JPH0642460U - エアバッグ制御回路 - Google Patents

エアバッグ制御回路

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JPH0642460U
JPH0642460U JP8468692U JP8468692U JPH0642460U JP H0642460 U JPH0642460 U JP H0642460U JP 8468692 U JP8468692 U JP 8468692U JP 8468692 U JP8468692 U JP 8468692U JP H0642460 U JPH0642460 U JP H0642460U
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diode
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寛 仙田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、ステアリングホイールパッドの
取り外し作業中のエアバッグの誤爆を防止できるように
することを目的とする。 【構成】 第1抵抗10とバックアップ用コンデンサ1
1との直列回路に並列に、警告ブザー21と逆流阻止用
の第10ダイオード22と安全スイッチ23との直列回
路を接続し、第1抵抗10とコンデンサ11の接続点
と,第10ダイオード22と安全スイッチ23との接続
点との間に第4抵抗24と逆流阻止用第11ダイオード
25との直列回路を接続している。 【効果】 従って、イグニッションスイッチ2をオンし
たままステアリングホイールパッドを取り外すと、安全
スイッチ23のオンにより警告ブザー21が作動してイ
グニッションスイッチ2のオンが報知されると共に、コ
ンデンサ11が第4抵抗24を介して放電するため、エ
アバッグの誤爆を防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ステアリングホイールパッドに組み込まれたエアバッグ制御回路 に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来のエアバッグ制御回路の結線図である。 図2に示すように、負端子が接地された自動車のバッテリ1の正端子にイグニッ ションスイッチ2の一端が接続され、エアバッグセンサであるGセンサ3の一端 が逆流を阻止するための第1,第2ダイオード4,5の直列回路を介してイグニ ッションスイッチ2の他端に接続され、エアバッグのインフレータに点火するス クイブ6の一端がGセンサ3の他端に接続されると共に、スクイブの他端が逆流 を阻止するための第3ダイオード7を介して接地されている。
【0003】 そして、第1の逆流阻止ダイオードである第4,第5ダイオード8,9のアノ ードが共にイグニッションスイッチ2の他端に接続され、限流用抵抗である第1 抵抗10の一端が第4,第5ダイオード8,9のカソードに接続され、第1抵抗 10の他端と接地との間にバックアップ用コンデンサ11が接続され、第2の逆 流阻止ダイオードである第6ダイオード12のアノード,カソードが第1抵抗1 0の他端及びGセンサ3の一端にそれぞれ接続され、第2抵抗13の一端が第4 ,第5ダイオード8,9のカソードに接続されると共に他端が接地されている。
【0004】 このとき、コンデンサ11への電流路として第4,第5ダイオード8,9の2 経路が設けられているが、これは一方の経路の断線等があっても確実にコンデン サ11を充電できるようにするためである。
【0005】 さらに、第7ダイオード14のアノードがイグニッションスイッチ2の他端に 接続され、ツェナーダイオードからなる定電圧用第8ダイオード15のアノード が接地され、そのカソードが第2,第7ダイオード5,14のカソードに接続さ れ、NPN型トランジスタ16のコレクタが第7ダイオード14のカソードに接 続され、トランジスタ16のコレクタ,ベース間にバイアス用第3抵抗17が接 続され、ツェナーダイオードからなる定電圧用第9ダイオード18のアノードが 接地され、そのカソードがトランジスタ16のベースに接続され、トランジスタ 16,第3抵抗17及び第9ダイオード18により定電圧部が構成されており、 この定電圧部は図外の回路への所定電圧VCCの供給用に用いられ、トランジスタ 16のエミッタがその出力端子に相当する。
【0006】 ところで、図2に示すように1点鎖線で囲まれた部分、即ち各ダイオード4, 5,7〜9,12,14,15,18,コンデンサ11,各抵抗10,13,1 7及びトランジスタ16からなる部分が1つの制御回路ユニットとして形成され 、ステアリングホイールパッドに組み込まれる。
【0007】 つぎに、動作について説明する。
【0008】 いま、イグニッションスイッチ2をオンすると、第4,第5ダイオード8,9 及び第1抵抗10を介してバックアップ用コンデンサ11が充電され、イグニッ ションスイッチ2がオフの状態でGセンサ3が作動したときであっても、コンデ ンサ11の放電電流によりスクイブ6を確実に点火してエアバッグを展開するよ うにバックアップされる。
【0009】 そして、イグニッションスイッチ2がオンの状態でGセンサ3が作動すると、 第2,第1ダイオード5,4を介しGセンサ3,スクイブ6に電流が流れ、スク イブ6が点火してインフレータからガスが噴出し、エアバッグが膨張,展開する 。
【0010】 一方、イグニッションスイッチ2がオフの状態でGセンサ3が作動した場合に は、上記したようにバックアップ用コンデンサ11の放電電流によりスクイブ6 が点火してアエバッグが展開する。
【0011】 ところで、エバッグシステムにおいてこのようにバックアップ用コンデンサを 設けることは、例えば実開平2−18756号公報に開示されている。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、図2に示すようなステアリングホイールパッド組込型のエアバッグ制 御回路では、メンテナンスの際にイグニッションスイッチ2がオンの状態のまま でパッドの取り外しが行われることがあり、このときに誤ってパッドに過大な衝 撃が加わると、Gセンサ3が作動してエアバッグが誤って展開するいわゆる誤爆 発生のおそれがある。
【0013】 また、このようにパッドの取り外し作業をしていても、イグニッションスイッ チ2がオンしていることを作業者は知ることができず、何らかの報知手段が必要 である。
【0014】 さらに、イグニッションスイッチ2がオフしていてもコンデンサ11が充電さ れている限り、パッドの取り外し作業中にGセンサ3が作動したときに、コンデ ンサ11の放電電流により誤爆するおそれもある。
