JPH06420B2 - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
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- JPH06420B2 JPH06420B2 JP11598883A JP11598883A JPH06420B2 JP H06420 B2 JPH06420 B2 JP H06420B2 JP 11598883 A JP11598883 A JP 11598883A JP 11598883 A JP11598883 A JP 11598883A JP H06420 B2 JPH06420 B2 JP H06420B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- print head
- printing unit
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/28—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for printing downwardly on flat surfaces, e.g. of books, drawings, boxes, envelopes, e.g. flat-bed ink-jet printers
Landscapes
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は印字装置に係わり、特に大きいサイズの用紙に
印字するに好適な印字ヘッド移動機構を備えた印字装置
に関する。
印字するに好適な印字ヘッド移動機構を備えた印字装置
に関する。
第1図は従来の印字装置のプリンタメカニズム部分の一
例を示した斜視図である。印字ヘッド1が用紙2を送る
プラテン3に近接して配置されている。印字ヘッド1は
プラテン3に平行に配置されているガイドバー4に往動
可能に指示され、且つヘッドベルト5に固定されてい
る。このヘッドベルト5はガイドバー4に平行に張設さ
れており、ヘッドモータ6により駆動される。印字ヘッ
ド1には制御用プリント基盤7からのフラットケーブル
8が接続されており、該ケーブル8を通して印字ヘッド
1に電流が供給される。プラテン3の一端はギヤ9部を
介して駆動用ステップモータ10に連結されている。
例を示した斜視図である。印字ヘッド1が用紙2を送る
プラテン3に近接して配置されている。印字ヘッド1は
プラテン3に平行に配置されているガイドバー4に往動
可能に指示され、且つヘッドベルト5に固定されてい
る。このヘッドベルト5はガイドバー4に平行に張設さ
れており、ヘッドモータ6により駆動される。印字ヘッ
ド1には制御用プリント基盤7からのフラットケーブル
8が接続されており、該ケーブル8を通して印字ヘッド
1に電流が供給される。プラテン3の一端はギヤ9部を
介して駆動用ステップモータ10に連結されている。
ヘッドモータ6によりヘッドベルト5が駆動され、印字
ヘッド1がガイドバー4に沿つて左右に移動しつつ、制
御用プリント基盤7から供給される制御電流より用紙2
に感熱印字を行なう。改行はプラテン3をステップモー
タ10で駆動して行なう。
ヘッド1がガイドバー4に沿つて左右に移動しつつ、制
御用プリント基盤7から供給される制御電流より用紙2
に感熱印字を行なう。改行はプラテン3をステップモー
タ10で駆動して行なう。
ところで、上記のような従来の印字装置では用紙幅の大
きい用紙に印字したい場合、プリンタメカニズム部の長
手方向寸法Wを大きくし且つプラテン3、ガイドバー
4、ヘッドベルト5等の各部品を長くすると共に、ヘッ
ドモータ6やステップモータ10の容量を大きくしなけれ
ばならない。従って、部品の価格が上昇すると共に装置
が大型となり又消費電力も大きくなるため高価な電源が
要求され、非常に不経済となる欠点があつた。
きい用紙に印字したい場合、プリンタメカニズム部の長
手方向寸法Wを大きくし且つプラテン3、ガイドバー
4、ヘッドベルト5等の各部品を長くすると共に、ヘッ
ドモータ6やステップモータ10の容量を大きくしなけれ
ばならない。従って、部品の価格が上昇すると共に装置
が大型となり又消費電力も大きくなるため高価な電源が
要求され、非常に不経済となる欠点があつた。
そこで、上記の欠点を解消するために、印字ヘッドと、
該印字ヘッドの移動速度を検出する速度検出器と、印字
駆動パルス幅及び印字ヘッドの駆動タイミングを制御す
る制御回路とを1体に組込んだ印字部を設け、該印字部
を人が持つて用紙上を走査すると、制御回路が印字ヘッ
ドの用紙に対する速度に応じて印字ヘッドの駆動タイミ
ングを変化させながら、上位装置から送られてくる印字
データに基づいて印字する印字装置が提案された。
該印字ヘッドの移動速度を検出する速度検出器と、印字
駆動パルス幅及び印字ヘッドの駆動タイミングを制御す
る制御回路とを1体に組込んだ印字部を設け、該印字部
を人が持つて用紙上を走査すると、制御回路が印字ヘッ
ドの用紙に対する速度に応じて印字ヘッドの駆動タイミ
ングを変化させながら、上位装置から送られてくる印字
データに基づいて印字する印字装置が提案された。
しかし、上記のような印字部を手で持つて走査する印字
方式では、バーティカルタブ(VT)の制御は行なえ
ず、又、このバーテイカルタブを直接オペレータに知ら
せる手段を備えていなかつた。更に、印字部の故障時、
その故障診断結果を、俗に言うセントロニクスインター
フエースで知らせる場合は、フォールト(FAULT)信号を
立てて知らせるが、このフオールト信号は、印字部に何
んらかの故障が生じたことを知らせるのみで、具体的に
どの部分が故障したのかを知らせる機能はなかつた。
方式では、バーティカルタブ(VT)の制御は行なえ
ず、又、このバーテイカルタブを直接オペレータに知ら
せる手段を備えていなかつた。更に、印字部の故障時、
その故障診断結果を、俗に言うセントロニクスインター
フエースで知らせる場合は、フォールト(FAULT)信号を
立てて知らせるが、このフオールト信号は、印字部に何
んらかの故障が生じたことを知らせるのみで、具体的に
どの部分が故障したのかを知らせる機能はなかつた。
このため、上記のような手動印字部を有する印字方式で
は、上位装置から送られて来た印字データを印字する機
能しかなく、オペレータに必要な情報を与えるのは印字
部の表示ランプ以外にはなく、具体的な情報をオペレー
タに与えることが全くできないという欠点があつた。
