JPH0641629U - 温蔵庫 - Google Patents

温蔵庫

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Publication number
JPH0641629U
JPH0641629U JP7997992U JP7997992U JPH0641629U JP H0641629 U JPH0641629 U JP H0641629U JP 7997992 U JP7997992 U JP 7997992U JP 7997992 U JP7997992 U JP 7997992U JP H0641629 U JPH0641629 U JP H0641629U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
sensor
heated
container
inner box
Prior art date
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Pending
Application number
JP7997992U
Other languages
English (en)
Inventor
幹雄 林
良一 大木
愿 松元
Original Assignee
タイジ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by タイジ株式会社 filed Critical タイジ株式会社
Priority to JP7997992U priority Critical patent/JPH0641629U/ja
Publication of JPH0641629U publication Critical patent/JPH0641629U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温蔵庫内におけるセンサー感知部の温度と被
加熱物の温度差を極力少なくし、被加熱物が設定温度に
立ち上がる時間を早くすることができるように、温蔵庫
における被加熱物容器の温度を的確に感知するセンサー
の取り付け構造を提供する。 【構成】 本体内部に加熱用の発熱体を取り付けた内箱
を備え、該内箱内に被加熱物容器を備えて、かつセンサ
ーを介して庫内温度を設定温度に制御する温蔵庫におい
て、被加熱物容器の底面に接触するようにセンサー取付
板を介してセンサーを取り付けた構造からなる温蔵庫。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、温蔵庫に関するものであり、詳しくは温蔵庫における被加熱物容器 の温度を感知するセンサーの取り付け構造関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、種々の飲食物を加熱したり保温したりする場合に用いる温蔵庫が広 く使用されている。これらの温蔵庫はイースト菌を加熱保温して発酵させたり、 納豆を製造したりする場合も便利であり使用されている。 そしてこれらの温蔵庫は、庫内の温度を設定温度に制御するためにセンサーを 取り付けて温度を感知し制御する方式が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、温蔵庫は庫内の温度を設定温度に制御するためにセンサーを取 り付けて温度を感知し制御しているが、このセンサーは空気温度を感知する庫内 かあるいは加熱体の近傍に取り付けて被加熱物の温度を制御している。 この方式では、センサーの感知温度と被加熱物の温度とに差が生じやすい。つ まりセンサーの方が早く設定温度に到達して回路の開閉をくりかえすことになり 、被加熱物は徐々に設定温度になるように温度が上昇するので、立ち上がりに時 間が長くなるという問題がある。
【0004】 本考案は、上記の従来からある温蔵庫のセンサー取り付け位置に起因する被加 熱物が設定温度にまで到達する時間にずれを生ずることの問題に鑑みてなされた ものであり、その目的は、温蔵庫内におけるセンサー感知部の温度と被加熱物の 温度差を極力少なくし、被加熱物が設定温度に立ち上がる時間を早くすることが できるように、温蔵庫における被加熱物容器の温度を的確に感知するセンサーの 取り付け構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記の課題の解決について種々検討したところ、温蔵庫における センサーの取り付け位置を、被加熱物容器に接触するようにすることに着目して 本考案に到達した。
【0006】 本考案は上記の着想に基づくものであり、その要旨は、本体内部に加熱用の発 熱体を取り付けた内箱を備え、該内箱内に被加熱物容器を備えて、かつセンサー を介して庫内温度を設定温度に制御する温蔵庫において、被加熱物容器の底面に 接触するようにセンサー取付板を介してセンサーを取り付けた構造からなること を特徴とする温蔵庫である。
【0007】 本考案に係る温蔵庫は、その本体内部に加熱用の発熱体を取り付けた内箱を設 け、この内箱内に被加熱物を収容するバット等の容器を備えてなるものである。 そして、かつセンサーを介して庫内温度を設定温度に制御する方式のものであ るが、このセンサーは液体膨張式のものを用いることが好ましい。 また、センサーの取り付け位置を上記のバット等の被加熱物容器に接触するよ うにするために、センサーを取付板に取り付けて、これをスプリングを介して取 付ネジで固定するようにすることが好ましい。
【0008】
【作用】
本考案は、温蔵庫におけるセンサーの取り付け位置を、被加熱物容器に接触す るようにしたことにより、温蔵庫内におけるセンサー感知部の温度と被加熱物の 温度との差を極力少なくすることができ、被加熱物が設定温度に立ち上がる時間 を早くすることができる。つまり温蔵庫における被加熱物容器の温度を的確に感 知して制御することができる。
【0009】
【実施例】
以下実施例に基いて本考案の構成と作用をさらに詳細に説明する。 図2は、本考案に係る温蔵庫の正面図(図2(1))と同じくその右側面図(図 2(2))である。即ち、温蔵庫の本体1の前面には上下のヒンジで支持されたド アー2が取り付けられている。このドアー2の内側の外周には、気密を保つため のパッキンが装着されている。そして本体1の内側には内箱3が備えられ、この 内箱3は被加熱物を中に入れて加熱するところであり、内箱の外則には加熱用の 発熱体7が貼付けてある。また、背面上部には内箱内の温度を均一にするために 攪拌するファン8が取り付けてある。さらに4は、本体裏面下側に直付けされる 電源コード、5は内箱内の被加熱物から発生した水滴を受けるドレン受けであり 、6はドレン受けに溜った水を排出するためのホースである。
