JPH0641800Y2 - シヨツトピーニング装置 - Google Patents
シヨツトピーニング装置Info
- Publication number
- JPH0641800Y2 JPH0641800Y2 JP1374689U JP1374689U JPH0641800Y2 JP H0641800 Y2 JPH0641800 Y2 JP H0641800Y2 JP 1374689 U JP1374689 U JP 1374689U JP 1374689 U JP1374689 U JP 1374689U JP H0641800 Y2 JPH0641800 Y2 JP H0641800Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- main body
- shot
- gantry
- spline shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は表面層の加工硬化と圧縮残留応力によつて疲労
強度を向上させる金属の表面処理に使用されるシヨツト
ピーニング装置に関する。
強度を向上させる金属の表面処理に使用されるシヨツト
ピーニング装置に関する。
〔従来の技術〕 従来提供されているシヨツトピーニング装置2は、一般
にインペラーを高速回転させ、その遠心力によつてシヨ
ツト粒に運動エネルギーを与えてワークに衝突させるも
のであつた。
にインペラーを高速回転させ、その遠心力によつてシヨ
ツト粒に運動エネルギーを与えてワークに衝突させるも
のであつた。
上記のごときシヨツトピーニング装置においては加工む
らを防ぐため、ワークに対してシヨツト粒を均等に衝突
させる必要がある。
らを防ぐため、ワークに対してシヨツト粒を均等に衝突
させる必要がある。
そのため、従来はターンテーブル上にワークを支持して
該ワークを回転させながらシヨツト粒を衝突させる方法
(特開昭63-267146号公報参照)、あるいはシヨツト噴
射ノズルを移動させる方法(実開昭63-52341号参照)等
により、シヨツト粒の均等衝突を図つていた。
該ワークを回転させながらシヨツト粒を衝突させる方法
(特開昭63-267146号公報参照)、あるいはシヨツト噴
射ノズルを移動させる方法(実開昭63-52341号参照)等
により、シヨツト粒の均等衝突を図つていた。
上記従来のシヨツトピーニング装置においてもシヨツト
粒の均等衝突効果を得ることができるが、本考案はワー
クを回転させ、さらに上下動させてシヨツト粒の均等衝
突効果をさらに向上させようとするものである。
粒の均等衝突効果を得ることができるが、本考案はワー
クを回転させ、さらに上下動させてシヨツト粒の均等衝
突効果をさらに向上させようとするものである。
したがつて、長さを有する軸物の処理も容易であり、さ
らに作業効率の向上を図ることができるものである。
らに作業効率の向上を図ることができるものである。
さらに、本考案は激しく飛び交うシヨツト粒が回転部等
の可動部分に侵入して、該可動部分を損傷させることの
ない装置を提供することを目的とするものである。
の可動部分に侵入して、該可動部分を損傷させることの
ない装置を提供することを目的とするものである。
本考案は上記目的を達成するため、シヨツト粒噴射部に
対向させてワーク支持台を有する架台を上下動自在に設
け、上記ワーク支持台の下方にスプライン軸を延長し、
該スプライン軸を嵌挿したボス部を本体側支持部に回転
自在に支持するとともにモータにより回転自在とし、上
記ワーク支持台と架台間及び架台と上記本体支持部間に
シヨツト粒の侵入阻止部材を設けた構成としたものであ
る。
対向させてワーク支持台を有する架台を上下動自在に設
け、上記ワーク支持台の下方にスプライン軸を延長し、
該スプライン軸を嵌挿したボス部を本体側支持部に回転
自在に支持するとともにモータにより回転自在とし、上
記ワーク支持台と架台間及び架台と上記本体支持部間に
シヨツト粒の侵入阻止部材を設けた構成としたものであ
る。
本考案では全体が本体(F)内に格納された状態とさ
れ、ワーク(X)を回転及び上下動させながらピーニン
グ処理を行うことができる。
れ、ワーク(X)を回転及び上下動させながらピーニン
グ処理を行うことができる。
したがって、軸物処理が容易であるとともにワーク
(X)が歯車等の場合も、それらを多段に高く積上げて
一括処理が可能となり、作業効率を向上させることがで
きるものである。
(X)が歯車等の場合も、それらを多段に高く積上げて
一括処理が可能となり、作業効率を向上させることがで
きるものである。
すなわち、本考案ではモータ(11)によりボス部(9)
を減速回転させるとスプライン軸(8)及びワーク支持
台(3)が回転させられ、その上面に支持したワーク
(X)が回転させられる。
を減速回転させるとスプライン軸(8)及びワーク支持
台(3)が回転させられ、その上面に支持したワーク
(X)が回転させられる。
同時にシヨツト粒噴射部(2)よりシヨツト粒を噴射さ
せれば、ワーク(X)の周面をピーニング処理すること
ができる。
せれば、ワーク(X)の周面をピーニング処理すること
ができる。
さらに、シヨツト粒噴射角には自ずと限界があるため、
本考案ではシリンダ(4)により架台(1)が上下動さ
せられる。
本考案ではシリンダ(4)により架台(1)が上下動さ
せられる。
その結果、ワーク(X)も上下動させられる。
本考案ではこのワーク(X)の上下動の際もワーク
(X)を回転させることができる。
(X)を回転させることができる。