は、上位装置から送られて来た印字データを印字する機
能しかなく、オペレータに必要な情報を与えるのは印字
部の表示ランプ以外にはなく、具体的な情報をオペレー
タに与えることが全くできないという欠点があつた。
本発明の目的は、上記の欠点に鑑み、必要に応じて印字
データのバーティカルタブ情報と故障発見時に具体的故
障箇所を知らせる診断結果情報を印字することができる
印字装置を提供することにある。
データのバーティカルタブ情報と故障発見時に具体的故
障箇所を知らせる診断結果情報を印字することができる
印字装置を提供することにある。
印字ヘッドと、該印字ヘッドの移動速度を検出する速度
検出器と、前記印字ヘッドの速度を取り込んで印字駆動
パルス幅及び前記印字ヘッドの駆動タイミングを制御す
る制御回路とを組み込んで一体として印字部を構成し、
該印字部を手動にて用紙上を走査させる際に、前記印字
ヘッド(印字部)の速度に対応して前記印字ヘッド駆動
タイミングを変化させながら用紙上に印字を行うと共
に、前記制御回路に含まれるマイクロコンピュータのメ
モリに予め印字データのバーティカルタブ制御情報と、
前記マイクロコンピュータによつて前記印字部の故障の
有無を診断した際に具体的に前記故障箇所を知らせる診
断結果情報とを格納し、前記印字データの印字開始前に
前記メモリに格納された前記バーティカルタブ制御情報
を印字し、前記メモリに前記診断結果情報が格納されて
いる場合は前記診断結果情報を読みだして印字すること
を特徴とする印字装置。
検出器と、前記印字ヘッドの速度を取り込んで印字駆動
パルス幅及び前記印字ヘッドの駆動タイミングを制御す
る制御回路とを組み込んで一体として印字部を構成し、
該印字部を手動にて用紙上を走査させる際に、前記印字
ヘッド(印字部)の速度に対応して前記印字ヘッド駆動
タイミングを変化させながら用紙上に印字を行うと共
に、前記制御回路に含まれるマイクロコンピュータのメ
モリに予め印字データのバーティカルタブ制御情報と、
前記マイクロコンピュータによつて前記印字部の故障の
有無を診断した際に具体的に前記故障箇所を知らせる診
断結果情報とを格納し、前記印字データの印字開始前に
前記メモリに格納された前記バーティカルタブ制御情報
を印字し、前記メモリに前記診断結果情報が格納されて
いる場合は前記診断結果情報を読みだして印字すること
を特徴とする印字装置。
以下本発明の印字装置の一実施例を図面に従つて説明す
る。第2図は本発明の印字方式を実現する印字部の一実
施例を示す概観図である。印字部20は人が握り易い形を
しており、その底部のベース21に図示されない印字ヘッ
ドが配設されておる。印字部20の上部には印字データを
伝送するケーブル22が接続され、該ケーブル22の端部に
は図示されない上位装置に接続するためのコネクタ23が
設けられている。又、このケーブル22と共に、AC100
VをDC電源に変換するACアダブタ24の電力線25が印
字部20に接続されており、該電力線を通してDC電源が
供給される。
る。第2図は本発明の印字方式を実現する印字部の一実
施例を示す概観図である。印字部20は人が握り易い形を
しており、その底部のベース21に図示されない印字ヘッ
ドが配設されておる。印字部20の上部には印字データを
伝送するケーブル22が接続され、該ケーブル22の端部に
は図示されない上位装置に接続するためのコネクタ23が
設けられている。又、このケーブル22と共に、AC100
VをDC電源に変換するACアダブタ24の電力線25が印
字部20に接続されており、該電力線を通してDC電源が
供給される。
第3図は第2図に示した印字部20の底部を示した図で、
底部のベース21に印字ヘッド発熱部26と印字ヘッドの移
動速度を検出する速度検出器を構成する検出用ローラ27
が配設されている。なお、検出用ローラ27は印字部20を
移動させる際に用紙に接触しつつ回転するものである。
第4図は第2図の印字部20から筺体カバーを取りその中
味を示した図である。底部のベース21の背面に位置する
部分28は、印字ヘッド発熱部26からリードされたパター
ンがスルーホールで反対側にリードされた部分であり、
この部分28はフラケットケーブル29を通してIC30に電
気的に接続されている。このIC30には第2図で示した
ケーブル22を構成する信号線31がコネクタ32を介して接
続されている。なお、IC30及びコネクタ32はIC取り
付け基盤33上に固定されており、IC30の内部には制御
回路が形成されている。検出用ローラ27の側面には良導
体34が放射状及び円弧状に接着されている。この良導体
34の円弧部にはブラシ35Aが接触し、放射状部にはブラ
シ35Bが接触するように、2本のブラシが配設されてい
る。これらブラシ35A、35Bの端部は前記IC30にリー
ド線にて電気的に接続されている。検出用ローラ27が回
転するとブラシ35A、35Bは短絡、開放を繰り返し、こ
れによる電気信号がIC30に伝送される。
底部のベース21に印字ヘッド発熱部26と印字ヘッドの移
動速度を検出する速度検出器を構成する検出用ローラ27
が配設されている。なお、検出用ローラ27は印字部20を
移動させる際に用紙に接触しつつ回転するものである。
第4図は第2図の印字部20から筺体カバーを取りその中
味を示した図である。底部のベース21の背面に位置する
部分28は、印字ヘッド発熱部26からリードされたパター
ンがスルーホールで反対側にリードされた部分であり、
この部分28はフラケットケーブル29を通してIC30に電
気的に接続されている。このIC30には第2図で示した
ケーブル22を構成する信号線31がコネクタ32を介して接
続されている。なお、IC30及びコネクタ32はIC取り
付け基盤33上に固定されており、IC30の内部には制御
回路が形成されている。検出用ローラ27の側面には良導
体34が放射状及び円弧状に接着されている。この良導体
34の円弧部にはブラシ35Aが接触し、放射状部にはブラ
シ35Bが接触するように、2本のブラシが配設されてい
る。これらブラシ35A、35Bの端部は前記IC30にリー
ド線にて電気的に接続されている。検出用ローラ27が回
転するとブラシ35A、35Bは短絡、開放を繰り返し、こ
れによる電気信号がIC30に伝送される。
第5図は第4図のIC30内の制御回路の一例を示した構
成図である。マイクロコンピュータ36には、図示されな
い上位装置との間でデータの送受を行なうインターフェ
ース部37、第3図のブラシ35A、35Bを接続している
速度検出用制御回路38及び印字ヘッド発熱部26を駆動
する印字ヘッド制御ドライバ39が接続されている。この