【0015】 そこでこの考案は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、ス テアリングホイールパッドの取り外し作業中のエアバッグの誤爆を防止できるよ うにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るエアバッグ制御回路は、ステアリングホイールパッド内に組み 込まれたエアバッグ制御回路であって、バッテリの正,負端子間に接続されたイ グニッションスイッチ,エアバッグセンサ及びスクイブの直列回路と、前記イグ ニッションスイッチのオン時に充電されオフ時に放電して前記エアバッグセンサ に電流を供給するバックアップ用コンデンサと、前記イグニッションスイッチと 前記バッテリの負端子との間に接続された警告ブザーと前記ステアリングホイー ルパッドの取り外しによりオンする安全スイッチとの直列回路と、前記警告ブザ ーと前記安全スイッチとの接続点と前記コンデンサの一端との間に設けられた前 記コンデンサの放電用抵抗とを備えたことを特徴としている。
【0017】
【作用】
この考案においては、イグニッションスイッチをオンした状態のままステアリ ングホイールパッドを取り外した場合、安全スイッチがオンし、イグニッション スイッチを介し警告ブザー及びオン状態の安全スイッチにバッテリからの電流が 流れて警告ブザーが作動し、イグニッションスイッチがオンしたままで、誤爆の おそれのあることが報知され、同時にバックアップ用コンデンサからの電流が放 電用抵抗及びオン状態の安全スイッチに流れてコンデンサが放電し、コンデンサ の放電による誤爆が防止される。
【0018】
【実施例】
図1はこの考案のエアバッグ制御回路の一実施例の結線図である。
【0019】 図1において、図2と同一符号は同一のもの若しくは相当するものを示し、図 2と相違するのは、第2抵抗13を削除し、限流用抵抗である第1抵抗10とバ ックアップ用コンデンサ11との直列回路に並列に、警告ブザー21と逆流を防 止するための第10ダイオード22とステアリングホイールパッドの取り外しに よりオンする安全スイッチ23との直列回路を接続し、第1抵抗10とコンデン サ11との接続点と、第10ダイオード22と安全スイッチ23との接続点との 間に放電用抵抗としての第4抵抗24と逆流を防止するための第11ダイオード 25との直列回路を接続したことである。
【0020】 このような構成において、イグニッションスイッチ2をオンした状態のままス テアリングホイールパッドを取り外すと、安全スイッチ23がオンし、イグニッ ションスイッチ2,第4,第5ダイオード8,9を介して警告ブザー21,第1 0ダイオード22,安全スイッチ23にバッテリ1からの電流が流れ、警告ブザ ー21が作動してイグニッションスイッチ2がオンしたままで誤爆のおそれのあ ることが作業者に報知され、エアバッグの誤爆を未然に防止することができる。
【0021】 また、安全スイッチ23のオンにより、それまで充電されていたバックアップ 用コンデンサ11からの電流が第4抵抗24,第11ダイオード25,安全スイ ッチ23に流れてコンデンサ11が放電し、従来のようなコンデンサ11の放電 によるエアバッグの誤爆を防止することができる。
【0022】 従って、ステアリングホイールパッドの取り外し作業中のエアバッグの誤爆を 防止することができ、取り外し作業の安全性の向上を図ることができる。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、この考案のエアバッグ制御回路によれば、ステアリングホイー ルパッドの取り外しによる安全スイッチのオンにより、警告ブザーが作動してイ グニッションスイッチがオンしたままであることが報知されると共に、バックア ップ用コンデンサが放電用抵抗を介して放電するため、ステアリングホイールパ ッドの取り外し作業中のエアバッグの誤爆を防止することができ、取り外し作業 の安全性の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のエアバッグ制御回路の一実施例の結
線図である。
【図2】従来のエアバッグ制御回路の結線図である。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 イグニッションスイッチ 3 Gセンサ(エアバッグセンサ) 6 スクイブ 11 バックアップ用コンデンサ 21 警告ブザー 23 安全スイッチ 24 第4抵抗(放電用抵抗)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールパッド内に組み込
    まれたエアバッグ制御回路であって、 バッテリの正,負端子間に接続されたイグニッションス
    イッチ,エアバッグセンサ及びスクイブの直列回路と、
    前記イグニッションスイッチのオン時に充電されオフ時
    に放電して前記エアバッグセンサに電流を供給するバッ
    クアップ用コンデンサと、前記イグニッションスイッチ
    と前記バッテリの負端子との間に接続された警告ブザー
    と前記ステアリングホイールパッドの取り外しによりオ
    ンする安全スイッチとの直列回路と、前記警告ブザーと
    前記安全スイッチとの接続点と前記コンデンサの一端と
    の間に設けられた前記コンデンサの放電用抵抗とを備え
    たことを特徴とするエアバッグ制御回路。
JP1992084686U 1992-11-13 1992-11-13 エアバッグ制御回路 Expired - Fee Related JP2575495Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01160758A (ja) * 1987-12-16 1989-06-23 Mazda Motor Corp エアバックの異常警報装置
JP3068156U (ja) * 1999-09-17 2000-04-28 円祐 岩谷 ワイシャツ・ブラウス襟用汗取りパット

Patent Citations (2)

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JPH01160758A (ja) * 1987-12-16 1989-06-23 Mazda Motor Corp エアバックの異常警報装置
JP3068156U (ja) * 1999-09-17 2000-04-28 円祐 岩谷 ワイシャツ・ブラウス襟用汗取りパット

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