JPH10204940A - 加圧式給水装置 - Google Patents

加圧式給水装置

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JPH10204940A
JPH10204940A JP1402197A JP1402197A JPH10204940A JP H10204940 A JPH10204940 A JP H10204940A JP 1402197 A JP1402197 A JP 1402197A JP 1402197 A JP1402197 A JP 1402197A JP H10204940 A JPH10204940 A JP H10204940A
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JP
Japan
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water supply
water
pressure
supply pipe
feed pipe
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Pending
Application number
JP1402197A
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English (en)
Inventor
Koji Kitaura
孝次 北浦
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水管への取付構造が簡単なものであるとと
もに、給水管内の断水状態を確実に検出できる加圧式給
水装置の提供。 【解決手段】 給水管14内の圧力を検出し、この圧力
が所定値以下になると応答して検出信号を出力する圧力
検出部10と、上記の検出信号の出力時から所定時間後
に発報を行なうタイマと、上記の発報に応じて作動する
監視部12とを備え、圧力検出部10を給水管14に分
岐管19を介して接続することにより、給水管14への
取付構造を簡単なものとするとともに、給水管14内の
圧力を検出して、給水管14内の断水状態に伴い圧力低
下が所定時間以上にわたって続く場合に監視部12を作
動させ、給水管14内の断水状態を報知するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンション等の建
物に設置され、受水槽内に蓄えた水を加圧して建物内の
各給水栓へ供給する加圧式給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加圧式給水装置として
は、給水管内を通る水の流量を検出し、その流量が所定
値以下になったときに断水状態と認識して監視センタに
発報する流量検出部を備えたものや、給水ポンプの圧力
タンク内の空気圧が所定値以下になったときに断水状態
と認識して監視センタに発報する空気圧検出部を備えた
ものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術のうちの流量検出部を備えたものでは、給水管内
の一部を分離して、その部分に上記の流量検出部を取付
ける必要があるため、この取付作業に煩雑な手間を要し
てコストが大きくなるとともに、給水栓の開閉状態を認
識できないので給水管内の流量を検出しても確実に断水
状態を検出できないという問題があった。
【0004】また、上述した従来技術のうちの空気圧検
出部を備えたものでは、給水ポンプの圧力タンクのベロ
ーに穴が空くなどの原因で圧力タンクが故障した場合、
この圧力タンク内の空気圧を検出しても確実に断水状態
を検出できないという問題があった。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、給水管への取付
構造が簡単であるとともに、給水管内の断水状態を確実
に検出することのできる加圧式給水装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る発明は、受水槽内に蓄えた
水を加圧して送出する給水ポンプと、この給水ポンプに
接続され、上記送出された水を各給水栓へ供給する給水
管とを有する加圧式給水装置において、上記給水管内の
圧力を検出し、この圧力が所定値以下になると応答して
検出信号を出力する圧力検出部と、この圧力検出部を介
して上記給水管内の断水状態が生じたかどうかを監視す
る監視部とを備えた構成にしてある。
【0007】このように構成した本発明の請求項1に係
る発明では、圧力検出部を給水管に分岐管などを介して
接続することにより圧力検出部を取付できるので、給水
管への取付構造が簡単である。また、給水管内の圧力を
検出することにより給水管内の断水状態を認識するよう