ような制御回路はACアダブタ24から電源を供給され、
マイクロコンピュータ36が速度検出用制御回路38から印
字部20の速度変化データを取り込んで印字ヘッド制御ド
ライバ39を印字部20の速度に応じたタイミングで駆動す
る制御を行なう。なお、検出用ローラ27、ブラシ35A、
35B、速度検出用制御回路38が速度検出器を構成してい
る。
成図である。マイクロコンピュータ36には、図示されな
い上位装置との間でデータの送受を行なうインターフェ
ース部37、第3図のブラシ35A、35Bを接続している
速度検出用制御回路38及び印字ヘッド発熱部26を駆動
する印字ヘッド制御ドライバ39が接続されている。この
ような制御回路はACアダブタ24から電源を供給され、
マイクロコンピュータ36が速度検出用制御回路38から印
字部20の速度変化データを取り込んで印字ヘッド制御ド
ライバ39を印字部20の速度に応じたタイミングで駆動す
る制御を行なう。なお、検出用ローラ27、ブラシ35A、
35B、速度検出用制御回路38が速度検出器を構成してい
る。
次に本実施例の動作について説明する。今、第6図に示
す如く、印字部20を左から右に手で動かして用紙40上に
印字を行なう場合について述べる。定規41は印字部を20
を直線的に移動させるものである。この時第3、4図に
示した如く検出用ローラ27が回転し、ブラシ35Bが良導
体34の放射状部を横切つてブラシ35A、35Bが開放、短
絡を繰返す。これらブラシ35A、35Bが短絡した時、第
5図に示す速度検出用制御回路38からマイクロコンピュ
ータ36に割り込みがかかる。
す如く、印字部20を左から右に手で動かして用紙40上に
印字を行なう場合について述べる。定規41は印字部を20
を直線的に移動させるものである。この時第3、4図に
示した如く検出用ローラ27が回転し、ブラシ35Bが良導
体34の放射状部を横切つてブラシ35A、35Bが開放、短
絡を繰返す。これらブラシ35A、35Bが短絡した時、第
5図に示す速度検出用制御回路38からマイクロコンピュ
ータ36に割り込みがかかる。
マイクロコンピュータ36は速度検出用制御回路38から割
り込みがかかると、第7図(A)で示したような割り込み
処理を行なう。即ち、ステップ101で前回の割り込みか
ら今回の割り込みまでの時間を計算し、ステップ102に
て印字部(印字ヘッド)20の速度を計算する。この結果
をステップ103に現在の印字速度としてメモリテーブル
にストアする。このように、マイクロコンピュータ36で
は、割り込みが発生するごとに印字部20の速度を計算す
るために、常に現在の速度がメモリテーブルにストアさ
れ、印字部20速度の変化が詳細にわかることになる。
り込みがかかると、第7図(A)で示したような割り込み
処理を行なう。即ち、ステップ101で前回の割り込みか
ら今回の割り込みまでの時間を計算し、ステップ102に
て印字部(印字ヘッド)20の速度を計算する。この結果
をステップ103に現在の印字速度としてメモリテーブル
にストアする。このように、マイクロコンピュータ36で
は、割り込みが発生するごとに印字部20の速度を計算す
るために、常に現在の速度がメモリテーブルにストアさ
れ、印字部20速度の変化が詳細にわかることになる。
ところで、印字部20が移動している時に、マイクロコン
ピュータ36に上位装置から印字データが送られてきてい
る場合には、第7図(B)で示した印字駆動処理をマイク
ロコンピュータ36が行なう。即ち、ステップ201にて上
記メモリテーブルにストアされているデータを読み、現
在の印字部20の速度を知る。次に、ステップ202にて、
前ドットで印字をしていたかどうか及び前ドットから今
回までの時間間隔をパラメータとして、印字ヘッド発熱
部26に対する発熱体駆動パルス幅を設定する。ステップ
203では印字部20の速度から次のデータの駆動パルスを
印字ヘッド制御ドライバ39を通していつ印字ヘッド発熱
部26に送るかを計算して、印字ヘッド発熱部26の駆動タ
イミングを設定する。次にステップ204にて、駆動タイ
ミングの設定時間まで待つ。ところで、水平方向の印字
ドット間隔と、ブラシ35Bが良導体34を横切る間隔が対
応すれば、ステップ204の処理は必要でなくなるが、通
常はブラシ35Bが良導体34を横切る間隔は、印字ドット
数ドット分に対応するため、ステップ204の処理が必要
となつてくる。ステップ205にて印字ヘッド制御ドライ
バ39は印字ヘッド発熱部26に発熱体駆動パルスを送出し
て用紙40に印字を行なう。なお、ステップ202の処理の
必要性であるが、印字ドットが駆動されていれば、印字
ヘッド発熱部26の温度が上昇しており、発熱体駆動パル
ス幅は短かくて良い。又、印字部20の速度により温度の
下がりかたが異なるため、印字部20の速度も加味して発
熱体駆動パルス幅を設定している。
ピュータ36に上位装置から印字データが送られてきてい
る場合には、第7図(B)で示した印字駆動処理をマイク
ロコンピュータ36が行なう。即ち、ステップ201にて上
記メモリテーブルにストアされているデータを読み、現
在の印字部20の速度を知る。次に、ステップ202にて、
前ドットで印字をしていたかどうか及び前ドットから今
回までの時間間隔をパラメータとして、印字ヘッド発熱
部26に対する発熱体駆動パルス幅を設定する。ステップ
203では印字部20の速度から次のデータの駆動パルスを
印字ヘッド制御ドライバ39を通していつ印字ヘッド発熱
部26に送るかを計算して、印字ヘッド発熱部26の駆動タ
イミングを設定する。次にステップ204にて、駆動タイ
ミングの設定時間まで待つ。ところで、水平方向の印字
ドット間隔と、ブラシ35Bが良導体34を横切る間隔が対
応すれば、ステップ204の処理は必要でなくなるが、通
常はブラシ35Bが良導体34を横切る間隔は、印字ドット
数ドット分に対応するため、ステップ204の処理が必要
となつてくる。ステップ205にて印字ヘッド制御ドライ
バ39は印字ヘッド発熱部26に発熱体駆動パルスを送出し
て用紙40に印字を行なう。なお、ステップ202の処理の
必要性であるが、印字ドットが駆動されていれば、印字
ヘッド発熱部26の温度が上昇しており、発熱体駆動パル
ス幅は短かくて良い。又、印字部20の速度により温度の
下がりかたが異なるため、印字部20の速度も加味して発
熱体駆動パルス幅を設定している。
次に印字部20の速度変化に対し、印字ヘッド発熱部26の
駆動タイミングを変化させて正常な形の印字を行なうた
めの動作について説明する。第8図の(A)で示した部分
は印字部20の速度変化を示したものである。即ち、印字