【0010】 そして内箱3の内部には、被加熱物を収容する容器10が備えられ、その容器 10の底面に近接して被加熱物の温度を感知する液体膨張式のセンサー9が取り 付けられている。さらに本体上部正面には、被加熱物の温度を使用温度に設定す るための温度調節器11、電気的異常を知らせる警報ランプ12が備えられ、1 3は電源を開閉するためのスイッチでランプが内蔵されている。また、14は本 体内部の空気温度の上昇を緩和させるための通気口である。
【0011】 次に図1は、本考案の温蔵庫に係るセンサー取り付け構造を示すものであり、 前記図2(2)のA-A部の拡大断面図である。 温蔵庫の本体1の内側には内箱3が設けられ、そこには被加熱物を収容する容 器10が備えられている。そしてセンサー9は、センサー取付板aに取り付けら れて、感知部が被加熱物を収容した容器10の底面に接触するように、取付ネジ bとスプリングcで締め付けられて押しあてる構造となっている。また図1にお いてdは、内箱3の外側全体を熱遮断するために覆っている保温材である。
【0012】 そして図3は、本考案に係る温蔵庫の温度制御をするための動作回路図である 。即ち、プラグ4をコンセントに差込み、温度調節器11で使用温度に設定して 、電源スイッチ13を閉にすると発熱体7に通電されて設定温度に到達する。そ の後はセンサーの感知幅で開閉をくりかえして被加熱物の温度が一定になるよう に動作する。
【0013】 つぎに図4(1)は、本考案の温蔵庫に係るセンサー取り付け構造により、温度感 知センサーを被加熱物に直接取り付けて温度制御をした場合の被加熱物の温度と センサーの温度との関係を調べたクラフであり、図4(2)は前記の従来の温度感 知方式を使用した場合のグラフである。 図においてT1は庫内の設定温度であり、t1とt1´はそれぞれ被加熱物温度 の立ち上がり時間、t2とt2´はセンサー温度の立ち上がり時間を示す。そして t1とt2の差とt1´とt2´の差を比較すると、本考案の場合は従来のそれより も小さいことがわかる。そして、t1´>t1となり実験では約40%程の時間短 縮を図ることができた。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、本体内部に加熱用の発熱体を取り付けた内箱を備え、この内箱内に 被加熱物容器を備えた温蔵庫において、庫内温度を感知するセンサーの取り付け 位置を、被加熱物容器に接触するようにした構造としたことにより、温蔵庫内に おけるセンサー感知部の温度と被加熱物の温度との差を極力少なくすることがで き、被加熱物が設定温度に立ち上がる時間を早くすることができる。 つまり温蔵庫における被加熱物容器の温度を的確に感知して制御することがで きるので実用上の効果は著大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の温蔵庫に係るセンサー取り付
け構造を示す部分拡大断面図である。
【図2】図2(1)は、本考案に係る温蔵庫の正面図であ
り、図2(2)は同じくその右側面図である。
【図3】図3は、本考案に係る温蔵庫の温度制御をする
ための動作回路図である。
【図4】図4(1)は、本考案に係る温度感知センサーに
より温度制御をした場合の被加熱物の温度とセンサーの
温度との関係を調べたクラフであり、図4(2)は前記の
従来の温度感知方式を使用した場合のグラフである。
【符号の説明】
1 温蔵庫の本体 2 ドアー 3 内箱 4 電源コード 5 ドレン受け 6 ドレンホース 7 発熱体 8 ファン 9 センサー 10 被加熱物容器 11 温度調節器 12 警報ランプ 13 スイッチ 14 通気口 a センサー取付板 b 取付ネジ c スプリング d 保温材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内部に加熱用の発熱体を取り付けた
    内箱を備え、該内箱内に被加熱物容器を備えて、かつセ
    ンサーを介して庫内温度を設定温度に制御する温蔵庫に
    おいて、被加熱物容器の底面に接触するようにセンサー
    取付板を介してセンサーを取り付けた構造からなること
    を特徴とする温蔵庫。
JP7997992U 1992-11-19 1992-11-19 温蔵庫 Pending JPH0641629U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7997992U JPH0641629U (ja) 1992-11-19 1992-11-19 温蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7997992U JPH0641629U (ja) 1992-11-19 1992-11-19 温蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0641629U true JPH0641629U (ja) 1994-06-03

Family

ID=13705449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7997992U Pending JPH0641629U (ja) 1992-11-19 1992-11-19 温蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0641629U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190077402A (ko) 2016-11-08 2019-07-03 에스엠시 가부시키가이샤 제습 엘리먼트 및 그것을 갖는 제습 장치

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KR20190077402A (ko) 2016-11-08 2019-07-03 에스엠시 가부시키가이샤 제습 엘리먼트 및 그것을 갖는 제습 장치

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