JPH064185Y2 - ペット類火葬車 - Google Patents
ペット類火葬車Info
- Publication number
- JPH064185Y2 JPH064185Y2 JP1986117088U JP11708886U JPH064185Y2 JP H064185 Y2 JPH064185 Y2 JP H064185Y2 JP 1986117088 U JP1986117088 U JP 1986117088U JP 11708886 U JP11708886 U JP 11708886U JP H064185 Y2 JPH064185 Y2 JP H064185Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- elevator
- cremation
- pet
- trolley
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 長年飼主に仕え喜びを共にしてきた愛犬や愛猫が不幸に
して死去した時、その遺体に対する供養葬祭の場が極め
て少ないため、心ならずも事務的に処理して、数日まで
気持の負担として残ることが非常に多いものである。
して死去した時、その遺体に対する供養葬祭の場が極め
て少ないため、心ならずも事務的に処理して、数日まで
気持の負担として残ることが非常に多いものである。
即ち犬や猫の遺体を丁重に礼拝供養後、火葬に付し、遺
骨を墓に納めるペット類専門の寺社は存するけれども、
その数は真に微々たるものであって、地域も限定せられ
るため、一般には獣医に頼み、或いは清掃局に直接電話
して遺体を引取ってもらい、清掃局の焼却施設で一般ご
みと一緒に焼却処理されるのが普通であり、ペット類を
愛しみ親しんできた飼主とその家族にとって、最後まで
供養してやれなかった後悔が後に残ることが多いもので
ある。
骨を墓に納めるペット類専門の寺社は存するけれども、
その数は真に微々たるものであって、地域も限定せられ
るため、一般には獣医に頼み、或いは清掃局に直接電話
して遺体を引取ってもらい、清掃局の焼却施設で一般ご
みと一緒に焼却処理されるのが普通であり、ペット類を
愛しみ親しんできた飼主とその家族にとって、最後まで
供養してやれなかった後悔が後に残ることが多いもので
ある。
本考案は、自動車の荷台(1)にはペット類の火葬炉(2)を
積載し、炉底と車体後部の昇降機(5)との間には台車(3)
を移動ならしむ案内軌条(4)を配置して炉底に設けた台
車(3)が昇降機(5)上に達し且つ昇降機(5)により上下す
る如く形成し、火葬炉(2)にはバーナー(6)及び伸縮式煙
突(7)を装着し、荷台(1)には該荷台(1)上に載置してな
る各設備を覆い隠し且つ天井部分に煙突(7)上部の出し
入れ口となる挿通孔(8)を開穿してなる箱体形状覆(9)を
設けたことを特長とするペット類火葬車に係り、その目
的とするところはペット類の遺体の収容、火葬及び骨上
げが必要に応じて適当な場所で可能となるペット類火葬
車を提供し、長年親しんで来た愛犬、愛猫等のペット類
の遺体を尊厳な雰囲気のもとに火葬し供養するにある。
積載し、炉底と車体後部の昇降機(5)との間には台車(3)
を移動ならしむ案内軌条(4)を配置して炉底に設けた台
車(3)が昇降機(5)上に達し且つ昇降機(5)により上下す
る如く形成し、火葬炉(2)にはバーナー(6)及び伸縮式煙
突(7)を装着し、荷台(1)には該荷台(1)上に載置してな
る各設備を覆い隠し且つ天井部分に煙突(7)上部の出し
入れ口となる挿通孔(8)を開穿してなる箱体形状覆(9)を
設けたことを特長とするペット類火葬車に係り、その目
的とするところはペット類の遺体の収容、火葬及び骨上
げが必要に応じて適当な場所で可能となるペット類火葬
車を提供し、長年親しんで来た愛犬、愛猫等のペット類
の遺体を尊厳な雰囲気のもとに火葬し供養するにある。
本考案に係るペット類火葬車を図面につき詳細に説明す
れば、内壁を耐火材で蔽われた火葬炉(2)は自動車の荷
台(1)に積載せられ、炉底にはペット類の遺体を安置す
る台車(3)設けられ、台車(3)は荷台(1)上に縦方向に設
けた案内軌条(4)により後方へ滑動し、荷台(1)の後端に
設けた昇降機(5)上に達するようになっている。
れば、内壁を耐火材で蔽われた火葬炉(2)は自動車の荷
台(1)に積載せられ、炉底にはペット類の遺体を安置す
る台車(3)設けられ、台車(3)は荷台(1)上に縦方向に設