部20は人が手で動かすためその速度42が図の如く変化し
ている。図中、I1、I2、I3はブラシ35A、35Bの短絡に
よりマイクロコンピュータ36に割り込みがかかつたタイ
ミングを示している。割り込みI1と割り込みI2の間はT1
時間があり、割り込みI2と割り込みI3の間はT2時間あ
る。又、図中符号43、44、45、46は第8図(B)で示した
印字Aの左下部の各ドットA21、A22、A23、A24を印字す
るタイミングに対応している。又、第8図(B)の(イ)はA
印字を正常に行なつた時の状態を示しており、印字部20
の速度変化に対して、マイクロコンピュータ36が理想的
に印字駆動パルス発生のタイミングを変化させ、Aを構
成している各ドット印字を正しい位置に行なつた例であ
る。(ロ)は、印字部20の速度の変化に対し、マイクロコ
ンピュータ36は比較的誤差なく印字駆動パルス発生タイ
ミングを変化させてドット印字した例を示したものであ
る。(ハ)の例は印字部20の速度変化に対し、印字駆動パ
ルス発生タイミングを一定にしていたため、印字Aが縮
んだ例を示したものである。なお、図中A11、A21、A31
はAの左下部の第1ドット、同様にA12、A22、A32はA
左下部の第2ドット、同様にA13、A23、A33、A14、
A24、A34、A15、A25、A35はそれぞれAの左下部の第
3、4、5ドットを示している。更に、図中符号d1は
(イ)で示した印字Aに対する(ロ)で知した印字Aの誤差を
示し、d2は(イ)で示した印字Aに対する(ハ)で示した印字
Aの誤差を示している。
駆動タイミングを変化させて正常な形の印字を行なうた
めの動作について説明する。第8図の(A)で示した部分
は印字部20の速度変化を示したものである。即ち、印字
部20は人が手で動かすためその速度42が図の如く変化し
ている。図中、I1、I2、I3はブラシ35A、35Bの短絡に
よりマイクロコンピュータ36に割り込みがかかつたタイ
ミングを示している。割り込みI1と割り込みI2の間はT1
時間があり、割り込みI2と割り込みI3の間はT2時間あ
る。又、図中符号43、44、45、46は第8図(B)で示した
印字Aの左下部の各ドットA21、A22、A23、A24を印字す
るタイミングに対応している。又、第8図(B)の(イ)はA
印字を正常に行なつた時の状態を示しており、印字部20
の速度変化に対して、マイクロコンピュータ36が理想的
に印字駆動パルス発生のタイミングを変化させ、Aを構
成している各ドット印字を正しい位置に行なつた例であ
る。(ロ)は、印字部20の速度の変化に対し、マイクロコ
ンピュータ36は比較的誤差なく印字駆動パルス発生タイ
ミングを変化させてドット印字した例を示したものであ
る。(ハ)の例は印字部20の速度変化に対し、印字駆動パ
ルス発生タイミングを一定にしていたため、印字Aが縮
んだ例を示したものである。なお、図中A11、A21、A31
はAの左下部の第1ドット、同様にA12、A22、A32はA
左下部の第2ドット、同様にA13、A23、A33、A14、
A24、A34、A15、A25、A35はそれぞれAの左下部の第
3、4、5ドットを示している。更に、図中符号d1は
(イ)で示した印字Aに対する(ロ)で知した印字Aの誤差を
示し、d2は(イ)で示した印字Aに対する(ハ)で示した印字
Aの誤差を示している。
第8図の(C)は印字駆動パルス発生タイミングを示した
もので、(1)は第8図(B)の(イ)の例における印字を行な
う時のタイミングを示し、(2)は(ロ)の例における印字の
タイミングを示している。(1)では、印字部20の速度変
化に対し、速度が遅くなつた分だけ印字駆動パルス発生
タイミングを遅らせていることを示している。即ち、通
常印字駆動パルス発生間隔がa時間である所からa+b
時間を遅らせA13を印字し、次にa+b+c時間遅らせ
てA14を印字することにより印字部20の速度が遅くなっ
たため印字Aが縮むことを防いでいる。(2)の例におい
ても同様で、通常は間隔a時間である印字駆動パルス発
生タイミングを、a+b'時間後にA24を印字し、a+b'
+c'時間後にA25を印字している。
もので、(1)は第8図(B)の(イ)の例における印字を行な
う時のタイミングを示し、(2)は(ロ)の例における印字の
タイミングを示している。(1)では、印字部20の速度変
化に対し、速度が遅くなつた分だけ印字駆動パルス発生
タイミングを遅らせていることを示している。即ち、通
常印字駆動パルス発生間隔がa時間である所からa+b
時間を遅らせA13を印字し、次にa+b+c時間遅らせ
てA14を印字することにより印字部20の速度が遅くなっ
たため印字Aが縮むことを防いでいる。(2)の例におい
ても同様で、通常は間隔a時間である印字駆動パルス発
生タイミングを、a+b'時間後にA24を印字し、a+b'
+c'時間後にA25を印字している。
ここで、ブラシ35A、35Bが短絡し、マイクロコンピュ
ータ36に割り込みが発生する距離は、割り込みI1、I2、
I3とタイミング43、44、45から2ドットに1回の割り合
いで割り込み(印字部20の速度検出)が発生しているこ
とがわかる。印字部20は人が手で持つて左から右に移動
させ、この時、用紙40に印字することになる。今、第8
図の例の如く印字部20の速度42が変化しつつ、Aの印字
を正常に行なう動作について更に詳しく述べるが、感熱
シリアルプリンタの動作原理についてはすでに公知事実
であるためこれについては省略する。第8図(B)の(イ)で
示した如く速度42の変化にもかかわらず正しい形の印字
Aを得るためには、マイクロコンピュータ36は速度42の
変化に基づいて印字ヘッド発熱部26を印字ヘッド制御ド
ライバ29を通して第8図(C)の(1)で示したタイミングで
駆動すればよい。即ち、印字部20の速度が遅くなつた分
だけ、印字ヘッド発熱部26を駆動するタイミングをbだ
け遅くしてドットA13を印字し、更にb+c時間だけ遅
くしてドットA14を印字することにより正しい印字Aを
得ている。つまり、マイクロコンピュータ36は印字ヘッ
ド発熱部26が印字すべき正しい位置にきた時に該印字ヘ
ッド発熱部26に駆動パルスを発生して印字しているわけ
である。しかし、この場合印字部20の速度検出は、水平
に2ドットに1回の割り合いで行なわれているため、印
字部20の急激な速度変化に対しては誤差が生じる。第8
図(C)の(2)はこの誤差が生じる場合について示したもの
である。マイクロコンピュータ36がタイミング44で割り
込みI2を検出すると、印字部20の速度が計算され次のド
