JP2575495Y2 - エアバッグ制御回路 - Google Patents

エアバッグ制御回路

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JP2575495Y2
JP2575495Y2 JP1992084686U JP8468692U JP2575495Y2 JP 2575495 Y2 JP2575495 Y2 JP 2575495Y2 JP 1992084686 U JP1992084686 U JP 1992084686U JP 8468692 U JP8468692 U JP 8468692U JP 2575495 Y2 JP2575495 Y2 JP 2575495Y2
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ignition switch
airbag
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寛 仙田
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ステアリングホイー
ルパッドに組み込まれたエアバッグ制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のエアバッグ制御回路の結線
図である。図2に示すように、負端子が接地された自動
車のバッテリ1の正端子にイグニッションスイッチ2の
一端が接続され、エアバッグセンサであるGセンサ3の
一端が逆流を阻止するための第1,第2ダイオード4,
5の直列回路を介してイグニッションスイッチ2の他端
に接続され、エアバッグのインフレータに点火するスク
イブ6の一端がGセンサ3の他端に接続されると共に、
スクイブの他端が逆流を阻止するための第3ダイオード
7を介して接地されている。
【0003】そして、第1の逆流阻止ダイオードである
第4,第5ダイオード8,9のアノードが共にイグニッ
ションスイッチ2の他端に接続され、限流用抵抗である
第1抵抗10の一端が第4,第5ダイオード8,9のカ
ソードに接続され、第1抵抗10の他端と接地との間に
バックアップ用コンデンサ11が接続され、第2の逆流
阻止ダイオードである第6ダイオード12のアノード,
カソードが第1抵抗10の他端及びGセンサ3の一端に
それぞれ接続され、第2抵抗13の一端が第4,第5ダ
イオード8,9のカソードに接続されると共に他端が接
地されている。
【0004】このとき、コンデンサ11への電流路とし
て第4,第5ダイオード8,9の2経路が設けられてい
るが、これは一方の経路の断線等があっても確実にコン
デンサ11を充電できるようにするためである。
【0005】さらに、第7ダイオード14のアノードが
イグニッションスイッチ2の他端に接続され、ツェナー
ダイオードからなる定電圧用第8ダイオード15のアノ
ードが接地され、そのカソードが第2,第7ダイオード
5,14のカソードに接続され、NPN型トランジスタ
16のコレクタが第7ダイオード14のカソードに接続
され、トランジスタ16のコレクタ,ベース間にバイア
ス用第3抵抗17が接続され、ツェナーダイオードから
なる定電圧用第9ダイオード18のアノードが接地さ
れ、そのカソードがトランジスタ16のベースに接続さ
れ、トランジスタ16,第3抵抗17及び第9ダイオー
ド18により定電圧部が構成されており、この定電圧部
は図外の回路への所定電圧VCCの供給用に用いられ、ト
ランジスタ16のエミッタがその出力端子に相当する。
【0006】ところで、図2に示すように1点鎖線で囲
まれた部分、即ち各ダイオード4,5,7〜9,12,
14,15,18,コンデンサ11,各抵抗10,1
3,17及びトランジスタ16からなる部分が1つの制
御回路ユニットとして形成され、ステアリングホイール
パッドに組み込まれる。
【0007】つぎに、動作について説明する。
【0008】いま、イグニッションスイッチ2をオンす
ると、第4,第5ダイオード8,9及び第1抵抗10を
介してバックアップ用コンデンサ11が充電され、イグ
ニッションスイッチ2がオフの状態でGセンサ3が作動
したときであっても、コンデンサ11の放電電流により
スクイブ6を確実に点火してエアバッグを展開するよう
にバックアップされる。
【0009】そして、イグニッションスイッチ2がオン
の状態でGセンサ3が作動すると、第2,第1ダイオー
ド5,4を介しGセンサ3,スクイブ6に電流が流れ、
スクイブ6が点火してインフレータからガスが噴出し、
エアバッグが膨張,展開する。
【0010】一方、イグニッションスイッチ2がオフの
状態でGセンサ3が作動した場合には、上記したように
バックアップ用コンデンサ11の放電電流によりスクイ
ブ6が点火してエアバッグが展開する。
【0011】ところで、エアバッグシステムにおいてこ
のようにバックアップ用コンデンサを設けることは、例
えば実開平2−18756号公報に開示されている。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】しかし、図2に示すよ
うなステアリングホイールパッド組込型のエアバッグ制
御回路では、メンテナンスの際にイグニッションスイッ
チ2がオンの状態のままでパッドの取り外しが行われる
ことがあり、このときに誤ってパッドに過大な衝撃が加
わると、Gセンサ3が作動してエアバッグが誤って展開
するいわゆる誤爆発生のおそれがある。
【0013】また、このようにパッドの取り外し作業を
していても、イグニッションスイッチ2がオンしている
ことを作業者は知ることができず、何らかの報知手段が
必要である。
【0014】さらに、イグニッションスイッチ2がオフ
していてもコンデンサ11が充電されている限り、パッ
ドの取り外し作業中にGセンサ3が作動したときに、コ
ンデンサ11の放電電流により誤爆するおそれもある。
【0015】そこでこの考案は、上記のような問題点を
解消するためになされたもので、ステアリングホイール
パッドの取り外し作業中のエアバッグの誤爆を防止でき
るようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この考案に係るエアバッ
グ制御回路は、ステアリングホイールパッド内に組み込
まれたエアバッグ制御回路であって、バッテリの正,負
端子間に接続されたイグニッションスイッチ,エアバッ
グセンサ及びスクイブの直列回路と、前記イグニッショ
ンスイッチのオン時に充電されオフ時に放電して前記エ
アバッグセンサに電流を供給するバックアップ用コンデ
ンサと、前記イグニッションスイッチと前記バッテリの
負端子との間に接続された警告ブザーと前記ステアリン
グホイールパッドの取り外しによりオンする安全スイッ
チとの直列回路と、前記警告ブザー及び前記安全スイッ
チの接続点と前記コンデンサから前記エアバッグセンサ
に至る配線経路中の中間点との間に設けられた前記コン
デンサの放電用抵抗とを備えたことを特徴としている。
【0017】
【作用】この考案においては、イグニッションスイッチ
をオンした状態のままステアリングホイールパッドを取
り外した場合、安全スイッチがオンし、イグニッション
スイッチを介し警告ブザー及びオン状態の安全スイッチ
にバッテリからの電流が流れて警告ブザーが作動し、イ
グニッションスイッチがオンしたままで、誤爆のおそれ
のあることが報知され、同時にバックアップ用コンデン
サからの電流が放電用抵抗及びオン状態の安全スイッチ
に流れてコンデンサが放電し、コンデンサの放電による
誤爆が防止される。
【0018】
【実施例】図1はこの考案のエアバッグ制御回路の一実
施例の結線図である。
【0019】図1において、図2と同一符号は同一のも
の若しくは相当するものを示し、図2と相違するのは、
第2抵抗13を削除し、限流用抵抗である第1抵抗10
とバックアップ用コンデンサ11との直列回路に並列
に、警告ブザー21と逆流を防止するための第10ダイ
オード22とステアリングホイールパッドの取り外しに
よりオンする安全スイッチ23との直列回路を接続し、
第1抵抗10とコンデンサ11との接続点と、第10ダ
イオード22と安全スイッチ23との接続点との間に放
電用抵抗としての第4抵抗24と逆流を防止するための
第11ダイオード25との直列回路を接続したことであ
る。
【0020】このような構成において、イグニッション
スイッチ2をオンした状態のままステアリングホイール
パッドを取り外すと、安全スイッチ23がオンし、イグ
ニッションスイッチ2,第4,第5ダイオード8,9を
介して警告ブザー21,第10ダイオード22,安全ス
イッチ23にバッテリ1からの電流が流れ、警告ブザー
21が作動してイグニッションスイッチ2がオンしたま
まで誤爆のおそれのあることが作業者に報知され、エア
バッグの誤爆を未然に防止することができる。
【0021】また、安全スイッチ23のオンにより、そ
れまで充電されていたバックアップ用コンデンサ11か
らの電流が第4抵抗24,第11ダイオード25,安全
スイッチ23に流れてコンデンサ11が放電し、従来の
ようなコンデンサ11の放電によるエアバッグの誤爆を
防止することができる。
【0022】従って、ステアリングホイールパッドの取
り外し作業中のエアバッグの誤爆を防止することがで
き、取り外し作業の安全性の向上を図ることができる。
【0023】
【考案の効果】以上のように、この考案のエアバッグ制
御回路によれば、ステアリングホイールパッドの取り外
しによる安全スイッチのオンにより、警告ブザーが作動
してイグニッションスイッチがオンしたままであること
が報知されると共に、バックアップ用コンデンサが放電
用抵抗を介して放電するため、ステアリングホイールパ
ッドの取り外し作業中のエアバッグの誤爆を防止するこ
とができ、取り外し作業の安全性の向上を図ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のエアバッグ制御回路の一実施例の結
線図である。
【図2】従来のエアバッグ制御回路の結線図である。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 イグニッションスイッチ 3 Gセンサ(エアバッグセンサ) 6 スクイブ 11 バックアップ用コンデンサ 21 警告ブザー 23 安全スイッチ 24 第4抵抗(放電用抵抗)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/32

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールパッド内に組み込
    まれたエアバッグ制御回路であって、 バッテリの正,負端子間に接続されたイグニッションス
    イッチ,エアバッグセンサ及びスクイブの直列回路と、
    前記イグニッションスイッチのオン時に充電されオフ時
    に放電して前記エアバッグセンサに電流を供給するバッ
    クアップ用コンデンサと、前記イグニッションスイッチ
    と前記バッテリの負端子との間に接続された警告ブザー
    と前記ステアリングホイールパッドの取り外しによりオ
    ンする安全スイッチとの直列回路と、前記警告ブザー
    前記安全スイッチの接続点と前記コンデンサから前記
    エアバッグセンサに至る配線経路中の中間点との間に設
    けられた前記コンデンサの放電用抵抗とを備えたことを
    特徴とするエアバッグ制御回路。
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JPH0642460U JPH0642460U (ja) 1994-06-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2624494B2 (ja) * 1987-12-16 1997-06-25 マツダ株式会社 エアバックの異常警報装置
JP3068156U (ja) * 1999-09-17 2000-04-28 円祐 岩谷 ワイシャツ・ブラウス襟用汗取りパット

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