JPH0641545Y2 - 歩行移動容易な点滴用架台 - Google Patents

歩行移動容易な点滴用架台

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JPH0641545Y2
JPH0641545Y2 JP1989106995U JP10699589U JPH0641545Y2 JP H0641545 Y2 JPH0641545 Y2 JP H0641545Y2 JP 1989106995 U JP1989106995 U JP 1989106995U JP 10699589 U JP10699589 U JP 10699589U JP H0641545 Y2 JPH0641545 Y2 JP H0641545Y2
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JP
Japan
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drip
handle
bottle
column
hook
Prior art date
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Application number
JP1989106995U
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English (en)
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JPH0346338U (ja
Inventor
欣作 榊原
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Senko Medical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Senko Medical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、患者自身が押して容易に移動できるばかり
でなく、ベッドサイドに据え置きにして使用することも
できる点滴用の架台に関するものである。
「従来の技術」 周知のように、点滴用架台としては、先端に点滴バッグ
または点滴瓶を吊持するフックを有する支柱をベッドの
所定個所に固定した形式のものと、基台または脚部に上
記支柱を垂直に固定したスタンド形式のもの、そして、
上記スタンド形式の架台の基台または脚部に移動用の車
輪を複数取り付け、設置場所の変更を行ないやすいよう
にした形式のものがある。
そして従来、中心静脈栄養点滴などの長時間連続して行
なう必要のある点滴を受けている患者にあっては、トイ
レ、散歩、他の治療場所への移動時には、点滴を中断す
るわけには行かないので、上記車輪のついた点滴用の架
台に点滴バッグまたは点滴瓶を吊り下げ、この架台を手
で押しながら移動していた。
「考案が解決しようとする課題」 上記車輪のついた架台は、ごく短距離の移動用に設計し
たもので、移動時の安定が良くなく、移動用のハンドル
もついていない。従って、移動操作がしにくいばかりで
なく、長距離の移動や、移動途中の路面の凹凸が大きい
時には、転倒したり、点滴バッグまたは点滴瓶がフック
からはずれ、落下したりする危険があった。
「課題を解決するための手段」 本考案者は、上記従来の問題点を解決するために種々試
作検討したところ、上記従来の移動可能な架台にさらに
次のような機能を付与する必要があること知見するに至
った。
すなわち、(a)車輪を有する基台または脚部付近の下
方に重心があること。これは基台または脚部の支柱長さ
に対する幅寸法を大きくすることや、同基台または脚部
の支柱重量に対する重量を大きくすることによって解決
し得るが、これ以外に、(b)移動操作用のハンドルが
設けられていること。(c)点滴バッグまたは点滴瓶の
揺動を防ぐ機構を設けること。の2つが必要であり、さ
らに据え置き時の使用に設置スペースを取らないように
ハンドルが折り畳める構造となっていることが望まし
い。
この考案は上記知見に基づいてなされたものである。す
なわち、この考案は、下端に複数の移動用車輪を有する
基台または脚部上に、点滴バッグまたは点滴瓶をフック
により吊り下げる支柱が垂直に固定され、前記基台また
は脚部あるいは支柱のいずれかにハンドルが取り付けら
れ、前記支柱のフック近傍に点滴バッグまたは点滴瓶の
揺動防止ホルダーが取り付けられ、前記ハンドルが、走
行移動時に突出可能である一方、走行移動せないときに
突出量が小さくなるように折り畳み可能に、取り付けら
れていることを特徴とする歩行移動可能な点滴用架台で
ある。
「作用」 上記構成によれば、点滴中の患者は、点滴バッグまたは
点滴瓶を支柱のフックに吊り下げるとともに、この点滴
バッグまたは点滴瓶をホルダーにより固定し、ハンドル
を突出させて、このハンドルを持ってこの架台を押せ
ば、少々の凹凸のある路面上を移動しても安定性を失う
ことがなく、点滴バッグまたは点滴瓶も揺動することな
く、落下する心配もない。また、走行移動させないとき
にハンドルをその突出量が小さくなるように折り畳むこ
とにより、従来の据え置き型の架台となんら変わりなく
使用することができる。
以下、この考案を実施例によりさらに詳しく説明する。
第1図は、この考案の一実施例を示すものであり、図
中、符号10は金属パイプの湾曲成形および熔接により三
脚状に形成したもので、その一端(先端)には水平方向
首振り可能な車輪11が取り付けられており、他の2つに
はそれぞれ直進性の車輪12a、12bが取り付けられてい
る。
上記脚部10の中央には支柱4が立設されている。上記支
柱4は、第1図に示すように、伸縮自在に構成されてお
り、その上端には点滴瓶(または点滴バッグ)6を吊り
下げるためのフック7が形成されており、このフック7
のやや下方には点滴瓶揺動防止用のホルダー8が形成さ
れている。このホルダー8は、弾性を持った半円弧状の
挟持アーム8aを有してなる金具であり、これら挟持アー
ム8a,8a間に点滴瓶6の本体部分を挟み込むことによっ
て点滴瓶6の揺動を防止することができる。さらに、こ
の支柱4には、その中央下方に二股状のハンドル13が取
り付けられている。このハンドル13は、第2図に示すよ