ットA23の印字タイミングは計算されa時間後にA23を印
字することになる。しかし、実際は印字部20の速度が遅
くなったため、a+b時間後に印字されるべきであり、
b時間分の誤差が発生する。同様にドットA24は(b+
c−b')時間分だけ誤差が生じる。ところで、第8図
(B)の(ハ)の例は、印字部20の速度検出をせず、速度とは
関係なく常に一定のタイミングで印字ヘッド発熱部26を
駆動して印字した場合を示したものである。この場合
は、正常な印字Aに対してd2だけ横につまったドット構
成となり、文字Aが縮んで変形してしまう。これに対し
て、印字部20の速度を検出し、これに応じて印字ヘッド
発熱部26の駆動タイミングを変化させた第8図(B)の(ロ)
では、最も理想的な印字Aに対して誤差はd1だけとな
り、印字部20の速度変化に対する印字駆動パルスのタイ
ミング制御の効果が大きいことを示している。なお、割
り込みタイミングを、小刻みに行なうようにすれば、誤
差は更に小さくなり、(イ)で示した理想的な印字Aに近
づけることができる。
ータ36に割り込みが発生する距離は、割り込みI1、I2、
I3とタイミング43、44、45から2ドットに1回の割り合
いで割り込み(印字部20の速度検出)が発生しているこ
とがわかる。印字部20は人が手で持つて左から右に移動
させ、この時、用紙40に印字することになる。今、第8
図の例の如く印字部20の速度42が変化しつつ、Aの印字
を正常に行なう動作について更に詳しく述べるが、感熱
シリアルプリンタの動作原理についてはすでに公知事実
であるためこれについては省略する。第8図(B)の(イ)で
示した如く速度42の変化にもかかわらず正しい形の印字
Aを得るためには、マイクロコンピュータ36は速度42の
変化に基づいて印字ヘッド発熱部26を印字ヘッド制御ド
ライバ29を通して第8図(C)の(1)で示したタイミングで
駆動すればよい。即ち、印字部20の速度が遅くなつた分
だけ、印字ヘッド発熱部26を駆動するタイミングをbだ
け遅くしてドットA13を印字し、更にb+c時間だけ遅
くしてドットA14を印字することにより正しい印字Aを
得ている。つまり、マイクロコンピュータ36は印字ヘッ
ド発熱部26が印字すべき正しい位置にきた時に該印字ヘ
ッド発熱部26に駆動パルスを発生して印字しているわけ
である。しかし、この場合印字部20の速度検出は、水平
に2ドットに1回の割り合いで行なわれているため、印
字部20の急激な速度変化に対しては誤差が生じる。第8
図(C)の(2)はこの誤差が生じる場合について示したもの
である。マイクロコンピュータ36がタイミング44で割り
込みI2を検出すると、印字部20の速度が計算され次のド
ットA23の印字タイミングは計算されa時間後にA23を印
字することになる。しかし、実際は印字部20の速度が遅
くなったため、a+b時間後に印字されるべきであり、
b時間分の誤差が発生する。同様にドットA24は(b+
c−b')時間分だけ誤差が生じる。ところで、第8図
(B)の(ハ)の例は、印字部20の速度検出をせず、速度とは
関係なく常に一定のタイミングで印字ヘッド発熱部26を
駆動して印字した場合を示したものである。この場合
は、正常な印字Aに対してd2だけ横につまったドット構
成となり、文字Aが縮んで変形してしまう。これに対し
て、印字部20の速度を検出し、これに応じて印字ヘッド
発熱部26の駆動タイミングを変化させた第8図(B)の(ロ)
では、最も理想的な印字Aに対して誤差はd1だけとな
り、印字部20の速度変化に対する印字駆動パルスのタイ
ミング制御の効果が大きいことを示している。なお、割
り込みタイミングを、小刻みに行なうようにすれば、誤
差は更に小さくなり、(イ)で示した理想的な印字Aに近
づけることができる。
次に印字部20がオペレータに必要な情報を与える動作に
ついて説明する。第9図は第5図に示した制御回路に含
まれるマイクロコンピュータ36の詳細構成例を示した図
である。CPU42はメモリ43、キャラクタジェネレータ
メモリ44に接続され、更に、制御ロジック45、46を介し
て速度検出用制御回路38、印字ヘッド制御ドライバ39に
接続されている。CPU42と上位装置とのデータ送受は
インターフェース部37を介して行なわれる。
ついて説明する。第9図は第5図に示した制御回路に含
まれるマイクロコンピュータ36の詳細構成例を示した図
である。CPU42はメモリ43、キャラクタジェネレータ
メモリ44に接続され、更に、制御ロジック45、46を介し
て速度検出用制御回路38、印字ヘッド制御ドライバ39に
接続されている。CPU42と上位装置とのデータ送受は
インターフェース部37を介して行なわれる。
メモリ43はCPU42の制御処理用プログラムの他にマイ
クロコンピュータ36自身が出力する印字データのバーテ
ィカルタブ制御情報と印字部20の故障の有無を診断した
際に具体的に前記故障箇所を知らせる診断結果情報が格
納されている。これらの情報は第10図に示すメモリ43の
模式図に示す如く、アドレスa、b、c、d等に格納さ
れている。なお、制御ロジック45、46はCPU42からの
読み出し、書き込みにより速度検出用制御回路38、印字
ヘッド制御ドライバ39を制御するためのロジックであ
る。又、キャラクタジェネレータメモリ44はCPU42か
ら送られてくる文字コードを文字フォントイメージに変
換するメモリである。
クロコンピュータ36自身が出力する印字データのバーテ
ィカルタブ制御情報と印字部20の故障の有無を診断した
際に具体的に前記故障箇所を知らせる診断結果情報が格
納されている。これらの情報は第10図に示すメモリ43の
模式図に示す如く、アドレスa、b、c、d等に格納さ
れている。なお、制御ロジック45、46はCPU42からの
読み出し、書き込みにより速度検出用制御回路38、印字
ヘッド制御ドライバ39を制御するためのロジックであ
る。又、キャラクタジェネレータメモリ44はCPU42か
ら送られてくる文字コードを文字フォントイメージに変
換するメモリである。
第11図はオペレータに必要な情報を与えることができる
印字部20で印字した例を示しており、図中左側の四角で
囲った数字は行を示している。まず、第1行目でキャリ
ッジリターン、ラインフィードを行い、第2行目に「請
求書」と印字する。
印字部20で印字した例を示しており、図中左側の四角で
囲った数字は行を示している。まず、第1行目でキャリ
ッジリターン、ラインフィードを行い、第2行目に「請
求書」と印字する。
イクロコンピュータ36が第13図の処理フローに従 12図に示した如く予め別の用紙に印字しておいた符号47