すなわち、ワーク支持台(3)及びその下方に延長され
たスプライン軸(8)も架台(1)と一緒に上下動させ
られるが、スプライン軸(8)とボス部(9)の係合関
係が維持されているため、ボス部(9)をモータ(11)
により回転させればスプライン軸(8)、ワーク支持台
(3)及びワーク(X)は架台(1)の上下動時にも回
転させられるものである。
たスプライン軸(8)も架台(1)と一緒に上下動させ
られるが、スプライン軸(8)とボス部(9)の係合関
係が維持されているため、ボス部(9)をモータ(11)
により回転させればスプライン軸(8)、ワーク支持台
(3)及びワーク(X)は架台(1)の上下動時にも回
転させられるものである。
したがつて、ワーク(X)の形態に合わせモータ(11)
あるいはシリンダ(4)を単独に制御したり、同時制御
したりして各種のワークを処理できるとともに処理効率
を向上させることができるものである。
あるいはシリンダ(4)を単独に制御したり、同時制御
したりして各種のワークを処理できるとともに処理効率
を向上させることができるものである。
また、本考案では可動部分であるワーク支持台(3)と
架台(1)間及び架台(1)と本体側支持部(10)間に
シヨツト粒の侵入阻止部材(16)及び(17)を設けたた
め本体(F)内で激しく飛び交うシヨツト粒が上記可動
部分に侵入して該可動部分を損傷させることがなく、し
たがつてシヨツト粒による装置の故障等が防止されるも
のである。
架台(1)間及び架台(1)と本体側支持部(10)間に
シヨツト粒の侵入阻止部材(16)及び(17)を設けたた
め本体(F)内で激しく飛び交うシヨツト粒が上記可動
部分に侵入して該可動部分を損傷させることがなく、し
たがつてシヨツト粒による装置の故障等が防止されるも
のである。
以下に本考案の一実施例を図面について詳細に説明す
る。
る。
(1)はシヨツト粒噴射部(2)に対向させて上下動自
在に設けた架台であり。その底部(1a)上にはワーク支
持台(3)が設けられる。
在に設けた架台であり。その底部(1a)上にはワーク支
持台(3)が設けられる。
実施例では上記架台(1)の上下動は、本体側(F)に
設けたシリンダ(4)のピストンロツド(5)を上記架
台(1)の上端に連結し、シリンダを操作して行うよう
に構成されている。
設けたシリンダ(4)のピストンロツド(5)を上記架
台(1)の上端に連結し、シリンダを操作して行うよう
に構成されている。
さらに、上記ワーク支持台(3)は回転自在に構成され
る。
る。
すなわち、架台(1)の底板(1a)上にベアリング受台
(6)が設けられ、その上面にスラストベアリング
(7)を介してワーク支持台(3)が設けられている。
(6)が設けられ、その上面にスラストベアリング
(7)を介してワーク支持台(3)が設けられている。
さらに、本考案では上記ワーク支持台(3)の回転自在
構成が上記架台(1)の上下動にかかわらず維持される
ように構成される。
構成が上記架台(1)の上下動にかかわらず維持される
ように構成される。
すなわち、ワーク支持台(3)の下方にスプライン軸
(8)が延長させられ、該スプライン軸(8)を嵌挿し
たボス部(9)を本体側支持部(10)に回転自在に支持
するとともに、本体側(F)に設けたモータ(11)によ
り回転自在に構成される。
(8)が延長させられ、該スプライン軸(8)を嵌挿し
たボス部(9)を本体側支持部(10)に回転自在に支持
するとともに、本体側(F)に設けたモータ(11)によ
り回転自在に構成される。
すなわち、上記ボス部(9)と一体にスプラインナツト
(12)、キー(13)及びブツシユ(14)が設けられ、該
ブツシユ(14)と上記本体側支持部(10)間には、該本
体側支持部(10)に固定された軸受(15)が設けられた
構成となつている。
(12)、キー(13)及びブツシユ(14)が設けられ、該
ブツシユ(14)と上記本体側支持部(10)間には、該本
体側支持部(10)に固定された軸受(15)が設けられた
構成となつている。
したがつて、モータ(11)によりボス部(9)を回転さ
せると軸受(15)上でブツシユ(14)、スプラインナツ
ト(12)が回転させられ、同時にスプライン軸(8)及
びワーク支持台(3)が回転させられるものである。
せると軸受(15)上でブツシユ(14)、スプラインナツ
ト(12)が回転させられ、同時にスプライン軸(8)及
びワーク支持台(3)が回転させられるものである。
さらに、本考案では上記ワーク支持台(3)と架台
(1)間及び架台(1)と上記本体側支持部(10)間に
シヨツト粒の侵入阻止部材(16)及び(17)が設けられ
る。
(1)間及び架台(1)と上記本体側支持部(10)間に
シヨツト粒の侵入阻止部材(16)及び(17)が設けられ
る。
図面実施例においては、ワーク支持台(3)と架台
(1)間に設けるシヨツト粒の侵入阻止部材(16)は、
ワーク支持台(3)の周縁を下方に折曲げた形態とし、
該折曲部(3a)にリング(18)により止着され、可撓性
を有し、その下端が架台(1)の底板(1a)上を摺動す
るように構成されている。
(1)間に設けるシヨツト粒の侵入阻止部材(16)は、
ワーク支持台(3)の周縁を下方に折曲げた形態とし、
該折曲部(3a)にリング(18)により止着され、可撓性
を有し、その下端が架台(1)の底板(1a)上を摺動す
るように構成されている。
また、架台(1)と上記本体側支持部(10)間に設ける
シヨツト粒の侵入阻止部材(17)は架台(1)がシリン