になっているので、給水管内の流量を検出する従来の加
圧式給水装置と比べて、給水栓の開閉状態に何ら影響さ
れることがなく、確実に給水管内の断水状態を検出でき
る。さらに、圧力タンク内の空気圧を検出する従来の加
圧式給水装置と比べて、給水ポンプの圧力タンクのベロ
ーに穴が空くなどの原因で圧力タンクが故障した場合で
も、この圧力タンク内の空気圧の低下に何らかかわりな
く、確実に給水管内の断水状態を検出できる。
【0008】また、本発明の請求項2に係る発明は、請
求項1に係る発明において、上記検出信号の出力時から
カウントを開始して所定時間後に、上記監視部へ発報を
行なうタイマを設け、上記発報に応じて上記監視部が作
動する構成にしてある。
【0009】このように構成した本発明の請求項2に係
る発明では、給水管内の圧力が所定値より一時的に低下
し、所定時間内に復帰した場合、監視部のタイマは途中
でカウント動作を停止するので、監視部は作動しない。
すなわち、給水管内の断水状態が発生して圧力低下が所
定時間以上にわたって続く場合のみ監視部が作動するの
で、上述した給水管内の断水状態を監視する動作に関し
て信頼性を高めることができる。
【0010】また、本発明の請求項3に係る発明は、請
求項1または2に係る発明において、上記給水管内の断
水状態が生じたとき、上記監視部から電話回線を介して
監視センタに発報信号を出力する構成にしてある。
【0011】このように構成した本発明の請求項3に係
る発明では、給水管内の断水状態が生じたとき、監視部
から電話回線を介して監視センタに発報信号が出力され
るので、給水管内の断水状態の発生を自動的に監視セン
タへ報知でき、これによって、監視センタで迅速に対応
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の加圧式給水装置の
実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明の一
実施形態に係る加圧式給水装置を示すブロック図、図2
は本実施形態の加圧式給水装置の斜視図、図3は本実施
形態の加圧式給水装置の電気配線図である。
【0013】図1に示すマンションなどの建物1の地下
室1aには、水道管2に開閉弁3を介して接続される受
水槽4が設置されている。一般に加圧式給水装置5は、
受水槽4内に蓄えた水を加圧して送出する給水ポンプ6
と、この給水ポンプ6にそれぞれ接続される圧力タンク
7、圧力計8および圧力スイッチ9と、これらの圧力計
8および圧力スイッチ9から圧力信号が入力され、給水
ポンプ6を制御する図2の制御盤11と、給水ポンプ6
から送出される水を各給水栓(いわゆる蛇口)13、1
3a、13bへ供給する給水管14とを有している。
【0014】そして、特に本実施形態の加圧式給水装置
5は、図2に示すように、給水管14内の圧力を検出
し、この圧力が所定値以下、例えば圧力スイッチ9のポ
ンプ始動圧力より低い0.5kgf/cm2以下になる
と応答して検出信号を出力する圧力検出部10と、この
圧力検出部10を介して断水状態が生じたかどうかを監
視する監視部12と、これらの圧力検出部10および監
視部12間に介設され、制御盤11の側面に装着される
警報部18とを備えている。
【0015】上述した圧力検出部10は、図3に示すよ
うに、給水管14内の圧力が所定値以下になると閉じる
第1の常開接点10aを有している。この第1の常開接
点10aには、常開接点10aが閉じてから所定時間
後、例えば30秒後に作動するタイマ15が直列に接続
され、このタイマ15はその作動により閉じる第2の常
開接点15aを有している。この第2の常開接点15a
には、発報用リレー16が直列に接続され、この発報用
リレー16には断水表示灯17が並列に接続されてお
り、これらのタイマ15、発報用リレー16および断水
表示灯17などによって、上記の警報部18が構成され
ている。
【0016】さらに、上記の発報用リレー16は、端子
P1、N1間に介設される第3の常開接点16aを有
し、上記の端子P1、N1は監視部18の図示しない無
電圧入力端子に接続され、第3の常開接点16aが閉じ
ることにより上記の端子P1、N1を介して発報を行な
うようになっている。
【0017】この実施形態では、何らかの原因で給水ポ
ンプ6が空気を吸入し、給水管14内の水の流量が少な
くなり、給水管14内の圧力が低下して所定値以下、例
えば圧力スイッチ9のポンプ始動圧力より低い0.5k
gf/cm2以下になった場合、圧力検出部10の第1
の常開接点10aが閉じて(オンして)電源P−第1の
常開接点10a−タイマ15−電源Nの回路が閉成され
るので、警報部18のタイマ15がカウント動作を開始
する。
【0018】次いで30秒後にタイマ15が作動して第
2の常開接点15aが閉じ、電源P−第2の常開接点1
5a−断水表示灯17−電源Nの回路が閉成されるの
で、断水表示灯17が点灯するとともに、電源P−第2
の常開接点15a−発報用リレー16−電源Nの回路も
閉成されるので、監視部12に信号を送る発報用リレー
16が動作する。これに伴って、第3の常開接点16a
が閉じて監視部12に発報信号が出力されるとともに、
さらに監視部12から図示しない電話回線を介して監視
センタへ発報信号が伝送されて上記の断水状態が報知さ
れるので、上記の監視センタでは保守員を当該建物1に
出動させるなどの対応を講じるようになっている。
【0019】このように構成した実施形態では、圧力検
出部10を分岐管19などを介して給水管14に取付で
きるので、この給水管14への取付構造が簡単である。
また、給水管14内の圧力を検出することにより給水管
14内の断水状態を認識するようになっているので、給
水管14内の流量を検出する従来の加圧式給水装置と比
べて、給水栓13、13a、13bの開閉状態に何ら影
響されることがなく、確実に給水管14内の断水状態を
検出できる。また、圧力タンク6内の空気圧を検出する
従来の加圧式給水装置と比べて、圧力タンク7の図示し
ないベローに穴が空くなどの原因で圧力タンク7が故障
した場合でも、この圧力タンク7内の空気圧の低下に何
らかかわりなく確実に給水管14内の断水状態を検出で
きる。
【0020】また、本実施形態では、給水管14内の圧
力が所定値より一時的に低下し、所定時間内に復帰した
場合、警報部18のタイマ15は途中でカウント動作を
停止するので、断水表示灯17および監視部12は作動
しない。すなわち、給水管14内の断水状態が発生して
圧力低下が所定時間以上にわたって続く場合のみ断水表
示灯17および監視部12が作動するので、上述した給
水管14内の断水状態を監視する動作に関して信頼性を
高めることができる。
【0021】また、本実施形態では、給水管14内の断
水状態の発生を自動的に監視センタへ報知できるので、
この監視センタで迅速に対応することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように構成したので、本発明の請
求項1に係る発明によれば、給水管への取付構造が簡単
であるとともに、確実に給水管内の断水状態を検出で
き、したがって、低コストで、かつ給水管内の断水状態
に対して迅速に対処できる加圧式給水装置が得られると
いう効果がある。
【0023】また、本発明の請求項2に係る発明によれ
ば、給水管内の断水状態が発生して圧力低下が所定時間
以上にわたって続く場合のみ監視部が作動するので、上
述した給水管内の断水状態を監視する動作に関して信頼
性を高めることができるという効果がある。
【0024】また、本発明の請求項3に係る発明によれ
ば、給水管内の断水状態の発生を自動的に監視センタへ
報知できるので、この監視センタで迅速に対応すること
ができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る加圧式給水装置を示
すブロック図である。
【図2】本実施形態の加圧式給水装置の斜視図である。
【図3】本実施形態の加圧式給水装置の電気配線図であ
る。
【符号の説明】
4 受水槽 5 加圧式給水装置 6 給水ポンプ 10 圧力検出部 12 監視部 13、13a、13b 給水栓 14 給水管 15 タイマ 16 発報用リレー 17 断水表示灯 18 警報部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受水槽内に蓄えた水を加圧して送出する
    給水ポンプと、この給水ポンプに接続され、前記送出さ
    れた水を各給水栓へ供給する給水管とを有する加圧式給
    水装置において、 上記給水管内の圧力を検出し、この圧力が所定値以下に
    なると応答して検出信号を出力する圧力検出部と、この
    圧力検出部を介して上記給水管内の断水状態が生じたか
    どうかを監視する監視部とを備えたことを特徴とする加
    圧式給水装置。
  2. 【請求項2】 上記検出信号の出力時から所定時間後
    に、上記監視部へ発報を行なうタイマを設け、上記発報
    に応じて上記監視部が作動するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の加圧式給水装置。
  3. 【請求項3】 上記給水管内の断水状態が生じたとき、
    上記監視部から電話回線を介して監視センタへ発報信号
    を出力するようにしたことを特徴とする請求項1または
    2記載の加圧式給水装置。
JP1402197A 1997-01-28 1997-01-28 加圧式給水装置 Pending JPH10204940A (ja)

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