で示されるバティカルタブに関する情報を調べる。これ
により、オペレータは次に4行目から印字すればよいこ
とを知り、印字部20を4行目に移動させ4行目の印字を
行なう。ひき続いて5 ペレータは第12図の符号47の部分を見て次は10行目から
印字すればよいことを知る。そこで、オペレータは印字
部20を10行目に移動させ、この行を印字して第11図の印
字が終了する。
で示されるバティカルタブに関する情報を調べる。これ
により、オペレータは次に4行目から印字すればよいこ
とを知り、印字部20を4行目に移動させ4行目の印字を
行なう。ひき続いて5 ペレータは第12図の符号47の部分を見て次は10行目から
印字すればよいことを知る。そこで、オペレータは印字
部20を10行目に移動させ、この行を印字して第11図の印
字が終了する。
ところで、第11図の第5行目を印字部20で印字中に、メ
モリ43に故障が起こりCPU42がメモリパリティーエラ
ーを検出すると、これ以上印字を続行することが不可能
となる。それ故、この行に第12図の符号48で示す如く印
字して、オペレータのとるべき処理をマイクロコンピュ
ータ36が指示する。この場合、マイクロコンピュータ36
は第14図に示した処理フローを実行する。
モリ43に故障が起こりCPU42がメモリパリティーエラ
ーを検出すると、これ以上印字を続行することが不可能
となる。それ故、この行に第12図の符号48で示す如く印
字して、オペレータのとるべき処理をマイクロコンピュ
ータ36が指示する。この場合、マイクロコンピュータ36
は第14図に示した処理フローを実行する。
又、このマイクロコンピュータ36は上記の印字を行なう
前の電源オン時に印字部20の診断を第15図に示した処理
フローに従って行ない、その結果を第12図の符号49で示
す如く印字する。この場合は正常という結果が印字され
ているが、故障があればどこが故障であるかを印字して
知らせることができる。
前の電源オン時に印字部20の診断を第15図に示した処理
フローに従って行ない、その結果を第12図の符号49で示
す如く印字する。この場合は正常という結果が印字され
ているが、故障があればどこが故障であるかを印字して
知らせることができる。
理フローチャート図である。ステップ301でCPU42が
メモリ43のアドレスaを読みその内容をmとする。ステ
ップ302で、CPU42メモリアドレスbをワーキングレ
ジスタWR1にセットし、最終アドレスmをワーキングレ
ジスタWR2にセットする。ステップ303で、メモリ43を
ワーキングレジスタWR1の内容のアドレスで読みこれを
ワーキングレジスタWR3にセットする。ステップ304
で、CPU42はワーキングレジスタWR3の内容をアドレ
スとしてキャラクタジェネレータメモリ44を読み、速度
検出用制御回路38、印字ヘッド制御ドライバ39を制御し
て1文字印字する。次のステップ305にてワーキングレ
ジスタWR1を+1インクリメントし、ステップ306にて
ワーキングレジスタWR1の内容がb+mより大きいかど
うかを判断し、小さい場合にはステップ303に戻り、大
きい場合には処理を終了する。なお、ステップ303〜305 第14図はマイクロコンピュータ36のパリティエラー処理
フローチャート図である。ステップ401にてCPU42は
現在印字中の文字をもはや印字せず、印字に必要なパラ
メータ情報の入っているテーブルをクリアする。ステッ
プ402にてCPU42はワーキングレジスタWR1にメモリ
アドレスcをセットし、更にワーキングレジスタWR2に
最終アドレスnをセットする。次にステップ403にてC
PU42はメモリ47をWR1の内容のアドレスで読みこれを
ワーキングレジスタWR3にセットする。ステップ404で
はWR3の内容をアドレスとしキャラクタジェネレータメ
モリ44を読み、速度検出用制御回路38、印字ヘッド制御
ドライバ39を制御して1文字印字する。次にステップ40
5にてワーキングレジスタWR1を+1インクリメント
し、ステップ406にてWR1の内容がc+nより大きいか
どうかを判断し、小さい場合にはステップ403に戻り、
大きい場合には処理を終了する。なお、ステップ403〜4
05にて「メモリパリティエラー装置のプリント基盤を交
換して下さい。」を印字する。
メモリ43のアドレスaを読みその内容をmとする。ステ
ップ302で、CPU42メモリアドレスbをワーキングレ
ジスタWR1にセットし、最終アドレスmをワーキングレ
ジスタWR2にセットする。ステップ303で、メモリ43を
ワーキングレジスタWR1の内容のアドレスで読みこれを
ワーキングレジスタWR3にセットする。ステップ304
で、CPU42はワーキングレジスタWR3の内容をアドレ
スとしてキャラクタジェネレータメモリ44を読み、速度
検出用制御回路38、印字ヘッド制御ドライバ39を制御し
て1文字印字する。次のステップ305にてワーキングレ
ジスタWR1を+1インクリメントし、ステップ306にて
ワーキングレジスタWR1の内容がb+mより大きいかど
うかを判断し、小さい場合にはステップ303に戻り、大
きい場合には処理を終了する。なお、ステップ303〜305 第14図はマイクロコンピュータ36のパリティエラー処理
フローチャート図である。ステップ401にてCPU42は
現在印字中の文字をもはや印字せず、印字に必要なパラ
メータ情報の入っているテーブルをクリアする。ステッ
プ402にてCPU42はワーキングレジスタWR1にメモリ
アドレスcをセットし、更にワーキングレジスタWR2に
最終アドレスnをセットする。次にステップ403にてC
PU42はメモリ47をWR1の内容のアドレスで読みこれを
ワーキングレジスタWR3にセットする。ステップ404で
はWR3の内容をアドレスとしキャラクタジェネレータメ
モリ44を読み、速度検出用制御回路38、印字ヘッド制御
ドライバ39を制御して1文字印字する。次にステップ40
5にてワーキングレジスタWR1を+1インクリメント
し、ステップ406にてWR1の内容がc+nより大きいか
どうかを判断し、小さい場合にはステップ403に戻り、
大きい場合には処理を終了する。なお、ステップ403〜4
05にて「メモリパリティエラー装置のプリント基盤を交
換して下さい。」を印字する。
第15図はマイクロコンピュータ36の診断終了の印字処理
フローチャート図である。まずステップ501にてCPU4
2はメモリ43のアドレスdを読みその内容をとする。
次にステップ502にてメモリアドレスdをワーキングレ
ジスタWR1にセットし、最終アドレスをワーキングレ