けた案内軌条(4)により後方へ滑動し、荷台(1)の後端に
設けた昇降機(5)上に達するようになっている。
次に火葬炉(2)の炉室及び煙道一部にはバーナー(6)が設
けてあり、熱源はプロパンガスボンベ、石油等が用いら
れ、炉室に続く煙道には伸縮式煙突(7)は装着さられ、
炉体使用中は炉体上に直立して荷台(1)の箱体形状覆(9)
に開穿した挿通孔(8)を通って車外に開口し、不使用時
は収縮短寸化して覆(9)内に収容せられる。而して上記
火葬炉(2)は熱効率が良く臭気も殆ど生じないが、念の
ため火葬時は家屋密集地を避け、街外れや河原等に移動
して焼却するものとすれば焼却に伴う臭気は避け得ら
れ、又、遺体焼却後の骨上げは依頼者宅におもむき、台
車(3)を案内軌条(4)に沿って昇降機(5)上に達せしめ、
昇降機(5)を下降させて、供養に適当な高さで礼拝し骨
拾いを行うものである。
けてあり、熱源はプロパンガスボンベ、石油等が用いら
れ、炉室に続く煙道には伸縮式煙突(7)は装着さられ、
炉体使用中は炉体上に直立して荷台(1)の箱体形状覆(9)
に開穿した挿通孔(8)を通って車外に開口し、不使用時
は収縮短寸化して覆(9)内に収容せられる。而して上記
火葬炉(2)は熱効率が良く臭気も殆ど生じないが、念の
ため火葬時は家屋密集地を避け、街外れや河原等に移動
して焼却するものとすれば焼却に伴う臭気は避け得ら
れ、又、遺体焼却後の骨上げは依頼者宅におもむき、台
車(3)を案内軌条(4)に沿って昇降機(5)上に達せしめ、
昇降機(5)を下降させて、供養に適当な高さで礼拝し骨
拾いを行うものである。
上記のように本考案の火葬車は、依頼者宅への移動、焼
却に適した場所への移動、依頼者宅への再度の移動等の
ように、住宅地や市街地を走行するが、荷台(1)上に設
けた箱体形状の覆(9)によって、荷台(1)部分は外観上、
大型容器(コンテナタイプ)を呈するものであり、容器
内に火葬設備の全てを設置しているから、走行に際して
は荷台(1)の中にある火葬設備は外側から見えず、極く
普通のコンテナ運搬用トラック等と同じく見えて格別人
目をひくことはなく、特殊な葬儀用関連車両とし人目を
ひくようなことは皆無である。
却に適した場所への移動、依頼者宅への再度の移動等の
ように、住宅地や市街地を走行するが、荷台(1)上に設
けた箱体形状の覆(9)によって、荷台(1)部分は外観上、
大型容器(コンテナタイプ)を呈するものであり、容器
内に火葬設備の全てを設置しているから、走行に際して
は荷台(1)の中にある火葬設備は外側から見えず、極く
普通のコンテナ運搬用トラック等と同じく見えて格別人
目をひくことはなく、特殊な葬儀用関連車両とし人目を
ひくようなことは皆無である。
以上の如く本考案に係るペット類火葬車は、電話等で依
頼者から連絡を受ければ、指定された時間に依頼者宅に
出頭し、愛犬、愛猫等の遺体を受領し、台車(3)上に安
置して街外れや河原のような人目につきにくい場所に移
動して、遺体を火葬にふし、台車(3)及びその上の遺骨
が冷却した時を見計らって依頼者宅へ戻り、台車(3)を
昇降機(5)に移し、これを下降せしめて、見やすい状態
で骨拾い、即ち骨上げを行うと共に読経等供養を行うも
のであって、遺体の処理は尊厳を保状態で迅速且つ確実
に行われるものであり、ペット類の愛好者の身上に即し
た好ましい考案であり、葬祭料も従来の寺社に比しはる
かに低廉であり、又、走行中に際して火葬設備が表出し
ておらず人々に普通のコンテナ運搬用トラックと同種に
認識させるから葬儀用車両として無用な感情を引き起こ
させることもなく、斯界に利するところ多大なるものが
ある。
頼者から連絡を受ければ、指定された時間に依頼者宅に
出頭し、愛犬、愛猫等の遺体を受領し、台車(3)上に安
置して街外れや河原のような人目につきにくい場所に移
動して、遺体を火葬にふし、台車(3)及びその上の遺骨
が冷却した時を見計らって依頼者宅へ戻り、台車(3)を
昇降機(5)に移し、これを下降せしめて、見やすい状態
で骨拾い、即ち骨上げを行うと共に読経等供養を行うも
のであって、遺体の処理は尊厳を保状態で迅速且つ確実
に行われるものであり、ペット類の愛好者の身上に即し
た好ましい考案であり、葬祭料も従来の寺社に比しはる
かに低廉であり、又、走行中に際して火葬設備が表出し
ておらず人々に普通のコンテナ運搬用トラックと同種に
認識させるから葬儀用車両として無用な感情を引き起こ
させることもなく、斯界に利するところ多大なるものが
