JPH0641732U - 皮内鍼 - Google Patents

皮内鍼

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JPH0641732U
JPH0641732U JP8043592U JP8043592U JPH0641732U JP H0641732 U JPH0641732 U JP H0641732U JP 8043592 U JP8043592 U JP 8043592U JP 8043592 U JP8043592 U JP 8043592U JP H0641732 U JPH0641732 U JP H0641732U
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JP
Japan
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acupuncture
handle
mount
adhesive tape
skin
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Pending
Application number
JP8043592U
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English (en)
Inventor
鷹利 佐渡
Original Assignee
鷹利 佐渡
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Publication date
Application filed by 鷹利 佐渡 filed Critical 鷹利 佐渡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な技術訓練や特殊な工具を用いる事な
く、皮内に刺入する事が出来るようにした皮内鍼を提供
する。 【構成】 鍼体1の一端に鍼柄2を固着し一体化したも
のを台紙3のほぼ中央に配置し、鍼体1を台紙3に貫通
させる。そして台紙3上に鍼体1がささった状態で鍼柄
2を配置し、そこへ上貼り接着テープ5の接着面を貼
り、鍼体1が容易にぐらつかない様に接着し、更に台紙
3の両側に持ち手台紙41,42を配して該持ち手台紙
41,42の一部分を該上貼り接着テープ5で接着した
事を特徴とする皮内鍼である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、特別な技術訓練や特殊な工具を用いる事なく皮内に刺入すること が出来るようにした皮内鍼に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鍼灸師の様な専門分野の人達が皮内鍼を施用する際、特殊なピンセット を用いて皮内鍼をつまみ、皮内にその鍼体の一部を刺入した後その上から絆創膏 で保定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これには、次のような欠点があった。 (イ)従来の皮内鍼は、長さが3〜5mmの鍼体に2mm程の鍼柄がついていた だけの小さいものであったので当然人の指でつまむ事が出来ないため、特殊なピ ンセットで皮内鍼を掴むことになり、皮内に刺入するのに非常な技術を要し、使 いづらかった。 (ロ)小さいものであるから床に落とした時などは見つけにくい。 (ハ)皮内に刺入した皮内鍼を保定するために小さく切った絆創膏を上から貼る 作業が皮内鍼を皮内に刺入する作業とは全く別にあるので、この間に皮内鍼がず れて入ったり抜けてしまったりする不都合があった。本考案は、これらの欠点を 解消するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
鍼体1の一端に鍼柄2を固着する。そして鍼体1と鍼体2が一体になったもの を台紙3のほぼ中央に配される様にし、鍼体1を台紙3に貫通させる。そして台 紙3上に鍼体1がささった状態で鍼柄2を配し、そこへ上貼り接着テープ5の接 着面を貼り、鍼体1が容易にぐらつかない様に接着する。更に台紙3の両側に持 ち手台紙41,42を配して該持ち手台紙41,42の一部分を該上貼り接着テ ープ5で接着して成る皮内鍼である。
【0005】
【作用】
まず、一方の手で親指と人差指で持ち手台紙41、42を挟むようにして持ち 他方の手で刺したい皮膚をなるべくピンと張るように指で広げ、そのまま鍼体1 の鍼先を皮膚の下に皮膚面と平行に入れていく。皮内に鍼体1の一部を入れたら 一旦親指と人差指を持ち手台紙41、42からはなし、上貼り接着テープ5を皮 膚面一杯に広げる。今度は持ち手台紙42の付いている接着テープ5の上から皮 膚を中指で押えながら親指と人差し指で持ち手台紙41の外側部分をもって引き はがす。そうすると上貼り接着テープ5の接着面が現れるのでその接着面を倒し て皮膚に貼る。同様にして今度は持ち手台紙の他方42の外側部分を持ってそれ を引きはがした後、上貼り接着テープ5を皮膚に貼ることで完了する。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 (イ)1は、鍼体で一方の先端は、鍼尖になっていてそこから皮膚に刺入する。 (ロ)2は、鍼柄で今まで使われていた皮内鍼は特殊なピンセットでこの鍼柄を 摘み、皮内鍼を皮膚に刺入していた。この鍼柄2は、鍼体1をそのまま延長して 「9」の字に曲げた種類もあれば、別の金属で出来た平軸型のものもある。この 鍼柄2は、紙やプラスチックや金属等の薄い材質で出来た台紙3のほぼ中央に鍼 体1が台紙3を貫通して置かれている。 (ハ)台紙3は、鍼体1から鍼柄2迄と同等の長さかあるいはやや長めに作られ ており、その横幅は鍼柄2よりやや幅広く作られ、台紙3を貫通した鍼体1が万 一横ずれしても上貼り接着テープ5の接着部とくっつかず、鍼柄2も皮膚に直接 に接する事のないカバーの役目も果たす大きさになっている。台紙3の一方の面 は鍼体1が皮内に入った後皮膚と接し、その他面は上貼り接着テープ5の糊のつ いた面で接着されている。 (ニ)上貼り接着テープ5は、鍼体1の長さ方向が台紙3とほぼ同じに作ってあ るが、その横幅方向は台紙3よりはるかに大きくしてある。 (ホ)上貼り接着テープ5の台紙3からはみ出た部分は、持ち手台紙41、42 の一部が貼ってある。上貼り接着テープ5の台紙3からはみ出た部分が最終的に 皮膚に接着される部分で、この上貼り接着テープ5が皮膚面に接着すれば皮内に 刺入された鍼体、鍼柄、台紙が外れないよう保持される。この持ち手台紙41、 42は、折曲げられた内側どうしないしは外側どうしを親指と人差指で挟むよう にして持つわけであるが、この持ち手台紙41、42により両指が直接上貼り接 着テープ5の接着面に触れるのを防止する。持ち手台紙41、42が上貼り接着 テープ5と接する面は接着剤のついた上貼り接着テープ5と接しても互いに強く くっつかないようにするために表面をコーテイングされている。それ故持ち手台 紙41、42は上貼り接着テープ5上から容易に剥せるように出来ている。上貼 り接着テープ5にくっつけられた持ち手台紙41,42は台紙3の端に近い所で 途中が折曲げられ、その先は何物ともくっつけられていない。持ち手台紙41, 42をはがす時は上貼り接着テープ5にくっついていない外側の部分を指でもっ て引っぱる事で容易に引き剥す事が出来る様になっている。尚、上貼り接着テー プ5はどんな形状でもよいが前後方向で形を変えると皮内鍼の鍼尖の向きを判別 し易い。例えば、半円形や台形などである。鍼尖の向きが判別出来れば一度皮膚 に取り付けた皮内鍼を剥す時便利である。そのために上貼り接着テープ5の上に 鍼尖の向きを印刷する方法もある。
【0007】 本考案は、以上のような構成でこれを使用するときは、右手の親指と人差指で 持ち手台紙41、42の内側どうしないし外側どうしを挟んで持ち、左手の指を 使って刺したい皮膚面をピンと張る。右手に持った皮内鍼の鍼体1をゆっくり皮 膚の下に皮膚面と平行に入れていく。鍼体1が目的の長さまで皮内に入ったら親 指と人差指を一旦持ち手台紙41、42からはなし、上貼り接着テープ5を皮膚 面に一杯に広げる。今度は持ち手台紙42の付いている接着テープ5の上から皮 膚を中指で押えながら親指と人差し指で持ち手台紙41の外側部分をもって引き はがす。そうすると上貼り接着テープ5の接着面が現れるのでその接着面を倒し て皮膚に貼る。同様にして今度は持ち手台紙の他方42の外側部分を持ってそれ を引きはがした後、上貼り接着テープ5を皮膚に貼ることで完了する。尚、皮内 鍼を剥す時鍼柄2のある側から鍼体1の鍼尖に向かって剥すと皮膚を傷つけにく い。
【0008】
【考案の効果】
特殊なピンセットを使う必要がなくなるので、皮内鍼を治療に用いる特別な技 術の修得を必要としない。 皮内鍼と絆創膏が一体になった構造なので、床に落しても見つけ易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案になる皮内鍼の実際の持ち方を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 鍼体 2 鍼柄 3 台紙 41 持ち手台紙 42 持ち手台紙 5 上貼り接着テープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙3のほぼ中央に置かれ、該台紙3と
    上貼り接着テープ5の間に挟まれて固定した鍼柄2と、
    前記台紙3を貫通させて前記鍼柄2と一体になったある
    いは互いにしっかり固定された鍼体1とを有し、前記台
    紙3の両側に配され、折り目が台紙3側に配され、折り
    曲げた片方が前記上貼り接着テープ5に接着された一対
    の持ち手台紙41,42から成る皮内鍼。
JP8043592U 1992-11-20 1992-11-20 皮内鍼 Pending JPH0641732U (ja)

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JP8043592U JPH0641732U (ja) 1992-11-20 1992-11-20 皮内鍼

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JP8043592U JPH0641732U (ja) 1992-11-20 1992-11-20 皮内鍼

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JPH0641732U true JPH0641732U (ja) 1994-06-03

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ID=13718191

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JP8043592U Pending JPH0641732U (ja) 1992-11-20 1992-11-20 皮内鍼

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