ジスタWR1にセットする。ステップ503にてCPU42は
メモリ43をWR1の内容をアドレスとして読みこれをワー
キングレジスタWR3にセットする。次にステップ504に
てWR3の内容をアドレスとし、キャラクタジェネレータ
メモリ44を読み、速度検出用制御回路38、印字ヘッド制
御ドライバ39を制御し、1文字印字をする。次にステッ
プ505にてWR1を+1インクリメントし、ステップ506に
てWR1の内容がd+lより大きいかどうかを判断し、小
さい場合にはステップ503に戻り、大きい場合には処理
を終了する。なお、ステップ503〜505にて「診断:正常
終了」を印字する。
フローチャート図である。まずステップ501にてCPU4
2はメモリ43のアドレスdを読みその内容をとする。
次にステップ502にてメモリアドレスdをワーキングレ
ジスタWR1にセットし、最終アドレスをワーキングレ
ジスタWR1にセットする。ステップ503にてCPU42は
メモリ43をWR1の内容をアドレスとして読みこれをワー
キングレジスタWR3にセットする。次にステップ504に
てWR3の内容をアドレスとし、キャラクタジェネレータ
メモリ44を読み、速度検出用制御回路38、印字ヘッド制
御ドライバ39を制御し、1文字印字をする。次にステッ
プ505にてWR1を+1インクリメントし、ステップ506に
てWR1の内容がd+lより大きいかどうかを判断し、小
さい場合にはステップ503に戻り、大きい場合には処理
を終了する。なお、ステップ503〜505にて「診断:正常
終了」を印字する。
本実施例によれば、印字ヘッド発熱部26、速度検出用ロ
ーラ27、制御回路を構成するIC30等を1体に組み込ん
だ印字部20を人が手で持つて用紙40上を走査し、この
時、印字部20の速度変化に対応して、正しい形状の印字
を行なうべく制御回路内のマイクロコンピュータ36が印
字ヘッド発熱部26の駆動タイミングを変化させる印字方
式を採用したため、印字ヘッドの水平移動機構及び用紙
の改行機構を省略することができ、特に大きなサイズの
用紙に印字する時に水平移動機構及び改行機構を大きく
することなく、単に印字部20の走査距離を長くするだけ
で印字を行なうことができるため、大きなサイズの用紙
に著しく経済的に印字を行なうことができる。又、印字
部20の水平移動機構及び用紙の改行機構が省略されてい
るため、消費電力を少なくすることができると共に、騒
音の発生をほとんどなくすことができる。
ーラ27、制御回路を構成するIC30等を1体に組み込ん
だ印字部20を人が手で持つて用紙40上を走査し、この
時、印字部20の速度変化に対応して、正しい形状の印字
を行なうべく制御回路内のマイクロコンピュータ36が印
字ヘッド発熱部26の駆動タイミングを変化させる印字方
式を採用したため、印字ヘッドの水平移動機構及び用紙
の改行機構を省略することができ、特に大きなサイズの
用紙に印字する時に水平移動機構及び改行機構を大きく
することなく、単に印字部20の走査距離を長くするだけ
で印字を行なうことができるため、大きなサイズの用紙
に著しく経済的に印字を行なうことができる。又、印字
部20の水平移動機構及び用紙の改行機構が省略されてい
るため、消費電力を少なくすることができると共に、騒
音の発生をほとんどなくすことができる。
更に、制御回路に含まれるマイクロコンピュータ36のメ
モリ43に印字データのバーティカルタブ制御情報と印字
部20故障の有無を診断した際に具体的に前記故障箇所を
知らせる診断結果情報を格納し、これらの情報を必要に
応じて第12図に示した如く印字することにより、印字部
20がオペレータに具体的な情報を与えることができる。
このためバーティカルタブを直接オペレータに知らせ
て、バーティカルタブの制御が行なえると共に、印字部
20に故障が生じた場合には、具体的にどの部分が故障し
たかを知らせることができ、印字動作を円滑に行なうこ
とができる。
モリ43に印字データのバーティカルタブ制御情報と印字
部20故障の有無を診断した際に具体的に前記故障箇所を
知らせる診断結果情報を格納し、これらの情報を必要に
応じて第12図に示した如く印字することにより、印字部
20がオペレータに具体的な情報を与えることができる。
このためバーティカルタブを直接オペレータに知らせ
て、バーティカルタブの制御が行なえると共に、印字部
20に故障が生じた場合には、具体的にどの部分が故障し
たかを知らせることができ、印字動作を円滑に行なうこ
とができる。
上記実施例ではドット構成で文字を印字する場合につい
て述べたが、ドット構成で図形等のイメージ印字を行な
う場合についても本発明の印字方式を適用できることは
言うまでもない。又、上記実施例では印字部20を人の手
で直接つかんで動かす場合について述べたが、それを人
の手で間接的に動かすようにしても同用の効果がある。
又、改行は用紙等をパルスモータなどの駆動機構により
動かして行ない、印字部の水平走査だけを人の手で行な
つても同様の効果がある。更に、本発明の印字装置は熱
転写方式の印字ヘッドを有するものについても適用でき
同様の効果を得ることができる。
て述べたが、ドット構成で図形等のイメージ印字を行な
う場合についても本発明の印字方式を適用できることは
言うまでもない。又、上記実施例では印字部20を人の手
で直接つかんで動かす場合について述べたが、それを人
の手で間接的に動かすようにしても同用の効果がある。
又、改行は用紙等をパルスモータなどの駆動機構により
動かして行ない、印字部の水平走査だけを人の手で行な
つても同様の効果がある。更に、本発明の印字装置は熱
転写方式の印字ヘッドを有するものについても適用でき
同様の効果を得ることができる。
以上記述した如く本発明の印字装置によれば、印字ヘッ
ド、速度検出器、制御回路を1体に組み込んだ印字部を
設け、印字部を手動にて用紙上を走査させる際に、印字
部の速度に応じて印字ヘッド駆動タイミングを変化させ
つつ用紙に印字すると共に、制御回路に含まれるマイク
ロコンピュータのメモリに、印字データのバーティカル
タブ制御情報と、印字部の故障の有無を診断した際に具
体的に前記故障箇所を知らせる診断結果情報とを格納
し、これらの情報をマイクロコンピュータが印字するこ
とによりオペレータにバーティカルタブ制御情報と故障
発見時には具体的に故障箇所を知らせることができると
いう効果があり、印字動作を円滑に行なう効果がある。
ド、速度検出器、制御回路を1体に組み込んだ印字部を
設け、印字部を手動にて用紙上を走査させる際に、印字
部の速度に応じて印字ヘッド駆動タイミングを変化させ
つつ用紙に印字すると共に、制御回路に含まれるマイク
