信号が送出されない場合は主制御部か
ら渇水信号が送出され、装置は自動運転されることがな
い。水位が渇水レベルL1 まで上昇すると渇水電極3か
ら送出される接水信号に応じて主制御部からの渇水信号
は停止される。水位が始動レベルL2 以上に上昇すると
始動電極4からの接水信号に応じて自己保持回路が閉成
され、水位がL1 未満に低下し渇水電極3からの接水信
号が遮断されるまでは装置は自動運転が可能な状態に維
持されている。したがって、水位が一旦始動レベルL2
以上に上昇すると、渇水レベルL1 未満に低下しない限
りポンプは主制御部からの信号により給水需要に関連し
て自動的に発停制御される。水位が満水レベルL3 以上
に上昇すると満水電極5からの接水信号に応じて主制御
部から満水信号が送出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記電極式水位検出部
における故障としては、断線ないし接触不良や誤接続な
どにより、表1に示すように上位電極が接水信号を送出
していても下位電極からは接水信号が送出されない場合
が考えられる。
【0005】
【表1】
【0006】すなわち、表1の状態Aに示すように、渇
水電極3から接水信号が送出されなければ水位に拘らず
渇水信号が常時送出されているが、水位がL2 以上に上
昇すれば装置は自動運転可能な状態になり、ポンプは給
水需要に応じて発停制御される。しかし、自己保持回路
は閉成されないから水位がL2 未満に低下すれば運転中
のポンプは停止されてしまう。このような自動運転は水
位がL2 以上に回復するごとに繰返して行われるが、水
位がL1 に低下するまでは継続運転されないためポンプ
の発停頻度が高くなり、特に、水位L2 近傍で水面に波
動が生じているような場合にはハンチング状態になって
しまう。
【0007】また、状態Bに示すように水位がL3 以上
に上昇し満水信号が送出されているにも拘らず始動電極
4から接水信号が送出されない場合や、状態Cのように
渇水電極3および始動電極4から接水信号が送出されな
い場合には、ポンプが運転されないから満水状態であり
ながら断水になってしまう。
【0008】本発明は上記事情のもとになされたもの
で、接水信号回線における異常を確実に警報するととも
に、ポンプ発停頻度の増大および給水圧力の変動を回避
し得る自動給水装置の制御方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、個別に接水信
号を送出可能な複数の検出電極が設けられた電極式水位
検出部を有する自動給水装置において、下端高さ上位の
検出電極が接水信号を送出しているとき下位の検出電極
が接水信号を送出しない場合は所定の警報信号を送出
し、かつその後の水位低下に基づく接水信号の遮断時点
から所定時間経過後にポンプを停止させることを特徴と
するものである。
【0010】
【作用】上記の構成において、自動給水装置における電
極式水位検出部の信号回線に異状があってもポンプが直
ちに停止されることがなく、所定の信号により水位検出
部信号回線の異常が警報される。
【0011】
【実施例】以下、本発明につき図1に示す一実施例を参
照しながら説明する。
【0012】図1において、水槽1には下端高さが渇水
レベルL1 より低い主電極2ならびに複数(図は3つの
場合)の検出電極、例えば下端高さが渇水レベルL1 に
等しい渇水電極3、始動レベルL2 に等しい始動電極4
および、満水レベルL3 に等しい満水電極5を備えてい
る。上記主電極2および各検出電極3〜5は信号変換部
6、7、8を介して主制御部9に接続されている。この
主制御部9にはポンプの運転態様(自動/手動および発
停等)を制御するための運転信号送出部10、満水を警
報(表示、音響等)するための満水信号送出部11およ
び、渇水を警報(表示、音響等)するための渇水信号送
出部12が接続されている。次に、上記実施例の作用を
説明する。
【0013】水位が渇水レベルL1 未満の場合には検出
電極3,4,5がすべて非接水状態にあり、渇水電極3
からの接水信号が遮断されていることにより主制御部9
を介して運転信号送出部10から自動運転を許容しない
信号が送出され、かつ渇水信号送出部12からは渇水信
号が送出される。
【0014】水位が渇水レベルL1 まで上昇すると渇水
電極3が水を介して主電極2と導通されることにより接
水信号が送出され、渇水信号送出部12からは渇水信号
が送出されない。
【0015】水位がさらに上昇して始動レベルL2 に達
すると始動電極4が水を介して主電極2と導通されるこ
とにより接水信号が送出され、これに応じて自己保持回
路が閉成され、水位がL1 未満に低下して渇水電極3か
らの接水信号が遮断されない限り運転信号送出部10か
らは自動運転を許容する信号が送出される。したがっ
て、水位が一旦始動レベルL2 以上に上昇すると、渇水
レベルL1 未満に低下しない限りポンプは給水需要に関
連して自動的に発停制御される。
【0016】水位が満水レベルL3 以上に上昇すると検
出電極5が水を介して主電極2と導通されることにより
接水信号が送出され、これに応じて満水信号送出部11
から満水信号が送出される。
【0017】さらに、表2の状態Aにおけるように始動
電極4から接水信号が送出されているのに渇水電極3か
らは送出されない場合は、主制御部9を介して満水信号
送出部11および渇水信号送出部12から満水および渇
水の両信号が電極異常信号として送出され、人為的に解
除されるまで継続される。
【0018】また、このように一旦電極異常の処置がな
された場合には、その後に水位が低下して始動電極4か
らの接水信号が送出されなくなっても渇水信号のみに復
元されることがなく、上記電極異常信号(満水、渇水併
用)が引続き送出される。そして、水位の低下に基づい