うに板材を湾曲成形したもので、その中央部の下部を蝶
番14により支柱4に固定され、その上部をボルト状締結
材15により固定されるようになっている。従って、上記
締結材15の締結を解除すれば、第1図に矢印で示す方向
に折り畳むことができる。
上記構成の点滴用架台によれば、フック7およびホルダ
ー6に吊持、固定した点滴瓶6から点滴を受けている患
者は、ハンドル13を持って押せば、容易に移動させるこ
とができる。この移動中、凹凸のある路面を通過して
も、点滴瓶6はホルダー8によって固定されているの
で、揺動することがなく、フック7から外れて落下する
こともない。また、車輪11が水平方向に回動自在に構成
されているので、進行方向の変更も容易である。
さらに、上記したように、ハンドル13が折り畳み自在に
構成されているので、据え置き時にハンドル13を折り畳
むことができ、設置スペースを取らずに使用可能となる
利点が得られる。従って、患者はベッドに横になってい
るときも、移動中も同じ架台を使用でき、点滴バッグま
たは点滴瓶の付け替えを行わずに済み、大変便利であ
る。
なお、上記各実施例においては、架台の下部支持部分を
脚構造としたが、基台構造としてもよい。また、ホルダ
ーは点滴瓶用の構造を示したが、点滴バッグの場合のホ
ルダーは、例えば先端部分をバネはさみ状に構成して点
滴バッグのヒートシール部を挾持する構造とすればよ
い。さらにまた、上記構成において、車輪にストッパー
装置を取り付ければ、据え置き時の使用勝手をさらに向
上させることができる。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案は、下端に複数の移動用
車輪を有する基台または脚部上に、点滴バッグまたは点
滴瓶をフックにより吊り下げる支柱が垂直に固定され、
前記基台または脚部あるいは支柱のいずれかにハンドル
が取り付けられ、前記支柱のフック近傍に点滴バッグま
たは点滴瓶の揺動防止ホルダーが取り付けられ、前記ハ
ンドルが、走行移動時に突出可能である一方、走行移動
させないときに突出量が小さくなるように折り畳み可能
に、取り付けられていることを特徴とするものである。
従って、この考案の点滴用架台によれば、点滴中の患者
は、点滴バッグまたは点滴瓶を支柱のフックに吊り下げ
るとともに、この点滴バッグまたは点滴瓶をホルダーに
より固定し、ハンドルを持ってこの架台を押せば、少々
の凹凸のある路面上を移動しても安定性を失うことがな
く、点滴バッグまたは点滴瓶も揺動することなく、落下
する心配もない。また、ハンドルが、走行移動時に突出
可能である一方、走行移動させないときに突出量が小さ
くなるように折り畳み可能に、取り付けられているの
で、従来の据え置き型の架台となんら変わりなく使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示すもので、
第1図は全体斜視図、第2図はハンドル部分の斜視図で
ある。 6……点滴瓶、7……フック、10……脚部、11,12a,12b
……車輪、4……支柱、13……ハンドル、14……蝶番、
15……締結材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端に複数の移動用車輪を有する基台また
    は脚部上に、点滴バッグまたは点滴瓶をフックにより吊
    り下げる支柱が垂直に固定され、 前記基台または脚部あるいは支柱のいずれかにハンドル
    が取り付けられ、 前記支柱のフック近傍に点滴バッグまたは点滴瓶の揺動
    防止ホルダーが取り付けられ、 前記ハンドルが、走行移動時に突出可能である一方、走
    行移動させないときに突出量が小さくなるように折り畳
    み可能に、取り付けられている、 ことを特徴とする歩行移動可能な点滴用架台。
JP1989106995U 1989-09-12 1989-09-12 歩行移動容易な点滴用架台 Expired - Lifetime JPH0641545Y2 (ja)

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JP1989106995U JPH0641545Y2 (ja) 1989-09-12 1989-09-12 歩行移動容易な点滴用架台

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JP1989106995U JPH0641545Y2 (ja) 1989-09-12 1989-09-12 歩行移動容易な点滴用架台

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Publication Number Publication Date
JPH0346338U JPH0346338U (ja) 1991-04-30
JPH0641545Y2 true JPH0641545Y2 (ja) 1994-11-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2109733B1 (en) * 2007-01-03 2017-03-29 Firefly Medical, Inc. Integrated infusion management system
JP2008296923A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Duskin Co Ltd 薬液噴出器

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JPS59193436U (ja) * 1983-06-13 1984-12-22 株式会社 日本医療器研究所 懸吊イルリガートルの動揺防止用の吊枠掛止具
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JPS6313149U (ja) * 1986-07-11 1988-01-28

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JPH0346338U (ja) 1991-04-30

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