ある。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は覆(9)を切断し
た平面図、第2図は同じく正面図、第3図は第2図A−
A線切断面図である。
た平面図、第2図は同じく正面図、第3図は第2図A−
A線切断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】自動車の荷台(1)にはペット類の火葬炉(2)
を積載し、炉底と車体後部の昇降機(5)との間には台車
(3)を案内移動ならしむ案内軌条(4)を配置して炉底に設
けた台車(3)が昇降機(5)上に達し且つ昇降機(5)により
上下する如く形成し、火葬炉(2)にはバーナー(6)及び伸
縮式煙突(7)を装着し、荷台(1)には該荷台(1)上に載置
してなる各設備を外部より遮蔽し且つ天井部分に煙突
(7)上部の出し入れ口となる挿通孔(8)を開穿してなる箱
体形状覆(9)を設けたことを特長とするペット類火葬
車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986117088U JPH064185Y2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | ペット類火葬車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986117088U JPH064185Y2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | ペット類火葬車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6323533U JPS6323533U (ja) | 1988-02-16 |
JPH064185Y2 true JPH064185Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31002281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986117088U Expired - Lifetime JPH064185Y2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | ペット類火葬車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064185Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0660574B2 (ja) * | 1984-05-11 | 1994-08-10 | ヤマハ発動機株式会社 | 強制空冷式エンジンの冷却ファン取付構造 |
JPH0729379Y2 (ja) * | 1988-04-08 | 1995-07-05 | 実 藤森 | 車載焼却炉 |
JPH073142Y2 (ja) * | 1989-05-12 | 1995-01-30 | 株式会社竹内ボデー工場 | 廃棄物焼却車 |
JP2527336Y2 (ja) * | 1989-10-25 | 1997-02-26 | 穂高 藤森 | 医療廃棄物用の車載焼却炉装置 |
US20100139533A1 (en) * | 2008-12-05 | 2010-06-10 | Jin-shin Park | Movable integrated cremation device |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54129768A (en) * | 1978-03-30 | 1979-10-08 | Hiroe Takahashi | Moving cremation car |
JPS6038327U (ja) * | 1983-08-16 | 1985-03-16 | 坂本 光昭 | 火葬設備 |
JPH0414869U (ja) * | 1990-05-30 | 1992-02-06 |
-
1986
- 1986-07-30 JP JP1986117088U patent/JPH064185Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6323533U (ja) | 1988-02-16 |
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