て始動電極4からの接水信号が遮断された時点より所定
時間(例えば10min )経過後にポンプが停止される。
【0019】
【表2】
【0020】また、表2の状態BおよびCにおけるよう
に満水電極5から接水信号が送出されているのに始動電
極4からは接水信号が送出されない場合は、そのまま自
動運転が継続されるとともに上述同様に電極異常信号が
引続き送出され、かつその後の水位の低下に基づいて渇
水電極3(状態Bの場合)、満水電極5(状態Cの場
合)からの接水信号が遮断された時点より所定時間(例
えば10min )経過後にポンプが停止される。
【0021】なお、以上の説明においては省略したが、
給水に伴う水の消耗に対処するために、上記実施例には
ボールタップ等を介して水槽1に自動的に水を補給する
適宜手段が設けられている。
【0022】上記実施例においては、下端高さ上位の電
極から接水信号が送出されているのに拘らず下位の電極
からは接水信号が送出されない場合は信号回線の異常と
して満水および渇水の両信号を併用して警報し、かつそ
の後に水位が低下して接水信号が遮断された電極があっ
ても警報は不変に保持されるので、保守上の見地から極
めて好都合である。
【0023】また、上記異常状態が発生した後に水位が
低下したため接水信号が遮断された電極があっても、運
転中のポンプは接水信号の遮断時点から所定時間が経過
するまでは停止されないので、ポンプ発停頻度の増大お
よび、給水圧力の急激かつ大幅な変動が効果的に回避さ
れる。なお、本発明は上記実施例のみに限定されるもの
ではなく、本発明の要旨とするところの範囲内で種々の
変更ないし応用が可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、接
水信号回線における異常を確実に警報するとともに、ポ
ンプ発停頻度の増大および給水圧力の変動を回避し得る
自動給水装置の制御方法をを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す系統図。
【符号の説明】
2…主電極、3,4,5…検出電極、9…主制御部、1
0…運転信号送出部、!11…満水信号送出部、12…
渇水信号送出部、L1 …渇水レベル,L2 …始動レベ
ル,L3 …満水レベル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別に接水信号を送出可能な複数の検出
    電極が設けられた電極式水位検出部を有する自動給水装
    置において、下端高さ上位の検出電極が接水信号を送出
    しているとき下位の検出電極が接水信号を送出しない場
    合は所定の警報信号を送出し、かつその後の水位低下に
    基づく接水信号の遮断時点から所定時間経過後にポンプ
    を停止させることを特徴とする自動給水装置の制御方
    法。
JP19986292A 1992-07-27 1992-07-27 自動給水装置の制御方法 Pending JPH0642466A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19986292A JPH0642466A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 自動給水装置の制御方法

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JPH0642466A true JPH0642466A (ja) 1994-02-15

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JP (1) JPH0642466A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6449811B1 (en) 1999-09-06 2002-09-17 Nsk Autoliv Co., Ltd. Seat belt device
JP2006161791A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Ebara Corp 給排水槽の水位制御装置
US8906982B2 (en) 2001-06-20 2014-12-09 Rohm And Haas Company Coating with improved hiding compositions prepared therewith, and processes for the preparation thereof
JP2020159244A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 株式会社荏原製作所 給水装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8906982B2 (en) 2001-06-20 2014-12-09 Rohm And Haas Company Coating with improved hiding compositions prepared therewith, and processes for the preparation thereof
JP2006161791A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Ebara Corp 給排水槽の水位制御装置
JP2020159244A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 株式会社荏原製作所 給水装置

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