ロコンピュータのメモリに、印字データのバーティカル
タブ制御情報と、印字部の故障の有無を診断した際に具
体的に前記故障箇所を知らせる診断結果情報とを格納
し、これらの情報をマイクロコンピュータが印字するこ
とによりオペレータにバーティカルタブ制御情報と故障
発見時には具体的に故障箇所を知らせることができると
いう効果があり、印字動作を円滑に行なう効果がある。
第1図は従来の印字装置の一例を示した斜視図、第2図
は本発明の印字装置を実現する印字部の一実施例を示し
た概略図、第3図は第2図の底部の拡大図、第4図は第
2図の内部構成図、第5図は第4図のIC内に形成され
ている制御回路の一例を示した構成図、第6図は本実施
例の印字部を用いて実際に用紙上に印字する状態を示し
た図、第7図(A)は第5図で示したマイクロコンピュー
タの割込処理処理フローチャート図、第7図(B)は第5
図で示したマイクロコンピュータの印字駆動処理フロー
チヤート図、第8図は本実施例の印字部の速度変化特性
図、印字Aの印字状態図、印字ヘッド駆動パルスのタイ
ミング図、第9図は第5図に示したマイクロコンピュー
タの詳細例を示した構成図、第10図は第5図のメモリ43
の模式図、第11図は印字部20により印字した印字例を示
した図、第12図は印字部20が必要に応じてオペレータに
知らせるべき印字データのバーティカルタブ制御情報と
印字部の故障の有無を診断した際に具体的に前記故障箇
所を知らせる診断結果情報を印字した例を示す図、第13
図はマイクロコンピュータ 図はマイクロコンピュータ36のバリティエラー処理フロ
ーチャート図、第15図はマイクロコンピュータ36の診断
終了印字処理フローチャート図。 20…印字部 22…ケーブル 26…印字ヘッド発熱部 27…検出用ローラ 30…IC 35A、35B…ブラシ 36…マイクロコンピュータ 38…速度検出用制御回路 39…印字ヘッド制御ドライバー 42…CPU 43…メモリ
は本発明の印字装置を実現する印字部の一実施例を示し
た概略図、第3図は第2図の底部の拡大図、第4図は第
2図の内部構成図、第5図は第4図のIC内に形成され
ている制御回路の一例を示した構成図、第6図は本実施
例の印字部を用いて実際に用紙上に印字する状態を示し
た図、第7図(A)は第5図で示したマイクロコンピュー
タの割込処理処理フローチャート図、第7図(B)は第5
図で示したマイクロコンピュータの印字駆動処理フロー
チヤート図、第8図は本実施例の印字部の速度変化特性
図、印字Aの印字状態図、印字ヘッド駆動パルスのタイ
ミング図、第9図は第5図に示したマイクロコンピュー
タの詳細例を示した構成図、第10図は第5図のメモリ43
の模式図、第11図は印字部20により印字した印字例を示
した図、第12図は印字部20が必要に応じてオペレータに
知らせるべき印字データのバーティカルタブ制御情報と
印字部の故障の有無を診断した際に具体的に前記故障箇
所を知らせる診断結果情報を印字した例を示す図、第13
図はマイクロコンピュータ 図はマイクロコンピュータ36のバリティエラー処理フロ
ーチャート図、第15図はマイクロコンピュータ36の診断
終了印字処理フローチャート図。 20…印字部 22…ケーブル 26…印字ヘッド発熱部 27…検出用ローラ 30…IC 35A、35B…ブラシ 36…マイクロコンピュータ 38…速度検出用制御回路 39…印字ヘッド制御ドライバー 42…CPU 43…メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】印字ヘッドと、該印字ヘッドの移動速度を
検出する速度検出器と、前記印字ヘッドの速度を取り込
んで印字駆動パルス幅及び前記印字ヘッドの駆動タイミ
ングを制御する制御回路とを組み込んで一体として印字
部を構成し、該印字部を手動にて用紙上を走査させる際
に、前記印字ヘッド(印字部)の速度に対応して前記印
字ヘッド駆動タイミングを変化させながら用紙上に印字
を行うと共に、前記制御回路に含まれるマイクロコンピ
ュータのメモリに予め印字データのバーティカルタブ制
御情報と、前記マイクロコンピュータによって前記印字
部の故障の有無を診断した際に具体的に前記故障箇所を
知らせる診断結果情報とを格納し、前記印字データの印
字開始前に前記メモリに格納された前記バーテイカルタ
ブ制御情報を印字し、前記メモリに前記診断結果情報が
格納されている場合は前記診断結果情報を読みだして印
字することを特徴とする印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11598883A JPH06420B2 (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11598883A JPH06420B2 (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS609781A JPS609781A (ja) | 1985-01-18 |
JPH06420B2 true JPH06420B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=14676088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11598883A Expired - Lifetime JPH06420B2 (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06420B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5350586A (en) * | 1993-03-01 | 1994-09-27 | Health Sea, Inc. | Boneless ham substitutes made from whole fish fillets |
JP2006340773A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Juji Imaki | 大腿部着用形パウチ |
-
1983
- 1983-06-29 JP JP11598883A patent/JPH06420B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS609781A (ja) | 1985-01-18 |
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