ダ(4)により上下動させられるため、伸縮構造とさ
れ、スプライン軸(8)及びそのボス部(9)の周囲を
被う蛇腹で構成されている。
シヨツト粒の侵入阻止部材(17)は架台(1)がシリン
ダ(4)により上下動させられるため、伸縮構造とさ
れ、スプライン軸(8)及びそのボス部(9)の周囲を
被う蛇腹で構成されている。
さらに、図面実施例ではワーク(X)として軸物を示
し、ワーク支持台(3)上に支持用センター(20)を設
け、架台(1)の上部に同様の支持用センター(21)を
設けている。
し、ワーク支持台(3)上に支持用センター(20)を設
け、架台(1)の上部に同様の支持用センター(21)を
設けている。
なお上記支持用センター(20)(21)の少くとも一方は
ワーク(X)の着脱のため上下動自在に構成される。も
つとも、ワーク(X)の種類によつては上記支持用セン
ター(20)(21)が除去され、ワーク支持台(3)上に
積重ねられるものである。図中(22)はブツシユ、(2
3)はブツシユカバー、(24)はそれぞれ止金である。
ワーク(X)の着脱のため上下動自在に構成される。も
つとも、ワーク(X)の種類によつては上記支持用セン
ター(20)(21)が除去され、ワーク支持台(3)上に
積重ねられるものである。図中(22)はブツシユ、(2
3)はブツシユカバー、(24)はそれぞれ止金である。
上記構成の本考案はすでに述べたごとく、ワークを回転
及び上下動させながらピーニング処理を施すことができ
るものである。
及び上下動させながらピーニング処理を施すことができ
るものである。
本考案によれば、ワークを回転及び上下動させながらピ
ーニング処理を施すことができるため、軸物の処理が容
易であるとともに、その他各種ワークの処理効率を向上
させることができるとともに、シヨツト粒が装置の可動
部分に侵入することがなく、装置の故障が防止される等
々の効果が得られるものである。
ーニング処理を施すことができるため、軸物の処理が容
易であるとともに、その他各種ワークの処理効率を向上
させることができるとともに、シヨツト粒が装置の可動
部分に侵入することがなく、装置の故障が防止される等
々の効果が得られるものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は要部切
欠正面図である。 (1)……架台、(2)……シヨツト粒噴射部、(3)
……ワーク支持台、(8)……スプライン軸、(9)…
…ボス部、(10)……本体側支持部、(11)……モー
タ、(16)(17)……(シヨツト粒の)侵入阻止部材。
欠正面図である。 (1)……架台、(2)……シヨツト粒噴射部、(3)
……ワーク支持台、(8)……スプライン軸、(9)…
…ボス部、(10)……本体側支持部、(11)……モー
タ、(16)(17)……(シヨツト粒の)侵入阻止部材。
Claims (1)
- 【請求項1】シヨツト粒噴射部に対向させてワーク支持
台を有する架台を上下動自在に設け、上記ワーク支持台
の下方にスプライン軸を延長し、該スプライン軸を嵌挿
したボス部を本体側支持部に回転自在に支持するととも
にモータにより回転自在とし、上記ワーク支持台と架台
間及び架台と上記本体側支持部間にシヨツト粒の侵入阻
止部材が設けられてなることを特徴とするシヨツトピー
ニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1374689U JPH0641800Y2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | シヨツトピーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1374689U JPH0641800Y2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | シヨツトピーニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02104965U JPH02104965U (ja) | 1990-08-21 |
JPH0641800Y2 true JPH0641800Y2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=31224323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1374689U Expired - Lifetime JPH0641800Y2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | シヨツトピーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641800Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5380507B2 (ja) * | 2011-09-26 | 2014-01-08 | 東芝機械株式会社 | 液体ホーニング加工用ワーク旋回装置 |
-
1989
- 1989-02-08 JP JP1374689U patent/JPH0641800Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02104965U (ja) | 1990-08-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |